JP2002007721A - 市場取引財の売買委託装置、買い注文資金管理装置、取引履歴管理装置並びに市場取引財の売買委託方法、買い注文資金管理方法、取引履歴管理方法 - Google Patents

市場取引財の売買委託装置、買い注文資金管理装置、取引履歴管理装置並びに市場取引財の売買委託方法、買い注文資金管理方法、取引履歴管理方法

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JP2002007721A
JP2002007721A JP2000183789A JP2000183789A JP2002007721A JP 2002007721 A JP2002007721 A JP 2002007721A JP 2000183789 A JP2000183789 A JP 2000183789A JP 2000183789 A JP2000183789 A JP 2000183789A JP 2002007721 A JP2002007721 A JP 2002007721A
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Toru Sakurai
徹 櫻井
Hideyuki Isoyama
秀幸 磯山
Yasunari Kasuga
靖成 春日
Hirotaka Higuchi
裕高 樋口
Osamu Machida
修 町田
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NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手数料を重視するユーザに対して、オンライ
ン仲介業者の手数料の相違を基準として、最適な委託売
買手数料となる銘柄と委託先オンライン仲介業者の組合
せを提供する市場取引財の売買委託装置を提供する。 【解決手段】 本発明の市場取引財の売買委託装置50
は、各オンライン仲介業者のホームページ31に掲載さ
れている委託売買手数料を登録する手数料データベース
51と、ユーザ端末20から入力される市場取引財の売
買注文に対して、手数料データベース51を参照して、
委託売買手数料が最適化されるオンライン仲介業者を選
択する手段52と、該ユーザ端末20からの市場取引財
の売買注文を受任すると共に、該売買注文に対して該オ
ンライン仲介業者選択手段52で選択されたオンライン
仲介業者を報告するユーザ端末送受信手段53とを具備
することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
用いたオンラインによる株式、債権、商品先物等の市場
取引財の売買に関し、特に売買委託する証券会社を適切
に管理することで顧客サイドの手数料を最適化する市場
取引財の売買委託装置に関する。更に本発明は、インタ
ーネットを用いたオンラインによる株式、債権、商品先
物等の市場取引財の売買に関し、特に買い注文に付随す
る資金移動を無駄なく行う市場取引財の買い注文資金管
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】市場取引財には、株式、社債・長期国債
・短期国債のような債権、原油・貴金属・穀物のような商
品取引所への上場商品等が存在している。市場取引財の
代表として株式が存在しており、例えば東京証券取引所
の取引を仲介する資格は、証券会社に限定することで市
場参加者の取引リスクを軽減している。取引リスクと
は、例えば売り注文に対して買い注文が成約した場合
に、代金の支払に対して株券を交付する双務契約が不履
行となり、株券が窃取されてしまう場合である。
【0003】ところで、近年の規制緩和の影響で従来は
一律に規定されていた仲介業者の仲介手数料が、自由化
されてきている。この自由化の流れに乗って一般公衆の
小口顧客を対象とするインターネットでのオンライン株
式売買では、仲介手数料をかなり割引く仲介業者もいる
し、また富裕層や大口顧客を対象としている関係で小口
顧客には仲介手数料を高く設定して、小口顧客があまり
来ないようにしている仲介業者もいる。
【0004】他方、近年のNASDAQ市場の好調さ
と、公定歩合を著しく低く設定する日本の金融政策の影
響で、従来は専ら銀行預金や債権投資を主体としていた
顧客が新たに株式投資に参入しようとしたり、或いは為
替リスクがあるものの海外の高金利を求めて海外債権投
資を行い始めている。このような新規の小口投資家にと
って、株式投資の委託手数料は大口投資家に比較して格
段に高率に設定されている。そこで、新規の小口投資家
は低額の委託手数料を求めて、各オンライン証券会のホ
ームページにアクセスし、それぞれ取引によって違う手
数料を確認し、計算して比較検討をしている。
【0005】図27は従来のインターネットにおける株
式の買い注文の一例を示す構成ブロック図である。ユー
ザ(投資家)は、WWW(World Wide Web)ブラウザ機能
を有するユーザ端末20を閲覧して、日頃からオンライ
ン証券会社サーバ34の委託売買手数料の変更情報につ
いて確認している()。手数料を重視するユーザは、
売買する株式銘柄を決めたら、各オンライン証券会社の
委託売買手数料の差を自ら計算し、最も委託売買手数料
が安いオンライン証券会社を選択し、株式銘柄の売買を
委託する()。オンライン株式売買は前金制が原則で
ある。よって売買委託時には、オンライン証券会社の指
定する口座へ事前に入金されている必要がある。そこ
で、ユーザは売買委託時までに約定代金をオンライン証
券会社に納付する必要があるから、ユーザは銀行サーバ
40にアクセスし、自分の銀行口座からオンライン証券
会社に対する振込み処理を依頼する()。すると、オ
ンライン証券会社と銀行サーバ40間で決済処理が実施
される()。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、オンライン証
券会社の委託売買手数料は、新規参入による競争の激化
によって、手数料の変更がしばしば実施されている。そ
のため、手数料を重視するユーザは、常にオンライン証
券会社の手数料の変更情報に注意をくばる必要が生じ、
いつも関連ニュースに注意したり、オンライン証券会社
のホームページを参照し確認するという課題があった。
しかし、オンライン証券会社のホームページのアクセス
方法や入力項目・手順などはオンライン証券会社によっ
て異なっており、ユーザはそれらを全て常に認識してい
る必要がある。さらに複数銘柄の株を同時に取引を行う
場合においては上述の手順に従いユーザの負担はさらに
大きくなり、売買のタイミングを逃す可能性はさらに大
きくなるという課題があった。また、オンライン証券会
社の委託売買手数料を確認する為に、数十、数百のホー
ムページのチェックをするということは非常に困難なこ
とである。またこのチェックする行為を多くのユーザが
頻繁に行っているとしたら、場合によってはネットワー
クスループットが下がったり、脆弱なシステムのサイト
は実質上通信不能になる可能性もあり、好ましい状態で
ないという課題があった。
【0007】他方、特開平7-339687号公報「ネットワー
ク上の資源変化を通知するネットワーク資源監視システ
ムおよび方法」には、”インターネット上の資源(UR
L)の変化をユーザに代わって監視し、変化があった場
合にはその変化情報とともにユーザに通知する”という
技術が開示されている。しかし、該公報に開示された発
明では、ユーザの指定の指定したURLを定期的にアク
セスし監視し、変更をタイムスタンプの比較により感知
した場合にそのURLをユーザに通知するとしている。
従って、そのたびにネットワークに余計なトラフィック
を発生させ、関連するコストが発生するという課題があ
った。
【0008】更に、オンライン株売買は前金制が原則で
ある。よって売買実施時には、オンライン証券会社の指
定する口座へ事前に入金されている必要があるが、売買
と同時(または直前)にユーザの銀行口座等からの資金
移動が行われた場合、入金確認のタイミングによっては
売買のタイミングを逃す可能性があった。また、売買の
都度資金の移動をしなければならないという負担がユー
ザにかかり、その振込み手数料も毎回ユーザに発生して
いた。しかも資金移動をしたにもかかわらず売買が成立
しないという事態もありえ、その場合は、ユーザは単に
振込み手数料を損していた。
【0009】また、ユーザが複数のオンライン証券会社
と頻繁に売買取引を行っている場合、その取引明細等の
管理が非常に煩雑になるという課題がある。特に日本に
おいては2001年4月から株売買にかかる税金が申告分離
課税に一本化されるので、今まで源泉分離課税で済ませ
ていた人も確定申告をしなければならなくなり、複数の
証券会社で株売買をしている人は、この損益の計算が面
倒になるという課題が発生する。
【0010】本発明は上述する課題を解決するもので、
第1の目的は手数料を重視するユーザに対して、オンラ
イン仲介業者の手数料の相違を基準として、最適な委託
売買手数料となる銘柄と委託先オンライン仲介業者の組
合せを提供する市場取引財の売買委託装置を提供するこ
とにある。第2の目的は、売買委託に先立って前金制を
導入しているオンライン仲介業者に対して、金銭債務の
履行を保証しつつ現実に売買が設立してから資金移動を
行う市場取引財の買い注文資金管理装置を提供すること
にある。第3の目的は、ユーザが複数のオンライン仲介
業者と頻繁に売買取引を行っている場合、市場取引財の
売買における損益計算を簡便に行い、資産のポートフォ
リオ管理や納税手続きが簡便に行える市場取引財の取引
履歴管理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
る本発明の市場取引財の売買委託装置50は、図1に示
すように、各オンライン仲介業者のホームページ31に
掲載されている委託売買手数料を登録する手数料データ
ベース51と、ユーザ端末20から入力される市場取引
財の売買注文に対して、手数料データベース51を参照
して、委託売買手数料が最適化されるオンライン仲介業
者を選択する手段52と、該ユーザ端末20からの市場
取引財の売買注文に対して該オンライン仲介業者選択手
段52で選択されたオンライン仲介業者を報告するユー
ザ端末送受信手段53とを具備することを特徴としてい
る。
【0012】このように構成された市場取引財の売買委
託装置50において、手数料データベース51には各オ
ンライン仲介業者のホームページ31に掲載されている
委託売買手数料を登録してある。ホームページ31はW
ebページ形式であるため、インターネットの検索エン
ジンを用いることで、比較的容易に各オンライン仲介業
者の委託売買手数料を入手できる。オンライン仲介業者
選択手段52は、ユーザの市場取引財の売買注文に対し
て最適な手数料となるオンライン仲介業者を選択する。
ユーザ端末送受信手段53は、選択された最適なオンラ
イン仲介業者をユーザ端末に送信して、ユーザに知らせ
る。
【0013】好ましくは、さらに、オンライン仲介業者
選択手段52で選択されたオンライン仲介業者のサーバ
30に対して市場取引財の売買注文を依頼する仲介業者
サーバ送受信手段54を備える構成とすると、市場取引
財の売買委託装置から直接オンライン仲介業者サーバ3
0に対して市場取引財の売買注文を依頼することがで
き、ユーザの利便性が高まる。好ましくは、ユーザ端末
20からオンライン仲介業者サーバ30にアクセスする
際のユーザ認証情報の登録・蓄積・検索・変更又は削除
の少なくとも1つの機能を有するユーザデータベース5
5を備える構成とすると、ユーザはユーザ端末から一々
ユーザ認証情報を入力することなく、市場取引財の売買
委託装置にユーザ認証情報の設定を任せることができ
る。
【0014】好ましくは、さらに、各オンライン仲介業
者のホームページ31へアクセスするプロトコルを蓄積
する仲介業者アクセスプロトコルデータベース56を持
ち、各オンライン仲介業者のホームページ31へアクセ
スするプロトコルに変更があったときは、該変更を仲介
業者アクセスプロトコルデータベース56に反映させる
メンテナンス手段57を有する構成とすると、アクセス
プロトコルがTCP/IP、UDP/IP、WDP等の
通信プロトコルを基礎とした各種の態様が存在する場合
の対応が容易になる。
【0015】好ましくは、オンライン仲介業者はオンラ
イン証券会社であり、手数料データベース51には、各
オンライン証券会社の株式売買委託手数料に加えて少な
くとも利用手数料、口座管理料、情報サービス料、振込
み手数料の一つを含む構成とすると、オンライン仲介業
者選択手段52で選択されるオンライン仲介業者は、ユ
ーザの株式売買注文に対して株式売買委託手数料のみで
なく総合的な手数料を考慮して最適なものとなる。好ま
しくは、オンライン仲介業者選択手段52は、複数のオ
ンライン仲介業者の組合せにより最適なオンライン仲介
業者と市場取引財の売買数量の組合せを示す構成とする
と、取引を特定のオンライン仲介業者に集中して行う場
合に比較して、分散取引の利益をユーザが享受できる。
好ましくは、オンライン仲介業者選択手段52は、市場
取引財の売買時の約定金額により、手数料データベース
51よりユーザが契約している各オンライン仲介業者ご
とにかかる手数料を個別に演算する構成とすると、手数
料の明細をユーザが感知できる。
【0016】好ましくは、オンライン仲介業者のホーム
ページを定期にアクセスし、該アクセスにより取得した
ファイル(HTMLなど)から手数料の変更を感知する
ホームページ定期アクセス手段58を備え、該手数料の
変更を手数料データベース51に反映させる構成とする
と、最新のオンライン仲介業者の手数料情報が常に手数
料データベース51に反映され、ユーザは安心して売買
委託装置の推奨したオンライン仲介業者に売買注文を出
せる。また、オンライン仲介業者から手数料変更通知が
あった場合、該手数料の変更を手数料データベース51
に反映させる構成とすると、オンライン仲介業者は売買
委託装置に積極的に手数料情報を提供するようになり、
オンライン仲介業者にとって売買委託装置は広告媒体と
して好ましいものとなる。好ましくは、さらに、ユーザ
が請求項1乃至請求項9に記載の市場取引財の売買委託
装置を利用することに対し、該ユーザに課金する手段5
9を有する構成とすると、ユーザの負担で売買委託装置
の運営を行うことができ、オンライン仲介業者選択が事
業化できる。
【0017】上記第2の目的を達成する本発明の市場取
引財の買い注文資金管理装置60は、図2に示すよう
に、ユーザが決済口座を有する銀行サーバ40に対し
て、該決済口座から市場取引財の委託購入代金をオンラ
イン仲介業者の決済口座に対して振込むことを依頼する
と共に、該銀行サーバ40からの振込み完了通知42を
受信する銀行サーバ送受信手段61と、ユーザ端末20
からの市場取引財の買い注文を受任するユーザ端末送受
信手段62と、該ユーザ端末20から入力された市場取
引財の買い注文、並びにこれに付随する該買い注文の振
込み完了通知42をオンライン仲介業者サーバ30に送
信する仲介業者サーバ送受信手段63とを具備すること
を特徴としている。
【0018】このように構成された市場取引財の買い注
文資金管理装置60においては、ユーザが市場取引財の
委託購入代金をオンライン仲介業者の決済口座に対して
振込むと、銀行サーバ40からの振込み完了通知42を
受信して、即座にユーザ端末20から入力された市場取
引財の買い注文と共にオンライン仲介業者サーバ30に
送信する。そこで、従来のように銀行からオンライン仲
介業者に振込み完了通知42が電信送信される場合に比
較して、遼に迅速に振込み完了通知42がオンライン仲
介業者に届き、ユーザは入金遅れによる取引機会の損失
を防止できる。
【0019】好ましくは、該買い注文の振込み完了通知
42は、電子署名をつけて暗号化してオンライン仲介業
者サーバ30に送信され、オンライン仲介業者サーバ3
0は、送信された電子署名により本人確認をし、暗号を
解読して振込み完了通知に対応する該ユーザの買い注文
を市場に出す構成とすると、取引の秘密性が確保でき、
第三者に対して取引の匿名性を確保できる。
【0020】上記第2の目的を達成する本発明の市場取
引財の買い注文資金管理装置60は、図3に示すよう
に、ユーザ端末20からの市場取引財の買い注文を受任
するユーザ端末送受信手段65と、該ユーザ端末20か
ら入力された市場取引財の買い注文に付随して、ユーザ
が決済口座を有する銀行サーバ40に対して、該決済口
座に市場取引財の委託購入代金以上の金融資産残高があ
るか照会し、ユーザの決済口座における市場取引財の委
託購入代金相当の流動金融資産を担保化することを銀行
サーバ40に対して依頼する委託購入代金担保手段66
と、市場取引財の買い注文を送信すると共に、該担保化
された流動金融資産の存在を証明する残高証明通知68
をオンライン仲介業者サーバ30に送信する手段67と
を具備することを特徴としている。ここで担保化とは、
買い注文の履行に備えて所定期間買い注文以外の決済の
為に資金を移動することを抑止することを言う。
【0021】このように構成された市場取引財の買い注
文資金管理装置60においては、前金制の市場取引財の
買い注文において、買い注文を出す時点では購入資金を
オンライン仲介業者には送らず、買い注文が成約して購
入資金をオンライン仲介業者に送金する構成となるの
で、実際の売買が成立しなかった場合でもユーザは振込
み手数料を損しない。即ち、委託購入代金担保手段66
はユーザが決済口座を有する銀行サーバ40に対して、
該決済口座に市場取引財の委託購入代金以上の金融資産
残高があるか照会し、ユーザの決済口座における市場取
引財の委託購入代金相当の流動金融資産を担保化する。
これによって、オンライン仲介業者は資金の心配をする
ことなく買い注文を市場に出すことができる。
【0022】好ましくは、担保化された流動金融資産の
存在を証明する残高証明通知68は、電子署名をつけて
暗号化してオンライン仲介業者サーバ30に送信され、
オンライン仲介業者サーバ30は、送信された電子署名
により本人確認をし、暗号を解読して該担保化された流
動金融資産の存在を証明する残高証明通知68に対応す
る該ユーザの買い注文を市場に出す構成とすると、取引
の秘密性が確保でき、第三者に対して取引の匿名性を確
保できる。更に、各銀行サーバ40へアクセスするプロ
トコルを蓄積する銀行アクセスプロトコルデータベース
64を持ち、各銀行サーバ40へアクセスするプロトコ
ルに変更があったときは、該変更を銀行アクセスプロト
コルデータベース64に反映させるメンテナンス手段6
9を有する構成とすると、アクセスプロトコルがTCP
/IP、UDP/IP、WDP等の各種の通信プロトコ
ルを基礎とした態様が存在する場合の対応が容易にな
る。
【0023】上記第3の目的を達成する本発明の市場取
引財の取引履歴管理装置70は、図4に示すように、複
数のオンライン仲介業者サーバ30からの市場取引財の
売買注文の履行状態報告を受信する仲介業者サーバ送受
信手段71と、ユーザ端末20からの市場取引財の売買
注文を受任すると共に、該売買注文の履歴を報告するユ
ーザ端末送受信手段72と、該仲介業者サーバ送受信手
段で取引された各売買注文に関する損益を個別に計算し
て損益明細を作成する手段73と、該個別売買注文の損
益明細から株式等の譲渡所得の計算明細を作成する手段
74とを具備している。このように構成すると、当該年
度の株式の取得価格と売却価格の差を計算し、株式等の
譲渡所得の計算明細が容易に作成でき、確定申告の手続
きが容易に行える。
【0024】好ましくは、ユーザ毎の保有株式情報を管
理するデータベース75と、該ユーザの過去の売買履歴
情報をユーザに提示する手段76と、該ユーザの保有す
る市場取引財のポートフォリオを提示する手段77を有
する構成とすると、ユーザにとって資産管理が容易に行
える。ここで、データベースとは、データの登録・蓄積
・変更・削除・変更する機能を有するものであれば良
い。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図5は、本発明の一実施の形態を説
明する構成ブロック図である。ここでは、市場取引財と
して株式会社の出資金である会社株式を例に説明する。
図において、株取引支援システム80は、図1に示した
市場取引財の売買委託装置50、図2並びに図3で示し
た買い注文資金管理装置60、並びに取引履歴管理装置
70を統合したものである。インターネット接続部82
は、アナログ公衆電話回線、ISDN等のディジタル有
線回線、PDC、GSM、PHS等の無線電話回線、衛
星通信回線、LAN(Local Area Network)等の通信回線
10を用いてマルチメディア情報の授受を行うもので、
併せてアプリケーション層対応のHTML(Hyper Text
Markup Language)、Java、XML、セッション層対応の
HTTP、トランスポート層対応のTCP/IP、UD
C/IPにも対処できる機能を有している。
【0026】ホームページ定期アクセス手段84は、オ
ンライン証券会社のホームページを定期にアクセスし、
該アクセスにより取得したファイル(HTML、XML
など)から手数料を確認したり、手数料の変更を感知し
て、手数料データベース86に登録・蓄積する。オンラ
イン証券会社選択手段88は、手数料データベース86
を参照してユーザが指示する約定金額から各オンライン
証券会社の手数料を計算し、比較し、取引するオンライ
ン証券会社を選択する。ユーザ端末送受信手段90は、
WWWサーバ機能を持ちインターネットからアクセスす
るユーザ端末20と対話する機能を有すると共に、株取
引を自動だけでなく常にユーザと対話・確認を行いなが
ら取引を半自動で行う機能も有している。
【0027】ユーザデータベース92は、ユーザを登録
し、ユーザ情報を蓄積すると共に、ユーザ端末20から
オンライン証券会社サーバ34や銀行サーバ40にイン
ターネットによるアクセスする際のユーザ認証情報の登
録・蓄積・検索・変更又は削除の機能を有する。オンラ
イン証券会社サーバ送受信手段94は、各オンライン証
券会社のサーバ34ごとに、証券会社アクセスプロトコ
ルデータベース96を参照して、ユーザに代わって株取
引を行う。証券会社アクセスプロトコルデータベース9
6は、各オンライン証券会社サーバ34のアクセスプロ
トコルを登録し、蓄積するデータベースである。銀行サ
ーバ送受信手段98は、各銀行サーバ40ごとに、銀行
アクセスプロトコルデータベース100を参照して、ユ
ーザに代わって銀行取引を行う。証券会社アクセスプロ
トコルデータベース100は、各銀行サーバ40のアク
セスプロトコルを登録し、蓄積するデータベースであ
る。ユーザ課金手段102は、ユーザの株取引支援シス
テム80の利用度に応じて課金するもので、課金額と決
済状況はユーザ課金データベース104に登録される。
【0028】株価情報提供手段106は、証券取引所に
おける各銘柄のリアルタイムの株価情報を取得して、ユ
ーザに株価情報を配信するものである。株式ポートフォ
リオ提示手段108は、ユーザの保有株式情報をユーザ
に提供するもので、例えばユーザデータベース92にユ
ーザの保有株式情報やユーザの興味を持っている銘柄の
株式情報を登録・蓄積する。保有株式情報には、売買日
時、銘柄コード、株数、買値、時価、取得平均、証券会
社等が含まれる。売買履歴情報提示手段110は、ユー
ザの株式の売買履歴情報をユーザに提供するもので、例
えばユーザデータベース92にユーザの株式の売買履歴
情報を登録・蓄積する。売買履歴情報には売買日時、銘
柄コード、市場、売と買の別、単価、数量、証券会社等
が含まれる。売買履歴情報提示手段110は、オンライ
ン証券会社サーバ34から送信されるユーザの注文に対
する約定結果のデータをインターネット経由で受け取
り、ユーザデータベース92に設けられたユーザの株式
の売買履歴情報データベースに登録する機能を備えてい
る。約定結果のデータは、例えば「ユーザ名、売買日
時、銘柄コード、市場、売/買、単価、数量、証券会
社」等を項目として有している。好ましくは、これらの
データ(パケット)がインターネットに流れる場合は、
第三者に取引情報が窃取されることを防止する為に、S
SLなどの暗号化を施すと良い。
【0029】譲渡所得等の計算明細書作成手段112
は、ユーザ毎の過去の株式取得金額と譲渡金額の差を計
算し、当該年度の確定申告に必要な「株式等に係る譲渡
所得等の計算明細書」の作成を支援する計算機能を持
つ。なお、株取引支援システム80は、複数の一連のサ
ーバ群で構成しても良く、また単一のサーバで構成して
も良い。ユーザ端末20は、ユーザ(投資家)が用いる
もので、インターネットに接続可能なパソコン、携帯電
話等携帯端末、家電等一般的なWWWブラウザを利用で
きる端末機器であれば良い。オンライン証券会社サーバ
34は、顧客からの株式の売買注文を受託し、受託した
売買注文を各地の証券取引所に出し、売買が成立すると
株券と株式購入代金とを交換する業務を行う。銀行サー
バ40はユーザの株式売買資金の決済口座として用いら
れるものである。
【0030】このように構成された装置の動作を次に説
明する。図6は図5の株取引支援システムによる株売買
の手続きを説明する図で、ここでは買い注文の場合を説
明している。なお、売り注文の場合は、買い注文で行わ
れる銀行間との振込み処理・決済処理はなく、オンライ
ン証券会社の口座単体の取引で完結する。以下、そのプ
ロセスを示す。
【0031】株取引支援システム80のホームページ
定期アクセス手段84は、常に定期的に全てのオンライ
ン証券会社サーバ34のサイトを巡回し、ホームページ
の更新を監視し、手数料の変更を確認する。 株取引支援システム80のホームページ定期アクセス
手段84は、手数料データベース86の内容を、各オン
ライン証券会社サーバ34の手数料テーブルを参照して
常に最新の状態に更新する。 ユーザは、売買する銘柄を決めたら、ユーザ端末20
を用いて株取引支援システム80へアクセスし、売買を
指示する。 株取引支援システム80のオンライン証券会社選択手
段88は、約定金額による手数料を各オンライン証券会
社ごとに計算し、計算された手数料を比較し、ユーザに
とって一番利益上がる(手数料が安価になるような組合
せ)オンライン証券会社を決定する。なお、ユーザにオ
ンライン証券会社の選択結果を示し、ユーザの指示を待
つ半自動式としても良い。
【0032】株取引支援システム80は、ユーザに代
わって、で決定したオンライン証券会社のサーバ34
へアクセスし、受託した銘柄の株式の売買を証券取引所
に出す。証券取引所で株式の売買契約が設立すると、オ
ンライン証券会社は売買成立をユーザに知らせて、実質
株式名義を買い受け人に移転すると共に売買代金を売り
渡し人に引渡す手続きを取る。ここでは、オンライン証
券会社のサーバ34はユーザ端末20に代えて、株取引
支援システム80に売買成立を知らせる。 株取引支援システム80は、ユーザに代わって銀行サ
ーバ40にアクセスし、ユーザ口座からの振込み処理を
実施する。なお、ユーザ端末20に株式購入に必要な売
買代金の振込み額を提示し、ユーザの振込み指示を待つ
半自動式としても良い。 オンライン証券会社サーバ34と銀行サーバ40間
で、売買の成立した銘柄に関する決済処理が実施され
る。
【0033】図7はオンライン証券会社の手数料の監
視、並びに手数料データベースの更新のプロセス説明図
である。株取引支援システム80には、各オンライン証
券会社サーバ34へのアクセス方法を蓄積した証券会社
アクセスプロトコルデータベース96と、手数料設定を
蓄積した手数料データベース86とが設けられている。
また、株取引支援システム80は、ホームページ定期ア
クセス手段84により各オンライン証券会社サーバ34
のサイトにおける手数料が記述してあるファイルを解析
し、手数料の更新を感知し、手数料データベース86を
更新する機能を有している。
【0034】まず、株取引支援システム80はオンライ
ン証券会社の手数料の監視、並びに手数料データベース
の更新プロセスを開始する(S100)。タイマが、決
められた一定時間毎、例えば1日の営業時間の開始時と
終了時、あるいは5分毎など状況に応じて柔軟に定めら
れた時間に指示を出す(S102)。すると、タイマの
指示に従いホームページ定期アクセス手段84は自動的
に各オンライン証券会社サーバ34のサイトにおける手
数料が記述してあるファイルにアクセスする(S10
6)。即ち、ホームページ定期アクセス手段84は各オ
ンライン証券会社サーバ34のサイトにアクセスした結
果得られたファイル(HTMLなど)より”手数料”が
記載されている部分を解析する(S108)。
【0035】ホームページ定期アクセス手段84は、手
数料情報を次の様にして得る。 a.各オンライン証券会社サーバ34のサイトの手数料記
述場所が事前に判明している場合は、その部分から得
る。 b.ホームページの記述方法が変更されているなどの理由
で、上述のa.の手法で手数料記述場所が得られない場合
には、取得した全HTMLファイルから”手数料”など
のキーワードから手数料の情報を得る。 c.上記手段でも得られない場合は、管理者へメールする
等の手続きをとり、手数料情報が得られない旨のアラー
ムを発する。
【0036】ホームページ定期アクセス手段84は、解
析した手数料を手数料データベース86に登録されてい
る現在の手数料と比較し(S110)、変更が生じてい
る場合、手数料データベース86の内容を更新する(S
112)。手数料データベース86の内容を更新する時
に、手数料の金額や割り掛け比(%)以外の算出方法の
変更(金額の範囲その他)についても対応するように簡
単な知識(ひな型など)を事前に準備し、ホームページ
定期アクセス手段84に登録しておく。そして、手数料
データベース86の内容を更新が不可能な場合はアラー
ムを発する。また、正常に手数料データベース86の内
容が更新された場合も確認のアラームを発する。なお、
手数料データベース86の内容を更新は、オンライン証
券会社からの通知により行っても良い。そして、ホーム
ページ定期アクセス手段84は、他の各オンライン証券
会社サーバ34のサイトにおける手数料について繰り返
す(S114、S104)。そして、オンライン証券会
社の手数料の監視、並びに手数料データベース86の更
新プロセスが終了する(S116)。
【0037】図8は第1の設例におけるオンライン証券
会社選択手段の動作を説明する図である。図9はオンラ
イン証券会社を選択する手続きの説明図で、(A)はユ
ーザ認証、(B)は手数料計算、(C)は手数料比較と
オンライン証券の決定を示している。ここでは、オンラ
イン証券会社選択手段88により、株売買(買い)を行
った場合の手数料を基礎にしたオンライン証券会社の選
択における具体的なプロセス例を以下に示す。まず、オ
ンライン証券会社が定める手数料を以下のように仮定す
る。 ・A証券:約定金額×0.3%、最低手数料:2000円。指値
/成行による違いなし。 ・B証券:約定金額200万円までは、指値:2000円、成
行:1500円。約定金額200万円を超える約定について
は、売買金額に0.1%を乗じて算出された金額を手数料と
する。 ・C証券:約定金額1000万円までは、指値:2500円、成
行:1900円。約定金額1000万円を超える場合は、約定金
額100万円毎に50円を追加する。
【0038】ユーザ(投資家)はあらかじめ上記A,
B,Cの3つのオンライン証券会社と契約し、インター
ネット上で振込みができる銀行とも契約していることと
する。まず、株取引支援システム80は株価情報提供手
段106により、銘柄X、Yの株価情報を提供する(図
8;S200)。すると、ユーザ(投資家)は銘柄X、
Yの株価情報に基づいて、銘柄Xの株を200万円、銘
柄Yの株を1000万円の指値で購入することを決め
る。そして、ユーザ端末20により株取引支援システム
80へアクセスし、図9(A)に示すようにユーザの認
証を受けた後、売買を指示する(図8;S202)。ユ
ーザの認証とは、ユーザ端末20から送信されたログイ
ン名、パスワードをキーにユーザデータベース92から
該当ユーザ情報を検索し、見つかれば、そのユーザ端末
20の接続および、株取引支援システム80の利用を許
可するものである。なお、これらのデータ(パケット)
がインターネットに流れる場合は、第三者に取引情報が
窃取されることを防止する為に、SSLなどの暗号化を
施すと良い。
【0039】オンライン証券会社選択手段88は、各銘
柄株の約定金額により各オンライン証券会社にかかる手
数料を計算する(図8;S204)。例えば、図9
(B)に示すような、次の手数料の計算結果が得られ
る。 銘柄X(指値200万円) 銘柄Y(指値1000万円) A証券 6000円 30000円 B証券 2000円 10000円 C証券 2500円 2500円
【0040】ここで手数料の計算とは、各オンライン証
券会社の手数料の設定方法を蓄積した手数料データベー
ス86から、該当するオンライン証券会社を検索し、そ
の手数料設定の関数(テーブル)を呼び出し、各銘柄毎
の約定金額や指値/成行などの条件を代入し、計算する
ものである。その計算結果は、一時記憶され、図9
(C)に示す手数料比較とオンライン証券の決定プロセ
スで使用される。オンライン証券会社選択手段88は、
手数料の計算結果を比較し、売買手続きを行う証券会社
を決定する。例えば、上述の設例では図9(C)に示す
ように、銘柄XはB証券へ注文と決定し、銘柄YはC証
券へ注文と決定する。ここで、手数料の比較及びオンラ
イン証券会社の決定では、一時記憶された各銘柄の各オ
ンライン証券会社毎の手数料を呼び出し、その大小の比
較を行うものである。その比較の結果一番少ない手数料
のオンライン証券会社を該当する銘柄の取引を行うオン
ライン証券会社と決定する。そして株取引支援システム
80は、手数料の比較結果をユーザに通知する(図8;
S206)。
【0041】図10はオンライン証券会社サーバへのア
クセスをする手続きの説明図である。オンライン証券会
社サーバ送受信手段94は、証券会社アクセスプロトコ
ルデータベース96を参照して、オンライン証券会社選
択手段88で選択したオンライン証券会社サーバ34へ
のアクセスプロトコルを使ってアクセスする(図8;S
208)。そして、株取引支援システム80は各オンラ
イン証券会社サーバ34に買い注文を出し(図8;S2
10、S212)、結果をユーザに通知する(図8;S
214)。ただし、この処理は自動でも、ユーザの指示
によるものでも可能とする。
【0042】オンライン証券会社へのアクセスプロトコ
ルを使ってアクセスするとは、各オンライン証券会社へ
のインターネットを通じたアクセス方法(ユーザ名、パ
スワード、注文の手順など)をプロトコルとして蓄積し
たデータベース96から、該当オンライン証券会社へア
クセスするためのプロトコルを検索し、呼び出し、その
プロトコルを使ってオンライン証券会社のサーバ34へ
アクセスすることである。その際、ユーザデータベース
92を参照し、該当ユーザがオンライン証券会社のサー
バ34にアクセスするためのアカウントやパスワードな
どの情報を得る構成としてもよい。。これによって、オ
ンライン証券会社のサーバ34へのアクセスが自動化で
きるが、ユーザの指示によってアクセスする構成として
もよい。。これらのデータ(パケット)がインターネッ
トに流れる場合は、第三者に取引情報が窃取されること
を防止する為に、SSLなどの暗号化を施すと良い。
【0043】図11は銀行サーバへのアクセスをする手
続きの説明図である。株取引支援システム80の銀行サ
ーバ送受信手段98は、銀行アクセスプロトコルデータ
ベース100を参照しては、ユーザの契約している銀行
のサーバ40にそのアクセスプロトコルを使ってアクセ
スする(図8;S216)。そして、株取引支援システ
ム80は、銀行サーバ40に振込みの処理を行い(図
8;S218)、結果をユーザに通知する(図8;S2
20)。ただし、この処理は自動でも、ユーザの指示に
よるものでも可能とする。
【0044】ユーザに契約している銀行のサーバ40に
アクセスするとは、各銀行サーバへのインターネットを
通じたアクセス方法(ユーザ名、パスワード、振込口座
の入力手順など)をプロトコルとして蓄積したデータベ
ース100から、該当銀行サーバ40へアクセスするた
めのプロトコルを検索し、呼び出し、そのプロトコルを
使って銀行サーバ送受信手段98により銀行サーバ40
へアクセスすることである。その際、ユーザデータベー
ス92を参照しユーザ情報を得てもよい。これによっ
て、銀行サーバ40へのアクセスが自動化できるが、ユ
ーザの指示によってアクセスする構成としてもよい。。
これらのデータ(パケット)がインターネットに流れる
場合は、第三者に取引情報が窃取されることを防止する
為に、SSLなどの暗号化を施すと良い。
【0045】図12は課金機能の説明図である。ユーザ
課金手段102は、ユーザの株取引支援システム80の
利用度に応じて課金するもので、課金額と決済状況はユ
ーザ課金データベース104に登録される。課金処理
は、ユーザの接続状況(回数、時間)に応じ相応する接
続料金を計算し、ユーザデータベース92と連動し、ユ
ーザ毎に課金情報を課金データベース104に蓄積して
行われる(図8;S222)。
【0046】引き続いて、大口投資家が大量の株式を証
券取引所から購入する第2の設例を取り上げる。大口投
資家が大量の株式を証券取引所から購入する場合には、
手口が他の投資家に判明すると相場が上昇する虞が極め
て大きい。そこで、購入注文を複数の証券会社に分散し
て委託することが行われている。このような場合にも、
オンライン証券会社選択手段88は有効である。まず、
第2の設例において、オンライン証券会社が定める手数
料を以下のように仮定する。 ・D証券:約定金額×0.1%、最低手数料:2000円。指値
/成行による違いなし。 ・E証券:約定金額1000万円までは、1500円。指値/成
行による違いなし。約定金額1000万円を超える約定につ
いては、売買金額に0.025%を乗じて算出された金額を手
数料とする。 ・F証券:約定金額1000万円までは、2000円。指値/成
行による違いなし。約定金額1000万円を超える場合は、
約定金額100万円毎に250円を追加する。ユーザ(投資
家)はあらかじめ上記D,E,Fの3つのオンライン証
券会社と契約し、インターネット上で振込みができる銀
行とも契約していることとする。
【0047】図13は第2の設例におけるオンライン証
券会社選択手段の動作を説明する図である。株取引支援
システム80は株価情報提供手段106により、銘柄Z
の株価情報を提供する(図13;S300)。ユーザ
は、銘柄Zの株を1株あたり9000円の指値で200
0株(約定金額1800万円)で購入することを決め、
株取引支援システム80へアクセスし、ユーザの認証を
受けた後、売買を指示する(図13;S302)。ユー
ザの認証は第1の設例で説明したものと同様である。
【0048】オンライン証券会社選択手段88は、各銘
柄株の約定金額により各オンライン証券会社にかかる手
数料を計算する(図13;S304)。図14は各オン
ライン証券会社にかかる手数料計算の説明図である。図
14に示すように、手数料の計算結果は次の様になる。 1000株(約定金額900万円) 2000株(約定金額1800万円) D証券 9000円 18000円 E証券 1500円 4500円 F証券 2000円 4000円
【0049】オンライン証券会社選択手段88は、上記
計算結果を比較し、売買手続きを行う証券会社を決定す
る。図15は手数料比較とオンライン証券の決定プロセ
スの説明図である。手数料比較の結果、オンライン証券
会社選択手段88はE証券へ1000株(約定金額900
万円)、F証券へ1000株(約定金額900万円)とい
う買い注文の振り分けを最適と推奨した。その時の手数
料の合計は3500円であり、E証券またはF証券の1
社へ2000株注文するよりも手数料の面では分割し1
000株づつ注文するのが最適な組合せとなる。
【0050】手数料の比較及びオンライン証券会社の決
定とは、図15に示すように、一時記憶さた各銘柄の各
オンライン証券会社毎の手数料を呼び出し、その株の取
引単位(例:1000株単位など)ごとに約定金額を計
算し、一時的なマトリクス状のメモリに記憶し、購入の
合計株数で手数料が安くなる最適なオンライン証券会社
の組合せを決定することである。
【0051】オンライン証券会社選択手段88は、手数
料の比較及びオンライン証券会社の決定結果をユーザに
通知する(図13;S306)。オンライン証券会社サ
ーバ送受信手段94は、証券会社アクセスプロトコルデ
ータベース96を参照し、選択したオンライン証券会社
へのアクセスプロトコルを使って各オンライン証券会社
のサーバ34にアクセスする(図13;S308)。さ
らに各オンライン証券会社サーバ34に振り分けて買い
注文を出し(図13;S310、S312)、結果をユ
ーザに通知する(図13;S314)。ただし、この処
理は自動でも、ユーザの指示によるものでも可能とす
る。
【0052】株取引支援システム80の銀行サーバ送受
信手段98は、銀行アクセスプロトコルデータベース1
00を参照しては、ユーザの契約している銀行のサーバ
40にそのアクセスプロトコルを使ってアクセスする
(図13;S316)。そして、株取引支援システム8
0は、銀行サーバ40に振込みの処理を行い(図13;
S318)、結果をユーザに通知する(図13;S32
0)。そして、ユーザ課金手段102は、ユーザの株取
引支援システム80の利用度に応じて課金する(図1
3;S322)。
【0053】なお、上記第1及び第2の設例において
は、オンライン証券会社選択手段は、手数料の比較に基
づいてオンライン証券会社を選択する場合を示したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、第2の設例に
おいて最適証券会社組合せによる分割購入の機能はシス
テム側又はユーザ側からの要求により、有効/無効の切
り替えが可能としても良い。また、上記実施の形態で
は、株式売買委託手数料の比較によってオンライン証券
会社を決定する手段であったが、株式売買委託手数料以
外のコスト(利用手数料、口座管理料、情報サービス
料、振り込み手数料など)の比較を行う手段も付け加え
ても良い。
【0054】更に、株式売買委託手数料の設定もオンラ
イン証券会社によって様々であり、約定金額による設
定、成行/指値の違いの他、取引回数による割引を実施
しているもの、月額固定手数料制を用いているもの、1
日の約定回数と約定金額の合計をマトリックス化した設
定レート使ったボックスレート制を用いているものなど
があるが、オンライン証券会社選択手段はこれら全ての
設定方法に対応して、総合的に手数料を判断して最適な
オンライン証券会社を選択する構成とすると良い。ま
た、指値がオンライン証券会社選択手段で用いる手数料
基準の境目付近の時は、その旨をユーザに通知し、ユー
ザ自身の判断で手数料一番が安くなるような指値を決
め、それによってオンライン証券会社が選択されるとい
う仕組みを設けても良い。
【0055】続いて、本発明の第2の実施形態である振
込み完了通知について説明する。振込み完了通知は株購
入注文決定後のユーザ、銀行、オンライン証券会社間の
資金移動(決済系)に関するものである。ここでは、オ
ンライン証券会社は前金制を採用している為、株購入の
申し込みがあった場合には、オンライン証券会社の指定
する銀行口座へユーザの名義での振込みがないと実際に
は株の購入手続きを実施しない。そのために、オンライ
ン証券会社は株購入の申し込み後、指定する銀行口座へ
の振込みがあったかどうかを確認する作業が発生し、銀
行サーバ40でユーザの振込みからオンライン証券会社
の指定口座への振込みが完了するまでの間、ユーザの注
文から実際に株購入の手続きできる状態に移行するまで
にタイムラグが発生している。このようなタイムラグが
存在すると、株式売買相場のように数分間で数%程度の
相場変動も起こり得る状況では、投資家は潜在的な利得
取得の機会を充分に活用できなくなるという課題が発生
する。
【0056】図16は本発明の第2の実施形態である振
込み完了通知発行を説明する図である。図17は振込み
完了通知を用いた株購入の手続きを説明する構成図であ
る。図18は振込み完了通知の詳細を説明する構成図で
ある。まず、図8や図13に示すように、ユーザの指示
により既に銘柄Xの株をオンライン証券会社から購入す
るまでのプロセスまで完了している(図17;S400
〜S412)。
【0057】次に、株取引支援システム80は、ユーザ
の契約している銀行のサーバ40にそのアクセスプロト
コルを使ってアクセスし(図17;S414)、振込み
の指示を行う(図16;、図17;S416)。ここ
で、ユーザに契約している銀行のサーバ40にアクセス
するとは、各銀行サーバへのインターネットを通じたア
クセス方法(ユーザ名、パスワード、振込口座の入力手
順など)をプロトコルとして蓄積した銀行アクセスプロ
トコルデータベース100から、該当銀行サーバ40へ
アクセスするためのプロトコルを検索し、呼び出し、そ
のプロトコルを使って銀行サーバへアクセスすることで
ある。その際、株取引支援システム80はユーザデータ
ベース92を参照しユーザ情報を得るものとする(図1
8;S500)。
【0058】そしてユーザの契約している銀行サーバ4
0は、オンライン証券会社の指定口座を有する銀行サー
バ45に対して振込み処理を実施する(図16;、図
17;S416)。銀行サーバ40は、銀行サーバ45
に対する振込み処理の完了結果を、電子署名を付加して
株取引支援システム80に通知する。(図16;、図
17;S418)。振込み完了通知には、ユーザ情報、
銀行口座番号、金額、電子署名が含まれる。これらのデ
ータ(パケット)がインターネットに流れる場合は、第
三者に取引情報が窃取されることを防止する為に、SS
Lなどの暗号化を施すと良い。
【0059】株取引支援システム80は、銀行サーバ4
0から振込み結果通知を受けると即座に、その情報(ユ
ーザ情報、金額、購入株情報、振込み口座など)に、電
子署名をつけて暗号化し、オンライン証券会社のサーバ
34へ振込み完了通知を通知する(図16;、図1
7;S420、図18;S502)。その際、株取引支
援システム80は、振込み完了通知と同時に必要な課金
処理を実施する(図17;S422)。必要な課金処理
とは、即時振込み確認通知サービスに関する課金であ
り、ユーザデータベース92と連動し、ユーザ毎に課金
情報を課金データベース104に蓄積することである。
必要な課金処理は、ユーザに課金せずに、オンライン証
券会社あるいは、銀行へ手数料として課金するようにし
ても良い。その場合は、オンライン証券会社あるいは、
銀行毎にデータベースを設ける。
【0060】株取引支援システム80から振込み完了通
知を受け取ったオンライン証券会社のサーバ34は、振
込み完了通知の内容を即時に解析し、電子署名の確認に
よる情報の信頼性確認を行う(図18;S504)。次
にユーザ情報の照会と取引金額の確認を行い(図18;
S506)、注文内容などが合致していれば、指定口座
への振込みの確認を実施せずに、即時に実際の購入を実
施する(図18;S508)。オンライン証券会社の指
定口座を有する銀行サーバ45に対する入金確認は、証
券取引所に買い注文を出した後で実施する(図16;
)。
【0061】続いて、本発明の第3の実施形態である預
金残高担保通知について説明する。預金残高担保通知は
株購入注文決定後のユーザ、銀行、オンライン証券会社
間の資金移動(決済系)に関するものである。オンライ
ン証券会社は、株購入の申し込みがあった場合には、オ
ンライン証券会社の指定する銀行口座へユーザの名義で
の振込みがないと実際には株の購入手続きを実施しな
い。そのために、売買の都度資金の移動をしなければな
らないという負担がユーザにかかり、その振込み手数料
も毎回ユーザに発生するという課題がある。しかも実際
の売買が成立しない場合、ユーザは単に振込み手数料を
損するという課題がある。
【0062】図19は本発明の第3の実施形態である預
金残高担保通知通知を説明する図である。図20は預金
残高担保通知を用いた株購入の手続きを説明する構成図
である。図21は預金残高担保通知の詳細を説明する構
成図である。まず、図8や図13に示すように、ユーザ
の指示により既に銘柄Xの株をオンライン証券会社から
購入するまでのプロセスまで完了している(図20;S
600〜S612)。次に、株取引支援システム80
は、ユーザの契約している銀行のサーバ40にそのアク
セスプロトコルを使ってアクセスし(図20;S61
4)、預金残高の確認を行う(図19;、図20;S
616)。そしてユーザの契約している銀行サーバ40
は、株取引支援システム80に対して預金残高の確認結
果を、電子署名を付加して通知する(図19;、図2
0;S618)。
【0063】株取引支援システム80は、銀行サーバ4
0からの預金残高通知を受けると即座に、今回の買い注
文に必要とされる金額と比較し、その金額以上の預金残
高が銀行から通知されていれば、その情報(ユーザ情
報、金額、購入株情報、振込み口座など)に、電子著名
をつけて暗号化し、オンライン証券会社のサーバ34へ
該当ユーザの預金残高の担保を証明する通知を行う(図
19;、図20;S620)。その際、株取引支援シ
ステム80は、預金残高担保通知と同時に必要な課金処
理を実施する(図20;S622)。必要な課金処理と
は、預金残高通知サービスに関する課金であり、ユーザ
データベース92と連動し、ユーザ毎に課金情報をユー
ザ課金データベース104に蓄積することである。必要
な課金処理は、ユーザに課金せずに、オンライン証券会
社あるいは銀行へ手数料として課金するように構成して
も良く、その場合は、オンライン証券会社あるいは銀行
毎に課金データベースを設ける。
【0064】なお、株取引支援システム80は、取引金
額より預金残高が少なければ、今回の買い注文の執行を
停止し(図21;S750)、その旨をユーザ端末20
に通知する。好ましくは、預金残高担保通知と同時に銀
行がそのユーザについて、取引金額に対して預金残高が
少なくなるような金額の資金移動を一時的に凍結させて
預金残高担保通知を確実にする構成としても良い。
【0065】株取引支援システム80から預金残高担保
通知を受け取ったオンライン証券会社のサーバ34は、
預金残高担保通知の内容を即時に解析し、電子署名の確
認による情報の信頼性確認を行う(図21;S70
4)。次にユーザ情報の照会と取引金額の確認を行い
(図21;S706)、注文内容などが合致していれ
ば、指定口座への振込みの確認を実施せずに、即時に実
際の購入を実施する(図21;S708)。オンライン
証券会社の指定口座を有する銀行サーバ45に対する入
金確認は、証券取引所に買い注文を出した後で実施す
る。
【0066】続いて、本発明の第4の実施形態である取
引情報確認サービスについて説明する。取引情報確認サ
ービスは、株価情報提供手段106、株式ポートフォリ
オ提示手段108、売買履歴情報提示手段110、並び
に譲渡所得等の計算明細書作成手段112により提供さ
れるものである。図22はユーザ端末に表示される取引
情報確認サービス画面の一例を示す図である。図23は
約定結果データ、図24は株式ポートフォリオデータ、
図25は売買履歴データのテーブルの説明図である。
【0067】まずユーザの保有株式のポートフォリオ表
示は、次の手順で行う。まず、ユーザが、ユーザ端末2
0に搭載されたWWWブラウザを用いて株取引支援シス
テム80のweb pageにログインする。すると、株取引支
援システム80は、株式ポートフォリオ提示手段108
によりユーザデータベース92を検索し、ユーザの保有
株式のポートフォリオデータを抽出する。そして、株取
引支援システム80は、抽出されたポートフォリオデー
タをユーザ端末20に表示可能なHTMLなどのデータ
形式に整形し、整形後のデータをユーザが使用している
ユーザ端末20に送信する。すると、ユーザーのWWW
ブラウザに保有株式のポートフォリオが表示される。
【0068】次にユーザの売買履歴表示は、次の手順で
行う。まず、ユーザが、ユーザ端末20に搭載されたW
WWブラウザを用いて株取引支援システムのweb pageに
ログインする。すると、株取引支援システム80の売買
履歴情報提示手段110は、ユーザ名を用いてユーザデ
ータベース92の売買履歴DBを検索し、ユーザの過去の
株式売買履歴データを抽出する。そして、株取引支援シ
ステム80は、抽出された売買履歴データをユーザ端末
20に表示可能なHTMLなどのデータ形式に整形し、
整形後のデータをユーザ端末20に送信する。すると、
ユーザーのWWWブラウザに売買履歴が表示される。
【0069】さらにユーザの確定申告支援は、次の手順
で行う。まず、ユーザが、ユーザ端末20に搭載された
WWWブラウザを用いて株取引支援システムのweb page
にログインする。すると、株取引支援システム80の譲
渡所得等の計算明細書作成手段112は、ユーザ名を用
いてユーザデータベース92の売買履歴DBを検索し、ユ
ーザの過去の売買履歴を取り出し、過去の株式の取得金
額、譲渡金額、譲渡費用、経費をそれぞれ求める。そし
て、株取引支援システム80は、次の演算式により譲渡
利益を計算する。 [譲渡利益]=[譲渡金額]−([取得金額]+[譲渡費
用]+[手数料])
【0070】好ましくは、確定申告の必要があるかどう
かも併せて判断するとよい。現在の所得税法では、譲渡
利益がプラスでなければ、確定申告の必要がない。譲渡
利益がプラスであっても、給与所得者の場合、給与所得
と退職所得以外の所得の合計額が20万円以下なら確定申
告は必要ない。次に、株取引支援システム80は、譲渡
利益と確定申告の必要の有無の判断結果をユーザのWW
Wブラウザに表示可能なHTML、XMLなどのデータ
形式に整形し、整形後のデータをユーザが使用している
端末に送信する。すると、ユーザー端末20には譲渡利
益と確定申告の必要の有無の判断結果が表示される。
【0071】続いて、本発明の第5の実施形態である株
価監視及び株価予測機能について説明する。図26は、
株価監視及び株価予測機能を説明する構成ブロック図で
ある。株取引支援システム80は、株価情報監視機能1
20と株価予測機能130とを有している。株価情報監
視機能120は、銘柄Zについて設定株価が現株価より
高いか安いかの比較をするもので、例えば現株価がター
ゲット株価に到達したときは持ち株を売却するとか、逆
に買い注文を出すなどの判断に用いる。株価予測機能1
30は株価変動情報データベース132を有しており、
予測設定では銘柄を定め、株価情報を取得して株価変動
情報データベース132を利用した将来の株価を予測
し、ユーザへ通知する。ユーザは予測株価に比較して現
株価が割安であれば買い注文を出し、現株価が割高であ
れば売り注文を出すとか、あるいはオプション取引にお
けるコールやプットの売買をして、将来生ずる株価変動
に対するリスクを回避する。
【0072】このように構成された装置においては、ま
ずユーザはユーザ端末20から監視対象となる銘柄とタ
ーゲット価格を株取引支援システム80に指定する。す
ると、株取引支援システム80は、証券情報提供サーバ
38から株価情報を取得する。そして、株取引支援シス
テム80は、設定株価と現株価の比較をする。そして、
現株価が設定株価に到達すると、株取引支援システム8
0はユーザ端末20に通知し、ユーザは現物売買、信用
取引、オプション取引等の各種の取引を行う。
【0073】尚、上記実施例においては市場取引財とし
て株式売買を例に場合を示したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、石油、穀物、貴金属のような商品
先物取引でも良く、また米国で取引されている特定時期
の電力供給、特定時期の発電プラントの納入権、二酸化
炭素排出権等の各種市場取引における仲介業者の選定に
用いることができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の市場取引
財の売買委託装置によれば、各オンライン仲介業者のホ
ームページに掲載されている委託売買手数料を登録する
手数料データベースと、ユーザ端末から入力される市場
取引財の売買注文に対して、手数料データベースを参照
して、委託売買手数料が最適化されるオンライン仲介業
者を選択する手段と、該ユーザ端末からの市場取引財の
売買注文に対して該オンライン仲介業者選択手段で選択
されたオンライン仲介業者を報告するユーザ端末送受信
手段とを具備する構成としたので、従来複数のオンライ
ン仲介業者のホームページにアクセスしなければ取得で
きなかっ手数料情報を1つのホームページにアクセスす
るだけで取得できると共に、市場取引財の売買注文を仲
介するオンライン仲介業者の最適な組合せが容易に得ら
れる。
【0075】本発明の市場取引財の買い注文資金管理装
置はユーザが決済口座を有する銀行サーバに対して、該
決済口座から市場取引財の委託購入代金をオンライン仲
介業者の決済口座に対して振込むことを依頼すると共
に、該銀行サーバからの振込み完了通知を受信する銀行
サーバ送受信手段と、ユーザ端末からの市場取引財の買
い注文を受任するユーザ端末送受信手段と、該ユーザ端
末から入力された市場取引財の買い注文、並びにこれに
付随する該買い注文の振込み完了通知をオンライン仲介
業者サーバに送信する仲介業者サーバ送受信手段とを具
備する構成としたので、売買と同時(又は直前)に資金
が振り込まれた場合、振込み完了通知により、オンライ
ン仲介業者は銀行経由での入金の確認よりも入金の確認
ができ、従ってタイムラグの少ない早期売買の処理が可
能となり、ユーザは売買のタイミングを逃す可能性が少
なくなる。
【0076】本発明の市場取引財の買い注文資金管理装
置は、ユーザ端末からの市場取引財の買い注文を受任す
るユーザ端末送受信手段と、該ユーザ端末から入力され
た市場取引財の買い注文に付随して、ユーザが決済口座
を有する銀行サーバに対して、該決済口座に市場取引財
の委託購入代金以上の金融資産残高があるか照会し、ユ
ーザの決済口座における市場取引財の委託購入代金相当
の流動金融資産を担保化することを銀行サーバに対して
依頼する委託購入代金担保手段と、市場取引財の買い注
文を送信すると共に、該担保化された流動金融資産の存
在を証明する残高証明通知をオンライン仲介業者サーバ
に送信する手段とを具備する構成としたので、銀行が預
金残高を担保する通知をオンライン仲介業者に行えば、
ユーザは前金としての資金の移動(振込み)を事前にし
なくても即売買が可能となり、売買のタイミングを逃す
可能性が少なくなる。
【0077】本発明の市場取引財の取引履歴管理装置
は、複数のオンライン仲介業者サーバからの市場取引財
の売買注文の履行状態報告を受信する仲介業者サーバ送
受信手段と、ユーザ端末からの市場取引財の売買注文を
受任すると共に、該売買注文の履歴を報告するユーザ端
末送受信手段と、該仲介業者サーバ送受信手段で取引さ
れた各売買注文に関する損益を個別に計算して損益明細
を作成する手段と、該個別売買注文の損益明細から株式
等の譲渡所得の計算明細を作成する手段とを具備する構
成としたので、ユーザは複数のオンライン仲介業者にま
たがる複数の取り引き状況を一括で容易に確認できるよ
うになる。さらにその時には、時価やポートフォリオな
どの資産管理に必要な便利な付加情報も得られ、確定申
告に必要な株式の譲渡利益の計算も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の市場取引財の売買委託装置を説明す
る構成ブロック図である。
【図2】 本発明の市場取引財の買い注文資金管理装置
を説明する構成ブロック図である。
【図3】 本発明の市場取引財の買い注文資金管理装置
を説明する構成ブロック図である。
【図4】 本発明の市場取引財の取引履歴管理装置を説
明する構成ブロック図である。
【図5】 本発明の一実施の形態を説明する構成ブロッ
ク図である。
【図6】 図5の株取引支援システムによる株売買の手
続きを説明する図である。
【図7】 オンライン証券会社の手数料の監視、並びに
手数料データベースの更新のプロセス説明図である。
【図8】 オンライン証券会社選択手段の動作を説明す
る図である。
【図9】 第1の設例におけるオンライン証券会社を選
択する手続きの説明図である。
【図10】 オンライン証券会社サーバへのアクセスを
する手続きの説明図である。
【図11】 銀行サーバへのアクセスをする手続きの説
明図である。
【図12】 課金機能の説明図である。
【図13】 第2の設例におけるオンライン証券会社選
択手段の動作を説明する図である。
【図14】 各オンライン証券会社にかかる手数料計算
の説明図である。
【図15】 手数料比較とオンライン証券の決定プロセ
スの説明図である。
【図16】 本発明の第2の実施形態である振込み完了
通知発行を説明する図である。
【図17】 振込み完了通知を用いた株購入の手続きを
説明する構成図である。
【図18】 振込み完了通知の詳細を説明する構成図で
ある。
【図19】 本発明の第3の実施形態である預金残高担
保通知通知を説明する図である。
【図20】 預金残高担保通知を用いた株購入の手続き
を説明する構成図である。
【図21】 預金残高担保通知の詳細を説明する構成図
である。
【図22】 ユーザ端末に表示される取引情報確認サー
ビス画面の一例を示す図である。
【図23】 約定結果データのテーブルの説明図であ
る。
【図24】 株式ポートフォリオデータのテーブルの説
明図である。
【図25】 売買履歴データのテーブルの説明図であ
る。
【図26】 株価監視及び株価予測機能を説明する構成
ブロック図である。
【図27】 従来のインターネットにおける株式の買い
注文の一例を示す構成ブロック図である。
【符号の説明】
10 通信回線 20 ユーザ端末 30 オンライン仲介業者サーバ 34 オンライン証券会社サーバ 40 銀行サーバ 50 売買委託装置 51 手数料データベース 52 オンライン仲介業者選択手段 53 ユーザ端末送受信手段 54 仲介業者サーバ送受信手段 60 買い注文資金管理装置 70 取引履歴管理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 (72)発明者 春日 靖成 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 樋口 裕高 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 町田 修 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 Fターム(参考) 5B049 BB47 EE31 GG02 5B055 CB09

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各オンライン仲介業者のホームページに
    掲載されている委託売買手数料を登録する手数料データ
    ベースと、 ユーザ端末から入力される市場取引財の売買注文に対し
    て、前記手数料データベースを参照して、委託売買手数
    料が最適化されるオンライン仲介業者を選択する手段
    と、 該ユーザ端末からの市場取引財の売買注文に対して、該
    オンライン仲介業者選択手段で選択されたオンライン仲
    介業者を報告するユーザ端末送受信手段と、 を具備することを特徴とする市場取引財の売買委託装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の市場取引財の売買委託
    装置において、 さらに、前記オンライン仲介業者選択手段で選択された
    オンライン仲介業者のサーバに対して市場取引財の売買
    注文を依頼する仲介業者サーバ送受信手段を備えること
    を特徴とする市場取引財の売買委託装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の市場取引財の売買委託
    装置において、 さらに、前記ユーザ端末から前記オンライン仲介業者サ
    ーバにアクセスする際のユーザ認証情報の登録・蓄積・
    検索・変更又は削除の少なくとも1つの機能を有するユ
    ーザデータベースを備えることを特徴とする市場取引財
    の売買委託装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の
    市場取引財の売買委託装置において、 さらに、各オンライン仲介業者のホームページへアクセ
    スするプロトコルを蓄積する仲介業者アクセスプロトコ
    ルデータベースを持ち、 各オンライン仲介業者のホームページへアクセスするプ
    ロトコルに変更があったときは、該変更を仲介業者アク
    セスプロトコルデータベースに反映させるメンテナンス
    手段を有することを特徴とする市場取引財の売買委託装
    置。
  5. 【請求項5】 前記オンライン仲介業者はオンライン証
    券会社であり、 前記手数料データベースには、各オンライン証券会社の
    株式売買委託手数料に加えて少なくとも利用手数料、口
    座管理料、情報サービス料、振込み手数料の一つを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載
    の市場取引財の売買委託装置。
  6. 【請求項6】 前記オンライン仲介業者選択手段は、複
    数のオンライン仲介業者の組合せにより最適なオンライ
    ン仲介業者と市場取引財の売買数量の組合せを示すこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の市
    場取引財の売買委託装置。
  7. 【請求項7】 前記オンライン仲介業者選択手段は、市
    場取引財の売買時の約定金額により、前記手数料データ
    ベースよりユーザが契約している各オンライン仲介業者
    ごとにかかる手数料を個別に演算することを特徴とする
    請求項1乃至請求項6の何れかに記載の市場取引財の売
    買委託装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7の何れかに記載の
    市場取引財の売買委託装置において、 さらに、前記オンライン仲介業者のホームページを定期
    にアクセスし、該アクセスにより取得したファイルから
    手数料の変更を感知するホームページ定期アクセス手段
    を備え、 該手数料の変更を前記手数料データベースに反映させる
    ことを特徴とする市場取引財の売買委託装置。
  9. 【請求項9】 前記オンライン仲介業者から手数料変更
    通知があった場合、該手数料の変更を前記手数料データ
    ベースに反映させることを特徴とする請求項3乃至請求
    項8の何れかに記載の市場取引財の売買委託装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9の何れかに記載
    の市場取引財の売買委託装置において、 さらに、ユーザが請求項1乃至請求項9に記載の市場取
    引財の売買委託装置を利用することに対し、該ユーザに
    課金する手段を有することを特徴とする市場取引財の売
    買委託装置。
  11. 【請求項11】 ユーザが決済口座を有する銀行サーバ
    に対して、該決済口座から市場取引財の委託購入代金を
    オンライン仲介業者の決済口座に対して振込むことを依
    頼すると共に、該銀行サーバからの振込み完了通知を受
    信する銀行サーバ送受信手段と、 ユーザ端末からの市場取引財の買い注文を受任するユー
    ザ端末送受信手段と、 該ユーザ端末から入力された市場取引財の買い注文、並
    びにこれに付随する該買い注文の振込み完了通知をオン
    ライン仲介業者サーバに送信する仲介業者サーバ送受信
    手段と、 を具備することを特徴とする市場取引財の買い注文資金
    管理装置。
  12. 【請求項12】 該買い注文の振込み完了通知は、電子
    署名をつけて暗号化して前記オンライン仲介業者サーバ
    に送信され、 前記オンライン仲介業者サーバは、送信された電子署名
    により本人確認をし、暗号を解読して振込み完了通知に
    対応する該ユーザの買い注文を市場に出すことを特徴と
    する請求項11に記載の市場取引財の買い注文資金理装
    置。
  13. 【請求項13】 ユーザ端末からの市場取引財の買い注
    文を受任するユーザ端末送受信手段と、 該ユーザ端末から入力された市場取引財の買い注文に付
    随して、前記ユーザが決済口座を有する銀行サーバに対
    して、該決済口座に市場取引財の委託購入代金以上の流
    動金融資産残高があるか照会し、ユーザの決済口座にお
    ける市場取引財の委託購入代金相当の流動金融資産を担
    保化することを前記銀行サーバに対して依頼する委託購
    入代金担保手段と、 市場取引財の買い注文を送信すると共に、該担保化され
    た流動金融資産の存在を証明する残高証明通知を前記オ
    ンライン仲介業者サーバに送信する仲介業者サーバ送受
    信手段と、 を具備することを特徴とする市場取引財の買い注文資金
    管理装置。
  14. 【請求項14】 該担保化された流動金融資産の存在を
    証明する残高証明書は、電子署名をつけて暗号化して前
    記オンライン仲介業者サーバに送信され、 前記オンライン仲介業者サーバは、送信された電子署名
    により本人確認をし、暗号を解読して該担保化された流
    動金融資産の存在を証明する残高証明通知に対応する該
    ユーザの買い注文を市場に出すことを特徴とする請求項
    13に記載の市場取引財の買い注文資金理装置。
  15. 【請求項15】 請求項11乃至請求項14の何れか1
    つに記載の市場取引財の買い注文資金理装置において、 さらに、各銀行サーバへアクセスするプロトコルを蓄積
    する銀行アクセスプロトコルデータベースを持ち、 各銀行サーバへアクセスするプロトコルに変更があった
    ときは、該変更を銀行アクセスプロトコルデータベース
    に反映させるメンテナンス手段を有することを特徴とす
    る市場取引財の買い注文資金理装置。
  16. 【請求項16】 複数のオンライン仲介業者サーバから
    の市場取引財の売買注文の履行状態報告を受信する仲介
    業者サーバ送受信手段と、 ユーザ端末からの市場取引財の売買注文を受任すると共
    に、該売買注文の履歴を報告するユーザ端末送受信手段
    と、 該仲介業者サーバ送受信手段で取引された各売買注文に
    関する損益を個別に計算して損益明細を作成する手段
    と、 該個別売買注文の損益明細から株式等の譲渡所得の計算
    明細を作成する手段と、 を具備することを特徴とする市場取引財の取引履歴管理
    装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の市場取引財の取引
    履歴管理装置において、さらに、 ユーザ毎の保有株式情報を管理するデータベースと、 該ユーザの過去の売買履歴情報をユーザに提示する手段
    と、 該ユーザの保有する市場取引財のポートフォリオを提示
    する手段と、 を具備することを特徴とする市場取引財の取引履歴管理
    装置。
  18. 【請求項18】 各オンライン仲介業者のホームページ
    に掲載されている委託売買手数料を手数料データベース
    に登録し、 ユーザ端末から入力される市場取引財の売買注文に対し
    て、前記手数料データベースを参照して、委託売買手数
    料が最適化されるオンライン仲介業者を選択し、 該ユーザ端末からの市場取引財の売買注文を受任すると
    共に、該売買注文に対して該オンライン仲介業者選択で
    選択されたオンライン仲介業者をユーザ端末に報告す
    る、 ことを含むことを特徴とする市場取引財の売買委託方
    法。
  19. 【請求項19】 オンライン仲介業者サーバに対して市
    場取引財の買い注文を送信し、 ユーザが決済口座を有する銀行サーバに対して、該決済
    口座から市場取引財の委託購入代金をオンライン仲介業
    者の決済口座に対して振込むことを依頼すると共に、該
    銀行サーバからの振込み完了通知を受信し、 ユーザ端末からの市場取引財の買い注文を受任し、 該ユーザ端末から入力された市場取引財の買い注文に付
    随する該買い注文の振込み完了通知を前記オンライン仲
    介業者サーバに送信する、 ことを含むことを特徴とする市場取引財の買い注文資金
    管理方法。
  20. 【請求項20】 ユーザ端末からの市場取引財の買い注
    文を受任し、 該ユーザ端末から入力された市場取引財の買い注文に付
    随して、前記ユーザが決済口座を有する銀行サーバに対
    して、該決済口座から市場取引財の委託購入代金以上の
    流動金融資産残高があるか照会し、ユーザの決済口座に
    おける市場取引財の委託購入代金相当の流動金融資産を
    担保化することを前記銀行サーバに対して依頼し、 市場取引財の買い注文を送信すると共に、該担保化され
    た流動金融資産の存在を証明する残高証明通知を前記オ
    ンライン仲介業者サーバに送信する、 ことを含むことを特徴とする市場取引財の買い注文資金
    管理方法。
  21. 【請求項21】 複数のオンライン仲介業者サーバから
    の市場取引財の売買注文の履行状態報告を受信し、 ユーザ端末からの市場取引財の売買注文を受任すると共
    に、該売買注文の履歴を該ユーザ端末に報告し、 該仲介業者送受信手段で取引された各売買注文に関する
    損益を個別に計算して損益明細を作成し、 該個別売買注文の損益明細から株式等の譲渡所得の計算
    明細を作成する、 ことを含むことを特徴とする市場取引財の取引履歴管理
    方法。
JP2000183789A 2000-06-19 2000-06-19 市場取引財の売買委託装置、買い注文資金管理装置、取引履歴管理装置並びに市場取引財の売買委託方法、買い注文資金管理方法、取引履歴管理方法 Withdrawn JP2002007721A (ja)

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