JP2004036311A - リッドロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】グローブボックス内部を狭めることなく、リッドの開閉操作を行うことができるリッドロック装置を提供する
【解決手段】リッドに固定されるケース20と、ケース20に支承されるハンドル30と、ケース20内に支承されハンドル30のハンドルレバー32と係合するハンドル受け部41を具備するカム材40と、ケース20内の左右方向に延設されたスライド溝23に配設されカム材40のカムレバー42と係合するカム受け部52を具備するスライド部材50と、スライド部材50からケース20の外側に向かって延設されたロッド60と、ロッド60の先端に配設されストライカ92と係合するドグ63と、スライド部材50に挟持されるバネ材23とを備えたリッドロック装置をハンドル30の引き操作による前後方向の動きをカム材40とスライド部材50によってケース20の左右方向の動きに変換する。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のグローブボックスに取付けられるリッドの開閉操作を行うリッドロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種のリッドロック装置は、リッドの正面上部に配設され、リッドを開閉する際に操作されるものである。たとえば特開平8−207668号公報には、ハンドル3の引き操作でフレーム2に組付けられたドグ4を下動させ、ボックス天井部に設けられたストライカとの係合を解除するグローブボックスロック装置1が公開されており、このグローブボックスロック装置1は、一つのスプリング5により独立してハンドル3を閉扉位置に付勢し、ドグ4を閉扉位置に付勢することができるので、リッドを閉じた際のハンドル3のガタつきを防止するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のグローブボックスロック装置1では、ハンドル3の後部近傍にドグ4が配設されているため、厚さが大きくなり、グローブボックスロック装置1をリッドに取付けた際に、リッド内面から突出してしまい、グローブボックス内部を狭めていた。
【0004】
そこで本発明は、グローブボックス内部を狭めることなく、リッドの開閉操作を行うことができるリッドロック装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、リッドの裏面側に固定されるケースと、このケースに支承されるハンドルと、前記ケース内に支承されつつ前記ハンドルに設けられたハンドルレバーと係合するハンドル受け部を具備する一組のカム材と、前記ケース内の左右方向に延設されたスライド溝にスライド自在に配設されつつ前記カム材に具備されたカムレバーと係合するカム受け部を具備する一組のスライド部材と、これらスライド部材の一端側から前記スライド溝に沿って前記ケースの外側に向かって延設された一組のロッドと、これらロッドの先端に配設されグローブボックス側壁に設けられた一組のストライカと係合する一組のドグと、前記スライド部材とスライド部材との他端側に挟持されるバネ材とを備えたリッドロック装置であって、前記ハンドルの引き操作による前後方向の動きをカム材によってケースの面に沿った回転運動に変換し、さらにスライド部材によって前記回転運動を横方向の左右の動きに変換することを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のリッドロック装置において、前記ケースの側面に具備された嵌合部と、前記ハンドルに可撓性を備えた嵌合受け部とを備え、この嵌合受け部と前記嵌合部を嵌合することで前記ハンドルがケースに支承されることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施形態としてのリッドロック装置10について、図面を参照して詳細に説明する。図1(a)はリッド90にリッドロック装置10が取付けられた状態を裏面側から示した斜視図で、図1(b)はリッドロック装置10が取付けられたリッド90によってグローブボックスが閉じている状態を上方から示した図である。
【0008】
図1(a)、(b)に示されるように、リッドロック装置10は、リッド90の裏面側91に固定されるケース20と、このケース20の両側面20a、20bからグローブボックスの側壁に向かって延設されたロッド60、60と、これらロッド60、60の各先端部に設けられたドグ63、63と、ケース20に支承されたハンドル30とで構成されている。また、図1(b)に示されるように、グローブボックスの側壁に設けられたストライカ92とドグ63が係合することでリッド90がグローブボックスを閉じている。
【0009】
図2(a)は、図1(b)の状態におけるケース20内部の様子を示した図で、図2(b)は、図2(a)のA−A線に沿った断面図である。
【0010】
ケース20には、図2(a)、(b)に示されるように、一組のカム材40、40を収納するカム収納部22と、一組のスライド部材50、50を収納するスライド溝23が設けられており、カム収納部22には円柱状のカムボス22a、22aが2本突設され、さらに2つのレバー孔21が配設されているとともに、ケース20の側面20a、20bには、嵌合部として円柱状の支承突起24、24が設けられている。スライド溝23は、ケース20の一側側面20aから他側側面20bに渡って形成されている。
【0011】
ハンドル30には、嵌合受け部として可撓性を備え、且つ円形の穴を具備した一組のハンドル支承部33、33と、一組の円柱状のハンドルレバー32、32と、リッド90の開閉操作を行う操作部31とが具備されている。また、ハンドル30は、2つのレバー孔21、21にハンドルレバー32、32をそれぞれ挿入しつつ、支承突起24、24にハンドル支承部33、33を嵌めることでケース20に支承されている。
【0012】
カム材40は、略レ字形状を備え、且つ一端側にハンドル受け部41と、他端側に円弧形状を備えたカムレバー42と、屈曲部にボス孔43とが具備されている。また、カム材40、40は、ボス孔43、43にそれぞれのカムボス22aを挿入することでケース20に支承されている。
【0013】
スライド部材50、50は、直線状の棒材で、且つ一端側にロッド連結部53と、他端側に円形の凹部からなるバネ受け部51と、中央部にカム受け部52とがそれぞれに具備されている。また、スライド部材50、50は、スライド溝23にスライド自在に配設されているとともに、それぞれのばね受け部51、51が対向するようにスライド溝23に配置され、且つ各ばね受け部51、51の間にはコイルスプリング54がスライド部材50、50によって圧縮された状態で配設されている。
【0014】
また、レバー孔21に挿入されたハンドルレバー32は、乗員が操作部31を引き操作した際に、ハンドルレバー32がハンドル受け部41を押してボス孔43を中心にカム材40が回転するように係合している。さらに、カム材40がボス孔43を中心に回転した際に、スライド部材50、50がコイルスプリング54を圧縮する方向にスライドするようにカムレバー42とカム受け部52とが係合している。
【0015】
ロッド60、60は、各基端部がロッド連結部53とピン64によって回動自在に連結され、各先端部が、ドグ63、63とピン65によって基端部側の回動する面に対して90度の角度を備えた回動面に沿って回動自在に連結されている。
【0016】
図3(a)は、ハンドル30を操作した状態のケース20が示されており、図3(b)は、図3(a)のA−A線に沿った断面図である。
【0017】
図3(a)、(b)に示されるように、乗員が操作部31を引き操作すると、ハンドルレバー32がハンドル受け部41を押し下げる。これにより、カム材40がボス孔43を中心にして回転し、カムレバー42がカム受け部52のバネ受け部51側の側壁55を押してコイルスプリング54を圧縮する。これにより、ロッド60、60がスライドしてドグ63とストライカ92との係合が解除されてグローブボックスが開かれる。
【0018】
また、乗員が操作部31から手を離すと、コイルスプリング54が復元する際にスライド部材50、50をケース20の外側に押し出し、これによってバネ受け部51側の側壁55がカムレバー42を押し戻してカム材40を逆回転させる。そこで、ハンドル受け部41がハンドルレバー32を押し上げて、ハンドル30が閉扉位置に付勢される。
【0019】
さらに、ハンドル30に触れずにグローブボックスを開いた状態のリッド90を閉じた場合、ドグ63がストライカ92の摺動面92a上をスライドしつつ、コイルスプリング54を圧縮し、ドグ63がストライカ92の突端92bを乗り越えたところで、コイルスプリング54が復元してドグ63を押し戻し、ドグ63がストライカ92に係止される。
【0020】
以上の構成により、ハンドルの引き操作による前後方向の動きをカム材とスライド部材を用いて左右方向の動きに変換し、リッドの両側部でドグがストライカに係止されることによって、ケースの厚さを薄くすることができるので、グローブボックス内に突出する部分を無くし、グローブボックス内部を狭めることなく、リッドの開閉操作を行うことができる。
【0021】
また、ケースの厚さを薄くできることにより、リッドの厚さを薄くすることが可能になり製造コストを削減することができる。
【0022】
さらに、衝突時などの乗員に急激な負荷がかかり、乗員の身体がグローブボックスに激突した場合に、従来から多用されているリッドロック装置では、グローブボックスの上方中央部に設けられたストライカにドグが係止されていたので、リッドが潰れにくかったが、本実施形態では、リッドがグローブボックスの側壁で固定されているので、リッドが潰れながら衝撃を吸収し、乗員の身体を保護することができる。
【0023】
加えて、従来のリッドロック装置では、グローブボックスの上方中央部に設けられたストライカにドグが係止されていたので、リッドロック装置もリッド中央部に配設しなければならず、ハンドルを運転手席側にオフセットさせてリッドに取付けようとした場合には、複雑なリンク機構が必要となり、リンク機構のために部品点数が増大し、製造コストの増加を防ぐことが困難であった。
【0024】
しかし、本実施形態では、左右のロッドの長さを変えるだけで任意の位置にハンドルをリッドに取付けることができ、さらに、ロッドの長さを変えることで様々な大きさのグローブボックスに取付けることが可能なので、汎用性が高く製造コストを削減することができる。
【0025】
次に、本発明の第2実施形態としてのリッドロック装置110について、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態のリッドロック装置110は、シリンダ錠170を具備しており、このシリンダ錠170によってリッドロック装置110が施錠される。
【0026】
図4(a)には、シリンダ錠170によって施錠された状態のケース120内部が示されており、図4(b)には、図4(a)のA−A線に沿った断面図が示されている。
【0027】
ケース120には、図4(a)、(b)に示されるように、一組のカム材140、140を収納するカム収納部122と、一組のスライド部材150、150を収納するスライド溝123と、一組のロック部材180を収納するロック収納部124と、シリンダ錠170を収納するシリンダ収納部125とが設けられており、カム収納部122には円柱状のカムボス122a、122aが2本突設され、さらに2つのレバー孔121が配設されているとともに、ケース120の側面120a、120bには、嵌合部として円柱状の支承突起24、24が設けられている。スライド溝123は、ケース120の一側側面120aから他側側面120bに渡って形成されている。ロック収納部124はスライド溝123を挟んでカム収納部122と対向する位置に形成されている。
【0028】
ハンドル130には、嵌合受け部として可撓性を備え、且つ円形の穴を具備した一組のハンドル支承部133、133と、一組の円柱状のハンドルレバー132、132と、リッドの開閉操作を行う操作部131とが具備されている。また、ハンドル130は、2つのレバー孔121、121にハンドルレバー132、132をそれぞれ挿入しつつ、支承突起24、24にハンドル支承部133、133を嵌めることでケース120に支承されている。
【0029】
カム材140は、略レ字形状を備え、且つ一端側にハンドル受け部141と、他端側にカムレバー142と、屈曲部にボス孔143とが具備されている。また、カム材140、140は、ボス孔143、143にそれぞれのカムボス122aを挿入することでケース120に支承されている。
【0030】
スライド部材150、150は、直線状の棒材で、且つ一端側にロッド連結部153と、他端側に円形の凹部からなるバネ受け部151と、中央部にロック受け部152とがそれぞれに具備されている。また、スライド部材150、150は、スライド溝123にスライド自在に配設されているとともに、それぞれのバネ受け部151、151が対向するようにスライド溝123に配置され、且つ各バネ受け部151、151の間にはコイルスプリング154がスライド部材150、150によって圧縮された状態で配設されている。
【0031】
ロック部材180、180は、各基端側にボス孔181、181と、先端側にロックレバー182を備え、且つロック収納部124にスライド自在に設けられたロックスライダ183が具備する一組の円柱状のロックボス183a、183aにボス孔181を挿入することでそれぞれが支承されているとともに、ロックレバー182はロック受け部152上に位置するよう配設されている。また、ロックスライダ183には、スライド孔183bが設けられている。
【0032】
シリンダ収納部125に収納されるシリンダ錠170には、基端面にシリンダピン171が突設され、鍵によってシリンダ錠170が施錠・解錠されることでシリンダピン171は基端面の円周方向に沿って回転するように設けられている。また、シリンダピン171はスライド孔183bに挿入されている。
【0033】
また、レバー孔121に挿入されたハンドルレバー132は、乗員が操作部131を引き操作した際に、ハンドルレバー132がハンドル受け部141を押してボス孔143を中心にカム材140が回転するように係合している。
【0034】
ロッド160、160は、各基端部がロッド連結部153とピン164によって回動自在に連結され、各先端部が、ドグとピンによって基端部側の回動する面に対して90度の角度を備えた回動面に沿って回動自在に連結されている。
【0035】
図4(a)に示されるように、シリンダ錠170が施錠された状態では、シリンダピン171がスライド孔183bを介してロックスライダ183を引き上げるため、ロックレバー182の先端がロック受け部152上に移動している。
【0036】
このような状態でハンドル130を操作した場合、ハンドルレバー132がハンドル受け部141を押してボス孔143を中心にカム材140が回転するが、カムレバー142はロックレバー182、およびロック受け部152を押すことができず、空回りするだけである。
【0037】
図5、図6にはシリンダ錠170が解錠された状態のケース120内部が示されており、図5は、ハンドル操作前のケース120内部の状態が示され、図6は、ハンドル30を操作した状態のケース20内部が示されている。
【0038】
図5に示されるように、シリンダ錠が解錠された状態では、シリンダピン171がスライド孔183bを介してロックスライダ183を引き下げるため、ロックレバー182の先端がカムレバー142の近傍に移動している。また、ハンドル130を操作する前の状態では、カム材140に設けられたトーションスプリング144の付勢力によってハンドル受け部141がハンドルレバー132を押し戻し、ハンドル130がリッド上に付勢されている。
【0039】
ハンドル130を操作すると、図6に示されるように、ハンドルレバー132がハンドル受け部141を押してボス孔143を中心にカム材140が回転し、さらに、カムレバー142がロックレバー182を介してスライド部材150をコイルスプリング154が圧縮される方向にスライドさせる。これにより、ロッド160、160がスライドしてドグとストライカ92との係合が解除されてグローブボックスが開かれる。
【0040】
以上の構成により、ハンドルの引き操作による前後方向の動きをカム材とスライド部材を用いて左右方向の動きに変換し、リッドの両側部でドグがストライカに係止されることによって、ケースの厚さを薄くすることができるので、グローブボックス内に突出する部分を無くし、グローブボックス内部を狭めることなく、リッドの開閉操作を行うことができる。
【0041】
また、ケースの厚さを薄くできることにより、リッドの厚さを薄くすることが可能になり製造コストを削減することができる。
【0042】
さらに、衝突時などの乗員に急激な負荷がかかり、乗員の身体がグローブボックスに激突した場合に、従来から多用されているリッドロック装置では、グローブボックスの上方中央部に設けられたストライカにドグが係止されていたので、リッドが潰れにくかったが、本実施形態では、リッドがグローブボックスの側壁で固定されているので、リッドが潰れながら衝撃を吸収し、乗員の身体を保護することができる。
【0043】
さらにまた、リッドの開放端部にドグが露出しないため、開放時の見栄えがよくなる。
【0044】
さらに、従来のリッドロック装置では、グローブボックスの上方中央部に設けられたストライカにドグが係止されていたので、リッドロック装置もリッド中央部に配設しなければならず、ハンドルを運転手席側にオフセットさせてリッドに取付けようとした場合には、複雑なリンク機構が必要となり、特にシリンダ錠による施錠・解錠を行う場合には、リンク機構のために大幅に部品点数が増大し、製造コストの増加を防ぐことが困難であった。
【0045】
しかし、本実施形態では、左右のロッドの長さを変えるだけで任意の位置にハンドルをリッドに取付けることができ、さらに、ロッドの長さを変えることで様々な大きさのグローブボックスに取付けることが可能なので、汎用性が高く製造コストを削減することができる。
【0046】
【発明の効果】
請求項1に記載の本発明によれば、ハンドルの引き操作による前後方向の動きをカム材とスライド部材を用いて左右方向の動きに変換し、リッドの両側部でドグがストライカに係止されることによって、ケースの厚さを薄くすることができるので、グローブボックス内に突出する部分を無くし、グローブボックス内部を狭めることなく、リッドの開閉操作を行うことができる。
【0047】
また、衝突時などの乗員に急激な負荷がかかり、乗員の身体がグローブボックスに激突した場合には、リッドがグローブボックスの側壁で固定されているので、リッドが潰れながら衝撃を吸収し、乗員の身体を保護することができる。
【0048】
請求項2に記載の本発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、嵌合部と嵌合受け部とを嵌合することでケースの側面にハンドルが支承されるので、ケース内のカム材とスライド部材との配置が自在になり、さらにリッドロック装置の厚さを薄くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、第1実施形態のリッドロック装置の裏面側を示す斜視図で、(b)は、(a)を上方から示した図である。
【図2】(a)は、第1実施形態のハンドルを操作する前のケース内部の様子を示した図で、(b)は、(a)のA−A線に沿った断面図である。
【図3】(a)は、第1実施形態のハンドルを操作した状態のケース内部が示されており、(b)は、(a)のA−A線に沿った断面図である。
【図4】(a)は、第2実施形態のシリンダ錠を備えたリッドロック装置がシリンダ錠によって施錠された状態のケース内部を示した図で、(b)は、(a)のA−A線に沿った断面図である。
【図5】図5は、第2実施形態のシリンダ錠を備えたリッドロック装置がシリンダ錠によって解錠された状態のハンドル操作前のケース内部を示した図である。
【図6】図6は、第2実施形態のシリンダ錠を備えたリッドロック装置がシリンダ錠によって解錠された状態のハンドルを操作したケース内部を示した図である。
【図7】従来例の断面図である。
【符号の説明】
10…リッドロック装置
20…ケース
23…スライド溝
24…支承突起(嵌合部)
30…ハンドル
32…ハンドルレバー
33…ハンドル支承部(嵌合受け部)
40…カム材
41…ハンドル受け部
42…カムレバー
50…スライド部材
52…カム受け部
54…コイルスプリング(バネ材)
60…ロッド
63…ドグ
90…リッド
91…裏面側
92…ストライカ

Claims (2)

  1. リッドの裏面側に固定されるケースと、
    このケースに支承されるハンドルと、
    前記ケース内に支承されつつ前記ハンドルに設けられたハンドルレバーと係合するハンドル受け部を具備する一組のカム材と、
    前記ケース内の左右方向に延設されたスライド溝にスライド自在に配設されつつ前記カム材に具備されたカムレバーと係合するカム受け部を具備する一組のスライド部材と、
    これらスライド部材の一端側から前記スライド溝に沿って前記ケースの外側に向かって延設された一組のロッドと、
    これらロッドの先端に配設されグローブボックス側壁に設けられた一組のストライカと係合する一組のドグと、
    前記スライド部材とスライド部材との他端側に挟持されるバネ材とを備えたリッドロック装置であって、
    前記ハンドルの引き操作による前後方向の動きをカム材によってケースの面に沿った回転運動に変換し、さらにスライド部材によって前記回転運動を横方向の左右の動きに変換することを特徴とするリッドロック装置。
  2. 請求項1に記載のリッドロック装置において、
    前記ケースの側面に具備された嵌合部と、
    前記ハンドルに可撓性を備えた嵌合受け部とを備え、
    この嵌合受け部と前記嵌合部を嵌合することで前記ハンドルがケースに支承されることを特徴とするリッドロック装置。
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