JP2004008299A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【課題】予約炊飯機能を備えた炊飯器において、予約時刻設定中に予約炊飯可能時間を外れているということを使用者に知らせ、誤操作を改善する。
【解決手段】予約設定開始手段3により予約炊飯時刻の設定を開始し、予約時刻設定手段4により予約炊飯の終了時刻を設定し、予約設定確定手段5により予約設定を確定し、制御手段6により指定時刻に炊飯を行う予約炊飯動作を制御するよう構成する。表示手段7は時刻を表示する時刻表示手段7aと外部に注意を促す注意表示手段7bを有し、制御手段6は、予約設定開始手段3から制御手段6へ信号が伝達された時刻を記憶する記憶手段6aを有し、その時刻から予約時刻設定手段4により設定中の時刻までが予約時刻設定が可能でない場合、注意表示手段7bに注意表示をする。
【選択図】 図1
【解決手段】予約設定開始手段3により予約炊飯時刻の設定を開始し、予約時刻設定手段4により予約炊飯の終了時刻を設定し、予約設定確定手段5により予約設定を確定し、制御手段6により指定時刻に炊飯を行う予約炊飯動作を制御するよう構成する。表示手段7は時刻を表示する時刻表示手段7aと外部に注意を促す注意表示手段7bを有し、制御手段6は、予約設定開始手段3から制御手段6へ信号が伝達された時刻を記憶する記憶手段6aを有し、その時刻から予約時刻設定手段4により設定中の時刻までが予約時刻設定が可能でない場合、注意表示手段7bに注意表示をする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、予約炊飯機能を備えた炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の炊飯器は図4に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図4に示すように、表示手段1は炊飯器の状態を外部に対して表示するもので、現在の時刻および予約設定時には予約炊飯完了時刻を表示する時刻表示手段1aを有している。予約設定開始手段3は予約炊飯の設定を開始する信号を制御手段2へ送るもので、予約時刻設定手段4は予約炊飯終了時刻を設定するものであり、予約設定確定手段5は予約設定を確定する信号を制御手段2へ送るものである。
【0004】
制御手段2は炊飯器の状態を制御するもので、予約設定開始手段3から制御手段2に信号が送られた時刻を記憶する記憶手段2aを有している。
【0005】
上記構成において動作を説明する。予約設定開始手段3から制御手段2に信号が送られると、予約設定が開始される。このとき、記憶手段2aは予約設定開始手段3から制御手段2に信号が送られた時刻を記憶する。つぎに、予約時刻設定手段にて予約炊飯終了時刻を設定する。このとき、予約炊飯終了時刻は時刻表示手段1aに表示される。
【0006】
そこで、予約設定確定手段5により制御手段2に信号が送られると、制御手段2は記憶手段2aと予約時刻設定手段4により設定された時刻を比較し、予約炊飯設定可能時間であるかを判断し、予約炊飯設定を確定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら予約炊飯設定において、炊飯に必要な最低限の時間は必要であり、上記のような動作における予約炊飯設定では、予約設定確定手段5から制御手段2へ信号が送られるまで、予約時刻設定手段4により設定された時刻が予約炊飯可能時間であるかを明確に認識することができず、予約炊飯設定における誤操作が発生するという問題があった。
【0008】
本発明は上記課題を解決するもので、予約時刻設定中に予約炊飯可能時間を外れているということを使用者に知らせ、誤操作を改善することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、予約設定開始手段により予約炊飯時刻の設定を開始し、予約時刻設定手段により予約炊飯の終了時刻を設定し、予約設定確定手段により予約設定を確定し、制御手段により指定時刻に炊飯を行う予約炊飯動作を制御するよう構成し、表示手段は時刻を表示する時刻表示手段と外部に注意を促す注意表示手段を有し、制御手段は、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻を記憶する記憶手段を有し、その時刻から予約時刻設定手段により設定中の時刻までが予約時刻設定が可能でない場合、注意表示手段に注意表示をするようにしたものである。
【0010】
これにより、予約時刻設定中に予約炊飯可能時間を外れているということを使用者に知らせ、誤操作を改善することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、指定時刻に炊飯を行う予約炊飯動作を制御する制御手段と、予約炊飯時刻の設定を開始する予約設定開始手段と、予約炊飯の終了時刻を設定する予約時刻設定手段と、予約設定を確定する予約設定確定手段と、時刻を表示する時刻表示手段と外部に注意を促す注意表示手段を有する表示手段とを備え、前記制御手段は、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻を記憶する記憶手段を有し、その時刻から予約時刻設定手段により設定中の時刻までが予約時刻設定が可能でない場合、前記注意表示手段に注意表示をするようにしたものであり、予約時刻設定手段により設定中の時刻が予約時刻設定可能でない場合、注意表示手段に表示をすることにより、予約炊飯可能時間を外れているということを使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、表示手段は、時刻を表示する時刻表示手段と予約時刻設定可能な時間を表示する設定可能時刻表示手段を備え、予約時刻設定中に、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻に対し、予約時刻設定可能な時間を前記設定可能時刻表示手段に表示するようにしたものであり、予約時刻設定中に、予約時刻設定可能な時間を設定可能時刻表示手段に表示することにより、予約炊飯設定可能時間を使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、外部に音で報知する報知手段を備え、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻に対し、予約時刻設定手段により設定中の時刻が予約時刻設定可能でない場合、前記報知手段により報知するようにしたものであり、予約炊飯設定時刻が予約炊飯設定可能時間から外れていることを聴覚的にも使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0015】
(実施例1)
図1に示すように、予約設定開始手段3は予約炊飯時刻の設定を開始することを制御手段6へ伝えるもので、予約時刻設定手段4は予約炊飯の終了時刻を設定するものであり、予約設定確定手段5は予約設定を確定することを制御手段6へ伝えるものである。
【0016】
制御手段6は、指定時刻に炊飯を行う予約炊飯動作を制御するもので、予約設定開始手段3から制御手段6に信号が送られた時刻を記憶する記憶手段6aを有している。表示手段7は炊飯器の状態を表示するもので、現在の時刻および予約設定時には予約炊飯完了時刻を表示する時刻表示手段7aと外部に注意を促す注意表示手段7bを有している。
【0017】
上記構成において動作を説明する。予約設定開始手段3から制御手段6に信号が送られると予約設定が開始される。このとき、予約炊飯終了時刻は時刻表示手段7aに表示され、記憶手段6aは予約設定開始手段3から制御手段6に信号が送られた時刻を記憶する。また、記憶手段6aに記憶された時刻に対し、予約時刻設定手段4にて設定中の予約炊飯終了時刻が予約可能な時間でない場合、制御手段6は注意表示手段7bに注意表示をする。
【0018】
つぎに、予約時刻設定手段4にて予約炊飯終了時刻を設定する。ここで、予約時刻設定手段4にて予約炊飯終了時刻の設定を変化させ、記憶手段6aに記憶された時刻に対し、予約時刻設定手段4にて設定中の予約炊飯終了時刻が予約可能な時間になった場合、制御手段6は注意表示手段1bの注意表示を解除する。
【0019】
そこで、予約設定確定手段5により制御手段6に信号が送られると、制御手段6は記憶手段6aと予約時刻設定手段4により設定された時刻を比較し、予約炊飯設定可能時間であるかを再度確認し、予約炊飯設定を確定する。
【0020】
このように本実施例によれば、予約時刻設定手段4により設定中の時刻が予約時刻設定可能でない場合、注意表示手段7bに表示をすることにより、予約炊飯可能時間を外れているということを使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【0021】
(実施例2)
図2に示すように、制御手段8は、指定時刻に炊飯を行う予約炊飯動作を制御するもので、予約設定開始手段3から制御手段8へ信号が伝達された時刻を記憶する記憶手段8aを有している。表示手段9は炊飯器の状態を表示するもので、現在の時刻および予約設定時には予約炊飯完了時刻を表示する時刻表示手段9aと、外部に注意を促す注意表示手段9bと、記憶手段8aに対する予約時刻設定可能時間を表示する設定可能時間表示手段9cとを有している。他の構成は上記実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0022】
上記構成において動作を説明する。予約設定開始手段3から制御手段8に信号が送られると予約設定が開始される。このとき、記憶手段8aは予約設定開始手段3から制御手段8に信号が送られた時刻を記憶する。表示手段9は時刻表示手段9aに予約時刻設定時間を表示し、設定可能時刻表示手段9cに記憶手段8aに対する予約時刻設定可能時間を表示する。また、記憶手段8aに記憶された時刻に対し、予約時刻設定手段4にて設定中の予約炊飯終了時刻が予約可能な時間でない場合、制御手段8は注意表示手段9bに注意表示をする。
【0023】
つぎに、予約時刻設定手段4にて予約炊飯終了時刻を設定する。ここで、予約時刻設定手段4にて予約炊飯終了時刻の設定を変化させ、記憶手段8aに記憶された時刻に対し、予約時刻設定手段4にて設定中の予約炊飯終了時刻が予約可能な時間になった場合、制御手段8は注意表示手段9bの注意表示を解除する。
【0024】
そこで、予約設定確定手段5により制御手段8に信号が送られると、制御手段8は記憶手段8aと予約時刻設定手段4により設定された時刻を比較し、予約炊飯設定可能時間であるかを再度確認し予約炊飯設定を確定する。
【0025】
このように本実施例によれば、予約時刻設定中に、予約時刻設定可能な時間を設定可能時刻表示手段9cに表示することにより、予約炊飯設定可能時間を使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【0026】
(実施例3)
図3に示すように、制御手段10は、指定時刻に炊飯を行う予約炊飯動作を制御するもので、予約設定開始手段3から制御手段10へ信号が伝達された時刻を記憶する記憶手段10aを有している。報知手段11は外部に音で報知することができるものである。他の構成は上記実施例2と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0027】
上記構成において動作を説明する。予約設定開始手段3から制御手段10に信号が送られると予約設定が開始される。このとき、記憶手段10aは予約設定開始手段3から制御手段10に信号が送られた時刻を記憶する。表示手段9は時刻表示手段9aに予約時刻設定時間を表示し、設定可能時刻表示手段9cに記憶手段10aに対する予約時刻設定可能時間を表示する。また、記憶手段10aに記憶された時刻に対し、予約時刻設定手段4にて設定中の予約炊飯終了時刻が予約可能な時間でない場合、制御手段10は注意表示手段9bに注意表示をし、さらに報知手段11で使用者に報知する。
【0028】
つぎに、予約時刻設定手段4にて予約炊飯終了時刻を設定する。ここで、予約時刻設定手段4にて予約炊飯終了時刻の設定を変化させ、記憶手段10aに記憶された時刻に対し、予約時刻設定手段4にて設定中の予約炊飯終了時刻が予約可能な時間になった場合、制御手段10は注意表示手段9bの注意表示を解除し、報知手段11による報知を停止する。
【0029】
そこで、予約設定確定手段5により制御手段10に信号が送られると、制御手段10は記憶手段10aと予約時刻設定手段4により設定された時刻を比較し、予約炊飯設定可能時間であるかを再度確認し、予約炊飯設定を確定する。
【0030】
このように本実施例によれば、予約時刻設定手段4により設定中の時刻が予約時刻設定可能でない場合、報知手段11により報知することにより、予約炊飯設定時刻が予約炊飯設定可能時間から外れていることを聴覚的にも使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、指定時刻に炊飯を行う予約炊飯動作を制御する制御手段と、予約炊飯時刻の設定を開始する予約設定開始手段と、予約炊飯の終了時刻を設定する予約時刻設定手段と、予約設定を確定する予約設定確定手段と、時刻を表示する時刻表示手段と外部に注意を促す注意表示手段を有する表示手段とを備え、前記制御手段は、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻を記憶する記憶手段を有し、その時刻から予約時刻設定手段により設定中の時刻までが予約時刻設定が可能でない場合、前記注意表示手段に注意表示をするようにしたから、予約時刻設定手段により設定中の時刻が予約時刻設定可能でない場合、注意表示手段に表示をすることにより、予約炊飯可能時間を外れているということを使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【0032】
また、請求項2に記載の発明によれば、表示手段は、時刻を表示する時刻表示手段と予約時刻設定可能な時間を表示する設定可能時刻表示手段を備え、予約時刻設定中に、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻に対し、予約時刻設定可能な時間を前記設定可能時刻表示手段に表示するようにしたから、予約時刻設定中に、予約設定時刻を時刻表示手段に表示し、予約時刻設定可能な時間を設定可能時刻表示手段に表示することにより、予約炊飯設定可能時間を使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【0033】
また、請求項3に記載の発明によれば、外部に音で報知する報知手段を備え、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻に対し、予約時刻設定手段により設定中の時刻が予約時刻設定可能でない場合、前記報知手段により報知するようにしたから、予約炊飯設定時刻が予約炊飯設定可能時間から外れていることを聴覚的にも使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の炊飯器の要部ブロック図
【図2】本発明の第2の実施例の炊飯器の要部ブロック図
【図3】本発明の第3の実施例の炊飯器の要部ブロック図
【図4】従来の炊飯器の要部ブロック図
【符号の説明】
3 予約設定開始手段
4 予約時刻設定手段
5 予約設定確定手段
6 制御手段
6a 記憶手段
7 表示手段
7a 時刻表示手段
7b 注意表示手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、予約炊飯機能を備えた炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の炊飯器は図4に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図4に示すように、表示手段1は炊飯器の状態を外部に対して表示するもので、現在の時刻および予約設定時には予約炊飯完了時刻を表示する時刻表示手段1aを有している。予約設定開始手段3は予約炊飯の設定を開始する信号を制御手段2へ送るもので、予約時刻設定手段4は予約炊飯終了時刻を設定するものであり、予約設定確定手段5は予約設定を確定する信号を制御手段2へ送るものである。
【0004】
制御手段2は炊飯器の状態を制御するもので、予約設定開始手段3から制御手段2に信号が送られた時刻を記憶する記憶手段2aを有している。
【0005】
上記構成において動作を説明する。予約設定開始手段3から制御手段2に信号が送られると、予約設定が開始される。このとき、記憶手段2aは予約設定開始手段3から制御手段2に信号が送られた時刻を記憶する。つぎに、予約時刻設定手段にて予約炊飯終了時刻を設定する。このとき、予約炊飯終了時刻は時刻表示手段1aに表示される。
【0006】
そこで、予約設定確定手段5により制御手段2に信号が送られると、制御手段2は記憶手段2aと予約時刻設定手段4により設定された時刻を比較し、予約炊飯設定可能時間であるかを判断し、予約炊飯設定を確定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら予約炊飯設定において、炊飯に必要な最低限の時間は必要であり、上記のような動作における予約炊飯設定では、予約設定確定手段5から制御手段2へ信号が送られるまで、予約時刻設定手段4により設定された時刻が予約炊飯可能時間であるかを明確に認識することができず、予約炊飯設定における誤操作が発生するという問題があった。
【0008】
本発明は上記課題を解決するもので、予約時刻設定中に予約炊飯可能時間を外れているということを使用者に知らせ、誤操作を改善することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、予約設定開始手段により予約炊飯時刻の設定を開始し、予約時刻設定手段により予約炊飯の終了時刻を設定し、予約設定確定手段により予約設定を確定し、制御手段により指定時刻に炊飯を行う予約炊飯動作を制御するよう構成し、表示手段は時刻を表示する時刻表示手段と外部に注意を促す注意表示手段を有し、制御手段は、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻を記憶する記憶手段を有し、その時刻から予約時刻設定手段により設定中の時刻までが予約時刻設定が可能でない場合、注意表示手段に注意表示をするようにしたものである。
【0010】
これにより、予約時刻設定中に予約炊飯可能時間を外れているということを使用者に知らせ、誤操作を改善することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、指定時刻に炊飯を行う予約炊飯動作を制御する制御手段と、予約炊飯時刻の設定を開始する予約設定開始手段と、予約炊飯の終了時刻を設定する予約時刻設定手段と、予約設定を確定する予約設定確定手段と、時刻を表示する時刻表示手段と外部に注意を促す注意表示手段を有する表示手段とを備え、前記制御手段は、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻を記憶する記憶手段を有し、その時刻から予約時刻設定手段により設定中の時刻までが予約時刻設定が可能でない場合、前記注意表示手段に注意表示をするようにしたものであり、予約時刻設定手段により設定中の時刻が予約時刻設定可能でない場合、注意表示手段に表示をすることにより、予約炊飯可能時間を外れているということを使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、表示手段は、時刻を表示する時刻表示手段と予約時刻設定可能な時間を表示する設定可能時刻表示手段を備え、予約時刻設定中に、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻に対し、予約時刻設定可能な時間を前記設定可能時刻表示手段に表示するようにしたものであり、予約時刻設定中に、予約時刻設定可能な時間を設定可能時刻表示手段に表示することにより、予約炊飯設定可能時間を使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、外部に音で報知する報知手段を備え、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻に対し、予約時刻設定手段により設定中の時刻が予約時刻設定可能でない場合、前記報知手段により報知するようにしたものであり、予約炊飯設定時刻が予約炊飯設定可能時間から外れていることを聴覚的にも使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0015】
(実施例1)
図1に示すように、予約設定開始手段3は予約炊飯時刻の設定を開始することを制御手段6へ伝えるもので、予約時刻設定手段4は予約炊飯の終了時刻を設定するものであり、予約設定確定手段5は予約設定を確定することを制御手段6へ伝えるものである。
【0016】
制御手段6は、指定時刻に炊飯を行う予約炊飯動作を制御するもので、予約設定開始手段3から制御手段6に信号が送られた時刻を記憶する記憶手段6aを有している。表示手段7は炊飯器の状態を表示するもので、現在の時刻および予約設定時には予約炊飯完了時刻を表示する時刻表示手段7aと外部に注意を促す注意表示手段7bを有している。
【0017】
上記構成において動作を説明する。予約設定開始手段3から制御手段6に信号が送られると予約設定が開始される。このとき、予約炊飯終了時刻は時刻表示手段7aに表示され、記憶手段6aは予約設定開始手段3から制御手段6に信号が送られた時刻を記憶する。また、記憶手段6aに記憶された時刻に対し、予約時刻設定手段4にて設定中の予約炊飯終了時刻が予約可能な時間でない場合、制御手段6は注意表示手段7bに注意表示をする。
【0018】
つぎに、予約時刻設定手段4にて予約炊飯終了時刻を設定する。ここで、予約時刻設定手段4にて予約炊飯終了時刻の設定を変化させ、記憶手段6aに記憶された時刻に対し、予約時刻設定手段4にて設定中の予約炊飯終了時刻が予約可能な時間になった場合、制御手段6は注意表示手段1bの注意表示を解除する。
【0019】
そこで、予約設定確定手段5により制御手段6に信号が送られると、制御手段6は記憶手段6aと予約時刻設定手段4により設定された時刻を比較し、予約炊飯設定可能時間であるかを再度確認し、予約炊飯設定を確定する。
【0020】
このように本実施例によれば、予約時刻設定手段4により設定中の時刻が予約時刻設定可能でない場合、注意表示手段7bに表示をすることにより、予約炊飯可能時間を外れているということを使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【0021】
(実施例2)
図2に示すように、制御手段8は、指定時刻に炊飯を行う予約炊飯動作を制御するもので、予約設定開始手段3から制御手段8へ信号が伝達された時刻を記憶する記憶手段8aを有している。表示手段9は炊飯器の状態を表示するもので、現在の時刻および予約設定時には予約炊飯完了時刻を表示する時刻表示手段9aと、外部に注意を促す注意表示手段9bと、記憶手段8aに対する予約時刻設定可能時間を表示する設定可能時間表示手段9cとを有している。他の構成は上記実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0022】
上記構成において動作を説明する。予約設定開始手段3から制御手段8に信号が送られると予約設定が開始される。このとき、記憶手段8aは予約設定開始手段3から制御手段8に信号が送られた時刻を記憶する。表示手段9は時刻表示手段9aに予約時刻設定時間を表示し、設定可能時刻表示手段9cに記憶手段8aに対する予約時刻設定可能時間を表示する。また、記憶手段8aに記憶された時刻に対し、予約時刻設定手段4にて設定中の予約炊飯終了時刻が予約可能な時間でない場合、制御手段8は注意表示手段9bに注意表示をする。
【0023】
つぎに、予約時刻設定手段4にて予約炊飯終了時刻を設定する。ここで、予約時刻設定手段4にて予約炊飯終了時刻の設定を変化させ、記憶手段8aに記憶された時刻に対し、予約時刻設定手段4にて設定中の予約炊飯終了時刻が予約可能な時間になった場合、制御手段8は注意表示手段9bの注意表示を解除する。
【0024】
そこで、予約設定確定手段5により制御手段8に信号が送られると、制御手段8は記憶手段8aと予約時刻設定手段4により設定された時刻を比較し、予約炊飯設定可能時間であるかを再度確認し予約炊飯設定を確定する。
【0025】
このように本実施例によれば、予約時刻設定中に、予約時刻設定可能な時間を設定可能時刻表示手段9cに表示することにより、予約炊飯設定可能時間を使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【0026】
(実施例3)
図3に示すように、制御手段10は、指定時刻に炊飯を行う予約炊飯動作を制御するもので、予約設定開始手段3から制御手段10へ信号が伝達された時刻を記憶する記憶手段10aを有している。報知手段11は外部に音で報知することができるものである。他の構成は上記実施例2と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0027】
上記構成において動作を説明する。予約設定開始手段3から制御手段10に信号が送られると予約設定が開始される。このとき、記憶手段10aは予約設定開始手段3から制御手段10に信号が送られた時刻を記憶する。表示手段9は時刻表示手段9aに予約時刻設定時間を表示し、設定可能時刻表示手段9cに記憶手段10aに対する予約時刻設定可能時間を表示する。また、記憶手段10aに記憶された時刻に対し、予約時刻設定手段4にて設定中の予約炊飯終了時刻が予約可能な時間でない場合、制御手段10は注意表示手段9bに注意表示をし、さらに報知手段11で使用者に報知する。
【0028】
つぎに、予約時刻設定手段4にて予約炊飯終了時刻を設定する。ここで、予約時刻設定手段4にて予約炊飯終了時刻の設定を変化させ、記憶手段10aに記憶された時刻に対し、予約時刻設定手段4にて設定中の予約炊飯終了時刻が予約可能な時間になった場合、制御手段10は注意表示手段9bの注意表示を解除し、報知手段11による報知を停止する。
【0029】
そこで、予約設定確定手段5により制御手段10に信号が送られると、制御手段10は記憶手段10aと予約時刻設定手段4により設定された時刻を比較し、予約炊飯設定可能時間であるかを再度確認し、予約炊飯設定を確定する。
【0030】
このように本実施例によれば、予約時刻設定手段4により設定中の時刻が予約時刻設定可能でない場合、報知手段11により報知することにより、予約炊飯設定時刻が予約炊飯設定可能時間から外れていることを聴覚的にも使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、指定時刻に炊飯を行う予約炊飯動作を制御する制御手段と、予約炊飯時刻の設定を開始する予約設定開始手段と、予約炊飯の終了時刻を設定する予約時刻設定手段と、予約設定を確定する予約設定確定手段と、時刻を表示する時刻表示手段と外部に注意を促す注意表示手段を有する表示手段とを備え、前記制御手段は、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻を記憶する記憶手段を有し、その時刻から予約時刻設定手段により設定中の時刻までが予約時刻設定が可能でない場合、前記注意表示手段に注意表示をするようにしたから、予約時刻設定手段により設定中の時刻が予約時刻設定可能でない場合、注意表示手段に表示をすることにより、予約炊飯可能時間を外れているということを使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【0032】
また、請求項2に記載の発明によれば、表示手段は、時刻を表示する時刻表示手段と予約時刻設定可能な時間を表示する設定可能時刻表示手段を備え、予約時刻設定中に、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻に対し、予約時刻設定可能な時間を前記設定可能時刻表示手段に表示するようにしたから、予約時刻設定中に、予約設定時刻を時刻表示手段に表示し、予約時刻設定可能な時間を設定可能時刻表示手段に表示することにより、予約炊飯設定可能時間を使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【0033】
また、請求項3に記載の発明によれば、外部に音で報知する報知手段を備え、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻に対し、予約時刻設定手段により設定中の時刻が予約時刻設定可能でない場合、前記報知手段により報知するようにしたから、予約炊飯設定時刻が予約炊飯設定可能時間から外れていることを聴覚的にも使用者に知らせることができ、誤操作を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の炊飯器の要部ブロック図
【図2】本発明の第2の実施例の炊飯器の要部ブロック図
【図3】本発明の第3の実施例の炊飯器の要部ブロック図
【図4】従来の炊飯器の要部ブロック図
【符号の説明】
3 予約設定開始手段
4 予約時刻設定手段
5 予約設定確定手段
6 制御手段
6a 記憶手段
7 表示手段
7a 時刻表示手段
7b 注意表示手段
Claims (3)
- 指定時刻に炊飯を行う予約炊飯動作を制御する制御手段と、予約炊飯時刻の設定を開始する予約設定開始手段と、予約炊飯の終了時刻を設定する予約時刻設定手段と、予約設定を確定する予約設定確定手段と、時刻を表示する時刻表示手段と外部に注意を促す注意表示手段を有する表示手段とを備え、前記制御手段は、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻を記憶する記憶手段を有し、その時刻から予約時刻設定手段により設定中の時刻までが予約時刻設定が可能でない場合、前記注意表示手段に注意表示をするようにした炊飯器。
- 表示手段は、時刻を表示する時刻表示手段と予約時刻設定可能な時間を表示する設定可能時刻表示手段を備え、予約時刻設定中に、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻に対し、予約時刻設定可能な時間を前記設定可能時刻表示手段に表示するようにした請求項1記載の炊飯器。
- 外部に音で報知する報知手段を備え、予約設定開始手段から制御手段へ信号が伝達された時刻に対し、予約時刻設定手段により設定中の時刻が予約時刻設定可能でない場合、前記報知手段により報知するようにした請求項1または2記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002162504A JP2004008299A (ja) | 2002-06-04 | 2002-06-04 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002162504A JP2004008299A (ja) | 2002-06-04 | 2002-06-04 | 炊飯器 |
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ID=30431226
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006015123A (ja) * | 2004-05-31 | 2006-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炊飯器 |
CN110520020A (zh) * | 2017-04-10 | 2019-11-29 | 夏普株式会社 | 加热调理器、行动终端装置、调理预约程序及存储介质 |
-
2002
- 2002-06-04 JP JP2002162504A patent/JP2004008299A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006015123A (ja) * | 2004-05-31 | 2006-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炊飯器 |
CN110520020A (zh) * | 2017-04-10 | 2019-11-29 | 夏普株式会社 | 加热调理器、行动终端装置、调理预约程序及存储介质 |
JPWO2018189935A1 (ja) * | 2017-04-10 | 2020-02-20 | シャープ株式会社 | 加熱調理器、携帯端末装置、調理予約プログラムおよび記録媒体 |
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