JP2004011491A - 発電装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前記導風体3は、前記発電体5の冷却ファン50からの排風の風向を整える案内部材31・31(32・32)を備え、該案内部材31・31は、該冷却ファン50の回転軸50a方向に向けて配置される。あるいは、該案内部材32・32は、前記冷却ファン50の回転軸50a方向に対して、水平面内で斜めに傾け、該冷却ファン50からの排風の風向に沿わせるように配置してもよい。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パッケージ型発電装置に具備されるエンジンのエンジンオイルの冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
発電装置は、工事現場等の現場に運搬され、電力を供給するために発電を行うものである。発電装置は発電体とエンジン等を備え、該エンジンに発電体が接続されて、該エンジンの出力軸により発電体を駆動するように構成している。発電装置に具備されるエンジンのエンジンオイルの温度が上昇すると、油膜切れによるエンジンの焼き付き、摩擦抵抗の増大によるエンジン出力の減少、オイルの早期劣化等が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、発電体に設けられる冷却ファンの下方に導風体を設けて、該冷却ファンからの排風をエンジン下方のオイルパンに当てるように導き、該オイルパン内のエンジンオイルを冷却することが検討されている。
本発明では、前記導風体の構造を改良して、冷却ファンからの排風を、より効率良くオイルパンへと導き、エンジンオイルの冷却効率の向上を図ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
次にこの課題を解決するための手段を説明する。
まず、請求項1に記載のように、筐体内に、エンジンと、冷却ファンを具備する発電体と、該冷却ファンからの排風をエンジンのオイルパンへ導く導風体と、を備えた発電装置において、前記導風体は、前記冷却ファンからの排風の風向を整える案内部材を備える。
【0005】
そして、請求項2に記載のように、前記導風体の案内部材を、前記冷却ファンの回転軸方向に対して、水平面内で斜めに傾け、該冷却ファンからの排風の風向に沿わせるように配置する。
【0006】
また、請求項3に記載のように、筐体内を仕切り、エンジンを配置した部屋と、外部への開口部がある部屋とを画設した発電装置において、前記外部への開口部がある部屋と、前記エンジンを配置した部屋との間に連絡ダクトを設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】
これより、本発明の実施の一形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は発電装置1の斜視図、図2は本発明の第1実施例に係る発電装置1の内部構成を示す側面図、図3は第1の実施形態に係る導風体3の平面図、図4は同じく斜視図、図5は第2の実施形態に係る導風体3の平面図、図6は同じく斜視図、図7は吸気ダクト17(19)の側面断面図、図8は本発明の第1実施例に係る発電装置1の内部の冷却空気の流れを説明する図、図9は本発明の第2実施例に係る発電装置1の内部構成を示す側面図、図10は本発明の第2実施例に係る発電装置1の内部の冷却空気の流れを説明する図である。
【0008】
まず、発電装置1の全体構成について説明する。
図1に示すように、発電装置1には下部にフレーム20が配設されており、該下部フレーム20上に発電装置1の構成要素が配設されている。そして、該下部フレーム20上に防音カバー21が被装され、防音効果を向上させる構成としている。前記下部フレーム20及び防音カバー21で、発電装置筐体2を構成している。
【0009】
発電装置1は短辺側の一側面に開閉扉23を設け、長辺側の一側面に開閉扉24・25を設けている。開閉扉23内には発電装置1の制御を行う制御盤9を配設しており、開閉扉24の正面には、それぞれ発電装置1内に外気を導入するための吸気グリル26が設けられている。さらに、前記発電装置1の長辺側の一側面には吸気グリル28が設けられ、これらの吸気グリル26・28は発電装置1の下部であって、下部フレーム20より上に設けられている。
【0010】
図2に示すように、発電装置筐体2内には、エンジン4、発電体(発電機)5、バッテリ6及び燃料タンク7等が配設されている。エンジン4には発電体5が接続されており、エンジン4の出力軸により発電体5を駆動するようにしている。
前記エンジン4は筐体2略中央に配置され、一側に発電体5が配設され、他側に燃料タンク7が配設され、発電体5の上方にはバッテリ6が配設されている。
また、発電体5の筐体2側面側には、制御盤9に伝達される熱及び騒音を低減するための隔壁38が垂直方向に立設され、エンジン4側の部屋2bと反エンジン4側の部屋2aとが画設されている。
【0011】
エンジン4の燃料タンク7配置側(発電体5と反対側)にはファン42、ラジエータ43、排気マフラー44・45が配設され、該排気マフラー44の上方にはガイド34が配設されている。ガイド34はファン42により発生した冷却風を排風口29側に導くためのものであり、発電装置1内の上角部に配設されている。
【0012】
発電体5の上方にはエアクリーナ47が配置されており、エアクリーナ47の上方には吸気サイレンサー46が配設されている。吸気サイレンサー46は筐体2の天井部分の裏面に固設され、該吸気サイレンサー46には吸気パイプ14・15が接続されている。
吸気パイプ14を介して吸気サイレンサー46内に導入された空気は、吸気パイプ15を介してエアクリーナ47に導入される。そして、エアクリーナ47に導入された空気が、吸気パイプ16を介してエンジン4に供給される。
【0013】
発電装置1において、エンジン4及び発電体5は防振材を介して下部フレーム20に取り付けられている。下部フレーム20にはエンジン4及び発電体5を取り付けるための台座が設けられており、この台座に防振材を介してエンジン4及び発電体5が載置することによって、下部フレーム20に伝達される振動を低減し、発電装置1の防音カバー21より発生する騒音を抑制している。
【0014】
前記エンジン4の上方には、上部隔壁35が配設され、該上部隔壁35に連続するラジエータ取付部36にはラジエータ43が取り付けられており、該ラジエータ43の下部には遮蔽板37がラジエータ取付部36に連設して接続されている。
遮蔽板37は、筐体2内において略水平に配設され、遮蔽板37の上方には排気マフラー44・45が配設され、下方には燃料タンク7が配設されている。
【0015】
そして、前記エンジン4とラジエータ43に介在するファン42により、エンジン4側よりラジエータ43に向けて冷却風が発生する。ラジエータ43を介した冷却風は、遮蔽板37の上方を通り、排気マフラー44・45を介して発電装置1の上部に至る。そして、冷却風はガイド34により発電装置1の前方に向けられ、上部隔壁35に沿って排風口29より筐体2外へ排出される。
【0016】
上述の如く、上部隔壁35、ラジエータ取付部36及び遮蔽板37、そしてガイド34により、発電装置1内において、防音カバー21の内側面を利用した排風経路を構成して、発電装置1をコンパクトにしながら排風経路を長く取ることができるようにして、騒音の低減を図っている。
【0017】
また、上部隔壁35、ラジエータ取付部36及び遮蔽板37により、発電装置1の筐体2内を仕切り、一方にエンジン4及び発電体5を配設し、他方に排気マフラー44・45を配設して、エンジン4及び発電体5を配設した側を冷却風の上流側とすることにより、発電装置1内の冷却効率を向上しながら騒音の低減を図っている。
【0018】
次に、発電装置1におけるエンジンオイルの冷却構造について2つの実施例を説明する。
図2に示すように、発電体5は、コイル部を冷却するために自ら冷却ファン50を備えた構造となっており、発電体5の冷却ファン50からは排風が排出される。そこで、第1実施例では、該排風をエンジンオイルの冷却風として効率良く利用できるようにして、エンジンオイルを冷却することを特徴としている。
【0019】
すなわち、発電体5の冷却ファン50の下方に導風体3を設けて、該冷却ファン50からの排風をエンジン4下方のオイルパン41に当てるよう導いてオイルパン41内のエンジンオイルを冷却しようとするものである。
さらに、オイルパン41近傍に発電体5の冷却ファン50からの排風を集中させることで、排風のオイルパン41近傍の風速を増加し、オイルパン41内のエンジンオイルの冷却効果を増大させようとするものである。
【0020】
発電体5の冷却ファン50の外周部には全周に亘って排風開口部50c・50c・・・が形成されており、前記導風体3は、上方とオイルパン41側とが開口する箱型の形状(図4又は図6参照)で、発電体5の下部に固定され、該排風開口部50c・50c・・・から、エンジン4に亘って、下部を覆っている。
なお、導風体3は筐体2の下部フレーム20に固定してもよく、この場合は、発電体5を下部フレーム20に組み付けるときに、組み付け作業が容易となる。
【0021】
発電体5と導風体3との間にはシール材を介しており、該シール材によって冷却ファン50からの排風が、発電体5側に流れないようにして、効率良くオイルパン41に当てるようにしている。但し、シール材は必ずしも必要であるわけでなく、シール材を設けないときには、発電体5と導風体3との間は、冷却ファン50からの排風が間隙から流出しない程度の距離となるように離間する。
【0022】
次に、導風体3の構造について2つの実施形態を説明する。
まず、第1の実施形態では、図3及び図4に示すように、導風体3の下面3bに複数(本実施例では2枚)の板状の案内部材31・31が、冷却ファン50の回転軸50a方向(平行)に向けて立設されている。この導風体3の案内部材31・31により、冷却ファン50からの排風は風向が整えられて指向性を持ち、風量を集中させつつ下流側へ送られ、効率良くオイルパン41に導かれる。
【0023】
このように案内部材31・31を備えた導風体3では、案内部材31・31を有しない導風体3に比べて、冷却ファン50からの排風の風速が大きく、風量も増して、該排風が効率良くオイルパン41に当てられ、エンジンオイルの冷却効率が向上する。
【0024】
また、第2の実施形態では、図5及び図6に示すように、導風体3の下面3bに板状の案内部材32・32が、冷却ファン50の回転軸50a方向に対して、水平面内で斜めに傾けられ、該冷却ファン50からの排風の風向に沿わせるように立設されている。この構成では、冷却ファン50からの排風は、案内部材32・32に沿うようにして当たるために、冷却ファン50下方の導風体3内で淀むことなくスムーズに流れ、また、該案内部材32・32との間の抵抗が減り、導風体3の下流側でもあまり風速が衰えない。このように排風は案内部材32・32によって滑らかに風向が整えられて指向性を持ち、風量を集中させつつ下流側へ送られて、風速があまり衰えることなく効率良くオイルパン41に導かれる。
【0025】
このように案内部材32・32を備えた導風体3では、案内部材32・32を有しない導風体3に比べて、冷却ファン50からの排風の風速が大きく、風量も増して、該排風が効率良くオイルパン41に当てられ、エンジンオイルの冷却効率が向上する。
【0026】
以上、2つの実施形態を示したが、導風体3の案内部材31(32)は板状の部材に限らず、三角柱状の部材等であってもよく、その形状は特に限定はしない。また、案内部材31(32)の配置数については、少なくとも1つ以上配置されていれば、その数は限定しない。
【0027】
このように案内部材31・31(32・32)を備えた導風体3を設けることで、発電体5の冷却ファン50からの排風を冷却風として有効に利用することができて経済的である。また、エンジンオイルを冷却するための冷却風を、ラジエータ43を冷却するファン42だけに頼る構成のものと比較して、筐体2に設けられる冷却風導入用開口部の開口面積を、小さくすることができる。一般には、冷却風導入用開口部の開口面積を小さくすると、筐体2内部でのヒートバランスが悪化する傾向があるが、本発明では、冷却ファン50からの排風で効率良くオイルパン41を冷却しているため、筐体2に設けられる冷却風導入用開口部の開口面積を小さくしても、筐体2内部でのヒートバランスが悪くはならない。
【0028】
このように発電装置1の筐体2に設けられる開口部の開口面積を削減することで、発電体5やエンジン4から発生する騒音の、開口部から外部への放射を抑制することができ、騒音を低減させることができる。
【0029】
また、冷却風導入用開口部の開口面積を低減させることで、開口部からの騒音漏れを防止するための構造を複雑に構成する必要がなく、部品点数や組立工数を低減することによって製造コストの削減に寄与することができる。
さらに、ラジエータ43以外に、エンジンオイル冷却用のファンを設ける必要がなく、部品点数が削減されて、コストの削減を図ることができる。
【0030】
次に、発電装置1の内部における冷却空気の流れについて説明する。
図7に示すように、前記吸気グリル26・28が配置された開閉扉24及び筐体2の内側面には吸気ダクト17・19が取り付けられ、該吸気ダクト17(19)は、外側下部に吸気口17a(19a)が設けられ、内側上部に吹出口17b(19b)が設けられて、該吸気口17a(19a)と吸気グリル26(28)とが連通するように配置されている。吸気グリル26・28から取り込まれた外気は吸気ダクト17・19を介して、上部の吹出口17b・19bから筐体2内部に取り込まれるように構成されて、吸気グリル26・28から発電装置1内部に雨水等が浸入しないようにしている。
なお、この吸気ダクト17・19の内周面には、図示しない消音材(吸音材)が貼設されており、発電装置1内部の騒音が極力外部に漏れないよう構成されている。
【0031】
ファン42・50が駆動する筐体2内部は外部よりも負圧になっており、このため外気は、吸気グリル26・28から吸気ダクト17・19を介して、筐体2内部に自然流入する。図8に示すように、筐体2内部に流入した外気は、ファン42・50により引き込まれながら、エンジン4や発電体5の方へ導かれていく。吹出口17bから流入した外気は、ファン42により引き込まれて、エンジン4を外部から冷却し、ラジエータ43を通過して、該ラジエータ43内を流れるエンジンオイルと熱交換を行った後、筐体2上部の排風口29から排出される。また、吹出口19bから流入した外気は、冷却ファン50により、発電体5一端部の開口部から内部に引き込まれて、発電体5内部のコイル部を冷却した後、導風体3を介してエンジン4のオイルパン41へと案内され、該オイルパン41内のエンジンオイルを冷却する。その後、前記ファン42に引き込まれて、ラジエータ43を通過し、筐体2上部の排風口29から排出される。
【0032】
次に、エンジンオイルの冷却構造についての第2実施例を説明する。
図9に示すように、前記隔壁38により仕切られた制御盤9側の部屋2aへは吸気ダクト19を介して外気が取り入れられ、該部屋2aにおける吸気ダクト19側、又は反吸気ダクト19側の少なくとも一側部から、エンジン4のある部屋2bへ連絡ダクト30を延設する。連絡ダクト30は発電体5の冷却ファン50の風排開口部50c・50c・・・の側方を通過してエンジン4のオイルパン41付近まで延出され、該冷却ファン50の風排開口部50c・50c・・・からの排風によって、該連絡ダクト30内の冷却風の流れが妨げられないように配置されている。該部屋2a内に取り込まれた外気の一部は、冷却ファン50により発電体5内へ取り込まれ、また一部は、ラジエータ43のファン42によって連絡ダクト30を介してエンジン4のオイルパン41へと導かれる。このような構成で、該部屋2a内の空気を、エンジンオイルを冷却するための冷却風として有効に利用することができ、経済的である。
【0033】
また、この構成では、外部への開口部である吸気口28をできるだけ騒音源のエンジン4から遠い位置に設けることができて、エンジン4を配置した部屋等に開口する吸気口等をなくすこともでき、該エンジン4から発生する騒音の、外部への放射を抑制することができ、騒音を低減させることができる。
さらに、全体的に外部への開口部の数を減らすことができて、そのために必要な消音ダクト等の数を減らすことができ、また、ラジエータ43以外に、エンジンオイル冷却用のファンを設ける必要がなく、この結果、部品点数が削減されて、コストの削減を図ることができる。
【0034】
次に、発電装置1の内部における冷却空気の流れについて説明する。
図10に示すように、筐体2内部に流入した外気は、ファン42・50により引き込まれながら、エンジン4や発電体5の方へ導かれていく。吹出口17bから流入した外気は、ファン42により引き込まれて、エンジン4を外部から冷却し、ラジエータ43を通過して、該ラジエータ43内を流れるエンジンオイルと熱交換を行った後、筐体2上部の排風口29から排出される。また、吹出口19bから流入した外気の一部は、冷却ファン50により発電体本体5Bの吸気口5c・5c・・・、及び消音ダクト55を介した吸気口5dから取り込まれて、発電体5内部のコイル部を冷却し、また一部は、ラジエータ43のファン42により連絡ダクト30を介してエンジン4のオイルパン41へと導かれて、該オイルパン41内のエンジンオイルを冷却する。その後、前記ファン42に引き込まれて、ラジエータ43を通過し、筐体2上部の排風口29から排出される。
【0035】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
まず、請求項1のように、筐体内に、エンジンと、冷却ファンを具備する発電体と、該冷却ファンからの排風をエンジンのオイルパンへ導く導風体と、を備えた発電装置において、前記導風体は、前記冷却ファンからの排風の風向を整える案内部材を備えたことで、前記冷却ファンからの排風は、風向が整えられて、指向性を持ち、風量を集中させつつ下流側へ送られ、効率良くオイルパンに導かれて、エンジンオイルの冷却効率が向上する。この構成では、エンジンオイル冷却用のファンを設ける必要がなく、部品点数が削減されて、コストの削減を図ることができる。
【0036】
そして、請求項2のように、前記導風体の案内部材を、前記冷却ファンの回転軸方向に対して、水平面内で斜めに傾け、該冷却ファンからの排風の風向に沿わせるように配置したことで、該冷却ファンからの排風は、該冷却ファン下方の導風体内で淀むことなくスムーズに流れ、また、該案内部材との間の抵抗が減り、導風体の下流側でもあまり風速が衰えない。このように排風は案内部材によって滑らかに風向が整えられて指向性を持ち、風量を集中させつつ下流側へ送られ、効率良くオイルパンに導かれて、エンジンオイルの冷却効率がより一層向上する。
【0037】
また、請求項3に記載のように、筐体内を仕切り、エンジンを配置した部屋と、外部への開口部がある部屋とを画設した発電装置において、前記外部への開口部がある部屋と、前記エンジンを配置した部屋との間に連絡ダクトを設けたことで、外部への開口部から冷却風を連絡ダクトを介して効率良くエンジンのオイルパンやオイルフィルタ等へ導くことができ、エンジンオイルの冷却効率が向上する。
この構成では、外部への開口部をできるだけ騒音源のエンジンから遠い位置に設けることができて、エンジンを配置した部屋等の外部への開口部をなくすことができ、全体的に外部への開口部の数を減らすことができて、そのために必要な消音ダクト等の数を減らすことができ、部品点数が削減できて、コストの低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発電装置1の斜視図。
【図2】本発明の第1実施例に係る発電装置1の内部構成を示す側面図。
【図3】第1の実施形態に係る導風体3の平面図。
【図4】同じく斜視図。
【図5】第2の実施形態に係る導風体3の平面図。
【図6】同じく斜視図。
【図7】吸気ダクト17(19)の側面断面図。
【図8】本発明の第1実施例に係る発電装置1の内部の冷却空気の流れを説明する図。
【図9】本発明の第2実施例に係る発電装置1の内部構成を示す側面図。
【図10】本発明の第2実施例に係る発電装置1の内部の冷却空気の流れを説明する図。
【符号の説明】
1 発電装置
2 筐体
3 導風体
4 エンジン
5 発電体
31 案内部材
32 案内部材
41 オイルパン
50 冷却ファン
50a 回転軸
50c 排風開口部
Claims (3)
- 筐体内に、エンジンと、冷却ファンを具備する発電体と、該冷却ファンからの排風をエンジンのオイルパンへ導く導風体と、を備えた発電装置において、
前記導風体は、前記冷却ファンからの排風の風向を整える案内部材を備えたことを特徴とする発電装置。 - 前記導風体の案内部材を、前記冷却ファンの回転軸方向に対して、水平面内で斜めに傾け、該冷却ファンからの排風の風向に沿わせるように配置したことを特徴とする請求項1に記載の発電装置。
- 筐体内を仕切り、エンジンを配置した部屋と、外部への開口部がある部屋とを画設した発電装置において、
前記外部への開口部がある部屋と、前記エンジンを配置した部屋との間に連絡ダクトを設けたことを特徴とする発電装置。
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