JP2004023427A - デジタル複合機における原稿読取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル複合機における原稿トレイ部から原稿読取り部への原稿搬送の際に生ずることのある重送や紙折れなどの紙送り異状に基づくユーザの負担の排除及び資源の有効利用を図る。
【解決手段】デジタル複合機において、原稿読取りにCCDを用い、該CCDによる読取り情報に基づいて原稿の重送や紙折れなどの異状を検知するようにし、このような異状検知がなされた場合、当該異状原稿の搬送を中断し、該原稿を原稿トレイへ戻すようにした。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル複合機に備えられ、原稿の画像を読取る画像読取り装置に関し、さらに詳しくは、原稿搬送時における用紙の重送や紙折れといった用紙の搬送異状を検知可能とし、その場合には画像読取り動作を中断し、重送や紙折れなどの原稿を原稿トレイへ戻すようにしたデジタル複合機における画像読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明が適用される図1に示されるデジタル複合機の全体構成について図6を参照しつつ以下に説明する。図6は、図1のデジタル複合機を構成している各種ユニット部、画像処理部などを含む全体ブロック図であり、下部に位置するI/F&エンジン制御ASIC501と中央に位置する画像メイン制御ASIC401とが連携をとりながら、デジタル複合機における各部動作管理をしている状態を示すブロック図である。
【0003】
このブロック図で示されるデジタル複合機は、図面左上部に位置する読取りスキャナ部100(図1のスキャナ部1)と、中央上部に位置するSPF(Single Pass Feeder)部200(図1のSPF部2)と、右上部に位置する操作パネル部300と、前記読取りスキャナ部100により電子データ化された原稿画像に対して所定の画像処理を施したり、前記SPF部200より原稿画像をフィードしたり、前記読取りスキャナ部100により原稿の読取り制御を行なったり、前記操作パネル部300の入出力処理を管理したりする画像処理ボード400と、左下部に位置するPC700とのデータ転送を制御したり、画像メイン制御ASIC401との通信、メカユニットを制御するエンジン制御CPU502との通信を管理したりするエンジン制御ボード500と、印刷を行うエンジンメカユニット部600と、いった各部から構成されている。
【0004】
以下、各部毎の機能・制御内容について説明する。前記スキャナ部100においては、ランプ102により原稿に照射された反射光が、CCDボード103のイメージセンサに、結像され、モータ101を制御し、読取りスキャナ部100により順次画像を読取り、この画像情報は、電気的な信号に変換される。
【0005】
同じく、前記SPF部200(図1のSPF部1)においては、画像制御CPU405により制御されるモータ201(図4のモータ55)が、原稿のピックアップ、給紙及び排紙を行う。この時、原稿入紙センサ203の電圧レベルを検知し、原稿の入紙を判断する。また、ソレノイド202は、ピックアップローラと分離ローラの駆動の伝達機能に関与し、前記ソレノイドを制御して伝達・分離を行う。
【0006】
同じく、前記操作パネル部300は、各種モードに関する指示を入力する操作キー群302、装置の状態、キー操作により入力された情報を表示するLCD301といったもので構成される。
【0007】
同じく、前記画像処理ボード400においては、制御プログラムROM406と作業用RAM407とを有する制御CPU405が画像処理全般を制御し、読取りスキャナ部100から送られた原稿画像の電子データを画像処理ASIC404で加工し、後記するエンジン制御ボード500及び操作パネル部300の指示要求に基づき、エンジン制御ボード500へデータを転送し、PC700に表示・格納したり、印刷したりするなどの処理を行う。また、画像メイン制御ASIC401は、ランプ102に供給する電圧を生成するランプ電圧生成回路402、CCDボード103のアナログ出力をデジタル信号に変換して電子データとして出力するA/D変換器403を制御する。
【0008】
同じく、前記エンジン制御ボード500は、I/F&エンジン制御ASIC501を有し、これはPC700から受信・送信されたデータ処理を解析し、画像処理ボード400やエンジン制御CPU502への指示要求を決定する。この指示要求に基づき、エンジン制御CPU502は、エンジンを駆動する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように各部の動作管理が行なわれる従来技術によるデジタル複合機において、既に記録された原稿を安定して搬送する技術は様々提案されており、例えば、特開昭62−61467号公報には、読取り手段(CCD)により、原稿の搬送方向の長さ及び横幅を測定して、原稿サイズを検知する提案がなされている。しかしながら、原稿の厚み、腰の強い弱いといった原稿の紙の特性や、温度・湿度などの環境特性などにより、全ての用紙を重送無く搬送することは実際問題として困難である。
【0010】
また、記録紙(印字用紙)は記録装置に適した記録紙を購入し使用されるが、原稿は記録を行ったもの、もしくは、メモ書きをしたものなど、何らかユーザーが使用したもので、原稿のシワ、端部の折れがあり、必ずしも良好な原稿の搬送が行われるものではない。
【0011】
このような状況下において、用紙の重送や紙折れが発生したのを気づかずに原稿の複写を行った場合には、複写物を再度見直す必要があり、ユーザへの負担が大きくなるばかりでなく、無駄な記録紙を使用してしまうこととなる。
【0012】
そこで、本発明は上記したようなユーザの負担を排除すると共に、資源の有効利用を図る意図のもとになされたもので、デジタル複合機における原稿トレイ部から原稿読取り部への原稿搬送部に原稿読取り用のCCDを設け、該CCDにより原稿の重送や紙折れなどの異状を検知するようにし、このような異状が検知された場合、当該異状原稿の搬送を中断し、該原稿を原稿トレイ部に戻すことによりユーザーへのインターフェースを向上させるものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上目的を達成するため、本発明による原稿読取り装置は、原稿を原稿トレイから自動的に搬送させるSPF部を備えたデジタル複合機において、原稿読取り手段としてCCDを用い、前記SPF部により搬送される原稿の前記CCDによる読取り情報に基づき、原稿の重送や紙折れなどの異状を検知するようにし、このような異状が検知された場合、当該異状原稿の搬送を中断し、該原稿を原稿トレイへ戻すようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を参照して、本発明による画像読取り装置を備えているデジタル複合機について説明する。この複合機は、大別して、スキャナ部1と、SPF部2と、インクジェット記録部3とにより構成される。
【0015】
上記スキャナ部1は、2種類の画像読取り方法を実施することが可能である。まず、第1の原稿読取り方法は、スキャナ部1の上部に位置されたSPF部2を開放し、操作者の操作によって透明ガラス15からなる原稿載置台16上に原稿を載置した後に、光学走査系8を走査させることにより原稿載置台16上にセットされた原稿を読取るという方法である。
【0016】
一方、第2の原稿読取り方法は、SPF部2から搬送される原稿を、その搬送中に静止位置にある光学走査系ユニット8を用いて原稿を読取るという方法である。この場合SPF部2の原稿トレイ57(図4参照)にセットされた原稿は、順次一枚づつスキャナ部1に搬送される。SPF部2で搬送される原稿の読取りには、スキャナ部1の透明ガラス面58を原稿が通過する際に、静止位置にある光学走査系ユニット8のランプ9により原稿が照射され、原稿からの反射光をCCD6で受光することで原稿を読取るものである。
【0017】
上記第1の原稿読取り方法は、従来の複写機において一般的に行われているものであり、原稿をセット(固定)し、光学走査系ユニット8を走査させることにより原稿を読取る方式であり、上記第2の原稿読取り方法は本発明の実施にあたって適用されるものであり、光学走査系ユニット8を固定させ、SPF部2により原稿を1枚づつ搬送する過程で原稿を読取る方式である。
【0018】
図1に示すように、スキャナ部1は、透明ガラス15からなる原稿載置台16上に置かれた原稿を、もしくは原稿トレイ57上からピックアップされて読取りガラス面58上で搬送される原稿を走査することで読取りを行うための光学走査系ユニット8を備えており、このスキャナ部1によって読取られた原稿画像は、画像データとして図6で説明した画像処理ボード400へ送られ、画像データに対して所定の画像処理が行われる。上記SPF部2は、原稿トレイ57上に複数枚の原稿を一度にセットしておき、セットされた原稿を1枚ずつ自動的にスキャナ部1の読取りガラス58面上へ給送するように構成されている。
【0019】
原稿設置台16上の原稿の画像を読取るためのスキャナ部1を構成する光学走査系ユニット8は、光源となるランプ9、原稿面上を露光するランプリフレクタ10と原稿からの反射光像を光電変換素子(以下「CCD」と略記する)6に導くための原稿からの反射光を反射する反射ミラー11、原稿からの反射光像を上述した反射ミラー11を介して前記CCD6上に結像させるための光学レンズ7及び原稿からの反射光像を電気的画像信号に変換するCCD6から構成される。
【0020】
次に、インクジェット記録部3について説明する。インクジェット記録部3は、シートが格納されるトレイ部4、画像を形成させるための記録材であるシートの搬送ローラ5、記録するヘッド12及びインクタンク14を搭載するキャリッジ搬送系13を備えている。
【0021】
上述したスキャナ部1にて読み取った後のメモリーから読み出した画像データまたは外部装置から転送された画像データは、1ライン毎のデータに加工され、主走査方向にキャリッジ搬送系13を駆動して印刷を行い、1ラインの印刷が終了する毎に、1ライン相当分、シートの搬送を行う。こうして、1ページ分の印刷を終了すると、シートを排紙する。
【0022】
続いて、図3及び図4を参照しつつ、SPF部2による原稿の搬送について説明する。このSPF部3は、原稿トレイ57に積載された複数枚の原稿を、モータ55を駆動しピックアップローラ52により送り出し、分離ローラ50とこれに対向して配置された不図示の分離パッドとにより、原稿トレイ57から1枚の原稿が分離される。
【0023】
ピックアップローラ52は、所定量の送りが行われると、図4に示されているように、ソレノイド56を駆動し、連結ギア51を引出すことにより、ピックアップローラ52の回転を停止し、分離ローラ50により原稿は下流側に搬送される。
【0024】
下流側に搬送された原稿は、センサ53により検知されると、この検知信号に基づいて読取りガラス面58までの送り量を判断して、下流側の搬送ローラ54を制御することにより、読取りガラス面58(原稿読取り位置)での読取り開始タイミングを算出し原稿の読取りを開始する。
【0025】
そして、定速で搬送される原稿の読取りを行い、センサ53により原稿の後端が検出されると、搬送ローラ54は予め定められた原稿の排出搬送量を駆動することにより、原稿の搬送、読取りが終了する。
【0026】
以下、本発明の実施の形態につき、図5ないし図9を参照しつつさらに詳細に説明する。図7(a)(b)は、用紙の重送状態を示す図であり、ピックアップローラ52により原稿トレイ57に積載された複数の原稿から1枚の原稿を給紙し、その下流側の分離ローラ50と分離ローラ50に対向して配置された図示されていない分離パッドとにより、原稿トレイ57から1枚の原稿が分離される構成であるが、上記したように、原稿には1枚1枚様々な用紙が存在するので、全ての条件で確実に分離することは不可能となる。
【0027】
そこで、ピックアップローラ52及び分離ローラ50により分離できずに重送された用紙A,Bは、搬送ローラ54により読取りガラス面58(原稿読取り位置)に搬送され光学系(CCD)により走査されることにより、読取られ、この読取られた画像が電気信号に変換される。
【0028】
本発明の実施例装置においては、光学系による原稿読取り時に重送された用紙A,Bにおける原稿の両端に渡る影Cを検出することとなり、該検出に基づいて読取り部を制御する制御部が、原稿の重送を認識すると共に、原稿の読取り動作を停止させ、図5に示されるように、読取り中の原稿を逆送し、読取り原稿A、重送された原稿Bの双方を原稿トレイ57上へ搬送する。そして、読取り途中の画像データはメモリから消去され、次の操作者からの指示により動作を開始するので、重送が発生してもジャムなどのトラブルとして装置が停止することなく、また、重送によるミスコピーで無駄な記録紙を使用することが無くなる。
【0029】
次に図8(a)(b)は、用紙端部の折れを示す図面である。ユーザーに長期間使用されたり、ファイルされていたりした原稿であるので、図示されるように原稿の四角は折れが発生していることが考えられる。このような紙折れの場合も、上記重送の場合と同様に、光学系による原稿読取り時に原稿の端部に影Cを検出することとなり、該検出に基づいて読取り部を制御する制御部が、原稿の折れを認識すると共に、原稿の読取り動作を停止させ、読取り中の原稿を逆送し、紙折れのある読取り原稿が原稿トレイ57上まで逆搬送される(図5参照)。
【0030】
そして、読取り途中の画像データはメモリから消去され次の操作者からの指示により動作を開始するので、紙折れが発生してもジャムなどのトラブルとして装置が停止することなく、また、紙折れによるミスコピーで無駄な記録紙を使用するといったことが無くなる。
【0031】
また、近年記録紙の厚みにより、プロセス条件を様々変化させ最適な画像を得るために記録紙の厚みを検出するための紙厚センサにより紙厚を検知し様々な制御が広く行われている。このような紙厚センサを原稿の読取りにおいても用いることにより、確実な原稿搬送、最適な画像の読取りが可能となる。
【0032】
紙厚センサの利用方法として、原稿搬送部で原稿の紙厚を検知し、その検知された紙厚により原稿の搬送手段を制御し確実な原稿搬送を行い、検出した紙厚により読取り部の光量を可変させることにより、予め設定された原稿の種類に応じて、厚い用紙で有れば光量を増加させ、薄い紙で有れば光量を減少させることにより、原稿の種類や厚みに関係なく用紙の重送、用紙折れが確実に検出可能となる。
【0033】
また、用紙搬送時に用紙の重送が発生する場合について、確認を行った実験結果を図9に示す。この実験の結果から明らかなように、用紙の重送が発生するのは用紙の先端から10mmまでの範囲がほとんどで有るが、用紙の種類や環境状況、特に湿度変化により重送時の用紙先端ズレが26mmまで発生することが明らかになった。この結果に基づき用紙の種類や環境を考慮すると、用紙の先端から30mm検知することにより様々な条件で重送を検知することが可能となる。
【0034】
上記の説明により用紙が重送された場合の制御に付いて説明を行ったが、次に用紙の重送の検出方法に付いて説明を行う。図9から用紙が重層するのは搬送された用紙の先端から30mm以内で重送の検出を行う。搬送される原稿は全て同じサイズであるので、用紙の先端から30mm以内で原稿の端から端までの直線で影が確認できれば容易に重送であることが認識できる。
【0035】
また、用紙の折れの場合は、図8(b)で示すように、折れ部分が三角形状となるので、CCDで読取られた画像の三角形状を認識することにより、容易に用紙の折れが認識可能となる。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、下記する(1)ないし(7)に記載のような諸種の作用効果が奏されるものである。
(1)原稿の、重送や紙折れを検知すると適切な画像の複写ができないので、原稿の搬送を停止し、その後、原稿を逆搬送させることにより、原稿は原稿台に戻され操作者のハンドリングが向上すると共に、記録紙の無駄な使用が節約できる。
(2)原稿の、重送や紙折れの有無は、用紙全体を確認する必要がなく、用紙の先端30mmを確認すれば十分認識が可能となる。
(3)搬送の異状を検出した場合には、原稿の搬送量以上に逆搬送することにより、確実に原稿を原稿台に逆搬送することが可能となる。
(4)読取りの副走査方向の原稿サイズ検知をCCDで行うことにより、原稿サイズの検知手段が不要となり、装置の小型化、コストダウンが可能となる。
(5)例えば、原稿幅がA4長手方向であれば、読み取り原稿はA4,A3の何れかであるので、搬送量がA4短手方向以上の搬送量であることを認識すると原稿はA3サイズであると認識することが可能となる。そこで、上記のような方法により早期に用紙サイズの検出が可能となり記録紙の給紙が可能となる。
(6)ピックアップローラと分離ローラから構成するので、用紙のピックアップ、搬送が確実となり、さらに、逆駆動時にはピックアップローラと分離ローラを同期させることにより原稿を確実に原稿台に戻すことが可能となる。
(7)厚紙、薄紙など用紙の性質を認識することにより、用紙に適した検出が可能となり、確実に紙折れ、重送の検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるSPF部及びスキャナ部を備えたデジタル複合機の側断面図。
【図2】光学走査系ユニットの拡大側断面図。
【図3】本発明の実施例である原稿読取り装置におけるSPF部の説明図で、ピックアップローラ及び不図示の分離パッドにより原稿トレイから1枚の原稿が分離される態様を示す図。
【図4】図3と同様な説明図で、分離ローラにより原稿が下流側へ搬送される態様を示す図。
【図5】図3と同様な説明図で、重送の原稿A及びBが逆搬送されて原稿トレイへ戻される態様を示す図。
【図6】デジタル複合機を構成している各種ユニット部、画像処理部などの全体ブロック図。
【図7】用紙の重送状態を示す図、同図(a)は、重送用紙先端部分の側面図、同図(b)は、同じく平面図。
【図8】用紙の端部折れ状態を示す図、同図(a)は、端部折れ用紙先端部分の側面図、同図(b)は、同じく平面図。
【図9】用紙の重送がおこる回数と重送量との相関図。
【符号の説明】
1 スキャナ部
2 SPF部
3 インクジェット記録部
4 トレイ部
5 搬送ローラ
6 光電変換素子(CCD)
7 光学レンズ
8 光学走査系ユニット
9 ランプ
10 ランプリフレクタ
11 反射ミラー
12 記録ヘッド
13 キャリッジ搬送系
14 インクタンク
15 透明ガラス
16 原稿設置台
50 分離ローラ
51 連結ギア
53 連結ギア
52 ピックアップローラ
53 センサ
54 搬送ローラ
55 モータ
56 ソレノイド
57 原稿トレイ
58 読取りガラス面
100 読取りスキャナ部
101 モータ
102 ランプ
103 CCDボード
200 シートフィーダ(SPF)部
201 モータ
202 ソレノイド
203 原稿入紙センサ
300 操作パネル
301 LCD
400 画像処理ボード
401 画像メイン制御処理装置(ASIC)
402 ランプ電圧生成回路
403 A/D変換器
404 画像処理ASIC
405 制御CPU
406 制御プログラムROM
407 作業用RAM
500 エンジン制御ボード
501 I/F&エンジン制御ASIC
502 エンジン制御CPU
600 メカユニット
700 PC

Claims (7)

  1. 原稿を原稿トレイから自動的に搬送させるSPF部を備えたデジタル複合機において、原稿読取り手段としてCCDを用い、前記SPF部により搬送される原稿の前記CCDによる読取り情報に基づき、原稿の重送や紙折れなどの異状を検知するようにし、このような異状が検知された場合、当該異状原稿の搬送を中断し、該原稿を原稿トレイへ戻すようにしたことを特徴とするデジタル複合機における原稿読取り装置。
  2. 原稿の先端が前記CCDによる読取り部位を通過後30mm以内で原稿の搬送異状を検出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のデジタル複合機における原稿読取り装置。
  3. 前記原稿の搬送異状を検出した場合には、原稿の搬送量以上の量を逆搬送するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載のデジタル複合機における原稿読取り装置。
  4. 前記原稿の幅(読取りの主走査方向)を検出する原稿幅検出手段を備え、原稿幅検出手段と搬送手段の搬送情報から原稿サイズを検出するようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のデジタル複合機における原稿読取り装置。
  5. 前記搬送手段は所定量以上であることを検出すると所定の用紙サイズであることを検出するようにしたことを特徴とする請求項4に記載のデジタル複合機における原稿読取り装置。
  6. 前記用紙搬送手段は、少なくともピックアップローラと分離ローラとから構成されており、これらの両ローラは、逆駆動時に同期するように構成されていることを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載のデジタル複合機における原稿読取り装置。
  7. さらに、原稿の用紙種別を設定する設定手段を備え、該設定手段の設定内容に応じて読取り手段の光量を調整するようにしたことを特徴とする請求項4ないし6のいずれかに記載のデジタル複合機における原稿読取り装置。
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