JP2004020394A - 流量計 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の測定路の中から異常が発生している測定路を早期に検出する。
【解決手段】制御回路部9は測定周期よりも充分に短い周期(例えば、0.1秒)で測定路2〜2毎の流量の測定を行うとともに各測定路2〜2における流量を比較する。そして、他の測定路における流量との差が所定のしきい値を越える流量が存在する場合に当該流量の測定路に異常が生じていると判断する。このように異常発生を判断する際の流量の測定を通常の測定周期よりも充分に短い周期で行うことで複数の測定路2〜2の中から異常が発生している測定路を早期に検出することができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、都市ガスなどの流体の流量を計測する流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガスの使用量を計測するガスメータに用いる流量計として、超音波が流体中を伝搬する時間(伝搬時間)に基づいて流体の流速を検出し、検出した流速に流路の断面積を乗じて流量を測定する超音波式の流量計が周知である。図5は従来の超音波式の流量計(ガスメータ)の一例を示す概略構成図である。この流量計は、ガスが通過するガス流路1と、ガス流路1の途中に設けられる測定路2’と、測定路2’の上流側と下流側にそれぞれ配設されて超音波の送受波を行う一対の送受波器3A,3Bと、送受波器3A、3Bを駆動して超音波の送受波を行わせる送受波器駆動部4と、測定路2’の上流側に設けられる遮断弁5と、遮断弁5を駆動する遮断弁駆動部6と、測定路2’の下流側に設けられて流体の圧力を測定する圧力測定部7と、ガスの使用量(積算流量)等を表示する表示部8と、送受波器駆動部4、遮断弁駆動部6並びに表示部8を制御する制御回路部9’と、制御回路部9’の動作に必要となる各種のデータを記憶するメモリ部10とを備える。そして、制御回路部9’が所定の時間間隔Tで送受波器駆動部4に駆動信号を出力することにより、送受波器駆動部4により一対の送受波器3A,3Bから交互に超音波を送波させ、上流側の送受波器3Aから下流側の送受波器3Bに向かって超音波を送波したときの超音波の伝搬時間t1と、下流側の送受波器3Bから上流側の送受波器3Aに向かって超音波を送波したときの超音波の伝搬時間t2とを制御回路部9’にて計測し、次式により流体の流速vを求める。
【0003】
v={L/(2cosθ)}×(1/t1−1/t2)
但し、Lは送受波器3A,3Bの間の距離、θは測定路2’の中心軸に対する送受波器3A,3Bの傾き角である。このようにして求めた流速vに測定路2’の断面積Sを乗じることで流体の流量(瞬時流量)qが求められ(q=v×S〔m/h〕)、さらに瞬時流量qに時間間隔Tを乗じることで積算流量Qが求められる。
【0004】
また制御回路部9’は、測定した流量qが想定される流量よりも過大である場合や所定の流量qが予め設定される継続時間を超えて測定される場合にガスの使用に何らかの異常が生じていると判断し、遮断弁駆動部6を制御して遮断弁5を閉じることによりガスの供給を停止したり、あるいは流量qがほぼゼロとなる時間帯が30日間に一度も存在しない場合にガスメータより下流側の内管設備に漏洩(ガス漏れ)が生じていると判断して表示部8に警報を表示したり、あるいは所定間隔(例えば10秒毎)で圧力測定部7により流体の圧力を測定し、流体の圧力が異常に上昇又は下降した場合にも何らかの異常が発生しているものと判断し、遮断弁駆動部6を制御して遮断弁5を閉じることによりガスの供給を停止する機能を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、流量測定の安定性向上のために、互いに並列に接続される複数の測定路を設け、各測定路毎に一対の送受波器を配設し、個々の測定路における流量を順番に測定してそれらの測定値の総和を全体の流量とする流量計が提供されている。このように複数の測定路を有する流量計において、何れかの測定路で送受波器の故障、測定路の変形又は異物の侵入、あるいは送受波器を接続する配線の断線などの異常が発生した場合に全体の流量が正確に測定できなくなるから、そのような異常は早期に検出する必要がある。しかしながら、複数の測定路における流量の測定は所定の測定周期で順番に行われるために異常の発生している測定路の特定に時間がかかるという問題がある。
【0006】
また、大流量を測定するための第1の測定路と、第1の測定路に直列に接続される小流量を測定するための第2の測定路と、第2の測定路を流れる流体の流量が所定の基準値を上回る場合に開放して第2の測定路をバイパスする切替弁とを備え、流体の流量が上記基準値を上回る場合、すなわち流量が大きい場合には切替弁が開放して第2の測定路がバイパスされ、第1の測定路において流量を測定し、流量が上記基準値を下回る場合、すなわち流量が小さい場合には切替弁が閉じて第2の測定路において流量を測定するようにした流量計が提供されている。なお、第1の測定路を並列に接続された複数の測定路で構成した流量計も提供されている。このように大流量用と小流量用の2種類の測定路を有する流量計においても、何れかの測定路で送受波器の故障、測定路の変形又は異物の侵入、あるいは送受波器を接続する配線の断線などの異常が発生した場合に流量が正確に測定できなくなるから、そのような異常は早期に検出する必要がある。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、複数の測定路の中から異常が発生している測定路を早期に検出することができる流量計を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、少なくとも断面積が等しく且つ互いに並列に接続される複数の測定路と、各測定路毎に設けられ当該測定路に流れる流体の流速を検出する複数の流速検出手段と、各流速検出手段に所定の測定周期で順番に流速の検出を行わせる制御手段と、各流速検出手段で検出する流速から各々の測定路における流体の流量を求めるとともに各測定路における流量の総和を求めて流体の流量を測定する流量演算手段と、前記測定周期よりも充分に短い周期で各流速検出手段に順番に流速の検出を行わせるとともに流量演算手段により求めた各測定路における流量を比較し、他の測定路における流量との差が所定のしきい値を越える流量が存在する場合に当該流量の測定路又は流速検出手段に異常が生じていると判断する異常検出手段とを備えたことを特徴とし、互いに並列に接続された複数の測定路にはほぼ同じ流量の流体が流れることとなるから、他の測定路における流量との差が所定のしきい値を越える流量が存在する場合に当該流量の測定路又は流速検出手段に、流速検出手段の故障や測定路の変形又は異物の侵入あるいは流速検出手段を流量演算手段に接続する配線の断線などの異常が発生していると判断することができ、しかも、このように異常発生を判断する際の流量の測定を通常の測定周期よりも充分に短い周期で行うことで複数の測定路の中から異常が発生している測定路を早期に検出することができる。
【0009】
請求項2の発明は、上記目的を達成するために、測定流量域が比較的に大きい第1の測定路と、測定流量域が比較的に小さく且つ第1の測定路と直列に接続される第2の測定路と、第2の測定路を流れる流体の流量が所定の基準値を上回る場合に開放して第2の測定路をバイパスする切替弁と、第1の測定路に流れる流体の流速を検出する第1の流速検出手段と、第2の測定路に流れる流体の流速を検出する第2の流速検出手段と、切替弁が開いているときには第1の流速検出手段に所定の測定周期で流速の検出を行わせるとともに切替弁が閉じているときには第2の流速検出手段に所定の測定周期で流速の検出を行わせる制御手段と、第1及び第2の流速検出手段で検出する流速からそれぞれ第1又は第2の測定路における流体の流量を求める流量演算手段と、前記測定周期よりも充分に短い周期で第1及び第2の流量検出手段に順番に流速の検出を行わせるとともに流量演算手段により求めた第1又は第2の測定路における流量の少なくとも何れか一方が所定の基準値を下回り、且つ第1の測定路における流量と第2の測定路における流量の差が所定のしきい値を越えた場合に第1並びに第2の測定路又は第1並びに第2の流速検出手段の少なくとも何れか一方に異常が生じていると判断する異常検出手段とを備えたことを特徴とし、直列に接続された第1及び第2の測定路には同じ流量の流体が流れることとなるから、第1及び第2の測定路における流量の違いに基づいて、第1又は第2の流速検出手段の故障や第1又は第2の測定路の変形又は異物の侵入あるいは第1又は第2の流速検出手段を流量演算手段に接続する配線の断線などの異常が発生していると判断することができ、しかも、このように異常発生を判断する際の流量の測定を通常の測定周期よりも充分に短い周期で行うことで異常が発生している測定路を早期に検出することができる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、少なくとも断面積が等しい複数の測定路を互いに並列に接続して第1の測定路が構成され、第1の測定路を構成する各測定路毎に設けられる複数の流速検出手段により第1の流速検出手段が構成されてなり、制御手段は、第1の流速検出手段を構成する各流速検出手段に所定の測定周期で順番に流速の検出を行わせ、流量演算手段は、第1の流速検出手段を構成する各流速検出手段で検出する流速から第1の測定路を構成する各々の測定路における流体の流量を求めるとともに各測定路における流量の総和を求めて第1の測定路における流体の流量を測定し、異常検出手段は、前記測定周期よりも充分に短い周期で第1の流速検出手段を構成する各流速検出手段に順番に流速の検出を行わせるとともに流量演算手段により求めた第1の測定路を構成する各測定路における流量を比較し、他の測定路における流量との差が所定のしきい値を越える流量が存在する場合に当該流量の測定路又は第1の流速検出手段を構成する流速検出手段に異常が生じていると判断することを特徴とし、第1の測定路を構成する互いに並列接続された複数の測定路における流量の総和として大きな流量を測定し、これら複数の測定路からなる第1の測定路に直列に接続された第2の測定路において小さな流量を測定する場合において、第1の測定路を構成する複数の測定路や第2の測定路、あるいは第1の流速検出手段を構成する複数の流速検出手段や第2の流速検出手段に発生する異常を早期に検出することができる。
【0011】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、異常検出手段は、流量演算手段により求めた第1の測定路を構成する各測定路における流量を比較し、他の測定路における流量との差が所定のしきい値を越える流量が存在しない場合に第2の測定路又は第2の流速検出手段に異常が生じていると判断することを特徴とし、第2の測定路又は第2の流速検出手段に発生する異常を早期に検出することができる。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1又は3又は4の発明において、3つ以上の測定路を備え、異常検出手段は、多数決により異常の生じた測定路を特定することを特徴とし、請求項1又は3又は4の発明と同様の作用を奏する。
【0013】
請求項6の発明は、請求項1〜4の何れかの発明において、各測定路への流体の流入を遮断する遮断弁と、データを記憶する記憶手段とを備え、流量演算手段は、測定周期毎の流量の積算値を求める処理を行い、異常検出手段は、同一の測定路について所定回数以上の異常発生を検出した場合に当該測定路を特定する番号、異常と判断した時刻及び当該時刻における積算値の少なくとも何れか1つのデータを記憶手段に記憶するとともに、異常発生の報知、遮断弁の閉止、あるいは流量演算手段による流量の積算値を求める処理の停止のうちの少なくとも何れか1つを実行させることを特徴とし、異常発生により積算値の誤差が増大するのを防ぐとともに、異常が発生した測定路の特定や全ての測定路において流量が正常に測定されていた期間、あるいはその期間までの積算値等を知ることができる。
【0014】
請求項7の発明は、請求項1又は2又は3の発明において、異常検出手段は、予め決めた条件が満たされたときに異常検出を行うことを特徴とし、例えば予め決められた測定回数や測定時間、あるいは測定間隔毎に異常検出を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
図1は本実施形態の流量計を示すブロック図、図2は流量計の内部構造を模式的に示した概略図である。但し、図5に示した従来例と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0016】
この流量計は、図2に示すように一端側に流体(ガス)の流入口21が設けられるとともに他端側に流出口22が設けられたハウジング20を有している。ハウジング20の内部は隔壁23,24によって3つの室(第1室25,第2室26,第3室27)に仕切られており、第1室25が流入口21と連通し、第3室27が流出口22と連通する。第1室25と第2室26を仕切る隔壁23には遮断弁5が設けられ、第1室25から第2室26への流体の移動が遮断し得るように構成されている。また、第2室26と第3室27を仕切る隔壁24を貫通するように複数(N個)の測定路2〜2が並設されており、これら複数の測定路2〜2は第2室26と第3室27の間で互いに並列に接続されている。さらに、各測定路2〜2は同一寸法及び同一形状に形成されており、図2では図示を省略するが、各測定路2〜2の上流側と下流側にそれぞれ一対の送受波器3A,3B、…、3A,3Bが配設されている。而して、流入口21から第1室25に導入された流体は遮断弁5を介して第2室26に移動し、N個の測定路2〜2を均等に通って第3室27へ移動して流出口22からハウジング20の外へ導出される。なお、第3室27には流体の圧力変動を監視するために圧力測定部7が設けてある。
【0017】
図1に示すように本実施形態の流量計は、各測定路2〜2毎に設けられた各一対の送受波器3A,3B、…、3A,3Bを駆動して超音波の送受波を行わせる送受波器駆動部4と、遮断弁5を駆動する遮断弁駆動部6と、測定した流量(積算流量)等を表示する表示部8と、送受波器駆動部4、遮断弁駆動部6並びに表示部8を制御する制御回路部9と、制御回路部9の動作に必要となる各種のデータを記憶するメモリ部10とを備える。一方の送受波器3A〜3Aは各測定路2〜2の上流側に配設され、他方の送受波器3B〜3Bは各測定路2〜2の下流側に配設されるとともに対となる送受波器3A〜3Aと対向する。送受波器駆動部4は各送受波器3A〜3A,3B〜3Bを個別に駆動して超音波の送受波を行わせるものであって、一方の送受波器から送波された超音波を対となる他方の送受波器で受波したときにその旨を知らせる信号(受波信号)を制御回路部9に出力する。
【0018】
制御回路部9はマイクロコンピュータを主構成要素とするものであって、所定の測定周期(例えば、2秒)で送受波器駆動部4に駆動信号を出力することにより、送受波器駆動部4により各一対の送受波器3A,3B、…、3A,3Bから交互に超音波を送波させ、上流側の送受波器3A〜3Aから下流側の送受波器3B〜3Bに向かって超音波を送波したときの超音波の伝搬時間t1〜t1と、下流側の送受波器3B〜3Bから上流側の送受波器3A〜3Aに向かって超音波を送波したときの超音波の伝搬時間t2〜t2とを駆動信号の出力タイミングと送受波器駆動部4からの受波信号の入力タイミングとに基づいて計測することにより、従来例で説明したように流体の流量(瞬時流量)を測定する。すなわち、制御回路部9はN個の測定路2〜2における流量を上記測定周期で順番に測定し、全ての測定路2〜2における流量の総和を求めることで全体の流量を算出するとともに、かかる全体流量の測定を所定の時間間隔で行い、全体流量と時間間隔を乗算することで積算流量を求めており、制御手段と流量演算手段を兼ねている。
【0019】
表示部8はLED(発光ダイオード)やLCD(液晶ディスプレイ)のような表示デバイスを有し、制御回路部9から出力される信号に基づいて表示デバイスを駆動することにより積算流量の値や後述する警報表示等の各種の表示を行うものである。また、記憶手段たるメモリ部10はEEPROMのような書き換え可能な不揮発性メモリで構成されており、上記測定周期や測定路2〜2の断面積等の設定データの他に、後述するように異常発生時の各種データを記憶する。
【0020】
ところで、このように複数の測定路2〜2で個別に流量を測定する構成の場合、何れかの測定路2で送受波器3A,3Bの故障、測定路2の変形又は異物の侵入、あるいは送受波器3A,3Bを送受波器駆動部4と接続する配線の断線などの異常が発生した場合に全体の流量が正確に測定できなくなり、しかも、そのような異常の発生を見過ごして測定を継続した場合には、積算流量の誤差が時間とともに累積されてしまうことになる。
【0021】
そこで本実施形態においては、制御回路部9が測定周期よりも充分に短い周期(例えば、0.1秒)で測定路2〜2毎の流量の測定を行うとともに各測定路2〜2における流量を比較し、他の測定路における流量との差が所定のしきい値を越える流量が存在する場合に当該流量の測定路に上述のような異常が生じていると判断するようにしており、制御回路部9により異常検出手段を構成している。例えば、測定路2〜2における流量がほぼ等しく、1つの測定路2における流量がその半分程度しかないような場合、制御回路部9では上記測定路2で送受波器3A,3Bの故障、測定路2の変形又は異物の侵入、あるいは送受波器3A,3Bを送受波器駆動部4と接続する配線の断線などの異常が発生したと判断する。ここで、通常の測定周期(例えば、2秒)よりも充分に短い周期(例えば、0.1秒)で異常検出のための流量測定を行うことにより、時間的要因による流量のばらつきをできるだけ少なくして検出の精度を高めることができる。なお、測定路2が3つ以上(N≧3)であって他の流量との差がしきい値を越える流量が測定された測定路2が複数ある場合、制御回路部9では多数決によって異常の生じた測定路2を特定する。
【0022】
而して、本実施形態は上述のように構成したものであり、互いに並列に接続された複数の測定路2〜2にはほぼ同じ流量の流体が流れることとなるから、他の測定路における流量との差が所定のしきい値を越える流量が存在する場合に、何れかの測定路2で送受波器3A,3Bの故障、測定路2の変形又は異物の侵入、あるいは送受波器3A,3Bを送受波器駆動部4と接続する配線の断線などの異常が発生していると判断することができる。しかも、このように異常発生を判断する際の流量の測定を通常の測定周期よりも充分に短い周期で行うことで複数の測定路2〜2の中から異常が発生している測定路を早期に検出することができる。
【0023】
また、同じ測定路2について所定回数以上の異常発生が検出された場合、制御回路部9は異常が検出された測定路2を特定する番号、異常と判断した時刻、あるいは当該時刻における積算値の少なくとも何れか1つのデータをメモリ部10に保存するとともに、表示部8で警報表示を行う等の方法により異常の発生を報知し、且つ遮断弁5を閉じるとともに流量の積算値を求める処理を停止することにより、異常発生により積算値の誤差が増大するのを防ぐとともに、異常が発生した測定路の特定や全ての測定路2〜2において流量が正常に測定されていた期間、あるいはその期間までの積算値等を知ることができるようにしている。
【0024】
なお、制御回路部9により異常検出を行うタイミングは、(1)予め決められた回数の測定を行ったとき、(2)例えば、24時間毎というように予め決められた時間毎、(3)例えば、100回の測定毎に1回というように予め決められた測定回数毎、(4)予め決められた特定の領域の流量が検出されたとき、(5)数回の測定における流量の変動幅が予め決められた基準値を超えたとき、(6)圧力測定部7で測定する流体の圧力の変動幅が予め決められた設定値を超えたとき、のうちの少なくとも何れか一つとすればよい。
【0025】
(実施形態2)
本実施形態は、図3に示すように第3室27を第4室29と仕切る隔壁28と、この隔壁28を貫通して第3室27と第4室29を連通する第2の測定路11と、第2の測定路11を流れる流体の流量が所定の基準値を上回る場合に開放して第2の測定路11をバイパスする切替弁12とを備え、一対の送受波器(図示せず)が第2の測定路11の上流側と下流側に配設された構成を有している。ここで、第2の測定路11に配設された一対の送受波器は他の送受波器3A,3B、…と同様に送受波器駆動部4により駆動される。
【0026】
而して、本実施形態では、流入口21から導入される流体の流量が比較的に大きい場合(大流量の場合)に、第1の測定路2において流量を測定し、流入口21から導入される流体の流量が比較的に小さい場合(小流量の場合)に、切替弁12を閉塞し第2の測定路11において流量を測定する。
【0027】
次に、本実施形態において第1の測定路2又は第2の測定路11について異常の発生を検出する手順を説明する。制御回路部9は測定周期よりも充分に短い周期(例えば、0.1秒)で第1の測定路2並びに第2の測定路11の流量の測定を行い、各測定路2,11における流量の少なくとも何れか一方が第2の測定路11で測定可能な上限値以下であったとき、すなわち、切替弁12を閉塞した状態で測定したと考えられる流量を第1の測定路2及び第2の測定路11のどちらかで測定したとき、第1及び第2の測定路2,11における流量を比較し、例えば第1の測定路2に対して第2の測定路11の流量が2倍以上、あるいは第2の測定路11に対して第1の測定路2の流量が2倍以上、あるいは第1の測定路2と第2の測定路11の流量の差が1m/h以上であった場合に第1又は第2の測定路2,11の何れか一方に異常が生じていると判断する。
【0028】
このように大流量用の第1の測定路2と小流量用の第2の測定路11とを備える構成においても、実施形態1と同様に何れかの測定路2,11で送受波器の故障、測定路2,11の変形又は異物の侵入、あるいは送受波器を送受波器駆動部4と接続する配線の断線などの異常が発生していると判断することができる。しかも、このように異常発生を判断する際の流量の測定を通常の測定周期よりも充分に短い周期で行うことで第1及び第2の測定路2,11の何れかに異常が発生していることを早期に検出することができる。なお、同じ測定路2,11について所定回数以上の異常発生が検出された場合の処置、並びに制御回路部9により異常検出を行うタイミングについては実施形態1と同様であるから説明は省略する。
【0029】
(実施形態3)
本実施形態は、図4に示すように実施形態2における第1の測定路2を、実施形態1と同様に互いに並列に接続される複数の測定路2〜2で構成したものであり、これ以外の構成は実施形態2と共通である。
【0030】
而して、本実施形態では、流入口21から導入される流体の流量が比較的に大きい場合(大流量の場合)に、実施形態1と同様の手順でN個の測定路2〜2における流量の総和として流量を測定し、流入口21から導入される流体の流量が比較的に小さい場合(小流量の場合)に、切替弁12を閉塞し第2の測定路11において流量を測定する。なお、第2の測定路12は小さな流量を測定するためのものであるから、例えば、N個の測定路2と同一形状、同一寸法としてもよい。
【0031】
次に、本実施形態においてN個の測定路2〜2又は第2の測定路11について異常の発生を検出する手順を説明する。制御回路部9は測定周期よりも充分に短い周期(例えば、0.1秒)で測定路2〜2並びに第2の測定路11の流量の測定を行い、実施形態1と同様に各測定路2〜2及び第2の測定路11における流量を比較し、他の測定路における流量との差が所定のしきい値を越える流量が存在する場合に当該流量の測定路に上述のような異常が生じていると判断する。例えば、測定路2以外の測定路2〜2及び第2の測定路11における流量が全てゼロ(0±100リットル/h以内、以下同じ)のときに測定路2における流量がゼロでないとき、あるいは測定路2における流量が測定路2〜2における全ての流量に対して50%以上多かったとき、制御回路部9は測定路2に異常が生じていると判断する。
【0032】
一方、第1の測定路2を構成する各測定路2〜2における流量を比較し、他の測定路における流量との差が所定の基準値を超える流量が存在しなかった場合には、各測定路2〜2における流量の総和又は第2の測定路11の流量の何れかが第2の測定路11で測定できる上限値以下であったとき、すなわち、切替弁12を閉塞した状態で測定したと考えられる流量を各測定路2〜2(総和流量)及び第2の測定路11の何れか一方が測定したとき、各測定路2〜2の総和流量と第2の測定路11における流量を比較し、例えば、各測定路2〜2の総和流量に対して第2の測定路11の流量が2倍以上、あるいは各測定路2〜2の総和流量と第2の測定路11の流量差が1m/h以上であった場合に、制御回路9は第2の測定路11に異常が生じていると判断する。
【0033】
このように大流量用のN個の測定路2〜2からなる第1の測定路2と小流量用の第2の測定路11とを備える構成においても、実施形態1と同様に送受波器3A,3Bの故障、測定路2,11の変形又は異物の侵入、あるいは送受波器3A,3Bを送受波器駆動部4と接続する配線の断線などの異常が発生していると判断することができる。しかも、このように異常発生を判断する際の流量の測定を通常の測定周期よりも充分に短い周期で行うことで複数の測定路2〜2,11の中から異常が発生している測定路を早期に検出することができる。なお、同じ測定路2〜2,11について所定回数以上の異常発生が検出された場合の処置、並びに制御回路部9により異常検出を行うタイミングについては実施形態1と同様であるから説明は省略する。
【0034】
【発明の効果】
請求項1の発明は、少なくとも断面積が等しく且つ互いに並列に接続される複数の測定路と、各測定路毎に設けられ当該測定路に流れる流体の流速を検出する複数の流速検出手段と、各流速検出手段に所定の測定周期で順番に流速の検出を行わせる制御手段と、各流速検出手段で検出する流速から各々の測定路における流体の流量を求めるとともに各測定路における流量の総和を求めて流体の流量を測定する流量演算手段と、前記測定周期よりも充分に短い周期で各流速検出手段に順番に流速の検出を行わせるとともに流量演算手段により求めた各測定路における流量を比較し、他の測定路における流量との差が所定のしきい値を越える流量が存在する場合に当該流量の測定路又は流速検出手段に異常が生じていると判断する異常検出手段とを備えたので、互いに並列に接続された複数の測定路にはほぼ同じ流量の流体が流れることとなるから、他の測定路における流量との差が所定のしきい値を越える流量が存在する場合に当該流量の測定路又は流速検出手段に、流速検出手段の故障や測定路の変形又は異物の侵入あるいは流速検出手段を流量演算手段に接続する配線の断線などの異常が発生していると判断することができ、しかも、このように異常発生を判断する際の流量の測定を通常の測定周期よりも充分に短い周期で行うことで複数の測定路の中から異常が発生している測定路を早期に検出することができる。
【0035】
請求項2の発明は、測定流量域が比較的に大きい第1の測定路と、測定流量域が比較的に小さく且つ第1の測定路と直列に接続される第2の測定路と、第2の測定路を流れる流体の流量が所定の基準値を上回る場合に開放して第2の測定路をバイパスする切替弁と、第1の測定路に流れる流体の流速を検出する第1の流速検出手段と、第2の測定路に流れる流体の流速を検出する第2の流速検出手段と、切替弁が開いているときには第1の流速検出手段に所定の測定周期で流速の検出を行わせるとともに切替弁が閉じているときには第2の流速検出手段に所定の測定周期で流速の検出を行わせる制御手段と、第1及び第2の流速検出手段で検出する流速からそれぞれ第1又は第2の測定路における流体の流量を求める流量演算手段と、前記測定周期よりも充分に短い周期で第1及び第2の流量検出手段に順番に流速の検出を行わせるとともに流量演算手段により求めた第1又は第2の測定路における流量の少なくとも何れか一方が所定の基準値を下回り、且つ第1の測定路における流量と第2の測定路における流量の差が所定のしきい値を越えた場合に第1並びに第2の測定路又は第1並びに第2の流速検出手段の少なくとも何れか一方に異常が生じていると判断する異常検出手段とを備えたので、直列に接続された第1及び第2の測定路には同じ流量の流体が流れることとなるから、第1及び第2の測定路における流量の違いに基づいて、第1又は第2の流速検出手段の故障や第1又は第2の測定路の変形又は異物の侵入あるいは第1又は第2の流速検出手段を流量演算手段に接続する配線の断線などの異常が発生していると判断することができ、しかも、このように異常発生を判断する際の流量の測定を通常の測定周期よりも充分に短い周期で行うことで異常が発生している測定路を早期に検出することができる。
【0036】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、少なくとも断面積が等しい複数の測定路を互いに並列に接続して第1の測定路が構成され、第1の測定路を構成する各測定路毎に設けられる複数の流速検出手段により第1の流速検出手段が構成されてなり、制御手段は、第1の流速検出手段を構成する各流速検出手段に所定の測定周期で順番に流速の検出を行わせ、流量演算手段は、第1の流速検出手段を構成する各流速検出手段で検出する流速から第1の測定路を構成する各々の測定路における流体の流量を求めるとともに各測定路における流量の総和を求めて第1の測定路における流体の流量を測定し、異常検出手段は、前記測定周期よりも充分に短い周期で第1の流速検出手段を構成する各流速検出手段に順番に流速の検出を行わせるとともに流量演算手段により求めた第1の測定路を構成する各測定路における流量を比較し、他の測定路における流量との差が所定のしきい値を越える流量が存在する場合に当該流量の測定路又は第1の流速検出手段を構成する流速検出手段に異常が生じていると判断するので、第1の測定路を構成する互いに並列接続された複数の測定路における流量の総和として大きな流量を測定し、これら複数の測定路からなる第1の測定路に直列に接続された第2の測定路において小さな流量を測定する場合において、第1の測定路を構成する複数の測定路や第2の測定路、あるいは第1の流速検出手段を構成する複数の流速検出手段や第2の流速検出手段に発生する異常を早期に検出することができる。
【0037】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、異常検出手段は、流量演算手段により求めた第1の測定路を構成する各測定路における流量を比較し、他の測定路における流量との差が所定のしきい値を越える流量が存在しない場合に第2の測定路又は第2の流速検出手段に異常が生じていると判断するので、第2の測定路又は第2の流速検出手段に発生する異常を早期に検出することができる。
【0038】
請求項5の発明は、請求項1又は3又は4の発明において、3つ以上の測定路を備え、異常検出手段は、多数決により異常の生じた測定路を特定するので、請求項1又は3又は4の発明と同様の効果を奏する。
【0039】
請求項6の発明は、請求項1〜4の何れかの発明において、各測定路への流体の流入を遮断する遮断弁と、データを記憶する記憶手段とを備え、流量演算手段は、測定周期毎の流量の積算値を求める処理を行い、異常検出手段は、同一の測定路について所定回数以上の異常発生を検出した場合に当該測定路を特定する番号、異常と判断した時刻及び当該時刻における積算値の少なくとも何れか1つのデータを記憶手段に記憶するとともに、異常発生の報知、遮断弁の閉止、あるいは流量演算手段による流量の積算値を求める処理の停止のうちの少なくとも何れか1つを実行させるので、異常発生により積算値の誤差が増大するのを防ぐとともに、異常が発生した測定路の特定や全ての測定路において流量が正常に測定されていた期間、あるいはその期間までの積算値等を知ることができる。
【0040】
請求項7の発明は、請求項1又は2又は3の発明において、異常検出手段は、予め決めた条件が満たされたときに異常検出を行うので、例えば予め決められた測定回数や測定時間、あるいは測定間隔毎に異常検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示すブロック図である。
【図2】同上の概略構成図である。
【図3】実施形態2を示す概略構成図である。
【図4】実施形態3を示す概略構成図である。
【図5】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
〜2 測定路
3A〜3A,3B〜3B 送受波器
4 送受波器駆動部
8 表示部
9 制御回路部
10 メモリ部

Claims (7)

  1. 少なくとも断面積が等しく且つ互いに並列に接続される複数の測定路と、各測定路毎に設けられ当該測定路に流れる流体の流速を検出する複数の流速検出手段と、各流速検出手段に所定の測定周期で順番に流速の検出を行わせる制御手段と、各流速検出手段で検出する流速から各々の測定路における流体の流量を求めるとともに各測定路における流量の総和を求めて流体の流量を測定する流量演算手段と、前記測定周期よりも充分に短い周期で各流速検出手段に順番に流速の検出を行わせるとともに流量演算手段により求めた各測定路における流量を比較し、他の測定路における流量との差が所定のしきい値を越える流量が存在する場合に当該流量の測定路又は流速検出手段に異常が生じていると判断する異常検出手段とを備えたことを特徴とする流量計。
  2. 測定流量域が比較的に大きい第1の測定路と、測定流量域が比較的に小さく且つ第1の測定路と直列に接続される第2の測定路と、第2の測定路を流れる流体の流量が所定の基準値を上回る場合に開放して第2の測定路をバイパスする切替弁と、第1の測定路に流れる流体の流速を検出する第1の流速検出手段と、第2の測定路に流れる流体の流速を検出する第2の流速検出手段と、切替弁が開いているときには第1の流速検出手段に所定の測定周期で流速の検出を行わせるとともに切替弁が閉じているときには第2の流速検出手段に所定の測定周期で流速の検出を行わせる制御手段と、第1及び第2の流速検出手段で検出する流速からそれぞれ第1又は第2の測定路における流体の流量を求める流量演算手段と、前記測定周期よりも充分に短い周期で第1及び第2の流量検出手段に順番に流速の検出を行わせるとともに流量演算手段により求めた第1又は第2の測定路における流量の少なくとも何れか一方が所定の基準値を下回り、且つ第1の測定路における流量と第2の測定路における流量の差が所定のしきい値を越えた場合に第1並びに第2の測定路又は第1並びに第2の流速検出手段の少なくとも何れか一方に異常が生じていると判断する異常検出手段とを備えたことを特徴とする流量計。
  3. 少なくとも断面積が等しい複数の測定路を互いに並列に接続して第1の測定路が構成され、第1の測定路を構成する各測定路毎に設けられる複数の流速検出手段により第1の流速検出手段が構成されてなり、制御手段は、第1の流速検出手段を構成する各流速検出手段に所定の測定周期で順番に流速の検出を行わせ、流量演算手段は、第1の流速検出手段を構成する各流速検出手段で検出する流速から第1の測定路を構成する各々の測定路における流体の流量を求めるとともに各測定路における流量の総和を求めて第1の測定路における流体の流量を測定し、異常検出手段は、前記測定周期よりも充分に短い周期で第1の流速検出手段を構成する各流速検出手段に順番に流速の検出を行わせるとともに流量演算手段により求めた第1の測定路を構成する各測定路における流量を比較し、他の測定路における流量との差が所定のしきい値を越える流量が存在する場合に当該流量の測定路又は第1の流速検出手段を構成する流速検出手段に異常が生じていると判断することを特徴とする請求項2記載の流量計。
  4. 異常検出手段は、流量演算手段により求めた第1の測定路を構成する各測定路における流量を比較し、他の測定路における流量との差が所定のしきい値を越える流量が存在しない場合に第2の測定路又は第2の流速検出手段に異常が生じていると判断することを特徴とする請求項3記載の流量計。
  5. 3つ以上の測定路を備え、異常検出手段は、多数決により異常の生じた測定路を特定することを特徴とする請求項1又は3又は4記載の流量計。
  6. 各測定路への流体の流入を遮断する遮断弁と、データを記憶する記憶手段とを備え、流量演算手段は、測定周期毎の流量の積算値を求める処理を行い、異常検出手段は、同一の測定路について所定回数以上の異常発生を検出した場合に当該測定路を特定する番号、異常と判断した時刻及び当該時刻における積算値の少なくとも何れか1つのデータを記憶手段に記憶するとともに、異常発生の報知、遮断弁の閉止、あるいは流量演算手段による流量の積算値を求める処理の停止のうちの少なくとも何れか1つを実行させることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の流量計。
  7. 異常検出手段は、予め決めた条件が満たされたときに異常検出を行うことを特徴とする請求項1又は2又は3記載の流量計。
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