JP2004009910A - ドアアウタパッド - Google Patents
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Abstract
【課題】取付作業性を向上させるとともに取付作業に伴うコストを低減することができるドアアウタパッドを提供する。
【解決手段】ドアアウタパッド8の下側延出部83は、ドアアウタパッド本体81よりアウタパネル2側で底面82から下方に向かって延出した挟入部84と、挟入部84の上端部のインナパネル側端からインナパネルに向かって延出した規制部85とから構成されている。挟入部84は、その厚さ84aをサイドドアビーム6とアウタパネル2との間に形成された隙間Cに挟入するように形成されている。一方、規制部85は、ドアアウタパッド8のサイドドアスティフナ5に取り付ける上下方向Dの取付位置Eで底面85aをサイドドアビーム6に当接させることによって挟入部84の隙間Cへの挟入を規制している。
【選択図】 図2
【解決手段】ドアアウタパッド8の下側延出部83は、ドアアウタパッド本体81よりアウタパネル2側で底面82から下方に向かって延出した挟入部84と、挟入部84の上端部のインナパネル側端からインナパネルに向かって延出した規制部85とから構成されている。挟入部84は、その厚さ84aをサイドドアビーム6とアウタパネル2との間に形成された隙間Cに挟入するように形成されている。一方、規制部85は、ドアアウタパッド8のサイドドアスティフナ5に取り付ける上下方向Dの取付位置Eで底面85aをサイドドアビーム6に当接させることによって挟入部84の隙間Cへの挟入を規制している。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のサイドドアに取り付けられるドアアウタパッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両のサイドドアには、外側を構成するアウタパネルと内側を構成するインナパネルとの間に内部空間が形成されており、この内部空間には、例えば図7に示すようなドアアウタパッド101が設けられている。
【0003】
内部空間のアウタパネル側には、アウタパネルの張り剛性を高める補強材であるサイドドアスティフナ110と、サイドドア全体の剛性を高める補強材であるサイドドアビーム120とが上下に離れた状態でサイドドアの前後方向Aに延設されており、サイドドアスティフナ110とサイドドアビーム120にはインナパネル側からドアアウタパッド101が架け渡して取り付けられている。
【0004】
このドアアウタパッド101には、上端部102の左右側に上側取付穴103、103が形成されており、下端部104の中央部には下側取付穴105が形成されている。
【0005】
一方、サイドドアスティフナ110にはドアアウタパッド101の上側取付穴103、103に対応する孔111が形成されており、サイドドアビーム120にはドアアウタパッド101の下側取付穴105に対応する孔121が形成された取付部材122が溶着されている。
【0006】
そして、ドアアウタパッド101の上側取付穴103、103からサイドドアスティフナ110の孔111、111と、ドアアウタパッド101の下側取付穴105からサイドドアビーム120の取付部材122の孔121とにそれぞれクリップ130を挿入して係止させることにより、サイドドアスティフナ110とサイドドアビーム120とに取り付けられている。
【0007】
これにより車両の側面衝突時においてアウタパネルが車室内側へ変形しても、このドアアウタパッド101にアウタパネルが当接して衝突力が吸収されるのでアウタパネルの一定量以上の変形が阻止され、側面衝突時における乗員の安全が確保されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなドアアウタパッド101においては、サイドドアスティフナ110、サイドドアビーム120の両方にクリップ130で取り付けるため、取付時には片方の手でドアアウタパッドの取付穴103、105を両補強材110、120の取付穴111、121に合わせて保持しながらもう片方の手でクリップ130をそれぞれドアアウタパッド101の取付穴103、105から各補強材110、120の取付穴111、121に挿入しなければならない。したがって、ドアアウタパッド101の取付作業性が今ひとつ良くなかった。
【0009】
また、ドアアウタパッド101をサイドドアビーム120のようなドア全体の剛性を高める補強材にクリップ130で取り付けるような場合には、サイドドアビーム120に直接クリップ130を通す孔を設けるのは強度上好ましくないため、クリップ130を通す孔121を備えた取付部材122をサイドドアビーム120に設けなくてはならない。したがって、このような場合には、取り付けに必要な部品点数が増加してコスト増となってしまう問題があった。
【0010】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、取付作業性を向上させるとともに取付作業に伴うコストを低減することができるドアアウタパッドを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の請求項1記載のドアアウタパッドにおいては、車両のサイドドアのアウタパネルとインナパネルとの間に形成された内部空間内の前記アウタパネル側で上下に離れた状態で前記サイドドアの前後方向に延設された上下補強材に、前記インナパネル側から架け渡して取り付けるドアアウタパッドにおいて、前記上下補強材の一方と前記アウタパネルとの間に形成された隙間に挟入する挟入部を備えたものとしている。
【0012】
かかる構成においてドアアウタパッドを上下補強材に取り付ける際に、挟入部を一方の補強材とアウタパネルとの間の隙間に挟入することによりドアアウタパッドが仮止されるため、他方の補強材にドアアウタパッドを手で保持しなくても取り付けることができる。
【0013】
また、ドアアウタパッドは、挟入部を前記隙間に挟入することにより一方の補強材とアウタパネルとで挟持されて取り付けられるため、一方の補強材にドアアウタパッドを取り付けるためのクリップや取付部材が不要となり、取付に必要な部品点数を減らすことができる。
【0014】
また、請求項2記載のドアアウタパッドにおいては、前記挟入部の前記隙間への挟入を、前記ドアアウタパッドの前記上下補強材の他方に取り付ける上下方向の取付位置で規制する規制部を備えたものとしている。
【0015】
かかる構成においては、挟入部を前記隙間に挟入した状態では規制部により他方の補強材に対するドアアウタパッドの上下方向の取付位置が固定されるため、ドアアウタパッドを他方の補強材に容易に取り付けることができる。
【0016】
また、請求項3記載のドアアウタパッドにおいては、前記挟入部は、前記隙間への挟入時に前記アウタパネルに接触するアウタパネル接触部が弾性を有しているものとしている。
【0017】
かかる構成において、挟入部を前記隙間に挟入した際には、アウタパネル接触部がアウタパネルに押されて変形するため、ドアアウタパッドの取付時にアウタパネルが外側へ押し出されるのを防ぐことができる。
【0018】
また、請求項4記載のドアアウタパッドにおいては、前記挟入部の前記アウタパネル接触部を、前記挟入部の前記アウタパネル側に設けた弾性を有する凸条で構成したものとしている。
【0019】
かかる構成において、挟入部を前記隙間に挟入した際には、凸条がアウタパネルに押されて潰れるため、挟入部に凸条を設けるという簡単な構成でドアアウタパッドの取付時にアウタパネルが外側へ押し出されるのを防ぐことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。
【0021】
図1は、本発明の第一の実施の形態を示す車両の左側のサイドドア1の左側面図である。このサイドドア1は、外側を構成するアウタパネル2と内側を構成するインナパネル3とが内部空間4を形成するように周縁部21、31で接合して形成されている。
【0022】
内部空間4内のアウタパネル2側において上側には、アウタパネル2の張り剛性を高める補強材であるサイドドアスティフナ5がサイドドア1の前後方向Aに真っ直ぐ延在して両端部51、51がインナパネル3の前後の周縁部31、31に取り付けられている。
【0023】
一方、内部空間4のアウタパネル2側において下側には、サイドドア1全体の剛性を高める補強材である丸棒状のサイドドアビーム6がサイドドアスティフナ5と上下に離れた状態でサイドドア1の前後方向Aで後側を下にして斜めに延在しており、両端部61、61がインナパネル3の前後の周縁部31、31に取り付けられている。
【0024】
また、サイドドアスティフナ5とアウタパネル2との間、及びサイドドアビーム6とアウタパネル2との間にはそれぞれマスチック7(弾性を有する隙間充填材)が介在されている。
【0025】
そして、サイドドアスティフナ5とサイドドアビーム6とには乗員の腰と対応する位置にインナパネル3側から本発明のドアアウタパッド8が架け渡されてサイドドアスティフナ5にクリップ9、9で取り付けられている。
【0026】
図2は、図1のSA−SA線に沿う要部断面図であり、図3はドアアウタパッド8の取付構造を示す分解斜視図である。このドアアウタパッド8は硬質ウレタン樹脂等の硬質の合成樹脂製であって、平板状に成形されているとともに、サイドドアスティフナ5とサイドドアビーム6とに架け渡して取り付けた状態でアウタパネル2との間に所定量の隙間Bを形成するように成形されている。
【0027】
またこのドアアウタパッド8には、ドアアウタパッド本体81の底面82の中間に、底面82から下方に向かって延出した下側延出部83が前後方向Aに並列して複数形成されている。
【0028】
この下側延出部83は、図4にも示すようにインナパネル3側に向いた逆L型に形成されており、ドアアウタパッド本体81よりアウタパネル2側で底面82から下方に向かって延出した挟入部84と、挟入部84の上端部のインナパネル3側端からインナパネル3に向かって延出した規制部85とから構成されている。
【0029】
挟入部84は、その厚さ84aをサイドドアビーム6とアウタパネル2との間に形成された隙間Cよりも若干大きく設定して隙間Cに挟入するように形成されており、さらに挟入部84のアウタパネル側面86には上下方向Dに延在した凸条87が前後方向Aに並列して複数設けられている。
【0030】
この凸条87は、図5(図2のSB−SB断面図)に示すように、先端88が基端89よりも幅が狭い山形状に形成された筋状の凸であり、挟入部84の隙間Cへの挟入時には先端88がアウタパネル2に接触する本発明のアウタパネル接触部を構成している。
【0031】
一方、規制部85は、図2に示すように、挟入部84の隙間Cへの挟入時において、ドアアウタパッド8のサイドドアスティフナ5に取り付ける上下方向Dの取付位置Eでサイドドアビーム6に底面85aが当接するように高さ85bが設定されて形成されている。したがって、規制部85は、取付位置Eで底面85aをサイドドアビーム6に当接させることによって、挟入部84の隙間Cへの挟入を規制している。
【0032】
また、ドアアウタパッド本体81の上端部81aには、ドアアウタパッド8を前記サイドドアスティフナ5に取り付けるクリップ9の基端部91を係止する取付穴81bが前後方向Aに複数形成されており、この取付穴81bと対応してサイドドアスティフナ5にはクリップ9の先端部92を係止する孔52が前後方向Aに複数形成されている。
【0033】
かかる構成において、ドアアウタパッド8をサイドドアスティフナ5とサイドサビーム6とに取り付ける際には、挟入部84をサイドドアビーム6とアウタパネル2との間の隙間Cに挟入してインナパネル3側からサイドドアスティフナ5とサイドドアビーム6とに架け渡し、クリップ9を上端部81aの取付穴81bからサイドドアスティフナ5の孔52に挿入して上端部81aをサイドドアスティフナ5に係止させる。
【0034】
したがって、挟入部84を隙間Cに挟入することにより、挟入部84がアウタパネル2とサイドドアビーム6とで挟持されてドアアウタパッド8がサイドドアに仮止めされるため、ドアアウタパッド8の上端部81aを手で保持しなくてもサイドドアスティフナ5に取り付けることができる。よって、ドアアウタパッド8の取付作業性を向上させることができる。
【0035】
さらに、挟入部84を隙間Cに挟入した状態では、規制部85がサイドドアビーム6に当接することによりドアアウタパッド8のサイドドアスティフナ5に対する上下方向Dの取付位置Eが固定されるため、ドアアウタパッド8をサイドドアスティフナ5に容易に取り付けることができる。よって、ドアアウタパッド8の取付作業性をさらに向上させることができる。
【0036】
また、サイドドアビーム6は丸棒状に形成されているので、サイドドアビームが角棒状である場合と比べて隙間Cの上部が広がるので、挟入部84を隙間Cに挟入しやすくすることができる。よって、ドアアウタパッド8の取付作業性をよりいっそう向上させることができる。
【0037】
また、ドアアウタパッド8は、挟入部84を隙間Cに挟入することによりサイドドアビーム6とアウタパネルとで挟持されて取り付けられるため、一方の補強材であるサイドドアビーム6にドアアウタパッド8を取り付けるためのクリップ9や取付部材が不要となり、取付に必要な部品点数を減らすことができる。よって、ドアアウタパッド8の取付作業にかかるコストを低減することができる。
【0038】
また、ドアアウタパッド8を取り付けた際には、サイドドアビーム6とアウタパネル3との間に挟入部84が介在した状態になるため、この挟入部84をマスチック7(図1及び図2参照)の代わりにすることができる。よって、マスチック7の設定数を減らすことができるので、サイドドア1の製造にかかるコストを低減することができる。
【0039】
また、挟入部84において、隙間Cへの挟入時にアウタパネル2に接触するアウタパネル接触部を弾性を有する凸条87で構成したことにより、挟入時にはこの凸条がアウタパネル2で押されて潰れるため、ドアアウタパッド8の取付時にアウタパネル2が外側に押し出されるのを防ぐことができる。よって、サイドドア1の外観性の低下を抑えることができる。
【0040】
さらに、この凸条87は先端88が基端89よりも幅が狭い山形状に形成されていることから、凸条が山形状に形成されていない場合に比べて変形しやすくなるため、ドアアウタパッド8を取り付けてもアウタパネル2が外側に押し出されるのを防ぐことができる。よって、サイドドア1の外観性の低下をより確実に抑えることができる。
【0041】
また、挟入部84に凸条87を設けるという簡単な構成でドアアウタパッド8の取付時にアウタパネル2が外側へ押し出されるのを防ぐことができる。よって、ドアアウタパッド8の取り付けに伴うサイドドア1の外観性の低下をコストをかけずに抑えることができる。
【0042】
また図6は、本発明の第2の実施の形態を示すサイドドア200に取り付けられたドアアウタパッド201の取付構造の要部断面図である。以下、第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し、異なる部分を中心に説明する。
【0043】
このドアアウタパッド201は、第1の実施の形態のドアアウタパッド8と同様に硬質の合成樹脂から成形されているとともに、ドアアウタパッド本体の底面にインナパネル3側に向いた逆L字型の下側延出部202が設けられている。
【0044】
この下側延出部202は、第1の実施の形態のドアアウタパッド8の下側延出部83と同様に、ドアアウタパッド本体よりアウタパネル2側で底面から下方に向かって延出してサイドドアビーム6とアウタパネル2との間の隙間Cに挟入する挟入部203と、挟入部203の上端部のインナパネル側端からインナパネルに向かって延出した規制部(図示せず)とから構成されている。
【0045】
そして、本実施の形態の挟入部203では内部に空間204が設けられた中空状に形成されており、これにより挟入部203において隙間Cへの挟入時にアウタパネル2と接触するアウタパネル接触部205が弾性を有した構成となっている。
【0046】
かかる構成において、挟入部203を隙間Cに挟入した際には、アウタパネル接触部205がアウタパネル2に押されて変形するため、ドアアウタパッド201の取付時にアウタパネル2が外側へ押し出されるのを防ぐことができる。よって、第1の実施の形態のドアアウタパッド8と同様に、ドアアウタパッド201の取り付けに伴うサイドドア200の外観性の低下を抑えることができる。
【0047】
また、アウタパネル接触部205が弾性を有するように挟入部203を中空状に形成したことにより、第1の実施の形態の挟入部84に比べて空間204の分だけ材料を減らすことができる。よって、ドアアウタパッド201の取り付けに伴うサイドドア200の外観性の低下をドアアウタパッド201の材料コストを低減させながら抑えることができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1記載のドアアウタパッドにおいては、ドアアウタパッドを上下補強材に取り付ける際に、挟入部を一方の補強材とアウタパネルとの間の隙間に挟入することによりドアアウタパッドが仮止されるため、他方の補強材にドアアウタパッドを手で保持しなくても取り付けることができる。よって、ドアアウタパッドの取付作業性を向上させることができる。
【0049】
また、ドアアウタパッドは、挟入部を前記隙間に挟入することにより一方の補強材とアウタパネルとで挟持されて取り付けられるため、一方の補強材にドアアウタパッドを取り付けるためのクリップや取付部材が不要となり、取り付けに必要な部品点数を減らすことができる。よって、ドアアウタパッドの取付作業にかかるコストを低減することができる。
【0050】
また、請求項2記載のドアアウタパッドにおいては、挟入部を前記隙間に挟入した状態では規制部により他方の補強材に対するドアアウタパッドの上下方向の取付位置が固定されるため、ドアアウタパッドを他方の補強材に容易に取り付けることができる。よって、ドアアウタパッドの取付作業性をさらに向上させることができる。
【0051】
また、請求項3記載のドアアウタパッドにおいては、挟入部を前記隙間に挟入した際にアウタパネル接触部がアウタパネルに押されて変形するため、ドアアウタパッドの取付時にアウタパネルが外側へ押し出されるのを防ぐことができる。よって、ドアアウタパッドの取り付けに伴うサイドドアの外観性の低下を抑えることができる。
【0052】
また、請求項4記載のドアアウタパッドにおいては、挟入部を前記隙間に挟入した際に凸条がアウタパネルに押されて潰れるため、挟入部に凸条を設けるという簡単な構成でドアアウタパッドの取付時にアウタパネルが外側へ押し出されるのを防ぐことができる。よって、ドアアウタパッドの取り付けに伴うサイドドアの外観性の低下をコストをかけずに抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すサイドドアの左側面図である。
【図2】図1のSA−SA線に沿う要部断面図である。
【図3】ドアアウタパッドの取付構造の分解斜視図である。
【図4】ドアアウタパッドの取付状態の斜視図である。
【図5】図2のSB−SB線に沿う断面図ある。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示すドアアウタパッドの取付構造の要部断面図である。
【図7】従来のドアアウタパッドの取付構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 サイドドア
2 アウタパネル
3 インナパネル
4 内部空間
5 サイドドアスティフナ
6 サイドドアビーム
8 ドアアウタパッド
84 挟入部
85 規制部
87 凸条
200 サイドドア
201 ドアアウタパッド
203 挟入部
205 アウタパネル接触部
A 前後方向
C 隙間
D 上下方向
E 取付位置
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のサイドドアに取り付けられるドアアウタパッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両のサイドドアには、外側を構成するアウタパネルと内側を構成するインナパネルとの間に内部空間が形成されており、この内部空間には、例えば図7に示すようなドアアウタパッド101が設けられている。
【0003】
内部空間のアウタパネル側には、アウタパネルの張り剛性を高める補強材であるサイドドアスティフナ110と、サイドドア全体の剛性を高める補強材であるサイドドアビーム120とが上下に離れた状態でサイドドアの前後方向Aに延設されており、サイドドアスティフナ110とサイドドアビーム120にはインナパネル側からドアアウタパッド101が架け渡して取り付けられている。
【0004】
このドアアウタパッド101には、上端部102の左右側に上側取付穴103、103が形成されており、下端部104の中央部には下側取付穴105が形成されている。
【0005】
一方、サイドドアスティフナ110にはドアアウタパッド101の上側取付穴103、103に対応する孔111が形成されており、サイドドアビーム120にはドアアウタパッド101の下側取付穴105に対応する孔121が形成された取付部材122が溶着されている。
【0006】
そして、ドアアウタパッド101の上側取付穴103、103からサイドドアスティフナ110の孔111、111と、ドアアウタパッド101の下側取付穴105からサイドドアビーム120の取付部材122の孔121とにそれぞれクリップ130を挿入して係止させることにより、サイドドアスティフナ110とサイドドアビーム120とに取り付けられている。
【0007】
これにより車両の側面衝突時においてアウタパネルが車室内側へ変形しても、このドアアウタパッド101にアウタパネルが当接して衝突力が吸収されるのでアウタパネルの一定量以上の変形が阻止され、側面衝突時における乗員の安全が確保されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなドアアウタパッド101においては、サイドドアスティフナ110、サイドドアビーム120の両方にクリップ130で取り付けるため、取付時には片方の手でドアアウタパッドの取付穴103、105を両補強材110、120の取付穴111、121に合わせて保持しながらもう片方の手でクリップ130をそれぞれドアアウタパッド101の取付穴103、105から各補強材110、120の取付穴111、121に挿入しなければならない。したがって、ドアアウタパッド101の取付作業性が今ひとつ良くなかった。
【0009】
また、ドアアウタパッド101をサイドドアビーム120のようなドア全体の剛性を高める補強材にクリップ130で取り付けるような場合には、サイドドアビーム120に直接クリップ130を通す孔を設けるのは強度上好ましくないため、クリップ130を通す孔121を備えた取付部材122をサイドドアビーム120に設けなくてはならない。したがって、このような場合には、取り付けに必要な部品点数が増加してコスト増となってしまう問題があった。
【0010】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、取付作業性を向上させるとともに取付作業に伴うコストを低減することができるドアアウタパッドを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の請求項1記載のドアアウタパッドにおいては、車両のサイドドアのアウタパネルとインナパネルとの間に形成された内部空間内の前記アウタパネル側で上下に離れた状態で前記サイドドアの前後方向に延設された上下補強材に、前記インナパネル側から架け渡して取り付けるドアアウタパッドにおいて、前記上下補強材の一方と前記アウタパネルとの間に形成された隙間に挟入する挟入部を備えたものとしている。
【0012】
かかる構成においてドアアウタパッドを上下補強材に取り付ける際に、挟入部を一方の補強材とアウタパネルとの間の隙間に挟入することによりドアアウタパッドが仮止されるため、他方の補強材にドアアウタパッドを手で保持しなくても取り付けることができる。
【0013】
また、ドアアウタパッドは、挟入部を前記隙間に挟入することにより一方の補強材とアウタパネルとで挟持されて取り付けられるため、一方の補強材にドアアウタパッドを取り付けるためのクリップや取付部材が不要となり、取付に必要な部品点数を減らすことができる。
【0014】
また、請求項2記載のドアアウタパッドにおいては、前記挟入部の前記隙間への挟入を、前記ドアアウタパッドの前記上下補強材の他方に取り付ける上下方向の取付位置で規制する規制部を備えたものとしている。
【0015】
かかる構成においては、挟入部を前記隙間に挟入した状態では規制部により他方の補強材に対するドアアウタパッドの上下方向の取付位置が固定されるため、ドアアウタパッドを他方の補強材に容易に取り付けることができる。
【0016】
また、請求項3記載のドアアウタパッドにおいては、前記挟入部は、前記隙間への挟入時に前記アウタパネルに接触するアウタパネル接触部が弾性を有しているものとしている。
【0017】
かかる構成において、挟入部を前記隙間に挟入した際には、アウタパネル接触部がアウタパネルに押されて変形するため、ドアアウタパッドの取付時にアウタパネルが外側へ押し出されるのを防ぐことができる。
【0018】
また、請求項4記載のドアアウタパッドにおいては、前記挟入部の前記アウタパネル接触部を、前記挟入部の前記アウタパネル側に設けた弾性を有する凸条で構成したものとしている。
【0019】
かかる構成において、挟入部を前記隙間に挟入した際には、凸条がアウタパネルに押されて潰れるため、挟入部に凸条を設けるという簡単な構成でドアアウタパッドの取付時にアウタパネルが外側へ押し出されるのを防ぐことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。
【0021】
図1は、本発明の第一の実施の形態を示す車両の左側のサイドドア1の左側面図である。このサイドドア1は、外側を構成するアウタパネル2と内側を構成するインナパネル3とが内部空間4を形成するように周縁部21、31で接合して形成されている。
【0022】
内部空間4内のアウタパネル2側において上側には、アウタパネル2の張り剛性を高める補強材であるサイドドアスティフナ5がサイドドア1の前後方向Aに真っ直ぐ延在して両端部51、51がインナパネル3の前後の周縁部31、31に取り付けられている。
【0023】
一方、内部空間4のアウタパネル2側において下側には、サイドドア1全体の剛性を高める補強材である丸棒状のサイドドアビーム6がサイドドアスティフナ5と上下に離れた状態でサイドドア1の前後方向Aで後側を下にして斜めに延在しており、両端部61、61がインナパネル3の前後の周縁部31、31に取り付けられている。
【0024】
また、サイドドアスティフナ5とアウタパネル2との間、及びサイドドアビーム6とアウタパネル2との間にはそれぞれマスチック7(弾性を有する隙間充填材)が介在されている。
【0025】
そして、サイドドアスティフナ5とサイドドアビーム6とには乗員の腰と対応する位置にインナパネル3側から本発明のドアアウタパッド8が架け渡されてサイドドアスティフナ5にクリップ9、9で取り付けられている。
【0026】
図2は、図1のSA−SA線に沿う要部断面図であり、図3はドアアウタパッド8の取付構造を示す分解斜視図である。このドアアウタパッド8は硬質ウレタン樹脂等の硬質の合成樹脂製であって、平板状に成形されているとともに、サイドドアスティフナ5とサイドドアビーム6とに架け渡して取り付けた状態でアウタパネル2との間に所定量の隙間Bを形成するように成形されている。
【0027】
またこのドアアウタパッド8には、ドアアウタパッド本体81の底面82の中間に、底面82から下方に向かって延出した下側延出部83が前後方向Aに並列して複数形成されている。
【0028】
この下側延出部83は、図4にも示すようにインナパネル3側に向いた逆L型に形成されており、ドアアウタパッド本体81よりアウタパネル2側で底面82から下方に向かって延出した挟入部84と、挟入部84の上端部のインナパネル3側端からインナパネル3に向かって延出した規制部85とから構成されている。
【0029】
挟入部84は、その厚さ84aをサイドドアビーム6とアウタパネル2との間に形成された隙間Cよりも若干大きく設定して隙間Cに挟入するように形成されており、さらに挟入部84のアウタパネル側面86には上下方向Dに延在した凸条87が前後方向Aに並列して複数設けられている。
【0030】
この凸条87は、図5(図2のSB−SB断面図)に示すように、先端88が基端89よりも幅が狭い山形状に形成された筋状の凸であり、挟入部84の隙間Cへの挟入時には先端88がアウタパネル2に接触する本発明のアウタパネル接触部を構成している。
【0031】
一方、規制部85は、図2に示すように、挟入部84の隙間Cへの挟入時において、ドアアウタパッド8のサイドドアスティフナ5に取り付ける上下方向Dの取付位置Eでサイドドアビーム6に底面85aが当接するように高さ85bが設定されて形成されている。したがって、規制部85は、取付位置Eで底面85aをサイドドアビーム6に当接させることによって、挟入部84の隙間Cへの挟入を規制している。
【0032】
また、ドアアウタパッド本体81の上端部81aには、ドアアウタパッド8を前記サイドドアスティフナ5に取り付けるクリップ9の基端部91を係止する取付穴81bが前後方向Aに複数形成されており、この取付穴81bと対応してサイドドアスティフナ5にはクリップ9の先端部92を係止する孔52が前後方向Aに複数形成されている。
【0033】
かかる構成において、ドアアウタパッド8をサイドドアスティフナ5とサイドサビーム6とに取り付ける際には、挟入部84をサイドドアビーム6とアウタパネル2との間の隙間Cに挟入してインナパネル3側からサイドドアスティフナ5とサイドドアビーム6とに架け渡し、クリップ9を上端部81aの取付穴81bからサイドドアスティフナ5の孔52に挿入して上端部81aをサイドドアスティフナ5に係止させる。
【0034】
したがって、挟入部84を隙間Cに挟入することにより、挟入部84がアウタパネル2とサイドドアビーム6とで挟持されてドアアウタパッド8がサイドドアに仮止めされるため、ドアアウタパッド8の上端部81aを手で保持しなくてもサイドドアスティフナ5に取り付けることができる。よって、ドアアウタパッド8の取付作業性を向上させることができる。
【0035】
さらに、挟入部84を隙間Cに挟入した状態では、規制部85がサイドドアビーム6に当接することによりドアアウタパッド8のサイドドアスティフナ5に対する上下方向Dの取付位置Eが固定されるため、ドアアウタパッド8をサイドドアスティフナ5に容易に取り付けることができる。よって、ドアアウタパッド8の取付作業性をさらに向上させることができる。
【0036】
また、サイドドアビーム6は丸棒状に形成されているので、サイドドアビームが角棒状である場合と比べて隙間Cの上部が広がるので、挟入部84を隙間Cに挟入しやすくすることができる。よって、ドアアウタパッド8の取付作業性をよりいっそう向上させることができる。
【0037】
また、ドアアウタパッド8は、挟入部84を隙間Cに挟入することによりサイドドアビーム6とアウタパネルとで挟持されて取り付けられるため、一方の補強材であるサイドドアビーム6にドアアウタパッド8を取り付けるためのクリップ9や取付部材が不要となり、取付に必要な部品点数を減らすことができる。よって、ドアアウタパッド8の取付作業にかかるコストを低減することができる。
【0038】
また、ドアアウタパッド8を取り付けた際には、サイドドアビーム6とアウタパネル3との間に挟入部84が介在した状態になるため、この挟入部84をマスチック7(図1及び図2参照)の代わりにすることができる。よって、マスチック7の設定数を減らすことができるので、サイドドア1の製造にかかるコストを低減することができる。
【0039】
また、挟入部84において、隙間Cへの挟入時にアウタパネル2に接触するアウタパネル接触部を弾性を有する凸条87で構成したことにより、挟入時にはこの凸条がアウタパネル2で押されて潰れるため、ドアアウタパッド8の取付時にアウタパネル2が外側に押し出されるのを防ぐことができる。よって、サイドドア1の外観性の低下を抑えることができる。
【0040】
さらに、この凸条87は先端88が基端89よりも幅が狭い山形状に形成されていることから、凸条が山形状に形成されていない場合に比べて変形しやすくなるため、ドアアウタパッド8を取り付けてもアウタパネル2が外側に押し出されるのを防ぐことができる。よって、サイドドア1の外観性の低下をより確実に抑えることができる。
【0041】
また、挟入部84に凸条87を設けるという簡単な構成でドアアウタパッド8の取付時にアウタパネル2が外側へ押し出されるのを防ぐことができる。よって、ドアアウタパッド8の取り付けに伴うサイドドア1の外観性の低下をコストをかけずに抑えることができる。
【0042】
また図6は、本発明の第2の実施の形態を示すサイドドア200に取り付けられたドアアウタパッド201の取付構造の要部断面図である。以下、第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し、異なる部分を中心に説明する。
【0043】
このドアアウタパッド201は、第1の実施の形態のドアアウタパッド8と同様に硬質の合成樹脂から成形されているとともに、ドアアウタパッド本体の底面にインナパネル3側に向いた逆L字型の下側延出部202が設けられている。
【0044】
この下側延出部202は、第1の実施の形態のドアアウタパッド8の下側延出部83と同様に、ドアアウタパッド本体よりアウタパネル2側で底面から下方に向かって延出してサイドドアビーム6とアウタパネル2との間の隙間Cに挟入する挟入部203と、挟入部203の上端部のインナパネル側端からインナパネルに向かって延出した規制部(図示せず)とから構成されている。
【0045】
そして、本実施の形態の挟入部203では内部に空間204が設けられた中空状に形成されており、これにより挟入部203において隙間Cへの挟入時にアウタパネル2と接触するアウタパネル接触部205が弾性を有した構成となっている。
【0046】
かかる構成において、挟入部203を隙間Cに挟入した際には、アウタパネル接触部205がアウタパネル2に押されて変形するため、ドアアウタパッド201の取付時にアウタパネル2が外側へ押し出されるのを防ぐことができる。よって、第1の実施の形態のドアアウタパッド8と同様に、ドアアウタパッド201の取り付けに伴うサイドドア200の外観性の低下を抑えることができる。
【0047】
また、アウタパネル接触部205が弾性を有するように挟入部203を中空状に形成したことにより、第1の実施の形態の挟入部84に比べて空間204の分だけ材料を減らすことができる。よって、ドアアウタパッド201の取り付けに伴うサイドドア200の外観性の低下をドアアウタパッド201の材料コストを低減させながら抑えることができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1記載のドアアウタパッドにおいては、ドアアウタパッドを上下補強材に取り付ける際に、挟入部を一方の補強材とアウタパネルとの間の隙間に挟入することによりドアアウタパッドが仮止されるため、他方の補強材にドアアウタパッドを手で保持しなくても取り付けることができる。よって、ドアアウタパッドの取付作業性を向上させることができる。
【0049】
また、ドアアウタパッドは、挟入部を前記隙間に挟入することにより一方の補強材とアウタパネルとで挟持されて取り付けられるため、一方の補強材にドアアウタパッドを取り付けるためのクリップや取付部材が不要となり、取り付けに必要な部品点数を減らすことができる。よって、ドアアウタパッドの取付作業にかかるコストを低減することができる。
【0050】
また、請求項2記載のドアアウタパッドにおいては、挟入部を前記隙間に挟入した状態では規制部により他方の補強材に対するドアアウタパッドの上下方向の取付位置が固定されるため、ドアアウタパッドを他方の補強材に容易に取り付けることができる。よって、ドアアウタパッドの取付作業性をさらに向上させることができる。
【0051】
また、請求項3記載のドアアウタパッドにおいては、挟入部を前記隙間に挟入した際にアウタパネル接触部がアウタパネルに押されて変形するため、ドアアウタパッドの取付時にアウタパネルが外側へ押し出されるのを防ぐことができる。よって、ドアアウタパッドの取り付けに伴うサイドドアの外観性の低下を抑えることができる。
【0052】
また、請求項4記載のドアアウタパッドにおいては、挟入部を前記隙間に挟入した際に凸条がアウタパネルに押されて潰れるため、挟入部に凸条を設けるという簡単な構成でドアアウタパッドの取付時にアウタパネルが外側へ押し出されるのを防ぐことができる。よって、ドアアウタパッドの取り付けに伴うサイドドアの外観性の低下をコストをかけずに抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すサイドドアの左側面図である。
【図2】図1のSA−SA線に沿う要部断面図である。
【図3】ドアアウタパッドの取付構造の分解斜視図である。
【図4】ドアアウタパッドの取付状態の斜視図である。
【図5】図2のSB−SB線に沿う断面図ある。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示すドアアウタパッドの取付構造の要部断面図である。
【図7】従来のドアアウタパッドの取付構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 サイドドア
2 アウタパネル
3 インナパネル
4 内部空間
5 サイドドアスティフナ
6 サイドドアビーム
8 ドアアウタパッド
84 挟入部
85 規制部
87 凸条
200 サイドドア
201 ドアアウタパッド
203 挟入部
205 アウタパネル接触部
A 前後方向
C 隙間
D 上下方向
E 取付位置
Claims (4)
- 車両のサイドドアのアウタパネルとインナパネルとの間に形成された内部空間内の前記アウタパネル側で上下に離れた状態で前記サイドドアの前後方向に延設された上下補強材に、前記インナパネル側から架け渡して取り付けるドアアウタパッドにおいて、
前記上下補強材の一方と前記アウタパネルとの間に形成された隙間に挟入する挟入部を備えたことを特徴とするドアアウタパッド。 - 前記挟入部の前記隙間への挟入を、前記ドアアウタパッドの前記上下補強材の他方に取り付ける上下方向の取付位置で規制する規制部を備えたことを特徴とする請求項1記載のドアアウタパッド。
- 前記挟入部は、前記隙間への挟入時に前記アウタパネルに接触するアウタパネル接触部が弾性を有していることを特徴とする請求項1又は2記載のドアアウタパッド。
- 前記挟入部の前記アウタパネル接触部を、前記挟入部の前記アウタパネル側に設けた弾性を有する凸条で構成したことを特徴とする請求項3記載のドアアウタパッド。
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