JP2004026816A

JP2004026816A - Composition for oral cavity

Info

Publication number: JP2004026816A
Application number: JP2003128936A
Authority: JP
Inventors: Yasumitsu Shimizu; 清水　康光; Shuichi Kishimoto; 岸本　秀一; Tomomi Nakamura; 中村　友美; Masahiro Matsuura; 松浦　昌宏; Hidekazu Naeshiro; 苗代　英一
Original assignee: Sunstar Inc
Current assignee: Sunstar Inc
Priority date: 2002-05-08
Filing date: 2003-05-07
Publication date: 2004-01-29

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a new tablet type composition for applying to the oral cavity, quickly dispersed with saliva when the composition is put in mouth, cleaned by using a teeth brush, or the like, and imparted with excellent feeling in use in the oral cavity by adding a binding agent and a foaming (whipping) agent in a proper ratio. <P>SOLUTION: A sugar alcohol and a disintegrating agent are added to an abrasive, the foaming (whipping) agent, the binding agent and a humectant by combining them in a specific ratio. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は固形剤型の口腔用組成物に関する。更に本発明は口腔内の健康の維持等に関する。
【０００２】
【従来の技術】
口腔内の健康を維持するため、歯を磨く際に現在ではペースト、液剤、ジェルなどの剤形が開発され、販売されている。これらの剤形は時代とともに変化してきたもので、古くは粉歯磨きや潤製歯磨きと呼ばれる紛体形状のものが中心であった。これらは使い勝手や衛生面の問題もあり、一部タバコ用途のものを除きほとんど用いられなくなるとともに、これまで固形剤型の検討はほとんど実施されてこなかったのが現状である。
【０００３】
固形型口腔用組成物は例えば、特開昭６１−２３６７１８号公報、特表平２−５０４０３０号公報、特表平４−５００３６８号公報、特開平９−８７１５４号公報及び英国特許第１２５９３４２号に開示されている。前記、特開昭６１−２３６７１８号公報では携帯用としてのものが開示されている。使用方法は錠剤のもので噛み砕いて唾液と混合する必要があり、口中で速やかに分散するものではない。特表平２−５０４０３０号公報では口の中で噛み砕く必要があり、使用上の問題があった。特表平４−５００３６８号公報では粉末ソルビトールを多く含んでいるために錠剤の硬度が上昇し、口腔内での崩壊性、分散性については悪いという問題があった。また、英国特許第１２５９３４２号においては研磨剤、洗浄剤、粘結剤、界面活性剤及び油分吸着成分によって構成される錠剤型歯磨き剤が開示されているが、崩壊性の面において十分とは言えない点が問題点として残っていた。
【０００４】
【特許文献１】
特開昭６１−２３６７１８号公報
【特許文献２】
特表平０２−５０４０３０号公報
【特許文献３】
特表平０４−５００３６８号公報
【特許文献４】
特開平０９−０８７１５４号公報
【特許文献５】
英国特許第１２５９３４２号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明の目的は、錠剤の崩壊に際して二酸化炭素等の発泡機構を用いることなく、口中に入れた後に、速やかに分散し、歯ブラシ等による清掃をすることができ、更に粘結剤と発泡剤（起泡剤）を適当な量を添加することで口腔内での使用感が優れたものとなる新規な錠剤型の口腔用組成物を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、歯みがきのために必要な研磨剤、発泡剤（起泡剤）、粘結剤及び湿潤剤に糖アルコール及び崩壊剤を特定比で組み合わせることにより、口腔内に錠剤を入れたときに使用感に優れる速崩壊性を有した錠剤型の組成物を得ることを見出し、本発明を完成させたものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】
本発明の固形型の口腔用組成物は歯磨成分である研磨剤、発泡剤（起泡剤）、粘結剤及び湿潤剤に糖アルコール及び崩壊剤を適量添加することにより、口腔内において優れた分散性を有しかつ使用感の良い固形剤を提供するものである。速崩壊型口腔用組成物とは、口の中に含んだとき６０秒以内に崩壊するものを指す。崩壊に要する時間は６０秒以内、好ましくは４５秒以内、より好ましくは３０秒以内、更に好ましくは２０秒以内である。
【０００８】
本発明における歯磨成分の研磨剤、発泡剤（起泡剤）、粘結剤及び湿潤剤の合計量とそれ以外の成分の合計量が重量比で１：０．５〜１：２０、好ましくは１：０．５〜１：１０、最も好ましくは１：１〜１：３の範囲である。歯磨成分の研磨剤、発泡剤（起泡剤）、粘結剤及び湿潤剤以外の成分の合計量が０．５より下回った場合、錠剤を形成するための成分が少なすぎるため打錠障害を発生したり、一部研磨剤を用いた場合、硬度が上昇し、崩壊性に問題が生じるようになる。また、歯磨成分の研磨剤、発泡剤（起泡剤）、粘結剤及び湿潤剤以外の成分が５より上回った場合、成形性は増すが、歯磨のための成分を十分量配合することが出来ず、歯磨剤としての目的を達成することが困難となる。
【０００９】
本発明に用いる糖及び糖アルコールは糖または糖アルコールは特に限定されるものではないが乳糖、エリスリトール、キシリトール、マンニトール、トレハロース、ソルビトール、マルチトール、イソマルチトール、パラチノース、パラチニット、ラクチトールが好ましく、これらから少なくとも１種以上が選択され配合できる。
【００１０】
上記各成分の配合量は、添加される糖または糖アルコールにより成形性や口腔内における崩壊性を損なわない範囲であれば特に限定されるものではなく、本発明の口腔用組成物全量に対して１０〜７０重量％が好ましく、より好ましくは３０〜６０重量％である。１０重量％に満たないと成形性が損なわれ、７０重量％を超えると、硬度保持の観点から好ましくない。
【００１１】
本発明に用いる崩壊剤は特に限定されるものでなく、架橋ポリビニルピロリドン、結晶セルロース、セルロースとその誘導体、デンプンとその誘導体が好ましく、これらから少なくとも１種が選択される。これらの配合量は本発明の組成物全量に対して１〜４０重量％が好ましく、より好ましくは３〜２０重量％である。配合量が１重量％に満たないと成形性が損なわれ、４０重量％を超えると成形性が損なわれる。
【００１２】
本発明に用いる研磨剤は通常歯磨に用いるものであれば特に限定するものではなく、燐酸水素カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、無水ケイ酸、ケイ酸塩、ハイドロキシアパタイト、ポリメタアクリレート、メタリン酸ナトリウム、ピロリン酸カルシウムなどが好ましく、これらから少なくとも１種以上が配合できる。この研磨剤成分の配合量は組成物全量に対して５〜４０重量％が好ましく、より好ましくは１０〜３０重量％、最も好ましくは１５〜２５重量％である。配合量が５重量％に満たないと口腔内清掃効果が充分発揮できず、また４０重量％を超えて配合しても清掃効果はそれ以上向上しない。
【００１３】
本発明に用いる発泡剤は、通常、歯磨に用いられるアニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤であればよく、中でもアニオン性界面活性剤が好ましく、特にラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、ショ糖脂肪酸エステル、ラウロイルサルコシネート、アルキルスルホコハク酸塩から少なくとも１種以上配合できる。この発泡剤の配合量は０．０５〜３０重量％が好ましく、より好ましくは０．５〜５重量％である。配合量が０．０５重量％に満たないと起泡性が不足し、３０重量％を超えて配合すると味が損なわれるので好ましくない。
【００１４】
さらに、本発明では塩化セチルピリジニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチンジカリウム、フッ化ナトリウム、モノフルオロ燐酸ナトリウム、カゼインホスホペプチド、クロロフィル、ハーブ、お茶抽出物、乳酸アルミニウム、硝酸カリウム、乳酸菌、アズレンスルホン酸ナトリウム、アラントイン、コレステロール、塩化ナトリウム、塩化デカリニウム、アスコルビン酸、トコフェロール、ピロリン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、ポリエチレングリコール２００〜２００００、ポリビニルピロリドン、塩化リゾチーム、ヒノキチオール、ラウロイルサルコシンナトリウムなどの薬効剤から少なくとも１種が選択され、その配合量はその有効性が発現される量であれば特に限定されるものではない。
【００１５】
本発明では、上記の成分以外に、キサンタンガム、アラビアガム、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、グアーガム、カラギーナン、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウムなどの粘結剤が配合でき、その配合量は１錠あたり０．１ｍｇ〜５０ｍｇが好ましく、より好ましくは３〜２０ｍｇである。
【００１６】
また、グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、エチレングリコールなどの湿潤剤が配合でき、その配合量は１錠あたり０．１ｍｇ〜１００ｍｇが好ましい。そして香味剤、保存料、着色剤、ｐＨ調整剤等を本発明の目的を損なわない範囲において添加することができる。
【００１７】
また、打錠時の障害を防止するために滑沢剤を添加することができ、その方法も内部滑沢法及び外部滑沢法の何れでも使用することができる。香味剤については嗜好的側面を充足させるために、歯磨き中及び歯磨後の爽快感、清涼感等を付与するために添加するものである。具体的にはサッカリンナトリウム、デキストロース、アスパルテーム、ステビアエキス、アセスルファーム、ペパーミント油、スペアミント油、オイゲノール、アネトール、スパイスなど安全性を有し、生理学的に許容されうるものであればいかなるものでも配合することが可能であり、固形型口腔用組成物にバリエーションを付与することが可能である。保存料はパラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸エチル、安息香酸ナトリウムなど安全性が確認されているものであれば配合することが可能である。着色剤は法定色素を中心に着色効果のあるものであれば配合することが可能である。ＰＨ調整剤はクエン酸及びその塩、リン酸およびその塩、リンゴ酸及びその塩、グルコン酸及びその塩、マレイン酸及びその塩、コハク酸及びその塩、グルクロン酸及びその塩、フマル酸及びその塩、アジピン酸及びその塩、乳酸及びその塩、塩酸、水酸化アルカリ金属等があげられる。
【００１８】
本発明の口腔用組成物は錠剤型歯磨、錠菓、サプリメントとして提供でき、常法により製造できる。
【００１９】
【実施例】
以下、実施例、比較例及び試験例により本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例等により何ら限定されるものではない。
【００２０】
表１に示す、実施例１〜３及び比較例１〜４を調製し、評価した。
代表的な製造法を示す。先ず、リン酸カルシウム、ラウリル硫酸ナトリウム、キサンタンガムなどを予めよく混合し、エリスリトールの２０％水溶液を流動層造粒機にて噴霧し、十分に乾燥させる。その後、エリスリトールとトレハロースを加えよく混合した後、適量の水を噴霧・乾燥し造粒を行う。最後に、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウムを加え混合した後、１錠あたり５００ｍｇを打錠する。
【００２１】
次に評価方法を示す。
崩壊時間：日本薬局方、第１４局記載の崩壊試験法に準じて実施した。試験器を受軸に取り付け、ビーカーに入れ１分間３０往復、振幅５５ｍｍにて上下運動させ試験を行った。試験液は水を用い、温度は３７℃とした。
◎：４５秒以内、○：６０秒以内、×：６０秒を超える崩壊時間
崩壊時間（口腔内）：
◎：４５秒以内、○：６０秒以内、×：６０秒を超える崩壊時間
唾液の量：
○：唾液が口の中からあふれない、×：唾液が口の中からあふれそうな感覚がある
泡立ち：調製品を口に含み、崩壊させた後にブラッシングを行い、泡立ちの程度を評価した。
○：実使用上問題ない泡立ちが得られる、×：泡立ちが十分でない或は泡立たない
総合評価：
Ａ：崩壊時間（口腔内）が◎であり、×を含まない
Ｂ：各評価項目が○であり、×を含まない
Ｃ：×を含む
【００２２】
【表１】

【００２３】
表１からも明らかなように、本発明の実施例は比較例に比べ、崩壊性、使用感に優れていた。
【００２４】
実施例４
速崩壊型歯磨
成分　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　配合量（ｍｇ）
無水ケイ酸　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００
ラウリル硫酸ナトリウム　　　　　　　　　　　　　　１０
キサンタンガム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５
グリセリン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０
エリスリトール　　　　　　　　　　　　　　　　　　残部
トレハロース　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５０
結晶セルロース　　　　　　　　　　　　　　　　　　５０
塩化セチルピリジニウム　　　　　　　　　　　　　　　０．２５
ステアリン酸マグネシウム　　　　　　　　　　　　　１０
パラベン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５
合計　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５００
【００２５】
実施例５
速崩壊型歯磨
成分　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　配合量（ｍｇ）
リン酸カルシウム　　　　　　　　　　　　　　　　１１５
ラウリル硫酸ナトリウム　　　　　　　　　　　　　　１０
アルギン酸ナトリウム　　　　　　　　　　　　　　　１０
ソルビトール液　　　　　　　　　　　　　　　　　　１５
エリスリトール　　　　　　　　　　　　　　　　　　残部
乳糖　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１００
クロスポピドン　　　　　　　　　　　　　　　　　　３０
モノフルオロリン酸ナトリウム　　　　　　　　　　　　３
ステアリン酸マグネシウム　　　　　　　　　　　　　１２
パラベン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５
合計　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　６００
実施例１に準ずる方法にて製造、６００ｍｇに打錠した。
【００２６】
実施例６
速崩壊型歯磨
成分　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　配合量（ｍｇ）
炭酸カルシウム　　　　　　　　　　　　　　　　　　８０
ラウリルスルホコハク酸ナトリウム　　　　　　　　１００
カルボキシメチルセルロースナトリウム　　　　　　　１０
グリセリン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５
マンニトール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　残部
クロスカルメロースナトリウム　　　　　　　　　　　３０
硝酸カリウム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０
ショ糖脂肪酸ラウリルエステル　　　　　　　　　　　　４
ステアリン酸マグネシウム　　　　　　　　　　　　　１２
パラベン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　４
合計　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　４００
実施例１に準ずる方法にて製造、４００ｍｇに打錠した。
【００２７】
実施例７
速崩壊型歯磨
成分　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　配合量（ｍｇ）
乳酸菌配合リン酸カルシウム　　　　　　　　　　　１１５
（乳酸菌：Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ　ｓａｌｉｖａｒｉｕｓを１０７ｃｅｌｌ吸着したもの）
アルギン酸ナトリウム　　　　　　　　　　　　　　　１０
ソルビトール液　　　　　　　　　　　　　　　　　　１５
エリスリトール　　　　　　　　　　　　　　　　　　残部
トレハロース　　　　　　　　　　　　　　　　　　１００
クロスポピドン　　　　　　　　　　　　　　　　　　３０
ステアリン酸マグネシウム　　　　　　　　　　　　　１２
合計　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　６００
【００２８】
実施例４〜７を実施例１と同様の方法にて調製し、１錠あたり６００ｍｇにて、１ｔの負荷にて打錠した。の打錠品を用いて日本薬局方に規定された崩壊試験とパネラー（１０名）による口腔内での崩壊時間の測定を実施した結果、すべて６０秒以内に口腔内で崩壊し、中でも実施例６は４５秒以内に崩壊した。
【００２９】
【発明の効果】
本発明によれば、歯磨成分である研磨剤、発泡剤（起泡剤）、粘結剤及び湿潤剤に糖アルコール及び崩壊剤を適量添加することにより、口腔内において優れた分散性を有しかつ使用感の良い固形型の口腔用組成物が提供できる。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a solid oral composition. Further, the present invention relates to maintenance of oral health and the like.
[0002]
[Prior art]
In order to maintain oral health, when brushing teeth, dosage forms such as pastes, liquids, and gels are currently being developed and sold. These dosage forms have changed with the times, and in the old days, powder-shaped toothpastes and powdered toothpastes were mainly used. These have problems in usability and hygiene, and are hardly used except for some tobacco applications. At present, studies on solid dosage forms have hardly been conducted.
[0003]
Solid oral compositions are described, for example, in JP-A-61-236718, JP-A-2-504030, JP-A-4-500368, JP-A-9-87154 and British Patent No. 1259342. It has been disclosed. Japanese Patent Application Laid-Open No. 61-236718 discloses a portable device. The method of use is that of a tablet, which must be chewed and mixed with saliva, and does not disperse quickly in the mouth. In Japanese Patent Application Publication No. 2-504030, it is necessary to chew in the mouth, and there is a problem in use. In Japanese Patent Application Laid-Open No. 4-500368, there is a problem that the hardness of the tablet is increased due to the large amount of powdered sorbitol, and disintegration and dispersibility in the oral cavity are poor. Further, British Patent No. 1259342 discloses a tablet-type dentifrice comprising an abrasive, a detergent, a binder, a surfactant and an oil-adsorbing component, but it can be said that the dentifrice is sufficient in disintegration. The lack was left as a problem.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-61-236718 [Patent Document 2]
Japanese Patent Publication No. 02-504030 [Patent Document 3]
Japanese Patent Publication No. 04-500368 [Patent Document 4]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 09-087154 [Patent Document 5]
British Patent No. 1,259,342
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, an object of the present invention is to disperse quickly after putting it in the mouth without using a foaming mechanism such as carbon dioxide at the time of disintegration of the tablet, and to clean it with a toothbrush or the like. It is an object of the present invention to provide a novel tablet-type oral composition having an excellent feeling in use in the oral cavity by adding an appropriate amount of the (foaming agent).
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors have conducted intensive studies to solve the above problems, and as a result, combined a sugar alcohol and a disintegrant in a specific ratio with an abrasive, a foaming agent (foaming agent), a binder and a wetting agent necessary for brushing teeth. As a result, they have found that a tablet-type composition having a fast disintegration property that is excellent in usability when a tablet is put into the oral cavity is obtained, and has completed the present invention.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The solid oral composition of the present invention is excellent in the oral cavity by adding an appropriate amount of a sugar alcohol and a disintegrant to an abrasive, a foaming agent (foaming agent), a binder and a wetting agent, which are dentifrice components. It is intended to provide a solid agent having dispersibility and a good feeling in use. A rapidly disintegrating oral composition refers to one that disintegrates within 60 seconds when contained in the mouth. The time required for disintegration is within 60 seconds, preferably within 45 seconds, more preferably within 30 seconds, even more preferably within 20 seconds.
[0008]
In the present invention, the total amount of the abrasive, foaming agent (foaming agent), binder and wetting agent of the dentifrice component and the total amount of the other components are 1: 0.5 to 1:20 by weight ratio, preferably. The range is from 1: 0.5 to 1:10, most preferably from 1: 1 to 1: 3. If the total amount of components other than the abrasive, the foaming agent (foaming agent), the binder and the wetting agent of the dentifrice component is less than 0.5, there are too few components for forming a tablet, and tableting trouble may occur. When it is generated or a part of the abrasive is used, the hardness increases and a problem arises in disintegration. In addition, when the amount of components other than the abrasive, the foaming agent (foaming agent), the binder and the wetting agent of the dentifrice component exceeds 5, the moldability increases, but a sufficient amount of the dentifrice component may be blended. It is not possible to achieve the purpose as a dentifrice.
[0009]
The sugar or sugar alcohol used in the present invention is not particularly limited to sugar or sugar alcohol, but is preferably lactose, erythritol, xylitol, mannitol, trehalose, sorbitol, maltitol, isomaltitol, palatinose, palatinit, lactitol. And at least one or more are selected and blended.
[0010]
The amount of each component is not particularly limited as long as the moldability and disintegration in the oral cavity are not impaired by the added sugar or sugar alcohol, and is based on the total amount of the oral composition of the present invention. It is preferably from 10 to 70% by weight, more preferably from 30 to 60% by weight. If it is less than 10% by weight, moldability is impaired, and if it exceeds 70% by weight, it is not preferable from the viewpoint of maintaining hardness.
[0011]
The disintegrant used in the present invention is not particularly limited, and is preferably cross-linked polyvinyl pyrrolidone, crystalline cellulose, cellulose and its derivatives, and starch and its derivatives, and at least one is selected from these. The amount of these compounds is preferably 1 to 40% by weight, more preferably 3 to 20% by weight, based on the total amount of the composition of the present invention. If the amount is less than 1% by weight, moldability is impaired, and if it exceeds 40% by weight, moldability is impaired.
[0012]
The abrasive used in the present invention is not particularly limited as long as it is generally used for dentifrices. Calcium hydrogen phosphate, calcium carbonate, aluminum hydroxide, silicic anhydride, silicate, hydroxyapatite, polymethacrylate, metaphosphoric acid Sodium, calcium pyrophosphate and the like are preferred, and at least one or more of these can be blended. The compounding amount of the abrasive component is preferably 5 to 40% by weight, more preferably 10 to 30% by weight, and most preferably 15 to 25% by weight based on the total amount of the composition. If the amount is less than 5% by weight, the effect of cleaning the oral cavity cannot be sufficiently exhibited, and if the amount exceeds 40% by weight, the cleaning effect is not further improved.
[0013]
The foaming agent used in the present invention may be any of an anionic surfactant and a nonionic surfactant which are usually used for dentifrices, and among them, an anionic surfactant is preferable, and sodium lauryl sulfate, sodium myristyl sulfate, and sucrose are particularly preferable. At least one of fatty acid ester, lauroyl sarcosinate and alkyl sulfosuccinate can be blended. The amount of the foaming agent is preferably 0.05 to 30% by weight, more preferably 0.5 to 5% by weight. If the amount is less than 0.05% by weight, the foaming properties are insufficient, and if the amount exceeds 30% by weight, the taste is impaired, which is not preferable.
[0014]
Furthermore, in the present invention, cetylpyridinium chloride, chlorhexidine gluconate, triclosan, isopropylmethylphenol, glycyrrhizin dipotassium, sodium fluoride, sodium monofluorophosphate, casein phosphopeptide, chlorophyll, herbs, tea extract, aluminum lactate, potassium nitrate, lactic acid bacteria, From medicinal agents such as sodium azulene sulfonate, allantoin, cholesterol, sodium chloride, decalinium chloride, ascorbic acid, tocopherol, sodium pyrophosphate, sodium polyphosphate, polyethylene glycol 200-20,000, polyvinylpyrrolidone, lysozyme chloride, hinokitiol, sodium lauroyl sarcosine At least one kind is selected, and its compounding amount is such that the effectiveness is exhibited. The present invention is not limited to.
[0015]
In the present invention, in addition to the above-mentioned components, a binder such as xanthan gum, gum arabic, methylcellulose, sodium carboxymethylcellulose, sodium alginate, guar gum, carrageenan, polyvinyl alcohol, and sodium polyacrylate can be compounded. The amount is preferably 0.1 mg to 50 mg, more preferably 3 to 20 mg.
[0016]
In addition, humectants such as glycerin, sorbitol, propylene glycol, polyethylene glycol, and ethylene glycol can be blended, and the blending amount is preferably 0.1 mg to 100 mg per tablet. Flavoring agents, preservatives, coloring agents, pH adjusters and the like can be added within a range that does not impair the object of the present invention.
[0017]
Further, a lubricant can be added in order to prevent a trouble at the time of tableting, and the method can be used in either the internal lubrication method or the external lubrication method. Flavoring agents are added to provide a refreshing sensation and a refreshing sensation during and after brushing the teeth in order to satisfy the palatability aspects. Specifically, saccharin sodium, dextrose, aspartame, stevia extract, acesulfame, peppermint oil, spearmint oil, eugenol, anethole, spices, etc. are safe, and any physiologically acceptable substances can be blended. It is possible to give a variation to the solid oral composition. Preservatives can be added as long as their safety has been confirmed, such as methyl paraoxybenzoate, butyl paraoxybenzoate, ethyl paraoxybenzoate, and sodium benzoate. The coloring agent can be blended with any coloring agent having a coloring effect mainly on a legal dye. PH adjusters are citric acid and its salts, phosphoric acid and its salts, malic acid and its salts, gluconic acid and its salts, maleic acid and its salts, succinic acid and its salts, glucuronic acid and its salts, fumaric acid and its salts Salts, adipic acid and its salts, lactic acid and its salts, hydrochloric acid, alkali metal hydroxide and the like.
[0018]
The oral composition of the present invention can be provided as a tablet-type toothpaste, tablet confectionery, or supplement, and can be produced by a conventional method.
[0019]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to Examples, Comparative Examples, and Test Examples, but the present invention is not limited to these Examples and the like.
[0020]
Examples 1 to 3 and Comparative Examples 1 to 4 shown in Table 1 were prepared and evaluated.
A typical production method will be described. First, calcium phosphate, sodium lauryl sulfate, xanthan gum and the like are well mixed in advance, and a 20% aqueous solution of erythritol is sprayed with a fluid bed granulator and dried sufficiently. Thereafter, erythritol and trehalose are added and mixed well, and then an appropriate amount of water is sprayed and dried to perform granulation. Finally, after adding and mixing microcrystalline cellulose and magnesium stearate, 500 mg is tableted per tablet.
[0021]
Next, the evaluation method will be described.
Disintegration time: It was carried out according to the disintegration test method described in the Japanese Pharmacopoeia, 14th department. The tester was attached to a receiving shaft, placed in a beaker, and reciprocated 30 times for 1 minute, and moved up and down at an amplitude of 55 mm to perform a test. Water was used as the test solution, and the temperature was 37 ° C.
◎: Within 45 seconds, ：: Within 60 seconds, ×: Disintegration time exceeding 60 seconds Disintegration time (in the oral cavity):
◎: Within 45 seconds, ：: Within 60 seconds, ×: Disintegration time exceeding 60 seconds Amount of saliva:
：: Saliva does not overflow from the mouth, ×: Foaming with a feeling that saliva seems to overflow from the mouth: The preparation was contained in the mouth, brushed after disintegration, and the degree of foaming was evaluated.
：: Foaming that does not cause any problem in actual use is obtained. X: Foaming is insufficient or foaming is not evaluated.
A: The disintegration time (in the oral cavity) is ◎, and X is not included. B: Each evaluation item is ○, and C is not included, C: Includes X.
[Table 1]

[0023]
As is evident from Table 1, the examples of the present invention were superior to the comparative examples in disintegration and feeling in use.
[0024]
Example 4
Fast-disintegrating dentifrice ingredients (mg)
Silicic anhydride 200
Sodium lauryl sulfate 10
Xanthan gum 5
Glycerin 10
Erythritol balance trehalose 50
Crystalline cellulose 50
Cetylpyridinium chloride 0.25
Magnesium stearate 10
Paraben 5
500 in total
[0025]
Example 5
Fast-disintegrating dentifrice ingredients (mg)
Calcium phosphate 115
Sodium lauryl sulfate 10
Sodium alginate 10
Sorbitol solution 15
Erythritol balance lactose 100
Crospopidone 30
Sodium monofluorophosphate 3
Magnesium stearate 12
Paraben 5
Total 600
Manufactured by the method according to Example 1, and tableted to 600 mg.
[0026]
Example 6
Fast-disintegrating dentifrice ingredients (mg)
Calcium carbonate 80
Sodium lauryl sulfosuccinate 100
Sodium carboxymethylcellulose 10
Glycerin 5
Mannitol balance croscarmellose sodium 30
Potassium nitrate 20
Sucrose fatty acid lauryl ester 4
Magnesium stearate 12
Paraben 4
400 in total
Manufactured by the method according to Example 1, and tableted to 400 mg.
[0027]
Example 7
Fast-disintegrating dentifrice ingredients (mg)
Calcium phosphate containing lactic acid bacteria 115
(Lactobacillus: Lactobacillus salivarius adsorbed by 107 cells)
Sodium alginate 10
Sorbitol solution 15
Erythritol balance trehalose 100
Crospopidone 30
Magnesium stearate 12
Total 600
[0028]
Examples 4 to 7 were prepared in the same manner as in Example 1, and tableted at a load of 1 t at 600 mg per tablet. As a result of the disintegration test prescribed by the Japanese Pharmacopoeia and the measurement of the disintegration time in the oral cavity by panelists (10 persons) using the tableted product, all disintegrated in the oral cavity within 60 seconds. 6 collapsed within 45 seconds.
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【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it has excellent dispersibility in an oral cavity by adding a sugar alcohol and a disintegrating agent to the dentifrice component of the abrasive, the foaming agent (foaming agent), the binder and the wetting agent in an appropriate amount. In addition, a solid oral composition having a good feeling in use can be provided.

Claims

A tablet containing sugar or sugar alcohol, a disintegrant, an abrasive, a foaming agent, a binder and a wetting agent, wherein the total amount of the abrasive, foaming agent, binder and wetting agent and other components A rapidly disintegrating oral composition, wherein the composition ratio is in the range of 1: 0.5 to 1:20.

A tablet containing sugar or sugar alcohol, a disintegrant, an abrasive, a foaming agent, a binder and a wetting agent, wherein the total amount of the abrasive, foaming agent, binder and wetting agent and other components A rapidly disintegrating oral composition, wherein the composition ratio is in the range of 1: 0.5 to 1:10.

The sugar or sugar alcohol is one or more kinds selected from lactose, erythritol, xylitol, mannitol, trehalose, sorbitol, maltitol, isomaltitol, palatinose, palatinit, lactitol. Oral composition.

The oral composition according to any one of claims 1 to 3, wherein the disintegrant is at least one selected from crosslinked polyvinylpyrrolidone, crystalline cellulose, cellulose and derivatives thereof, and starch and derivatives thereof.

The abrasive is at least one selected from the group consisting of calcium hydrogen phosphate, calcium carbonate, aluminum hydroxide, silicic anhydride, silicate, hydroxyapatite, polymethacrylate, sodium metaphosphate and calcium pyrophosphate. The composition for oral cavity according to any one of claims 4 and 4.

The foaming agent is at least one selected from the group consisting of sodium lauryl sulfate, sodium myristyl sulfate, sucrose fatty acid ester, lauroyl sarcosinate, and lauryl sulfosuccinate. The oral composition according to item.

In addition, cetylpyridinium chloride, chlorhexidine gluconate, triclosan, isopropylmethylphenol, dipotassium glycyrrhizin, sodium fluoride, sodium monofluorophosphate, casein phosphopeptide, chlorophyll, herbs, tea extract, aluminum lactate, potassium nitrate, lactic acid bacteria, sodium azulene sulfonate Selected from allantoin, cholesterol, sodium chloride, decalinium chloride, ascorbic acid, tocopherol, sodium pyrophosphate, sodium polyphosphate, polyethylene glycol (average molecular weight 200 to 20,000), polyvinylpyrrolidone, lysozyme chloride, hinokitiol, lauroyl sarcosine sodium, lactoferrin 7. The method according to claim 1, wherein at least one kind is compounded. Oral composition according to item.