JP2004032146A - オフセット電圧キャンセル回路 - Google Patents

オフセット電圧キャンセル回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2004032146A
JP2004032146A JP2002182527A JP2002182527A JP2004032146A JP 2004032146 A JP2004032146 A JP 2004032146A JP 2002182527 A JP2002182527 A JP 2002182527A JP 2002182527 A JP2002182527 A JP 2002182527A JP 2004032146 A JP2004032146 A JP 2004032146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peak
voltage
signal
capacitor
differential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002182527A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3466181B1 (ja
Inventor
Sunao Mizunaga
水永 直
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2002182527A priority Critical patent/JP3466181B1/ja
Priority to US10/329,788 priority patent/US6671075B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3466181B1 publication Critical patent/JP3466181B1/ja
Publication of JP2004032146A publication Critical patent/JP2004032146A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • H03F3/45071Differential amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/45479Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection
    • H03F3/45632Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with FET transistors as the active amplifying circuit
    • H03F3/45744Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with FET transistors as the active amplifying circuit by offset reduction
    • H03F3/45757Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with FET transistors as the active amplifying circuit by offset reduction by using a feedforward circuit
    • H03F3/45762Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with FET transistors as the active amplifying circuit by offset reduction by using a feedforward circuit using switching means, e.g. sample and hold

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

【課題】状態変化に高速に追随して差動信号のオフセット電圧をキャンセルするオフセット電圧キャンセル回路を提供する。
【解決手段】差動入力信号VA1,VA2のピーク電圧VP1,VP2は、ピーク検出部10,10の各キャパシタ12に保持される。差動入力信号VA1とピーク電圧VP2は加算部20で加算されて差動出力信号VC1となり、差動入力信号VA2とピーク電圧VP1は加算部20で加算されて差動出力信号VC2となる。差動出力電圧VC1,VC2は、ピークレベルリセット部30に与えられて電位差に応じたリセット信号RSTとなり、各ピーク検出部10,10のNMOS14のゲートに与えられる。差動出力信号VC1,2にオフセットが生じると、リセット信号RSTが大きくなってNMOS14が導通し、キャパシタ12に保持されたピーク電圧VP1,VP2がリセットされる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、例えば無線通信における受信装置の検波回路等から出力される差動信号に含まれるオフセット電圧を除去するための、オフセット電圧キャンセル回路に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
【0004】
図2は、従来のオフセット電圧キャンセル回路の一例を示す構成図である。
【0005】
このオフセット電圧キャンセル回路90は、検波回路1から与えられる差動入力信号VA1,VA2から、それぞれのピーク電圧VP1,VP2を検出するピーク検出部91,92と、この差動入力信号VA1,VA2の中間電位を基準電圧VREFとして出力する抵抗93,94を有している。
【0006】
ピーク検出部91,92は、ボルテージフォロワと電圧保持用のキャパシタで構成され、入力電圧が上昇したときには即座に追随してその最大電圧を保持するようになっている。一方、入力電圧が低下したときには、安定した動作を確保するために、保持している電圧を大きな時定数で徐々に低下させるように構成されている。
【0007】
また、このオフセット電圧キャンセル回路90は、基準電圧VREFを基準にして差動入力信号VA1とピーク電圧VP2を加算し、差動出力信号VC1を出力する加算部95と、差動入力信号VA2とピーク電圧VP1を加算し、差動出力信号VC2を出力する加算部96を有している。
【0008】
このようなオフセット電圧キャンセル回路90において、次の(1)式のような差動入力信号VA1,VA2が与えられたとする。
VA1=VO1+Asin(ωt)
VA2=VO2−Asin(ωt)  ・・・(1)
【0009】
但し、VO1,VO2は、それぞれ差動入力信号VA1,VA2の直流成分であり、Aは差動入力信号VA1,VA2の交流成分の振幅である。
【0010】
これにより、ピーク検出部91,92から出力されるピーク電圧VP1,VP2と、抵抗93,94で生成される基準電圧VREFは、次の(2)式のようになる。
VP1=VO1+A
VP2=VO2+A
VREF=(VO1+VO2)/2 ・・・(2)
【0011】
差動入力信号VA1、ピーク電圧VP2及び基準電圧VREFは加算部95へ与えられ、差動入力信号VA2、ピーク電圧VP1及び基準電圧VREFは加算部96へ与えられて加算される。
【0012】
これにより、加算部95,96から出力される差動出力信号VC1,VC2は、次の(3)式のようになる。
Figure 2004032146
【0013】
(3)式に示すように、差動出力信号VC1,VC2の定数項は等しくなる。これは、差動出力信号VC1,VC2に含まれる直流成分が等しくなり、オフセット電圧が除去されたことを意味している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
しかしながら、従来のオフセット電圧キャンセル回路では、次のような課題があった。
【0016】
無線通信システムでは、送信状態と受信状態を交互に切り替える時分割通信が採用されることが多い。このようなシステムにおける受信信号は、雑音成分のみの無信号、無変調搬送波信号、プリアンブル信号、データで変調された搬送波信号等に時々刻々変化する。検波回路1から与えられる差動入力信号VA1,VA2に含まれる直流電圧成分は状態によって異なり、これに伴ってオフセット電圧が発生する。
【0017】
図2のオフセット電圧キャンセル回路では、ピーク検出部91,92によって、差動入力信号VA1,VA2からピーク電圧VP1,VP2が検出され、それぞれ図示しないキャパシタに保持される。キャパシタに保持される電圧は、ピーク電圧が上昇したときには高速に追随するが、ピーク電圧が低下したときには、安定した動作を確保するため、大きな時定数で変化するようになっている。
【0018】
このため、状態の変化や瞬間的な雑音等によって差動入力信号VA1,VA2の電位が一時的に上昇すると、保持しているピーク電圧VP1,VP2がこの異常な値に置き換えられ、実際のピーク電圧との間にずれが生じる。これにより、ピーク検出部91,92に保持されているピーク電圧VP1,VP2が、(2)式で示される値と一致しなくなり、差動出力信号VC1,VC2にオフセットが生じて、正しくデータを受信することができなくなるおそれがあった。
【0019】
本発明は、前記従来技術が持っていた課題を解決し、状態変化に高速に追随して差動入力信号のオフセット電圧をキャンセルすることができるオフセット電圧キャンセル回路を提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
【0021】
前記課題を解決するために、本発明の内の第1の発明は、差動的な第1及び第2の入力信号に含まれる直流電圧成分の差を除去して第1及び第2の出力信号からなる差動信号を生成するオフセット電圧キャンセル回路を、次のような第1及び第2のピーク検出部と、第1及び第2の加算部と、ピークレベルリセット部とで構成している。
【0022】
第1のピーク検出部は、前記第1の入力信号のピークレベルを保持する第1のキャパシタを有し、該第1のキャパシタに保持された電圧を第1のピーク電圧として出力すると共に、リセット信号に応じて該第1のキャパシタの電荷を放電させるものである。第2のピーク検出部は、前記第2の入力信号のピークレベルを保持する第2のキャパシタを有し、該第2のキャパシタに保持された電圧を第2のピーク電圧として出力すると共に、前記リセット信号に応じて該第2のキャパシタの電荷を放電させるものである。
【0023】
第1の加算部は、前記第1の入力信号と前記第2のピーク電圧を加算して前記第1の出力信号を生成するもので、第2の加算部は、前記第2の入力信号と前記第1のピーク電圧を加算して前記第2の出力信号を生成するものである。ピークレベルリセット部は、前記第1及び第2の出力信号の電位差に応じた信号を前記リセット信号として出力するものである。
【0024】
第2の発明は、オフセット電圧キャンセル回路を、第1の発明と同様の第1及び第2のピーク検出部、並びに第1及び第2の加算部と、第1及び第2の出力信号のピーク電圧を監視し、該ピーク電圧の差が所定の値を越えたときにリセット許可信号を出力するリセット制御部と、前記リセット許可信号が与えられたときに、前記第1及び第2の出力信号の電位差に応じた信号を前記リセット信号として出力するピークレベルリセット部とで構成している。
【0025】
第3の発明は、オフセット電圧キャンセル回路を、第1の発明と同様の第1及び第2のピーク検出部、並びに第1及び第2の加算部と、第1及び第2の出力信号のピーク電圧の差が所定の値を越えたときに、該第1及び第2の出力信号の電位差に応じた信号を前記リセット信号として出力するピークレベルリセット部とで構成している。
【0026】
本発明によれば、以上のようにオフセット電圧キャンセル回路を構成したので、次のような作用が行われる。
【0027】
第1及び第2の入力信号は、それぞれ第1及び第2のピーク検出部によってそのピーク電圧が検出され、第1及び第2のキャパシタに保持される。更に、第1の入力信号は、第1の加算部で第2のピーク電圧と加算され、第1の出力信号が生成される。一方、第2の入力信号は、第2の加算部で第1のピーク電圧と加算され、第2の出力信号が生成される。これにより、入力信号のレベルが安定していれば、第1及び第2の加算部による加算の結果、第1及び第2の出力信号に含まれる直流電圧成分の値が等しくなり、オフセット電圧がキャンセルされる。
【0028】
ここで、入力信号のレベルが変動して第1または第2のピーク検出部で保持しているピーク電圧が上昇すると、第1または第2の出力信号のレベルが変動してその電位差が大きくなる。これにより、ピークレベルリセット部から出力されるリセット信号が大きくなり、第1及び第2のピーク検出部のキャパシタに保持されている電荷が放電され、第1及び第2のピーク電圧がリセットされる。そして、新たに入力される第1及び第2の入力信号に応じた第1及び第2のピーク電圧が保持される。
【0029】
【発明の実施の形態】
【0030】
(第1の実施形態)
【0031】
図1は、本発明の第1の実施形態を示すオフセット電圧キャンセル回路の構成図である。
【0032】
オフセット電圧キャンセル回路は、入力信号INを検波する検波回路1から与えられる差動入力信号(相補入力信号とも称される)VA1,VA2に含まれる直流電圧成分の差(即ち、オフセット電圧)を除去し、オフセットのない差動出力信号(相補出力信号とも称される)VC1,VC2を生成してコンパレータ2へ与えるものである。コンパレータ2は、ヒステリシス特性を有し、差動出力信号VC1,VC2に基づいて出力データOUTを生成するようになっている。
【0033】
このオフセット電圧キャンセル回路は、検波回路1から与えられる差動入力信号VA1,VA2から、それぞれの電位の最大値を検出して保持し、ピーク電圧VP1,VP2として出力するリセット機能付きのピーク検出部10,10を有している。
【0034】
ピーク検出部10,10は同様の構成で、例えばピーク検出部10は、ボルテージフォロワを構成する演算増幅器(OP)11を備え、この演算増幅器11の入力側に差動入力信号VA1が与えられている。演算増幅器11の出力側と接地電位GNDの間には、ピーク電圧保持用のキャパシタ12、大きな時定数でピーク電圧の変動に追随させるための抵抗13、及びリセット信号RSTによってキャパシタ12を強制的に放電させるNチャネルMOSトランジスタ(以下、「NMOS」という)14が並列に接続されている。
【0035】
また、差動入力信号VA1,VA2は、同じ抵抗値を有する直列接続された抵抗15,15の両端に与えられ、この抵抗15,15の接続点の電位が、基準電圧VREFとして出力されるようになっている。
【0036】
このオフセット電圧キャンセル回路は、基準電圧VREFを基準にして差動入力信号VA1とピーク電圧VP2を加算し、差動出力信号VC1を出力する加算部20と、差動入力信号VA2とピーク電圧VP1を加算して差動出力信号VC2を出力する加算部20を有している。
【0037】
加算部20,20は同様の構成で、例えば加算部20は、差動入力信号VA1がゲートに与えられるPチャネルMOSトランジスタ(以下、「PMOS」という)21と、基準電圧VREFがゲートに与えられるPMOS22を有している。PMOS21,22のソースは、それぞれ抵抗23,24を介して電源電位VDDに接続され、これらのPMOS21,22のドレインは、定電流回路を構成するNMOS25を介して接地電位GNDに接続されている。
【0038】
更に、この加算部20は、ピーク電圧VP2がゲートに与えられるPMOS26と、基準電圧VREFがゲートに与えられるPMOS27を有している。PMOS26,27のソースは、それぞれPMOS21,22のソースに接続され、これらのPMOS26,27のドレインは、定電流回路を構成するNMOS28を介して接地電位GNDに接続されている。NMOS25,28のゲートには、所定のバイアス電圧VBが与えられている。
【0039】
このような加算部20では、PMOS21,26に、それぞれ差動入力電圧VA1とピーク電圧VP2に応じた電流が流れ、PMOS22,27には、基準電圧VREFに応じた電流が流れる。PMOS21,22とPMOS26,27は、それぞれ差動回路を構成し、抵抗23にはPMOS21,26の電流が流れ、抵抗24にはPMOS22,27の電流が流れるようになっている。
【0040】
これにより、PMOS21のソースには、基準電圧VREFを基準にして、差動入力信号VA1とピーク電圧VP2を加算した電圧が、差動出力信号VC1として出力されるようになっている。同様に、加算部20からは、基準電圧VREFを基準にして、差動入力信号VA2とピーク電圧VP1を加算した電圧が、差動出力信号VC2として出力されるようになっている。これらの差動出力信号VC1,VC2は、コンパレータ2へ与えられている。
【0041】
更に、このオフセット電圧キャンセル回路は、ピークレベルリセット部30を有している。ピークレベルリセット部30は、差動出力信号VC1,VC2の電位差の絶対値を検出して、この電位差が大きくなったときにピーク検出部10,10に対するリセット信号RSTを出力するものである。
【0042】
図3は、図1中のピークレベルリセット部30の一例を示す回路図である。
【0043】
このピークレベルリセット部30は、それぞれ差動出力信号VC1,VC2がゲートに与えられるPMOS31a,31bを有しており、このPMOS31a,31bのソースは、PMOS32を介して電源電位VDDに接続されている。PMOS31aのドレインは、NMOS33aを介して接地電位GNDに接続されると共に、NMOS34aを介して接地電位GNDに接続されている。また、PMOS31bのドレインは、NMOS33bを介して接地電位GNDに接続されると共に、NMOS34bを介して接地電位GNDに接続されている。
【0044】
更に、このピークレベルリセット部30は、所定のバイアス電圧VBが与えられて定電流回路を構成するNMOS35を有している。NMOS35のソースは接地電位GNDに接続され、ドレインはPMOS36を介して電源電位VDDに接続されている。PMOS36には電流ミラー回路を構成するPMOS37が接続され、これらのPMOS36,37及びPMOS32のゲートが、NMOS35のドレインに接続されている。
【0045】
PMOS37のドレインは、NMOS38を介して接地電位GNDに接続されると共に、NMOS33a,33bのゲートに接続され、このNMOS38とNMOS33a,33bが、電流ミラー回路を構成するようになっている。
【0046】
更に、PMOS31a,31bのドレインは、それぞれNMOS39a,39bのゲートに接続されている。NMOS39a,39bのソースは接地電位GNDに接続され、ドレインはPMOS40を介して電源電位VDDに接続されている。PMOS40には電流ミラー回路を構成するPMOS41が接続され、これらのPMOS40,41のゲートがPMOS40のドレインに接続されている。PMOS41のドレインは、NMOS42のドレインとゲートに接続され、NMOS42のソースが接地電位GNDに接続されている。そして、NMOS42のゲートからリセット信号RSTが出力されるようになっている。
【0047】
図4(a)〜(d)は、図1の動作の一例を示す信号波形図である。以下、この図4を参照しつつ、図1の動作を説明する。
【0048】
図4の期間T1において、検波回路1から与えられる差動入力信号VA1,VA2が安定している場合、この差動入力信号VA1,VA2の各直流成分をVO1,VO2、交流成分の振幅をAとすると、図4(a)に示すように、前記(1)式で表される信号波形となる。また、差動入力信号VA1,VA2の中間電位が、抵抗15,15の接続点から基準電位VREFとして出力される。この時、ピーク検出部10,10から出力されるピーク電圧VP1,VP2は、図4(b)に示すように、前記(2)式で表される一定電圧となる。
【0049】
差動入力信号VA1、ピーク電圧VP2及び基準電圧VREFは加算部20へ与えられ、差動入力信号VA2、ピーク電圧VP1及び基準電圧VREFは加算部20へ与えられて加算される。これにより、加算部20,20の出力側には、前記(3)式に示すように、直流成分が等しくなってオフセット電圧が除去された差動出力信号VC1,VC2が得られる。
【0050】
差動出力信号VC1,VC2は、ピークレベルリセット部30へ与えられ、この差動出力信号VC1,VC2の電位差の絶対値に対応した信号が、リセット信号RSTとして出力される。期間T1では、差動出力信号VC1,VC2にオフセット電圧は生じていないので、この差動出力信号VC1,VC2の電位差の最大値は、図4(c)に示すように、2Aとなる。従って、リセット信号RSTの振幅は、この振幅2Aに比例した値となる。
【0051】
リセット信号RSTは、ピーク検出部10,10のNMOS14のゲートに与えられるが、安定時のリセット信号RSTの最大値(2A)をNMOS14の閾値TH以下となるように設定しておくことにより、このNMOS14はオフ状態に保たれる。これと同時に、オフセット電圧が除去された差動出力信号VC1,VC2は、コンパレータ2へ与えられ、2値の出力データOUTが生成される。
【0052】
次に、期間T2において、何らかの原因により、検波回路1から与えられる差動入力信号VA1の直流成分が上昇したとする。これにより、差動入力信号VA1の電位が変動すると共に、ピーク検出部10から出力されるピーク電圧VP1も上昇する。ピーク電圧VP1の上昇に伴い、加算部20,20から出力される差動出力信号VC1,VC2のレベルも変動し、この差動出力信号VC1,VC2の電位差の最大値が増加する。
【0053】
これに従い、ピークレベルリセット部30から出力されるリセット信号RSTの振幅が増加する。そして、リセット信号RSTの振幅が、NMOS14の閾値THを越えると、このNMOS14に電流が流れ始める。これにより、ピーク検出部10,10のキャパシタ12の電荷がNMOS14を介して放電され、ピーク電圧VP1,VP2は低下する。
【0054】
期間T3において、差動入力信号VA1の変動が復旧し、キャパシタ12に保持されているピーク電圧VP1,VP2と、実際の差動入力信号VA1,VA2のピーク電圧VP1,VP2が一致すると、加算部20,20から出力される差動出力信号VC1,VC2のオフセット電圧も除去される。これにより、ピークレベルリセット部30から出力されるリセット信号RSTの振幅も、NMOS14の閾値TH以下に戻り、このNMOS14はオフ状態となり、元の安定した状態に復旧する。
【0055】
ここでは、差動入力電圧VA1が一時的に変動して元に戻る場合の動作について説明したが、差動入力電圧VA1,VA2のレベルがステップ的に変化する場合や、パルス状の雑音が重畳した場合等においても、同様にピーク電圧VP1,VP2のリセット及び再設定動作が行われる。
【0056】
以上のように、この第1の実施形態のオフセット電圧キャンセル回路は、保持しているピーク電圧VP1,VP2を、リセット信号RSTに応じてリセット(放電)する機能を備えたピーク検出部10,10と、加算部20,20から出力される差動出力電圧VC1,VC2の電位差に応じたリセット信号RSTを出力するピークレベルリセット部30を設けている。これにより、差動入力信号の状態変化に高速に追随してオフセット電圧をキャンセルすることができるという利点がある。
【0057】
(第2の実施形態)
【0058】
図5は、本発明の第2の実施形態を示すオフセット電圧キャンセル回路の構成図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0059】
このオフセット電圧キャンセル回路は、図1のオフセット電圧キャンセル回路に、オフセット監視部50を追加したものである。オフセット監視部50は、加算部20,20から出力される差動出力信号VC1,VC2のピーク電圧を監視し、そのピーク電圧の差が所定の値以下のときには、ピークレベルリセット部30の動作を停止させるものである。
【0060】
オフセット監視部50は、加算部20,20から出力される差動出力信号VC1,VC2のピーク電圧VCP1,VCP2を検出するピーク検出部51,52と、これらピーク電圧VCP1,VCP2の電位差が所定の値を越えたときに、ピークレベルリセット部30に対するイネーブル信号ENを生成するリセット制御部53とで構成されている。
【0061】
ピーク検出部51,52は、例えば図1中のピーク検出部10と同様の回路構成で、このピーク検出部51,52のNMOS14には、ピークレベルリセット部30からリセット信号RSTが与えられるようになっている。リセット制御部53は、例えば、図3のピークレベルリセット部30と同様の回路構成で、このリセット制御部53では、リセット信号RSTをイネーブル信号ENと読み替えて、ピークレベルリセット部30に対するバイアス信号BSの代わりに与えるようになっている。その他の構成は、図1と同様である。
【0062】
このオフセット電圧キャンセル回路では、加算部20,20から出力される差動出力電圧VC1,VC2のピーク電圧VCP1,VCP2が、それぞれピーク検出部51,52で検出される。そして、これらのピーク電圧VCP1,VCP2の電位差が所定の値を越えると、リセット制御部53からピークレベルリセット部30にイネーブル信号ENが出力される。これにより、ピークレベルリセット部30が動作可能になり、第1の実施形態と同様の動作が行われる。
【0063】
一方、ピーク電圧VCP1,VCP2の電位差が所定の値以下のときには、リセット制御部53からピークレベルリセット部30にイネーブル信号ENが出力されず、このピークレベルリセット部30の動作は禁止される。従って、小さな雑音によるピークレベルリセット部30の誤動作が抑制される。
【0064】
以上のように、この第2の実施形態のオフセット電圧キャンセル回路は、差動出力電圧VC1,VC2のピーク電圧VCP1,VCP2の電位差が所定の値を越えたときにのみ、ピークレベルリセット部30の動作を可能にするオフセット監視部50を設けているので、第1の実施形態の利点に加えて、小さな雑音によるピークレベルリセット部30の誤動作が抑制され、より安定したオフセット電圧キャンセル動作が可能になるという利点がある。
【0065】
(第3の実施形態)
【0066】
図6は、本発明の第3の実施形態を示すオフセット電圧キャンセル回路の構成図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0067】
このオフセット電圧キャンセル回路では、図1におけるピークレベルリセット部30の入力側に、ピーク検出部60,60を設けている。即ち、加算部20,20から出力された差動出力電圧VC1,VC2は、それぞれピーク検出部60,60によってピーク電圧VCP1,VCP2が検出され、これらのピーク電圧VCP1,VCP2が、ピークレベルリセット部30に与えられるようになっている。
【0068】
なお、ピーク検出部60,60は、例えば図1中のピーク検出部10と同様の回路構成で、このピーク検出部60,60のNMOS14には、ピークレベルリセット部30からリセット信号RSTが与えられるようになっている。その他の構成は、図1と同様である。
【0069】
このオフセット電圧キャンセル回路では、加算部20,20から出力される差動出力電圧VC1,VC2のピーク電圧VCP1,VCP2が、ピーク検出部60,60で検出される。そして、これらのピーク電圧VCP1,VCP2の電位差が所定の値を越えると、ピークレベルリセット30からリセット信号RSTが出力される。これにより、第1の実施形態と同様の動作が行われる。
【0070】
一方、ピーク電圧VCP1,VCP2の電位差が所定の値以下のときには、ピークレベルリセット30からリセット信号RSTは出力されない。
【0071】
以上のように、第1の実施形態では、加算部20,20から出力される差動出力信号VC1,VC2の電位差に基づいてピークレベルリセット部30からリセット信号RSTが出力されていたが、この第3の実施形態では、差動出力電圧VC1,VC2のピーク電圧VCP1,VCP2の電位差が所定の値を越えたときにリセット信号RSTを出力するようにしている。これにより、第2の実施形態よりも簡素化した回路構成で、この第2の実施形態と同様に、小さな雑音によるピークレベルリセット部30の誤動作が抑制され、より安定したオフセット電圧キャンセル動作が可能になるという利点がある。
【0072】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
【0073】
(a) ピーク検出部10、加算部20、ピークレベルリセット部30の回路構成は、図示したものに限定されない。同様の機能を有するものであれば、どの様な回路構成でも適用可能である。
【0074】
(b) ピーク検出部10は、電圧の最大値を検出するようにしているが、最小値を検出するようにしても良い。
【0075】
(c) ピーク検出部10に代えて、差動入力信号VA1,VA2等に含まれる直流成分を検出する回路を用いても良い。
【0076】
(d) ピーク検出部10のNMOS14は、ピークレベルリセット部30から与えられるリセット信号RSTのレベルによって、導通状態がアナログ的に制御されるようになっているが、比較器等を用いて2値のリセット信号を生成し、ディジタル的に制御するようにしても良い。
【0077】
【発明の効果】
【0078】
以上詳細に説明したように、第1の発明によれば、リセット信号によって保持しているピーク電圧をリセットする機能を備えた第1及び第2のピーク検出部と、第1及び第2の加算部から出力される第1及び第2の出力信号の電位差に応じたリセット信号を出力するピークレベルリセット部を有している。これにより、差動入力信号の状態変化に高速に追随してオフセット電圧をキャンセルすることができる。
【0079】
第2の発明によれば、第1及び第2の出力信号のピーク電圧の差が所定の値を越えたときにのみ、ピークレベルリセット部の動作を可能にするリセット制御部を設けている。これにより、第1の発明の効果に加えて、小さな雑音によるピークレベルリセット部の誤動作が抑制され、より安定したオフセット電圧キャンセル動作が可能になるという効果がある。
【0080】
第3の発明によれば、第1及び第2の出力信号のピーク電圧の差が所定の値を越えたときに、該第1及び第2の出力信号の電位差の絶対値に対応した信号をリセット信号として出力するピークレベルリセット部を有している。これにより、第2の発明よりも簡単な構成で、第2の発明と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のオフセット電圧キャンセル回路の構成図である。
【図2】従来のオフセット電圧キャンセル回路の一例を示す構成図である。
【図3】図1中のピークレベルリセット部30の一例を示す回路図である。
【図4】図1の動作の一例を示す信号波形図である。
【図5】本発明の第2の実施形態のオフセット電圧キャンセル回路の構成図である。
【図6】本発明の第3の実施形態のオフセット電圧キャンセル回路の構成図である。
【符号の説明】
1  検波回路
2  コンパレータ
10,51,52,60  ピーク検出部
12  キャパシタ
14  NMOS
20  加算部
30  ピークレベルリセット部
50  オフセット監視部
53  リセット制御部

Claims (3)

  1. 差動的な第1及び第2の入力信号に含まれる直流電圧成分の差を除去して第1及び第2の出力信号からなる差動信号を生成するオフセット電圧キャンセル回路であって、
    前記第1の入力信号のピークレベルを保持する第1のキャパシタを有し、該第1のキャパシタに保持された電圧を第1のピーク電圧として出力すると共に、リセット信号に応じて該第1のキャパシタの電荷を放電させる第1のピーク検出部と、
    前記第2の入力信号のピークレベルを保持する第2のキャパシタを有し、該第2のキャパシタに保持された電圧を第2のピーク電圧として出力すると共に、前記リセット信号に応じて該第2のキャパシタの電荷を放電させる第2のピーク検出部と、
    前記第1の入力信号と前記第2のピーク電圧とを加算して前記第1の出力信号を生成する第1の加算部と、
    前記第2の入力信号と前記第1のピーク電圧とを加算して前記第2の出力信号を生成する第2の加算部と、
    前記第1及び第2の出力信号の電位差に応じた信号を前記リセット信号として出力するピークレベルリセット部とを、
    備えたことを特徴とするオフセット電圧キャンセル回路。
  2. 差動的な第1及び第2の入力信号に含まれる直流電圧成分の差を除去して第1及び第2の出力信号からなる差動信号を生成するオフセット電圧キャンセル回路であって、
    前記第1の入力信号のピークレベルを保持する第1のキャパシタを有し、該第1のキャパシタに保持された電圧を第1のピーク電圧として出力すると共に、リセット信号に応じて該第1のキャパシタの電荷を放電させる第1のピーク検出部と、
    前記第2の入力信号のピークレベルを保持する第2のキャパシタを有し、該第2のキャパシタに保持された電圧を第2のピーク電圧として出力すると共に、前記リセット信号に応じて該第2のキャパシタの電荷を放電させる第2のピーク検出部と、
    前記第1の入力信号と前記第2のピーク電圧とを加算して前記第1の出力信号を生成する第1の加算部と、
    前記第2の入力信号と前記第1のピーク電圧とを加算して前記第2の出力信号を生成する第2の加算部と、
    前記第1及び第2の出力信号のピーク電圧を監視し、該ピーク電圧の差が所定の値を越えたときにリセット許可信号を出力するリセット制御部と、
    前記リセット許可信号が与えられたときに、前記第1及び第2の出力信号の電位差に応じた信号を前記リセット信号として出力するピークレベルリセット部とを、
    備えたことを特徴とするオフセット電圧キャンセル回路。
  3. 差動的な第1及び第2の入力信号に含まれる直流電圧成分の差を除去して第1及び第2の出力信号からなる差動信号を生成するオフセット電圧キャンセル回路であって、
    前記第1の入力信号のピークレベルを保持する第1のキャパシタを有し、該第1のキャパシタに保持された電圧を第1のピーク電圧として出力すると共に、リセット信号に応じて該第1のキャパシタの電荷を放電させる第1のピーク検出部と、
    前記第2の入力信号のピークレベルを保持する第2のキャパシタを有し、該第2のキャパシタに保持された電圧を第2のピーク電圧として出力すると共に、前記リセット信号に応じて該第2のキャパシタの電荷を放電させる第2のピーク検出部と、
    前記第1の入力信号と前記第2のピーク電圧とを加算して前記第1の出力信号を生成する第1の加算部と、
    前記第2の入力信号と前記第1のピーク電圧とを加算して前記第2の出力信号を生成する第2の加算部と、
    前記第1及び第2の出力信号のピーク電圧の差が所定の値を越えたときに、該第1及び第2の出力信号の電位差に応じた信号を前記リセット信号として出力するピークレベルリセット部とを、
    備えたことを特徴とするオフセット電圧キャンセル回路。
JP2002182527A 2002-06-24 2002-06-24 オフセット電圧キャンセル回路 Expired - Fee Related JP3466181B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002182527A JP3466181B1 (ja) 2002-06-24 2002-06-24 オフセット電圧キャンセル回路
US10/329,788 US6671075B1 (en) 2002-06-24 2002-12-27 Offset voltage cancellation circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002182527A JP3466181B1 (ja) 2002-06-24 2002-06-24 オフセット電圧キャンセル回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3466181B1 JP3466181B1 (ja) 2003-11-10
JP2004032146A true JP2004032146A (ja) 2004-01-29

Family

ID=29545985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002182527A Expired - Fee Related JP3466181B1 (ja) 2002-06-24 2002-06-24 オフセット電圧キャンセル回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6671075B1 (ja)
JP (1) JP3466181B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006254143A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Oki Electric Ind Co Ltd ディジタル信号受信回路

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002164855A (ja) * 2000-11-29 2002-06-07 Oki Electric Ind Co Ltd 光受信回路
JP3539952B2 (ja) * 2002-06-13 2004-07-07 沖電気工業株式会社 レベル識別回路
US6836156B2 (en) * 2003-04-25 2004-12-28 Broadcom Corp. High frequency signal peak detector
US7135892B2 (en) * 2004-06-29 2006-11-14 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Peak detector systems and methods with leakage compensation
JP4088679B2 (ja) * 2004-08-03 2008-05-21 日本電信電話株式会社 受信方法および受信回路
US7348808B2 (en) * 2005-04-27 2008-03-25 Pmc-Sierra, Inc. Method and apparatus for detection of high-speed electrical signals
US7737731B1 (en) * 2005-10-20 2010-06-15 Marvell International Ltd. High data rate envelope detector for high speed optical storage application
JP4792291B2 (ja) * 2005-12-28 2011-10-12 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 信号光処理装置
US7782095B2 (en) * 2007-11-26 2010-08-24 Faraday Technology Corp. Signal comparison circuit
US8791691B2 (en) * 2011-03-24 2014-07-29 Lsi Corporation Fully differential signal peak detection architecture

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2962218B2 (ja) 1995-02-24 1999-10-12 日本電気株式会社 ディジタル光受信回路
JPH1084231A (ja) 1996-05-24 1998-03-31 Toshiba Corp デジタル信号受信回路
JP3340341B2 (ja) * 1996-10-03 2002-11-05 沖電気工業株式会社 レベル識別回路
JP3042608B2 (ja) 1997-07-23 2000-05-15 日本電気株式会社 バースト光受信回路
JP3514993B2 (ja) * 1998-12-10 2004-04-05 日本オプネクスト株式会社 光受信回路及び当該回路を用いた光モジュール
US6469547B1 (en) * 1998-12-10 2002-10-22 Level One Communications, Inc. Offset window detector
US6211716B1 (en) * 1999-05-28 2001-04-03 Kendin Communications, Inc. Baseline wander compensation circuit and method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006254143A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Oki Electric Ind Co Ltd ディジタル信号受信回路

Also Published As

Publication number Publication date
US20030234676A1 (en) 2003-12-25
JP3466181B1 (ja) 2003-11-10
US6671075B1 (en) 2003-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8884653B2 (en) Comparator and ad converter provided therewith
US6751079B2 (en) Circuit for the detection of short voltage glitches in a supply voltage
US20090212826A1 (en) Hysteresis comparator
JP2004032146A (ja) オフセット電圧キャンセル回路
EP1630952B1 (en) Signal determining apparatus including amplifier circuit with variable response speed
KR100400224B1 (ko) 오프셋 보상 기능을 갖는 버스트 모드 수신 장치 및 그의데이타 복원 방법
JP6176179B2 (ja) 異常監視回路
JP2004163315A (ja) 電圧検出回路
JP2015146496A (ja) 信号処理回路
US9395213B2 (en) Sensor signal processing device and readout integrated circuit including the same
US6853258B2 (en) Stable oscillator
EP0582289B1 (en) Transistor circuit for holding peak/bottom level of signal
US6188264B1 (en) Automatic threshold level control circuit
JPH0611102B2 (ja) 信号検出回路
JP4140420B2 (ja) 半導体装置及びリセット信号送出方法
JP3700989B2 (ja) 信号処理装置
US7683591B2 (en) Semiconductor device with voltage variation detector
JP2004193803A (ja) 光受信回路
JP2010054217A (ja) 電圧低下検出回路
JP4436242B2 (ja) データスライサ
JPH09186526A (ja) 検波回路
KR101660403B1 (ko) Cds 회로
JP2006129107A (ja) 信号増幅装置
TWI448872B (zh) 電流供應系統、使用此電流供應系統的類比數位轉換器以及電流供應方法
KR0183939B1 (ko) 제로 크로스 감지회로

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030819

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070829

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100829

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100829

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100829

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 9

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees