JP2003201852A - 発電装置の燃料配管構造 - Google Patents
発電装置の燃料配管構造Info
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Abstract
るパッケージ型発電装置おいて、本発明では、燃料タン
クとエンジンとの間の燃料配管をコンパクトにまとめ
て、その結果、発電装置全体をコンパクトに構成するた
めの、燃料配管の構造を提案する。 【解決手段】 エンジン11、発電機12及び燃料タン
ク13等を筐体に内装したパッケージ型発電装置1にお
いて、筐体を構成する基部フレーム10に設けた台座5
1にエンジン支持部材72を介してエンジン11を固定
し、該エンジン支持部材72を構成する支持柱73に燃
料配管を挿入可能な挿通孔77を形成した。また、前記
エンジン支持部材72を構成するステー74とエンジン
11に付設した燃料フィルタ53近傍のエンジン11の
外表面との間に燃料配管ガイド71を設け、燃料配管ガ
イド71に沿わせて配管するようにした。
Description
装置において、燃料タンクからエンジンに送られる燃料
の配管のための技術に関する。
れ、電力を供給するために発電を行うものである。発電
装置は発電機、エンジン及び燃料タンク等により構成さ
れる。燃料をエンジンに供給するにあたり、主に燃料タ
ンク、燃料フィルタ、電磁フィードポンプ等が必要とな
る。これらの間はホース等で接続されて燃料配管を構成
している。
に構成するためには、前記燃料配管をコンパクトにする
ことが必要となる。また、燃料配管とエンジンの周囲に
配設された機器等が当接すると、エンジンの振動によっ
てこれらが振動すると、燃料配管が破損する虞れがあ
り、従って、他の機器と当接しないように配管すること
が必要となる。本発明では、燃料タンクとエンジンとの
間の燃料配管をコンパクトにまとめて、その結果、発電
装置全体をコンパクトに構成するための、燃料配管の構
造を提案する。
すべく、本発明において次のような手段をとるものであ
る。
ン、燃料タンク及び発電機等を筐体に内装したパッケー
ジ型発電装置において、筐体側に設けられた台座に固設
されたエンジン支持部材に燃料配管若しくは冷却水ドレ
ン配管を挿通可能な挿通孔を形成したものである。
電装置の燃料配管構造において、前記挿通孔の開口部形
状を略楕円形状としたものである。
電装置の燃料配管構造において、前記孔挿通孔の開口部
形状を略矩形状としたものである。
3のいずれかに記載の発電装置の燃料配管構造におい
て、前記挿通孔の開口縁に円筒体又は棒体を沿設したも
のである。
ク及び発電機等を筐体に内装したパッケージ型発電装置
において、エンジンに付設された燃料フィルタと発電装
置の筐体側に設けられた配管固定部との間に燃料配管ガ
イドを備え、燃料配管ガイドはエンジンに固設したもの
である。
電装置の燃料配管構造において、前記燃料配管ガイド
を、燃料配管を沿わせて配置する略棒状のガイド部と、
該ガイド部の中途に設けた略板状の規制部とで構成した
ものである。
用いて説明する。図1は防音型発電装置の正面図、図2
は同じく左側面図、図3は防音型発電装置の内部構造を
示す正面図、図4は同じく平面図である。図5は燃料系
統を説明する図、図6は燃料配管を示す正面図、図7は
エンジンの支持構造を示す右側面図、図8は燃料配管ガ
イドを示す正面図、図9は同じく底面図である。図10
はエンジン支持部材を示す右側面図、図11はエンジン
支持部材を構成する支持柱の別形態を示す右側面図、図
12は挿通孔に保護体を設けたときのエンジン支持部材
を構成する支持柱を示す右側面図、図13は挿通孔に保
護体を設けたときのエンジン支持部材を構成する支持柱
の別形態を示す右側面図である。
外部構成について説明する。発電装置1には下部に基部
フレーム10が配設されており、該基部フレーム10上
に発電装置1の構成要素が配設されている。そして、該
基部フレーム10上に防音カバー19が被装され、防音
効果を向上させる構成としている。前記基部フレーム1
0及び防音カバー19で、発電装置1の筐体3を構成し
ている。
ルボックス2を配設しており、長辺側の一側面に開閉扉
4・5を設けている。開閉扉5の正面及び開閉扉4の正
面下方には、発電装置1内に外気を導入するための吸気
口6・7が設けられ、さらに、前記発電装置1の長辺側
の一側面には吸気口8が設けられている。これらの吸気
口6・7・8は発電装置1の下部であって、基部フレー
ム10より上に設けられている。
て、発電装置1の制御を行うとともに、運転状態の表示
を行い、そして、発電装置1において発電した電力は、
開閉扉4の下方に位置する出力ターミナル25に設けら
れた出力端子38に配線を接続することにより取り出し
可能としている。
の筐体3内の構造について説明する。発電装置1の筐体
3内には、エンジン11、発電機12、燃料タンク13
及びバッテリ14が配設されている。エンジン11には
発電機12が接続されており、エンジン11の出力軸に
より発電機12を駆動するようにしている。前記エンジ
ン11は筐体3の略中央に配置され、一側に発電機12
が配設され、他側に燃料タンク13が配設され、発電機
12の上方にはバッテリ14が配設されている。
ールボックス2に伝達される熱及び騒音を低減するため
の隔壁31が垂直方向に立設されており、隔壁31より
さらに筐体3側面側に吸気口8が設けられている。
ファン21、ラジエータ17、マフラー22・23が配
設され、該マフラー22の上方にはガイド24が配設さ
れている。ガイド24はファン21により発生した冷却
風を排風口30側に導くためのものであり、発電装置1
内の上角部に配設されている。
が配置されており、エアクリーナー16の上方には吸気
チャンバー18が配設されている。吸気チャンバー18
は筐体3の天井部分の裏面に固設され、該吸気チャンバ
ー18には吸気パイプ34・15が接続されている。吸
気パイプ34を介して吸気チャンバー18内に導入され
た空気は、吸気パイプ15を介してエアクリーナー16
に導入される。そして、エアクリーナー16に導入され
た空気が、エンジン11に供給される。
電機12は防振材28・27を介して基部フレーム10
に取り付けられている。基部フレーム10にはエンジン
11及び発電機12を取り付けるための台座51・50
が設けられており、この台座51・50に防振材28・
27を介してエンジン11又は発電機12が載置するこ
とによって、基部フレーム10に伝達される振動を低減
し、発電装置1の防音カバー19より発生する騒音を抑
制している。
5が配設され、該上部隔壁35に連続するラジエータ取
付部36にはラジエータ17が取り付けられており、該
ラジエータ17の下部には遮蔽板37が接続されてい
る。遮蔽板37は、筐体3内において略水平に配設さ
れ、遮蔽板37の上方にはマフラー22・23が配設さ
れ、下方には燃料タンク13が配設されている。
7に介在するファン21により、エンジン11側よりラ
ジエータ17に向けて冷却風が発生する。ラジエータ1
7を介した冷却風は、遮蔽板37の上方を通り、マフラ
ー23・22を介して発電装置1の上部に至る。そし
て、冷却風はガイド24により発電装置1の前方に向け
られ、上部隔壁35に沿って排風口30より筐体3外へ
排出される。
付部36及び遮蔽板37、そしてガイド24により、発
電装置1内において、防音カバー19の内側面を利用し
た排風経路を構成して、発電装置1をコンパクトにしな
がら排風経路を長く取ることができるようにして、騒音
の低減を図っている。
6及び遮蔽板37により、発電装置1の筐体3内を仕切
り、一方にエンジン11及び発電機12を配設し、他方
にマフラー22・23を配設して、エンジン11及び発
電機12を配設した側を冷却風の上流側とすることによ
り、発電装置1内の冷却効率を向上しながら騒音の低減
を図っている。
用いて、エンジン11に供給される燃料の経路を説明す
る。燃料タンク13にある燃料をエンジン11に供給す
るためには、燃料タンク13、燃料フィルタ53、電磁
フィードポンプ54・55等が必要となる。前記燃料フ
ィルタ53は、エンジン11に取り付けられたり、エン
ジン11とは別の固定した部材に取り付けられたりす
る。発電装置1の筐体3内に配設された燃料タンク13
内の燃料は、フィルタを内装するウォータセパレータ5
6に送られ、次に電磁フィードポンプ55に送られる。
該電磁フィードポンプ55は燃料タンク13の燃料配管
のエア抜きの性能を向上させるために設けられており、
該電磁フィードポンプ55の作動を制御するスイッチ5
7に与えられる電流によって電磁フィードポンプ55の
作動のON/OFFが制御されている。
ジン11のメカポンプ58に燃料が送られ、該メカポン
プ58によって燃料フィルタ53に圧送される。燃料フ
ィルタ53によって濾され調量された燃料は、燃料噴射
ポンプ59に送られて燃料噴射ノズル67へ達し、エン
ジン11の駆動源となる。燃料噴射ポンプ59で使用さ
れなかった燃料は、燃料フィルタ53及び燃料タンク1
3に戻される。
装される燃料タンク13の他に、筐体3の外部に配設さ
れた外部燃料タンク60から燃料をエンジン11に供給
できるように構成されている。
ク13とは別の外部燃料タンク60を設けた場合、一
旦、外部燃料タンク60の燃料を燃料タンク13に外部
用電磁フィードポンプ54で送り込み、燃料タンク13
からエンジン11に送られる。燃料タンク13に取り付
けられたフロートセンサ63により自動的に外部用電磁
フィードポンプ54はON/OFFされ、外部燃料タン
ク60から燃料タンク13に送られる燃料の量が調整さ
れる。なお、フロートセンサ63は外部用電磁フィード
ポンプ54に接続されたフィードポンプ作動判定回路6
2に電気的に接続されており、燃料タンク13内の燃料
がフロートスイッチ64によって決定された量に達すれ
ば、外部用電磁フィードポンプ54はOFFされるよう
に制御される。
配管)では、図3及び図6に示すように、エンジン11
に燃料フィルタ53を付設している。エンジン11に具
備される燃料噴射ポンプ59及び燃料噴射ノズル67
と、燃料フィルタ53との間には、燃料噴射ポンプ59
への燃料供給ホース65、燃料噴射ポンプ59のドレン
ホース66、燃料噴射ノズル67からのドレンホース6
8の、各配管が必要となるため、エンジン11に燃料フ
ィルタ53を取り付けることは、エンジン11周りの燃
料配管が集約できる点で有効である。
燃料フィルタ53への燃料供給ホース69及び燃料タン
ク13に戻すドレンホース70を、エンジン11の燃料
フィルタ53の付設位置から燃料タンク13設けた近傍
であって筐体3に設けられた配管固定部79に連絡する
必要があり、これらの配管は振動するエンジン11と配
管固定部79とを結ぶよう配管されることになるため、
エンジン11に取り付けられた部品類と配管との干渉や
摩擦が生じないようにしなければならない。
に設けられたエンジン支持部材72との間に燃料配管ガ
イド71を設けている。そして、前記燃料配管ガイド7
1は、エンジン11の外表面と、前記支持部材72のス
テー74との間に架設され、エンジン11に付設された
燃料フィルタ53と発電装置1の筐体3側に設けられた
配管固定部79との間に配設されている。
は、基部フレーム10に設けられた台座51にエンジン
支持部材72を介して支持されている。該エンジン支持
部材72は台座51に固設した支持柱73と、防振材2
8と、エンジン11側に固定したステー74とで構成さ
れ、支持柱73とステー74との間に防振材28を介設
することによって、基部フレーム10にエンジン11の
振動が伝動しないようにしている。
数を調整するためのガバナ(図示せず)が設けられてお
り、該ガバナを操作するためのコントロールレバー45
がエンジン11の表面に付設されている。該コントロー
ルレバー45は、操作ワイヤ48を介して、筐体3の外
表面近傍に設けられたレギュレータハンドル47に接続
されており、該レギュレータハンドル47を操作するこ
とによりコントロールレバー45を操作できるように構
成されている。そして、燃料配管ガイド71によって、
コントロールレバー45やこれに接続された操作ワイヤ
48に燃料配管が接触して、燃料配管が破損することの
ないようにその位置を規制している。
に、略棒状のガイド部71aと、該ガイド部71aの中
途部において略直角に固定された略板状の規制部71b
とで構成されている。ガイド部71aはエンジン11の
側面から立ち上がって、図9に示す底面視で略門状とな
るようにして、エンジン11の外表面と接触しないよう
に形成され、該ガイド部71aに燃料配管を沿わせた状
態に配設する。さらに、燃料配管ガイド71の規制部7
1bによって、燃料配管がコントロールレバー45側へ
移動することのないように規制している。そして、コン
トロールレバー45に接続された操作ワイヤ48の先端
が燃料配管に接触しないように、規制部71bによって
燃料配管を保護するものである。これにより、操作ワイ
ヤ48の取り付けや調節時の労力を軽減できる。
は、電磁フィードポンプ54・55を複数設けているた
め、電磁フィードポンプ54・55を単数設けるときと
比べて、燃料配管に必要なスペースが大きくなる。しか
し、発電装置1は、その機能を保持しながらも装置全体
をコンパクトに構成することが求められており、従っ
て、燃料配管に係るスペースを削減することが望まれ
る。
スペースを削減するための構造が備えられている。以下
に、電磁フィードポンプ55の燃料配管及び設置を例に
挙げて燃料配管のスペースを削減のための構造を説明す
る。但し、この燃料配管構造は電磁フィードポンプ55
の配管のみに限定されるものではない。
積、浸水を逃れる場所に設置することが好ましい。従っ
て、泥や水の堆積、浸水を逃れるに十分な高い位置にあ
り、電磁フィードポンプ55を支持するに十分な強度を
持った部材に電磁フィードポンプ55を配置している。
本実施例では、この強度部材は、基部フレーム10に設
けられた台座51であり、電磁フィードポンプ55の設
置のための専用のステーを排除してコンパクトに燃料配
管を配管することを可能とするとともに、部品点数を減
らすことにより製造コストを削減している。
55のIN側及びOUT側のホース75・76の接続部
は略同一直線状に配設されているため、限られたスペー
スで、配管長さを可能な限り短くし、且つ、燃料配管を
集中させるために、IN側又はOUT側のホース75・
76をU字状に曲折して、IN側又はOUT側のいずれ
かの方向にまとめて、すなわち、IN側とOUT側に接
続されたホース75・76を略平行となるように配置し
て、コンパクトに配管できるようにしている。
るホースをU字状に曲折して配管するために、図6、図
7及び10に示すように、エンジン支持部材72の構成
部材である支持柱73に、ホースを挿通させるための挿
通孔77を設けている。挿通孔77の開口部の形状は楕
円状として挿通孔77の内部において角を無くすこと
で、ホースが挿通孔77の内部において滑らかに移動で
きるようにしている。また、図11に示すように、支持
柱73に設ける挿通孔77(77A)の開口部の形状
を、面取りした略矩形状とすることもできる。このと
き、開口部の形状を丸状とするときと比較して、開口部
の面積を広く取ることが可能となり、多くの配管を挿通
孔に挿通させることができる。
料配管をコンパクトにまとめることができる。例えば、
電磁フードポンプ55では、電磁フィードポンプ55の
IN側又はOUT側に接続したホース75・76のう
ち、いずれか一方若しくは両方を挿通孔77に挿通させ
れば、ホース75・76は無理なくU字状に曲折した状
態に保持されて、IN側とOUT側に接続されたホース
75・76が略平行に配置される。
ホースを挿通して配管することで、燃料配管とエンジン
11の支持に係るスペースを共有し、その結果、燃料配
管とエンジン11支持に係るスペースを削減している。
ドポンプ55は筐体3の防音カバー19に設けられた扉
5に近接して配設されているが、電磁フィードポンプ5
5に接続されたホース75・76を、該電磁フィードポ
ンプ55より内側に位置するエンジン支持部材72の内
部を通して配管することで、扉5とホース75・76が
干渉しにくい構造となるため、扉5と電磁フィードポン
プ55の離間距離を互いに接触しない程度に近接して配
置することができ、発電装置1のコンパクト化に寄与し
ている。
置される燃料配管は、エンジン支持部材72よりも発電
装置1の内部側であって、エンジン11の下方に配管さ
れることがあり、この場合、エンジン11下部に位置す
るオイルパン29と干渉する可能性があるが、上記例の
ように、エンジン支持部材72の内部を挿通するよう配
管することによってその不具合を解消し、さらに、エン
ジン11とエンジン支持部材72の間の配管のためのス
ペースが不要であるため、ここでも発電装置1のコンパ
クト化に寄与している。
挿通して配管することにより、挿通孔77がこれらのホ
ースをまとめるバンドの役割を果たし、燃料配管を集中
配管することができる。このとき、挿通孔77にホース
が保持されることによって、ホースが振動してその配管
配置がずれることを防止している。
(77B)の開口縁77aであって、その内周部若しく
は開口縁77aと同一円周上に、丸棒若しくは丸パイプ
で形成した保護体78を、挿通孔77の開口縁77aに
沿設させることができる。このとき、開口縁77aの角
が保護体78によって覆われるため、挿通孔77に挿入
されたホースは開口縁77aの角ではなく、滑らかな保
護体78の外表面に接触することになる。従って、ホー
スが挿通孔77の開口縁77aの角への当接や摩擦によ
って破損することを防止できる。
は、開口部の形状が略楕円の環状であるが、図13に示
すように、挿通孔77(77C)の開口部の形状が面取
りした略矩形の環状とすることもできる。このとき、保
護体78は挿通孔77の開口部の形状に合わせて略矩形
枠状に形成されている。さらに、保護体78は挿通孔7
7の開口縁77aに沿って一体的に形成することや、複
数の部材によって構成することができる。複数の部材で
保護体78を構成した場合、挿通孔77の開口縁77a
の形状に合わせるよう微調整しやすい。
以下に示すような効果を奏する。
料タンク及び発電機等を筐体に内装したパッケージ型発
電装置において、筐体側に設けられた台座に固設された
エンジン支持部材に燃料配管若しくは冷却水ドレン配管
を挿通可能な挿通孔を形成したので、挿通孔に配管を挿
通させることで、エンジン支持と配管のスペースを共有
することによって、これらの占めるスペースが削減でき
る。
電装置の燃料配管構造において、前記挿通孔の開口部形
状を略楕円形状としたので、挿通孔に挿通した配管が挿
通孔内部を滑らかに移動することができる。
電装置の燃料配管構造において、前記孔挿通孔の開口部
形状を略矩形状としたので、円状とするときと比較して
挿通孔の面積を広くとることができより多くの配管を挿
通させることができる。
3のいずれかに記載の発電装置の燃料配管構造におい
て、前記挿通孔の開口縁に円筒体又は棒体を沿設したの
で、配管が挿通孔の開口部と当接したり摩擦したりする
ことによって発生する配管の損傷を防止できる。
ク及び発電機等を筐体に内装したパッケージ型発電装置
において、エンジンに付設された燃料フィルタと発電装
置の筐体側に設けられた配管固定部との間に燃料配管ガ
イドを備え、燃料配管ガイドはエンジンに固設したの
で、燃料フィルタから配管固定部間の配管をガイド可能
であると共に、エンジンの振動により配管とエンジン周
辺機器との接触による破損を防止することができる。
電装置の燃料配管構造において、前記燃料配管ガイド
を、燃料配管を沿わせて配置する略棒状のガイド部と、
該ガイド部の中途に設けた略板状の規制部とで構成した
ので、エンジンの振動により配管の位置が変化してエン
ジンの近傍に配設される機器に当接することを防止でき
る。
を示す右側面図。
部材を構成する支持柱を示す右側面図。
部材を構成する支持柱の別形態を示す右側面図。
Claims (6)
- 【請求項1】 エンジン、燃料タンク及び発電機等を筐
体に内装したパッケージ型発電装置において、筐体側に
設けられた台座に固設されたエンジン支持部材に燃料配
管若しくは冷却水ドレン配管を挿通可能な挿通孔を形成
したことを特徴とする発電装置の燃料配管構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の発電装置の燃料配管構
造において、前記挿通孔の開口部形状を略楕円形状とし
たことを特徴とする発電装置の燃料配管構造。 - 【請求項3】 請求項1に記載の発電装置の燃料配管構
造において、前記孔挿通孔の開口部形状を略矩形状とし
たことを特徴とする発電装置の燃料配管構造。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の発電装置の燃料配管構造において、前記挿通孔の開口
縁に円筒体又は棒体を沿設したことを特徴とする発電装
置の燃料配管構造。 - 【請求項5】 エンジン、燃料タンク及び発電機等を筐
体に内装したパッケージ型発電装置において、エンジン
に付設された燃料フィルタと発電装置の筐体側に設けら
れた配管固定部との間に燃料配管ガイドを備え、燃料配
管ガイドはエンジンに固設したことを特徴とする発電装
置の燃料配管構造。 - 【請求項6】 請求項5に記載の発電装置の燃料配管構
造において、前記燃料配管ガイドを、燃料配管を沿わせ
て配置する略棒状のガイド部と、該ガイド部の中途に設
けた略板状の規制部とで構成したことを特徴とする発電
装置の燃料配管構造。
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2001
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