JP4189308B2 - ひたし機能付き調理装置 - Google Patents

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本発明は、米を水中に浸漬させて蒸気により加熱し、米の吸水を図るひたし調理が実行可能なひたし機能付き装置に関するものである。
このような機能を有する調理装置として、餅米を水中に浸して膨潤させた後、蒸す−搗くの動作を与えて餅を製造する餅つき機が知られているが、本出願人は、この機能を応用した装置として、発芽玄米製造装置を提案した(特願2003−320583号)。この装置は、玄米に短時間で発芽可能な状態にするため、玄米を所定時間(1時間位)温水にひたして吸水させ、その後、水から取り出して蒸気を作用させて発芽させるものであり、それまで発芽玄米製造装置として主流だった、玄米を温水中に約24時間程度を浸漬させて発芽させる方式の装置(例えば、特許第3165380号)と比べて、雑菌や悪臭の発生が抑えられ、玄米の酸素摂取量が増えて発芽率が向上するという顕著な効果が得られた。
図6はこの発芽玄米製造装置におけるひたし工程を示しており、図中、101は本体ケース、102は本体ケースに着脱される材料容器、103は本体ケースの底部に備えられるボイラー、104は本体ケースの蓋体、105は材料容器の側面温度を検出する温度センサである。材料容器102内には、所定量(3合〜1升)の玄米とこの玄米が浸される程度の水が収容されており、ボイラー103から発生する蒸気で加熱される。ボイラー103は、温度センサ105で検出される温度に基づいて制御され、材料容器102を設定温度(45℃程度)に保温する。このような状態で、約1時間保温すると玄米に発芽可能な程度に吸水させることができる。
しかしながら、この装置では、ボイラー103で発生した蒸気は材料容器102の下部から周囲を伝い上部に供給される構造であるため、材料容器の上部付近がより加熱される傾向にあった。この状態で、ボイラー103を一定の通電量で作動させてしまうと、材料容器の上部と下部との間に大きな温度差が生じてしまい、容器上部付近では過加熱、逆に容器下部付近では加熱不足になってしまう場合があった。
図7はひたし時の材料容器内の温度変化を示したものであり、容器上部(実線)はボイラーからの蒸気熱の影響を受けやすいため、ボイラー通電に伴いどんどん温度上昇していくが、容器下部(点線)は水を介しているため追従性が悪く温度上昇は緩やかになる。この状態で、温度センサ105が設定温度に達するとボイラー103は一旦停止されるのであるが、その時点で既に容器の上部と下部との間に温度差が生じてしまう。その後、設定温度に応じてボイラーがON−OFFし、温度上昇の追従性のよい容器上部はその都度温度変化を繰り返し、追従性の悪い容器下部はボイラーON−OFFの影響を余り受けずに上昇していくため、両者の温度はある程度少なくなっていくものの、ひたし終了時点では大きな温度差が生じてしまう。そして、これが容器内での位置による吸水過多と吸水不足を作りだし、以後の発芽率に重大な影響を与えていたのである。
特許第3165380号 特願2003−320583号
本発明が解決しようとする課題は、材料容器内をできるだけ均一な状態に加熱し、容器内での吸水率の偏りをなくすことができるひたし機能付きの調理装置を提供することにある。
本発明は、本体ケース内に、穀類と水が収容される材料容器と、蒸気を生成するボイラーと、前記ボイラーの温度を検出するボイラー温度センサとを備え、ボイラーからの蒸気で穀類と水を加熱し穀類に吸水させるひたし調理を実行可能とした調理装置であって、ボイラーの通電量を全通電と全通電よりも少ない通電量とに切り替える手段と、ひたし実行中における所定のタイミングで前記通電切替手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、ひたし開始から前記ボイラー温度センサが所定温度を検出してから所定時間経過するまでの期間でボイラーを全通電で作動させ、以後ひたし終了までの期間でボイラーを全通電よりも少ない通電量で作動させるとともに、ボイラーを全通電よりも少ない通電量で作動させている期間において、ひたし開始からの経過時間が所定時間に達すると一定時間だけボイラーを全通電させることを特徴とした、ひたし機能付き調理装置である。
このような調理装置によれば、例えば発芽玄米を製造する場合、ボイラーへの通電量を所定のタイミングで全通電と全通電よりも少ない通電量とに切り替えることができるので、全通電時に発生する大量の蒸気が材料容器の上部に作用し、その後ボイラーの通電量を少なくしたときには蒸気の発生が抑えられて容器上部での過加熱が防がれるとともに、容器上部に滞留する蒸気熱が容器内に徐々に伝搬していき、容器内の材料を万遍なく加熱することができる。このとき、ボイラーは完全に停止させず、低通電量で蒸気発生を抑制した状態で保持されるので、周囲の温度に関わらず容器を適温に保温でき、蒸気が必要な場合でも応答性はよい。
また、全通電と低通電との切替をボイラーの温度を基準に行うことにより、容器温度に基づく制御に比べて、設定温度(ひたし温度)に対するオーバーシュート分が小さくて済み、過剰な蒸気生成が抑制され、特に容器上部での急激な温度上昇が避けられ、安定した加熱ができるようになる。更に、低通電時には容器温度を基準として一定のタイミング毎にボイラーを全通電させるようにしたので、収容される玄米の容量によらず、ひたしに必要な熱量を十分に確保することができる。
上部を開放し底部にドレン機能を備えた材料容器と、この材料容器が隙間を有した状態で着脱される本体ケースと、この本体ケースにおける材料容器の装着位置よりも下部に設けられる蒸気ボイラーとを備え、ボイラーで発生した蒸気により材料容器が加熱され、その一部の蒸気が上部開口から容器内に導入される形態の発芽玄米製造装置及びこの形態を備える調理装置。
以下、図面を用いて本発明一実施例について説明する。図1は本発明一実施例の発芽玄米製造装置を示す内部断面図である。
1は本体ケースで、胴部及び天部を一体成形し、底面に脚付きの底板を取り付けて箱形に形成され、天部に容器収容部2を凹陥させている。3は容器収容部2に着脱される材料容器で、容器収容部2の内周面と隙間s1を持たせた状態で取り付けられている。4は蒸気発生手段たるボイラーで、本体1の底板に設けられ、上面を容器収容部2に開口している。5は容器収容部2の上面を開閉する蓋体、6はボイラーや容器内の温度の影響を受けにくい本体1の底部付近から外気に向けて取り付けられる外気温度センサである。7は容器温度センサで、容器収容部2の底面にバネ性を持たせて取り付けられており、容器収容部2に装着される材料容器3の外底面に密着する。尚、容器収容部2やボイラー4内の清掃や排水などを考慮して、蓋体5を着脱可能に構成することが望ましい。
材料容器3は、上面を開放した円筒状をなし、外底部にドレン部8を形成し、内底部には通気板9が着脱自在に取り付けられ、上部には逆U字形でぶら下げられる取手10が備えられている。ドレン部8は、玄米が通過しない大きさの通水孔8aを複数備えた排水口8bと、この排水口8bに螺着されるキャップ8cとで構成され、容器の排水手段として機能する。通気板9は、表面に玄米が通過しない大きさの通気孔9aを複数開口し、上面に取り外し用の取手9bを備え、裏面に材料容器の内底面に設置される脚部9cを備えており、この通気板9の取り付け状態において、材料容器の底面に玄米が入り込まない空間Aが形成される。
ボイラー4は、所定量の水が貯水できるアルミ製の貯水槽4aと、この貯水槽4aの下面に取り付けられて貯水槽内の水を加熱するシーズヒータ4bとから構成されており、貯水槽4aには、温度を検出するボイラー温度センサ11が取り付けられている。このボイラー4は、前記容器収容部2に断熱パッキンを介して固着され、容器収容部2内に直接蒸気を供給する。ボイラー4から供給された蒸気は、その一部が材料容器3内に導入され、その他が蓋体5の上面に開口した排気口5aから外部に排出される。尚、5bは蓋体5の上面に設けられる蓋体開閉用の取手、12は本体ケース1の側面に取り付けられる本体ケース1持ち運び用の取手である。
本体ケース1の前面には、背面に制御ボード13を備えた操作パネル14が設けられている。図2に示すように、制御ボード13には、ブザー15、タイマー回路16、ヒータ制御回路17が備えられ、ボイラー4,外気温度センサ6,容器温度センサ7,ボイラー温度センサ11,操作パネル14が接続されている。これにより、制御ボード13では、操作パネル14からの入力操作を受け付けて、各温度センサ6,7,11の信号に基づきボイラー4のヒータ通電制御を行うとともに、加熱時間のタイマー制御を行うものである。操作パネル14は、「ひたし」コースを選択するひたしキー18と、「発芽」コースを選択する発芽キー19と、発芽コースの動作時間を設定する時間設定キー20と、選択したコースの開始/停止を行うスタート/ストップキー21と、経過時間をカウントダウンで表示する7セグメント表示部22を備えている。
以上のように構成する本装置において、発芽玄米を製造する方法について説明する。この装置で発芽玄米を製造する場合は、「ひたし」コースを実行した後、「発芽」コースを実行することで行われる。前準備として、ボイラー4の貯水槽4aに所定量の水を入れ、キャップ8cをした材料容器3の底に通気板9を取り付けてから、洗米した所定量の玄米とこの玄米が浸る程度の水を収容し、容器収容部2にセットする。操作パネル14でひたしキー18を入力した後、スタート/ストップキー21を入力すると動作が開始される。
「ひたし」コースは、ボイラー4で生成する蒸気により材料容器3を暖め、収容した玄米を発芽できる状態にまで吸水させる工程であり、制御ボード13において、図3に示すフローチャートに沿って進行される。スタートすると、ボイラー4のヒータ4bが通電される(1)。このとき、操作パネル14の表示部22にはひたしに要する時間TMが表示され、タイマー回路16では計時が開始される。
スタート初期の段階では、ボイラー内を早急に加熱させるため、ヒータ4bを100%の通電量W1で作動させる。この後、ボイラー温度センサ11で検出されるボイラー温度が温度Bt1に達したら(2)、その時点から時間Tm1経過するのを待って(3)、ヒータ4bを通電量W1よりも低い通電量W2で作動させる(4)。これにより、ボイラー内は一気に蒸気発生温度まで立ち上げされ、発生した蒸気は容器収容部2と材料容器3との隙間s1を通じて容器上方に供給される間に材料容器3を周囲から暖める。ボイラー内が蒸気発生温度まで暖まり、ボイラーヒータの通電量が低くくなると、ボイラーからの蒸気発生が抑制され、容器上方に滞留する蒸気は、この低通電時に容器内に浸透していき材料を均一に加熱するよう作用する。
この後は、ヒータ4bを低通電量W2で作動させた状態で、材料容器3の温度をひたし温度Ct1に保温するよう、容器温度センサ7での監視が行われ(5)、ひたし温度Ct1を上回ればボイラーのヒータ4bを停止し(6)、ひたし温度Ct1を下回ればボイラーのヒータ4bを低通電量W2で作動させる(4)という動作を繰り返す。こうした低通電量W2でのヒータ作動中において、ひたし開始からの経過時間が所定時間に達すると(7)、ヒータ4bが通電状態にあるかを確認し(8)、ヒータが非通電状態であれば、そのまま処理(5)に戻り、作動中であれば低通電量W2で作動されているヒータ4bを通電量W1に切り替え(9)、時間Tm2の間作動させる(10)。この処理(8)〜(10)は、ひたし開始からの経過時間が所定時間Tma,Tmb,Tmc,Tmdに達する毎に実行される。これにより、蒸気の発生量が断続的に変化し、低通電量の状態の時にその都度容器内に蒸気が浸透していくことで、ひたしに必要な熱量を確保しながら、容器内がほぼ均一な温度に保温される。そして、容器温度が設定温度を上回っているときは、この処理は行われないため、容器に収容された材料の容量が少なく加熱されやすい場合には通電量W1での加熱はなく、逆に材料の容量が多く加熱されにくい場合には通電量W1での加熱で熱量が補われることとなり、容量に関わらず良好な加熱が行なわれる。
こうして、「ひたし」コースの動作時間TMが経過すると(11)、表示部21の表示が”0”になりブザー16を鳴動して終了となる。図4は本実施例におけるひたしコースでの材料容器内の温度変化を示したものであり、実線は容器上部、点線は容器下部の温度変化を示している。容器上部は、開始当初のボイラーヒータの100%通電により急速に加熱されるが、ボイラー温度が所定温度(Bt1)に達してからヒータの通電量を小さくするようにしたので、図7に示した従来装置の温度変化と比べて温度上昇が抑えられ、その後は低通電量を中心としてボイラーヒータが作動されるので、容器上部では比較的安定した温度上昇が得られるようになる。容器下部は、ボイラーヒータの通電状態及び通電量に関わらず比較的緩やかに温度上昇していく。これにより、容器上部と容器下部との温度差を工程中を通じて常に小さく保つことができるとともに、ひたし終了時点での容器内の温度差を小さくでき、目標とする設定温度に近づけることができる。
「ひたし」コースが終了すると、玄米は十分に吸水されて発芽可能な状態になるので、ここで一旦材料容器3を本体1から取り出し、ドレン部8のキャップ8cを外し、容器内の水を排出する。尚、このときに水道などで流水させながらひたし後の玄米を洗米すると、臭いの発生を更に低減させることができる。その後、ボイラー4の貯水槽4aに水を追加して、材料容器3に玄米に触れない程度の少量の水を入れてから材料容器3を再び本体ケース1内にセットする。このとき、通気板9によって容器の底面に玄米が入り込まない空間Aが形成されているので、この空間内に少量の水を入れることで、玄米に触れない状態で水をセットすることができる。操作パネル14で発芽キー18を入力した後、時間設定キー19で希望する発芽時間にセットし、スタート/ストップキー20を入力すると、操作パネル14の表示部21には、設定した発芽時間が表示されて「発芽」コースが開始される。
「発芽」コースは、ひたしコースで吸水させた玄米を蒸気により温度・酸素・水分を与えながら発芽させる工程であり、制御ボード13において、図5に示すフローチャートに沿って進行される。スタートすると、ボイラー内を早急に加熱させるため、ヒータ4bを100%の通電量W1で作動させる(12)。この後、ボイラー温度センサ11で検出されるボイラー温度が温度Bt2に達したら(13)、その時点から時間Tm3経過するのを待って(14)、ヒータ4bを通電量W1よりも低い通電量W2で作動させる(15)。ヒータ4bのフル通電により発生した蒸気は、容器3を周囲から暖め、一部容器内に流入して容器内の玄米が急速に加熱される。
この後は、ヒータ4bを低通電量W2で作動させた状態で、容器温度センサ7の検出温度に基づいて、容器3を発芽温度Ct2に保温する制御が行われる。ここで、発芽温度Ct2は外気温センサ6で検出される外気温に応じて随時設定されるもので(16)、制御ボード13の図示しない記憶手段に記憶されたテーブルデータにより与えられる。このテーブルデータは、外気温が低いほど発芽設定温度Ct2が低くなるように設定されており、実験値に基づいて決定される。
こうして設定される発芽温度Ct2を保持するように、ヒータ4bを低通電量W2で作動させた状態で、容器温度センサ7での監視が行われ(17)、発芽温度Ct2以上になればヒータ4bを停止し(18)、発芽温度Ct2より低ければ引き続きヒータ4bを低通電量W2で作動させる。ヒータを停止した後は、再び外気温センサ6で検出される外気温に応じて発芽温度Ct2を設定し直され(19)、発芽温度Ct2以上であればヒータ4bを停止したままとし、発芽温度Ct2よりも低くなったら処理(15)に戻ってヒータを低通電量W2で通電させる(20)。このような動作により、容器底面に入れた水が徐々に暖められて湯気となり、材料容器3内に収容された玄米のうち、特に底面付近の玄米に対して湿気と温度を与えることとなり、容器に収容された玄米全体に発芽育成に最適な湿度・温度・酸素が供給されるようになる。
処理(17)において、ヒータ4bを引き続き作動させる場合、ヒータ通電時間が上限時間Tm4を越えないように監視される(21)。これは、玄米が過加熱によって炊けた状態になってしまうのを防ぐためのもので、上限時間Tm4を越えた場合は発芽温度Ct2に達していなくても一旦ヒータを停止させるようにしている(22)。このヒータ停止状態は、ヒータ停止後もオーバーシュートして上昇し続ける容器温度が下降に転じたことを容器温度センサ7で検出した時点で終了させ(23)、再び処理(15)に戻りヒータ4bを通電量W2の低通電量で作動させるようにしている。
こうして、発芽コースの設定時間TM2が経過すると(24)、表示部21の表示が”0”となり、ブザー16を鳴動して終了が報知される。「発芽」コースが終了すると、発芽玄米が得られる。尚、ブザー16による終了報知は、スタート/ストップキー20が入力されるまで、1分おきに5分間だけ動作するものである。
こうして得られた発芽玄米は、水中で長時間保温する従来の製造方法で得られる発芽玄米と比べて、雑菌や糠による悪臭がほとんど認められなかった。また、発芽率も大幅に向上し、発芽に要する時間も短縮することができた。更に、容器内での上部と下部との発芽率にも大差がなく、均一に発芽玄米を得ることができた。
尚、本発明の実施例として、発芽玄米製造装置について説明したが、餅つき機にも応用することができるのはいうまでもない。
家庭において、手軽に発芽玄米や餅を製造することができる、ひたし機能付き調理装置を提供できる。特に、ひたし時に材料容器内での部分的な温度のばらつきを極力抑えることができる。
実施例1のひたし機能付き調理装置を示す内部断面図である。 同装置におけるブロック図である。 同装置でのひたし動作を示すフローチャート図である。 ひたし動作中での容器内の温度変化を示す説明図である。 同装置での発芽動作を示すフローチャート図である。 従来のひたし機能付き調理装置を示す内部断面図である。 ひたし動作中での容器内の温度変化を示す説明図である。
符号の説明
1 本体ケース
2 容器収容部
3 材料容器
4 ボイラー
4b ボイラーヒータ
5 蓋体
6 外気温センサ
7 容器温度センサ
11 ボイラー温度センサ
13 制御ボード(制御手段)
14 操作パネル
17 ヒータ制御回路(切替手段)

Claims (1)

  1. 本体ケース内に、穀類と水が収容される材料容器と、蒸気を生成するボイラーと、前記ボイラーの温度を検出するボイラー温度センサとを備え、ボイラーからの蒸気で穀類と水を加熱し穀類に吸水させるひたし調理を実行可能とした調理装置であって、ボイラーの通電量を全通電と全通電よりも少ない通電量とに切り替える手段と、ひたし実行中における所定のタイミングで前記通電切替手段を制御する制御手段とを備え
    前記制御手段は、ひたし開始から前記ボイラー温度センサが所定温度を検出してから所定時間経過するまでの期間でボイラーを全通電で作動させ、以後ひたし終了までの期間でボイラーを全通電よりも少ない通電量で作動させるとともに、ボイラーを全通電よりも少ない通電量で作動させている期間において、ひたし開始からの経過時間が所定時間に達すると一定時間だけボイラーを全通電させることを特徴とするひたし機能付き調理装置。
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