JP2004030776A - フォーカスサーボ装置 - Google Patents

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Shiyouritsu Okubo
大久保 彰律
Takamaro Yanagisawa
柳澤 琢麿
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Abstract

【課題】対物レンズの開口数NAを高め、光源波長λを短くし記録容量の増大を図る光ディスクに対して、球面収差等の公差が存在しても、充分なデフォーカスマージンを確保できるフォーカス位置にフォーカスサーボをクローズさせ、システムが破綻しないようなフォーカスサーボ装置を提供する。
【解決手段】光源から照射された光を対物レンズを介して記録媒体面に収束させるためのフォーカスサーボ装置であって、光源の波長をλ、対物レンズの開口数をNA、λ/NAで規格した記録媒体の平均ランレングス周期をRL、λ/NAで規格したトラックピッチをTP、フォーカスサーボ装置のキャプチャーレンジをCR[μm]とすると、0.114/(RL−0.72)+0.84≦CR≦18000(TP−0.69)+3.13であることを特徴とする。
【選択図】  図13

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスク記録再生装置におけるフォーカスサーボ装置に関し、更に詳しくはフォーカスサーボの引き込み範囲の分析に基づいたキャプチャーレンジを備えるフォーカスサーボ装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来の光記録再生装置でのフォーカスサーボにおけるフォーカスエラー検出系は、基本的にはフォーカスエラー検出感度を高くして、フォーカスエラー検出範囲を広くするように設計されていた。しかしながら、この設計においては以下のようなフォーカスサーボのキャプチャーレンジ(本願ではキャプチャーレンジを適宜「CR:Capture Range」と記す)の制約があった。
【0003】
まず、フォーカスサーボは、外乱によるフォーカス位置のズレをフォーカスエラー検出系で検出し、アクチュエーターを用いてフォーカス位置のズレを焦点深度内に収める必要がある。
【0004】
これに関しDVD(Digital Versatile Disc)の規格によると、ディスクの面ブレ量は最大±0.3mmで、その面ブレ量を良好な再生信号が得られる焦点深度である±0.23μm以内の範囲にフォーカス位置を収めるようなフォーカスサーボが規定されている。従って、最低でもフォーカスエラーの検出範囲は±0.23μm以上なければ、フォーカスが外れる虞のあることが分かる。一般的に、フォーカスエラーの検出範囲はフォーカスエラー信号(FES)のS字カーブの線形領域で、CRの1/2程度である。
【0005】
以上より、CRの下限は、
CRの下限DVD≧0.23×2×2=0.92〔μm〕
となる。
【0006】
また、多層ディスクを考えた場合のフォーカスサーボのCRは、例えば、特開1996−315370に示されているように、層間厚みの1/4以下にする等の方法が取られていた。この手法を、例えばNA0.6のDVDに適用すると、DVDの規格においては2層間の厚みが55μm前後と定められているため、
CRの上限DVD≦55/4=13.75〔μm〕
となる。
【0007】
記録容量をさらに増大させた、Blu−ray Disc(BD:ブルーレイディスク)を例にとると、DVDで定められたフォーカス残差±0.23μmを、焦点深度∝(λ/NA)の比率で換算すると、±0.07μmとなるため、CRは0.07×2×2=0.28μm以上にする必要がある。また、多層を考えた場合、DVDの層間の厚みを焦点深度∝(λ/NA)の比率で換算すると約17μmになるため、CRは17/4=4.25μm以下にする必要がある。よって、フォーカスエラー検出系のCRの範囲は、以下のようになる。
【0008】
0.28〔μm〕≦CRBD≦4.25〔μm〕
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来、例えばDVDにおいては、デフォーカス公差よりも、チルト公差の方が再生信号に及ぼす影響が大きかったため、デフォーカスマージンや、フォーカスサーボのフォーカスクローズ位置等は考慮されていなかった。
【0010】
ここで、DVDにおいてデフォーカスによって発生する波面収差RMS(Root Means Square)値〔λ〕を、例えばBlu−ray Disc(BD)の場合を比較すると図1のようになる。図1から分かるようにデフォーカスが収差量に与える影響は、DVDに対してBDの方が大きい。また、チルトによって発生する波面収差RMS値〔λ〕についは図2に示すように、DVDとBDでは略同じ収差量となる。
【0011】
従って、BDのように記録容量を増やすために、従来のDVDよりも対物レンズの開口数NAを高め、光源波長λを短くすると、デフォーカスが再生信号に与える影響が増大するために、デフォーカスマージンがシステムマージンを決める上で重要となってくる。
【0012】
この場合、従来のように、フォーカスサーボのCR、つまりフォーカスクローズ位置を考慮していないと、上述の最適なフォーカス位置から大きくずれた位置でフォーカスサーボがクローズする場合がある。そのため、デフォーカスマージンが少なくなり、システムが機能しない虞がでてくる。
【0013】
従って本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、対物レンズの開口数NAを高め、光源波長λを短くし記録容量の増大を図る光ディスクにおいて、安定したシステムが成立するためにフォーカスサーボのキャプチャーレンジの範囲を定め、そのキャプチャーレンジを備えた光ディスク再生装置のためのフォーカスサーボ装置を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明のフォーカスサーボ装置は上記課題を解決するために、光源から照射された光を、対物レンズを介して記録媒体面に収束させるためのフォーカスサーボ装置であって、平均ランレングス周期に基づき決定される下限と、トラックピッチに基づき決定される上限とによりフォーカスを引き込むためのキャプチャーレンジが定められる。
【0015】
本発明のフォーカスサーボ装置によれば、フォーカスを引き込むキャプチャーレンジは、その上限がトラックピッチの条件によって定められ、一方、その下限が平均ランレングス周期の条件によって定められる。この条件によって定められた範囲をキャプチャーレンジとすることで、高NAのピックアップ光学系と短波長の光源を用いる高記録密度、大記録容量の光記録媒体に対して、充分なデフォーカスマージンを得られるような範囲にフォーカスをクローズすることが可能となる。
【0016】
本発明のフォーカスサーボ装置の一態様では、前記光源の波長をλ、前記対物レンズの開口数をNA、λ/NAで規格化した前記記録媒体の平均ランレングス周期をRL、λ/NAで規格化したトラックピッチをTP、当該フォーカスサーボ装置のキャプチャーレンジをCR〔μm〕とすると、0.114/(RL−0.72)+0.84≦CR≦18000(TP−0.69)+3.13である。ことを特徴とする請求項1に記載のフォーカスサーボ装置。
【0017】
この態様によれば、キャプチャーレンジとして具体的に0.114/(RL−0.72)+0.84から18000(TP−0.69)+3.13の範囲であることが示される。
【0018】
本発明のフォーカスサーボ装置の他の態様では、前記平均ランレングス周期RLはRL=2×{〔(平均データ反転間隔/チャンネルビット長)+0.5〕の整数部分}×チャンネルビット長×NA/λである。
【0019】
この態様によれば、平均ランレングス周期は2×{〔(平均データ反転間隔/チャンネルビット長)+0.5〕の整数部分}×チャンネルビット長×NA/λであると示され、このランレングス周期がキャプチャーレンジの具体的範囲を定める一つの要因となる。尚、この態様は、上式の左辺たる“平均ランレングス周期RL”は、その右辺たる2×〔(平均データ反転間隔/チャンネルビット長)+0.5の整数部分〕×チャンネルビット長×NA/λに完全に一致する場合のみならず、充分なフォーカスマージンを得ることが出来ることを条件に、当該右辺とほぼ一致する場合も含む意味である。
【0020】
本発明のフォーカスサーボ装置の他の態様では、前記光源の波長λが0.395μm〜0.415μm、前記対物レンズの開口数NAが0.80〜0.90の範囲である。また、前記規格化したトラックピッチTPが0.6以上、前記平均ランレングス周期RLが0.86以上の場合に、前記キャプチャーレンジCR〔μm〕が、1.65≦CR≦3.02である。
【0021】
この態様によれば、短波長の光源で高NAの高記録密度、大記録容量の光記録媒体に対するピックアップのキャプチャーレンジが定められる。
【0022】
本発明のこのような作用、及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされる。
【0023】
【発明の実施の形態】
例えばBDのように高NA対物レンズ、短波長レーザダイオード(LD)を用いた場合、上述したようにデフォーカスによる収差量は従来のDVD等に比較して増大する。その場合には、BD装置の安定性はデフォーカスマージンが支配的となる。さらに、球面収差が存在する場合においては、次の(1)及び(2)に示す現象が生じることが見出され、BD装置の再生性能を確保するフォーカスサーボのキャプチャーレンジを規定する必要がある。
【0024】
(1)球面収差が存在する場合においては、フォーカスクローズ位置(S字カーブの0点)は、キャプチャーレンジ依存性がある。従ってフォーカスクローズ位置はCRの関数として
フォーカスクローズ位置(CR)      ・・・・(A)
が求められる
(2)球面収差が存在する場合においては、デフォーカスの方向によってディスク上の再生ビーム形状が異なるため、次のように再生信号劣化の主要因が異なる。
【0025】
まず、+方向(ディスクと対物レンズが遠ざかる方向)では、クロストーク増加が再生信号劣化の主要因となる。従ってクロストークはトラックピッチ(TP)の関数として
クロストーク(TP)           ・・・・(B)
が求められる。
【0026】
次に、−方向(ディスクと対物レンズが近づく方向)は、信号振幅の劣化が再生信号劣化の主要因となる。従って信号振幅は規格化平均ランレングス周期(RL)の関数として
信号振幅(RL)             ・・・・(C)
が求められる。これら関数(A)、(B)、(C)から、安定した再生信号が得られるキャプチャーレンジの範囲を設定することが可能となる。尚、規格化平均ランレングス周期については、後段で図10を参照して説明する。
【0027】
(実施形態例)
実施形態例について図3〜図13を参照して説明する。尚、図3はフォーカスエラー信号とキャプチャーレンジの関係を示す図であり、図4は非点収差法を用いたフォーカスエラー信号の演算方法を示す図であり、図5はフォーカスサーボクローズ位置のキャプチャーレンジ依存性を示す図である。また、図6はクロストーク評価関数閾値について示す図であり、図7は規格化平均信号振幅の評価関数閾値について示す図である。また、図8はクロストークと信号振幅劣化の関係について示す図である。また、図9は再生限界となる+側フォーカス位置の規格化トラックピッチの依存性について示す図であり、図10は再生限界となる−側フォーカス位置の規格化平均ランレングス周期依存性について示す図である。更に、図11はキャプチャーレンジの上限値について示す図であり、図12はキャプチャーレンジの下限値について示す図である。
【0028】
(フォーカスサーボクローズ位置に関する検討)
一般的に、フォーカスエラー信号FESはディテクタ上のビームスポット強度分布I(u,v)を積分し、演算することにより求められる。ここで、I(u,v)は、ディテクタ上の再生ビームスポット強度分布であり、波動光学より式(1)で表される。なお、u、vはディテクタ上の座標、x、yは瞳上の座標である。
【0029】
【数1】
Figure 2004030776
【0030】
ここで、
τ(x,y):無収差の入射光              ・・・・(2)
in(x,y):射出瞳上の波面             ・・・・(3)
out(x,y):射出瞳上からディテクタまでで発生する波面・・・(4)
である。波面収差w(x,y)は幾何光学より、Zernike多項式Unm、収差係数Anm及びデフォーカスの波面解析式Wdef(x,y)を用いて式(5)のように表せる。
【0031】
【数2】
Figure 2004030776
【0032】
ここで、n、mは負でない整数で、且つ、n≧m、n−mは偶数でAnmは定数である。また、n、mの値により、収差の性質が異なる。例えば、
(n、m)=
(2、1):デフォーカス
(2、2):非点収差(3次)
(2、0):非点収差(3次)
(3、2):コマ収差(3次)
(3、1):コマ収差(3次)
(4、2):球面収差(3次)
等となる。
【0033】
例えばNIKKEI ELECTORONICS No817等に記載されている、記録容量27GBのBlu−ray Disc(BD)を例にとって説明する。このディスクは、トラックピッチTPが0.32μmで、最短記録マーク長Tminが0.138μmとなっている。
【0034】
尚、このディスクシステムは、デジタルハイビジョン放送を2時間以上記録するために、例えばDVDの片面1層で記憶容量が4.7GBのディスクに比べ、その記憶容量は約5.7倍となっている。この大記録容量を実現するために、ピックアップを構成する対物レンズの開口数NAをより高くし、光源の波長λをより短くしている。
【0035】
そのため、同じデフォーカス量でも、デフォーカスが再生信号劣化に与える影響がDVDに対するよりも増大し、デフォーカスマージンがより厳しくなる。よって、フォーカスサーボがクローズするフォーカス位置(フォーカスクローズ位置)がディスクシステムの安定性にとって重要となってくる。
【0036】
(フォーカスクローズ位置の求め方に関する検討)
ここで、フォーカスクローズ位置とは、FESが0となるフォーカス位置である。FESのS字カーブの概念を図3に示す。図3に示すように、キャプチャーレンジは、S字カーブ振幅のP−P(Peak to Peak)間に対応するフォーカス位置の距離と定める。また一般に、球面収差が生じると、S字カーブの形状が無収差の形状とは異なり、その結果、最良像点から測ったフォーカスクローズ位置が、無収差の場合と異なることを図3に示している。
【0037】
そこで、まず球面収差が、例えば+極性(透過層厚みが増える方向)に存在する場合のフォーカスクローズ位置について検討する。
【0038】
前述したように、フォーカスクローズ位置は、式(1)の再生ビームスポット強度分布を演算して求めたFESが0となるフォーカス位置である。収差が存在すると、式(1)中のwin(x,y)及びwout(x,y)が値を持つことになる。
【0039】
球面収差として透過層厚み誤差がある場合、前述のZernike多項式Unmと収差係数Anmを用いると、式(3)のwin(x,y)は、A2121+A4242+A6363+A8484+・・・の項を持ち、さらにデフォーカスした状態では、Wdef(x,y)
の項を持つ。従って式(3)は、式(6)と表すことができる。
【0040】
【数3】
Figure 2004030776
【0041】
尚、上式中の球面収差に対応するAnmとUnmは、例えばn=8、m=4まで考えると、次の式(7)、式(8)で表される。
【0042】
【数4】
Figure 2004030776
【0043】
【数5】
Figure 2004030776
【0044】
式(7)においてNAは対物レンズの開口数、nは透過層の屈折率、λは光源の波長〔μm〕、ΔTは透過層の厚み誤差〔μm〕である。尚、厚み誤差の極性は、厚みが増える方向を正としている。また、式(8)中のtは、t=x+yである。
【0045】
また、デフォーカスに対応するWdef(x,y)は、式(9)及び式(10)で表される。
【0046】
【数6】
Figure 2004030776
【0047】
【数7】
Figure 2004030776
【0048】
ここで、defocusは空気中の最良像点から測ったデフォーカス量〔μm〕であり、またデフォーカスの極性は対物レンズと記録面が遠ざかる方向を正としている。
【0049】
更に、ディテクタまでの集光光学系に於いては、前述のwin(x,y)と同じ量の球面収差が付加される。更に、例えばフォーカスエラー信号検出に非点収差法を用いる場合は、非点収差を発生させるため、±45°方向の非点収差が発生し、それに対応するWas(x,y,CR)の項が追加されるため、wout(x,y)は式(11)で表される。
【0050】
【数8】
Figure 2004030776
【0051】
尚、ここで、Was(x,y,CR)は式(12)で表される。
【0052】
【数9】
Figure 2004030776
【0053】
式(11)及び式(12)から分かるよう、wout(x,y)は、式(13)に示すようにCRの関数で表される。
【0054】
【数10】
Figure 2004030776
【0055】
よって、式(1)は、次の式(14)と表されるため、CRに依存した関数であることが分かる。
【0056】
【数11】
Figure 2004030776
【0057】
ここで、図4に示すように4分割ディテクタ10を用いた非点収差法の場合のFESは、I(u,v,CR)をそれぞれの検出素子10a〜10dで検出した値(S1〜S4)を用いて、加算器11で演算した(S1+S3)と、加算器12で演算した(S2+S4)から、減算器13で(S1+S3)−(S2+S4)と演算することでFESが求められる。このように求めたFESが0となるフォーカス位置が、フォーカスサーボのクローズ位置となるため、フォーカスサーボクローズ位置がCR依存性をもつことがわかる。
【0058】
ここで、BDにおいて想定される球面収差量としては、例えば、文献Jpn。 J。 Phys。 Vol 39(2000)pp−775−778より、BDと同様な透過層(カバー層)が0.1mmの光ディスクにおいては、ディスク面内の透過層厚みバラつきは±3μm程度と予想される。これに加えて、対物レンズやその他光学系の残存球面収差のRMS値は20mλ程度存在し、この球面収差量は厚み誤差に換算して±2μm程度である。よって、最も悪い条件として、球面収差が厚み誤差相当で5μmある場合を想定する。
【0059】
よって、式(7)においてΔT=+5〔μm〕とした場合の、フォーカスサーボクローズ位置のCR依存性を示す関数は、式(14)を演算することにより求められ、以下の近似関数である式(15)で表される。
【0060】
【数12】
Figure 2004030776
【0061】
図5は式(15)を図に展開したものであり、縦軸がフォーカスサーボクローズ位置〔μm〕であり、横軸はキャプチャーレンジ〔μm〕である。ここで図5の0点は最良像点である。
【0062】
(再生信号劣化要因の評価関数に関する検討)
次に、再生限界となるフォーカス位置を求めるために、再生信号劣化要因について検討する。再生信号劣化要因としては、クロストークの増加と、信号振幅の劣化が想定できる。そこで、各の特性を表す評価関数を作成すると次のようになる。
【0063】
(i)クロストーク評価関数
クロストークは、隣接トラックからの信号が再生トラックの信号に漏れこむことによって生じる。ここでは、クロストーク量はトラックピッチTPによって変動し、式(16)で表される。
【0064】
クロストーク(TP)=隣接トラック上の光強度/再生トラック上の光強度〔dB〕・・・・(16)
上式は、具体的には式(17)で示す関数になる。
【0065】
【数13】
Figure 2004030776
【0066】
ここで、u′とv′はλ/NAで規格化したディスク上での座標で、半径方向がv′、線方向がu′である。式(17)において、分子の積分範囲(Adjacent_Track)は隣接トラック上に対応する半径方向の範囲であり、分母の積分範囲(Main_Track)は再生トラック上に対応する半径方向の範囲である。また、f(x,y)は射出瞳上での複素振幅分布で、式(2)、式(3)を用いて、式(18)で表される。
【0067】
【数14】
Figure 2004030776
【0068】
(ii)信号振幅評価関数
信号振幅劣化に対して、影響を与えているのはMTF(ModulationTransfer Function)の劣化である。ここでは、規格化平均ランレングス周期RLを式(19)のように定義し、その周期に対応する周波数でのMTFを用いて、信号振幅の評価関数を表した。なお、[x]は、xより大きくない最大の整数であることを意味する。平均データ反転間隔とは、再生信号を2値化した場合に、データの1と0が反転する間隔を距離で表したものである。
【0069】
規格化平均ランレングス周期RL
=2×{〔(平均データ反転間隔/チャンネルビット長)+0.5〕の整数部分}
×チャンネルビット長×NA/λ         ・・・・(19)
また、規格化平均ランレングス周期に対応する規格化周波数sを式(20)とすると
s=1/規格化平均ランレングス周期         ・・・・(20)
MTFは式(21)で表される。ここでfはfの複素共役関数である。
【0070】
【数15】
Figure 2004030776
【0071】
上式を用いて信号振幅の関数は式(22)で表される。
【0072】
規格化平均信号振幅(s)=収差を考慮した場合のfmtf(s)/無収差時のfmtf(s)〔dB〕・・・・(22)
(具体例)
これらクロストークと信号振幅の評価関数を、Blu−ray Discであって記録容量が27GBの光ディスクに適用する具体的な例について説明する。
【0073】
それぞれの評価関数の値が再生限界となる時の閾値は、基本的にDVDのパラメータを用いてスカラー回折シミュレーションを行ったときにジッタが15%になる値とした。
【0074】
クロストークは主に、ラジアル(半径方向の)チルトにより生じるため、ラジアルチルトを増加させて検討した。その結果、図6示すように、ジッタが15%になるのはラジアルチルトが0.75°の場合であり、この時のクロストーク評価関数は−16dBである。
【0075】
信号振幅は、デフォーカスさせることで検討した。デフォーカスを用いたのはタンジェンシャル(線方向の)チルトを用いると、再生信号の位相ずれの影響が生じ、信号振幅の劣化が再生信号劣化を的確に表すことができないためである。デフォーカスすると、クロストークも生じるが、DVDよりトラックピッチを広げた状態で評価し、クロストークの影響を低減させている。この場合、ジッタが15%になるのは、図7に示すように、デフォーカスが0.9μmのときである。このとき、信号振幅評価関数は−3dBになっている。
【0076】
よって、クロストーク評価関数と信号振幅評価関数が、それぞれ、図6、図7に示すような閾値となるときのフォーカス位置を求めることで、再生限界となるフォーカス位置が求められる。
【0077】
Blu−ray Discであって記録容量が27GBの光ディスクの場合は、トラックピッチTPが0.32μmで、最短記録マーク長Tminが0.138μmとなっている。この場合、規格化TPは0.672、規格化平均ランレングス周期RLは、記録符号化方式として17PPに基づいているため、0.868となる。この場合にフォーカス位置を変化させて、クロストークと信号振幅を式(17)と式(22)を用いて評価すると、図8に示す結果となる。図8より、再生限界となるフォーカス位置は式(23)、式(24)で示されることが分かる。
【0078】
+方向の再生限界フォーカス位置=+0.05[μm]・・・・(23)
これはクロストーク増加が支配的要因となる
−方向の再生限界フォーカス位置=−0.21[μm]・・・・(24)
これは信号振幅劣化が支配的要因となる。
この結果より、フォーカスの方向によって、再生限界のフォーカス位置を決定する要因が異なることが分かる。
【0079】
以上で求められた、再生限界となるフォーカス位置より、安定して再生可能な最適フォーカスサーボクローズ位置を求めることができる。従って、この最適フォーカスサーボクローズ位置にフォーカスがクローズするようなCRを持つフォーカスサーボを用いれば、安定した再生信号を得ることができ、フォーカスサーボがはずれることを防ぐことが可能となる。
【0080】
次に、上述した条件に基づきキャプチャーレンジの具体的な値を求める。再生限界のフォーカス位置から最適フォーカスサーボクローズ位置の間には、約0.11μm程度のデフォーカスマージンが必要である。この内訳は、サーボ残差0.04μm、電気系のオフセット0.02μm、ピックアップ調整誤差0.05μmであり、合計0.11μmとなる。
【0081】
式(23)の再生限界フォーカス位置より、デフォーカスマージンを見込むと、−0.06μmとなる。これを式(15)に代入すると、+方向の再生限界に対応するCRの値が3.13μmと求められる。この値はCRが上限となる。また同様に、式(24)の再生限界フォーカス位置より、デフォーカスマージンを見込むと、−0.10μmとなる。これを式(15)に代入すると、−方向再生限界に対応するCRの値が1.66μmと求められる。この値がCRの下限となる。従って、CRの範囲が式(25)のように求められる。
【0082】
【数16】
Figure 2004030776
【0083】
CRが式(25)を満たす範囲にフォーカスサーボを設計することにより、安定した再生信号が得られるフォーカス位置にフォーカスサーボをクローズすることが可能となり、安定した光ディスクの記録再生システムにすることができる。
【0084】
以上では、Blu−ray Discであって記録容量が27GBの光ディスクの場合について説明したが、このRCは、トラックピッチや規格化平均ランレングス周期の関数として表すことができ、次にそれについて説明する。
【0085】
上述したように、+方向の再生限界となるフォーカス位置は、クロストークが支配的要因であるため、トラックピッチ依存性があり、λ/NAで規格化した規格化トラックピッチTPをパラメータとして式(26)の近似関数で表される。図9は式(26)を図示したものであり、同図において0点は最良の像点である。
【0086】
【数17】
Figure 2004030776
【0087】
また、−方向の再生限界となるフォーカス位置[μm]は、信号振幅劣化が支配的要因であるため、λ/NAで規格化した規格化平均ランレングス周期RLをパラメータとして式(27)の近似関数で表される。図10は(27)を図示したものであり、同図において0点は最良の像点である。
【0088】
【数18】
Figure 2004030776
【0089】
ここで、上述の必要デフォーカスマージンMarginが0.11μmであるから、必要デフォーカスマージンを確保できるCR[μm]の値が取りうる範囲は、式(15)、式(26)、及び式(27)を用いて、式(28)の関係式で表すことができる。
【0090】
【数19】
Figure 2004030776
【0091】
従って、式(29)の関係式を満たすようなCRの範囲を選べばよいことになる。
【0092】
【数20】
Figure 2004030776
【0093】
また、この関係式を満たすCR〔μm〕を求めることで、図11に示すように規格化トラックピッチに対するキャプチャーレンジの上限値と、図12に示すように規格化平均ランレングスに対するキャプチャーレンジの下限値を求めることができる。CRの上限値と下限値の関数を用いてCRの範囲を表すと式(30)で表される。
【0094】
CR下限値(RL)≦CR≦CR上限値(TP)     ・・・・(30)
更に式(30)は、式(29)より導き出したCR上限値と下限値の近似関数を用いて式(31)のように表すことができる。
【0095】
【数21】
Figure 2004030776
【0096】
従って、CRの値を、式(29)を満たす範囲内、または式(31)の範囲内となるように選ぶことにより、再生性能を確保するフォーカスサーボの実現が可能となる。
【0097】
Blu−rayシステムでは、光源の波長λが0.395μm〜0.415μm、対物レンズの開口数NAが0.80〜0.90の範囲で適用される。この場合、特にデフォーカスマージンが狭くなるが、本発明のフォーカスサーボを用いることで、安定したシステムを提供することが可能となる。
【0098】
尚、現在のマスタリング技術では、トラックピッチが0.29μm以下の場合、安定して記録媒体を作成することが困難である。また、光源の波長λが0.405μm、対物レンズの開口数NAが0.85のピックアップを用いると、最短マーク長が0.138μm以下の記録マークでは、安定した再生信号を得ることは困難である。そこで、この限界値を基に規格化したトラックピッチTPと平均ランレングス周期RLを求めると、TPが0.60以上、RLが0.86以上となる。特に規格化したトラックピッチTPと平均ランレングス周期RLが上記の範囲に対しては、フォーカスサーボのキャプチャーレンジCR〔μm〕の範囲を上記より1.65≦CR≦3.02にしておけば、球面収差等の公差が存在する場合でも充分なデフォーカスマージンを確保することができるため、安定したシステムを提供することが可能となる。
【0099】
上述した実施形態は、Blu−ray Discで記憶容量が27GBについて説明したが、本発明は、記録媒体のトラックピッチや記録線密度、記録符号化方式、記録媒体の種類等によらず適用可能である。さらに、書き換え型のみではなく、追記型、再生専用の媒体においても適用可能である。また、本方式は単層の記録層のみではなく、多層の場合においても適用できる。
【0100】
また、実施例では、フォーカスエラー検出方式として非点収差法を例にとったが、フォーカスエラー検出方式によらず本発明は適用可能である。
【0101】
また、上記実施例では光ディスクについて説明したが、本方式は、カード型記録媒体や、固体記録媒体など、媒体の形状によらず適用可能である。
【0102】
(光ディスク記録再生装置)
本発明に係わる光ディスク記録再生装置20について図13を参照して説明する。ディスク21は規格で定められた面ブレを有し、ピックアップ22は上述したキャプチャーレンジを有してフォーカスサーボ等の制御がなされる。
【0103】
ピックアップ22からのフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号はフォーカスエラー/トラッキングエラー検出回路23によって検出される。トラッキングエラー信号の検出方法としては、例えば3スポット法等があり、フォーカスエラー信号の検出方法としては、例えば非点収差法等があり、何れの方法を用いることが可能である。また、回転数を所定の回転数に制御するスピンドルサーボがあり、その回転数の誤差は再生信号のクロック、或いはモータに設けられた周波数発生器によって得られる。
【0104】
これらエラー信号に基づいてドライブコントローラ24によって、フォーカスサーボ、トラッキングサーボはピックアップ制御回路25でピックアップの対物レンズ位置が制御され、また、モータ駆動制御回路26によってスピンドルモータ27の回転が制御される。更にピックアップの光ディスク半径方向の位置を定めるスライダによる位置決めサーボがあり、ピックアップの位置情報や光ディスクのトラックアドレス信号等によって位置制御がなされる。
【0105】
本発明にかかわるフォーカスサーボ装置は上述したキャプチャーレンジを備えていて、Blu−ray Discであって記録容量が27GBの光ディスクに適用することにより、安定したフォーカスサーボの引き込みとフォーカスサーボを実現する。
【0106】
尚、図13に示す、本発明に係わるフォーカスサーボ装置を適用した光ディスク記録再生装置20は、フォーカスサーボ系、トラッキングサーボ系、スピンドルサーボ系の他に、光ディスク記録再生装置としての必要な他の機構、例えば記録再生の信号処理系、信号入出力系等を備えることは当然である。
【0107】
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うフォーカスサーボ装置もまた本発明の技術思想に含まれるものである。
【0108】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明のフォーカスサーボ装置によれば、必要なデフォーカスマージンを確保できるフォーカス位置に、フォーカスサーボをクローズするようキャプチャーレンジを最適化することが可能であり、従って、光記録媒体に対し安定して記録再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デフォーカスと発生する収差量の関係を示す図である。
【図2】チルトと発生する収差量の関係を示す図である。
【図3】フォーカスエラー信号とキャプチャーレンジの関係を示す図である。
【図4】非点収差法を用いたフォーカスエラー信号の演算方法を示す図である。
【図5】フォーカスサーボクローズ位置のキャプチャーレンジ依存性を示す図である。
【図6】クロストーク評価関数閾値について示す図である。
【図7】規格化平均信号振幅の評価関数閾値について示す図である。
【図8】クロストークと信号振幅劣化の関係について示す図である。
【図9】再生限界となる+側フォーカス位置の規格化トラックピッチの依存性について示す図である。
【図10】再生限界となる−側フォーカス位置の規格化平均ランレングス周期依存性について示す図である。
【図11】キャプチャーレンジの上限値について示す図である。
【図12】キャプチャーレンジの下限値について示す図である。
【図13】光ディスク記録再生装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
10・・・4分割ディテクタ
10a、10b、10c、10d・・・検出素子
11、12・・・加算器
13・・・減算器
20・・・光ディスク記録再生装置
21・・・ディスク
22・・・ピックアップ
23・・・フォーカスエラー/トラッキングエラー検出回路
24・・・ドライブコントローラ
25・・・ピックアップ制御回路
26・・・モータ駆動回路
27・・・スピンドルモータ

Claims (5)

  1. 光源から照射された光を、対物レンズを介して記録媒体面に収束させるためのフォーカスサーボ装置であって、
    平均ランレングス周期に基づき決定される下限と、
    トラックピッチに基づき決定される上限と
    によりフォーカスを引き込むためのキャプチャーレンジが定められていること
    を特徴とするフォーカスサーボ装置。
  2. 前記光源の波長をλ、前記対物レンズの開口数をNA、λ/NAで規格化した前記記録媒体の平均ランレングス周期をRL、λ/NAで規格化したトラックピッチをTP、当該フォーカスサーボ装置のキャプチャーレンジをCR〔μm〕とすると、
    Figure 2004030776
    であることを特徴とする請求項1に記載のフォーカスサーボ装置。
  3. 前記平均ランレングス周期RLは
    RL=2×{〔(平均データ反転間隔/チャンネルビット長)+0.5〕の整数部分}×チャンネルビット長×NA/λ
    であることを特徴とする請求項2に記載のフォーカスサーボ装置。
  4. 前記光源の波長λが0.395μm〜0.415μm、前記対物レンズの開口数NAが0.80〜0.90の範囲であること
    を特徴とする請求項3に記載のフォーカスサーボ装置。
  5. 前記規格化したトラックピッチTPが0.6以上、前記平均ランレングス周期RLが0.86以上の場合に、前記キャプチャーレンジCR〔μm〕が、
    1.65≦CR≦3.02
    であることを特徴とする請求項4に記載のフォーカスサーボ装置。
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