JP2004021091A - レンズフード - Google Patents

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Takayoshi Kosone
小曽根 卓義
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】三脚などを用いずに所望のアングルでカメラを設置できる、簡易な構造のレンズフードを提供することを目的とする。
【解決手段】レンズフード10は、レンズ鏡筒24の先端に設けられるとともに、レンズ鏡筒24に形成された不図示の溝に嵌合され、レンズ鏡筒24の円周方向に対して回転可能に取り付けられている。また、レンズフード10は突出部12を有しており、この突出部12は、レンズ鏡筒24の光軸(中心軸L2)に対して半径方向の距離が周方向によって異なるようにレンズフード10に形成されている。突出部12をレンズ鏡筒24の円周方向に対して回転させて、レンズ鏡筒24下部から突出部12を突出させることで、カメラ本体22を支持面60上に設置した際に、カメラ本体22を傾斜した起立姿勢に保ち、所望のチルト角にて設置することができる。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はレンズフードに係り、とくにセルフタイマー撮影時などで三脚などを用いることなく、カメラを傾斜させて設置可能なレンズフードに関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラを三脚に取り付けることによって、カメラのチルト角(上下方向の角度)およびパン(左右方向の向き)を所望のアングルに定めることは広く行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この場合はカメラの他に三脚が不可欠であるため、カメラとともに当該三脚を持ち運ばねばならない。また、この三脚の設置には周知の如く、比較的広いスペースが必要で、例えば設置面が狭い場合など、設置面の状況によっては三脚を使うことのできない場合がある。
【0004】
一方、実公昭61−11706号公報には、カメラのレンズ鏡筒に折りたたみ可能な弧状片を取り付けておき、レンズ鏡筒から下方へ引き出した当該弧状片によって、カメラを所定のアングルに傾斜させて設置させる記載がある。
【0005】
しかしながら、上述した公報に記載されているものは部品点数が多く、また、弧状片の操作時にレンズに撮影者の手が触れてしまう欠点があった。さらに、望遠レンズなど、レンズ鏡筒の内部にクローズアップレンズが設けられている場合には、クローズアップレンズを操作するための操作環がレンズ鏡筒の外周部に設けられるため、このようなレンズ鏡筒に弧状片を取り付けることは構造上困難であった。また、レンズ鏡筒の内部に弧状片を収納するための収納スペースを確保する必要があり、レンズ鏡筒内のクローズアップレンズ配置の自由度に制約が出る欠点があった。
【0006】
本発明は上記点を鑑みてなされたものであり、三脚などを用いずに所望のアングルでカメラを設置できる、簡易な構造のレンズフードを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
本発明は前記目的を達成する為に、カメラのレンズ鏡筒の円周方向に沿って回転可能に設けられ、該レンズ鏡筒の先端部を包囲するように装着されるレンズフードであって、前記レンズフードには、前記レンズ鏡筒の光軸と一致する中心軸に対して半径方向の距離が周方向によって異なる外周部が形成され、前記レンズフードの回転位置に応じて該レンズフードが装着されたカメラのチルト角を調整可能にすることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、レンズ鏡筒の光軸(中心軸)に対して半径方向の距離が周方向によって異なるようにレンズフードの外周部を形成するとともに、レンズフードの外周部をレンズ鏡筒の下部に突出するようにレンズフードを回転させてカメラを設置することで、三脚を用いることなく所望の角度(チルト角)にてカメラを設置できる。
【0009】
請求項2記載の発明は、カメラのレンズ鏡筒の先端部を包囲するように装着されるレンズフード本体と、前記レンズフード本体に対して回転自在に配設され、前記レンズ鏡筒の光軸と一致する中心軸に対して半径方向の距離が周方向によって異なる外周部と、を備え、前記外周部の回転位置に応じてレンズフードが装着されたカメラのチルト角を調整可能にすることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、レンズフード本体に対して回転可能に設けられ、レンズ鏡筒の光軸と一致する中心軸に対して半径方向の距離が周方向によって異なる外周部を備えており、この外周部をレンズ鏡筒の下部に突出するように回転させてカメラを設置することで、三脚を用いることなく所望の角度(チルト角)にてカメラを設置できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って、本発明に係るレンズフードの好ましい実施の形態について詳説する。
【0012】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るレンズフード10と、このレンズフード10を備えたカメラ20の外観を示した斜視図、図2はその側面図である。カメラ20としては、いわゆるデジタルカメラやコンパクトカメラなどにも本発明を適用できるが、本実施の形態では、レンズ交換が可能なデジタルカメラとしてレフレックスデジタルカメラ(一眼レフデジタルカメラ、以下、単にカメラ20とする)を用いて説明する。
【0013】
図1に示すようにカメラ20は、主としてカメラ本体22とレンズ鏡筒24、レンズフード10などから構成されている。
【0014】
カメラ本体22には、その上部にシャッタボタン28、液晶表示部30が設けられている。シャッタボタン28は2段階式に構成され、シャッタボタン28を軽く押して止める「半押し」の状態で自動ピント合わせ(AF)および自動露出制御(AE)が作動してAFとAEをロックし、「半押し」から更に押し込む「全押し」することで撮影が行われる。
【0015】
カメラ20には、セルフタイマー機能が設けられている。このセルフタイマー機能は周知の如く、シャッタを所定時間おいて自動的にレリーズさせるためのもので、撮影者によって不図示の設定ボタンなどを操作してセルフタイマーモードとすれば、セルフタイマー撮影をすることができる。なお、カメラ本体22の前面にセルフタイマー機能の操作部として所定時間を設定するセルフタイマーレバー42を設け、このセルフタイマーレバー42によって所定時間の経過後にシャッタをレリーズさせる構成としても良い。
【0016】
液晶表示部30は、カメラの状態や撮影モードなどに関する情報(いわば撮影ステータス)を表示するためのものであり、例えばバッテリーチェック表示、撮影可能コマ数の表示などが行われるほか、ストロボ発光部(不図示)をカメラ本体22に設けた場合にはストロボ発光の有無などが表示される。
【0017】
カメラ本体22の背面にはファインダ32(図2参照)が設けられている。撮影者はこのファインダ32によって被写体を捕らえ、被写体を撮影範囲に収めるようにカメラ20を操作(フレーミング)して撮影を行なう。また、同じくカメラ本体22の背面にはモニタ表示部(不図示)が設けられており、このモニタ表示部にはレンズ鏡筒24にて撮影された画像(スルー動画)を表示させることが可能である。撮影者はこのモニタ表示部によってもファインダ32の映像を表示でき、撮影者はこれを確認しながら撮影できる。また、カメラ20に装填されたメモリカードから記録済みの画像を読み出して、モニタ表示部にて再生表示させることもできる。
【0018】
カメラ本体22の内部には、不図示のメモリカード(記録媒体)を装着するメモリスロットが設けられており、符号23は、このメモリカードをカメラ本体22の内部に収納するためのメモリスロットのカバーである。このメモリカードに撮影した画像が画像データとして記録されて保存されるほか、記録済みの画像データをメモリカードから読み取ることも可能である。なお、本実施の形態においては、メモリカードとしては例えばスマートメディアが用いられるが、このほかにもPCカード、フラッシュメモリーカード、ICカード、フロッピーディスク、光磁気ディスク(MO)などを用いてもよい。
【0019】
カメラ本体22の正面には、着脱自在のバヨネット構造で構成された不図示のレンズマウントが形成されており、このレンズマウントに、バヨネット機構を備えたレンズ鏡筒24が着脱自在に取り付けられている。このレンズ鏡筒24は同図に示すように略円筒状で形成されており、その外周面にはクローズアップ撮影を行うための操作環26が設けられている。撮影者によって操作環26を回転操作することで、レンズ鏡筒24の内部に設けられたクローズアップレンズ(不図示)を、不図示の円筒カムによる直動手段にて操作して、クローズアップ撮影を行なうことができる。なお、バヨネット機構によってレンズ鏡筒24の交換が可能であるので、上述したような望遠レンズに限ることなく、広角レンズなどをその用途に応じて用いることができる。
【0020】
カメラ本体22の内部には、レンズ鏡筒24(すなわちクローズアップレンズ)の結像位置に、図示しないCCD(撮像素子)が配置され、レンズ鏡筒24にて取り込まれて結像された被写体光を、入射光量に応じた量の信号電荷に変換し、カメラ本体22に内蔵された不図示の信号処理部に出力させる。この信号処理部では、信号電荷を画像データ(デジタルデータ)として変換させるが、これら画像処理の説明は省略する。
【0021】
レンズ鏡筒24の先端にはレンズフード10が取り付けられている。
【0022】
レンズフード10は、カメラの撮影においてレンズの画角以外から撮影に影響する光を遮断(遮光)するために設けられるもので、レンズ鏡筒24の先端部に装着され、同図に示すようにラッパ型に先端を開いた形状にて形成されている。なお、このレンズフード10は、レンズの画角や焦点距離に応じて形や長さが異なり、撮影レンズが長焦点であるほど大型なものが用いられる。
【0023】
レンズフード10は、レンズ鏡筒24の光軸と一致する中心軸L2に対して半径方向の距離が周方向によって異なるようにその外周部が形成されている。すなわち図2に示すようにレンズフード10には、レンズ鏡筒24の光軸(中心軸L2)からレンズフード10の外周部の一点までの距離R1と、同じく中心軸L2からレンズフード10の外周部の他点までの距離R2とが夫々相違するように形成された突出部12が設けられている。
【0024】
また、このレンズフード10は、レンズ鏡筒24の表面に円周方向に沿って形成された不図示の溝に嵌合され、レンズ鏡筒24の円周方向に対して回転可能に取り付けられている。なお、このレンズフード10において、最も突出した外周部の寸法(R1)は、レンズ鏡筒24の直径寸法とほぼ同寸法に形成されている。このような構成のレンズフード10によって、レンズフード10をレンズ鏡筒24の円周方向に対して回転させれば、レンズ鏡筒24の下部からレンズフード10の突出部12を突出するように位置させることができる(図1、符号12a)。
【0025】
このほかにも、カメラ本体22には、カメラ本体22に電源を供給するための不図示のバッテリなどが内蔵されているほか、被写体撮影を行うために必要な機器を内蔵しているが、これら説明は省略する。
【0026】
上述したような構成のレンズフード10の作用を、カメラ20を用いて以下に説明する。
【0027】
カメラ20による通常の撮影時には、図1において、撮影者によりシャッタボタン28を押圧操作することで、内蔵されたCCDにて撮像された被写体の信号電荷が信号処理部に出力され、信号処理部にて画像データに変換され、得られた画像データはメディアスロット内のスマートメディアに書き込まれて記録される。
【0028】
次に、カメラ20を所望の角度(チルト角)にて傾斜させて、セルフタイマー撮影を行なう場合を説明する。
【0029】
はじめに撮影者によって、不図示の設定ボタン(セルフタイマーレバー42でもよい)を操作して、セルフタイマーモードとしておく。次に、撮影者によってレンズフード10をレンズ鏡筒24の円周方向に回転させて、レンズ鏡筒24の下部から突出部12を突出するように位置させる(図1、符号12a)。この後、突出部12の下部とカメラ本体22の下面を図2に示すように設置面60に当接するように設置させる。すると、カメラ本体22の下面に対して所定の角度でカメラ20が設置される。カメラ本体22の自重によってカメラ本体22が傾斜した起立姿勢に保たれ、カメラのアングルが、カメラ本体22の下面に対する角度(チルト角θ)にて定まる。
【0030】
この状態で、ファインダ32によって被写体を捕らえ、被写体をフレーミングするように突出部12をレンズ鏡筒24回りで少量ずつ回転させて、チルト角θを微調整する。突出部12をレンズ鏡筒24の円周方向に対して回転させる回転角度によってチルト角θを微調整することができるので、接写体を正確にフレーミングすることができる。なお、例えば床などにカメラ20が設置された場合には、ファインダ32を目視にて確認する作業が煩雑となるため、モニタ表示部にレンズ鏡筒24にて撮影された画像を表示させて、これを撮影者が確認しながらチルト角の微調整を行なうこともできる。
【0031】
このようにして、カメラ本体22の下面に対するチルト角θを所望の角度に調節した後、カメラ20を設置面60上に設置したまま撮影を行う。シャッタボタン28を押圧してセルフタイマーを作動させれば、所定時間(例えば10秒程度)シャッタのレリーズが抑制され、この所定時間の経過後に撮影が行なわれる。
【0032】
このように、本実施の形態に示したレンズフード10によれば、レンズフード10の外周部を、レンズ鏡筒24の光軸(中心軸L2)に対して半径方向の距離R1、R2が周方向によって異なるように形成するとともに、レンズフード10を回転させて、レンズフード10の外周部(突出部12)をレンズ鏡筒24の下部に突出させてから、カメラ20を床面60に設置することで、三脚を用いることなく所望のチルト角θにてカメラ20を設置できる。とくに、三脚を用いた場合と比較して、カメラ20の設置面が狭く、カメラ20の底面と略同等の床面などでもカメラ20の設置が可能である。
【0033】
図3は、本発明の第2の実施の形態に係るレンズフード50と、このレンズフード50を備えたカメラ20の外観を示した斜視図、図4はその側面図である。なお、カメラ20に関しては、第1の実施の形態におけるカメラ20とほぼ同様の仕様であるので、その説明を省略するとともに、同一符号として以下に示す。
【0034】
レンズ鏡筒24の先端にはレンズフード50が取り付けられており、このレンズフード50はフード本体52と、平板部材54とから構成されている。
【0035】
フード本体52は、レンズ鏡筒24の先端部に装着され、同図に示すようにラッパ型に先端を開いた形状にて形成されている。
【0036】
平板部材54はフード本体52の表面に円周方向に沿って形成された溝52aに嵌合され、フード本体52の円周方向に対して回転可能に取り付けられている。また、平板部材54は、同図に示すように円形形状の平板で形成され、平板部材54の円周方向における断面の中心軸L1と、レンズ鏡筒24の中心軸L2とが偏心するようにレンズ鏡筒24に取り付けられている。すなわち、レンズフード50に回転自在に設けられた平板部材54は、レンズ鏡筒24の光軸と一致する中心軸L2に対して半径方向の距離が周方向によって異なるようにその外周部が形成され、図4におけるレンズ鏡筒24の光軸(中心軸L2)から平板部材54の外周部の一点までの距離R3と、同じく中心軸L2から平板部材54の外周部の他点までの距離R4とが夫々相違するように形成されている。なお、この平板部材54の外周部の寸法(すなわち平板部材54の直径寸法(R1+R2))は、レンズ鏡筒24の直径寸法に対して、およそ1.5倍に形成されている。このような構成のレンズフード50によって、平板部材54をレンズ鏡筒24の円周方向に対して回転させて、レンズ鏡筒24の下部から平板部材54を突出するように位置させることができる(図3、符号54a)。
【0037】
上述したような構成のレンズフード50の作用を以下に説明する。
【0038】
撮影者によって平板部材54をレンズ鏡筒24の円周方向に回転させて、レンズ鏡筒24の下部から平板部材54を突出するように位置させる(図3、符号54a)。この後、平板部材54の下部とカメラ本体22の下面を図2に示すように設置面60に当接するように設置させる。すると、カメラ本体22の下面に対して所定の角度でカメラ20が設置される。カメラ本体22の自重によってカメラ本体22が傾斜した起立姿勢に保たれ、カメラのアングルが、カメラ本体22の下面に対するチルト角θにて定まる。
【0039】
この状態で、ファインダ32によって被写体を捕らえ、被写体をフレーミングするように平板部材54をレンズ鏡筒24回りで少量ずつ回転させて、チルト角θを微調整する。平板部材54をレンズ鏡筒24の円周方向に対して回転させる回転角度によって、チルト角θを微調整することができるので、接写体を正確にフレーミングすることができる。平板部材54にてカメラ本体22の下面に対するチルト角θを所望の角度に調節した後、カメラ20を設置面60上に設置したまま撮影を行う。
【0040】
このように、本実施の形態に示したレンズフード50によれば、レンズフード50に回転自在に設けられた平板部材54の外周部を、レンズ鏡筒24の光軸(中心軸L2)に対して半径方向の距離R3,R4が周方向によって異なるように形成するとともに、平板部材54を回転させて、平板部材54の外周部をレンズ鏡筒24の下部に突出させてカメラ20を床面60に設置することで、三脚を用いることなく所望のチルト角θにてカメラ20を設置できる。
【0041】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、レンズ鏡筒24の中心軸L2から突出部12(平板部材54)の外周部までの距離と、中心軸L2から突出部12(平板部材54)の他の外周部までの距離とが夫々相違する構成であればその形状を問わないので、突出部12(平板部材54)は前記実施の形態に示した形状に限ることなく、例えば楕円形状や矩形形状に形成されてもよい。
【0042】
なお、前記実施の形態に示したカメラ本体22の背面に、カメラ20の倒れ防止部材を付加してもよい。この倒れ防止部材は棒状の部材からなり、その長さは、カメラ本体22の高さ寸法と略同等の寸法で形成され、カメラ本体22の背面の上部に設けられた不図示の軸に、その一端が回動自在に支持される。図2に示すようにカメラ本体22が、設置面60上で傾斜した起立姿勢に保たれている場合に、カメラ本体22の背面から倒れ防止部材の下端を突出させて、カメラ20を支持させる。これにより、カメラ本体22から突出された倒れ防止部材の下端が設置面60に当たってカメラ本体22の転倒を防止でき、例えば撮影中に、風などの影響で背方へ倒れて倒伏姿勢になろうとしたときにも、カメラ本体22の転倒を防止でき、ファインダ32やモニタ表示部の損傷を防ぐことができる。
【0043】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明に係るレンズフードによれば、レンズ鏡筒の光軸(中心軸)に対して半径方向の距離が周方向によって異なるようにレンズフードの外周部を形成するとともに、レンズフードの外周部をレンズ鏡筒の下部に突出するようにレンズフードを回転させてカメラを設置することで、三脚を用いることなく所望の角度(チルト角)にてカメラを設置できる。
【0044】
また、請求項2に記載の発明によれば、レンズフード本体に対して回転可能に設けられ、レンズ鏡筒の光軸と一致する中心軸に対して半径方向の距離が周方向によって異なる外周部を備えており、この外周部をレンズ鏡筒の下部に突出するように回転させてカメラを設置することで、三脚を用いることなく所望の角度(チルト角)にてカメラを設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るレンズフードと、このレンズフードが用いられるカメラの外観を示す斜視図
【図2】本発明の実施の形態に係るレンズフードの作用を示す側面図
【図3】本発明の別の実施の形態に係るレンズフードと、このレンズフードが用いられるカメラの外観を示す斜視図
【図4】本発明の別の実施の形態に係るレンズフードの作用を示す側面図
【符号の説明】
10,50…レンズフード、12…突出部(外周部)、20…カメラ、24…レンズ鏡筒、52…レンズフード本体、54…平板部材(外周部)、L2…光軸(中心軸)、θ…チルト角、

Claims (2)

  1. カメラのレンズ鏡筒の円周方向に沿って回転可能に設けられ、該レンズ鏡筒の先端部を包囲するように装着されるレンズフードであって、
    前記レンズフードには、前記レンズ鏡筒の光軸と一致する中心軸に対して半径方向の距離が周方向によって異なる外周部が形成され、前記レンズフードの回転位置に応じて該レンズフードが装着されたカメラのチルト角を調整可能にすることを特徴とするレンズフード。
  2. カメラのレンズ鏡筒の先端部を包囲するように装着されるレンズフード本体と、
    前記レンズフード本体に対して回転自在に配設され、前記レンズ鏡筒の光軸と一致する中心軸に対して半径方向の距離が周方向によって異なる外周部と、を備え、前記外周部の回転位置に応じてレンズフードが装着されたカメラのチルト角を調整可能にすることを特徴とするレンズフード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007271923A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nikon Corp カメラおよびカメラシステム

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