JP2002259735A - 物流ネットワークシステム - Google Patents

物流ネットワークシステム

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JP2002259735A
JP2002259735A JP2001058805A JP2001058805A JP2002259735A JP 2002259735 A JP2002259735 A JP 2002259735A JP 2001058805 A JP2001058805 A JP 2001058805A JP 2001058805 A JP2001058805 A JP 2001058805A JP 2002259735 A JP2002259735 A JP 2002259735A
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JP2001058805A
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Toshitsugu Nagata
俊嗣 永田
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Tsubasa System Co Ltd
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Tsubasa System Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信ネットワークを利用して商品売買取引の
活性化を図ることを可能にする。 【解決手段】 取引仲介サーバは、売主の希望する売買
取引対象の商品情報を格納する記憶手段と;前記売買取
引対象の商品情報を買主利用の端末装置に表示するため
に送信し、前記売主と買主との間での売買取引の成立を
図る送信手段と;売主利用の端末装置から送信される前
記売主と前記買主との間で売買取引の成立した商品に関
する商品代金の請求情報を受信する受信手段と;前記商
品代金の請求情報を受信したとき、前記買主利用の端末
装置に前記商品代金の入金を促すための情報を送信する
第1の決済制御手段と;前記商品代金から手数料を減額
した支払額を前記売主利用の端末装置に通知する第2の
決済制御手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信ネットワークを
利用した物流ネットワークシステムに関し、特に売主と
買主との間の商品売買取引を仲介し、売買取引の成立し
た商品に関する代金及び手数料の決済を代行することを
可能にする取引仲介サーバ(エージェントサーバ)を有
する物流ネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ及び通信
装置の飛躍的な普及により、利用者はインターネットに
代表されるIP(Internet Protocol)通信ネットワー
クを通じて、各種情報を容易に入手することができる。
この結果、インターネットを利用した各種ビジネスが積
極的に展開されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インターネット利用ビ
ジネスとしての物流ネットワークシステムを構築する場
合、売主と買主との間に商品売買取引が成立し、運送会
社を介して売主から買主に売買取引対象の商品の配送が
行われると、売主に支払うべき商品代金を買主から徴収
すること、及び買主の債務を保証するための業者が介在
するときはこの業者に手数料を支払うことなどを円滑に
遂行し、商品売買取引を活性化することが必要不可欠に
なる。
【0004】したがって、本発明の課題は、通信ネット
ワークを利用して商品売買取引の活性化を図ることを可
能にする取引仲介サーバ及び取引仲介方法を提供するこ
とにある。
【0005】本発明の他の課題は、売主と買主との間の
商品売買取引を仲介し、売買取引の成立した商品に関す
る代金及び手数料の決済を代行可能にする取引仲介サー
バ及び取引仲介方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の取引仲介サーバは、売主の希望する売買取
引対象の商品情報を格納する記憶手段と;前記売買取引
対象の商品情報を買主利用の端末装置に表示するために
送信し、前記売主と買主との間での売買取引の成立を図
る送信手段と;売主利用の端末装置から送信される前記
売主と前記買主との間で売買取引の成立した商品に関す
る商品代金の請求情報を受信する受信手段と;前記商品
代金の請求情報を受信したとき、前記買主利用の端末装
置に前記商品代金の入金を促すための情報を送信する第
1の決済制御手段と;前記商品代金から手数料を減額し
た支払額を前記売主利用の端末装置に通知する第2の決
済制御手段とを備える。
【0007】本発明の取引仲介サーバにおいては、前記
商品代金から減額される前記手数料は前記売主に対する
サイト利用料を含んでいる。
【0008】また、前記商品代金から減額される前記手
数料としての前記サイト利用料は前記買主の業種に応じ
て異なる。
【0009】前記買主が前記買主の債務を保証する支援
業者の会員であるとき、前記支援業者に前記手数料とし
ての債務保証料が入金されるように決済する第3の決済
制御手段を更に備える。
【0010】前記売主と前記買主とに相互売買取引が生
じた場合に前記商品代金の相殺処理を行う第4の決済制
御手段を更に備える。
【0011】前記買主の信用確認を行うための情報を格
納する記憶手段を更に備え;前記売主利用の端末装置か
らの要求に応じてこの情報を返送する。
【0012】本発明の取引仲介方法は、売主の希望する
売買取引対象の商品情報を格納するステップと;前記売
買取引対象の商品情報を買主利用の端末装置に表示する
ために送信し、前記売主と買主との間での売買取引の成
立を図るステップと;売主利用の端末装置から送信され
る前記売主と前記買主との間で売買取引の成立した商品
に関する商品代金の請求情報を受信するステップと;前
記商品代金の請求情報を受信したとき、前記買主利用の
端末装置に前記商品代金の入金を促すための情報を送信
するステップと;前記商品代金から手数料を減額した支
払額を前記売主利用の端末装置に通知するステップとを
備える。
【0013】本発明の取引仲介方法は、前記買主が前記
買主の債務を保証する支援業者の会員であるとき、前記
支援業者に前記手数料としての債務保証料が入金される
ように決済するステップを更に備える。
【0014】本発明の取引仲介方法は、前記売主と前記
買主とに相互売買取引が生じた場合に前記商品代金の相
殺処理を行うステップを更に備える。
【0015】本発明の取引仲介方法は、前記買主の信用
確認を行うための情報を格納するステップと;前記売主
利用の端末装置からの要求に応じてこの情報を返送する
ステップとを更に備える。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】〔物流ネットワークシステムの構成〕本発
明の一実施の形態における物流ネットワークシステムの
構成を示す図1及び図2を参照すると、この物流ネット
ワークシステム1においては、インターネットなどのI
P(Internet Protocol)通信ネットワーク2に、取引
仲介業者の所有する取引仲介サーバ(エージェントサー
バ)3及びインターネットサービスプロバイダ(IS
P:Internet Service Provider)の所有するメールサ
ーバ4がそれぞれ通信回線を通して収容されている。
【0018】また、IP通信ネットワーク2には、売主
の所有する端末装置(売主端末装置)5、買主の所有す
る端末装置(買主端末装置)6、及び提携先支援業者の
所有する端末装置(支援業者端末装置)7がそれぞれ通
信回線を通して収容されている。
【0019】取引仲介業者の所有するエージェントサー
バ3は、サーバコンピュータ(Webサーバ)であり、
中央制御装置、主記憶装置、外部記憶装置としてのハー
ドディスク装置など、表示装置としてのディスプレイ装
置、入力装置としてのキーボード及びマウス、及び通信
インターフェースなどから構成されるが、ここではこの
構成の図示を省略している。
【0020】Webクライアントとしての売主端末装置
5、買主端末装置6、及び支援業者端末装置7は、We
bブラウザを搭載したコンピュータ(例えば、パーソナ
ルコンピュータ)で実現可能であり、中央制御装置、主
記憶装置、外部記憶装置としてのハードディスク装置な
ど、表示装置としてのディスプレイ装置、入力装置とし
てのキーボード及びマウス、及び通信インターフェース
などから構成されるが、ここではこの構成の図示を省略
している。
【0021】メールサーバ4は利用者間の各種情報の送
受信を司る。IP通信ネットワーク2はHTTP(Hype
r Text Transfer Protocol)などの所定プロトコルに則
って送信されたHTML(Hyper Text Markup Languag
e)文書形式などの情報(コンテンツデータ)を伝送す
る。
【0022】図2は図1に示す物流ネットワークシステ
ム1に関係する各業者の論理的配置構成を示している。
この物流ネットワークシステム1において、エージェン
トサーバ3を所有する取引仲介業者は、IP通信ネット
ワーク2を利用して売主と買主との間の商品売買取引を
仲介し、売買取引の成立した商品に関する代金及び手数
料の決済を代行にする。
【0023】また、売主端末装置5を所有する売主とし
ては、主に中古部品業者が該当する。買主端末装置6を
所有する買主としては、部品商、整備工場、中古車販売
業者、及び中古部品業者などが該当する。支援業者端末
装置7を所有する提携先支援業者としては、商工組合及
び中古車オークション業者などが該当する。
【0024】ここで、提携先支援業者としての中古車オ
ークション業者は、中古車販売業者を会員とし、この中
古車販売業者が売主から商品として部品(以下、中古部
品を含む)を購入する場合、債務を保証する。提携先支
援業者としての商工組合は、整備工場を組合員(会員)
とし、この整備工場が売主から商品として部品を購入す
る場合、債務を保証する。
【0025】また、中古部品業者は中古車から部品取り
を行い販売する業者である。部品商は新品部品を生産・
販売する業者である。
【0026】〔物流ネットワークシステムの動作〕 (商品売買取引の基本処理例)次に、上記構成を採る物
流ネットワークシステム1における商品売買取引の基本
処理例について、図1、図2、図3及び図4を参照して
説明する。なお、以下の動作説明では、特に限定を要す
るとき以外は、IP通信ネットワーク2の介在を省略す
る。
【0027】IP通信ネットワーク2を利用した物流ネ
ットワークシステム1においては、取引仲介業者の所有
するエージェントサーバ3は、売主と買主との間の商品
売買取引を仲介し、売買取引の成立した商品(ここで
は、部品)に関する代金及び手数料の決済(相殺を含
む)を代行することを可能にする。
【0028】取引仲介業者は、エージェントサーバ3に
より、売主が売却希望する商品の売却情報(部品情報:
部品名、対応コードなど)を収集してデータベース(ハ
ードディスク装置)DBに格納しておく。厳密には、売
主がデータベースDBに登録して欲しい商品の売却情報
を取引仲介業者の所有するエージェントサーバ3に売主
端末装置5を通して送信する。
【0029】買主は、買主端末装置6を通してエージェ
ントサーバ3の提供するWebページで商品の売却情報
を検索し、購入対象の商品が見つかった場合、売主に電
子メール(Eメール)または電話やファクシミリ(FA
X)を利用してその商品の在庫状態及び価格を確認す
る。
【0030】売買取引対象商品に関する売買価格(値決
め)、買主に対する信用調査、及び買主の希望納期など
の諸条件が売主と買主との間で合致した場合、商品売買
取引が成立する。
【0031】売主は、商品売買取引の成立性判断過程に
おいて、売主端末装置5を通してエージェントサーバ3
のデータベースDBに格納されている取引先情報を検索
し、買主に関する業態情報などの取引先情報を取得し
て、信用確認を行うことができる。
【0032】売主と買主との間に商品売買取引が成立
(厳密には、仮成立)した場合、買主は、買主端末装置
6に表示された発注情報入力画面を通して、発注情報を
入力してエージェントサーバ3に送信する。ここで入力
する発注情報としては、売買取引対象商品の商品名、対
応コード、値決めした価格、及び買主名などを含む。
【0033】買主端末装置6からの発注情報を受信した
エージェントサーバ3は、売主端末装置5に発注書を送
信する。売主は、売主端末装置5に表示された受注情報
確認画面などにおいて、発注書対応の受注情報を確認
し、注文請け確認をエージェントサーバ3に返送する。
【0034】売主端末装置5から注文請け確認を受信し
たエージェントサーバ3は、注文請書を買主端末装置6
に送信する。買主は、買主端末装置6に表示された注文
請書画面などにより、注文請書の内容を確認することが
できる。この注文請書には、決済情報として、引落口座
名、引落予定日、及び注文額(商品代金及び手数料)が
含まれている。
【0035】この段階で何らの問題もない場合には、売
主と買主との間に商品売買取引が正式に成立することに
なる。
【0036】売主と買主との間に商品売買取引が成立し
た場合、売主は、売主端末装置5を通して、エージェン
トサーバ3からデータベースDBに格納されている複数
の運送会社の配信した配送料金表を検索し、この配送料
金表に基づいて最適な運送会社(通常、最低料金を提示
している運送会社)を選択する。
【0037】この選択は売主端末装置5に表示されてい
る配信料金表の表示画面(図示省略)において、売主が
マウスによるクリック操作及びキーボードによる所定デ
ータ入力操作を行うことにより実施される。
【0038】集荷・配送依頼を受けた運送会社は、売主
の近傍の地域に所在する最寄りの営業所を通して、売主
から売買取引対象の商品を集荷した後、買主に配送す
る。
【0039】買主への商品の配送が完了すると、売主
は、売主端末装置5を通して、電子メールによりエージ
ェントサーバ3に請求書を送信する。この請求書をメー
ルサーバ4を通して受信したエージェントサーバ3は買
主端末装置6に電子メールにより納品書を送信する。
【0040】上述した物流ネットワークシステム1にお
いては、売買取引対象商品の物流が終了すると、取引仲
介業者はエージェントサーバ3を通して商品売買取引の
決済を代行する。
【0041】つまり、取引仲介業者は、エージェントサ
ーバ3を通して、買主の買主端末装置6に口座振替案内
を送信し、銀行振替により買主から指定口座に商品代金
などを入金してもらう。
【0042】さらに、取引仲介業者は、エージェントサ
ーバ3を通して、売主の売主端末装置5に支払通知を送
信し、売主の指定口座に売買取引対象商品の代金と各種
手数料との相殺額を振り込む。
【0043】なお、この実施の形態においては、取引仲
介業者、売主、買主、及び提携先支援業者間の商品代金
及び各種手数料の決済について述べる。つまり、集荷・
配送を実施した運送会社から取引仲介業者に手数料(集
荷・配送料との相殺可能)が銀行振替などの決済手法に
基づいて入金されるが、この実施の形態における商品売
買取引の決済では、この手数料及び配送料の決済につい
ては詳述しない。
【0044】売主は、取引仲介業者所有のエージェント
サーバ3により提供されるWebページを利用して、買
主に商品の売却情報(商品情報)を提供するので、後に
詳述するように、契約加入者としての手数料(サイト利
用料)を取引仲介業者に支払うことになる。
【0045】また、売主は、買主が商工組合の組合員で
ある整備工場や、中古車オークション業者の会員である
中古車販売業者である場合、これらの買主の債務を保証
している提携先支援業者(商工組合、中古車オークショ
ン業者)に対して手数料(債務保証料)を支払うことに
なる。この債務保証料は買主の立場からすると、提携先
支援業者に支払うべき手数料である信用支援料に相当す
る。
【0046】この物流ネットワークシステム1において
は、各種手数料の料率は買主の業種に応じて異なるよう
に設定している。
【0047】(商品売買取引の各種具体的処理例)次
に、上記構成を採る物流ネットワークシステム1におけ
る商品売買取引の各種具体的処理例について、図1、図
2、及び図5から図9を参照して説明する。なお、以下
の具体的処理例では、取引仲介業者、売主、買主、及び
提携先支援業者間の商品代金及び各種手数料の決済につ
いて述べ、他の処理内容は上述した基本処理例と同様で
あるので説明を省略する。
【0048】図5は売主が中古部品業者であり、買主が
部品商である場合の商品売買取引の処理例を示すシーケ
ンスチャートである。ここでは、売主の中古部品業者と
買主の部品商との間に成立した売買取引対象商品の商品
代金が12,000円の場合を例示している。
【0049】中古部品業者の売主端末装置5から送信さ
れた商品代金12,000円の請求書をエージェントサ
ーバ3で受信した取引仲介業者は、部品商の買主端末装
置6に口座振替案内(12,000円)を送信する。こ
れに対して、部品商は取引仲介業者の指定口座に銀行振
替により相当額を入金する。
【0050】取引仲介業者は、エージェントサーバ3を
通して、中古部品業者の売主端末装置5に11,280
円の振込(支払)通知を送信する。ここで、取引仲介業
者から中古部品業者への振込額が11,280円である
のは、商品代金12,000円から中古部品業者に対す
るサイト利用料720円(手数料6%相当分)を差し引
いて、決済したためである。
【0051】図6は売主が第1の中古部品業者であり、
買主が第2の中古部品業者である場合の商品売買取引の
処理例を示すシーケンスチャートである。ここでは、売
主の中古部品業者と買主の中古部品業者との間に成立し
た売買取引対象商品の商品代金が10,000円の場合
を例示している。
【0052】中古部品業者の売主端末装置5から送信さ
れた商品代金10,000円の請求書をエージェントサ
ーバ3で受信した取引仲介業者は、中古部品業者の買主
端末装置6に口座振替案内(10,000円)を送信す
る。これに対して、買主の中古部品業者は取引仲介業者
の指定口座に銀行振替により相当額を入金する。
【0053】取引仲介業者は、エージェントサーバ3を
通して、中古部品業者の売主端末装置5に9,600円
の振込通知を送信する。ここで、取引仲介業者から売主
の中古部品業者への振込額が9,600円であるのは、
商品代金10,000円から売主の中古部品業者に対す
るサイト利用料400円(手数料4%相当分)を差し引
いて、決済したためである。
【0054】また、図7は売主が中古部品業者であり、
買主が大手整備工場である場合の商品売買取引の処理例
を示すシーケンスチャートである。ここでは、売主の中
古部品業者と買主の大手整備工場との間に成立した売買
取引対象商品の商品代金が15,000円の場合を例示
している。
【0055】この場合、取引仲介業者から売主の中古部
品業者への振込額が13,350円であるのは、商品代
金15,000円から売主の中古部品業者に対するサイ
ト利用料1,650円(手数料11%相当分)を差し引
いて、決済したためである。
【0056】さらに、図8は売主が中古部品業者であ
り、買主が商工組合の組合員の整備工場である場合の商
品売買取引の処理例を示すシーケンスチャートである。
ここでは、売主の中古部品業者と買主の整備工場との間
に成立した売買取引対象商品の商品代金が15,000
円の場合を例示している。
【0057】中古部品業者の売主端末装置5から送信さ
れた商品代金14,250円の請求書をエージェントサ
ーバ3で受信した取引仲介業者は、商工組合の支援業者
端末装置7に納品書を送信する。ここで、請求代金が1
4,250円であるのは、商品代金15,000円から
債務保証料750円(手数料5%相当分)を予め減額し
ているからである。
【0058】整備工場の買主端末装置6は商工組合の支
援業者端末装置7から信用支援料750円(手数料5%
相当分)を含む代金支払い請求(15,000円)を受
信し、銀行振替などより入金することになる。
【0059】中古部品業者の売主端末装置5から送信さ
れた商品代金14,250円の請求書をエージェントサ
ーバ3で受信した取引仲介業者は、更に商工組合の支援
業者端末装置7に口座振替案内(14,250円)を送
信する。
【0060】取引仲介業者は、エージェントサーバ3を
通して、中古部品業者の売主端末装置5に13,395
円の振込通知を送信する。ここで、取引仲介業者から中
古部品業者への振込額が13,395円であるのは、商
品代金14,250円から中古部品業者に対するサイト
利用料855円(手数料6%相当分)を差し引いて、決
済したためである。
【0061】図9は売主が中古部品業者であり、買主が
中古車オークション業者の会員の中古車販売業者である
場合の商品売買取引の処理例を示すシーケンスチャート
である。ここでは、売主の中古部品業者と買主の中古車
販売業者との間に成立した売買取引対象商品の商品代金
が15,000円の場合を例示している。
【0062】中古部品業者の売主端末装置5から送信さ
れた商品代金15,000円の請求書をエージェントサ
ーバ3で受信した取引仲介業者は、中古車販売業者の買
主端末装置6に納品書を送信する。
【0063】中古車販売業者の買主端末装置6は中古車
オークション業者に対する信用支援料300円(手数料
2%相当分)を含む代金15,000円の口座振替案内
を取引仲介業者のエージェントサーバ3から受信し、銀
行振替などより入金することになる。
【0064】取引仲介業者は、エージェントサーバ3を
通して、中古部品業者の売主端末装置5に13,050
円の振込通知を送信する。ここで、取引仲介業者から中
古部品業者への振込額が13,050円であるのは、商
品代金15,000円から中古部品業者に対するサイト
利用料(手数料11%相当分)及び買主に対する債務保
証料(手数料2%相当)を差し引いて、決済したためで
ある。
【0065】この処理例では、取引仲介業者のエージェ
ントサーバ3から中古車オークション業者の支援業者端
末装置7に信用支援料(手数料2%相当のキックバッ
ク)の手数料支払通知が送信される。
【0066】(商品売買取引の複数利用者間の相殺処理
例)次に、上記構成を採る物流ネットワークシステム1
における商品売買取引の決済時の複数利用者間の相殺処
理例について、図1、図2及び図10を参照して説明す
る。
【0067】上記物流ネットワークシステム1における
商品売買取引時、売主のA業者が買主のB業者に売買取
引対象商品Aを10,000円で売る一方、売主のB業
者が買主のA業者に売買取引対象商品Bを5,000円
で売る場合がある。
【0068】取引仲介業者は、本来であれば、買主対応
のB業者に商品代金10,000円の請求(口座振替案
内)を送信し、売主対応のA業者に対してはサイト利用
料500円を差し引いた代金9,500円の振込(支
払)通知を送信して決済を終了する。
【0069】しかし、A業者及びB業者間においては、
上述したような相互売買取引が生じているので、取引仲
介業者は相殺処理により、決済する必要がある。
【0070】この例の場合、取引仲介業者は、A業者に
対して代金4,500円を請求し、B業者に対して代金
5,250円を請求し、かつ合計750円のサイト利用
料を徴収することになる。
【0071】なお、取引仲介業者は、商品売買取引に提
携先支援業者が更に関係した場合であっても同様にして
相殺処理すればよい。
【0072】〔変形例〕上述した一実施の形態における
処理はコンピュータで実行可能なプログラムとして提供
され、CD−ROMやフロッピー(登録商標)ディスク
などの記録媒体、さらには通信回線を経て提供可能であ
る。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信ネットワークを利用して商品売買取引の活性化を図
ることができる。
【0074】また、本発明によれば、売主と買主との間
の商品売買取引を仲介し、売買取引の成立した商品に関
する代金及び手数料の決済を代行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の物流ネットワークシ
ステムの構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の一実施の形態の物流ネットワークシ
ステムの構成を説明するための図。
【図3】 商品売買取引の基本処理例を説明するための
図。
【図4】 商品売買取引の基本処理例を説明するための
図。
【図5】 商品売買取引の具体的処理例を説明するため
の図。
【図6】 商品売買取引の具体的処理例を説明するため
の図。
【図7】 商品売買取引の具体的処理例を説明するため
の図。
【図8】 商品売買取引の具体的処理例を説明するため
の図。
【図9】 商品売買取引の具体的処理例を説明するため
の図。
【図10】 商品売買取引の複数利用者間の相殺処理例
を説明するための図。
【符号の説明】
1 物流ネットワークシステム 2 IP通信ネットワーク 3 エージェントサーバ 4 メールサーバ 5 売主端末装置 6 買主端末装置 7 支援業者端末装置 DB データベース

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 売主の希望する売買取引対象の商品情報
    を格納する記憶手段と;前記売買取引対象の商品情報を
    買主利用の端末装置に表示するために送信し、前記売主
    と買主との間での売買取引の成立を図る送信手段と;売
    主利用の端末装置から送信される前記売主と前記買主と
    の間で売買取引の成立した商品に関する商品代金の請求
    情報を受信する受信手段と;前記商品代金の請求情報を
    受信したとき、前記買主利用の端末装置に前記商品代金
    の入金を促すための情報を送信する第1の決済制御手段
    と;前記商品代金から手数料を減額した支払額を前記売
    主利用の端末装置に通知する第2の決済制御手段と;を
    備える取引仲介サーバ。
  2. 【請求項2】 前記商品代金から減額される前記手数料
    は前記売主に対するサイト利用料を含んでいる請求項1
    記載の取引仲介サーバ。
  3. 【請求項3】 前記商品代金から減額される前記手数料
    としての前記サイト利用料は前記買主の業種に応じて異
    なる請求項2記載の取引仲介サーバ。
  4. 【請求項4】 前記買主が前記買主の債務を保証する支
    援業者の会員であるとき、前記支援業者に前記手数料と
    しての債務保証料が入金されるように決済する第3の決
    済制御手段を更に備える請求項1記載の取引仲介サー
    バ。
  5. 【請求項5】 前記売主と前記買主とに相互売買取引が
    生じた場合に前記商品代金の相殺処理を行う第4の決済
    制御手段を更に備える請求項1記載の取引仲介サーバ。
  6. 【請求項6】 前記買主の信用確認を行うための情報を
    格納する記憶手段を更に備え;前記売主利用の端末装置
    からの要求に応じてこの情報を返送する請求項1記載の
    取引仲介サーバ。
  7. 【請求項7】 前記売主または前記買主は、中古部品業
    者、部品商、整備工場、及び中古車販売業者のいずれか
    である請求項1記載の取引仲介サーバ。
  8. 【請求項8】 前記支援業者は、商工組合及び中古車オ
    ークション業者のいずれかである請求項4記載の取引仲
    介サーバ。
  9. 【請求項9】 前記売買取引対象商品は、車両用部品で
    ある請求項1記載の取引仲介サーバ。
  10. 【請求項10】 売主の希望する売買取引対象の商品情
    報を格納するステップと;前記売買取引対象の商品情報
    を買主利用の端末装置に表示するために送信し、前記売
    主と買主との間での売買取引の成立を図るステップと;
    売主利用の端末装置から送信される前記売主と前記買主
    との間で売買取引の成立した商品に関する商品代金の請
    求情報を受信するステップと;前記商品代金の請求情報
    を受信したとき、前記買主利用の端末装置に前記商品代
    金の入金を促すための情報を送信するステップと;前記
    商品代金から手数料を減額した支払額を前記売主利用の
    端末装置に通知するステップと;を備える取引仲介方
    法。
  11. 【請求項11】 前記買主が前記買主の債務を保証する
    支援業者の会員であるとき、前記支援業者に前記手数料
    としての債務保証料が入金されるように決済するステッ
    プを更に備える請求項10記載の取引仲介方法。
  12. 【請求項12】 前記売主と前記買主とに相互売買取引
    が生じた場合に前記商品代金の相殺処理を行うステップ
    を更に備える請求項10記載の取引仲介方法。
  13. 【請求項13】 前記買主の信用確認を行うための情報
    を格納するステップと;前記売主利用の端末装置からの
    要求に応じてこの情報を返送するステップと;を更に備
    える請求項10記載の取引仲介方法。
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