JP2004025367A - フランジ用ねじ止め工具 - Google Patents

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JP2004025367A
JP2004025367A JP2002185788A JP2002185788A JP2004025367A JP 2004025367 A JP2004025367 A JP 2004025367A JP 2002185788 A JP2002185788 A JP 2002185788A JP 2002185788 A JP2002185788 A JP 2002185788A JP 2004025367 A JP2004025367 A JP 2004025367A
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wrench
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Yoshio Kitabayashi
北林 義男
Yoshiyuki Hirochi
広地 嘉幸
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Nippon Soda Co Ltd
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Nippon Soda Co Ltd
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Abstract

【課題】フランジを締結しているボルトとナットを緩める際に、隣接する配管等の障害物が邪魔となってスパナを差し込むことができない場合が生じる。
【解決手段】ナットに係合するレンチ部3を先端に設け、このレンチ部3と開口する位置にレンチ部5を備えた回転自在の回転軸4を前後に移動自在に保持し、ボルトをレンチ部5に係合させた状態で回転軸4を回転させるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、管路を相互に連結するフランジの締結ボルトをねじ止めするフランジ用ねじ止め工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
管路を連結する場合には、連結する1対の管路の各々の端部に円板状のフランジを溶接等により固定しておき、両フランジを合わせた状態でボルトとナットによって締結している。フランジにはボルトが挿通される貫通穴が形成されており、フランジを合わせる際には両フランジの貫通穴が一致するようにフランジの位相を合わせ、両貫通穴にわたってボルトを挿通する。そして、貫通穴から突出したボルトの先端にナットを螺合させて両フランジを強固に締結している。
【0003】
逆に、両フランジの締結状態を解除する場合には、ボルトからナットを取り外し、更にボルトを貫通穴から抜き取る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、両フランジを締結する際にはナットが空回りしないようにスパナで固定した状態でボルトを回す必要がある。また、締結状態を解除する際には、ナットをスパナで固定した状態でボルトを回す必要がある。
【0005】
ところが、隣接する配管が邪魔となって、フランジの位置までスパナを差し込み、ナットにスパナを係合させることができない場合がある。また、仮にスパナやボルトの頭にスパナを係合できたとしても、隣接する配管が邪魔となってスパナを回動させることができない場合も生じる。
【0006】
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、フランジの周囲に隣接する配管等の障害物がある場合であっても、フランジの締結および締結解除作業を容易に行うことのできるフランジ用ねじ止め工具を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明によるフランジ用ねじ止め工具は、フランジに貫通されたボルトと、このボルトに螺合するナットとの各々に係合して、ボルトとナットとを締結させるフランジ用ねじ止め工具において、支柱の先端に、この先端からほぼ直角方向に延びる腕部を設け、腕部に後方に向かって開口するレンチ部を形成すると共に、支柱の後端に、腕部に形成したレンチ部に対向する筒状のガイド部を形成し、このガイド部に、先端にレンチ部を形成した回転軸を前後方向に進退自在に保持させたことを特徴とする。
【0008】
支柱の先端からほぼ直角方向に延びる腕部に、後方に開口するレンチ部を形成したので、支柱をフランジの位置に差し込んでレンチ部をフランジの裏側に回り込ませることにより、フランジの裏側のナットにこのレンチ部を係合させることができる。一方、回転軸の先端には同じくレンチ部が形成されているので、回転軸を前方に移動させることによりフランジの表側にあるボルトの頭に回転軸先端のレンチ部を係合させることができる。その状態で回転軸を回転させると、フランジの裏側のナットは腕部のレンチ部によって回り止めされるので、ナットは回転することなくボルトだけが回転する。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を参照して、1は本発明によるフランジ用のねじ止め工具である。このねじ止め工具1はパイプ状の支柱2を備えており、この支柱2の先端には板状の腕部21が溶接されている。この腕部21の先端にはレンチ部3が溶接されている。このレンチ部3は後方に向かって開口している。
【0010】
一方、支柱2の後端にはアーム22を介して筒状のガイド部23が溶接されている。このガイド部23の軸線上にレンチ部3が位置し、ガイド部23がレンチ部3に対向するように設定されている。
【0011】
このガイド部23には回転軸4が保持されている。この回転軸4は正逆両方向に回転自在であって、かつ前後方向にスライド自在に保持されている。また、この回転軸4の先端にはレンチ部5が一体に形成されている。なお、回転軸4の後端にはハンドル41が溶接されている。
【0012】
このねじ止め工具1を用いてフランジ6のボルト7及びナット71を相互に締め付ける場合には、まず腕部21に溶接したレンチ部3をナット71に係合させ、その状態で回転軸4を前進させる。すると、回転軸4の先端に形成したレンチ部5がボルト7に係合する。その状態でハンドル41を回転させれば回転軸4と共にレンチ部5が回転し、レンチ部5に係合しているボルト7も共に回転する。
【0013】
一方、ナット71はレンチ部3に係合しているが、レンチ部3は腕部21及び支柱2と共に回転しないので、ナット71が回転しない状態でボルト7が回転する。その結果、ボルト7をナット71に締め付けることができ、フランジ6が強固に締結される。
【0014】
なお、ボルト7を緩める場合には上述と同じくレンチ部3をナット71に係合させると共に、ボルト7をレンチ部5に係合させ、その状態で回転軸4を上述の場合と逆方向に回転させればよい。
【0015】
ところで、レンチ部3をナット71に係合させる場合、作業者からナット71を直接目視することができない。そのため、レンチ部3をナット71に係合させづらい場合が生じる。その場合には、図3に示しように、腕部21の先方に反射鏡8を揺動自在に取り付け、この反射鏡に映ったナットを目視しながらレンチ部3をナットに係合させればよい。
【0016】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、フランジを締結する場合や締結状態を解除する場合に、スパナを用いることができなくても簡単にボルトまたはナットを回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】ボルト及びナットとの関係を示す図
【図3】他の実施の形態を示す部分拡大図
【符号の説明】
1 ねじ止め用工具
2 支柱
21 腕部
3 レンチ部
23 ガイド部
4 回転軸
5 レンチ部
6 フランジ
7 ボルト
71 ナット

Claims (1)

  1. フランジに貫通されたボルトと、このボルトに螺合するナットとの各々に係合して、ボルトとナットとを締結させるフランジ用ねじ止め工具において、支柱の先端に、この先端からほぼ直角方向に延びる腕部を設け、腕部に後方に向かって開口するレンチ部を形成すると共に、支柱の後端に、腕部に形成したレンチ部に対向する筒状のガイド部を形成し、このガイド部に、先端にレンチ部を形成した回転軸を前後方向に進退自在に保持させたことを特徴とするフランジ用ねじ止め工具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104723250A (zh) * 2015-03-20 2015-06-24 国家电网公司 一种可控制穿芯螺栓伸出长度的扳手
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CN109434736A (zh) * 2018-11-27 2019-03-08 梁文奎 一种可固定易操作套筒扳手
JP2019190560A (ja) * 2018-04-24 2019-10-31 コスモ工機株式会社 フランジ補強具の装着方法及びそれに用いる装着工具

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