JP2004305030A - 発芽玄米製造方法及び発芽玄米製造装置及び発芽玄米製造機能を有する調理装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】玄米を水に浸して短時間で加熱吸水させた後、玄米に蒸気を作用させて玄米を発芽させるようにした。内容器6と外容器3との隙間にボイラー4からの蒸気を導入し、玄米と水を収容した内容器6を加熱して玄米を短時間で加熱吸水させる工程と、玄米を外容器3に移し替えて玄米にボイラー4からの蒸気を作用させて玄米を発芽させる工程とを実行可能とした。
【選択図】 図1
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、蒸気を用いて玄米を発芽させる製造方法及び発芽玄米製造装置或いは発芽玄米製造機能付き調理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、健康食品の一つとして発芽玄米が注目されており、この発芽玄米を家庭で簡単に製造できる装置が各種提案されている。この種の装置としては、まず特許第3165380号に示されるように、雑菌の繁殖を防ぐため抗菌性金属で構成された内釜と、底部及び側面外周にヒータを備え内釜が着脱される加熱釜とを設け、加熱釜のヒータで加熱した状態で所定時間保温することで玄米を発芽させる装置が知られている。また、本出願人はヒータによる加熱ムラをなくすために特願2002−196570号において玄米と水を収容した内容器の周囲に蒸気を導入して玄米の発芽に適した温度に保温する装置を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、これらの装置はいずれも30℃程度に加熱した水中に約24時間程度浸漬することで玄米を発芽させる方法を採用しているため、水中に雑菌が繁殖しやすく悪臭が発生するという問題がある。この点、従来の装置では玄米を収容する容器を銅製で構成したり、容器内に抗菌性を有する部材を収容したりして対応しているが、製品コストや部品点数の増加になるばかりか、使用前に容器や抗菌板を丁寧に洗浄したり、玄米を丁寧に洗米する必要がある等、手間のかかるものであった。
【0004】
また、従来の装置では、玄米を加熱した水中に長時間浸した状態で放置されるので水中の酸素含有量が低下し、発芽に必要な酸素が十分に得られないという問題がある。特に容器内で幾重にも積層された玄米は、互いに重なり合う部分で加熱不足・酸素不足となる傾向が強く、容器内での位置により発芽の程度にばらつきが生じやすく、全体的な発芽率(発芽する玄米の割合)も決して高いとはいえないのが現状である。
そこで本発明は、悪臭の発生を低減し、且つ発芽率を向上させることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために、本発明は、玄米を発芽可能な程度に含水させた後、玄米に蒸気を作用させて発芽させるようにしたものである。これは、玄米を水に浸して所定時間加熱した後、玄米を通気性容器に移し替えて蒸気を供給し、発芽に必要な空気・水分及び温度を与えて発芽させるようにしたものである。
【0006】
本発明は、玄米と水とが収容される内容器と、玄米が収容される通気性を有する外容器と、蒸気を生成する蒸気発生装置とを備え、前記内容器を加熱して収容した玄米を吸水させる工程と、前記外容器の内部に前記蒸気発生装置で生成した蒸気を作用させて収容した玄米を発芽させる工程とを実行可能としたものである。
【0007】
本発明は、通気性を有し底部に回転羽根を備えた外容器と、該外容器内に隙間を持った状態で取り付けられる内容器と、蒸気を生成する蒸気発生手段とを備え、前記内容器に水と玄米或いは水と餅米を収容して前記蒸気発生手段からの蒸気によりひたし調理を行う機能と、前記外容器にひたし後の玄米を収容して前記蒸気発生手段からの蒸気により玄米を発芽させる機能と、前記外容器にひたし後の餅米を収容して前記回転羽根により練り調理を行う機能とを選択的に実行可能にしたものである。
【0008】
【作用】
本発明によれば、蒸気が積層した玄米の隙間に入り込み、各玄米に対して万遍なく加熱と酸素供給が与えられる。玄米が水中に浸漬されている時間は、含水までのひたし時間で済み、雑菌の繁殖による悪臭の発生はなくなる。蒸気による発芽のため、重なり合った玄米でも場所による発芽のばらつきが少なくなり、全体的な発芽率が向上する。
【0009】
【実施例】
以下、図面を用いて本発明一実施例について説明する。図1は本発明一実施例の発芽玄米製造装置を示す内部断面図である。
1は装置本体で、胴部及び天部を一体成形し、底面に脚付きの底板を取り付けて箱形に形成され、天部に容器収容部2を凹陥させている。3は容器収容部2に着脱される通気性を有する外容器で、容器収容部2の内周面と隙間s1を持たせた状態で取り付けられている。4は蒸気発生手段たるボイラーで、本体1の容器収容部2と並んだ位置に設けられ、上面を本体1の天部面に開口している。5は容器収容部2とボイラー4の上面を開閉する外蓋で、本体1の後部にヒンジ部材を介して取り付けられている。6は外容器3に着脱される内容器で、外容器3の内周面と隙間s2を持たせた状態で取り付けられている。
【0010】
容器収容部2は、底面に外容器3を固定する係合部2aを凸設し、一側面に温度センサ7を突出する通孔2bを開口している。温度センサ7は、ケーシング側を容器収容部2の外周面に固定し、検出端子側を容器収容部2の通孔2bから容器収容部2の内面に突出させている。検出端子は、容器収容部2に取り付けられた外容器3の外周面と密着するようにバネ性を有しており、通孔2bに取り付けられたシール部材8によってシールされる。
【0011】
外容器3は、上面を開放した円筒状をなし、底面に少なくても玄米が通過しない大きさの通気孔3aを複数開口して通気性を有し、内面に内容器6を保持するためのリブ3bと、内蓋14を取り付けるための凸部3cを設けている。外容器3の外底部には、容器収容部2の内面に凸設した係合部2aに固定される係合部3dが形成されており、バヨネット結合によって着脱自在にされる。内蓋14は、複数の通気孔を有し、後述する「発芽玄米」コースを実行する際に外容器内に取り付けられる。
【0012】
ボイラー4は、所定量の水が貯水できるアルミ製の貯水槽4aと、この貯水槽4aの下面に取り付けられて貯水槽内の水を加熱するシーズヒータ4bと、貯水槽4aが所定温度に達したらヒータ4bの通電を遮断するバイメタル式の温度スイッチ4cとから構成されている。このボイラー4における貯水槽4aの上面には、発生した蒸気を集中的に排気するための蒸気筒9aを凸設した中蓋9が取り付けられている。
【0013】
外蓋5は、容器収容部2側の内面に、容器収容部2と外容器3の上面開口をシールする円環状のパッキン10を備えている。このパッキン10は、容器収容部2の開口縁に当接する第1のリップ10aと、材料容器3の開口縁に当接する第2のリップ10bを一体形成しており、第1のリップ10aと第2のリップ10bとの間には、容器収容部2と外容器3との隙間s1を通じて上昇してくる蒸気を排気するための通気口10cを開口している。
【0014】
また、外蓋5は、内部にボイラー4で発生した蒸気を外容器内3に導入するための蒸気導入管11と、容器収容部2内の蒸気を外気に排出するための蒸気排出管12とを備えている。蒸気導入管11は、一端を外蓋5内面におけるボイラー4上面側に開口した導入口5aに接続され、他端を外容器3上面に開口した噴出口5bに接続されている。導入口5aは、外蓋5を閉じた際に中蓋9の蒸気筒9aと対面する位置に開口している。噴出口5bは、パッキン10の第1のリップ10aよりも内側に開口している。蒸気排出管12は、一端を外蓋5上面に開口した排気口5cに接続され、他端を前記パッキン10の通気口10cに接続されている。
【0015】
内容器6は、前記外容器3と略相似形の円筒状をなし、外周面に外容器3内面のリブ3bが嵌まる凹部6aを形成し、上面開口に上蓋13が取り付けられる。この内容器6は、外容器3に内装された状態で外容器の内面と隙間s2を有する大きさに構成されている。また、内容器は後述するように納豆やヨーグルトが製造できるように牛乳パックがセットできる大きさに構成されるとよい。
【0016】
装置本体1の前面には、コントローラ15と、操作パネル16が設けられている。コントローラ15は、操作パネル16における入力操作、温度センサ7からの信号に基づくヒータ制御、加熱時間のタイマー制御を行う。操作パネル16は、「ひたし」コースを選択するひたしキー17と、「発芽玄米」コースを選択する発芽玄米キー18と、選択したコースの開始/停止を行うスタート/ストップキー19とを備えている。
【0017】
以上のように構成する本装置において、発芽玄米を製造する方法について説明する。図1は「ひたし」コースを、図2は「発芽玄米」コースを実行している状態を示している。まず、内容器6に水と洗米した所定量の玄米を収容し、上蓋13を取り付けた状態で外容器3内にセットする。次にボイラー4の貯水槽4aに所定量の水を入れて外蓋5を閉じる。操作パネル16で「ひたし」キー17を入力した後、スタート/ストップキー19を入力すると「ひたし」コースが開始する。
【0018】
「ひたし」コースが開始すると、図1に示すように、ヒータ4bの通電により貯水槽4a内の水が加熱されて水蒸気となり、外蓋5の導入口5aから蒸気導入管11を経て外蓋5の噴出口5bより外容器3内に導入される。導入された蒸気は、内容器6の上面に吹き付けられ、外容器3と内容器6との隙間s2を通過しながら内容器6を加熱し、容器内の水が間接的に発芽玄米の製造に適する温度に暖められる。その後、蒸気は、外容器3の底部に開口した通気孔3aから容器収容部2に排出され、容器収容部2と外容器3との隙間s1を通過して上昇し、パッキン10の通気口10cから外蓋5内の蒸気排出管12を経て外蓋5上面の排気口5cから外気に排出されるのである。よって、内容器6の周囲には、2層の蒸気路が形成されることになり、外気温に影響されることなく、内容器6が保温される。
【0019】
コントローラ15では、「ひたし」コースを実行中、温度センサ7で検出される温度に基づいて、外容器3及び内容器6内の温度を認識し、容器内の水の温度をひたし温度に保温するようにヒータ4bを制御するとともに、タイマーにより動作開始からの経過時間をカウントしている。すなわち、温度センサ7で検出される温度をひたし温度(例えば45℃)に保持する制御を、ひたしに要する時間(例えば1時間)が経過するまで実行するのである。尚、設定温度や設定時間を所定範囲内で任意に変更できるようにしても良い。
【0020】
この「ひたし」コースが終了すると、玄米は十分に吸水されて発芽可能な状態になるので、ここで一旦内容器6から所望のざる等に玄米を空け、水切りと洗米を行う。本体1の容器収容部2や外容器3内に溜まった水滴を排出した後、外容器3内に玄米のみを収容し、凸部3cに内蓋14を取り付けて再び容器収容部2にセットする。ボイラー4の貯水槽4aに水を追加して外蓋5を閉じ、操作パネル16で「発芽玄米」キー18を入力した後、スタート/ストップキー19を入力すると「発芽玄米」コースが開始する。
【0021】
「発芽玄米」コースが開始すると、図2に示すように、ボイラー4からの蒸気が通気性を有する内蓋14を通して外容器3内に導入される。導入された蒸気は、外容器内の玄米に直接作用し玄米を発芽に適する温度に暖める。その後、蒸気は蒸気圧により下降し、外容器3底面の通気孔3aから排出され、容器収容部2と外容器3との隙間s1を通過して上昇し、パッキン10の通気口10cから外蓋5内の蒸気排出管12を経て外蓋5上面の排気口5cから外気に排出される。このとき、玄米には蒸気とともに酸素が供給され、発芽育成に最適な状態が得られるのである。
【0022】
コントローラ15では、「発芽玄米」コースを実行中、上記「ひたし」コースと同様に、温度センサ7で検出される温度に基づいて、外容器3の温度を認識し、玄米を発芽させるのに適する温度(例えば32℃)に保持するようにヒータ4bを制御するとともに、タイマーにより動作開始からの経過時間をカウントしている。
【0023】
発芽に要する時間が経過すると、「発芽玄米」コースは終了となり、発芽玄米が得られる。このような製造方法により得られる発芽玄米は、水中で長時間保温する方法で得られる発芽玄米と比べて、雑菌や糠による悪臭がほとんど認められなかった。また、発芽率も大幅に向上し、発芽に要する時間も短縮することができた。
尚、本実施例の装置では、本体上部に設けたボイラーにより各容器の上方から蒸気を供給するようにしているが、容器の下方にボイラーを設け、下から蒸気を供給するようにしても良い。
【0024】
次に、本発明の別の実施例について、図3を用いて説明する。尚、上記実施例と同じものについては、説明を省略する。
装置本体20は、底部にベース21を備え、このベース21上に容器収容部22とモータ23を並設している。容器収容部22は、底面中心部に軸受24を内蔵した立ち上げ部22aを突出形成し、この立ち上げ部22aを貫通するように回転軸25が設けられている。回転軸25は、プーリ・Vベルトからなる周知の伝達手段26を介してモータ23により回転駆動され、外容器27内に突出した先端部にインペラ28が取り付けられる。
【0025】
外容器27は、内面にフッ素樹脂コーティングが施されるとともに、内容器29及び内蓋32を支持するリブ27aを対面するように2ヵ所設けている。このリブ27aは、インペラ28の回転による練り調理の際に、抵抗となって材料の空回りを防止する役割も果たす。また、外容器27は、底面中心部に容器収容部22の立ち上げ部22a上面に取り付けられる蒸気抜き筒30がわずかの隙間を有して嵌合する開口部27bを設けており、蒸気抜き筒30と外容器の開口部27bとの隙間から蒸気の流通が図られる。
【0026】
内容器29は、底面に回転軸25を逃げるための逃げ部29aが内方に突出した状態で形成され、外側面に材料容器27のリブ27aが嵌まる凹部29bが形成されている。この内容器29は、前記した実施例同様に、上面開口部に上蓋31が取り付けられ、外容器27内に取り込まれる蒸気により、間接的に加熱される。
【0027】
さて、本実施例の装置では、「ひたし」、「発芽玄米」コースの他に、「むす」、「つく」のコースが選択可能になっており、発芽玄米製造に加えて餅の製造ができるようになっている。発芽玄米の製造については、上記実施例と同様であり、内容器29に玄米と水を入れ「ひたし」コースで玄米に吸水させてから(図3)、玄米を外容器27に移し「発芽玄米」コースで発芽させる(図4)手順で行われる。尚、「発芽玄米」コースの実行中、回転軸25にインペラ28を取り付け、所定時間毎に数回転させて玄米をかき混ぜるようにしても良い。この動作により玄米の対流が図られ、加熱ムラをなくすという効果が得られる。
【0028】
次に餅の製造について説明すると、まず内容器28に餅米と水を入れ「ひたし」コースで餅米に吸水させる。「ひたし」コースは、温度センサで約45℃を保持するようにボイラーのヒータを制御し、タイマーで約1時間経過するまで実行される。この「ひたし」により、ボイラーから供給される蒸気により内容器が間接的に加熱され、餅米が短時間で吸水される。「ひたし」が終了すると、内容器28から餅米を取り出し、洗米した後水切りして外容器27に移し替えてから「むし」コースをスタートさせる。「むし」コースでは、温度スイッチでボイラー内の水が無くなったことを検出するまでボイラーが駆動される。ボイラーで発生した蒸気は外容器27の上部から直接餅米に作用し外容器底面に通過するまでに餅米に浸透する。「むし」が終了すると、図5に示すように、外蓋を開き、「つき」コースをスタートさせる。「つき」コースでは、モータ23を設定時間(例えば10〜20分)連続駆動してインペラ28を回転させる。インペラの回転により餅米が搗き上げられるのである。
【0029】
尚、本実施例の装置では、発芽玄米製造時に外容器の上面に取り付けられる内蓋32を容器収容部22の内面に形成した段部22bにセットし、「むし」コースを実行することによって、内蓋32上に乗せた食品、例えば茶碗蒸しに対し蒸し調理を行うことができる(図6)。また、「つき」コースも単独で行なうことができるので、パン生地づくり等にも利用することができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成し、玄米を水に浸して短時間で加熱吸水させた後、玄米に蒸気を作用させて玄米を発芽させる発芽玄米製造方法としたので、長時間水中に浸漬するものに比べて悪臭の発生を低減させることができる。また、蒸気の浸透に伴い酸素が供給されるため発芽率が向上する。更に、加熱がムラ無く行われるので発芽に要する時間を短縮することができる。
【0031】
また、内容器を加熱して玄米を短時間で加熱吸水させるひたし工程と、玄米を外容器に移し替えて玄米に蒸気を作用させて玄米を発芽させる発芽工程とを実行可能とした発芽玄米製造装置としたので、抗菌性の容器や別部品が不要となり、製品を安価にすることができる。
【0032】
更に、蒸気により蒸し調理を行う機能と、蒸気によりひたし調理を行う機能と、蒸気により玄米を発芽させる機能とを選択的に実行可能にした発芽玄米製造機能付き調理装置としたので、一台でいくつもの調理が行え、商品価値が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の発芽玄米製造装置で「ひたし」コースを実行する場合を示す説明図である。
【図2】同装置で「発芽玄米」コースを実行する場合を示す説明図である。
【図3】本発明の別の実施例における「ひたし」コースを実行する場合を示す説明図である。
【図4】同装置で「発芽玄米」コースを実行する場合を示す説明図である。
【図5】同装置で練り調理を行う場合を示す説明図である。
【図6】同装置で蒸し調理を行う場合を示す説明図である。
【符号の説明】
1,20 装置本体
2,22 容器収容部
3,27 外容器
4 ボイラー(蒸気発生手段)
5 外蓋
6,29 内容器
13,32 内蓋
Claims (4)
- 玄米を発芽可能な程度に含水させた後、玄米に蒸気を作用させて発芽させる発芽玄米製造方法。
- 玄米を水に浸して所定時間加熱した後、玄米を通気性容器に移し替えて蒸気を供給し、発芽に必要な空気・水分及び温度を与えて発芽させることを特徴とする発芽玄米製造方法。
- 玄米と水とが収容される第1の容器と、玄米が収容される通気性を有する第2の容器と、蒸気を生成する蒸気発生装置とを備え、前記第1の容器を加熱して収容した玄米を吸水させる工程と、前記第2の容器内に前記蒸気発生装置で生成した蒸気を供給して収容した玄米を発芽させる工程とを実行可能としたことを特徴とする発芽玄米製造装置。
- 通気性を有し底部に回転羽根を備えた外容器と、該外容器内に隙間を持った状態で取り付けられる内容器と、蒸気を生成する蒸気発生手段とを備え、前記内容器に水と玄米或いは水と餅米を収容して前記蒸気発生手段からの蒸気によりひたし調理を行う機能と、前記外容器にひたし後の玄米を収容して前記蒸気発生手段からの蒸気により玄米を発芽させる機能と、前記外容器にひたし後の餅米を収容して前記回転羽根により練り調理を行う機能とを選択的に実行可能にしたことを特徴とする発芽玄米製造機能を有する調理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003099690A JP2004305030A (ja) | 2003-04-02 | 2003-04-02 | 発芽玄米製造方法及び発芽玄米製造装置及び発芽玄米製造機能を有する調理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003099690A JP2004305030A (ja) | 2003-04-02 | 2003-04-02 | 発芽玄米製造方法及び発芽玄米製造装置及び発芽玄米製造機能を有する調理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004305030A true JP2004305030A (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=33464057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004305030A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101611846B (zh) * | 2009-08-07 | 2012-01-11 | 刘广胜 | 一种健康大米的生产设备及生产工艺 |
CN113116186A (zh) * | 2020-01-14 | 2021-07-16 | 九阳股份有限公司 | 一种破壁料理机胚芽浆的制作方法及破壁料理机 |
-
2003
- 2003-04-02 JP JP2003099690A patent/JP2004305030A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101611846B (zh) * | 2009-08-07 | 2012-01-11 | 刘广胜 | 一种健康大米的生产设备及生产工艺 |
CN113116186A (zh) * | 2020-01-14 | 2021-07-16 | 九阳股份有限公司 | 一种破壁料理机胚芽浆的制作方法及破壁料理机 |
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