JP3873354B2 - 設定確認装置付き家電製品 - Google Patents

設定確認装置付き家電製品 Download PDF

Info

Publication number
JP3873354B2
JP3873354B2 JP05132197A JP5132197A JP3873354B2 JP 3873354 B2 JP3873354 B2 JP 3873354B2 JP 05132197 A JP05132197 A JP 05132197A JP 5132197 A JP5132197 A JP 5132197A JP 3873354 B2 JP3873354 B2 JP 3873354B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting
pressed
setting button
button
washing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05132197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10255577A (ja
Inventor
謙次 伊藤
保道 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP05132197A priority Critical patent/JP3873354B2/ja
Publication of JPH10255577A publication Critical patent/JPH10255577A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3873354B2 publication Critical patent/JP3873354B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は設定ボタンを押すごとに設定内容を変更する操作部を有し、現在の設定内容を音声あるいは報知音によって報知する家電製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の家電製品は設定ボタンと設定内容を表示する表示部とを備えており、使用者は表示部を見ることによって現在の設定内容を確認しながら設定ボタンを操作していた。しかし、目の不自由な人は表示部から現在の設定内容を知ることができないため、設定間違いが生じるという問題があった。
【0003】
このため、従来でも表示部以外に音声や報知音を用いた操作部を持つ家電製品が必要となり、それに対応した製品が提供されている。音声または報知音による設定内容確認手段をもつ従来技術は、報知音を発する報知部と設定ボタンが押されるごとに設定内容を順次変更していき、最後の設定内容になると最初の設定内容に戻るとともに報知部を駆動させる制御部を備え、設定ボタンが押され設定内容がひとまわりすると最初の設定内容に戻ったことを報知するものがある。この方法によれば、使用者は報知音がしてから何回設定ボタンを押したかを自ら数えていれば現在の設定内容を知ることができる。
【0004】
他の従来技術としては、設定内容を音声によって報知する設定内容報知部と、設定ボタンが押されると設定内容を変更するとともに設定内容報知部を駆動させ新たに設定された内容を報知させる制御部とを備え、設定ボタンが押されるごとに設定内容を報知するものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術の構成では設定内容を確認するには一度最初の設定内容になるまで設定ボタンを押し続けなければならず、設定に時間がかかるという課題があった。また、機器によってはたとえば洗濯コースという設定内容を変更すると、洗い時間という設定内容が自動的に初期値に設定されてしまうというように、他の設定内容と連動している設定内容もある。そのため、従来の技術では設定内容確認のために設定ボタンを押していると一度設定した内容が変更されてしまうという課題があった。第二の従来技術でも一度設定した設定内容を再確認するにはもう一度設定ボタンを押す必要があり、設定内容確認のために設定ボタンを押していると一度設定した内容が変更されてしまうという課題があった。また、設定ボタンを押すごとに設定内容が報知されるため、ユーザによってはうるさいと感じるという課題があった。また、設定内容を報知している最中に設定ボタンが押されると、再報知のために現在の報知を中止するか押された設定ボタンを無視する必要がある。そのため特に設定ボタンを押すごとに設定内容を変更する操作部を有する家電製品のように目的の設定内容にするために数回設定ボタンを押す必要がある場合には操作性が悪いという課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明の家電製品は、設定ボタンを押すごとに設定内容を変更する操作部を有する家電製品において、設定ボタンが押されてからの経過時間をカウントするタイマと、現在設定されている設定内容を音声あるいは報知音によって報知する設定内容報知部と、前記設定ボタンが押されると、前記タイマの値が一定値以上であるか否かを判定し、一定値以上であれば前記設定内容報知部を駆動し、そうでなければ設定内容を変更させる制御部を備えたものである。これにより、使用者は現在の設定内容を変更させることなく設定内容を知ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項に記載の発明は、設定ボタンを押すごとに設定内容を変更する操作部を有する家電製品において、設定ボタンが押されてからの経過時間をカウントするタイマと、現在設定されている設定内容を音声あるいは報知音によって報知する設定内容報知部と、前記設定ボタンが押されると、前記タイマの値が一定値以上であるか否かを判定し、一定値以上であれば前記設定内容報知部を駆動し、そうでなければ設定内容を変更させる制御部を備えたことにより、最後に設定ボタンを押してから一定時間経過する前に設定ボタンが押されると設定内容を変更し、最後に設定ボタンを押してから一定時間経過してから設定ボタンが押されると設定内容を音声あるいは報知音によって報知する。
【0008】
請求項に記載の発明は、複数の設定ボタンを備え、設定ボタンを押すごとに設定ボタンに対応する設定内容を変更する操作部を有する家電製品において、前記設定ボタンが押されてからの経過時間をカウントするタイマと、押された設定ボタンを記憶する記憶部と、現在設定されている設定内容を音声あるいは報知音によって報知する設定内容報知部と、前記タイマの値が一定値になった場合には、前記設定内容報知部を駆動し前記記憶部に記憶された設定ボタンに対応する設定内容を報知させる制御部を備えたことにより、最後に設定ボタンを押してから他のボタンが押されないまま一定時間経過すると最後に押された設定ボタンに対応する設定内容を報知し、最後に設定ボタンを押してから一定時間が経過する前に他のボタンが押されると押された設定ボタンに対応する設定内容を変更する。
【0009】
【実施例】
参考実施例1)
以下、本発明の参考実施例について図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1は参考実施例1における洗濯機の操作部のブロック図であり、図2は外観である。図1において、1は設定内容である洗濯メニューを設定するための設定ボタン、2は設定モードと確認モードを切り替えるモードボタン、3はモードを記憶するモード記憶部、4は洗濯メニューに応じて異なる周波数の報知音をスピーカー7によって報知する設定内容報知部、5は洗濯メニューに応じてLED8またはLED9またはLED10を点灯させる表示部、6は設定モードの状態で設定ボタン1が押された場合には設定内容を変更し、設定モードの状態で設定ボタン1が押された場合には洗濯メニューを変更し表示部5を駆動させ、確認モードの状態で設定ボタン1が押された場合には設定内容報知部4を駆動し設定された内容を報知させる制御部である。
【0011】
以上のように構成された操作部の制御部22の動作について、図3を用いて説明する。
【0012】
ステップ101で設定ボタン1が押された場合はステップ102に移り、そうでない場合はステップ101をくり返す。ステップ102でモード記憶部3の内容が設定モードであればステップ103に移り、そうでなければステップ105に移る。ステップ103で現在の洗濯メニューが「通常」であれば「手洗い」に、「手洗い」であれば「毛布」に、「毛布」であれば「通常」に洗濯メニューを変更する。ステップ104で表示部5を駆動し、洗濯メニューに応じたLEDを点灯させ、ステップ101に戻る。ステップ105で設定内容報知部4を駆動し、洗濯メニューに応じた報知音を発生させ、ステップ101に戻る。
【0013】
例として洗濯メニューが「通常」で、モード記憶部3に設定モードが記憶されている状態で設定ボタン1が押された場合の動作を説明する。設定ボタン1が押されるまでは制御部22はステップ101をくり返す。設定ボタン1が押されるとステップ102に移る。ステップ102でモード記憶部3に設定モードが記憶されているのでステップ103に移る。ステップ103で現在の洗濯メニューが「通常」なので「手洗い」に洗濯メニューを変更する。ステップ104で表示部5を駆動し、洗濯メニュー「手洗い」に応じたLED9を点灯させステップ101に戻る。
【0014】
次に洗濯メニューが「通常」でモード記憶部3に確認モードが記憶されている状態で設定ボタン1が押された場合の動作を説明する。設定ボタン1が押されるまでは制御部22はステップ101をくり返す。設定ボタン1が押されるとステップ102に移る。ステップ102でモード記憶部3の内容が設定モードでないのでステップ105に移る。ステップ105で設定内容報知部4を駆動し、洗濯メニューに応じた報知音を発生させ、ステップ101に戻る。
【0015】
このように本発明によれば、設定モードの状態で設定ボタンを押すことにより洗濯メニューを設定することができ、確認モードの状態で設定ボタンを押すことにより洗濯メニューを音で確認することができる。
【0016】
なお上記参考実施例では設定内容および設定ボタンが1種類であったが、複数であっても同様に動作することはあきらかである。
【0017】
参考実施例2)
以下、本発明の参考実施例について図面を参照しながら説明する。
【0018】
図4は参考実施例2における洗濯機の操作部のブロック図である。図4において、1と4と5は参考実施例1の操作部と同じである。21は設定内容確認ボタン、22は設定内容確認ボタン21が押されていない状態で設定ボタン1が押された場合には洗濯メニューを変更し表示部5を駆動し、設定内容確認ボタン21が押されたままの状態で設定ボタン1が押された場合には設定内容報知部4を駆動する制御部である。
【0019】
以上のように構成された操作部の制御部22の動作について、図5を用いて説明する。ステップ201で設定ボタン1が押された場合はステップ202に移り、そうでない場合はステップ201をくり返す。ステップ202で設定確認ボタン22が押されていなければステップ203に移り、そうでなければステップ205に移る。ステップ203で現在の洗濯メニューが「通常」であれば「手洗い」に、「手洗い」であれば「毛布」に、「毛布」であれば「通常」に洗濯メニューを変更する。ステップ204で表示部5を駆動し、洗濯メニューに応じたLEDを点灯させ、ステップ201に戻る。ステップ205で設定内容報知部4を駆動し、洗濯メニューに応じた報知音を発生させ、ステップ201に戻る。
【0020】
例として洗濯メニューが「通常」の時に設定確認ボタン21が押されていない状態で設定ボタン1が押された場合の動作を説明する。設定ボタン1が押されるまでは制御部22はステップ201をくり返す。設定ボタン1が押されるとステップ202に移る。ステップ202で設定確認ボタン21が押されていないのでステップ203に移る。ステップ203で現在の洗濯メニューが「通常」なので「手洗い」に洗濯メニューを変更する。ステップ204で表示部5を駆動し、洗濯メニュー「手洗い」に応じたLED9を点灯させステップ201に戻る。
【0021】
次に洗濯メニューが「通常」の時に設定確認ボタン21を押したままの状態で設定ボタン1が押された場合の動作を説明する。設定ボタン1が押されるまでは制御部22はステップ201をくり返す。設定ボタン1が押されるとステップ202に移る。ステップ202で設定確認ボタン21が押されているのでステップ205に移る。ステップ205で設定内容報知部4を駆動し、洗濯メニューに応じた報知音を発生させ、ステップ201に戻る。
【0022】
このように本発明によれば、設定確認ボタンを押していない状態で設定ボタンを押すことにより洗濯メニューを設定することができ、設定確認ボタンを押したままの状態で設定ボタンを押すことにより洗濯メニューを音で確認することができる。
【0023】
なお上記参考実施例では設定内容および設定ボタンが1種類であったが、複数であっても同様に動作することはあきらかである。
【0024】
(実施例
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0025】
図6は実施例における洗濯機の操作部のブロック図である。図6において、1と4と5は実施の形態1の操作部と同じである。31は設定ボタン1が押されてからの経過時間をカウントするタイマ、32は設定ボタン1が押されると、タイマ31の値が一定値以上であるか否かを判定し、一定値以上であれば設定内容報知部p4を駆動し、そうでなければ設定内容を変更させる制御部である。
【0026】
以上のように構成された操作部の制御部32の動作について、図6を用いて説明する。ステップ301で設定ボタン1が押された場合はステップ302に移り、そうでない場合はステップ301をくり返す。ステップ302でタイマ31の値が1秒以上であるか否かを判定し、一定値以上であればステップ305に移り、そうでなければステップ303に移る。ステップ303で現在の洗濯メニューが「通常」であれば「手洗い」に、「手洗い」であれば「毛布」に、「毛布」であれば「通常」に洗濯メニューを変更する。ステップ304で表示部5を駆動し、洗濯メニューに応じたLEDを点灯させ、ステップ301に戻る。ステップ305で設定内容報知部4を駆動し、洗濯メニューに応じた報知音を発生させ、ステップ301に戻る。
【0027】
例として洗濯メニューが「通常」であり、タイマ31の値が0.5秒の時に設定ボタン1が押された場合の動作を説明する。設定ボタン1が押されるまでは制御部22はステップ301をくり返す。この間、タイマ31は時間のカウントを続ける。タイマ31の値が0.5秒になり設定ボタン1が押されるとステップ302に移る。ステップ302でタイマ31の値が1秒以上でないので、ステップ303に移る。ステップ303で現在の洗濯メニューが「通常」なので「手洗い」に洗濯メニューを変更する。ステップ304で表示部5を駆動し、洗濯メニュー「手洗い」に応じたLED9を点灯させステップ301に戻る。
【0028】
次に洗濯メニューが「通常」であり、タイマ31の値が1.5秒の時に設定ボタン1が押された場合の動作を説明する。設定ボタン1が押されるまでは制御部22はステップ301をくり返す。この間、タイマ31は時間のカウントを続ける。タイマ31の値が1.5秒になり設定ボタン1が押されるとステップ302に移る。ステップ302でタイマ31の値が1秒以上なのでステップ305に移る。ステップ305で設定内容報知部4を駆動し、洗濯メニューに応じた報知音を発生させ、ステップ301に戻る。
【0029】
このように本実施例によれば、最後に設定ボタンを押してから1秒以上経過してから設定ボタンを押すとことにより洗濯メニューを音で確認することができ、設定ボタンを1秒未満の間隔で押すことにより洗濯メニューを設定することができる。従って、最後に設定ボタンを押してから1秒以上経過してから設定ボタンを押して現在の洗濯メニューを確認してから続けて設定ボタンを押すことにより洗濯メニューを変更できる。
【0030】
参考実施例
以下、本発明の参考実施例について図面を参照しながら説明する。
【0031】
図8は参考実施例における洗濯機の操作部のブロック図であり、図9は操作部の外観である。図8において、41は第一の設定内容である洗濯メニューを設定するための設定ボタンである洗濯設定ボタン、42は第二の設定内容である脱水メニューを設定するための設定ボタンである脱水設定ボタン、43は押された設定ボタンを記憶する記憶部、44は設定内容の種類と設定内容に応じて異なる周波数の報知音をスピーカー47によって報知する設定内容報知部、45は洗濯メニューに応じてLED48またはLED49またはLED50を点灯させ、脱水メニューに応じてLED51またはLED52またはLED53を点灯させる表示部、46は洗濯設定ボタン41もしくは脱水設定ボタン42が押されると、記憶部43に記憶されている設定ボタンと押された設定ボタンが同じであるかどうかを判定し、同じであれば対応する設定内容を変更させ表示部45を駆動し、そうでなければ設定内容報知部44を駆動し押された設定ボタンに対応する設定内容を報知させ、いずれの場合においても記憶部43の内容を押された設定ボタンに更新する制御部である。
【0032】
以上のように構成された操作部の制御部46の動作について、図10を用いて説明する。ステップ401で洗濯設定ボタン41が押された場合はステップ403に移り、そうでない場合はステップ402に移る。ステップ402で脱水設定ボタン42が押された場合はステップ408に移り、そうでない場合はステップ401に戻る。ステップ403で記憶部43の内容が洗濯設定ボタンであればステップ404に移り、そうでなければステップ406に移る。ステップ404で現在の洗濯メニューが「通常」であれば「手洗い」に、「手洗い」であれば「毛布に」、「毛布」であれば「通常」に洗濯メニューを変更する。ステップ405で表示部45を駆動し、洗濯メニューに応じたLEDを点灯させ、ステップ407に移る。ステップ406で設定内容報知部44を駆動し、洗濯メニューに応じた報知音を発生させるステップ407で記憶部43に洗濯設定ボタンを記憶させ、ステップ401に戻る。ステップ408で記憶部43の内容が脱水設定ボタンであればステップ409に移り、そうでなければステップ411に移る。ステップ409で現在の脱水メニューが「強」であれば「中」に、「中」であれば「弱」に、「弱」であれば「強」に脱水メニューを変更する。ステップ410で表示部45を駆動し、脱水メニューに応じたLEDを点灯させ、ステップ412に移る。ステップ411で設定内容報知部44を駆動し、脱水メニューに応じた報知音を発生させるステップ412で記憶部43に脱水設定ボタンを記憶させ、ステップ401に戻る。
【0033】
例として洗濯メニューが「通常」、脱水メニューが「強」であり、記憶部43に脱水設定ボタンが記憶されている時に、洗濯設定ボタン41が押された場合の動作を説明する。洗濯設定ボタン41が押されるまでは制御部46はステップ401とステップ402をくり返す。洗濯設定ボタン41が押されるとステップ403に移る。ステップ403で記憶部43の内容が洗濯設定ボタンではないので、ステップ406に移る。ステップ406で設定内容報知部44を駆動し、現在の洗濯メニュー「通常」に応じた報知音を発生させる。ステップ407で記憶部43に洗濯設定ボタンを記憶させ、ステップ401に戻る。このように、記憶部43の内容が脱水設定ボタンであるとき、すなわち脱水設定ボタン42が押された直後に洗濯設定ボタン41を押すと、洗濯メニューの設定内容が報知される。
【0034】
次に、この状態でさらに洗濯設定ボタン41が押された場合の動作を説明する。洗濯設定ボタン41が押されるとステップ401からステップ403に移る。ステップ403で記憶部43の内容が洗濯設定ボタンなので、ステップ404に移る。ステップ404で現在の洗濯メニューが「通常」なので「手洗い」に洗濯メニューを変更する。ステップ405で表示部45を駆動し、洗濯メニュー「手洗い」に応じたLED49を点灯させ、ステップ407に移る。ステップ407で記憶部43に洗濯設定ボタンを記憶させ、ステップ401に戻る。
【0035】
このように、記憶部43の内容が洗濯設定ボタンであるとき、すなわち洗濯設定ボタン41が押された直後に洗濯設定ボタン41を押すと、洗濯メニューの設定内容を変更することができる。
【0036】
このように本参考実施例によれば、ある設定ボタンを続けて押すと対応する設定内容を変更することができ、その後他の設定ボタンを押すと押された設定ボタンに対応する設定内容を音声または報知音によって確認することができる。そのため、使用者はそれぞれの設定内容について、まず現在の設定内容を確認してから設定内容を変更することが可能となる。
【0037】
(実施例
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0038】
図11は実施例における洗濯機の操作部のブロック図である。図11において、41と42と43と44と45は実施の形態4の操作部と同じである。61は洗濯設定ボタン41もしくは脱水設定ボタン42が押されてからの経過時間をカウントするタイマ、62は洗濯設定ボタン41もしくは脱水設定ボタン42が押されると対応する設定内容を変更させ表示部45を駆動し押された設定ボタンを記憶部43に記憶し、ダイマ61の値が1秒になった場合には設定内容報知部44を駆動し記憶部43に記憶された設定ボタンに対応する設定内容を報知させる制御部である。
【0039】
以上のように構成された操作部の制御部62の動作について、図12を用いて説明する。ステップ501で洗濯設定ボタン41が押された場合はステップ504に移り、そうでない場合はステップ502に移る。ステップ502で脱水設定ボタン42が押された場合はステップ507に移り、そうでない場合はステップ503に移る。ステップ503でタイマ61の値を調べ、1秒であればステップ510に移り、そうでない場合はステップ501に戻る。ステップ504で現在の洗濯メニューが「通常」であれば「手洗い」に、「手洗い」であれば「毛布に」、「毛布」であれば「通常」に洗濯メニューを変更する。ステップ505で表示部45を駆動し、洗濯メニューに応じたLEDを点灯させる。ステップ506で記憶部43に洗濯設定ボタンを記憶させ、ステップ501に戻る。ステップ507で現在の脱水メニューが「強」であれば「中」に、「中」であれば「弱」に、「弱」であれば「強」に脱水メニューを変更する。ステップ508で表示部45を駆動し、脱水メニューに応じたLEDを点灯させ、ステップ512に移る。ステップ509で記憶部43に脱水設定ボタンを記憶させ、ステップ501に戻る。ステップ510で記憶部43の内容が洗濯設定ボタンであればステップ511に移り、そうでなければステップ512に移る。ステップ511で設定内容報知部44を駆動し洗濯メニューに応じた報知音を発生させ、ステップ501に戻る。ステップ512で設定内容報知部44を駆動し脱水メニューに応じた報知音を発生させ、ステップ501に戻る。
【0040】
例として洗濯メニューが「通常」であり、タイマ61の値が0.5秒の時に洗濯設定ボタン41が押された場合の動作を説明する。洗濯設定ボタン41が押されるまでは制御部62はステップ501とステップ502とステップ503をくり返す。この間、タイマ61は時間のカウントを続ける。タイマ61の値が0.5秒になり洗濯設定ボタン41が押されるとタイマ61の値は0に更新され、制御部62の動作はステップ504に移る。ステップ504で現在の洗濯メニューが「通常」なので「手洗い」に洗濯メニューを変更する。ステップ505で表示部45を駆動し、洗濯メニュー「手洗い」に応じたLED49を点灯させステップ501に戻る。
【0041】
次に洗濯メニューが「通常」であり、記憶部43に洗濯設定ボタンが記憶されている状態で、タイマ61の値が1秒になった時の動作を説明する。タイマ61の値が1秒になるまでは制御部62はステップ501からステップ503までをくり返す。タイマ61の値が1秒になるとステップ503からステップ510に移る。ステップ510で記憶部43の内容が洗濯設定ボタンなので、ステップ511に移る。ステップ511で設定内容報知部44を駆動し、洗濯メニューに応じた報知音を発生させ、ステップ501に戻る。
【0042】
このように本実施例によれば、最後に設定ボタンを押してから他のボタンが押されないまま1秒以上経過すると最後に押された設定ボタンに対応する設定内容が報知されるため、使用者は自分の設定した内容を確認することができる。また、最後に設定ボタンを押してから1秒以内に他の設定ボタンを押せば前に押した設定ボタンの設定内容は報知されないため、設定ボタンを押すごとに設定内容が報知されうるさいということがない。
【0043】
【発明の効果】
以上のように請求項1に記載の発明によれば、現在の設定内容は変更せずに設定内容の確認のみを行うことが可能である。また、確認モードで設定確認のために使用するボタンが設定ボタンと同じであるので、操作を覚えるのが容易である。また、必要なときだけ設定内容を報知することにより、特に多くの家電製品の操作部に見られるように目的の設定内容に設定する同一の設定ボタンを数回押す必要がある場合には操作性が向上する。
【0044】
請求項2に記載の発明によれば、設定終了して一定時間待つだけで自動的に報知するため、操作性が向上するとともに、続けて設定ボタンが押された場合でも最後に押されてから一定時間経過後に一度しか報知されないため、報知中に設定ボタンが押されても設定ボタンを受付けることができ、且つ報知を中止する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考実施例1の操作部の構成を示すブロック図
【図2】 同操作部の外観を示す図
【図3】 同操作部の動作フロー図
【図4】 本発明の参考実施例2の操作部の構成を示すブロック図
【図5】 同操作部の動作フロー図
【図6】 本発明の実施例の操作部の構成を示すブロック図
【図7】 同操作部の動作フロー図
【図8】 本発明の参考実施例の操作部の構成を示すブロック図
【図9】 同操作部の外観を示す図
【図10】 同操作部の動作フロー図
【図11】 本発明の実施例の操作部の構成を示すブロック図
【図12】 同操作部の動作フロー図
【符号の説明】
1 設定ボタン
2 モードボタン
3 モード記憶部
4 設定内容報知部
5 表示部
6 制御部
7 スピーカー
8 LED
9 LED
10 LED
21 設定内容確認ボタン
22 制御部
31 タイマ
32 制御部
41 洗濯設定ボタン
42 脱水設定ボタン
43 記憶部
44 設定内容報知部
45 表示部
46 制御部
47 スピーカー
48 LED
49 LED
50 LED
51 LED
52 LED
53 LED
61 タイマ
62 制御部

Claims (2)

  1. 設定ボタンを押すごとに設定内容を変更する操作部を有する家電製品において、設定ボタンが押されてからの経過時間をカウントするタイマと、現在設定されている設定内容を音声あるいは報知音によって報知する設定内容報知部と、前記設定ボタンが押されると、前記タイマの値が一定値以上であるか否かを判定し、一定値以上であれば前記設定内容報知部を駆動し、そうでなければ設定内容を変更させる制御部を備えた設定確認装置付き家電製品。
  2. 複数の設定ボタンを備え、設定ボタンを押すごとに設定ボタンに対応する設定内容を変更する操作部を有する家電製品において、前記設定ボタンが押されてからの経過時間をカウントするタイマと、押された設定ボタンを記憶する記憶部と、現在設定されている設定内容を音声あるいは報知音によって報知する設定内容報知部と、前記タイマの値が一定値になった場合には、前記設定内容報知部を駆動し前記記憶部に記憶された設定ボタンに対応する設定内容を報知させる制御部を備えた設定確認装置付き家電製品。
JP05132197A 1997-03-06 1997-03-06 設定確認装置付き家電製品 Expired - Fee Related JP3873354B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05132197A JP3873354B2 (ja) 1997-03-06 1997-03-06 設定確認装置付き家電製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05132197A JP3873354B2 (ja) 1997-03-06 1997-03-06 設定確認装置付き家電製品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10255577A JPH10255577A (ja) 1998-09-25
JP3873354B2 true JP3873354B2 (ja) 2007-01-24

Family

ID=12883660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05132197A Expired - Fee Related JP3873354B2 (ja) 1997-03-06 1997-03-06 設定確認装置付き家電製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3873354B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6366947B2 (ja) * 2014-02-10 2018-08-01 シャープ株式会社 洗濯機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10255577A (ja) 1998-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10294959A (ja) 表示付き無線選択呼出受信機
JP3873354B2 (ja) 設定確認装置付き家電製品
JP2003125467A (ja) 携帯情報端末、携帯情報端末のプログラム及びサーバのプログラム
KR970055754A (ko) 무선호출기에서 동작모드를 시간별로 설정하여 자동으로 모드전환 하는 방법
CN108742449B (zh) 洗碗机提示音设置方法、装置及计算机可读存储介质
JP2640995B2 (ja) 個別選択呼出受信器
JP2002296376A (ja) 携帯無線端末装置
JP2002136790A (ja) 洗濯機の運転内容設定方法
JP2011202900A (ja) 加熱調理器
KR100357038B1 (ko) 인터벌 알람기능을 갖는 전화기
JPS59228453A (ja) 自動ダイヤル装置
US7026914B1 (en) Selective calling receiver and method of switching alert operation thereof
WO2020177679A1 (zh) 一种家电的控制方法
JP2003130451A (ja) 風呂給湯器用リモートコントロール装置
US6751461B1 (en) Apparatus and method for operating a communication unit using a default channel
JPH0223994A (ja) 機器の制御装置
JPH02240704A (ja) 機器の制御装置
CN111916078A (zh) 一种语音控制方法及设备
KR100290130B1 (ko) 무선통신장치의호출신호알림방법
JPH11304959A (ja) 電気機器
JPS611151A (ja) メモリ−ダイヤル電話装置
JPH10127984A (ja) 家庭用電化機器の操作釦制御装置
JP2973503B2 (ja) マイクロコンピュータを用いたタイマー
JP2000106050A (ja) リモートコントロール装置
JPH01319097A (ja) 報知手段の音量設定装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061016

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees