JP2004004169A - 顕微鏡照明装置及び顕微鏡装置 - Google Patents

顕微鏡照明装置及び顕微鏡装置 Download PDF

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Abstract

【課題】透過型かつ明視野観察用の顕微鏡において倍率の異なる各種の対物レンズのそれぞれに対し最適な照明状態を設定することを目的とする。
【解決手段】光源(101)と、前記光源(101)から射出する発散光束を平行光束に近づけるコレクタレンズ(102)と、前記コレクタレンズ(102)の後側焦点面近傍の光軸方向に並べて配置され、かつ、互いの間隔が、顕微鏡に使用される対物レンズに応じて可変である少なくとも2枚のフライアイレンズ(13a,13b)とを備えたことを特徴とする。低倍レンズの使用時にはその間隔を小さくし、また、高倍レンズの使用時にはその間隔を大きくすれば、低倍レンズ使用時と高倍レンズ使用時との何れにも最適な照明状態を設定することができる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、透過型かつ明視野観察用の顕微鏡に適用される顕微鏡照明装置、及びその顕微鏡照明装置を搭載した顕微鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
透過型かつ明視野観察用の顕微鏡には、試料を挟み対物レンズに対向する位置からその試料を照明するタイプの顕微鏡照明装置が搭載される。
その顕微鏡照明装置に求められる性能は、第1に、照明ムラの少なさ(照明の均一性)なので、ケーラー照明が適用される。
【0003】
顕微鏡には、顕微鏡画像を記録するためカメラが搭載されることが多いが、近年は、CCDなどの撮像素子の性能向上に伴い、ディジタルカメラが適用されるようになった。しかし、ディジタルカメラによる画像は、僅かな明るさの差までもが可視化されるので、ケーラー照明の僅かな照明ムラでさえ目立ってしまう。このため、照明ムラをさらに改善するべく、ケーラー照明に対し、既に投影露光装置の照明装置に適用されているフライアイレンズやロッドなどのインテグレータを適用することが知られている。
【0004】
図5は、ケーラー照明にフライアイレンズ(光源側及びコンデンサレンズ側共にフライアイ構造)を適用した顕微鏡照明装置100の構成例である。
なお、図5において、符号Oは顕微鏡の試料面であり、符号105は顕微鏡に装着されたコンデンサレンズである。
先ず、顕微鏡照明装置100は、ケーラー照明であるので、光源101、及び、光源101から射出する発散光束を平行光束にするコレクタレンズ102を備える。そして、フライアイレンズ103は、そのコレクタレンズ102の後側焦点面近傍に配置される。
【0005】
フライアイレンズ103は、その各単位レンズの射出面近傍に、それぞれ光源101の像(光源像)を形成する。
なお、図では、光源像を、フィラメントの形状で模式的に表した(以下、他の図においても同様。)。また、図5では、光源像が、リレー光学系104を介してコンデンサレンズ105の前側焦点面近傍にリレーされる場合を示した。
【0006】
このとき、フライアイレンズ103の両端部に配置された単位レンズを透過する光束L1、L2は、それぞれフライアイレンズ103の射出側、及びコンデンサレンズ105の前側焦点面近傍に光源像を形成した後、平行光束となって試料面O上の同一位置に入射する。
ところで、一般に、顕微鏡は、様々な観察が可能なように構成されており、顕微鏡の対物レンズも、使用者の必要に応じて倍率の異なるものに頻繁に交換される。
【0007】
互いに倍率の異なる対物レンズは、互いの特性が異なるので、その性能を発揮するための照明状態も互いに異なる。
具体的に、高倍率の対物レンズ(高倍レンズ)が顕微鏡照明装置100に要求するのは、小視野かつ高NAの照明(小さい領域を最大入射角度の大きい光束で照らすもの)である。
【0008】
一方、低倍率の対物レンズ(低倍レンズ)が顕微鏡照明装置100に要求するのは、大視野かつ低NAの照明(大きい領域を最大入射角度の小さい光束で照らすもの)である。
また、コンデンサレンズ105は、ほとんど交換されることはなく、例えば、4倍〜100倍という比較的広い範囲の各種対物レンズについて同じものが使用される。
【0009】
そこで、顕微鏡照明装置100では、各種の対物レンズに対応するために、内部に配置されたコンデンサレンズ105の開口絞り107、及び視野絞り106が、適宜調整される。
図5にも明らかなように、視野絞り106は、複数の各光源像から射出する各光束をそれぞれ制限する絞りであり、試料面Oに入射する各光束の太さを制限する。
【0010】
また、開口絞り107は、複数の各光源像のうち一部の光源像から射出する光束を制限する絞りであり、試料面Oに入射する各光束のうち入射角の大きいものを制限する。
図5の(a)は、視野絞り106を開いて開口絞り107を絞ったとき、(b)は、視野絞り106を絞って開口絞り107を開いたときの光源像をそれぞれ模式的に示した。
【0011】
ここで、図5に示す従来の顕微鏡照明装置100では、照明状態を高倍レンズ用に設定する際には、開口絞り107の径を大きくすると共に視野絞り106の径を小さくし、低倍レンズ用に設定する際には、開口絞り107の径を小さくすると共に視野絞り106の径を大きくしていた。
すなわち、低倍レンズ用に設定されると、図5の右下(a)に示すように、複数の光源像のうち外側の光源像が開口絞り107により制限され、高倍レンズ用に設定されると、図5の右下(b)に示すように、複数の光源像の明るさが視野絞り106によりそれぞれ制限される(図5右下では、明るい像を実線、暗い像を点線で示している。)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実際は、開口絞り107及び視野絞り106による調節範囲は有限であるので、顕微鏡照明装置100を如何に設計したとしても、例えば、4倍〜100倍の各種対物レンズが使用される場合、低倍レンズ使用時の視野欠け、又は、高倍レンズ使用時の暗さの何れか一方を許容せざるを得ない。
【0013】
因みに、視野欠けの方が検鏡に支障をきたすので、通常は、前者を回避し後者を許容するよう顕微鏡照明装置100は設計される(具体的には、各光源像の拡大倍率が大きくなるほど高NA化かつ小視野化するので、その拡大倍率があまり大きくならないよう設計される。)。
しかも、この顕微鏡照明装置100では、開口絞り107、視野絞り106の何れか一方により何らかの光が制限されるので、光量の損失が多い。
【0014】
そこで本発明は、倍率の異なる各種の対物レンズのそれぞれに対し最適な照明状態を設定することのできる透過型かつ明視野観察用の顕微鏡照明装置、及び倍率の異なる各種の対物レンズの性能をそれぞれ最大限利用することのできる透過型かつ明視野観察用の顕微鏡装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の顕微鏡照明装置は、倍率の異なる複数種の対物レンズを選択的に使用する顕微鏡に適用される顕微鏡照明装置であって、光源と、前記光源から射出する発散光束を平行光束に近づけるコレクタレンズと、前記コレクタレンズの後側焦点面近傍の光軸方向に並べて配置され、かつ、互いの間隔が、前記顕微鏡に使用される対物レンズに応じて可変である少なくとも2枚のフライアイレンズとを備えたことを特徴とする。
【0016】
請求項2に記載の顕微鏡照明装置は、請求項1に記載の顕微鏡照明装置において、前記フライアイレンズにより形成される前記複数の光源の像を、前記コンデンサレンズの前側焦点面近傍にリレーするリレー光学系を更に備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の顕微鏡照明装置は、請求項1又は請求項2に記載の顕微鏡照明装置において、前記2枚のフライアイレンズは、前記光源側の面がフライアイ構造となった第1のフライアイレンズと、前記コンデンサレンズ側の面がフライアイ構造となった第2のフライアイレンズとからなることを特徴とする。
【0017】
請求項4に記載の顕微鏡照明装置は、請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の顕微鏡照明装置において、前記フライアイレンズの各単位レンズの光軸に対して垂直方向の形状は正六角形であることを特徴とする。
請求項5に記載の顕微鏡装置は、倍率の異なる複数種の対物レンズを支持すると共に、観察用の光路に対しそれら対物レンズのうち1つを選択的に挿入する対物レンズ設定機構と、請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の顕微鏡照明装置と、前記光路に挿入される対物レンズの種類に応じて、前記顕微鏡照明装置内の前記フライアイレンズの焦点距離を変更する顕微鏡照明装置の制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1、図2、図3を参照して本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の顕微鏡照明装置1の構成を説明する図である。
【0019】
図1において図5に示したものと同じ要素については同じ符号を付し、ここでは、図5に示した顕微鏡照明装置100との相違点についてのみ説明する。
本実施形態の顕微鏡照明装置1は、フライアイレンズ103に代えて、光源側のみがフライアイ構造となった第1フライアイレンズ13aとコンデンサレンズ側のみがフライアイ構造となった第2フライアイレンズ13bとからなるフライアイレンズ13が備えられた点において、図5に示す顕微鏡照明装置100と異なる。
【0020】
また、リレー光学系104については、必須ではないが、フライアイレンズ13等の光学素子の位置ずれによる試料面Oの照明状態の変化が抑えられることから、配置された方が好ましい。特に、本実施形態では、フライアイレンズ13が駆動される(詳細は後述)ので、リレー光学系104は配置されることが望ましい。
【0021】
また、開口絞り107及び視野絞り106についても、迷光を防ぐために顕微鏡照明装置100と同様に備えられることが好ましいが、本実施形態の顕微鏡照明装置1は、照明状態(視野の大きさや、試料面Oへの最大入射角度)を変化させるために積極的に駆動されるものではないので、図示省略した。
フライアイレンズ13は、フライアイレンズ103と同様コレクタレンズ102の後側焦点面近傍に配置されるが、フライアイレンズ103とは異なり、焦点距離が可変である。
【0022】
図2は、本実施形態のフライアイレンズ13を説明する図である。
図2に示すように、フライアイレンズ13には、焦点距離を可変にするべく、光源101側から順に、第1フライアイレンズ13a、及び第2フライアイレンズ13bを、互いの光学面が平行となるよう配置している。
少なくとも有効径内では、第1フライアイレンズ13aの各単位レンズの配置パターンと、第2フライアイレンズ13bの各単位レンズの配置パターンとは一致している。つまり、第1フライアイレンズ13aの単位レンズと、第2フライアイレンズ13bの単位レンズとからなる一対の単位レンズが、フライアイレンズ13の1つの単位レンズを成している。
【0023】
フライアイレンズ13のこの単位レンズ(一対の単位レンズからなる。)は、図5に示したフライアイレンズ103の単位レンズと同様、コレクタレンズ102から入射する平行光束を結像して複数の光源像を形成する。
また、フライアイレンズ13の単位レンズ(一対の単位レンズからなる)の焦点距離(すなわち、一対の単位レンズの合成焦点距離)fは、第1フライアイレンズ13aと第2フライアイレンズ13bの間隔dが短いとき(図2(a))には短くなり、その間隔dが比較的長いとき(図2(b))には長くなる。
【0024】
フライアイレンズ13に以上の特性を付与するためには、例えば、第1フライアイレンズ13aの各単位レンズを、光源101側に凸を向けた平凸レンズにすると共に、第2フライアイレンズ13bの各単位レンズを、試料面O側に凸を向けた平凸レンズにするとよい。つまり、第1フライアイレンズ13aと第2フライアイレンズ13bとのそれぞれを、一方の面のみがフライアイ構造をしたフライアイレンズにするとよい。
【0025】
このとき、他方の面の光軸に対して垂直方向の面形状は、平面にすることが好ましい。そして、この平面部を対向させて並べることが好ましい。
第1フライアイレンズ13aの各単位レンズの曲率半径と、第2フライアイレンズ13bの各単位レンズの曲率半径とは、一致させることは必須ではないが、フライアイレンズ13の構成の簡略化を図るならば、第1フライアイレンズ13aと第2フライアイレンズ13bとは同じものを使用するとよい。
【0026】
また、第1フライアイレンズ13aの第2フライアイレンズ13b側の面、及び第2フライアイレンズ13bの第1フライアイレンズ13a側の面については、平面である必要は無いが、平面である方が、それぞれのフライアイレンズの製造を簡略化する上で好ましい。
ところで、図1に示す光束を光源101から試料面Oへと追跡すると明らかなように、顕微鏡照明装置1では、視野の形状(すなわち、試料面Oにおける照射領域の形状)は、フライアイレンズ13の各単位レンズの外径によって決まるので、フライアイレンズ13の単位レンズ(すなわち、第1フライアイレンズ13a、第2フライアイレンズ13bの単位レンズ)の外径は円形に近いほど好ましい。
【0027】
一方、試料面O上の照明の均一性を高めるには、フライアイレンズ13の有効径内の単位レンズの配置数(配置密度)は高いほど好ましい。
そこで、フライアイレンズ13における単位レンズの外径(つまり第1フライアイレンズ13aの単位レンズの外径及び第2フライアイレンズ13bの単位レンズの外径)は、図1左下に示すように、正六角形であることが好ましい。正六角形は、他の形状と比較すると、最も円形に近く、かつ最も配置密度の高まる形状である。
【0028】
なお、実際の単位レンズの配置数は、図示したものより多くなることは言うまでもない。
また、第1フライアイレンズ13aと第2フライアイレンズ13bとの間隔を可変とするために、例えば、一般の光学素子の間隔を可変するときと同様、フライアイレンズ13には、カム機構、ラックアンドピニオンなどの駆動機構が設けられる。
【0029】
図1に示したフライアイレンズ13においては、第1フライアイレンズ13aを支持するホルダ13f、及び第2フライアイレンズ13bを支持するホルダ13eにカム機構が設けられている様子を示した。
カム機構は、例えば、カム溝が形成された筒状部材13c、ホルダ13f、13eにそれぞれ固定され、かつカム溝により移動方向が光軸方向のみに規制されるピン13g、13hなどからなる。カム機構は、筒状部材13cが回動されるのに応じて第1フライアイレンズ13a、第2フライアイレンズ13bの間隔を変化させる。
【0030】
また、フライアイレンズ13に設けられる駆動機構としては、ホルダ13f、ホルダ13eの一方又は双方を光軸方向に移動させるステージ(Zステージ)であってもよい。
これらカム機構やステージは、モータにより駆動されても、直接使用者により駆動されてもよい。
【0031】
図2(a)は、第1フライアイレンズ13aと第2フライアイレンズ13bとの間隔dが短く設定されたときの様子、図2(b)は、その間隔dが長く設定されたときの様子である。
【0032】
両者を比較して明らかなように、間隔dが短いときには、フライアイレンズ13の焦点距離fは短くなり、間隔dが長いときには、フライアイレンズ13の焦点距離fは長くなる。
つまり、本実施形態のフライアイレンズ13は、間隔dの伸縮によりその焦点距離fを伸縮させる。
【0033】
次に、図1と図3とを比較して、本実施形態のフライアイレンズ13の作用について説明する。
図1は、フライアイレンズ13の焦点距離fが短く設定されたとき(図2(a)参照、間隔dが短く設定されたとき)の様子を示した。
一方、図3は、フライアイレンズ13の焦点距離fが長く設定されたとき(図2(b)参照、間隔dが長く設定されたとき)の顕微鏡照明装置1の様子を示す図である。
【0034】
先ず、図1に示すように、フライアイレンズ13の焦点距離fが短いと(図2(a)参照)、各単位レンズが形成する光源像は小さくなり、光源像から射出する光束の最大射出角度θ(ひいては、リレー光学系104の後ろの光源像から射出する光束の最大射出角度θ’)は、大きくなる。
このとき、試料面Oに入射する光束の最大入射角度Θは小さくなり、試料面Oの照射範囲の径Hは大きくなる。つまり、低NAかつ大視野の照明が実現する。これは、低倍レンズの要求する照明状態である。
【0035】
一方、図3に示すように、フライアイレンズ13の焦点距離fが長いと(図2(b)参照)、各単位レンズが形成する光源像は大きくなり、光源像から射出する光束の最大射出角度θ(ひいては、リレー光学系104の後ろの光源像から射出する光束の最大射出角度θ’)は、小さくなる。
このとき、試料面Oに入射する光束の最大入射角度Θは大きくなり、試料面Oの照射範囲の径Hは小さくなる。つまり、高NAかつ小視野の照明が実現する。これは、高倍レンズの要求する照明状態である。
【0036】
よって、本実施形態の顕微鏡照明装置1は、低倍レンズの使用時には、間隔dを小さくしてフライアイレンズ13の焦点距離fを短くし、また、高倍レンズの使用時には、間隔dを大きくしてフライアイレンズ13の焦点距離fを長くすればよい。
この顕微鏡照明装置1を顕微鏡に適用した場合、使用者は、例えば、顕微鏡の対物レンズを異なる倍率に交換した際に、顕微鏡像を目視しつつ顕微鏡照明装置1内のフライアイレンズ13の間隔dを少しずつ動かし、良好な画像が得られたと認識した時点の間隔を保てばよい。
【0037】
なお、間隔dが段階的に変化するようカム機構やステージを構成しておけば、使用者によるこの作業は簡単になる。ここでいう段階的な間隔とは、複数種の対物レンズ(4倍対物レンズ、10倍対物レンズ、20倍対物レンズ、30倍対物レンズ、60倍対物レンズ、100倍対物レンズ)のそれぞれに最適な各種の間隔(d−4,d−10、d−20、d−30、d−60、d−100)を指す。
【0038】
本実施形態の顕微鏡照明装置1では、フライアイレンズ13の焦点距離fの変更可能な範囲を十分に大きくしておきさえすれば、試料面Oに入射する光束の最大入射角度Θの変更範囲、及び試料面Oの照射範囲の径Hの変更範囲を十分に大きく確保することができる。
したがって、低倍レンズ使用時、高倍レンズ使用時の何れにも最適な照明状態を設定することができる。
【0039】
本実施形態の顕微鏡照明装置1では、照明状態を高倍レンズ用、低倍レンズ用の何れに設定する際にも、図1、図3のように光を制限することなく光束の太さを変化させるだけである。
すなわち、低倍レンズ用に設定されると、図1右下に示すように、複数の光源像のそれぞれが小さくなり、高倍レンズ用に設定されると、図3右下に示すように、複数の光源像のそれぞれが大きくなるが、何れの場合にも、試料面O(ひいては対物レンズ)に入射する光量は保たれるので、光源101のパワーの損失は何ら生じない。
【0040】
したがって、たとえ同じパワーの光源101、及び同じサイズのコレクタレンズ102、リレー光学系104、及びコンデンサレンズ105を使用したとしても、本実施形態の顕微鏡装置の照明は、図5に示す顕微鏡照明装置100の照明よりも明るい。この効果は、特に、高倍レンズ使用時に顕著に現れる。
しかも、一般に、高倍レンズには高い解像度が要求されるが、本実施形態では、高倍レンズの使用時、図3右下に示すように複数の光源像のそれぞれを大きくし、対物レンズの瞳内に形成される光源像の充填率を高めることができるので、図5(b)に示す顕微鏡照明装置100よりも細かい物体がより高コントラストで観察できる。
【0041】
以上、本実施形態の顕微鏡照明装置1によれば、倍率の異なる各種の対物レンズのそれぞれに対し最適な照明状態を設定することができる。
[第2実施形態]
図4、図5を参照して本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態は、第1実施形態の顕微鏡照明装置を利用した顕微鏡装置の例である。
【0042】
図4は、本実施形態の顕微鏡装置の構成図である。
顕微鏡装置20は、透過型かつ明視野観察用の顕微鏡装置であり、透過型の試料20Aを透過した光束により試料20Aの拡大像を形成する。その拡大像は、撮像素子23により検出される。
顕微鏡装置20には、倍率の異なる複数の対物レンズ(以下、4倍の対物レンズL−4、100倍の対物レンズL−100とする。)を装着したレボルバ21が備えられる。レボルバ21は、装着した複数の対物レンズのうち1つ(図4では対物レンズL−4)を試料20Aに対向させる。
【0043】
なお、対物レンズは、レボルバに限らず、スライダーに設けても良い。本発明では、レボルバやスライダなど、対物レンズを装着する部材を、対物レンズ設定機構とする。
試料20Aに対向している対物レンズ(以下、「設定中の対物レンズ」という。図4では対物レンズL−4)は、試料20Aからの光束の拡大像を形成する。なお、拡大像は、設定中の対物レンズ(図4では対物レンズL−4)だけでなくその対物レンズと所定の観察光学系22とにより形成される。
【0044】
顕微鏡装置20において、顕微鏡照明装置1は、試料20Aを、設定中の対物レンズとは反対の側から照明する。なお、図4では下側から照明するものを示したが、上側から照明するものであってもよい。
なお、図4では、顕微鏡装置20における顕微鏡照明装置1の配置スペースを最適化するため、光路を90°曲げるミラー1aが備えられた顕微鏡照明装置1を示した。
【0045】
顕微鏡装置20において、顕微鏡照明装置1と試料20Aとの間の光路には、コンデンサレンズ105が装着されている。
ここでは、コンデンサレンズ105は、レボルバ21に装着されている対物レンズ(4倍の対物レンズL−4、100倍の対物レンズL−100)の全部に対応可能なよう設計されているとする。
【0046】
なお、試料20Aは、ステージ20a上に載置される。ステージ20aには、コンデンサレンズ105から設定中の対物レンズへ進行する照明光を透過するための透過部(開口部)が設けられている。
さらに、本実施形態の顕微鏡装置20には、制御部24(CPU24a、メモリ24bなどからなる。)、番地検出部25、間隔検出部27、モータ26などが備えられる。
【0047】
制御部24内のメモリ24bには、「番地−倍率情報」が、予め格納されている。
顕微鏡装置20のレボルバ21には、対物レンズを装着する各装着部にそれぞれ番地が割り付けられており、使用者は、レボルバ21の各番地にそれぞれ所望する対物レンズを装着し、予め、どの番地に何倍の対物レンズを装着したのかを示す情報を、不図示のコントローラ(入力キーなどが設けられている。)などを介して顕微鏡装置20に入力している。その情報が、「番地−倍率情報」である。
【0048】
番地検出部25は、設定中の番地(図では4倍の対物レンズL−4の装着部の番地)を認識するセンサである。
番地検出部25は、例えば、ホールICと磁石との組み合わせ、フォトインタラプタとスリットとの組み合わせなどからなる。
そして、制御部24内のCPU24aは、メモリ24bに格納された番地−倍率情報と、その番地検出部25の出力とによって、設定中の対物レンズの倍率を認識することができる。
【0049】
また、モータ26は、顕微鏡照明装置1内のフライアイレンズ13の駆動機構(カム機構、ラックアンドピニオン、Zステージ等)に連結されており、フライアイレンズ13の間隔d(図2参照)を変更するモータである。モータ26は、CPU24aの指示により駆動される。
また、間隔検出部27は、顕微鏡照明装置1内のフライアイレンズ13の間隔dを検出するものであり、例えばモータ26に設けられたエンコーダとフライアイレンズ13に設けられたポジションセンサとの組み合わせからなる。
【0050】
なお、フライアイレンズ13の間隔dの制御に要求される精度が高いときには、フライアイレンズ13の駆動機構としてZステージが使用され、モータ26にステップモータなどの高精度制御可能なモータが使用され、間隔検出部27には、光学式のセンサが用いられることが好ましい。
そして、制御部24内のCPU24aは、間隔検出部27の出力を参照しつつモータ26を駆動することによって、フライアイレンズ13の間隔dを制御する。
【0051】
さらに、制御部24のメモリ24bには、番地−倍率情報の他、予め、「倍率−フライアイ間隔情報」が格納されている。
種々の倍率の対物レンズ、例えば、4倍対物レンズ、10倍対物レンズ、20倍対物レンズ、30倍対物レンズ、60倍対物レンズ、100倍対物レンズの使用時には、それぞれフライアイレンズ13の間隔dに設定すべき最適値d−4、d−10、d−20、d−30、d−60、d−100があり、予め求めておくことができる。
【0052】
メモリ24bには、各倍率と、各倍率に対する間隔dの最適値とが互いに対応付けられ格納されている。この倍率と間隔dの最適値との対応関係を示す情報が、「倍率−フライアイ間隔情報」である。
なお、倍率−フライアイ間隔情報については、予め、顕微鏡照明装置1及びコンデンサレンズ105を使用した測定や、顕微鏡照明装置1及びコンデンサレンズ105の設計値を使用した演算などにより得ることができる。
【0053】
そして、制御部24のCPU24aは、顕微鏡装置20の電源投入時、及び投入後、番地検出部25の出力、及びメモリ24bに格納された番地−倍率情報から、設定中の対物レンズの倍率を定期的に認識すると、メモリ24bに格納された倍率−フライアイ間隔情報を参照して、その倍率に対応付けられた間隔dの最適値を認識する。
【0054】
さらに、CPU24aは、間隔検出部27の出力を参照しつつモータ26を駆動して、フライアイレンズ13の間隔dをその最適値に設定する。
以上の動作によれば、顕微鏡照明装置1内のフライアイレンズ13の間隔dは、設定中の対物レンズに対する最適値に常に保たれる。
その結果、顕微鏡装置20は、倍率の異なる各種の対物レンズの性能をそれぞれ最大限利用することができる。
【0055】
なお、CPU24aによる上記処理の実行頻度は、定期的である必要はなく、レボルバ21が駆動されたときのみであってもよい。
なお、本実施形態においては、顕微鏡照明装置1を顕微鏡装置20に対し交換可能に構成してもよく、その場合、顕微鏡照明装置1に固有の「倍率−フライアイ間隔情報」が、その顕微鏡照明装置1にROMなどとして付与され、顕微鏡装置20の制御部24によって読み取り可能にすることが好ましい。
【0056】
また、コンデンサレンズ105が交換される可能性がある場合、設定中の対物レンズの倍率に応じてフライアイレンズ13の間隔dを設定したのと同様に、コンデンサレンズ105の種類などを認識し、それに応じてフライアイレンズ13の間隔dを設定するよう顕微鏡装置20を構成してもよい。
また、顕微鏡照明装置1内に、視野絞り106、開口絞り107を備え、それらをフライアイレンズ13の間隔dの伸縮に応じて変化させ、迷光を防ぐよう顕微鏡装置20を構成してもよい。
【0057】
また、本実施形態の顕微鏡装置20は、電動化箇所が顕微鏡照明装置1内のフライアイレンズ13のみとなっているが、他の部分(例えば、レボルバ21)が電動化されてよいことは言うまでもない。
また、本実施形態において、制御部24の動作の一部又は全部については、顕微鏡装置20と別体のコントローラ、コンピュータなどに行わせてもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上本発明によると、倍率の異なる各種の対物レンズのそれぞれに対し最適な照明状態を設定することのできる透過型かつ眼視野観察用の顕微鏡照明装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の顕微鏡照明装置1の構成を説明する図である。
【図2】第1実施形態のフライアイレンズ13を説明する図である。
【図3】フライアイレンズ13の焦点距離fが長く設定されたときの顕微鏡照明装置1の様子を示す図である。
【図4】第2実施形態の顕微鏡装置の構成図である。
【図5】ケーラー照明にフライアイレンズを適用した顕微鏡照明装置100の構成例である。
【符号の説明】
1 顕微鏡照明装置
1a ミラー
13 フライアイレンズ
13a 第1フライアイレンズ
13b 第2フライアイレンズ
13c 筒状部材
13f,13e ホルダ
13g,13h ピン
101 光源
102 コレクタレンズ
103 フライアイレンズ
104 リレー光学系
105 コンデンサレンズ
106 視野絞り
107 開口絞り

Claims (5)

  1. 倍率の異なる複数種の対物レンズを選択的に使用する顕微鏡に適用される顕微鏡照明装置であって、
    光源と、
    前記光源から射出する発散光束を平行光束に近づけるコレクタレンズと、
    前記コレクタレンズの後側焦点面近傍の光軸方向に並べて配置され、かつ、互いの間隔が、前記顕微鏡に使用される対物レンズに応じて可変である少なくとも2枚のフライアイレンズとを備えた
    ことを特徴とする顕微鏡照明装置。
  2. 請求項1に記載の顕微鏡照明装置において、
    前記フライアイレンズにより形成される前記複数の光源の像を、前記コンデンサレンズの前側焦点面近傍にリレーするリレー光学系を更に備えた
    ことを特徴とする顕微鏡照明装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の顕微鏡照明装置において、
    前記2枚のフライアイレンズは、
    前記光源側の面がフライアイ構造となった第1のフライアイレンズと、前記コンデンサレンズ側の面がフライアイ構造となった第2のフライアイレンズとからなる
    ことを特徴とする顕微鏡照明装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の顕微鏡照明装置において、
    前記フライアイレンズの各単位レンズの光軸に対して垂直方向の形状は正六角形である
    ことを特徴とする顕微鏡照明装置。
  5. 倍率の異なる複数種の対物レンズを支持すると共に、観察用の光路に対しそれら対物レンズのうち1つを選択的に挿入する対物レンズ設定機構と、
    請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の顕微鏡照明装置と、
    前記光路に挿入される対物レンズの種類に応じて、前記顕微鏡照明装置内の前記フライアイレンズの焦点距離を変更する顕微鏡照明装置の制御手段と
    を備えたことを特徴とする顕微鏡装置。
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