JP2004007229A - 両面画像読取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大量の原稿を分離搬送でき、紙粉を発生させずに読取りを確実にできる両面画像読取り装置を提供する。
【解決手段】両面原稿読取り装置1は、分離搬送される原稿の一面を読取るCCD読取りユニットと、原稿の他の面を読取るCIS21と、読取位置へと原稿を案内する補助ガイド部材30とを備えている。補助ガイド部材30は、バネ30bを備えており、回動支点30aを中心として回転可能となっている。原稿Pと補助ガイド部材30とが接触すると、バネ30bが原稿Pに対する補助ガイド部材30の位置を適切に調整する。補助ガイド部材30は原稿Pと接触しても紙粉を生じさせないので、読取りの誤りを生じず、読取りを確実にできる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート状の原稿を分離搬送しつつ、2つの読取り手段が表裏それぞれの面の画像を読取るようにした両面画像読取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スキャナ機能を備えた画像読取装置を用いて原稿の画像情報を読取って印刷を行う複写機などの画像形成装置において、シート状の原稿を順次搬送しながら画像情報を読取って印刷を行わせるためのADF(Auto Document Feeder、自動原稿送り装置)を備えた画像読取装置が用いられている。
【0003】
従来の画像読取装置の一例として、日本国の公開特許公報「特開平2−97934号公報(公開日:1990年4月10日)」に記載された原稿読取装置がある。
【0004】
上記原稿読取装置34は、図12に示すように、上原稿台35、下原稿台36、給紙ローラ37、排紙ローラ38、CSローラ39、読取りカバー40、バネ41、密着型読取りセンサ42およびバックアップコロ43・44を備えている。
【0005】
CSローラ39は、自重および読取りカバー40とCSローラの軸との間に取り付けられているバネ41によって、密着型読取センサ42に押圧されている。CSローラ39の軸は、原稿読取装置34の図示しない側板のU溝に固定されている。また、CSローラ39は、原稿Pの紙厚に応じて、U溝に沿って上下するようになっている。
【0006】
上記構成において、原稿Pを読取る際には、給紙ローラ37によって搬送される原稿PをCSローラ39が密着型読取センサ42に押圧するとともに、密着型読取センサ42が原稿Pの読取りを行う。その後に排出ローラ38によって原稿Pを排出する。
【0007】
また、CSローラ39は、図示しないバネによって、密着型読取センサ42と離間する方向にも力を受けている。読取りカバー40を開いて原稿Pを引き抜く際には、CSローラ39は原稿Pから離間するようになっている。
【0008】
また、従来の画像読取装置としては、上記構成の画像読取装置だけでなく、例えば2つの読取手段を備えており、2つの読取手段がそれぞれ搬送される原稿の表面、裏面の読取を行うようにした画像読取装置もある。
【0009】
このような画像読取装置の一例として、日本国の公開特許公報「特開平9−46472号公報(公開日:1997年2月14日)」に記載された原稿読取用の原稿自動送り装置がある。
【0010】
上記原稿自動送り装置45は、図13に示すように、載置トレイ46、給紙ローラ47、反転搬送経路48、第1読取ユニット51、第2読取ユニット49、透明板50、排出トレイ52、透明原稿台53およびスライド軸54を備えている。
【0011】
原稿自動送り装置45は、原稿載置トレイ46に載置された原稿Pを、給紙ローラ47によって1枚ずつ湾曲搬送経路48へと供給する。湾曲搬送経路48においては、供給された原稿Pを経路に沿って搬送し、途中に設けられた第2読取ユニット49によって原稿Pの一方の面を読取る。湾曲搬送経路48から供給された原稿Pを、透明板50の位置において、第1読取ユニット51によって上述の面とは異なる面を読取る。読取った原稿Pは排出トレイ52に排出する。
【0012】
また、透明原稿台53上に載置された原稿Pを、スライド軸54を介して第1読取ユニット51を移動させることによって読取ることができる。
【0013】
上記構成においては、湾曲搬送経路48の途中に第2読取ユニット49が設けられ、その後第1読取ユニット51によって第2読取ユニット49とは異なる面を読取るようになっているので、1度の搬送で1枚の原稿の両面を読取ることができる。
【0014】
また、上記とは異なる画像読取装置の他の一例として、日本国の公開特許公報「特開平11−27444号公報(公開日:1999年1月29日)」に記載された原稿読取り装置がある。
【0015】
複写装置55の原稿読取り装置56は、図14に示すように、原稿載置台57、分離部58、ブックスキャナ部61、CIS(Contact Image Sensor:密着型イメージセンサ)62および排紙トレイ63を備えている。また、複写装置55は、原稿読取り装置56によって読取った情報を印刷するための記録部64をも備えている。
【0016】
分離パッド59および分離ローラ60からなる分離部58によって、原稿載置トレイ57の原稿Pを1枚ずつ取り出す。分離ローラ60によって搬送された原稿Pを、ブックスキャナ部61およびCIS62を用いて読取る。ここで、ブックスキャナ部61において原稿の一面を、CIS62において原稿の他の面をそれぞれ読取るようになっている。そして、読取った原稿Pを排出トレイ63に排出する。
【0017】
これにより、ブックスキャナ部61とCIS62とを用いて1枚の原稿の両面を読取り、また複数の原稿Pを停止させることなく搬送させながら順次読取ることができた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載の各構成によれば、大量の原稿を扱うことができず、また厚紙の原稿を適切に読取ることができないという問題を生ずる。
【0019】
すなわち、近年、上述した各画像読取装置を備えたプリンタなどは、従来と比較して種々の用途に用いられるようになっている。例えば従来は扱われなかった厚みの原稿を扱う必要も生じている。また、従来と比較してより大量の情報を扱う必要があるので、より大量の原稿を高速に読取る必要も生じている。
【0020】
ところが、上述した各構成については、以下のような問題点を生じる虞れがある。
【0021】
すなわち、上記特開平2−97934号公報に記載の構成は、図12に示すように、給紙ローラ37から搬送されてくる原稿Pを、CSローラ39が密着型読取センサ42に押圧する構成である。
【0022】
ここで、上述のように、種々の厚みの原稿を、大量印刷のために高速で、CSローラ39と密着型読取センサ42との間に突入させる場合には、CSローラ39と密着型読取センサ42との間の圧力を微妙に調整する必要があり、この調整が安定しないと原稿Pの腰折れが生じる虞れがある。また、CSローラ39と原稿P、および密着型読取センサ42と原稿Pとの間にそれぞれ強い摩擦を生じるので、原稿Pが劣化して紙粉を発生する虞れがある。
【0023】
また、上記特開平9−46472号公報記載の原稿自動送り装置45は、図13に示すように、湾曲搬送経路48の途中の第2読取ユニット49によって読取りを行うとともに、湾曲搬送経路48の後に第1読取ユニット51によって読取を行う構成である。ここで、第1読取ユニット51への搬送においては、ほぼ垂直方向に伸びる湾曲搬送経路48から透明板50に向けて、搬送経路がほぼ直角に曲がっている。
【0024】
このため、原稿Pの搬送において、湾曲搬送経路48から透明板50に向けて原稿を搬送する際に、原稿Pが搬送路に突き当たって、搬送路との摩擦によって紙粉を発生させる可能性がないとは言えない。
【0025】
また、上記特開平11−27444号公報記載の原稿読取り装置56は、図14に示すように、原稿載置トレイ57上の原稿Pを、分離ローラ60を用いてブックスキャナ部61およびCIS62による読取位置に搬送する構成である。
【0026】
ここで、図14に示すように、分離ローラ60は原稿載置トレイ57からの原稿Pを一気に反転させて読取位置に搬送するようになっている。このため、強い力で原稿Pを押し付けて搬送を行うようになっている。したがって、原稿Pと分離ローラ60との間、または原稿Pと搬送路との間で強い摩擦が生じ、原稿Pが劣化する虞れがある。また、原稿Pが、分離ローラ60から読取位置のある平面に強い力で送りだされて、突き当てられた原稿Pが紙粉を生じる虞れもある。
【0027】
以上のように、上述の従来の構成によれば、特に、大量の原稿を扱うために原稿Pを高速で搬送する場合や、厚紙の原稿を扱う場合には、読取り位置の近傍で原稿Pが紙粉を生じる可能性がある。この場合には、生じた紙粉によって、原稿の読取りを適切に行えない虞れがある。
【0028】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、大量の原稿を分離搬送でき、厚紙の原稿を読取る場合であっても、原稿の読取りを確実に行うことのできる両面画像読取り装置を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る両面画像読取り装置は、上記課題を解決するために、搬送される原稿の一面を読取る第1の読取り手段と、上記原稿の他の面を読取る第2の読取り手段とを備えた両面画像読取り装置において、上記第1の読取り手段および上記第2の読取り手段へと搬送される上記原稿の搬送方向の上流側に弾性変形する弾性部材を有する一方、上記搬送方向の下流側に回動支点を有する補助ガイド部材を備え、上記補助ガイド部材は、搬送される上記原稿と接触すると、上記弾性部材が弾性変形することによって上記回動支点を中心として回転することを特徴としている。
【0030】
上記構成において、第1の読取り手段および第2の読取り手段へと原稿を搬送する際に、原稿が補助ガイド部材に接触すると、弾性部材が弾性変形することによって補助ガイド部材は回動支点を中心として回転する。このため、原稿と補助ガイド部材との接触によっても紙粉を発生させない。
【0031】
すなわち、原稿の読取りの際に、原稿の紙厚によっては、搬送されてくる原稿が搬送路に接触する場合がある。この場合には、原稿と搬送路との摩擦によって原稿が劣化して、紙粉を発生する虞れがある。特に、原稿の読取位置の近傍で紙粉が発生した場合には、原稿の読取りを適切に行えない虞れがある。
【0032】
一方、本発明に係る両面画像読取り装置においては、例えば原稿が搬送路と接触するような位置に補助ガイド部材を設ける。そして原稿の搬送を行えば、原稿が補助ガイド部材と接触しても、補助ガイド部材が回転して、原稿との無理な接触を避ける状態となる。このため、原稿を劣化させず、紙粉を生じさせない。
【0033】
また、上記構成において、補助ガイド部材は回動支点を有している。ここで、例えば補助ガイド部材が弾性部材のみを備えている場合には、補助ガイド部材が原稿と接触すると、補助ガイド部材は原稿の進行方向に振動してしまう虞れもある。この場合には、原稿との摩擦を増大させて、紙粉を生じさせてしまう可能性がある。一方、本発明においては、補助ガイド部材は弾性部材とともに回動支点を有しており、原稿の進行方向に振動してしまう虞れはない。したがって、紙粉を生じる可能性を増大させない。
【0034】
以上のように、原稿の撓み、張りの具合に応じて補助ガイド部材が回動するので、例えば大量印刷のために高速で原稿を搬送する場合や、または厚紙を搬送する際に原稿と搬送路とが接触する配置の場合であっても、原稿と補助ガイド部材とは無理な摩擦を生じないので、紙粉が発生することもない。このため、紙粉によって生ずる黒すじなどの読取品質、印刷品質の劣化を防止できる。
【0035】
したがって、大量の原稿を分離搬送でき、厚紙の原稿を読取る場合であっても原稿の読取りを確実に行うことのできる両面画像読取り装置を提供することができる。
【0036】
本発明に係る両面画像読取り装置は、上記課題を解決するために、上記構成において、上記第1の読取り手段は、上記第2の読取り手段よりも、上記搬送方向の下流側に備えられるとともに、上記第1の読取り手段における焦点深度は、上記第2の読取り手段における焦点深度よりも浅いことを特徴としている。
【0037】
ここで、焦点深度とは、読取り手段による原稿の読取りにおける焦点面の前後で、鮮明な像ができる光軸方向の範囲を意味する。
【0038】
上記構成において、搬送方向の下流側に備えられる第1の読取り手段の焦点深度は、それよりも上流側の第2の読取り手段の焦点深度よりも浅くなっている。
【0039】
上述のように、補助ガイド部材は、弾性部材を搬送方向の上流側に備えているとともに、回動支点を下流側に備えている。このため、補助ガイド部材が原稿と接触すると、上流側においては補助ガイド部材の移動によって原稿の位置が異なってしまうこともある一方で、下流側においては原稿の位置を異ならせることはない。そこで、上述のように、下流側において焦点深度の浅い第1の読取り手段を備え、上流側において焦点深度の深い第2の読取り手段を備えれば、それぞれの読取り手段によって読取りを確実にできる。よって、原稿の両面を読取る際に、それぞれの面の画質を劣化させることなく読取ることができる。
【0040】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態について図1ないし図7に基づいて説明すると以下の通りである。
【0041】
本実施形態の両面原稿読取り装置(両面画像読取り装置)1は、図2に示すように、光学系2と、その上方に配置されるADF(移動筐体部)3とを備えている。この両面原稿読取り装置1は、例えば複写機やファクシミリ装置のスキャナ装置として用いることができる。
【0042】
この光学系2は、第2の読取り手段としてのCCD(Charge Coupled Device)読取りユニット11、光源ユニット13およびミラーユニット14によって、原稿ガラス12上に載置された図示しない原稿の画像を読取ることができるとともに、搬送されている図示しない原稿の一面の画像を原稿ガラス16の位置において読取ることができる。
【0043】
また、ADF3は、搬送されている原稿の他の面の画像を、原稿ガラス16と対向配置された第1の読取り手段としてのCIS(Contact Image Sensor:密着型イメージセンサ)21にて読取るようになっている。
【0044】
これによって、両面原稿読取り装置1は、原稿を分離搬送しつつ、2つの読取り手段によって表裏それぞれの面の画像を読取るようになっている。
【0045】
以下、光学系2およびADF3の詳細な構成について説明する。
【0046】
光学系2のCCD読取りユニット11は、原稿ガラス12上に載置され、平面支持された原稿の画像を読取るためのものである。読取りの際には、光源ユニット13およびミラーユニット14によって、原稿画像をCCD読取りユニット11に結像させて、読取りを行うようになっている。CCD読取りユニット11は、結像レンズ11aおよびCCDイメージセンサ11bなどを備えている。
【0047】
光源ユニット13は、光源13a、ミラー13b、スリット13cおよびミラー13dを備えている。原稿の読取りの際には、光源13aからの照射光をミラー13bが原稿ガラス12上の所定の読取り位置に集光する。そして、スリット13cは、入射する光のうち原稿からの反射光のみを通過させてミラー13dへと導く。ミラー13dはスリット13cから入射された光を反射してミラーユニット14へと導く。
【0048】
ミラーユニット14は、光源ユニット13から入射される光をCCD読取りユニット11に導く一対のミラー14a・14bを備えている。
【0049】
原稿ガラス12に載置された原稿の読取りの際には、例えば光源ユニット13が所定の速度Vで移動するとともに、ミラーユニット14がV/2の速度で矢印15方向(副走査方向)に移動して、符号13e、13f、14cなどで示すように、原稿ガラス12にわたって移動して、載置された原稿の画像を読取るようになっている。
【0050】
また、この光学系2には、原稿ガラス12から副走査方向に離間した位置に、もう1枚の原稿ガラス16が設けられている。
【0051】
この原稿ガラス16は、図1に示すように、読取り手段としての光源ユニット13およびCIS21による読取位置へと搬送される原稿をガイドするための補助ガイド部材30と対向して配置されている。
【0052】
この補助ガイド部材30は、図1および図3に示すように、CIS21と原稿ガラス16との間に配置されている。補助ガイド部材30は、原稿搬送方向の下流側に回動支点30aを有している。また、補助ガイド部材30は、原稿搬送方向の上流側には、バネ(弾性部材)30bを備えている。
【0053】
図1に示すように、読取位置へと搬送される原稿Pと補助ガイド部材30とが接触すると、バネ30bが変形することによって補助ガイド部材30は回動支点30aを中心として回転する。これによって、原稿Pとの無理な接触状態を避けて、原稿Pを劣化させず、紙粉を生じさせないようになっている。
【0054】
なお、図3においてはバネ30bは省略している。また、例えば図1および図3のような断面図においては、部材のうち、断面が手前側にあるもののみを示して参照番号を付して説明しており、奥側にある部材については特に示してはいない。
【0055】
また、搬送する原稿Pの紙厚によっては、そもそも原稿Pが原稿の搬送路と不必要な接触をしない場合もある。例えば、図4に示すように、紙厚の薄い原稿Pの場合には、補助ガイド部材30と原稿Pとが接触しない場合もある。
【0056】
一方、ADF3は、光学系2に対して蓋となるような形状である。すなわち、ADF3は光学系2に対して移動可能であり、移動としての蓋の開閉に応じて、原稿ガラス16とCIS21とが離間され、または対向配置されるようになっている。
【0057】
また、ADF3は、搬送されている原稿の上述とは異なる面(以下、裏面とする。)を読取るためのCIS21を備えている。また、ADF3は、原稿載置トレイ22、各種のローラR1〜R10、センサS1〜S6、湾曲搬送路23およびレジスト・斜行補正領域24を備えている。
【0058】
原稿載置トレイ22は、搬送しながら両面を読取るための原稿を載置するためのトレイである。本実施形態の原稿載置トレイ22は、センサを備えた電動のトレイである。
【0059】
図5に示すように、原稿載置トレイ22に原稿が載置されていない場合には、原稿載置トレイ22の位置は低い位置に配置される。
【0060】
一方、図6に示すように、アクチュエータS1aおよびセンサ本体S1bからなる原稿載置センサS1が、原稿載置トレイ22に原稿がセットされたことを検知すると、原稿載置トレイ22は所定のタイミングで上昇を開始する。
【0061】
そして、積載された原稿束の最上面原稿が、アーム25によって昇降変位自在に支持されているピックアップローラR1を押し上げ、センサS2がその押し上げを検知すると、原稿載置トレイ22の上昇は一旦停止して、待機状態となる。
【0062】
なお、原稿載置トレイ22に原稿がセットされ、上述のように原稿載置トレイ22が上昇して待機状態となった後に、所定時間放置された場合は、原稿載置トレイ22は所定のレベルまで降下して待機する。
【0063】
上述の待機状態において、例えば図示しない操作部の読取り開始ボタンの入力によって原稿の給紙開始信号が入力されると、図2に示すように、給紙ローラR1が回転駆動して、上記の原稿束の最上面から原稿を順次取込む。
【0064】
ここで、原稿載置トレイ22は、原稿が順次給紙され、原稿束の高さが下がり、給紙ローラR1の位置が降下すると、これをセンサS2によって検出し、それに応じた分だけ上昇する。これによって、常に原稿束の最上面と給紙ローラR1とが所定の位置関係、接触状態を保てるようになっている。
【0065】
また、原稿載置トレイ22は、原稿の搬送をする湾曲搬送路23によって必然的に形成される、湾曲搬送路23の入口側と出口側との高さの範囲内で上下するようになっている。このように上下方向に変位するとともに接触状態を一定に保つので、大量の原稿の載置が可能になるとともに、大量の原稿を搬送する場合であっても安定して原稿の搬送を行うことができる。
【0066】
給紙ローラR1に対して原稿の搬送方向の下流側には、原稿捌きローラR2および原稿捌き板26が配置されている。原稿捌き板26は、ばね27によって原稿捌きローラR2側に付勢されている。これによって、例えば給紙ローラR1によって複数枚の原稿が同時に取込まれたとしても、原稿捌きローラR2に密着している最上面原稿のみが取込まれて、湾曲搬送路23へと搬送される。また、原稿が原稿捌きローラR2によって分離供給されたか否かは、アクチュエータS3aおよびセンサ本体S3bから成るセンサS3によって検知される。そして、原稿は、所定のタイミングで、下流側の湾曲搬送路23へと導かれる。
【0067】
湾曲搬送路23において、原稿は搬送ローラR3〜R7によって搬送される。アクチュエータS4aおよびセンサ本体S4bからなるセンサS4が、湾曲搬送路23からの原稿の排出を検知し、原稿が無理なく導かれてきているか否かを判別する。
【0068】
この湾曲搬送路23は、読取り可能な原稿のうち、最も厚い、すなわち最も腰のある原稿を安定して円滑に搬送できる曲率となっている。このため、例えばメーカーは、あらゆる種類の原稿の安定供給を保証することもできる。
【0069】
湾曲搬送路23から排出された原稿は、レジスト・斜行補正領域24に搬送される。原稿の先端がレジスト・斜行補正領域24の出口付近にあるレジストローラR8・R9の手前に配置されたセンサS5によって検知されると、レジストローラR8・R9を停止させた状態で、上流側の搬送ローラR6・R7によって原稿がレジストローラR8・R9に所定時間押し付けられる。これによって、レジストおよび斜行の補正を行うことができる。なお、センサS5は、アクチュエータS5aおよびセンサ本体S5bからなる。また、レジストローラR8・R9によって所定の時間原稿を止めた後で、原稿を原稿ガラス16へと送りだして読取りをする構成なので、原稿の読取りタイミングなどがずれることを防止できる。
【0070】
また、湾曲搬送路23の最終の搬送ローラR6・R7の対からレジストローラR8・R9の対までの区間に相当するレジスト・斜行補正領域24は、上述のようなレジストおよび斜行の補正に適した配置となっている。すなわち、例えば、これらのローラR6・R7とR8・R9との間で、原稿の状態がほぼ直線となり、搬送経路のガイド面から極力フリーとなるように設計されている。
【0071】
この構成によれば、例えば紙厚の厚い原稿のような、腰のある原稿を搬送処理する場合であっても、原稿を湾曲させずに、搬送をガイドする部材に原稿の面を余分に接触させることなくレジストおよび斜行を補正できる。したがって、効果的にレジストおよび斜行の補正を行うことができる。
【0072】
また、上述のように、レジスト・斜行補正領域24は、湾曲搬送路23の最終の搬送ローラR6・R7の対から、レジストローラR8・R9の対までの区間に相当する。したがって、確実に原稿送りをするために、ローラR6・R7とレジストローラR8・R9との間の距離は、原稿送り装置として処理することが可能な原稿の中で、最も小さな原稿の搬送方向の長さ以下であることが好ましい。一方、ローラR6・R7からレジストローラR8・R9に向けて原稿を送り出す際には、原稿の部分のうち、レジスト・斜行補正領域24に送り出されている部分が多い方がレジスト・斜行の補正を効率的に行うことができる。このため、上述のローラR6・R7とR8・R9との間の距離は、できるだけ長い方が好ましい。
【0073】
上述のように、レジスト・斜行補正領域24にて補正された原稿は、所定のタイミングで原稿ガラス16へと送りだされて、原稿画像の読取りが行われる。
【0074】
本実施形態においては、図1に示すように、原稿ガラス16上を搬送される原稿Pの表面が光源ユニット13によって照射され、反射光が光源ユニット13、ミラーユニット14を介してCCD読取りユニット11へと導かれて、原稿Pの読取りが行われる。
【0075】
そして、原稿ガラス16上を搬送される原稿Pは、次に裏面をCIS21にて読取られる。読取りが行われた原稿Pは、図2に示す排紙トレイ17に排出される。
【0076】
ここで、図2に示すように、レジストローラR8・R9から原稿ガラス16へと原稿を送りだす際には、原稿Pを原稿ガラス16の斜め上方から送り込む構成となる。そして、原稿Pが、例えば図1に示すように、補助ガイド部材30と一部において接触する場合には、上述のように、バネ30bが弾性変形することによって補助ガイド部材30が回動支点30aを中心として回転して、原稿Pとの接触状態を改善する。これによって、例えば厚紙の原稿を読取る場合であっても、紙粉を発生させない。読取り手段の近傍において紙粉を発生させないので、確実な読取りを行うことができる。また、例えば大量印刷するために高速で原稿を搬送する場合であっても、紙粉を発生させないので、確実な読取りを行うことができる。
【0077】
なお、光源ユニット13による照射位置(読取り位置)とCIS21による読取り位置とは、原稿の搬送方向に相互に離間しており、CIS21による読取り位置が搬送方向の下流側となっている。また、このCIS21は、限られた搬送路長の範囲で、終端付近に配置されるのが好ましい。そうすれば、CIS21による読取り位置において、原稿の紙厚に応じた原稿の浮きが発生した場合であっても、この浮きによる変化を少なくして、より確実にCIS21による読取りを行うことができる。
【0078】
このようにして、原稿Pの種類(透過性や腰)に応じて、補助ガイド部材30が移動するので、原稿Pの種類によらず、原稿Pの表裏両面の読取りを適切に行うことができる。
【0079】
また、上記構成において、CIS21における焦点深度は、CCD読取りユニット11における焦点深度よりも浅くなっている。
【0080】
ここで、焦点深度とは、読取り手段による原稿の読取りにおける焦点面の前後で、鮮明な像ができる光軸方向の範囲を意味する。
【0081】
本実施形態においては、例えば、CIS21における焦点深度は1mm程度であり、CCD読取りユニット11における焦点深度は4mm程度である。
【0082】
したがって、レジストローラR8・R9に対してより近い位置であって、原稿ガラス16に対する原稿の浮きが発生する虞れのある位置に、焦点深度が深いCCD読取りユニット11による読取り位置を配置し、レジストローラR8・R9から遠い位置であって、原稿ガラス16に対する原稿の浮きが発生する虞れの少ない位置に、焦点深度が浅いCIS21の読取り位置を配置して、読取りを確実に行えるようにしている。
【0083】
また、レジストローラR8・R9から送り込まれる原稿Pは、原稿ガラス16のある読取位置において浮きを生じる虞れがあるので、本発明においては、第1の読取り手段としてのCIS21と、第2の読取り手段としての光学ユニット13とにまたがる範囲で、原稿読取り面としての原稿ガラス16に対向するように補助ガイド部材30を設け、補助ガイド部材30にて原稿Pを原稿ガラス16に押圧する構成としている。
【0084】
また、原稿Pが搬送されていない、または原稿Pと接触しない場合には、補助ガイド部材30は、バネ30bによって、原稿ガラス16と一定の距離関係をもって対向するようになっている。
【0085】
この構成において、例えば図1に示すように、厚紙の原稿Pが搬送されてきて、原稿Pの浮きが発生した場合には、補助ガイド部材30によって原稿Pが原稿ガラス16に押し付けられ、読取り手段による焦点深度の範囲内に収まるようにされる。また、この際には、原稿Pとの摩擦を必要以上に生じさせないように、補助ガイド部材30は、回動支点30aを中心に回転して、退避するようになっている。
【0086】
原稿の表裏両面の画像を読取られた原稿は、排出ローラR10・R11によって、光学系2とADF3との間の原稿排出点から排紙トレイ17へと排出される。この排紙トレイ17は、原稿排出点よりも低い位置に設けられている。また、この原稿の排出動作は、アクチュエータS6aおよびセンサ本体S6bからなるセンサS6によって検知され、確認される。
【0087】
以上の動作が、図6に示すように、原稿載置トレイ22上の原稿に対して順次行われる。そして、原稿載置トレイ22上にセットされた原稿がなくなるまで繰り返される。読取りを行った原稿は、すべて排紙トレイ17上に順次排出される。また、排紙トレイ17は、両面原稿読取り装置1本体から側方に突出するように形成されているので、排出された原稿を簡単に確認することができるとともに、排出された原稿の取り出しを容易に行うことができる。
【0088】
以上のように、本実施形態に係る両面原稿読取り装置1は、第1の読取り手段としてのCIS21と、第2の読取り手段としてのCCD読取りユニット11とを備えるとともに、読取り手段による読取位置へと搬送する原稿の搬送方向の上流側にバネ30bを備え、下流側に回動支点30aを備えた補助ガイド部材30を含んでいる構成である。
【0089】
したがって、上述のように、原稿Pを搬送する際には、バネ30bが変形して、補助ガイド部材30の位置を原稿Pに対して適切に調整して、原稿Pがスムースに搬送されるようにしているので、厚紙の原稿Pであっても安定して高速に搬送できる。
【0090】
なお、従来の技術として説明した構成においては、2つの読取り手段を備えて原稿の両面を読取る場合に、読取り手段ごとの焦点深度、焦点深度の補償範囲の違いを考慮した構成とはなっていなかった。
【0091】
一方、本発明に係る実施の形態においては、読取り手段としてのCIS21、CCD読取りユニット11などによる読取り位置の配置を、焦点深度の違いを考慮して行っている。このため、焦点深度を考慮しない構成と比較して、より確実に原稿の読取りを行うことができる。
【0092】
本発明の他の実施の形態について図8ないし図11に基づいて説明すると以下の通りである。
【0093】
以下で説明する他の実施形態の両面原稿読取り装置1a〜1dは、上述の両面原稿読取り装置1とは、補助ガイド部材30の構成が異なるのみである。以下ではこの異なる点について説明する。また、同じ部材については同じ符号で参照し、説明は省略する。
【0094】
両面原稿読取り装置1aは、図8に示すように、補助ガイド部材30cと、回動支点30d、移動穴30Dと、バネ(弾性部材)30e・30fとを備えている。
【0095】
搬送される図示しない原稿Pと補助ガイド部材30cとが接触した場合には、バネ30eが変形し、補助ガイド部材30cは回転支点30dを中心に回転して紙粉を発生させない。
【0096】
また、上記構成において、補助ガイド部材30cは、位置が固定された原稿搬送方向下流側の回動支点30dに対して、移動穴30Dの範囲で移動可能となっている。さらに、この補助ガイド部材30cは、バネ30fによって下向きの力を受けている。これによって、万が一にも搬送方向下流側において原稿Pと補助ガイド部材30cとが接触した場合においても、補助ガイド部材30cを移動可能として紙粉の発生を押さえることができる。
【0097】
なお、本発明は上記の移動穴30Dおよびバネ30fを用いた構成に限るものではなく、その他の原稿搬送方向下流側を移動可能とする構成であってもよい。
【0098】
また、さらに他の実施形態として、図9として示すように、本発明に係る両面原稿読取り装置1bは、補助ガイド部材30gを備えている構成であってもよい。
【0099】
この補助ガイド部材30gは、回動支点30hとバネ(弾性部材)30iとを備えている。この補助ガイド部材30gは、図示しない原稿Pの搬送方向に対して、CIS21よりも上流側に配置されている。この構成においても、上述の形態と同様に、搬送されてくる原稿Pと接触した場合にバネ30iが変形して回動支点30hの周りで回転することによって、原稿Pとの接触を減らして紙粉を生じさせない。
【0100】
また、さらに他の実施形態として、図10に示すように、本発明に係る両面原稿読取り装置1cは、補助ガイド部材30jを備えている構成であってもよい。
【0101】
補助ガイド部材30jは、回動支点30kとバネ(弾性部材)30lとに加えて、ローラ30mを備えている。
【0102】
搬送される図示しない原稿Pが補助ガイド部材30jのローラ30mと接触すると、バネ30lが変形して補助ガイド部材30jを回転させるとともに、さらにローラ30mが回転することによって、原稿Pと補助ガイド部材30jとの摩擦を減らし、紙粉を発生する虞れをより削減できる。
【0103】
また、さらに他の実施形態として、図11に示すように、本発明に係る両面原稿読取り装置1dは、補助ガイド部材30nを備えている構成であってもよい。
【0104】
補助ガイド部材30nは、回動支点30oとバネ(弾性部材)30pとを備えている。補助ガイド部材30nは、図11に示すように、原稿Pと接触する側の面が曲率を持って形成されている。このため、原稿Pと補助ガイド部材30とが接触する場合には、バネ30pが変形して補助ガイド部材30nを回転させるとともに、接触の際の接触面積を減少させ、紙粉を生ずる虞れをさらに削減できる。
【0105】
なお、例えば図8ないし図11のような断面図においては、部材のうち、断面が手前側にあるもののみを示して参照番号を付して説明しており、奥側にある部材については特に示してはいない。
【0106】
以上のように、両面画像読取り装置1a〜1dにおいても、CCD読取りユニット11とCIS21とによる読取位置へと原稿Pを案内する補助ガイド部材30c・30g・30j・30nのバネ30e・30i・30l・30pによって、原稿Pに対する補助ガイド部材の位置が調整されて、厚紙の原稿Pであっても安定して高速に搬送できる。
【0107】
また、本発明は、上述の構成に限るものではなく、例えば、補助ガイド部材は、原稿と補助ガイド部材との接触位置に、摩擦を減少させるための滑り材を備えた構成であってもよい。この構成によれば、紙粉が生じる可能性をさらに削減できる。
【0108】
また、本発明は上述の構成に限るものではなく、例えば、補助ガイド部材は白色である構成も好ましい。この構成によれば、例えば光学ユニット13によって読取りを行う場合に、補助ガイド部材が裏写りすることを防止できる。
【0109】
また、補助ガイド部材は、移動を容易にするために、できるだけうすく、かつ軽い金属からなる構成であってもよい。
【0110】
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
【0111】
上述の具体的な実施形態または実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであって、本発明はそのような具体例にのみ限定して狭義に解釈されるべきものではなく、特許請求の範囲に示した範囲で種々の変更が可能であり、変更した形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0112】
【発明の効果】
本発明に係る両面画像読取り装置は、以上のように、第1の読取り手段および第2の読取り手段へと搬送される原稿の搬送方向の上流側に弾性変形する弾性部材を有する一方、上記搬送方向の下流側に回動支点を有する補助ガイド部材を備え、上記補助ガイド部材は、搬送される上記原稿と接触すると、上記弾性部材が弾性変形することによって上記回動支点を中心として回転する構成である。
【0113】
それゆえ、原稿が補助ガイド部材と接触しても、補助ガイド部材が回転して、原稿との無理な接触を避ける状態となるので、原稿を劣化させず、紙粉を生じさせないという効果を奏する。
【0114】
本発明に係る両面画像読取り装置は、以上のように、上記構成において、上記第1の読取り手段は、上記第2の読取り手段よりも、上記搬送方向の下流側に備えられるとともに、上記第1の読取り手段における焦点深度は、上記第2の読取り手段における焦点深度よりも浅い構成である。
【0115】
それゆえ、原稿ごとに原稿の位置が異なる虞れのある搬送方向の上流側に焦点深度の深い第2の読取り手段を備え、原稿の位置が異ならない下流側に焦点深度の浅い第1の読取り手段を備えるので、原稿の両面を読取る際に、それぞれの面の画質を劣化させることなく読取ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る両面画像読取り装置の一実施形態の一部を示す断面図である。
【図2】上記両面画像読取り装置の断面図である。
【図3】上記両面画像読取り装置の一部を示す平面図である。
【図4】上記両面画像読取り装置の図1とは異なる紙厚の原稿を搬送する様子を示す概略の断面図である。
【図5】上記両面画像読取り装置に原稿を載せる前の状態を示す断面図である。
【図6】上記両面画像読取り装置に原稿を載せる際の状態を示す断面図である。
【図7】上記両面画像読取り装置における原稿搬送の状態を示す断面図である。
【図8】本発明に係る両面画像読取り装置の他の実施形態を示す概略の断面図である。
【図9】本発明に係る両面画像読取り装置のさらに他の実施形態を示す概略の断面図である。
【図10】本発明に係る両面画像読取り装置のさらに他の実施形態を示す概略の断面図である。
【図11】本発明に係る両面画像読取り装置のさらに他の実施形態を示す概略の断面図である。
【図12】従来の画像読取り装置の一例を示す断面図である。
【図13】従来の画像読取り装置の他の一例を示す断面図である。
【図14】従来の画像読取り装置のさらに他の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d  両面原稿読取り装置(両面画像読取り装置)
11             CCD読取りユニット(第2の読取り手段)
13             光源ユニット(第2の読取り手段)
14             ミラーユニット(第2の読取り手段)
21             CIS(第1の読取り手段)
30、30c、
30g、30j、30n 補助ガイド部材
30a、30d、
30h、30k、30o 回動支点
30b、30e、
30i、30l、30p バネ(弾性部材)
P              原稿

Claims (2)

  1. 搬送される原稿の一面を読取る第1の読取り手段と、上記原稿の他の面を読取る第2の読取り手段とを備えた両面画像読取り装置において、
    上記第1の読取り手段および上記第2の読取り手段へと搬送される上記原稿の搬送方向の上流側に弾性変形する弾性部材を有する一方、上記搬送方向の下流側に回動支点を有する補助ガイド部材を備え、
    上記補助ガイド部材は、搬送される上記原稿と接触すると、上記弾性部材が弾性変形することによって上記回動支点を中心として回転することを特徴とする両面画像読取り装置。
  2. 上記第1の読取り手段は、上記第2の読取り手段よりも、上記搬送方向の下流側に備えられるとともに、
    上記第1の読取り手段における焦点深度は、上記第2の読取り手段における焦点深度よりも浅いことを特徴とする請求項1に記載の両面画像読取り装置。
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