JP2004021906A - 外国為替取引システム - Google Patents

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Abstract

【課題】外国為替取引における機動性を確保しつつ、外国為替市場変動のリスクを効率的にヘッジできる外国為替取引システムを提供する。
【解決手段】複数のマーケットメーカー4がサポートプライスを提供し、各顧客に対する取引枠が設定され、顧客の装置となるクライアント6から外国為替取引における売り買いの指値の注文が為されると、外国為替取引センター1が顧客の取引枠の範囲内でクライアント6の注文とマーケットメーカー4が提供するサポートプライスとのマッチング処理を行って外国為替取引を成立させる外国為替取引システムである。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外国為替取引を行うシステムに係り、特に、取引の機動性を確保し、外国為替市場変動のリスクを効率的にヘッジできる外国為替取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常の外貨預金、外貨建債券、海外資産に投資する投信等において、顧客はそれら金融商品を提供する取引会社に直接注文を出して取引を行うようになっている。
外貨投資の特色は、円を外貨に立て替えて運用するため、金融商品の個別リスク以外に為替変動による為替リスクが存在する。この為替リスクをヘッジすることが外国為替取引において重要である。
【0003】
外国為替取引は、個別の取引会社毎に相対取引を行っており、相対取引の対象となる注文は、取引会社に会員登録した顧客が差し入れた証拠金額に基づいて発注する金額・件数に制限を受ける。そのため、顧客同士の注文による相対取引の成立の確率は低いものとなっていた。
尚、取引会社が提示するサポートプライスによる取引を行った場合、顧客の取引価格に取引会社の利益分が織り込まれることになる。
【0004】
従来の相対取引のイメージについて図9を参照しながら説明する。図9は、従来の相対取引の概要を示す概略図である。
図9に示すように、顧客A,Bが指値の売り注文を出して不成立となった例であり、顧客E,Fが指値の買い注文を出して不成立となった例であり、顧客Cが成行の売り注文を出し、顧客Dが成行の買い注文を出し、取引会社からサポートプライスが提供され、成行売り注文は1ドル=130.70円で成立し、また、成行買い注文は1ドル=131.00円で成立した例である。
【0005】
尚、外国為替市場における相対取引に関する従来技術として、平成13年10月19日公開の特開2001−290943「相対取引処理装置、その方法、並びそのためのプログラムを記録した記録媒体」がある。
この発明は、相対取引を効率的に処理できるようにし、売り注文と買い注文のオーダー量が釣り合っていなくとも相対取引を成立させることができるものとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の外国為替取引では、個々の取引会社が提示するサポートプライスは、取引会社の規模、営業時間、システムの効率性・能力等の制約により、迅速かつ機動的な取引を行うための流動性を確保する必要があった。
【0007】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、外国為替取引における機動性を確保しつつ、外国為替市場変動のリスクを効率的にヘッジできる外国為替取引システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、外国為替取引システムにおいて、外国為替取引において売り買いのサポートプライスを提供する複数のマーケットメーカー装置と、各顧客に対する取引枠が設定され、顧客の装置となるクライアントから外国為替取引における売り買いの指値の注文が為されると、取引枠の範囲内でクライアントの注文とマーケットメーカー装置が提供するサポートプライスとのマッチング処理若しくはクライアントの注文間でのマッチング処理を行って外国為替取引を成立させるセンター装置とを有するものであり、為替リスクをヘッジする取引枠を顧客に割り当ててセンター装置が管理し、参加するマーケットメーカーと顧客が増えることにより、取引のマッチングの確率を向上させ、取引の流動性を確保できる。
【0009】
本発明は、上記外国為替取引システムにおいて、クライアント又はマーケットメーカー装置から外国為替取引における売り買いのダイレクトコールがあると、当該ダイレクトコールの情報を他のマーケットメーカー装置又は他のクライアントに提供するセンター装置を備えたものであり、顧客の必要に応じて複数のマーケットメーカー又はクライアントにプライスの提示を求めるので、外国為替取引における流動性を確保できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態に係る外国為替取引システムは、複数のマーケットメーカー装置がサポートプライスを提供し、各顧客に対する取引枠が設定され、顧客の装置となるクライアントから外国為替取引における売り買いの指値の注文が為されると、センター装置が取引枠の範囲内でクライアントの注文とマーケットメーカー装置が提供するサポートプライスとのマッチング処理を行って外国為替取引を成立させるものであり、為替リスクをヘッジする取引枠を顧客に割り当ててセンター装置が管理し、参加するマーケットメーカーと顧客が増えることにより、取引のマッチングの確率を向上させ、取引の流動性を確保できるものである。
【0011】
また、本発明の実施の形態に係る外国為替取引システムは、クライアント又はマーケットメーカー装置から外国為替取引における売り買いのダイレクトコールがあると、センター装置が当該ダイレクトコールの情報を他のマーケットメーカー装置又は他のクライアントに提供するものであり、顧客の必要に応じて複数のマーケットメーカー又はクライアントにプライスの提示を求めるので、外国為替取引における流動性を確保できる。
【0012】
本発明の実施の形態に係る外国為替取引システムの構成について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る外国為替取引システムの構成ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る外国為替取引システム(本システム)は、図1に示すように、外国為替取引センター1と、データベース(DB)2と、銀行マーケットメーカー4aと、証券マーケットメーカー4bと、銀行クライアント5aと、証券会社クライアント5bと、外為取引会社クライアント5cと、顧客クライアント6a,6b,6cとを有している。
外国為替取引センター1にインターネット3を介して接続するクライアント5,6は更に複数存在し、またマーケットメーカー4も複数存在するものである。
【0013】
本システムにおける各部を具体的に説明する。
外国為替取引センター(センター装置)1は、外国為替の取引を複数のマーケットメーカー4と複数の顧客クライアント6との間で実行するコンピュータであり、マーケットメーカー間、顧客クライアント間での取引も実行される。外国為替取引センター1での取引は、為替変動が激しいため、成行注文は不向きであり、指値注文又はダイレクトコールが望ましい。
【0014】
具体的には、外国為替取引センター1は、マーケットメーカー4が提供するサポートプライスに対して顧客クライアント6の希望する指値をマッチングする処理を行い、また、顧客クライアント6(マーケットメーカー4であってもよい)からのダイレクトコールに対してプライスを提示するプライスメーカー(マーケットメーカー4又は顧客クライアント6)とのマッチング処理を行う。
【0015】
また、外国為替取引センター1は、顧客クライアント6からユーザ登録を受け付け、ユーザを識別するための情報(ユーザ情報)と取引枠を保証する保証会社の識別情報を受信する。外国為替取引センター1は、当該ユーザが指定する保証会社の識別情報からその保証会社のクライアント(銀行クライアント5a、証券会社クライアント5b、外為取引会社5c)にユーザ情報を送信する。すると、保証会社のクライアント(保証会社装置)から為替取引を行うことができる取引枠(取引可能な金額)の情報が外国為替取引センター1に送信される。
【0016】
そして、外国為替取引センター1には、顧客クライアント6の取引枠を銀行クライアント5a,証券会社クライアント5b,外為取引会社クライアント5cから設定される。つまり、顧客クライアント6毎に取引枠を設定する銀行クライアント5等とその取引枠が外国為替取引センター1からDB2に登録される。そして、外国為替取引センター1は、顧客に対して設定された取引枠の範囲内での取引を許可する。取引枠の具体的設定方法については後述する。
【0017】
データベース(DB)2は、外国為替取引センター1において設定された顧客と対応する取引枠の情報が記憶される。また、DB2には、外国為替取引センター1における取引ログも記憶される。
ここで、取引枠は、取引に応じてその額が変動し、変動した額がDB2に記憶される。
インターネット3は、外国為替取引センター1と各クライアント5,6とを接続する通信媒体である。
【0018】
銀行マーケットメーカー(マーケットメーカー装置)4aは、銀行が使用するコンピュータであり、外国為替取引においてサポートプライスを提供する。サポートプライスとは、顧客クライアント6からの売り買いの注文を受け付ける場の板(顧客にとって取引成立する最高の売り注文のレート、顧客にとって取引成立する最低の買い注文のレート)を示している。
証券マーケットメーカー(マーケットメーカー装置)4bは、証券会社が使用するコンピュータであり、外国為替取引においてサポートプライスを提供する。
【0019】
銀行クライアント5aは、銀行に外貨預金、外貨建て投信等の資産を保有する顧客a(顧客クライアント6aの所有者)に対して取引枠を設定するコンピュータである。この顧客aは、銀行から資産のリスクヘッジのために外貨預金、外貨建て投信等を購入している。
証券会社クライアント5bは、証券会社に外貨建て投信、外債等の資産を保有する顧客b(顧客クライアント6bの所有者)に対して取引枠を設定するコンピュータである。この顧客bは、証券会社から資産のリスクヘッジのために外貨建て投信、外債等を購入している。
外為取引会社クライアント5cは、外為取引会社に投資、ヘッジを行っている顧客c(顧客クライアント6cの所有者)に対して取引枠を設定するコンピュータである。この顧客cは、貿易、商品等のヘッジのために外為取引会社に投資・ヘッジ等を行っている。
【0020】
顧客クライアント6a,6b,6cは、銀行、証券会社、外為取引会社に対して外貨建て投信等の金融商品を購入した顧客a,b,cが保有するコンピュータで、銀行マーケットメーカー4a,証券会社マーケットメーカー4bが提示するサポートプライスを参照して取引枠内で為替取引の指示を出力する。
【0021】
顧客クライアント6は、外国為替取引センター1に対してユーザ登録を行うもので、ユーザの氏名、住所等の本人を識別するための情報(ユーザ情報)と、外貨建て投信等を購入した銀行、証券会社、投資を行う外為取引会社(取引保証する保証会社)の情報が入力される。ユーザ登録が終了すると、外国為替取引センター1からユーザID(ユーザ識別子)とパスワードが付与される。
【0022】
ここで、取引枠について図2を参照しながら説明する。図2は、取引枠を説明するための概念図である。
取引枠の理解を助けるために、従来の方法についてまず説明しておく。通常の証拠金取引において、取引金額の5〜10%程度を顧客は取引銀行又は取引証券会社に証拠金として差し入れ、損失の金額がこの金額の範囲内に納まることを前提としている。万一その範囲を越える場合には、追加証拠金の差し入れ又は強制終了が為されるようになっている。
例えば、10万ドルの為替取引を行う場合、100万円程度の証拠金を顧客は取引銀行に差し入れ、損失が50万円になれば取引銀行から追加証拠金の要請があり、100万円を越える時点で反対売買により持ち高が消滅させられるといった具合となっていた。
【0023】
これに対して、本発明における取引枠は、既に顧客が保有している外貨建て資産に対して、この為替リスクをヘッジするために設定されるのが原則である。
例えば、30万ドルの外貨預金を取引銀行に預金している顧客に対して、図2に示すように、30万ドルのドル売りの取引枠を当初設定する。ドル買いの当初取引枠は0万ドルである。
この取引枠は、顧客の取引状況に応じて時々刻々変化し、仮にこの顧客が当初設定の30万ドルのドル売り取引枠の内、10万ドル分を使用してドル売りヘッジを行った場合、取引残高はドル売り10万ドルとドル買い0万ドルとなり、顧客の使用可能取引枠残高が20万ドルのドル売りと、10万ドルのドル買いとなる。
【0024】
次に、本システムにおける注文方法について図3を参照しながら説明する。図3は、成行注文のイメージを示す概略図である。
注文方法は、不本意なレートで約定が成立してしまうことを防ぐために、指定レート(指値)形式に限定して入力する方法を採用している。
成行注文では、図3に示すように、顧客が20万ドルのドル売り注文を行う場合に、場の板でドル買いが10万ドルを132.00円のレート(1)で、10万ドルを131.90円のレート(2)で、20万ドルを131.50円のレート(3)であったとすると、注文入力と同時に(1)(2)の買い注文が消えてしまった場合に、顧客の20万ドルの売り注文は(3)の131.50円のレートで成立してしまうことになる。
このように、相場変動の激しい為替市場では、成行形式ではなく、指値形式が適している。
【0025】
また、本システムにおける別の取引方法は、ダイレクトコール(単に「コール」と呼ぶ)による取引である。本システムにおけるコール取引を図4,図5を参照しながら説明する。図4は、本システムにおいてコールが有効な第1の事例の概略を示す説明図であり、図5は、本システムにおいてコールが有効な第2の事例の概略を示す説明図である。
第1の事例は、図4に示すように、顧客が300万ドルの売りを考えているときに、10万ドルで131.00円の買い注文しかない場合には、顧客の300万ドル売りを捌くことができない。そこで、外国為替取引センター1の取引市場で、顧客は300万ドルのドル売り注文をコールする。コールは、外国為替取引センター1のWebサイトに設けられた取引ボードに掲載され、閲覧可能となる。このコールに対してマーケットメーカー又は個人の顧客クライアントが直接応じることで、コールの取引が成立する。
尚、ダイレクトコールに対してプライスを提示する参加者を「プライスメーカー」と呼ぶ。
【0026】
また、第2の事例は、図5に示すように、顧客が300万ドルの売りを考えているときに、マーケットメーカーAがドル売りを131.65円のレート、ドル買いを131.55円のレートで、マーケットメーカーBがドル売りを131.65円のレート、ドル買いを131.50円のレートで、マーケットメーカーCがドル売りを131.70円のレート、ドル買いを131.55円のレートで提示している場合、顧客は複数のマーケットメーカーを選択して300万ドルのドル売りにコールを行う。
【0027】
コールを受けたマーケットメーカーは、そのコールに対してプライスを提示可能であれば、顧客の300万ドルのドル売りに対して取引可能なレートを外国為替取引センター1に提示し、外国為替取引センター1は顧客クライアント6に当該マーケットメーカーが提示した売り買いのレート(プライス)を表示し、顧客に好条件のものを選択させる。
【0028】
また、顧客は、顧客クライアント6から300万ドルの取引を外国為替取引センター1に問い合わせると、外国為替取引センター1が複数のマーケットメーカーが提示するドル売りとドル買いとのレート(プライス)を調査し、その中で最良の条件のものを選択して顧客クライアント6に表示させるようにしてもよい。例えば、図5に示すように、最良の条件としてのプライスメーカーがドル売りを131.63円のレートで、ドル買いを131.58円のレートで提示しているものが選択されることになる。
【0029】
次に、本システムにおける取引内容について図6を参照しながら説明する。図6は、本システムにおける取引状況を示す概略図である。
本システムの外国為替取引センター1では、マーケットメーカーAがドル売りを131.15円、ドル買いを131.00円のレートでサポートプライスを提示し、マーケットメーカーBがドル売りを131.05円、ドル買いを130.90円のレートでサポートプライスを提示しているとする。
【0030】
この取引状況は、外国為替取引センター1が有するWebサイトにてユーザのアクセスで閲覧可能に表示・提供されるようになっている。つまり、外国為替取引センター1が時々刻々に変化する外国為替の取引状況におけるサポートプライスをWebサイトの取引の表示ボードにて表示・提供している。
【0031】
クライアントに表示・提供されたサポートプライスに対して、顧客A,Bは各取引枠の範囲内で売り注文を出し、顧客C,Dは各取引枠の範囲内で買い注文を出して、顧客とマーケットメーカーとの取引を成立させる。
【0032】
また、顧客E,Fは、外国為替取引センター1に対してダイレクトコールを行い、外国為替取引センター1は該当するマーケットメーカーC,Dにコール内容を通知する。その後、コールを受けたマーケットメーカーC,Dは、プライスメーカーとしてプライスをコールした顧客クライアントに直接通知するか、またはWebサイトの取引状況の場に提示する。
【0033】
取引の内容をもっと詳細に説明すると、顧客から100万ドルのドル売りの注文が入ると、外国為替取引センター1は、場の板の状況から、最も高いレートのものからその注文を割り振っていく。具体的には、ドル売りのレートが10万ドルを131.15円のレートで、50万ドルを131.10円のレートで、80万ドルを131.05円のレートでサポートプライスが提示されていると、顧客からの100万ドルのドル売り注文は、10万ドルが131.15円のレートで、50万ドルが131.10円のレートで、残り40万ドルを131.05円のレートで取引される。
【0034】
次に、本システムにおける外国為替取引センター1の処理について図7,図8を参照しながら説明する。図7は、ユーザ登録及び取引枠設定の処理の流れを示すフローチャートであり、図8は、指値取引の処理の流れを示すフローチャートである。尚、各処理は、外国為替取引センター1のコンピュータの処理部でコンピュータプログラムの動作によって実現されるものである。
【0035】
ユーザ登録及び取引枠設定の処理は、図7に示すように、外国為替取引センター1が顧客クライアント6からユーザ登録要求を受け付け(S11)、当該ユーザをDB2に登録する(S12)。この登録に際して、ユーザにはユーザID、パスワードが付与される。このユーザID及びパスワードは、今後ユーザが本システムにログインする際に求められるものである。
【0036】
次に、外国為替取引センター1は、当該顧客に取引枠を設定する対応会社のクライアント5に取引枠の問い合わせを行う(S13)。対応会社のクライアント5は、ユーザ登録の際に対応会社を特定することにより、対応付けが定まる。
【0037】
更に、取引枠の問い合わせに対して、外国為替取引センター1は、対応会社のクライアント5から顧客の取引枠を受信する(S14)。続いて、外国為替取引センター1は、処理S12でDB2に登録したユーザ(顧客)に対応付けて受信した取引枠を設定・登録する(S15)。
以上で、ユーザ登録と取引枠の設定が終了する。
【0038】
また、指値取引の処理は、図8に示すように、外国為替取引センター1が場の板にマーケットメーカーによるサポートプライスを表示している(S21)。
その状況で、外国為替取引センター1は、顧客クライアント6からの指値注文があるか否かを判断し(S22)、指値注文がなければ(Noの場合)、処理S21に戻る。
【0039】
指値注文があれば(Yesの場合)、外国為替取引センター1は、顧客指値注文に適合する取引があるか否かを判断する(S23)。指値注文に適合する取引とは、顧客の指値又はその指値より有利な条件のレートで注文量の取引がある場合をいう。
【0040】
顧客指値注文に適合する取引があれば(Yesの場合)、指値又はそれより有利なレートで取引が成立する(S24)。また、顧客指値注文に適合する取引がなければ(Noの場合)、特定時間、例えば注文の有効期間を経過したか否かを判断し(S25)、特定時間経過していれば(Yesの場合)、顧客指値注文に適合する取引はなかったとして、取引は不成立となり(S26)、処理を終了する。また、特定時間経過していなければ(Noの場合)、処理S23に戻り、再度、場の板として顧客指値注文に適合する取引があるか否かの判断処理が為される。
以上で、指値取引の処理が終了する。
【0041】
本システムによれば、例えば数兆円の規模に達する外貨預金、外貨建債券、外国投信等の原資産に対応して、それら資産の為替リスクをヘッジする取引枠を顧客に割り当てて外国為替取引センター1がDB2に登録し、参加する顧客の裾野を広げることができ、これまで各取引会社が個別に相対取引としていた顧客の注文を集中して処理することで、顧客の集中による発注量を増大させ、取引のマッチングの確率を飛躍的に向上させることができる効果がある。
【0042】
また、従来では、個別の取引会社が相対取引の相手となっていたのに対して、本システムでは、複数のマーケットメーカーによるサポートプライスの提示を可能とすると共に、顧客の必要に応じて特定の又は複数のマーケットメーカーにプライスの提示を求めるダイレクトコールを導入しているので、取引の機会を増大させることで、取引のマッチング確率をより向上させることができ、外国為替取引における流動性を確保できる効果がある。
【0043】
複数の外為銀行が既に1対多数のディーリングシステムを稼働させているが、現状はあまり活用されていないのが実状である。本システムでは、外国為替取引センター1を介在させ、外為銀行にプライスメーカーの役割を担ってもらい、既に開発されたシステムを有効活用すると共に、顧客にとっては外為銀行と直接取引する感覚を体験でき、プライスメーカーがレスポンスを競うことにより、一層効率的な取引を実現できる。
【0044】
また、FXALL等の業者は、顧客にとって取引関係のある複数の外為銀行を同時にコールするサービスを提供し始めているが、任意の顧客と任意のマーケットメーカーとの間、任意の顧客と任意の顧客との間、任意のマーケットメーカーと任意のマーケットメーカーとの間の取引を実現する本システムに接続することになれば、更に使い勝手が向上することが期待できる。
【0045】
尚、外貨建投資に対する取引枠だけでなく、円貨建取引に外国為替取引を付加することにより外貨建投資と同様の経済効果を得られる形態にも適用できる。
具体的には、証券会社で中期国債ファンドを購入している顧客に、当該ファンドを担保として外国為替取引枠を設定し、顧客がドル買いの為替取引を行った場合に、顧客は原資産である中期国債ファンドを解約することなく、為替取引のドル買い部分で為替リスクを負うことと引き換えにドル建の金利を受け取ることが可能となる。但し、通常、日々値洗いを行う際に日米金利差分が調整されることになる。
従って、外貨建資産ばかりではなく、円貨建資産に対しても取引枠を付与し、顧客にヘッジだけでなく、為替のリスクテークの機会を与える形で、外貨預金に代替する投資を実現することが可能である。つまり、通常の外貨預金に比べて割安な手数料で外貨預金の効果を得ることができる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、外国為替取引システムにおいて、為替リスクをヘッジする取引枠を顧客に割り当ててセンター装置が管理し、参加するマーケットメーカーと顧客が増えることにより、取引のマッチングの確率を向上させ、取引の流動性を確保できる効果がある。
【0047】
本発明によれば、上記外国為替取引システムにおいて、顧客の必要に応じて複数のマーケットメーカー又はクライアントにプライスの提示を求めるダイレクトコールを導入することで、取引の機会を増大させ、取引のマッチング確率をより向上させることができ、外国為替取引における流動性を確保できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る外国為替取引システムの構成ブロック図である。
【図2】取引枠を説明するための概念図である。
【図3】成行注文のイメージを示す概略図である。
【図4】本システムにおいてコールが有効な第1の事例の概略を示す説明図である。
【図5】本システムにおいてコールが有効な第2の事例の概略を示す説明図である。
【図6】本システムにおける取引状況を示す概略図である。
【図7】ユーザ登録及び取引枠設定の処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】指値取引の処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】従来の相対取引の概要を示す概略図である。
【符号の説明】
1…外国為替取引センター、 2…データベース(DB)、 3…インターネット、 4a…銀行マーケットメーカー、 4b…証券マーケットメーカー、 5a…銀行クライアント、 5b…証券会社クライアント、 5c…外為取引会社クライアント、 6a,6b,6c…顧客クライアント

Claims (8)

  1. 外国為替取引システムにおいて、
    外国為替取引において売り買いのサポートプライスを提供する複数のマーケットメーカー装置と、
    各顧客に対する取引枠が設定され、前記顧客の装置となるクライアントから外国為替取引における売り買いの指値の注文が為されると、前記取引枠の範囲内で前記クライアントの注文と前記マーケットメーカー装置が提供するサポートプライスとのマッチング処理若しくは前記クライアントの注文間でのマッチング処理を行って外国為替取引を成立させるセンター装置とを有することを特徴とする外国為替取引システム。
  2. 各顧客に対する取引枠は、当該顧客が保有する外貨預金、外貨建債券、海外資産に投資する信託、円貨建債券及び/又は円貨建資産に基づいて設定されることを特徴とする請求項1記載の外国為替取引システム。
  3. マッチング処理は、クライアントからの指値注文に対して、提案されている複数のサポートプライスの中で最良の条件のサポートプライスを選択し、選択したサポートプライスの数量で注文を処理できない場合には、次に良好な条件のサポートプライスを選択することを特徴とする請求項1記載の外国為替取引システム。
  4. 外国為替取引システムにおいて、
    クライアント又はマーケットメーカー装置から外国為替取引における売り買いのダイレクトコールがあると、当該ダイレクトコールの情報を他のマーケットメーカー装置又は他のクライアントに提供するセンター装置を備えたことを特徴とする請求項1記載の外国為替取引システム。
  5. センター装置は、クライアントからのユーザ登録要求に対して当該顧客の取引枠を保証する保証会社装置にユーザ情報を送信し、前記保証会社装置から設定された取引枠を登録するセンター装置であることを特徴とする請求項1記載の外国為替取引システム。
  6. センター装置は、クライアントからの注文によって外国為替取引が成立すると、当該成立に基づいて取引を行った顧客の取引枠における売り買いの額を変動させるセンター装置であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の外国為替取引システム。
  7. センター装置は、マーケットメーカー装置から提供されたサポートプライスをクライアントに提供し、クライアントから指値注文があると当該指値注文に適合する取引があるか否かを判断し、適合する取引があれば取引を成立させ、適合する取引がなければ特定時間中の注文は場の板として常時適合する取引があるか否かの判断を行い、特定時間経過後に取引を不成立とする処理を行うセンター装置としたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の外国為替取引システム。
  8. センター装置において動作するコンピュータプログラムであって、マーケットメーカー装置から提供されたサポートプライスをクライアントに提供する処理と、クライアントから指値注文があると当該指値注文に適合する取引があるか否かを判断する処理と、適合する取引があれば取引を成立させる処理と、適合する取引がなければ特定時間中の注文は場の板として常時適合する取引があるか否かの判断を行い、特定時間経過後に取引を不成立とする処理を行うことを特徴とするコンピュータプログラム。
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