JP2004033575A - 発芽玄米製造装置及び発芽玄米製造機能を有する調理装置 - Google Patents

発芽玄米製造装置及び発芽玄米製造機能を有する調理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004033575A
JP2004033575A JP2002196570A JP2002196570A JP2004033575A JP 2004033575 A JP2004033575 A JP 2004033575A JP 2002196570 A JP2002196570 A JP 2002196570A JP 2002196570 A JP2002196570 A JP 2002196570A JP 2004033575 A JP2004033575 A JP 2004033575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
brown rice
steam
function
cooking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002196570A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobushige Kobayashi
小林 信重
Masayoshi Ito
伊東 正吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MK Seiko Co Ltd
Original Assignee
MK Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MK Seiko Co Ltd filed Critical MK Seiko Co Ltd
Priority to JP2002196570A priority Critical patent/JP2004033575A/ja
Publication of JP2004033575A publication Critical patent/JP2004033575A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)
  • Cookers (AREA)

Abstract

【目的】本発明は、玄米が収容される容器をムラなく加熱することで均一な発芽を促し、相対的な発芽率の向上を図ることを目的とする。
【構成】玄米と水を収容する玄米容器6と、この玄米容器6が周囲に間隙を持った状態で内装される材料容器3と、蒸気を生成するボイラー4とを備え、玄米容器6と材料容器3との間にボイラー4からの蒸気を導入し、蒸気で玄米容器を加熱して玄米容器内の玄米を発芽させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、蒸気発生手段から発生する蒸気によって発芽玄米を製造する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、健康食品の一つとして発芽玄米が注目されている。発芽玄米は、玄米をぬるま湯に所定時間浸漬して発芽させたもので、白米と混在させて炊飯したり、お粥状にしたりして食されている。この発芽玄米を一般家庭で簡単に製造するための装置として、特許第3165380号が知られている。この装置は、雑菌の繁殖を防ぐため抗菌性金属で構成された内釜と、底部及び側面外周にヒータを備えて内釜が着脱される加熱釜とを設けており、内釜に玄米と水を入れた状態で蓋をして加熱釜のヒータで32〜38℃に加熱し18〜24時間保温することで発芽玄米を得るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような装置では、加熱釜の底面及び側面に備えたヒータにより内釜の材料を加熱するので、内釜の内部や開放された上部付近は、ヒータに面する底面及び側面よりも低温になってしまう。すると、温度制御により内釜内の水の温度を32〜38℃程度に保温しようとしても、実際の水の温度は内釜の位置によってばらつきが生じ、玄米の発芽率に影響を及ぼすという問題があった。
【0004】
また、従来の装置は、いわば発芽玄米製造の専用機であり、その他の調理は行えない。そのため、器具類が多い台所を一層手狭にする不都合があり、商品としても汎用性に乏しく、商品価値に欠けるものであった。
【0005】
そこで、本発明の第1の課題は、玄米が収容される容器を万遍なく加熱して部分的な温度差を少なくし、発芽率を向上させる点にある。また、第2の課題は、蒸し調理や練り調理を行う調理機で発芽玄米の製造を行えるようにし、商品価値を向上させる点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような第1の課題を解決するために、玄米と水を収容する内容器と、該内容器が周囲に間隙を持った状態で内装される外容器と、蒸気を生成する蒸気発生手段とを備え、前記内容器と外容器との間に前記蒸気発生手段からの蒸気を導入し、蒸気で内容器を加熱して内容器内の玄米を発芽させる発芽玄米製造装置を提供するものである。
【0007】
また、本発明は、第2の課題を解決するために、天部に容器収容部を形成した本体と、該本体の容器収容部に間隙を持った状態で取り付けられる材料容器と、該材料容器内に間隙を持った状態で取り付けられる玄米容器と、前記材料容器に蒸気を供給する蒸気発生手段と、前記本体の上面を開閉する蓋体とを備え、前記材料容器に直接食品を収容して前記蒸気発生手段からの蒸気により蒸し調理を行う機能と、前記材料容器内に玄米及び水を収容した玄米容器を取り付けて前記蒸気発生手段からの蒸気により発芽玄米の製造を行う機能を選択的に実行可能にした発芽玄米製造機能を有する調理装置を提供するものである。この調理装置には、本体内に駆動手段を設けるとともに、該駆動手段によって材料容器内で回転する回転羽根を備え、材料容器で混練調理を行う機能を実行可能にしてもよい。
【0008】
上記した発芽玄米製造装置及び発芽玄米製造機能付き調理装置には、抗菌性を有する材料で構成した抗菌体を玄米及び水とともに玄米容器内に収容可能とすることが望ましい。また、この抗菌体は、抗菌性を有する材料で構成した2枚以上の平板を容器中心部から放射状になるよう組み合わせて構成することが望ましい。そして、この抗菌板は、抗菌性を有し且つ熱伝導性に優れた材料で構成し、玄米容器の内面と接するように取り付ける事が望ましい。
【0009】
【作用】
本発明の発芽玄米製造装置によれば、内容器に所定量の玄米とこの玄米が浸漬する程度の水を入れて外容器にセットし、外容器と内容器との隙間に蒸気発生手段で発生した蒸気を導入することで内容器内の水が間接的に加熱される。これにより、内容器の周囲を取り囲むように蒸気が周り、内容器内の水は全体的にムラなく加熱されることになる。
【0010】
本発明の発芽玄米機能付き調理装置によれば、玄米容器を材料容器にセットして発芽玄米を製造することができるとともに、材料容器に茶碗蒸し等を入れて蒸し調理を行うことができる。また、玄米容器に餅米を入れて短時間で餅米の浸し工程を行ったり、材料容器に浸し工程を施した餅米を入れて蒸し工程を行ったりすることができる。また、材料容器にケーシング内に設けた駆動手段によって回転する回転羽根を備えることで、蒸し終えた餅米を搗き上げて餅を作る混練工程を行うことができる。
【0011】
このような本発明の発芽玄米製造装置及び発芽玄米製造機能付き調理装置における玄米容器内には、玄米及び水とともに抗菌体が収容され、玄米の加熱に伴う悪臭の発生や雑菌の繁殖が防止される。この抗菌体は、2枚以上の平板を容器中心部から放射状になるよう組み合わせた形状をなしているので、容器の内部まで抗菌作用が透過する。また、この抗菌板は、抗菌性を有し且つ熱伝導性に優れた材料で構成し、玄米容器の内面と接するように取り付けることで、容器周囲の熱が容器内部に伝わりやすくなり、容器内の温度差を少なくすることができる。
【0012】
【実施例】
以下、図面を用いて本発明一実施例について説明する。図1は本発明一実施例の発芽玄米製造装置を示す内部断面図である。
1は装置本体で、胴部及び天部を一体成形し、底面に脚付きの底板を取り付けて箱形に形成され、天部に容器収容部2を凹陥させている。3は容器収容部2に着脱される材料容器で、容器収容部2の内周面と隙間s1を持たせた状態で取り付けられている。4は蒸気発生手段たるボイラーで、本体1の容器収容部2と並んだ位置に設けられ、上面を本体1の天部面に開口している。5は容器収容部2とボイラー4の上面を開閉する蓋体で、本体1の後部にヒンジ部材を介して取り付けられている。6は材料容器3に着脱される玄米容器で、材料容器3の内周面と隙間s2を持たせた状態で取り付けられている。
【0013】
容器収容部2は、底面に材料容器3を固定する係合部2aを凸設し、一側面に温度センサ7を突出する通孔2bを開口している。温度センサ7は、ケーシング側を容器収容部2の外周面に固定し、検出端子側を容器収容部2の通孔2bから容器収容部2の内面に突出させている。検出端子は、容器収容部2に取り付けられた材料容器3の外周面と密着するようにバネ性を有しており、通孔2bに取り付けられたシール部材8によってシールされる。
【0014】
材料容器3は、上面を開放した円筒状をなし、底面に通気孔3aを複数開口し、内面に玄米容器6を保持するためのリブ3bを対面するように凸設している。また、外底部には、容器収容部2の内面に凸設した係合部2aに固定される係合部3cを形成しており、バヨネット結合によって連結される。
【0015】
ボイラー4は、所定量の水が貯水できるアルミ製の貯水槽4aと、この貯水槽4aの下面に取り付けられて貯水槽内の水を加熱するシーズヒータ4bと、貯水槽4aが所定温度に達したらヒータ4bの通電を遮断するバイメタル式の温度スイッチ4cとから構成されている。このボイラー4における貯水槽4aの上面には、発生した蒸気を集中的に排気するための蒸気筒9aを凸設した中蓋9が取り付けられている。
【0016】
蓋体5は、容器収容部2側の内面に、容器収容部2と材料容器3の上面開口をシールする円環状のパッキン10を備えている。このパッキン10は、容器収容部2の開口縁に当接する第1のリップ10aと、材料容器3の開口縁に当接する第2のリップ10bを一体形成しており、第1のリップ10aと第2のリップ10bとの間には、容器収容部2と材料容器3との隙間s1を通じて上昇してくる蒸気を排気するための通気口10cを開口している。
【0017】
また、蓋体5は、内部にボイラー4で発生した蒸気を材料容器内3に導入するための蒸気導入管11と、容器収容部2内の蒸気を外気に排出するための蒸気排出管12とを備えている。蒸気導入管11は、一端を蓋体5内面におけるボイラー4上面側に開口した導入口5aに接続され、他端を材料容器3上面に開口した噴出口5bに接続されている。導入口5aは、蓋体5を閉じた際に中蓋9の蒸気筒9aと対面する位置に開口している。噴出口5bは、パッキン10の第1のリップ10aよりも内側に開口している。蒸気排出管12は、一端を蓋体5上面に開口した排気口5cに接続され、他端を前記パッキン10の通気口10cに接続されている。
【0018】
玄米容器6は、前記材料容器3と略相似形の円筒状をなし、外側面に材料容器3内面のリブ3bが嵌まる凹部6aを形成している。玄米容器6の上面開口には、内蓋13が取り付けられるとともに、内部には、玄米発芽時の悪臭・雑菌の発生を防止するための抗菌体14が取り付けられる。抗菌体14は、図2(a)に示すように、銅などの抗菌性金属もしくは表面に抗菌処理を施した材料からなる平板状の抗菌板を上面視十字状に組み合わせて構成され、その各先端部が玄米容器6内面と接触するような大きさを有する。これにより、抗菌体26の抗菌作用が玄米容器内の隅々に浸透し、雑菌の発生が確実に防止される。また、玄米容器6外の熱が容器内部に伝わり易くなり、容器内の温度のばらつきを抑制することができる。尚、抗菌体の形状は十字に限らず、図2(b)に示すように、複数の平板を交差させるようにしても良い。また、容器内面に抗菌体先端を支持する手段を形成し、抗菌体を容器内に固定できるようにしても良い。
【0019】
装置本体1の前面には、コントローラ15と、操作パネル16が設けられている。コントローラ15は、操作パネル16における入力操作及び温度センサ7からの信号に基づくヒータ制御と、蒸気による加熱時間をタイマー制御を行う。操作パネル16は、「発芽玄米」コースを選択する発芽玄米キー17と、「発酵」コースを選択する発酵キー18と、選択したコースの開始/停止を行うスタート/ストップキー19とを備えている。
【0020】
以上のように構成する本装置において、発芽玄米を製造する方法について図1を基に説明する。
まず、抗菌体14を取り付けた玄米容器6に所定量の玄米と水を収容し、内蓋13を取り付けた状態で材料容器3内にセットする。次にボイラー4の貯水槽4aに所定量の水を入れて蓋体5を閉じる。操作パネル16で「発芽玄米」キー17を入力した後、スタート/ストップキー19を入力すると動作が開始する。
【0021】
動作開始後は、ヒータ4bの通電により貯水槽4a内の水が加熱されて水蒸気となり、蓋体5の導入口5aから蒸気導入管11を経て蓋体5の噴出口5bより材料容器3内に導入される。導入された蒸気は、玄米容器6の上面に吹き付けられ、材料容器3と玄米容器6との隙間s1を通過しながら玄米容器6を加熱し、容器内の水が間接的に発芽玄米の製造に適する温度に暖められる。その後、蒸気は、材料容器3の底部に開口した通気孔3aから容器収容部2に排出され、容器収容部2と材料容器3との隙間s2を通過して上昇し、パッキン10の通気口10cから蓋体5内の蒸気排出管12を経て蓋体5上面の排気口5cから外気に排出されるのである。よって、玄米容器6の周囲には、2層の蒸気路が形成されることになり、保温効果が優れ、外気温による影響を受けにくい。
【0022】
コントローラ15では、「発芽玄米」コースを実行中、温度センサ7で検出される温度に基づいて、材料容器3及び玄米容器6内の温度を認識し、容器内の水の温度を発芽玄米の製造に適する温度に保温するようにヒータ4bを制御するとともに、タイマーにより動作開始からの経過時間をカウントしている。すなわち、温度センサ7で検出される温度が玄米発芽温度、例えば32〜36℃を下回ったらヒータON、上回ったらヒータOFFする制御を、玄米発芽に要する時間、例えば20〜24時間まで行うのである。尚、設定温度や設定時間を所定範囲内で任意に変更できるようにしても良い。
【0023】
次に、本装置でヨーグルトを製造する方法について図3を基に説明する。
玄米容器6に牛乳をパックのまま収容し、材料容器3内にセットする。操作パネル16で「発酵」キー18を入力した後、スタート/ストップキー19を入力すると動作が開始する。動作開始後は、「発芽玄米」コースと同様に、ボイラー4で発生した蒸気が材料容器3に導入され、玄米容器6内の牛乳が間接的に暖められる。コントローラ15では、温度センサ7で検出される温度に基づいて、容器内の牛乳を発酵温度に保温するようにヒータ制御するとともに、タイマーにより動作開始からの経過時間をカウントしている。尚、「発酵」コースでは、ヨーグルトの他に、納豆等の製造も行える。
【0024】
続いて、本発明の別の実施例について、図4〜6を用いて説明する。尚、上記実施例と同じものについては、同一の記号を用い説明を省略する。
装置本体20は、底部にベース21を備え、このベース21上に容器収容部22とモータ23を並設する。容器収容部22は、底面中心部に軸受24を内蔵した立ち上げ部22aを突出形成し、この立ち上げ部22aを貫通するように回転軸25が設けられている。回転軸25は、プーリ・Vベルトからなる周知の伝達手段26を介してモータ23により回転駆動され、材料容器27内に突出した先端部にインペラ28が取り付けられる(図5参照)。
【0025】
材料容器27は、内面にフッ素樹脂コーティングが施されるとともに、玄米容器29を支持するリブ27aを対面するように2ヵ所設けている。このリブ27aは、インペラ28の回転による練り調理の際に、抵抗となって材料の空回りを防止する役割も果たす。また、材料容器27は、底面中心部に容器収容部22の立ち上げ部22a上面に取り付けられる蒸気抜き筒30がわずかの隙間を有して嵌合する開口部27bを設けており、蒸気抜き筒30と材料容器の開口部27bとの隙間から蒸気の流通が図られる。
【0026】
玄米容器29は、底面に回転軸25を逃げるための逃げ部29aを形成し、外側面に材料容器27のリブ27aが嵌まる凹部29bを形成しており、材料容器27内に取り付けられる。この玄米容器29は、前記した実施例同様に、材料容器27内に取り込まれる蒸気により、間接的に加熱される。
【0027】
次に、本発明における動作を説明する。尚、本実施例には、特に図示しないが、前記実施例と同様に、コントローラと操作パネルを備えており、操作パネルでは「発芽玄米」、「発酵」の他に、餅つきに関する「ひたし」、「むす」、「つく」のコースが選択可能になっている。「発芽玄米」及び「発酵」コースは、前記実施例と同じであるため、その動作について説明を省略するが、図4に示すように、材料容器27に玄米と水を収容した玄米容器29をセットし、実行されるものである。
【0028】
「ひたし」コースは、玄米の代わりに餅米と水を玄米容器29に入れて材料容器27にセットして実行される。動作中は、コントローラによるヒータ制御及びタイマー制御が行われ、例えば、設定温度43℃、設定時間1時間の条件で制御される。これにより、通常一昼夜必要であった餅米のひたし工程が1時間に短縮された。
【0029】
「むし」コースは、浸し終えた餅米を洗い、直接材料容器27にセットして実行される。動作中は、温度スイッチでボイラー内の水が無くなったことを検出するまでヒータを連続通電する。発生した蒸気がホッパーの上部からホッパー底面に通過するまでに餅米に浸透し、餅米を蒸し上げるのである。
【0030】
「つく」コースは、図5に示すように、蒸し終えた餅米をそのまま搗き上げる。動作中は、モータ23を設定時間、例えば10〜20分間連続駆動してインペラ28を回転させる。尚、この「つく」コースでは、設定時間が経過する前にブザー等で終了間近であることを報知し、この報知から設定時間経過するまでの間、所定時間、例えば1分経過する毎にブザーの鳴動回数を増やしていくようにしている。これにより、搗き過ぎを防止することができる。
【0031】
尚、本装置の別の使用方法として、図6に示すように、蒸し調理に利用することができる。この場合、容器収容部22の内面に形成した段部22bに、円板30を置き、「むし」コースを実行することによって、円板30上に乗せた食品、例えば茶碗蒸しに対し蒸し調理ができるものである。また、「つき」コースも単独で行なうことができるので、パン生地づくり等にも利用することができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成し、蒸気発生手段からの蒸気で玄米容器を間接的に加熱し玄米容器内の玄米を発芽させるようにしたので、蒸気が玄米容器の外周を取り囲むように作用して玄米容器が万遍なく加熱され、容器内に部分的な温度差ができにくくなり、相対的な発芽率を向上させることができる。
【0033】
また、材料容器に直接食品を収容して蒸気発生手段からの蒸気により蒸し調理を行う機能と、材料容器内に玄米及び水を収容した玄米容器を取り付けて蒸気発生手段からの蒸気により発芽玄米の製造を行う機能を選択的に実行可能としたので、発芽玄米の製造に限らず、蒸し調理を行うことができ、汎用性に優れた商品を提供できる。
【0034】
更に、駆動手段によって材料容器内で回転する回転羽根を備え、材料容器で混練調理を行う機能を追加することで、餅のひたしから搗き上げまでの工程を1台で行うことができ、加えて発芽玄米や蒸し調理が行えるので、商品価値が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の発芽玄米製造装置を示す内部断面図である。
【図2】同装置における抗菌体14の構造を示す説明図である。
【図3】同装置でヨーグルトを製造する場合を示す説明図である。
【図4】本発明の別の実施例を示す内部断面図である。
【図5】同装置で練り調理を行う場合を示す説明図である。
【図6】同装置で蒸し調理を行う場合を示す説明図である。
【符号の説明】
1 装置本体
2 容器収容部
3 材料容器(外容器)
4 ボイラー(蒸気発生手段)
5 蓋体
6 玄米容器(内容器)
14 抗菌体
48 インペラ(回転羽根)

Claims (6)

  1. 玄米と水を収容する内容器と、該内容器が周囲に間隙を持った状態で内装される外容器と、蒸気を生成する蒸気発生手段とを備え、前記内容器と外容器との間に前記蒸気発生手段からの蒸気を導入し、蒸気で内容器を加熱して内容器内の玄米を発芽させることを特徴とする発芽玄米製造装置。
  2. 天部に容器収容部を形成した本体と、該本体の容器収容部に間隙を持った状態で取り付けられる材料容器と、該材料容器内に間隙を持った状態で取り付けられる玄米容器と、前記材料容器に蒸気を供給する蒸気発生手段と、前記本体の上面を開閉する蓋体とを備え、前記材料容器に直接食品を収容して前記蒸気発生手段からの蒸気により蒸し調理を行う機能と、前記材料容器内に玄米及び水を収容した玄米容器を取り付けて前記蒸気発生手段からの蒸気により発芽玄米の製造を行う機能を選択的に実行可能にしたことを特徴とする発芽玄米製造機能を有する調理装置。
  3. 前記本体内に駆動手段を設けるとともに、該駆動手段によって材料容器内で回転する回転羽根を備え、材料容器で混練調理を行う機能を実行可能にしたことを特徴とする上記請求項2記載の発芽玄米製造機能を有する調理装置。
  4. 前記玄米容器内に、抗菌性を有する材料で構成した抗菌体を玄米及び水とともに収容可能としたことを特徴とする上記請求項1または2記載の発芽玄米製造装置または発芽玄米製造機能を有する調理装置。
  5. 前記抗菌体は、抗菌性を有する材料で構成した2枚以上の平板を容器中心部から放射状になるよう組み合わせて構成したことを特徴とする上記請求項4記載の発芽玄米製造装置または発芽玄米製造機能を有する調理装置。
  6. 前記抗菌板は、抗菌性を有し且つ熱伝導性に優れた材料で構成し、前記玄米容器の内面と接するように取り付けたことを特徴とする上記請求項4記載の発芽玄米製造装置または発芽玄米製造機能を有する調理装置。
JP2002196570A 2002-07-04 2002-07-04 発芽玄米製造装置及び発芽玄米製造機能を有する調理装置 Pending JP2004033575A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002196570A JP2004033575A (ja) 2002-07-04 2002-07-04 発芽玄米製造装置及び発芽玄米製造機能を有する調理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002196570A JP2004033575A (ja) 2002-07-04 2002-07-04 発芽玄米製造装置及び発芽玄米製造機能を有する調理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004033575A true JP2004033575A (ja) 2004-02-05

Family

ID=31704568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002196570A Pending JP2004033575A (ja) 2002-07-04 2002-07-04 発芽玄米製造装置及び発芽玄米製造機能を有する調理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004033575A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011505804A (ja) * 2007-12-07 2011-03-03 ヒョン キム,ソン 個別洗浄可能米発芽装置
CN103340575A (zh) * 2013-07-11 2013-10-09 中山市美斯特实业有限公司 面包馒头机
CN103947330A (zh) * 2014-04-04 2014-07-30 梁海泉 谷物催芽装置、利用该装置进行谷物催芽的方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011505804A (ja) * 2007-12-07 2011-03-03 ヒョン キム,ソン 個別洗浄可能米発芽装置
CN103340575A (zh) * 2013-07-11 2013-10-09 中山市美斯特实业有限公司 面包馒头机
CN103947330A (zh) * 2014-04-04 2014-07-30 梁海泉 谷物催芽装置、利用该装置进行谷物催芽的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03133339A (ja) 全自動蒸しパン器
JP4976937B2 (ja) 加熱調理器
JP2008113987A (ja) 炊飯器
JP2004033575A (ja) 発芽玄米製造装置及び発芽玄米製造機能を有する調理装置
JP4289313B2 (ja) 炊飯器
US20130236613A1 (en) Kitchen Appliance and Method of Using the Same
JP4862464B2 (ja) 調理器
JP2004065139A (ja) 発芽玄米製造機能付き調理装置
JP2008154661A (ja) 自動製パン機
JP5460813B1 (ja) 炊飯器
JP2004305030A (ja) 発芽玄米製造方法及び発芽玄米製造装置及び発芽玄米製造機能を有する調理装置
JP3838425B2 (ja) 発芽胚芽米の製造装置
JP4401130B2 (ja) 発芽玄米製造装置及び発芽玄米製造機能を有する調理装置
JP2007181542A (ja) 調理器
JP3522425B2 (ja) 炊飯器
JP3928567B2 (ja) 炊飯器
CN215383129U (zh) 一种烹饪机器人的烹饪模组
CN219479844U (zh) 一种食品加工机
CN114568957B (zh) 烹饪器具的控制方法、控制装置、控制器及烹饪器具
JP4208137B2 (ja) 炊飯器
JP2007181542A5 (ja)
JPS631839Y2 (ja)
JPH11337079A (ja) 電子レンジ
JP2004321521A (ja) 炊飯器
KR100595480B1 (ko) 청국장 제조 기능을 갖는 다기능 조리기 및 이를 이용한청국장 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070619

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070822