JP2000041275A - 選択呼出受信機 - Google Patents
選択呼出受信機Info
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- JP2000041275A JP2000041275A JP10205388A JP20538898A JP2000041275A JP 2000041275 A JP2000041275 A JP 2000041275A JP 10205388 A JP10205388 A JP 10205388A JP 20538898 A JP20538898 A JP 20538898A JP 2000041275 A JP2000041275 A JP 2000041275A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源供給量が低減した際に早期に低電圧検出
を通報することにより動作不能になることを防止できる
と共にバッテリの交換時期を確認できること。 【解決手段】 制御部30のプロセッサ33は、低電圧
検出回路18が低電圧を検出した際には直ちに低電圧通
報を可聴報知部38および可視表示部6へ送出し、低電
圧を検出中に呼出要求を受けた際には低電圧呼出鳴音送
出要求を可聴報知部38へ送出し、可聴報知部38が低
電圧検出の通報を受けた際には所定の低電圧検出鳴音ま
た所定の低電圧呼出鳴音送出要求を受けた際には所定の
低電圧呼出鳴音をSP22から送出し、可視表示部6が
低電圧検出の通報を受けて所定の可視情報を液晶表示し
ている。更に、低電圧タイマ35が低電圧検出後の時間
経過を計測し、鳴音制御回路36により、上記経過時間
に対応して予め定められた報知設定データに基づいてそ
れぞれ変化を有する鳴音をSPから送出している。
を通報することにより動作不能になることを防止できる
と共にバッテリの交換時期を確認できること。 【解決手段】 制御部30のプロセッサ33は、低電圧
検出回路18が低電圧を検出した際には直ちに低電圧通
報を可聴報知部38および可視表示部6へ送出し、低電
圧を検出中に呼出要求を受けた際には低電圧呼出鳴音送
出要求を可聴報知部38へ送出し、可聴報知部38が低
電圧検出の通報を受けた際には所定の低電圧検出鳴音ま
た所定の低電圧呼出鳴音送出要求を受けた際には所定の
低電圧呼出鳴音をSP22から送出し、可視表示部6が
低電圧検出の通報を受けて所定の可視情報を液晶表示し
ている。更に、低電圧タイマ35が低電圧検出後の時間
経過を計測し、鳴音制御回路36により、上記経過時間
に対応して予め定められた報知設定データに基づいてそ
れぞれ変化を有する鳴音をSPから送出している。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内蔵電源の電圧が
所定値以下に低下した際に低電圧として検出し通常の通
報とは異なる所定の通報(可視表示および可聴報知)を
行なう選択呼出受信機に関し、特に、電源供給量が低減
した際に早期に低電圧検出を通報することにより動作不
能になることを防止できると共に内蔵電源の交換時期を
確認できる選択呼出受信機に関する。
所定値以下に低下した際に低電圧として検出し通常の通
報とは異なる所定の通報(可視表示および可聴報知)を
行なう選択呼出受信機に関し、特に、電源供給量が低減
した際に早期に低電圧検出を通報することにより動作不
能になることを防止できると共に内蔵電源の交換時期を
確認できる選択呼出受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の選択呼出受信機は、図9
に示されるように、バッテリ100(または乾電池)を
内蔵しており、アンテナ110から無線部120を介し
て着呼による呼出要求を受けたデコーダ130により、
鳴音発生部140に指示してスピーカ150から通常の
呼出信号を送出している。この際、バッテリ100の出
力電圧を監視する低電圧検出部180がバッテリ容量の
不足を判断する所定の電圧以下に低下したことを検出し
た場合、鳴音発生部140は、通常の呼出信号とは異な
る鳴音を送出して、受信機の使用者にバッテリ容量を効
率よく使用できるようにしている。
に示されるように、バッテリ100(または乾電池)を
内蔵しており、アンテナ110から無線部120を介し
て着呼による呼出要求を受けたデコーダ130により、
鳴音発生部140に指示してスピーカ150から通常の
呼出信号を送出している。この際、バッテリ100の出
力電圧を監視する低電圧検出部180がバッテリ容量の
不足を判断する所定の電圧以下に低下したことを検出し
た場合、鳴音発生部140は、通常の呼出信号とは異な
る鳴音を送出して、受信機の使用者にバッテリ容量を効
率よく使用できるようにしている。
【0003】このような選択呼出受信機についての技術
が、例えば、特開平4−37608号公報に記載されて
いる。この受信機では、図9を参照すれば、電源投入お
よび呼出要求を受けて鳴音による報知を行なう際の動作
電流でバッテリ100の電圧が電圧降下して低電圧検出
部180が低電圧を検出した際に鳴音発生部140がス
ピーカ150から上述の鳴音に代わり上述の鳴音とは異
なる鳴音、例えば鳴音パターンが異なる電圧劣化鳴音を
送出して、電圧劣化を生じたが動作可能状態であること
を知らせる。また更に、使用者が所定のスイッチを押す
ことにより、この電圧劣化鳴音は停止し、残りバッテリ
容量の有効活用を図っている。
が、例えば、特開平4−37608号公報に記載されて
いる。この受信機では、図9を参照すれば、電源投入お
よび呼出要求を受けて鳴音による報知を行なう際の動作
電流でバッテリ100の電圧が電圧降下して低電圧検出
部180が低電圧を検出した際に鳴音発生部140がス
ピーカ150から上述の鳴音に代わり上述の鳴音とは異
なる鳴音、例えば鳴音パターンが異なる電圧劣化鳴音を
送出して、電圧劣化を生じたが動作可能状態であること
を知らせる。また更に、使用者が所定のスイッチを押す
ことにより、この電圧劣化鳴音は停止し、残りバッテリ
容量の有効活用を図っている。
【0004】また、上述の動作がない状態で、低電圧検
出部180が低電圧を検出した際には鳴音発生部140
がスピーカ150から上述の電圧劣化鳴音と異なる例え
ば連続音による電圧劣化鳴音を送出して、電源電圧の低
下の原因が電源の完全な劣化によることを使用者に区別
して知らせ、バッテリの交換を促している。
出部180が低電圧を検出した際には鳴音発生部140
がスピーカ150から上述の電圧劣化鳴音と異なる例え
ば連続音による電圧劣化鳴音を送出して、電源電圧の低
下の原因が電源の完全な劣化によることを使用者に区別
して知らせ、バッテリの交換を促している。
【0005】次に、通常の呼出信号とは異なる呼出信号
について、図10を参照して説明する。図示されるよう
に、通常の呼出し信号に使用される鳴音パターンは
「F」kHzの可聴音をn秒間繰り返しているが、低電
圧時の鳴音パターンは同一周波数の可聴音を「ピッ・ピ
ッ」とn秒間ずつ繰り返すように、通常パターンと比較
して差別化および低出力化が図られる。また、可視表示
部では、低電圧状態を通知するためのアイコンが正常電
圧状態に復旧するまで継続して画面表示される。受信機
の使用者は、受信機の余分な電力消費を防止するため、
通常、低電圧状態を確認してボタン操作することにより
鳴音による報知を停止する。このような状態の認知によ
りバッテリが新品と交換されるので、低電圧状態が早期
に解除される。
について、図10を参照して説明する。図示されるよう
に、通常の呼出し信号に使用される鳴音パターンは
「F」kHzの可聴音をn秒間繰り返しているが、低電
圧時の鳴音パターンは同一周波数の可聴音を「ピッ・ピ
ッ」とn秒間ずつ繰り返すように、通常パターンと比較
して差別化および低出力化が図られる。また、可視表示
部では、低電圧状態を通知するためのアイコンが正常電
圧状態に復旧するまで継続して画面表示される。受信機
の使用者は、受信機の余分な電力消費を防止するため、
通常、低電圧状態を確認してボタン操作することにより
鳴音による報知を停止する。このような状態の認知によ
りバッテリが新品と交換されるので、低電圧状態が早期
に解除される。
【0006】また別の例では、図11に示されるよう
に、報知順序に優先順位を持たせているものがある。こ
の場合、上述されるような低電圧検出の通報手段を備え
ていても通報頻度が少ないので、低電圧通報は最劣勢に
設定されており使用者にとって低電圧状態が直ちには認
知できない。すなわち、低電圧が検出(手順S101)
されても、緊急通報がある場合(手順S102のYE
S)には緊急通報の送出手順(手順S103)が優先
し、次いで、呼出要求の受信がある場合(手順S104
のYES)には呼出信号の送出手順(手順S105)が
優先するので、この後でなければ、低電圧検出の通報手
順(手順S106)を行なうことができないからであ
る。したがって、上位の通報が多数あるような場合、上
位の通報が鳴音最中に低電圧が検出されても、全ての上
位通報が完了しない限り、低電圧の通報が鳴音出力され
ない事態がありうる。最悪の場合、低電圧検出の通報が
鳴音出力されないまま、バッテリ容量が受信機の動作電
圧以下にまで低下し、受信機自体の動作が不能になるこ
とがある。このような事態は上述した公開公報の例でも
発生する。
に、報知順序に優先順位を持たせているものがある。こ
の場合、上述されるような低電圧検出の通報手段を備え
ていても通報頻度が少ないので、低電圧通報は最劣勢に
設定されており使用者にとって低電圧状態が直ちには認
知できない。すなわち、低電圧が検出(手順S101)
されても、緊急通報がある場合(手順S102のYE
S)には緊急通報の送出手順(手順S103)が優先
し、次いで、呼出要求の受信がある場合(手順S104
のYES)には呼出信号の送出手順(手順S105)が
優先するので、この後でなければ、低電圧検出の通報手
順(手順S106)を行なうことができないからであ
る。したがって、上位の通報が多数あるような場合、上
位の通報が鳴音最中に低電圧が検出されても、全ての上
位通報が完了しない限り、低電圧の通報が鳴音出力され
ない事態がありうる。最悪の場合、低電圧検出の通報が
鳴音出力されないまま、バッテリ容量が受信機の動作電
圧以下にまで低下し、受信機自体の動作が不能になるこ
とがある。このような事態は上述した公開公報の例でも
発生する。
【0007】また、従来の選択呼出受信機は、図12に
示されるように、低電圧を検出(手順S111)して低
電圧呼出のため低電圧用鳴音の送出を準備する設定手順
(手順S112)を完了した後、呼出要求を受信(手順
S113のYES)するたびに、低電圧用鳴音を送出し
ている。この結果、呼出要求のたびに鳴音を発するの
で、残されたバッテリ容量に大きな負担をかけていた。
上述した公開公報の例も同様な構成である。
示されるように、低電圧を検出(手順S111)して低
電圧呼出のため低電圧用鳴音の送出を準備する設定手順
(手順S112)を完了した後、呼出要求を受信(手順
S113のYES)するたびに、低電圧用鳴音を送出し
ている。この結果、呼出要求のたびに鳴音を発するの
で、残されたバッテリ容量に大きな負担をかけていた。
上述した公開公報の例も同様な構成である。
【0008】これらの問題点を解決するため、最近で
は、低電圧検出の通報後には、機能を限定するか、また
は受信機の無線部に電源供給を停止して呼び出しの通報
を禁止する処置が講じられている。しかし、このような
処置は、受信機の機能を発揮できないことになり、受信
機の使用者の不満を増大させる。
は、低電圧検出の通報後には、機能を限定するか、また
は受信機の無線部に電源供給を停止して呼び出しの通報
を禁止する処置が講じられている。しかし、このような
処置は、受信機の機能を発揮できないことになり、受信
機の使用者の不満を増大させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の選択呼
出受信機では、電源の劣化に伴なう低電圧を検出したに
も拘わらず報知できず、最悪の場合、低電圧検出の通報
が出力されないまま、バッテリ容量が受信機の動作電圧
以下にまで低下し、受信機自体の動作が不能になること
があるという問題点がある。
出受信機では、電源の劣化に伴なう低電圧を検出したに
も拘わらず報知できず、最悪の場合、低電圧検出の通報
が出力されないまま、バッテリ容量が受信機の動作電圧
以下にまで低下し、受信機自体の動作が不能になること
があるという問題点がある。
【0010】その理由は、低電圧検出の通報手段を備え
ていても、電源投入時または着呼に伴なう呼出要求があ
った際のみの通報であり、かつ、低電圧通報は通報頻度
が少ないので最劣勢に設定されており、使用者にとって
低電圧状態が直ちには認知できないので、上位の通報が
多数あるような場合、上位の通報が鳴音最中に低電圧が
検出されても、全ての上位通報が完了しない限り、低電
圧の通報が鳴音出力されない事態が生じ得るからであ
る。
ていても、電源投入時または着呼に伴なう呼出要求があ
った際のみの通報であり、かつ、低電圧通報は通報頻度
が少ないので最劣勢に設定されており、使用者にとって
低電圧状態が直ちには認知できないので、上位の通報が
多数あるような場合、上位の通報が鳴音最中に低電圧が
検出されても、全ての上位通報が完了しない限り、低電
圧の通報が鳴音出力されない事態が生じ得るからであ
る。
【0011】また、低電圧が検出された状態の場合、呼
出要求があるたびに低電圧呼出の送出が繰り返されるの
で、バッテリ容量に負担がかかるという問題点もある。
出要求があるたびに低電圧呼出の送出が繰り返されるの
で、バッテリ容量に負担がかかるという問題点もある。
【0012】本発明の課題は、上記問題点を解決し、電
源供給量が低減した際に早期に低電圧検出を通報するこ
とにより動作不能になることを防止できると共にバッテ
リの交換時期を確認できる選択呼出受信機を提供するこ
とである。
源供給量が低減した際に早期に低電圧検出を通報するこ
とにより動作不能になることを防止できると共にバッテ
リの交換時期を確認できる選択呼出受信機を提供するこ
とである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による選択呼出受
信機は、内蔵電源の電圧が所定値以下に低下した際に低
電圧として検出し通常の通報とは異なる所定の通報を行
なう選択呼出受信機において、低電圧を検出したという
低電圧通報を受けた際には所定の低電圧検出鳴音、また
所定の低電圧呼出鳴音送出要求を受けた際には所定の低
電圧呼出鳴音それぞれをスピーカから送出する可聴報知
部と、低電圧検出の低電圧通報を受けて所定の可視情報
を画面表示する可視表示部と、低電圧を検出した際には
直ちに低電圧通報を可聴報知部および可視表示部それぞ
れへ送出し、また低電圧を検出中に呼出要求を受けた際
には低電圧呼出鳴音送出要求を可聴報知部へ送出する制
御部とを備えている。この構成により、電源供給量が低
減した際に早期に低電圧を検出して通報することにより
受信機の稼働中に動作不能になることが防止されてい
る。
信機は、内蔵電源の電圧が所定値以下に低下した際に低
電圧として検出し通常の通報とは異なる所定の通報を行
なう選択呼出受信機において、低電圧を検出したという
低電圧通報を受けた際には所定の低電圧検出鳴音、また
所定の低電圧呼出鳴音送出要求を受けた際には所定の低
電圧呼出鳴音それぞれをスピーカから送出する可聴報知
部と、低電圧検出の低電圧通報を受けて所定の可視情報
を画面表示する可視表示部と、低電圧を検出した際には
直ちに低電圧通報を可聴報知部および可視表示部それぞ
れへ送出し、また低電圧を検出中に呼出要求を受けた際
には低電圧呼出鳴音送出要求を可聴報知部へ送出する制
御部とを備えている。この構成により、電源供給量が低
減した際に早期に低電圧を検出して通報することにより
受信機の稼働中に動作不能になることが防止されてい
る。
【0014】また、制御部は、送出した低電圧通報に対
する受付確認の入力を受けた際および所定時間を経過し
た際、いずれの場合も、可視表示部のみへの通報を継続
し、可聴報知部への通報を停止して低電圧検出鳴音の送
出を停止している。また、制御部は、可聴報知部へ送出
した低電圧呼出鳴音送出要求に対して受付確認の入力を
受けた際には直ちに、また所定時間を経過した際には未
呼出の情報を所定のメモリに記録し可視表示部に表示し
た後に、低電圧呼出鳴音送出要求を停止している。この
構成により、残るバッテリ容量が効率よく使用されてい
る。
する受付確認の入力を受けた際および所定時間を経過し
た際、いずれの場合も、可視表示部のみへの通報を継続
し、可聴報知部への通報を停止して低電圧検出鳴音の送
出を停止している。また、制御部は、可聴報知部へ送出
した低電圧呼出鳴音送出要求に対して受付確認の入力を
受けた際には直ちに、また所定時間を経過した際には未
呼出の情報を所定のメモリに記録し可視表示部に表示し
た後に、低電圧呼出鳴音送出要求を停止している。この
構成により、残るバッテリ容量が効率よく使用されてい
る。
【0015】また、制御部は、低電圧を検出した際に呼
出要求を受けている場合には、直ちに低電圧呼出鳴音送
出要求を可聴報知部へ送出し、可聴報知部は、可聴報知
を低電圧呼出鳴音に変更して出力している。この構成に
より、更に早期の低電圧検出が通報できる。
出要求を受けている場合には、直ちに低電圧呼出鳴音送
出要求を可聴報知部へ送出し、可聴報知部は、可聴報知
を低電圧呼出鳴音に変更して出力している。この構成に
より、更に早期の低電圧検出が通報できる。
【0016】また、低電圧を検出した際に低電圧通報を
受けて時間の計測を開始し所定の経過時間値を低電圧タ
イマ値として出力する低電圧タイマと、この低電圧タイ
マ値に対応して呼出信号の鳴音周波数および鳴音音圧の
少なくとも一方を規定する報知設定データを予め記憶す
る報知設定データメモリとを備え、制御部は、逐次低電
圧タイマ値を受けると共に、低電圧呼出鳴音送出要求を
可聴報知部へ送出する際には、受ける低電圧タイマ値に
基づいて報知設定データメモリから索引した報知設定デ
ータを低電圧呼出鳴音送出要求に含めて送出し、可聴報
知部は、受けた報知設定データに基づく低電圧呼出鳴音
により報知している。また、報知設定データには、鳴音
周波数および鳴音音圧それぞれに加え、これら数値に代
わるデフォルト値が設定されてよい。この構成により、
内蔵電源の新品との交換時期を確認し、時間と共に経過
する電圧の低下状態を推定できる。
受けて時間の計測を開始し所定の経過時間値を低電圧タ
イマ値として出力する低電圧タイマと、この低電圧タイ
マ値に対応して呼出信号の鳴音周波数および鳴音音圧の
少なくとも一方を規定する報知設定データを予め記憶す
る報知設定データメモリとを備え、制御部は、逐次低電
圧タイマ値を受けると共に、低電圧呼出鳴音送出要求を
可聴報知部へ送出する際には、受ける低電圧タイマ値に
基づいて報知設定データメモリから索引した報知設定デ
ータを低電圧呼出鳴音送出要求に含めて送出し、可聴報
知部は、受けた報知設定データに基づく低電圧呼出鳴音
により報知している。また、報知設定データには、鳴音
周波数および鳴音音圧それぞれに加え、これら数値に代
わるデフォルト値が設定されてよい。この構成により、
内蔵電源の新品との交換時期を確認し、時間と共に経過
する電圧の低下状態を推定できる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブ
ロック図である。図1に示された選択呼出受信機は、受
信部1、制御部2、キー入力部3、内蔵電源4、可聴報
知部5、および可視表示部6により構成されているもの
とする。
ロック図である。図1に示された選択呼出受信機は、受
信部1、制御部2、キー入力部3、内蔵電源4、可聴報
知部5、および可視表示部6により構成されているもの
とする。
【0019】受信部1はアンテナ11、受信回路12、
および波形整形回路13を有し、制御部2はデコーダ1
4、EEPROM(電気的消去型プログラマブルリード
オンリメモリ)15、プロセッサ16、メッセージメモ
リ17、低電圧検出回路18、および受付確認タイマ1
9を備えるものとする。
および波形整形回路13を有し、制御部2はデコーダ1
4、EEPROM(電気的消去型プログラマブルリード
オンリメモリ)15、プロセッサ16、メッセージメモ
リ17、低電圧検出回路18、および受付確認タイマ1
9を備えるものとする。
【0020】キー入力部3は受信機に設けられたキーパ
ッドであり、内蔵電源4はバッテリであるものとする。
また、可聴報知部5は報知ドライバ21およびSP(ス
ピーカ)22を備えるものとし、可視表示部6はLCD
(液晶表示)ドライバ23およびLCD24を備えるも
のとする。
ッドであり、内蔵電源4はバッテリであるものとする。
また、可聴報知部5は報知ドライバ21およびSP(ス
ピーカ)22を備えるものとし、可視表示部6はLCD
(液晶表示)ドライバ23およびLCD24を備えるも
のとする。
【0021】まず、受信部1のアンテナ11を介して受
けた無線信号は受信回路12によりベースバンド信号に
復調され、復調されたベースバンド信号は波形整形回路
13により波形整形され受信データとして制御部2へ送
られる。
けた無線信号は受信回路12によりベースバンド信号に
復調され、復調されたベースバンド信号は波形整形回路
13により波形整形され受信データとして制御部2へ送
られる。
【0022】制御部2では、デコーダ14が無線部1か
ら受けた受信データを符号化する。EEPROM15は
呼び出し先番号に対応するID(識別)番号を予め格納
しているものとする。デコーダ14は、受けた受信デー
タに含まれる呼出先番号とEEPROM15に格納され
ているID番号とを比較し、一致の場合には自己受信機
に対するメッセージデータを読み取って結果をプロセッ
サ16に通知する。EEPROM15は、外部から書き
込みを可能にするために電気的消去型が使用されるが、
別のタイプでもよい。
ら受けた受信データを符号化する。EEPROM15は
呼び出し先番号に対応するID(識別)番号を予め格納
しているものとする。デコーダ14は、受けた受信デー
タに含まれる呼出先番号とEEPROM15に格納され
ているID番号とを比較し、一致の場合には自己受信機
に対するメッセージデータを読み取って結果をプロセッ
サ16に通知する。EEPROM15は、外部から書き
込みを可能にするために電気的消去型が使用されるが、
別のタイプでもよい。
【0023】プロセッサ16は、デコーダ14から受け
取ったメッセージデータをメッセージメモリ17に格納
する。更に、プロセッサ16は、制御部2の外部に設け
られるキー入力部3、可聴報知部5、および可視表示部
6と接続すると共に、制御部2の内部の各構成要素と接
続して制御するものとする。なお、詳細は図示される動
作手順に従って後で説明する。
取ったメッセージデータをメッセージメモリ17に格納
する。更に、プロセッサ16は、制御部2の外部に設け
られるキー入力部3、可聴報知部5、および可視表示部
6と接続すると共に、制御部2の内部の各構成要素と接
続して制御するものとする。なお、詳細は図示される動
作手順に従って後で説明する。
【0024】メッセージメモリ17は、プロセッサ16
が受けるメッセージを格納するものとする。低電圧検出
回路18は、内蔵電源4により供給される電圧を監視
し、所定の電圧以下の低電圧を検出してプロセッサ16
に通知するものとする。受付確認タイマ19は、送出し
可聴報知部5から送出される通報を使用者が確認しなか
った場合に可聴報知を停止する手段である。
が受けるメッセージを格納するものとする。低電圧検出
回路18は、内蔵電源4により供給される電圧を監視
し、所定の電圧以下の低電圧を検出してプロセッサ16
に通知するものとする。受付確認タイマ19は、送出し
可聴報知部5から送出される通報を使用者が確認しなか
った場合に可聴報知を停止する手段である。
【0025】キー入力部3は、種々の指令の入力および
後述する報知設定データの入力を行なうために使用され
内蔵電源4は、制御部2をはじめとして、受信機内部
の各構成要素に電源を供給するものとする。
後述する報知設定データの入力を行なうために使用され
内蔵電源4は、制御部2をはじめとして、受信機内部
の各構成要素に電源を供給するものとする。
【0026】可聴報知部5の報知ドライバ21は、制御
部2のプロセッサ16から呼出信号およびその報知設定
データによる制御を受け、使用者にスピーカ22を介し
て予め設定された鳴音により報知するものとする。報知
される鳴音として低電圧通報に対応する低電圧検出鳴音
は、例えば「F」kHzによる「ピッ・ピッ・ピッ」の
連続音であるものとする。また、低電圧呼出に対応する
低電圧呼出鳴音は、例えば、図4に示されるような「F
/2」kHzの呼出音であるものとする。
部2のプロセッサ16から呼出信号およびその報知設定
データによる制御を受け、使用者にスピーカ22を介し
て予め設定された鳴音により報知するものとする。報知
される鳴音として低電圧通報に対応する低電圧検出鳴音
は、例えば「F」kHzによる「ピッ・ピッ・ピッ」の
連続音であるものとする。また、低電圧呼出に対応する
低電圧呼出鳴音は、例えば、図4に示されるような「F
/2」kHzの呼出音であるものとする。
【0027】可視表示部6のLCDドライバ23は、制
御部2のプロセッサ16から可視表示の制御を受け、プ
ロセッサ16からの受信メッセージを表示すると共に低
電圧通報をLCD24上のアイコンにより視覚表示する
ものとする。
御部2のプロセッサ16から可視表示の制御を受け、プ
ロセッサ16からの受信メッセージを表示すると共に低
電圧通報をLCD24上のアイコンにより視覚表示する
ものとする。
【0028】次に、図1に図2を併せ参照して、図1の
制御部2における主要動作手順の一形態について説明す
る。
制御部2における主要動作手順の一形態について説明す
る。
【0029】まず、制御部2は、供給される内蔵電源4
の電圧を監視する低電圧検出回路18により所定の電圧
以下である低電圧を検出(手順S1)した際には、低電
圧通報を報知ドライバ21およびLCDドライブ23に
送出(手順S2)すると共に受付確認タイマ19が起動
(手順S3)される。低電圧通報を受けた報知ドライバ
21は、低電圧検出鳴音として、「F」kHzによる
「ピッ・ピッ・ピッ」の連続音をスピーカ22から送出
すると共に、続いて受けることが予想される呼出要求に
対する呼出鳴音の変更を行なう。他方、低電圧通報を受
けたLCDドライバ23は低電圧検出のアイコンをLC
D24に画面表示する。
の電圧を監視する低電圧検出回路18により所定の電圧
以下である低電圧を検出(手順S1)した際には、低電
圧通報を報知ドライバ21およびLCDドライブ23に
送出(手順S2)すると共に受付確認タイマ19が起動
(手順S3)される。低電圧通報を受けた報知ドライバ
21は、低電圧検出鳴音として、「F」kHzによる
「ピッ・ピッ・ピッ」の連続音をスピーカ22から送出
すると共に、続いて受けることが予想される呼出要求に
対する呼出鳴音の変更を行なう。他方、低電圧通報を受
けたLCDドライバ23は低電圧検出のアイコンをLC
D24に画面表示する。
【0030】この受信機の使用者は、この低電圧検出鳴
音を聴取しまたはアイコンの画面表示を確認した場合、
キー入力部3からキー操作により所定の「通報の確認」
をする。プロセッサ16は、このキー入力を受けて「通
報の受付確認」と判定(手順S4のYES)、または、
受付確認タイマ19の時限T1に到達(手順S5のYE
S)した際には、内蔵電源4の残り容量を有効に利用す
るため、アイコンによる可視表示のみを残し、低電圧検
出鳴音による可聴報知を停止(手順S6)する。同時
に、受付確認タイマ19も初期状態に復旧する。
音を聴取しまたはアイコンの画面表示を確認した場合、
キー入力部3からキー操作により所定の「通報の確認」
をする。プロセッサ16は、このキー入力を受けて「通
報の受付確認」と判定(手順S4のYES)、または、
受付確認タイマ19の時限T1に到達(手順S5のYE
S)した際には、内蔵電源4の残り容量を有効に利用す
るため、アイコンによる可視表示のみを残し、低電圧検
出鳴音による可聴報知を停止(手順S6)する。同時
に、受付確認タイマ19も初期状態に復旧する。
【0031】次いで、制御部2では、着呼により呼出要
求を受信(手順S7のYES)した際にプロセッサ16
が報知ドライバ21に対して低電圧呼出鳴音送出を要求
(手順S8)すると共に受付確認タイマ19を起動(手
順S9)する。手順S8の要求により、報知ドライバ2
1はSP22から図4に示される「F/2」kHzの低
電圧呼出鳴音を送出する。
求を受信(手順S7のYES)した際にプロセッサ16
が報知ドライバ21に対して低電圧呼出鳴音送出を要求
(手順S8)すると共に受付確認タイマ19を起動(手
順S9)する。手順S8の要求により、報知ドライバ2
1はSP22から図4に示される「F/2」kHzの低
電圧呼出鳴音を送出する。
【0032】受信機の使用者は、この低電圧呼出鳴音を
聴取して確認した場合、キー入力部3からキー操作によ
り低電圧呼出に対する所定の「確認」をする。プロセッ
サ16は、このキー入力を受けて「低電圧呼出の受付確
認」と判定(手順S10のYES)し、内蔵電源4の残
り容量を有効に利用するため、低電圧呼出鳴音による可
聴報知を停止すると同時に、受付確認タイマ19も初期
状態に復旧する(手順S11)。
聴取して確認した場合、キー入力部3からキー操作によ
り低電圧呼出に対する所定の「確認」をする。プロセッ
サ16は、このキー入力を受けて「低電圧呼出の受付確
認」と判定(手順S10のYES)し、内蔵電源4の残
り容量を有効に利用するため、低電圧呼出鳴音による可
聴報知を停止すると同時に、受付確認タイマ19も初期
状態に復旧する(手順S11)。
【0033】上記手順S10が「NO」で低電圧呼出の
受付確認以前に、受付確認タイマ19の時限T2に到達
(手順S12のYES)した際には、プロセッサ16は
「未呼出情報」を所定のメモリに記録すると共にLCD
ドライバ23に指示してLCD24に未呼出情報を画面
表示(手順S13)した後、上記手順S11へ進み、手
順を終了する。
受付確認以前に、受付確認タイマ19の時限T2に到達
(手順S12のYES)した際には、プロセッサ16は
「未呼出情報」を所定のメモリに記録すると共にLCD
ドライバ23に指示してLCD24に未呼出情報を画面
表示(手順S13)した後、上記手順S11へ進み、手
順を終了する。
【0034】図3には、制御部2でプロセッサ16が内
蔵電源4の低電圧を検出(手順S21)した際に着呼に
よる呼出要求を受信(手順S22のYES)していた場
合が示されている。図示されるように、手順S22が
「YES」の場合、プロセッサ16は、低電圧通報を可
視表示部6のLCDドライバ23のみに送出(手順S2
3)し、かつ可聴報知部5の報知ドライバ21に対して
低電圧呼出鳴音送出を要求(手順S24)すると共に受
付確認タイマ19を起動(手順S25)して上記手順S
10へ進む。また、上記手順S22が「NO」で呼出要
求の受信がない場合には、受付確認タイマ19を起動
(手順S26)して、上記手順S4へ進む。
蔵電源4の低電圧を検出(手順S21)した際に着呼に
よる呼出要求を受信(手順S22のYES)していた場
合が示されている。図示されるように、手順S22が
「YES」の場合、プロセッサ16は、低電圧通報を可
視表示部6のLCDドライバ23のみに送出(手順S2
3)し、かつ可聴報知部5の報知ドライバ21に対して
低電圧呼出鳴音送出を要求(手順S24)すると共に受
付確認タイマ19を起動(手順S25)して上記手順S
10へ進む。また、上記手順S22が「NO」で呼出要
求の受信がない場合には、受付確認タイマ19を起動
(手順S26)して、上記手順S4へ進む。
【0035】図4では、低電圧呼出鳴音の一形態が示さ
れている。この例では、低電圧検出前には定常呼出鳴音
としてn秒間連続する「F」kHzの鳴音が所定間隔を
もって繰り返される。他方の低電圧検出後では、低電圧
呼出鳴音としてn秒間連続する「F/2」kHzの鳴音
が所定間隔をもって繰り返される。この場合では、鳴音
周波数を変化させて二つの鳴音を区別しているが、鳴音
パターンまたは鳴音音量の変化であってもよく、またこ
れらの組み合わせによる変化であってもよい。
れている。この例では、低電圧検出前には定常呼出鳴音
としてn秒間連続する「F」kHzの鳴音が所定間隔を
もって繰り返される。他方の低電圧検出後では、低電圧
呼出鳴音としてn秒間連続する「F/2」kHzの鳴音
が所定間隔をもって繰り返される。この場合では、鳴音
周波数を変化させて二つの鳴音を区別しているが、鳴音
パターンまたは鳴音音量の変化であってもよく、またこ
れらの組み合わせによる変化であってもよい。
【0036】次に、図5を参照して図1に機能追加した
一形態について説明する。
一形態について説明する。
【0037】図1と相違する構成要素は、制御部30に
おけるデコーダ31、EEPROM32、プロセッサ3
3、メッセージメモリ34、低電圧タイマ35、および
鳴音制御回路36であり、可聴報知部38における報知
ドライバ39である。また、図1に追加された構成要素
は、低電圧タイマ35および鳴音制御回路36である。
図1におけると同一の構成要素には同一番号符号を付与
し、その説明は省略する。
おけるデコーダ31、EEPROM32、プロセッサ3
3、メッセージメモリ34、低電圧タイマ35、および
鳴音制御回路36であり、可聴報知部38における報知
ドライバ39である。また、図1に追加された構成要素
は、低電圧タイマ35および鳴音制御回路36である。
図1におけると同一の構成要素には同一番号符号を付与
し、その説明は省略する。
【0038】追加された低電圧タイマ35はプロセッサ
33と低電圧検出回路18との間に挿入接続され、鳴音
制御回路36はプロセッサ33と報知ドライバ39との
間に挿入接続されるものとする。
33と低電圧検出回路18との間に挿入接続され、鳴音
制御回路36はプロセッサ33と報知ドライバ39との
間に挿入接続されるものとする。
【0039】この形態においては、図6における報知設
定データに示されるように、低電圧タイマ35の低電圧
タイマ値T0,Ta,Tb,〜に従って可聴報知部38
のSP22から送出される鳴音周波数および鳴音音圧の
少なくとも一方が変化していることである。この報知設
定データはEEPROM32に予め格納されているもの
とする。
定データに示されるように、低電圧タイマ35の低電圧
タイマ値T0,Ta,Tb,〜に従って可聴報知部38
のSP22から送出される鳴音周波数および鳴音音圧の
少なくとも一方が変化していることである。この報知設
定データはEEPROM32に予め格納されているもの
とする。
【0040】すなわち、図6に示される例では、報知ド
ライバ39の制御を受けてSP22から、定常状態にお
ける低電圧タイマ値T0では鳴音周波数「F」および鳴
音音圧「B」を有する呼出鳴音が送出され、低電圧タイ
マ値Ta以下では、鳴音周波数「F/2」および鳴音音
圧「B」を有する低電圧呼出鳴音が送出される。また低
電圧タイマ値Taを超え低電圧タイマ値Tb以下の場合
では、鳴音周波数「F/2」および鳴音音圧「B/2」
を有する低電圧呼出鳴音が送出されることになる。ま
た、低電圧検出後の通報条件として許容されるデフォル
ト値が、例えば「32」として予め設定されているもの
とする。
ライバ39の制御を受けてSP22から、定常状態にお
ける低電圧タイマ値T0では鳴音周波数「F」および鳴
音音圧「B」を有する呼出鳴音が送出され、低電圧タイ
マ値Ta以下では、鳴音周波数「F/2」および鳴音音
圧「B」を有する低電圧呼出鳴音が送出される。また低
電圧タイマ値Taを超え低電圧タイマ値Tb以下の場合
では、鳴音周波数「F/2」および鳴音音圧「B/2」
を有する低電圧呼出鳴音が送出されることになる。ま
た、低電圧検出後の通報条件として許容されるデフォル
ト値が、例えば「32」として予め設定されているもの
とする。
【0041】次に、低電圧タイマ35は、図7に示され
るように、低電圧検出回路18から低電圧検出(手順S
31)の通知を受けたときに起動(手順S32)し、プ
ロセッサ33へ、低電圧検出を通知すると共に計測時間
を逐次通知(手順S33)するものとする。低電圧の検
出が停止(手順S34)した場合には低電圧タイマ35
も停止して復旧(手順S35)するものとする。また、
鳴音制御回路36は、プロセッサ33から受けた報知設
定データに基づいて報知ドライバ39を制御するものと
する。
るように、低電圧検出回路18から低電圧検出(手順S
31)の通知を受けたときに起動(手順S32)し、プ
ロセッサ33へ、低電圧検出を通知すると共に計測時間
を逐次通知(手順S33)するものとする。低電圧の検
出が停止(手順S34)した場合には低電圧タイマ35
も停止して復旧(手順S35)するものとする。また、
鳴音制御回路36は、プロセッサ33から受けた報知設
定データに基づいて報知ドライバ39を制御するものと
する。
【0042】図5における主要動作手順は図2および図
3を参照して説明した手順と同一であるが、手順S8お
よび手順S24の低電圧呼出鳴音送出要求に際しての手
順が追加される。
3を参照して説明した手順と同一であるが、手順S8お
よび手順S24の低電圧呼出鳴音送出要求に際しての手
順が追加される。
【0043】次に、図8に図5を併せ参照して低電圧呼
出鳴音送出要求に際しての手順について説明する。
出鳴音送出要求に際しての手順について説明する。
【0044】プロセッサ33は、低電圧タイマ35から
低電圧タイマ値の通知を常時受け付け(手順S40)て
おり、着呼により呼出要求を受信(手順S41)際、受
け付けている低電圧タイマ値に基づいてEEPROM3
2に格納される報知設定データを検索(手順S42)し
て対応するデータを選択読取り(手順S43)する。
低電圧タイマ値の通知を常時受け付け(手順S40)て
おり、着呼により呼出要求を受信(手順S41)際、受
け付けている低電圧タイマ値に基づいてEEPROM3
2に格納される報知設定データを検索(手順S42)し
て対応するデータを選択読取り(手順S43)する。
【0045】手順S43により、鳴音周波数が選択でき
(手順S44のYES)かつ鳴音音圧が選択できた(手
順S45のYES)場合には、これら選択値に基づいて
鳴音制御が設定(手順S46)され、プロセッサ33に
より鳴音制御回路36へ通知される。鳴音制御回路36
はプロセッサ33から受けた報知設定データに基づく低
電圧呼出鳴音の送出を報知ドライバ39へ要求(手順S
47)する。
(手順S44のYES)かつ鳴音音圧が選択できた(手
順S45のYES)場合には、これら選択値に基づいて
鳴音制御が設定(手順S46)され、プロセッサ33に
より鳴音制御回路36へ通知される。鳴音制御回路36
はプロセッサ33から受けた報知設定データに基づく低
電圧呼出鳴音の送出を報知ドライバ39へ要求(手順S
47)する。
【0046】上記手順44または上記手順45が「N
O」で選択できなかった場合、プロセッサ33はEEP
ROM32から所定のデフォルト値「32」を選択して
次の手順へ進み、上記手順S47に進んで、デフォルト
値に基づく低電圧呼出鳴音の送出を報知ドライバ39へ
要求する。
O」で選択できなかった場合、プロセッサ33はEEP
ROM32から所定のデフォルト値「32」を選択して
次の手順へ進み、上記手順S47に進んで、デフォルト
値に基づく低電圧呼出鳴音の送出を報知ドライバ39へ
要求する。
【0047】上記説明では、内蔵電源をバッテリとした
が乾電池でもよく、また可視表示をLCDによるとした
が他の種類の画面表示器でよい。同様に、上記記載で
は、各構成要素を機能ブロックに、また主要動作をフロ
ーチャートに図示して説明したが、機能ブロックの機能
の分離併合、または動作手順の前後入れ替え・並行動作
などによる変更は上記機能を満たす限り自由であり、上
記説明が本発明を限定するものではない。
が乾電池でもよく、また可視表示をLCDによるとした
が他の種類の画面表示器でよい。同様に、上記記載で
は、各構成要素を機能ブロックに、また主要動作をフロ
ーチャートに図示して説明したが、機能ブロックの機能
の分離併合、または動作手順の前後入れ替え・並行動作
などによる変更は上記機能を満たす限り自由であり、上
記説明が本発明を限定するものではない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
源供給量が低減した際に早期に低電圧を検出して通報す
ることにより受信機の使用中に動作不能になることが防
止されるという効果を得ることができる。
源供給量が低減した際に早期に低電圧を検出して通報す
ることにより受信機の使用中に動作不能になることが防
止されるという効果を得ることができる。
【0049】その理由は、低電圧を検出した際には直ち
に低電圧通報を可聴報知部および可視表示部それぞれへ
送出し、また低電圧を検出中に呼出要求を受けた際には
低電圧呼出鳴音送出要求を可聴報知部へ送出する制御部
とを備え、可聴報知部が、低電圧を検出したという低電
圧通報を受けた際には所定の低電圧検出鳴音、また所定
の低電圧呼出鳴音送出要求を受けた際には所定の低電圧
呼出鳴音それぞれをスピーカから送出すると共に、可視
表示部が、低電圧検出の低電圧通報を受けて所定の可視
情報を液晶表示するからである。
に低電圧通報を可聴報知部および可視表示部それぞれへ
送出し、また低電圧を検出中に呼出要求を受けた際には
低電圧呼出鳴音送出要求を可聴報知部へ送出する制御部
とを備え、可聴報知部が、低電圧を検出したという低電
圧通報を受けた際には所定の低電圧検出鳴音、また所定
の低電圧呼出鳴音送出要求を受けた際には所定の低電圧
呼出鳴音それぞれをスピーカから送出すると共に、可視
表示部が、低電圧検出の低電圧通報を受けて所定の可視
情報を液晶表示するからである。
【0050】また、制御部が、低電圧を検出した際に呼
出要求を受けている場合には、直ちに、低電圧呼出鳴音
送出要求を可聴報知部へ送出し、可聴報知部は、可聴報
知を低電圧呼出鳴音に変更して出力することにより、更
に早期の低電圧検出が通報できるという効果も得られ
る。
出要求を受けている場合には、直ちに、低電圧呼出鳴音
送出要求を可聴報知部へ送出し、可聴報知部は、可聴報
知を低電圧呼出鳴音に変更して出力することにより、更
に早期の低電圧検出が通報できるという効果も得られ
る。
【0051】また、本発明によれば、内蔵電源の新品と
の交換時期を確認し、時間と共に経過する電圧の低下状
態を推定できることにより、受信機の動作不能防止およ
び残る電源容量の有効活用に対して更に一層の強化を実
現し、かつ木目細かな対応が可能になるという効果があ
る。
の交換時期を確認し、時間と共に経過する電圧の低下状
態を推定できることにより、受信機の動作不能防止およ
び残る電源容量の有効活用に対して更に一層の強化を実
現し、かつ木目細かな対応が可能になるという効果があ
る。
【0052】その理由は、低電圧を検出した後の時間経
過対応して、呼出信号の鳴音周波数および鳴音音圧の少
なくとも一方を変化させた低電圧呼出鳴音により、着呼
における呼出を報知しているからである。
過対応して、呼出信号の鳴音周波数および鳴音音圧の少
なくとも一方を変化させた低電圧呼出鳴音により、着呼
における呼出を報知しているからである。
【図1】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図で
ある。
ある。
【図2】図1における基本動作手順の一形態を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】図2に対し追加機能を含む動作手順の一形態を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図4】低電圧呼出鳴音の一例を示すタイムチャートで
ある。
ある。
【図5】本発明で実施の図1に機能追加した一形態を示
す機能ブロック図である。
す機能ブロック図である。
【図6】図5における報知設定データの一形態を示すデ
ータテーブルである。
ータテーブルである。
【図7】図5における低電圧タイマの基本動作手順の一
形態を示すフローチャートである。
形態を示すフローチャートである。
【図8】図5における低電圧呼出鳴音の送出要求動作手
順の一形態を示すフローチャートである。
順の一形態を示すフローチャートである。
【図9】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【図10】低電圧時の鳴音パターンの一例を示すタイム
チャートである。
チャートである。
【図11】従来の各種通報に対する手順の一例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図12】従来の低電圧検出の際における鳴音送出手順
の一例を示すフローチャートである。
の一例を示すフローチャートである。
1 受信部 2、30 制御部 3 キー入力部 4 内蔵電源 5、38 可聴報知部 6 可視表示部 11 アンテナ 12 受信回路 13 波形整形回路 14、31 デコーダ 15、32 EEPROM(電気的消去型プログラマ
ブルリードオンリメモリ) 16、33 プロセッサ 17、34 メッセージメモリ 18 低電圧検出回路 19 受付確認タイマ 21、39 報知ドライバ 22 SP(スピーカ) 23 LCD(液晶表示)ドライバ 24 LCD(液晶表示) 35 低電圧タイマ 36 鳴音制御回路
ブルリードオンリメモリ) 16、33 プロセッサ 17、34 メッセージメモリ 18 低電圧検出回路 19 受付確認タイマ 21、39 報知ドライバ 22 SP(スピーカ) 23 LCD(液晶表示)ドライバ 24 LCD(液晶表示) 35 低電圧タイマ 36 鳴音制御回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月17日(1999.5.1
7)
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項5】 請求項1において、前記報知設定データ
には、前記鳴音周波数および前記鳴音音圧それぞれに加
え、これら数値に代わるデフォルト値が設定されること
を特徴とする選択呼出受信機。
には、前記鳴音周波数および前記鳴音音圧それぞれに加
え、これら数値に代わるデフォルト値が設定されること
を特徴とする選択呼出受信機。
Claims (6)
- 【請求項1】 内蔵電源の電圧が所定値以下に低下した
際に低電圧として検出し通常の通報とは異なる所定の通
報(可視表示および可聴報知)を行なう選択呼出受信機
において、前記低電圧を検出したという低電圧通報を受
けた際には所定の低電圧検出鳴音、また所定の低電圧呼
出鳴音送出要求を受けた際には所定の低電圧呼出鳴音そ
れぞれをスピーカから送出する可聴報知部と、前記低電
圧検出の低電圧通報を受けて所定の可視情報を画面表示
する可視表示部と、前記低電圧を検出した際には直ちに
前記低電圧通報を前記可聴報知部および前記可視表示部
それぞれへ送出し、また前記低電圧を検出中に呼出要求
を受けた際には前記低電圧呼出鳴音送出要求を前記可聴
報知部へ送出する制御部とを備えることを特徴とする選
択呼出受信機。 - 【請求項2】 請求項1において、前記制御部は、送出
した前記低電圧通報に対する受付確認の入力を受けた際
および所定時間を経過した際、いずれの場合も、前記可
視表示部のみへの通報を継続し、前記可聴報知部への通
報を停止して前記低電圧検出鳴音の送出を停止すること
を特徴とする選択呼出受信機。 - 【請求項3】 請求項1において、前記制御部は、前記
可聴報知部へ送出した前記低電圧呼出鳴音送出要求に対
して受付確認の入力を受けた際には直ちに、また所定時
間を経過した際には未呼出の情報を所定のメモリに記録
し前記可視表示部に表示した後に、前記低電圧呼出鳴音
送出要求を停止することを特徴とする選択呼出受信機。 - 【請求項4】 請求項1において、前記制御部は、前記
低電圧を検出した際に呼出要求を受けている場合には、
直ちに前記低電圧呼出鳴音送出要求を前記可聴報知部へ
送出し、可聴報知部は、可聴報知を前記低電圧呼出鳴音
に変更して出力することを特徴とする選択呼出受信機。 - 【請求項5】 請求項1において、前記低電圧を検出し
た際に前記低電圧通報を受けて時間の計測を開始し所定
の経過時間値を低電圧タイマ値として出力する低電圧タ
イマと、この低電圧タイマ値に対応して呼出信号の鳴音
周波数および鳴音音圧の少なくとも一方を規定する報知
設定データを予め記憶する報知設定データメモリとを備
え、前記制御部は、逐次前記低電圧タイマ値を受けると
共に、前記低電圧呼出鳴音送出要求を前記可聴報知部へ
送出する際には、受ける前記低電圧タイマ値に基づいて
前記報知設定データメモリから索引した報知設定データ
を前記低電圧呼出鳴音送出要求に含めて送出し、前記可
聴報知部は、受けた報知設定データに基づく低電圧呼出
鳴音により報知することを特徴とする選択呼出受信機。 - 【請求項6】 請求項5において、前記報知設定データ
には、前記鳴音周波数および前記鳴音音圧それぞれに加
え、これら数値に代わるデフォルト値が設定されること
を特徴とする選択呼出受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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