JP2004033307A - 個人識別装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手間無く容易に且つ匿名状態で会員登録することができ、個人識別可能な個人識別装置を提供する。
【解決手段】第1の会員識別情報に対応させた遊技履歴情報を含む第1の会員情報が記憶されており、台端末装置は、既存の任意の個人カードをカードリーダで受付けると、受付けた個人カードに含まれているIDコードを読み出し、当該IDコードを含む受付情報を第1の管理装置に送信する。第1の管理装置は、受信した当該IDコードと、第1の会員情報に記憶されている第1の会員識別情報とを照合し、一致しない場合は当該IDコードを第1の会員識別情報として、第1の会員情報に記憶する。第1の管理装置は、更に、第1の会員識別情報に対応する遊技者に関する遊技履歴情報を、第1の会員情報に記憶する。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、個人識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば遊技場では、集客率を向上させるために、当該遊技場の遊技者(会員等)に様々なサービス(サービスデー情報、新台入替情報、会員専用情報の閲覧等)を提供して、他の遊技場との差別化を図っている。このため、当該遊技場等では、来店した顧客に対して、当該遊技場の会員として登録することを勧めている。
例えば、遊技場に来店した顧客を、当該遊技場の会員として登録する場合、まず当該顧客に会員登録用紙を配布し、氏名、住所、メールアドレス等の個人情報を、当該顧客自身に記入してもらう。次に、記入された会員登録用紙を、遊技場の係員等が受け取り、当該係員等が、会員登録用紙等に記入された個人情報を端末装置等から入力して、会員登録している。
あるいは、顧客自身に端末装置(携帯電話、パソコン等)を操作してもらい、会員登録用のWebページをアクセスさせ、当該Webページから、顧客自身に個人情報を入力させることにより、会員登録している。
そして会員登録した顧客に対して専用の会員カードを発行し、会員には来店時ごとに会員カードを持参してもらい、その都度利用することを勧めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の、例えば遊技場における個人識別装置(会員管理装置)では、以下に示す課題が挙げられる。
(1)遊技者が会員登録用紙に文字等を記入し、遊技場の係員がその記入された会員登録用紙を基に端末装置から入力していく必要があり、同じ個人情報を遊技者と遊技場の係員が別々の媒体に記入(入力)しており、一方の作業が無駄であり効率が悪く手間である。
(2)遊技者もしくは遊技場の係員が記入(入力)を誤ると、遊技者の会員登録が正常に行われなくなる恐れがあり、サービスの提供を届けられない可能性がある。
(3)遊技者が、遊技場において会員登録する際に個人情報(住所、氏名、メールアドレス等)を遊技場に開示する必要があり、その情報の漏洩を恐れる遊技者は、会員になることことを望まないので、遊技場の会員登録数を増加させることが困難である。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、手間なく容易に且つ匿名状態で会員登録することができ、個人を識別可能な個人識別装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの遊技場における個人識別装置である。
請求項1に記載の遊技場における個人識別装置を用いれば、遊技者は登録用紙への記入あるいはWebページへのアクセス等をする必要が無く、既存の任意の個人カード(レンタル店の会員カード等)を、カードリーダに受付けさせる(例えば、個人カード挿入口に挿入させる)のみで会員登録することができる。しかも、当該遊技者は、既存の任意の個人カードに記憶されている「生データ」(IDコード)のみで会員登録するため、氏名等の個人情報を開示することなく安心して会員登録できる。
ここで、「生データ」としては、既に発行されているレンタルビデオの会員カードや図書館利用カード等に記憶されている磁気情報や電子情報等(カードリーダで読み取った16進数、2進数等のデジタルデータ)が利用される。
【0005】
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの遊技場における個人識別装置である。
請求項2に記載の遊技場における個人識別装置を用いれば、管理装置は当該IDコード(第1の会員識別情報)で各会員を識別し、識別した会員毎に遊技履歴情報を管理できる。
このため、遊技者は、匿名で会員登録されている状態で、遊技履歴を累積することができ、会員としてのサービスの提供を受けることができる。
【0006】
また、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの遊技場における個人識別装置である。
請求項3に記載の個人識別装置では、遊技者の既存の任意の個人カードの「生データ」(IDコード)に対して、管理装置が当該遊技場の会員IDを割り付ける。そしてカード発行端末装置は、割り付けられた会員IDが記録された個人カード(会員カード)を発行する。
例えば既存の任意の個人カードが、紛失した場合のリスクが大きいカードの場合、遊技者は、当該個人カードを使って発行された個人カード(会員カード)を使用することで安心して遊技できる。
このため、遊技者は、手間なく容易に、且つ匿名状態で会員登録することができるとともに、既存の任意の個人カードの紛失の恐れも少ない。
【0007】
また、本発明の第4発明は、請求項4に記載されたとおりの遊技場における個人識別装置である。
請求項4に記載の遊技場における個人識別装置を用いれば、管理装置は、既存の任意の個人カード(個人カード(会員カード)の発行に使用した個人カード)を利用した遊技者と、発行された個人カード(会員カード)を利用した遊技者を同一会員として遊技履歴を記憶する。
このため、遊技者は、匿名で会員登録されている状態で、遊技履歴を累積することができ、会員としてのサービスの提供を受けることができる。
なお、第2発明に対して、個人カードあるいは個人カードを用いて発行された会員カードのどちらを用いても、同一会員として遊技履歴を累積することができる。
【0008】
また、本発明の第5発明は、請求項5に記載されたとおりの遊技場における個人識別装置である。
請求項5に記載の遊技場における個人識別装置を用いれば、例えば、遊技場の第1の管理装置が、第2の管理装置(他遊技場やレンタル店等)と通信手段を介して接続されている時、第1の管理装置側の遊技場で「生データ」(IDコード)(第1の会員識別情報)のみが登録されている会員について、個人情報(氏名等)は第2の管理装置から取得することができる。
例えば、レンタル店で個人情報とともに会員登録した顧客が当該レンタル店が発行した個人カード(会員カード)を用いて遊技場で「生データ」(IDコード)のみを登録した場合、遊技場の第1の管理装置は、当該顧客の個人情報をレンタル店の第2の管理装置から自動的に取得することができる。
このため、第1の管理装置は、第1の会員識別情報に対応する個人情報を、手間なく容易に、第1の会員情報に反映することできる。
【0009】
また、本発明の第6発明は、請求項6に記載されたとおりの遊技場における個人識別装置である。
請求項6に記載の遊技場における個人識別装置では、請求項5に対して、第1の管理装置が第2の管理装置から個人情報を取得するのではなく、第2の管理情報からの要求情報に応じて、第1の管理装置が保有している個人情報を第2の管理装置に送信する。
このため、第2の管理装置は、第1の会員識別情報に対応する個人情報を、手間なく容易に、第2の会員情報に反映することできる。
【0010】
また、本発明の第7発明は、請求項7に記載されたとおりの遊技場における個人識別装置である。
請求項7に記載の遊技場における個人識別装置を用いれば、例えば遊技者の個人情報には、少なくとも年齢に関する情報が含まれており、当該遊技者の年齢に応じて遊技の許可、不許可の判断をすることができる。
このため、適切に会員管理をすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に使用可能なIDカードについて説明すると、個人所有のIDカードは、使用する毎に変更されない固定データと変更される変更データを含んでいるが、多くのカード(例えば、レンタル店の会員カード等)は、変更されない固定データである。そこで、カードリーダは、前記固定データを記憶されている状態のデータ(2進数等のデジタルデータであり生データという)を介して個人識別を可能にする。尚、生データは固定データの全てである必要は無く、個人識別が可能な部分であってもよい。
また、前記IDコードが磁気データ等で記録されたカードではなく、IDコードが文字情報等でカードの表面に記載されている個人カードでも構わない。その際は読み込み手段として、カードリーダの代わりに光学文字読取装置(OpticalCharacter Reader)等を用いて、IDコード(例えばカードに印刷された会員番号)のみを読み取って個人の識別データとして扱う。
次に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の個人識別装置を遊技場における個人識別装置に適用した一実施の形態の概略構成図を示している。
◆[第1の実施の形態]
第1の実施の形態では、遊技者が、既存の任意の個人カード(レンタル店の会員カード等)を用いることで、遊技場1の会員として会員登録することができるものである。
【0012】
●[全体構成]
遊技場1には、第1の管理装置60(以下、「管理装置60」と記載する)、台端末装置10、遊技機20、遊技機管理ユニット30、島管理ユニット40、が設けられている。
管理装置60は、本体62と、入力手段64と、表示手段66とを備えている。また、図1の例では、第1の記憶手段(以下、「記憶手段」と記載する)は、管理装置60の内部に設けられている。なお、記憶手段は管理装置60からアクセス可能であれば、管理装置60の内部に限定されず、どこに配置されていても良い。
【0013】
台端末装置10は、カードリーダ11を備えており、挿入された個人カード12から「生データ」をIDコードとして読み取り、読み取ったIDコードを、通信回線で接続された管理装置60に送信する。
遊技機管理ユニット30は通信回線で遊技機20と接続されており、遊技機20の遊技状態(遊技媒体の払出数、遊技媒体の投入数、入賞回数等)を検出し、検出した遊技状態を、島管理ユニット40を介して管理装置60に送信する。
第1の実施の形態では、遊技場における個人識別装置は、管理装置60、記憶手段、台端末装置10とで構成されている。
【0014】
●[記憶手段に記憶している各情報]
次に、図2を用いて管理装置60にアクセス可能に接続されている記憶手段に記憶されている各情報について説明する。記憶手段には、第1の会員情報90a(以下、「会員情報90a」と記載する)が記憶されている。
会員情報90aには、会員ID(第1の会員識別情報)に対応させた遊技履歴情報90bが記憶されている。
遊技履歴情報90bには、例えば、会員ID(第1の会員識別情報)に対応させて、使用金額、アウト数、セーフ数、差玉数、入賞回数、特賞回数、累積ポイント、来店日、利用回数が記憶されている。なお使用金額〜特賞回数は、当日分の累計を記憶させてもよいし、所定期間内(過去1ヶ月間)の累計を記憶させてもよいし、過去の全部の累積を記憶させてもよい。
【0015】
「会員ID」には、当該情報に対応する遊技者が、既存の任意の個人カードを用いて会員登録を行った際、当該個人カードから読み出した「生データ」(IDコード)が、このまま記憶されている。
「使用金額」には、当該会員IDに対応する会員において、例えば当日に消費した金額の累計が記憶されている。
「アウト数」には、当該会員IDに対応する会員において、例えば当日に各遊技機に投入した遊技媒体(玉、メダル等)の累計が記憶されている。
「セーフ数」には、当該会員IDに対応する会員において、例えば当日に各遊技機から払出された遊技媒体(玉、メダル等)の累計が記憶されている。
「差玉数」には、当該会員IDに対応する会員において、「セーフ数」から「アウト数」を差し引いた遊技媒体(玉、メダル等)の数が記憶されている。
【0016】
「入賞回数」には、当該会員IDに対応する会員において、例えば当日に各遊技機での遊技の結果、入賞した回数の累計が記憶されている。
「特賞回数」には、当該会員IDに対応する会員において、例えば当日に各遊技機での遊技の結果、入賞して、且つ特賞を引き当てた回数の累計が記憶されている。
「累積ポイント」には、当該会員IDに対応する会員の行動(来店、使用金額等)に応じて付与したポイントの累計が記憶されている。
「来店日」には、当該会員IDに対応する会員が来店した日が記憶されている。
「利用回数」には、当該会員IDに対応する会員において、来店した回数の累計が記憶されている。
【0017】
なお、図2の例に示した会員情報90aに含まれている遊技履歴情報90bは、各会員の傾向を様々な観点から分析するために用いるため、各種の項目を記憶しているが、少なくとも1つの項目のみ(使用金額のみ等)を記憶するようにしてもよい。
また、図2の例に示した会員情報90aは、会員IDに対応させて遊技履歴情報90bを記憶しているが、各会員IDに対応する遊技者の個人情報(氏名、住所等)の記憶をしていない。このため、遊技者は、匿名状態で会員登録されている。
【0018】
●[処理手順]
次に、第1の実施の形態における処理手順の例を、図3に示すフローチャートを用いて説明する。図3において、「管理装置」は管理装置60を示し、「台端末装置」は台端末装置10を示す。
図3は、既存の任意の個人カード(この場合、「生データ」(IDコード)「LLL」が記録された個人カード)を所持する遊技者の会員登録処理、及び遊技履歴情報処理の処理手順の例を示すものである。
【0019】
まず、遊技者は、既存の任意の個人カードを、台端末装置10のカードリーダ11に受付けさせる(例えば、個人カードを挿入する)。
台端末装置10は、カードリーダ11で個人カードを受付けると、ステップS100にて、受付けた個人カードに記録されている「生データ」(IDコード)を読み取る(この場合、IDコード「LLL」を読み取る)。
台端末装置10はステップS110にて、読み取ったIDコードを含む受付情報を管理装置60に送信する。
【0020】
管理装置60は、台端末装置10から受付情報を受信し、ステップS120にて、受信した受付情報に含まれているIDコード「LLL」と、記憶手段に記憶されている会員情報90aの会員ID(第1の会員識別情報)とを照合する。
管理装置60は、ステップS130にて、照合の結果、一致する会員IDが存在するか否かを判定する。一致する会員IDが存在する場合(Yesの場合)は、ステップS150に進む。一致する会員IDが存在しない場合(Noの場合)は、ステップS140に進む。
管理装置60は、ステップS140にて、受信した受付情報に含まれているIDコード「LLL」を、(新規の)会員ID(第1の会員識別情報)として、記憶手段に記憶している会員情報90aに記憶する。
そして管理装置60は、ステップS150にて、会員IDに対応する遊技履歴情報90bを会員情報90aに記憶する(例えば、会員情報90aの「来店日」を更新したり、来店に対応するポイントを付与して「累積ポイント」を更新したりする)。
【0021】
以上の処理により、遊技者は、個人カードをカードリーダ11に受付けさせるだけで会員登録することができるため、手間なく容易に会員登録することができる。
また、会員登録の際に、登録される情報は、使用した「既存の任意の個人カードに記録されている「生データ」(IDコード)」のみであり、当該遊技者の個人情報(氏名、住所等)の記憶をしていない。このため、遊技者は、匿名状態で会員登録することができ、個人情報の漏洩を心配することなく、安心して会員登録することができる。
また、管理装置60が、会員情報90aにて各会員毎に遊技履歴情報90bを収集することができるため、管理者等は、遊技履歴情報90bを、各会員の傾向の分析等に利用することができる。
【0022】
◆[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、以下の2点において、第1の実施の形態と相違している。
(1)遊技者の所持する既存の任意の個人カードの「生データ」(IDコード)(第1の会員識別情報)に対して、当該遊技場の会員ID(第2の会員識別情報)を割り付け、割り付けた会員IDが記録された個人カード(会員カード)を発行する。
(2)管理装置60は、第1の会員識別情報が記録された個人カードを使用した遊技者と、第2の会員識別情報が記録された個人カード(会員カード)を使用した遊技者とを、同一の遊技者として取り扱う。
これにより、遊技者は、第1の会員識別情報が記録された個人カードを紛失した場合のリスクが大きい場合、紛失した場合のリスクが比較的小さい第2の会員識別情報が記録された個人カード(会員カード)を使用することで、当該遊技場で安心してカードを使用して遊技することができる。
以下、第1の実施の形態との相違点について説明する。
【0023】
●[全体構成]
構成上の相違点は、第2の実施の形態では、第1の実施の形態の構成(図1)に対し、カード発行端末装置50が追加されている点である。なお、第1の実施の形態と同様に、以下、第1の管理装置60を「管理装置60」と記載し、第1の記憶手段を「記憶手段」と記載する。
図4に示すように、カード発行端末装置50は、例えば、管理装置60に接続されており、カードリーダ51と、会員カード発行手段52とが設けられている。カード発行端末装置50は、カードリーダ51で既存の任意の個人カード12を受付けると、受付けた個人カード12から「生データ」(IDコード)(第1の会員識別情報であり、この場合「LLL」)を読み取り、管理装置60と各種の情報の送受信を行い、管理装置60が割り付けた会員ID(第2の会員識別情報であり、この場合「001」)を記録した個人カード(会員カード)13を発行する。
尚、この個人カード12には、使用する毎に変更されない固定データと変更される変更データを含んでいるが、新たなカード(会員カード)13として発行するので、変更される変更データを含む全データを記憶する形態で発行しても良い。しかし、この新たなカード(会員カード)13を使用する限りにおいては、個人の識別が可能であるが、新たなカード(会員カード)13を紛失して、個人カード12を使用すると変更データを含む個人カードの場合には、識別不可能になる場合がある。
また、会員カードも、IDコードが記録された個人カードであるが、以下の本実施の形態の説明において、既存の任意の個人カードと区別するために、「個人カード」と記載せず、「会員カード」と記載する。
遊技者は、個人カード12を使用しても、会員カード13を使用しても、同一人として扱われて遊技履歴情報が記憶され、遊技履歴情報に応じたサービスの提供を受けることができる。
【0024】
●[記憶手段に記憶している各情報]
図5に、記憶手段に記憶されている会員情報90aの例を示す。第2の実施の形態における会員情報90a(図5)は、第1の実施の形態における会員情報90a(図2)に対して、「会員ID」に関する項目が、「第1会員ID(第1の会員識別情報)」と「第2会員ID(第2の会員識別情報)」との2つである点が異なる。なお、第1の実施の形態と同様に、第1の会員情報90aを「会員情報90a」と記載する。
【0025】
「第1会員ID(第1の会員識別情報)」には、当該情報に対応する遊技者が、既存の任意の個人カードを用いて会員登録を行った際、当該個人カードから読み出した「生データ」(IDコード)が記憶されている。
「第2会員ID(第2の会員識別情報)」には、第1会員IDに対して、管理装置60が割り付けた会員IDが記憶されている。
なお、遊技履歴情報90bは、第1の実施の形態と同様であり、少なくとも1つの項目のみ(使用金額のみ等)を記憶するようにしてもよい点も、第1の実施の形態と同様である。
また、遊技者は、匿名状態で会員登録されている点についても第1の実施の形態と同様である。
【0026】
●[会員カード発行の処理手順(図6)]
次に、第2の実施の形態における会員カード発行の処理手順の例を図6に示すフローチャートを用いて説明し、遊技履歴情報の記憶の処理手順の例を図7に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、図6を用いて、会員カード発行の処理手順の例を説明する。
図6において、「管理装置」は管理装置60を示し、「カード発行端末装置」はカード発行端末装置50を示す。
図6は、既存の任意の個人カード(この場合、「生データ」(IDコード)「LLL」が記録された個人カード)を所持する遊技者の会員登録処理、及び会員カード発行処理(この場合、会員ID「001」)の処理手順の例を示すものである。
【0027】
まず、遊技場の係員等は、遊技者から既存の任意の個人カードを借用し、当該個人カードをカード発行端末装置50のカードリーダ51に受付けさせる(例えば、個人カードを挿入する)。
カード発行端末装置50は、カードリーダ51で個人カードを受付けると、ステップS200にて、受け付けた個人カードに記録されている「生データ」(IDコード)を読み取る(この場合、IDコード「LLL」を読み取る)。
カード発行端末装置50はステップS210にて、読み取ったIDコードを含む発行情報を管理装置60に送信する。
【0028】
ここで、読み取ったIDコードに対し、会員情報90aに記憶されている第1会員ID及び第2会員IDの記憶状態は、以下の3通りがある。
(1)読み取ったIDコードが第1会員IDに既に記憶されており、当該第1会員IDに対応する第2会員IDも既に記憶されている状態。
この状態は、既に当該IDコード(第1会員ID)を有する個人カードとカード発行端末装置50を用いて、図6に示す処理にて第2会員IDを有する会員カードが発行されている状態である。
(2)読み取ったIDコードが第1会員IDに既に記憶されているが、当該第1会員IDに対応する第2会員IDが記憶されていない状態。
この状態は、既に当該IDコード(第1会員ID)を有する個人カードと台端末装置10を用いて、図7に示す処理にて、第1会員IDの記憶を行い、第2会員IDの割り付け及び会員カードの発行を行わなかった状態である。
(3)読み取ったIDコードが第1会員IDに記憶されておらず、第2会員IDも記憶されていない状態。
この状態は、いわゆる初期状態であり、当該IDコード(第1会員ID)を有する個人カードが、遊技場で初めて使用される状態である。
【0029】
管理装置60は、カード発行端末装置50から発行情報を受信し、ステップS220にて、受信した発行情報に含まれているIDコード(この場合、「LLL」)と記憶手段に記憶されている会員情報90aの第1会員ID(第1の会員識別情報)とを照合する。
管理装置60は、ステップS230にて、照合の結果、一致する第1会員IDが存在するか否かを判定する。一致する第1会員IDが存在する場合(Yesの場合)は、ステップS240に進む。一致する第1会員IDが存在しない場合(Noの場合)は、ステップS270に進む。
【0030】
ステップS270に進んだ場合(この場合、会員情報90aに記憶されている第1会員ID及び第2会員IDの記憶状態は、上記の(3)読み取ったIDコードが第1会員IDに記憶されておらず、第2会員IDも記憶されていない状態である)、管理装置60は、ステップS270にて、受信した発行情報に含まれているIDコードに対して第2会員IDを割り付ける(この場合、第2会員ID「001」を割り付ける)。
そして、ステップS272にて、管理装置60は、会員情報90aに、受信した発行情報に含まれているIDコードを第1会員IDとして記憶するとともに、当該第1会員IDに対応させて割り付けた第2会員IDを記憶する。
更に、ステップS274にて、管理装置60は、割り付けた第2会員IDを含む返信情報をカード発行端末装置50に送信し、処理を終了する。
【0031】
ステップS240に進んだ場合(第1会員IDが会員情報90aに登録されている場合であり、まだ第2会員IDが登録されているか否か不明の状態)、管理装置60は、一致した第1会員IDに対応する第2会員IDが有るか否かを判定する。一致した第1会員IDに対応する第2会員IDが有る場合(Yesの場合)はステップS250に進む。一致した第1会員IDに対応する第2会員IDがない場合(Noの場合)はステップS260に進む。
【0032】
ステップS260に進んだ場合(この場合、会員情報90aに記憶されている第1会員ID及び第2会員IDの記憶状態は、上記の(2)読み取ったIDコードが第1会員IDに既に記憶されているが、当該第1会員IDに対応する第2会員IDが記憶されていない状態である)、管理装置60は、ステップS260にて、受信した発行情報に含まれているIDコードに対して第2会員IDを割り付ける(この場合、第2会員ID「001」を割り付ける)。
そして、ステップS262にて、管理装置60は、会員情報90aに、一致した第1会員IDに対応させて、割り付けた第2会員IDを記憶する。
更に、ステップS264にて、管理装置60は、割り付けた第2会員IDを含む返信情報をカード発行端末装置50に送信し、処理を終了する。
【0033】
ステップS250に進んだ場合(この場合、会員情報90aに記憶されている第1会員ID及び第2会員IDの記憶状態は、上記の(1)読み取ったIDコードが第1会員IDに既に記憶されており、当該第1会員IDに対応する第2会員IDも既に記憶されている状態である)、管理装置60は、ステップS250にて、表示手段66に会員登録済み案内を表示(既に第2会員ID「001」にて会員登録されている旨の表示等)して処理を終了する。
【0034】
そしてカード発行端末装置50は、ステップS280にて、返信情報が有るか否かを判定する。返信情報がない場合(Noの場合)は、既に第2会員IDが登録されており会員カードも発行されているはずであるので、処理を終了する。返信情報がある場合(Yesの場合)は、今回の処理で第2会員IDを登録したので、当該第2会員IDが記録された会員カードを発行するために、ステップS290に進む。
ステップS290にて、カード発行端末装置50は、会員カード発行手段52にて、受信した返信情報に含まれている第2会員ID(この場合、第2会員ID「001」)が記録された会員カードを発行する。
【0035】
●[遊技履歴情報の記憶の処理手順(図7)]
次に、図7を用いて、遊技履歴情報の記憶の処理手順の例を説明する。
図7において、「管理装置」は管理装置60を示し、「台端末装置」は台端末装置10を示す。図7は、既存の任意の個人カード(この場合、第1会員ID「LLL」が記録された個人カード)、あるいは既に発行された会員カード(この場合、第2会員ID「001」が記録された会員カード)を所持する遊技者を同一人として扱い、当該遊技者の遊技履歴情報の記憶処理の処理手順の例を示すものである。
【0036】
まず、遊技者は、既存の任意の個人カード、あるいは当該個人カードを用いて図6に示す処理手順にて発行された会員カードを台端末装置10のカードリーダ11に受け付けさせる。
台端末装置10は、カードリーダ11で、個人カードあるいは会員カードを受付けると、ステップS300にて、受付けた個人カードあるいは会員カードに記憶されている「生データ」(IDコード)を読み取る(この例では、個人カードの場合はIDコード「LLL」を読み取り、会員カードの場合はIDコード「001」を読み取る)。
台端末装置10はステップS310にて、読み取ったIDコードを含む受付情報を管理装置60に送信する。
【0037】
ここで、読み取ったIDコードと、会員情報90aに記憶されている第1会員ID及び第2会員IDの記憶状態は、以下の4通りがある。図6の場合は、ステップS210の発行情報に含まれているIDコードは既存の任意の個人カードに記録されているIDコード(第1会員ID)のみであるが、図7の場合、ステップS310の受付情報に含まれているIDコードは既存の任意の個人カードに記録されているIDコード(第1会員ID)の場合と、発行された会員カードに記録されているIDコード(第2会員ID)の場合の2通りである点が異なる。
【0038】
(1)会員カードを受付け、当該会員カードから読み取ったIDコードが第2会員IDに記憶されており、且つ当該第2会員IDに対応する第1会員IDも既に記憶されている状態。
この状態は、遊技者が、図6の処理にて既に発行された会員カードを、台端末装置10のカードリーダ11に受付けさせた状態である。
(2)既存の任意の個人カードを受付け、当該個人カードから読み取った「生データ」(IDコード)が第1会員IDに既に記憶されており、且つ当該第1会員IDに対応する第2会員IDも記憶されている状態。
この状態では、遊技者は、図6の処理にて既に会員カードを発行されており、台端末装置10には会員カードでなく、会員カードの発行の際に使用した個人カードを用いた状態である。
(3)既存の任意の個人カードを受付け、当該個人カードから読み取った「生データ」(IDコード)が第1会員IDに既に記憶されているが、当該第1会員IDに対応する第2会員IDが記憶されていない状態。
この状態は、既に当該IDコード(第1会員ID)を有する個人カードと台端末装置10を用いて、図7に示す処理にて、第1会員IDの記憶を行っているが、図6の処理にて第2会員IDの割り付け及び会員カードの発行を行っていない状態である。
(4)既存の任意の個人カードを受付け、当該個人カードから読み取った「生データ」(IDコード)が第1会員IDに既に記憶されておらず、第2会員IDも記憶されていない状態。
この状態は、いわゆる初期状態であり、当該IDコード(第1会員ID)を有する個人カードが、遊技場で初めて使用される状態である。
【0039】
管理装置60は、台端末装置10から受付情報を受信し、ステップS320にて、受信した受付情報に含まれているIDコード(この場合、「LLL」あるいは「001」)と記憶手段に記憶されている会員情報90aの第2会員ID(第2の会員識別情報)とを照合する。
管理装置60は、ステップS330にて、照合の結果、一致する第2会員IDが存在するか否かを判定する。一致する第2会員IDが存在する場合(Yesの場合)は、ステップS392に進む。一致する第2会員IDが存在しない場合(Noの場合)は、ステップS340に進む。
【0040】
ステップS330から直接ステップS392に進んだ場合(この場合、上記の(1)会員カードを受付け、当該会員カードから読み取ったIDコードが第2会員IDに記憶されており、且つ当該第2会員IDに対応する第1会員IDも既に記憶されている状態である)、管理装置60は、ステップS392にて、第1の会員情報に対応する遊技履歴情報90bを記憶、更新する。(例えば、遊技履歴情報90bの「来店日」を更新したり、来店に対するポイントを付与して「累積ポイント」を更新したりする)。
【0041】
ステップS340に進んだ場合(受信した受付情報に含まれているIDコードが、会員カードに記録されたIDコード(第2会員ID)でなく、個人カードに記録されたIDコード(第1会員ID)、あるいは初めて使用される既存の任意の個人カードに記録されたIDコードの場合)、管理装置60は、受信した受付情報に含まれているIDコードと記憶手段に記憶されている会員情報90aの第1会員ID(第1の会員識別情報)とを照合する。
管理装置60は、ステップS350にて、照合の結果、一致する第1会員IDが存在するか否かを判定する。一致する第1会員IDが存在する場合(Yesの場合)は、ステップS360に進む。一致する第1会員IDが存在しない場合(Noの場合)は、ステップS380に進む。
【0042】
ステップS360に進んだ場合(この場合、読みとったIDコードが第1会員IDに既に記憶されている状態)、管理装置60は、記憶手段に記憶されている会員情報90aの第1会員ID(第1の会員識別情報)に対応する第2会員ID(第2の会員識別情報)が有るか否かを判定する。読み取ったIDコードと一致した第1会員IDに対応する第2会員IDが有る場合(Yesの場合)はステップS392に進む。この場合は、上記の(2)既存の任意の個人カードを受付け、当該個人カードから読み取ったIDコードが第1会員IDに既に記憶されており、且つ当該第1会員IDに対応する第2会員IDも記憶されている状態である。
読み取ったIDコードと一致した第1会員IDに対応する第2会員IDがない場合(Noの場合)はステップS370に進む。この場合は、上記の(3)既存の任意の個人カードを受付け、当該個人カードから読み取ったIDコードが第1会員IDに既に記憶されているが、当該第1会員IDに対応する第2会員IDが記憶されていない状態である。この場合、管理装置60は、ステップS370にて、会員カード発行案内を含む会員カード発行案内情報を台端末装置10に送信し、ステップS392に進む。
【0043】
ステップS380に進んだ場合、(この場合、上記の(4)既存の任意の個人カードを受付け、当該個人カードから読み取ったIDコードが第1会員IDに既に記憶されておらず、第2会員IDも記憶されていない状態)、管理装置60は、ステップS380にて、受信した受付情報に含まれているIDコードを第1会員ID(第1の会員識別情報)として記憶手段に記憶している会員情報90aに記憶する。
そして、管理装置60は、ステップS390にて会員カード発行案内を含む会員カード発行案内情報を台端末装置10に送信し、ステップS392に進む。
【0044】
管理装置60は、ステップS392にて、第1の会員情報90aに対応する遊技履歴情報90bを記憶、更新する。(例えば、遊技履歴情報90bの「来店日」を更新したり、来店に対するポイントを付与して「累積ポイント」を更新したりする)。
【0045】
また台端末装置10は、ステップS394にて管理装置60から受信した会員カード発行案内情報が存在するか否かを判定する。会員カード発行案内情報が存在する場合は(Yesの場合)、ステップS396に進む。会員カード発行案内情報が存在しない場合は、処理を終了する。
台端末装置60は、ステップS396にて、出力手段14に、会員カード発行案内情報を出力する。(例えば、表示もしくは音声等で「現在使用している個人カードにて、(匿名状態で)会員カードを発行できます。本個人カードを窓口まで御持参ください。」等の出力を行う。)
【0046】
以上の処理により、第1の実施の形態に対して、遊技者は、個人カードを台端末装置10のカードリーダ11に受付けさせるだけで会員登録することができる、あるいは個人カードを係員等に貸出してカード発行端末装置50のカードリーダ51に受付けさせるだけで会員登録することができるため、手間なく容易に会員登録することができる。更に、当該遊技者は、個人カードを使用しても会員カードを使用しても同一人として扱われて遊技履歴情報90bが記憶され、遊技履歴情報90bに応じたサービスの提供を受けることができる。
また、第1の実施の形態と同様に、会員登録の際に、登録される情報は、使用した「既存の任意の個人カードに記録されている「生データ」(IDコード)」のみであり、当該遊技者の個人情報(氏名、住所等)の記憶をしていない。このため、遊技者は、匿名状態で会員登録することができ、個人情報の漏洩を心配することなく、安心して会員登録することができる。
また、第1の実施の形態と同様に、管理装置60が、会員情報90aにて各会員毎に遊技履歴情報90bを収集することができるため、管理者等は、遊技履歴情報90bを、各会員の傾向の分析等に利用することができる。
【0047】
◆[第3の実施の形態]
第3の実施の形態は、第1の実施の形態あるいは第2の実施の形態にて、遊技者が第1の管理装置に匿名状態で会員登録されている状態において、第1の管理装置が、通信回線を介して接続されている第2の管理装置から、会員登録されている遊技者の個人情報(氏名等)を受信して複写できるものである。
【0048】
●[全体構成(図8)]
第3の実施の形態における構成上の相違点は、第1の実施の形態の構成あるいは第2の実施の形態の構成に対し、第2の管理装置80及び第2の記憶手段を備え、第1の管理装置60と第2の管理装置80が通信回線70を介して接続されている点である。図8に示す例では、第2の管理装置80は、本体82と、入力手段84と、表示手段86とを備えている。また、第2の記憶手段は、第2の管理装置80の内部に設けられている。なお、第2の記憶手段は、第2の管理装置80からアクセス可能であれば、第2の管理装置の内部に限定されず、どこに配置されていても良い。
また、以下の説明では、第1の実施の形態に対して、第1の管理装置60と通信回線70を介して接続された第2の管理装置80、及び第2の管理装置80とアクセス可能に設けられた第2の記憶手段を備えた例について説明する。なお、第2の実施の形態に対して、第1の管理装置60と通信回線70を介して接続された第2の管理装置80、及び第2の管理装置80とアクセス可能に設けられた第2の記憶手段を備えた例については、同様であるため説明を省略する。
【0049】
●[記憶手段に記憶している各情報(図9)]
次に、図9を用いて、第1の記憶手段に記憶されている第1の会員情報90aと、第2の記憶手段に記憶されている第2の会員情報95aについて説明する。例えば、IDコード「LLL」が記録された既存の任意の個人カードの発行元が、第2の管理装置80を保有する店舗等(レンタル店等)である場合、第2の会員情報95aには、IDコード「LLL」が会員IDとして記憶されているとともに、当該会員IDに対応する個人情報95c(氏名等)も、第2の会員情報95aに記憶されている。
【0050】
第1の会員情報90aには、第1の実施の形態で説明したように、会員IDに対応させて遊技履歴情報90bが記憶されている。また、第1の会員情報90aの個人情報90c(氏名等)は、項目の用意はされているが、第2の会員情報95aに含まれている個人情報95cから複写されない限り、各項目の内容は空白(未入力)の状態である。
第2の会員情報95aにおける個人情報95cには、例えば、会員ID(第1の会員識別情報)に対応させて、氏名、住所、性別、生年月日、年齢が記憶されている。
なお、図9の例に示した第2の会員情報95aに含まれている個人情報95cは、氏名、住所、性別、生年月日、年齢の項目を記憶しているが、少なくとも1つの項目のみ(氏名等)を記憶するようにしてもよい。
【0051】
●[処理手順(図10)]
次に、第3の実施の形態における処理手順の例を、図10に示すフローチャートを用いて説明する。図10において、「第1の管理装置」は第1の管理装置60を示し、「第2の管理装置」は第2の管理装置80を示す。
以下、顧客「AAA」が、第2の管理装置80を保有する店舗等(レンタル店等)にて、IDコード「LLL」(第1の会員識別情報)として個人情報(氏名「AAA」等)とともに第2の会員情報95aに登録した後に、当該IDコード「LLL」が記録された個人カードを用いて、(遊技場における)第1の管理装置60にて第1の会員情報90aにIDコード「LLL」(第1の会員識別情報)を登録した場合の例について説明する。
第1の管理装置60にて第1の会員情報90aにIDコード「LLL」(第1の会員識別情報)を登録した時点では、第1の会員情報90aの個人情報90cは空白(未入力)の状態である。以下、この空白(未入力)状態である第1の会員情報90aの個人情報90cに、第2の会員情報95aの個人情報95cを複写する処理について説明する。
【0052】
例えば、第1の管理装置60は、所定時間毎(1時間毎等)に、以下の処理を実行する。
ステップS400にて、第1の管理装置60は、第1の記憶手段に記憶されている第1の会員情報90aにおいて、個人情報90cが未入力の(空白状態の)第1の会員識別情報(会員ID)を抽出する。
ステップS410にて、第1の管理装置60は、抽出の結果、該当する会員IDの有無を判定する。該当する会員IDが無い場合(Yesの場合)、処理を終了する。該当する会員IDが有る場合(Noの場合)、第1の管理装置60は、ステップS430に進む。(この場合、第1の会員情報90aにおいて、会員ID「LLL」に対応する個人情報90cが未入力であるとする。)
【0053】
ステップS430にて、第1の管理装置60は、予め通信相手として設定されている第2の管理装置80に対して、個人情報90cが未入力の会員ID(第1の会員識別情報、この場合、会員ID「LLL」)を含む個人情報要求情報を送信する。なお、通信相手は、予め複数の通信相手が登録されており、任意の通信相手を自動的に選択するようにしてもよいし、自動的に各通信相手と順番に通信するようにしてもよい。
【0054】
ステップS440にて、第2の管理装置80は、受信した個人情報要求情報に含まれている会員IDと、第2の記憶手段に記憶されている第2の会員情報95aに記憶されている会員IDとを照合する。
ステップS450にて、第2の管理装置80は、照合の結果、一致する会員IDが存在するか否かを判定する。一致する会員IDが存在する場合(Yesの場合)は、ステップS470に進む。一致する会員IDが存在しない場合(Noの場合)は、ステップS460に進む。
【0055】
ステップS460に進んだ場合は、一致する会員IDが第2の会員情報95aの会員IDに存在しない場合であるので、例えば第2の管理装置80は、当該会員IDが第2の会員情報95aの会員IDに記憶されていないことを示す会員ID無し信号を、第1の管理装置60に送信して処理を終了する。
【0056】
ステップS470に進んだ場合、第2の管理装置80は、受信した個人情報要求情報に含まれている会員IDと一致した、第2の会員情報95aの会員IDに対応する、個人情報95cを抽出する。
そして、ステップS480にて、第2の管理装置80は、抽出した個人情報95cが存在するか否か(入力されているか未入力か)を判定する。個人情報が存在する場合(Yesの場合)はステップS500に進む。個人情報が存在しない場合(Noの場合)はステップS490に進む。
【0057】
ステップS490に進んだ場合は、一致する会員IDが第2の会員情報95aの会員IDに存在したが、対応する個人情報95cは未入力の状態であるので、例えば第2の管理装置80は、当該会員IDが第2の会員情報95aの会員IDに記憶されているが個人情報が入力されていないことを示す個人情報無し信号を、第1の管理装置60に送信して処理を終了する。
【0058】
ステップS500に進んだ場合は、一致する会員IDが第2の会員情報95aの会員IDに存在し、対応する個人情報95cも入力されている状態であるので、第2の管理装置80は、抽出した個人情報を含む個人情報返信情報を、第1の管理装置60に送信して処理を終了する。(この例では、一致する会員IDは第2の会員情報95aの会員ID「LLL」であり、抽出された個人情報は、氏名「AAA」、住所「A市a町」、性別「男性」、生年月日「1960.04.10」、年齢「42」である。)
【0059】
そして、第1の管理装置60は、ステップS510にて、個人情報返信情報の有無を判定する。個人情報返信情報が無い場合(Noの場合)は、処理を終了する。個人情報返信情報が有る場合(Yesの場合)は、ステップS520に進む。
そして、ステップS520にて、第1の管理装置60は、第2の管理装置80から受信した個人情報返信情報に含まれている、第2の会員情報95aから抽出された個人情報を、第1の記憶手段に記憶されている第1の会員情報90aの会員ID(第1の会員識別情報)に対応付けて記憶する。(この例では、個人情報要求情報に含ませた会員ID「LLL」に対応させて、受信した個人情報返信情報に含まれている個人情報(氏名「AAA」、住所「A市a町」、性別「男性」、生年月日「1960.04.10」、年齢「42」)を、第1の会員情報90aの個人情報90cに記憶(複写)する。)
【0060】
以上の処理により、第1の管理装置60は、第1の会員情報90aに匿名状態で登録されている会員IDに対する個人情報を、第2の管理装置80が保有する第2の会員情報95aの個人情報を用いて、手間なく容易に、第1の会員情報90aに反映(複写)させることができる。
なお、この反映(複写)は、第1の会員情報90aに匿名状態で登録されている会員IDに対する遊技者に、予め個人情報の複写をすることについて、了承を得ておく必要がある。
【0061】
◆[第4の実施の形態]
第4の実施の形態は、第3の実施の形態に対して、個人情報(氏名等)を既に記憶している第1の管理装置60が、個人情報を記憶していない第2の管理装置80からの要求(個人情報要求情報)に基づいて、個人情報を含む個人情報返信情報を第2の管理装置80に送信し、第2の管理装置80が、通信回線を介して接続されている第1の管理装置から、会員登録されている顧客の個人情報(氏名等)を受信して複写できるものである。
【0062】
個人情報の複写元が、第3の実施の形態では、第2の管理装置がアクセス可能な第2の記憶手段に記憶されている第2の会員情報95aであることに対し、第4の実施の形態では、第1の管理装置がアクセス可能な第1の記憶手段に記憶されている第1の会員情報90aである。
また、個人情報の複写先が、第3の実施の形態では、第1の管理装置がアクセス可能な第1の記憶手段に記憶されている第1の会員情報90aであることに対し、第4の実施の形態では、第2の管理装置がアクセス可能な第2の記憶手段に記憶されている第2の会員情報95aである。
つまり、複写元及び複写先が、逆となる点が相違している。
【0063】
●[全体構成]
第4の実施の形態の全体構成は、第3の実施の形態の全体構成(図8)と同一であるため、説明を省略する。
【0064】
●[記憶手段に記憶している各情報]
第1の会員情報90a、第2の会員情報95aは、第3の実施の形態で説明した第1の会員情報90a及び第2の会員情報95a(図9)と同様であるため、説明を省略する。ただし、図9に対して、複写の方向が逆になる(第2の会員情報95aから第1の会員情報90aに複写するのでなく、第1の会員情報90aから第2の会員情報95aに複写する。)
【0065】
●[処理手順]
処理手順においては、第3の実施の形態の説明のフローチャート(図10)と同様であるため、説明を省略する。ただし、図10に対して、第1の管理装置と第2の管理装置が逆になる点と、説明において、「第1の管理装置60、第1の記憶手段、第1の会員情報90a、第1の会員情報90aに記憶されている個人情報90c」と、「第2の管理装置80、第2の記憶手段、第2の会員情報95a、第2の会員情報95aに記憶されている個人情報95c」とが逆になる点が異なる。
【0066】
以上の処理により、第2の管理装置80は、第2の会員情報95aに匿名状態で登録されている会員IDに対する個人情報を、第1の管理装置60が保有する第1の会員情報90aの個人情報を用いて、手間なく容易に、第2の会員情報95aに反映(複写)させることができる。
なお、この反映(複写)は、第2の会員情報95aに匿名状態で登録されている会員IDに対する顧客に、予め個人情報の複写をすることについて、了承を得ておく必要がある。
【0067】
また、第3の実施の形態及び第4の実施の形態において、第1の管理装置60からアクセス可能な第1の記憶手段に記憶されている第1の会員情報90aの個人情報90cに、少なくとも年齢に関する情報(生年月日、年齢等)を記憶しておき、台端末装置10のカードリーダ11で受付けたIDコードに対応する遊技者の年齢が、例えば20歳未満であった場合、第1の管理装置60は、当該遊技者の遊技を禁止するように判定することもできる。
例えば、第1の管理装置60が、遊技の禁止と判定した場合、台端末装置10に設けられた出力手段14に、遊技の禁止を示す出力(表示あるいは音声等)を行ったり、第1の管理装置60の表示手段66に表示して、係員等が当該遊技者に遊技の禁止を伝えるようにすることができる。
【0068】
なお、個人が同じ個人カードを利用する限り、個人識別が可能であるが、同じ個人が異なる個人カードを使用すると、同じ個人であることの識別は残念ながら不可能である。
【0069】
本発明の個人識別装置は、遊技場における個人識別装置に限定されず、様々な店舗(小売販売店、レンタル店等)あるいは公共施設等(図書館等)に適用することが可能である。
本発明の個人識別装置は、本実施の形態で説明した構成、外観、形状、接続、用途、動作等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
本実施の形態で説明した、図2、図5、図9に示す第1の会員情報90a及び第2の会員情報95aの構成、項目、内容等は、これに限定されるものではない。
本実施の形態で説明した処理手順等において、図3、図6、図7、図10に示したフローチャートは一例であり、本フローチャートの処理手順等に限定されるものではない。
また、本実施の形態の説明に用いた数値は一例であり、この数値に限定されるものではない。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜4のいずれかに記載の遊技場における個人識別装置を用いれば、手間なく容易に且つ匿名状態で会員登録することができる。また、請求項5〜6のいずれかに記載の遊技場における個人識別装置を用いれば、匿名状態で記憶されている会員に対して、個人情報を手間なく容易に反映することができる。
また、請求項7に記載の遊技場における個人識別装置を用いれば、遊技者の個人情報を用いて、適切に会員を管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の個人識別装置を用いた一実施の形態(第1の実施の形態)の概略構成図である。
【図2】第1の実施の形態における、第1の管理装置60からアクセス可能な第1の記憶手段に記憶されている、第1の会員情報90aの例を説明する図である。
【図3】第1の実施の形態における処理手順の例を説明するフローチャートである。
【図4】第2の実施の形態の構成において、第1の実施の形態の構成との相違点を説明する図である。
【図5】第2の実施の形態における、第1の管理装置60からアクセス可能な第1の記憶手段に記憶されている、第1の会員情報90aの例を説明する図である。
【図6】第2の実施の形態における、会員カード発行の処理手順の例を説明するフローチャートである。
【図7】第2の実施の形態における、遊技履歴情報の記憶の処理手順の例を説明するフローチャートである。
【図8】第3の実施の形態における、概略構成図である。
【図9】第3の実施の形態における、第1の管理装置60からアクセス可能な第1の記憶手段に記憶されている、第1の会員情報90aの例と、第2の管理装置80からアクセス可能な第2の記憶手段に記憶されている、第2の会員情報95aの例を説明する図である。
【図10】第3の実施の形態における、処理手順の例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1   遊技場
10  台端末装置
11、51  カードリーダ
20  遊技機
30  遊技機管理ユニット
40  島管理ユニット
50  カード発行端末装置
52  会員カード発行手段
60  第1の管理装置
70  通信回線
80  第2の管理装置
90a 第1の会員情報
90b 遊技履歴情報
90c、95c 個人情報
95a 第2の会員情報

Claims (7)

  1. 第1の管理装置と、第1の記憶手段と、台端末装置とを備え、第1の記憶手段には、第1の会員識別情報に対応させた遊技履歴情報を含む第1の会員情報が記憶されており、
    台端末装置は、カードリーダを備えており、既存の任意の個人カードをカードリーダで受付けると、受付けた個人カードに含まれている「生データ」をIDコードとして読み出し、読み出したIDコードを含む受付情報を第1の管理装置に送信し、
    第1の管理装置は、台端末装置から受付情報を受信すると、受信した受付情報に含まれているIDコードと、第1の会員情報に記憶されている第1の会員識別情報とを照合し、IDコードと一致する第1の会員識別情報が存在しない場合は当該IDコードを第1の会員識別情報として、第1の会員情報に記憶する、
    ことを特徴とする遊技場における個人識別装置。
  2. 請求項1に記載の遊技場における個人識別装置であって、第1の管理装置は、受信した受付情報に含まれているIDコードと一致する第1の会員識別情報が存在する場合は、第1の会員識別情報に対応する遊技者に関する遊技履歴情報を、第1の会員識別情報に対応させて第1の会員情報に記憶する、ことを特徴とする遊技場における個人識別装置。
  3. 第1の管理装置と、第1の記憶手段と、カード発行端末装置とを備え、
    第1の記憶手段には、第1の会員識別情報と、当該第1の会員識別情報に対応させた第2の会員識別情報と遊技履歴情報とを含む第1の会員情報が記憶されており、カード発行端末装置は、カードリーダと会員カード発行手段を備えており、既存の任意の個人カードをカードリーダで受付けると、受付けた個人カードに含まれている「生データ」をIDコードとして読み出し、読み出したIDコードを含む発行情報を第1の管理装置に送信し、
    第1の管理装置は、カード発行端末装置から発行情報を受信すると、受信した発行情報に含まれているIDコードと、第1の会員情報に記憶されている第1の会員識別情報とを照合し、IDコードと一致する第1の会員識別情報が存在しない場合は当該IDコードに対応する第2の会員識別情報を割り付け、当該IDコードを第1の会員識別情報として、第1の会員識別情報と第2の会員識別情報を対応させて第1の会員情報に記憶するとともに、第2の会員識別情報を含む返信情報をカード発行端末装置に送信し、
    カード発行端末装置は発行情報に対応する返信情報を第1の管理装置から受信し、受信した返信情報に含まれている第2の会員識別情報を含む個人カードを会員カード発行手段で発行する、
    ことを特徴とする遊技場における個人識別装置。
  4. 請求項3に記載の遊技場における個人識別装置であって、第1の管理装置と、第1の記憶手段と、カード発行端末装置と、台端末装置とを備え、
    台端末装置は、カードリーダを備えており、既存の任意の個人カードあるいは当該個人カードを用いて前記会員カード発行手段で発行された個人カードをカードリーダで受付けると、受付けた個人カードに含まれている「生データ」をIDコードとして読み出し、読み出したIDコードを含む受付情報を第1の管理装置に送信し、
    第1の管理装置は、更に、台端末装置から受付情報を受信すると、受信した受付情報に含まれているIDコードと、第1の会員情報に記憶されている第1の会員識別情報及び第2の会員識別情報とを照合し、IDコードと一致する第1の会員識別情報あるいは第2の会員識別情報が存在する場合は、IDコードと一致する第1の会員識別情報あるいは第2の会員識別情報に対応する遊技者に関する遊技履歴情報を、第1の会員識別情報あるいは第2の会員識別情報に対応させて第1の会員情報に記憶する、
    ことを特徴とする遊技場における個人識別装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の遊技場における個人識別装置であって、更に、第2の管理装置と、第2の記憶手段とを備え、
    第1の記憶手段に記憶されている第1の会員情報には、更に、第1の会員識別情報に対応させて、第1の会員識別情報に対応する遊技者に関する個人情報が記憶されており、
    第2の記憶手段には、第1の会員識別情報に対応させた個人情報を含む第2の会員情報が記憶されており、
    第1の管理装置は、第1の記憶手段に記憶されている第1の会員情報において個人情報が記憶されていない第1の会員識別情報を抽出し、抽出した第1の会員識別情報を含む個人情報要求情報を第2の管理装置に送信し、個人情報返信情報を第2の管理装置から受信すると、受信した個人情報返信情報に含まれている個人情報を、個人情報要求情報に含ませた第1の会員識別情報に対応させて第1の会員情報に記憶し、
    第2の管理装置は、第1の管理装置から個人情報要求情報を受信すると、受信した個人情報要求情報に含まれている第1の会員識別情報と、第2の記憶手段に記憶している第2の会員情報の第1の会員識別情報とを照合し、照合が一致した場合は当該一致した第1の会員識別情報に対応する個人情報を第2の会員情報から抽出し、当該一致した第1の会員識別情報に対応する個人情報が存在する場合は、抽出した個人情報を含む個人情報返信情報を第1の管理装置に送信する、
    ことを特徴とする遊技場における個人識別装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の遊技場における個人識別装置であって、更に、第2の管理装置と、第2の記憶手段とを備え、
    第1の記憶手段に記憶されている第1の会員情報には、更に、第1の会員識別情報に対応させて、第1の会員識別情報に対応する遊技者に関する個人情報が記憶されており、
    第2の記憶手段には、第1の会員識別情報に対応させた個人情報を含む第2の会員情報が記憶されており、
    第2の管理装置は、第2の記憶手段に記憶されている第2の会員情報において個人情報が記憶されていない第1の会員識別情報を抽出し、抽出した第1の会員識別情報を含む個人情報要求情報を第1の管理装置に送信し、個人情報返信情報を第1の管理装置から受信すると、受信した個人情報返信情報に含まれている個人情報を、個人情報要求情報に含ませた第1の会員識別情報に対応させて第2の会員情報に記憶し、
    第1の管理装置は、第2の管理装置から個人情報要求情報を受信すると、受信した個人情報要求情報に含まれている第1の会員識別情報と、第1の記憶手段に記憶している第1の会員情報の第1の会員識別情報とを照合し、照合が一致した場合は当該一致した第1の会員識別情報に対応する個人情報を第1の会員情報から抽出し、当該一致した第1の会員識別情報に対応する個人情報が存在する場合は、抽出した個人情報を含む個人情報返信情報を第2の管理装置に送信する、
    ことを特徴とする遊技場における個人識別装置。
  7. 請求項5または6に記載の遊技場における個人識別装置であって、
    個人情報には、少なくとも年齢に関する情報が含まれており、
    第1の管理装置は、更に、受信した受付情報に含まれているIDコードに対応する第1の会員識別情報に対応する個人情報に含まれている年齢に関する情報を第1の会員情報に基づいて認識し、認識した年齢に関する情報に基づいて当該IDコードに対応する遊技者における遊技の許可あるいは禁止を判定する、
    ことを特徴とする遊技場における個人識別装置。
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