JP2004003149A - アンカーボルトおよび鉄骨部材取付構造 - Google Patents

アンカーボルトおよび鉄骨部材取付構造 Download PDF

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加藤 友康
Tomohisa Ogata
小方 智寿
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Abstract

【課題】鉄骨柱脚などの鉄骨部材の取付けに用いられるアンカーボルトの材料費の削減や加工や組立て工数の削減により、製作コストおよび施工コストの低減を図り、アンカーボルトの耐力を低コストで容易に確保できるようにする。
【解決手段】アンカーボルト1を、ねじ鉄筋などの鉄筋2の一端部に鋼板からなる定着板3を摩擦圧接し、他端部にハイテンションボルトなどのボルト4の頭部4aを摩擦圧接して構成する。定着板3の中央には、連通孔5が穿設し、ボルト4には、連通孔6と吐出孔7を穿設し、摩擦圧接時に連通孔に噴出するバリ8a、9aを確認することで、接合状態の良否を確認する。連通孔6と吐出孔7から無収縮モルタル等をベースプレートのボルト孔に充填し、アンカーボルトの耐力を向上させる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄骨構造物や鉄骨鉄筋コンクリート構造物などの鉄骨柱脚の基礎あるいは鉄骨梁のコンクリート部材への接合などに適用されるアンカーボルトおよびアンカーボルトを用いた鉄骨部材取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の鉄骨柱脚50の1例を示したものである。図5において、鉄骨柱脚50は、柱51のベースプレート52、アンカーボルト53、ロックナット54および座金55、基台56等から構成され、コンクリート中に埋設されたアンカーボルト53の上に柱51を建て込み、ベースプレート52をレベル調整部材57で位置決めした後、ベースプレート52とコンクリート58の天端との間に無収縮モルタル59を充填し、モルタル硬化後、ロックナット54の締め付けを行っている。
【0003】
アンカーボルト53にねじ鉄筋を使用し、基台56に螺着することで、アンカーボルト53の高さ方向の位置決め等の合理化が図られている。アンカーボルト53の下端には、定着板60が高力ボルト61により取付けられ(図5(b)参照)、あるいは雄ねじ部材と両締めナットにより取付けられている(図示省略)。また、ベースプレート52のボルト孔52aは、大きな内径として水平方向の施工誤差を吸収し、その隙間にはリング部材63を嵌め込むことで、水平方向の位置決めを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述のような従来の鉄骨柱脚の場合、アンカーボルトへの定着板の取付けに、高力ボルトあるいは雄ねじ部材と両締めナットを用いているため、部品数が多く、加工や組立てが面倒であるなどから、コストが高くなりやすい。
【0005】
また、アンカーボルトの水平方向の位置決めには、施工誤差を考慮して柱脚のベースプレートのボルト孔をできるだけ大きくすることが望まれる。しかし、アンカーボルトとベースプレートのボルト孔の間に隙間が生じると、アンカーボルトの耐力および変形に影響を与える。そのため、前述の従来の鉄骨柱脚では、アンカーボルトとボルト孔の間にリング部材を嵌め込むようにしているが、特殊な形状のリング部材を必要としたり、隙間に応じた種々の寸法のリング部材を用意しておくなど、コストが高くなる。
【0006】
本発明は、このような問題を解消すべくなされたもので、その目的は、鉄骨柱脚などの鉄骨部材の取付けに用いられるアンカーボルトの材料費の削減や加工や組立て工数の削減により、製作コストおよび施工コストの低減を図ることができ、さらにアンカーボルトの耐力を低コストで容易に確保することができるアンカーボルトおよび鉄骨部材取付構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、鉄筋の一端部に定着金物が摩擦圧接され、他端部にボルトの頭部が摩擦圧接されていることを特徴とするアンカーボルトである。鉄筋には、ねじ鉄筋、異形棒鋼、丸鋼等を用いることができる。定着金物は、特願2001−229606に記載されているように摩擦圧接の接合部分に筒部などを設けたものでもよいが、単純な板状のものが好ましい。ボルトは、通常のボルトでもよいが、ハイテンションボルトが好ましい。
【0008】
この請求項1によれば、鉄筋の両端に定着金物とボルトを摩擦圧接で直接接合することで、部品数の削減あるいは市販の鉄筋,鋼板,ボルトの使用により材料費を低減でき、また、工場で簡単に製作できるため加工や組立の工数が抑えられ、低コストのアンカーボルトが得られる。また、鉄筋とボルトの接合は、ボルトの頭部を利用して行えるため、ボルトのねじ部を傷付けずに接合することができ、鉄骨部材の取付けを確実に精度良く行うことができる。
【0009】
本発明の請求項2は、請求項1に記載のアンカーボルトにおいて、定着金物に摩擦圧接部位までの連通孔が形成されていることを特徴とするアンカーボルトである。鉄筋と定着金物とを摩擦圧接により接合するとバリが発生するが、外側から摩擦圧接部位を覗ける連通孔にバリが噴出し、これを目視することで、摩擦圧接による接合状態の良否を確認することができる。この連通孔の開孔方向は、鉄筋の軸方向、斜め方向、軸直角方向のいずれの方向でもよい。
【0010】
本発明の請求項3は、請求項1または請求項2に記載のアンカーボルトにおいて、ボルトに軸部先端から摩擦圧接部位までの連通孔が形成されていることを特徴とするアンカーボルトである。この場合も、連通孔にバリが噴出し、これを所定長さの細い棒を連通孔に差し込むなどして確認することで、摩擦圧接による接合状態の良否を確認することができる。また、鉄骨部材のベースプレートのボルト孔に充填材を充填する場合には、この連通孔を充填材の注入孔として利用することができる。
【0011】
本発明の請求項4は、請求項3に記載のアンカーボルトにおいて、ボルトの軸部に、ボルトの連通孔に連通し軸部の側方に充填材を吐出可能な吐出孔が形成されていることを特徴とするアンカーボルトである。鉄骨部材のベースプレートのボルト孔に充填材を充填する場合であり、ボルトの先端部から充填材を注入し、ボルトの首下部分から充填材を吐出することができる。施工誤差を吸収するために、鉄骨部材のベースプレートのボルト孔を大きくした場合、特殊なリング部材等を用いることなく、ボルト孔とボルトの隙間を容易に埋めることができる。
【0012】
本発明の請求項5は、コンクリート中から突出するアンカーボルトの先端部に鉄骨部材のベースプレートをナットにより締結するための鉄骨部材取付構造であり、アンカーボルトが、鉄筋の一端部にコンクリート中に埋設される定着金物を摩擦圧接し、他端部にコンクリートから突出するボルトの頭部を摩擦圧接して構成され、ベースプレートがボルトの頭部とナットで挟持されて緊結されていることを特徴とする鉄骨部材取付構造である。
【0013】
この請求項5は、本発明のアンカーボルトを例えば鉄骨柱脚や境界梁などに適用した場合である。鉄骨柱脚の場合は、アンカーボルトの鉄筋が基礎コンクリートに埋設された状態でボルトがコンクリートの天端から突出し、ボルトの頭部を柱脚ベースプレートの受け台として利用することができ、無収縮モルタルの特別なレベル調整部材が不要となる。ベースプレートの下に無収縮モルタルを充填し、硬化後、ナットを締め付けてベースプレートをアンカーボルトに緊結する。境界梁の場合には、境界梁のベースプレートにアンカーボルトをナットにより取付けておき、両側のコンクリート壁を施工し、養生後、ナットを締め付けてベースプレートをアンカーボルトに緊結する。この請求項5によれば、低コストのアンカーボルトで鉄骨部材のベースプレートをコンクリートに容易かつ確実に緊結することができる。
【0014】
本発明の請求項6は、請求項5に記載の鉄骨部材取付構造において、ベースプレートにボルトの軸部の外径より大きい内径のボルト孔が形成され、ボルトに形成された孔から充填材がボルト孔に充填されていることを特徴とする鉄骨部材取付構造である。
【0015】
この請求項6は、本発明のアンカーボルトを例えば鉄骨柱脚などに適用した場合である。鉄骨柱脚の水平方向の位置決めには、施工誤差を考慮してベースプレートのボルト孔をできるだけ大きくしており、アンカーボルトとボルト孔の間の隙間はアンカーボルトの耐力および変形に影響を与える。この隙間に無収縮モルタルやエポキシ樹脂などの充填材を充填することで、ボルトの摩擦接合耐力を上回るボルトの引張せん断耐力を期待でき、アンカーボルトを小さいサイズにすることが可能となる。この請求項6によれば、施工誤差を吸収するために、鉄骨部材のベースプレートのボルト孔を大きくした場合、特殊なリング部材等を用いることなく、ボルト孔とボルトの隙間を容易に埋めることができ、アンカーボルトの耐力を向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示する実施形態に基づいて説明する。図1は、本発明に係るアンカーボルトの1実施形態を示したものである。図2は、そのボルト部分の1例を示したものである。図3は、本発明のアンカーボルトを適用した鉄骨柱脚の1実施形態を示したものである。図4は、本発明のアンカーボルトを適用した建物の境界梁の1実施形態を示したものである。
【0017】
図1、図2の実施形態において、本発明に係るアンカーボルト1は、ねじ鉄筋などの鉄筋2の一端部に鋼板(S45C等)からなる定着板3を摩擦圧接し、他端部にハイテンションボルト(F10T等)などのボルト4の頭部4aを摩擦圧接して構成されている。定着板3の中央には、表面から裏面(鉄筋3の端面)まで貫通する連通孔5が穿設されている。ボルト4には、ボルト軸部4bの端面からボルト頭部4aの表面(鉄筋3の端面)までボルト中心軸上を貫通する連通孔6と、ボルト首下部分で連通孔6に直交して連通する吐出孔7が穿設されている。
【0018】
摩擦圧接は、例えば次に示すような接合方法である。即ち、固定した定着板3またはボルト4に対して、鉄筋2を回転させながら軸方向に押送し、鉄筋2の端面を定着板3またはボルト4の接合端面に接触させて摩擦発熱させ、次いで鉄筋2の回転を急停止させ、アプセット圧力を付与する。
【0019】
図1に示すように、定着板3と鉄筋3が圧接部8で一体化し、ボルト4の頭部4aと鉄筋3が圧接部9で一体化する。なお、ボルト4と鉄筋3の接合では、頭部4aを利用して固定できるため、ねじ部を傷付けずに摩擦圧接が可能である。定着板3に関しては、特願2001−229606で開示したように十分な接合強度が得られる。ボルト4に関しては、市販のボルト(M22ハイテンションボルトF10T)と鉄筋(D25ねじ鉄筋、異径棒鋼)を摩擦圧接し引張試験を実施したところ、ボルトねじ部で全て破断しており、接合強度が十分であることが確認された。
【0020】
また、定着板3の連通孔5には、摩擦圧接時のバリ8aが出てくるので、これを目視することで、摩擦圧接が確実に行われているかを確認することができる。定着板3は、コストの面からは単純な形状の鋼板が好ましいが、定着板3の形状や連通孔5の配置等は、図示例に限らず、特願2001−229606に示したものでもよい。
【0021】
ボルト4の連通孔6にも、摩擦圧接時のバリ9aが出てくるので、これを所定長さの細い棒を差し込むことで、摩擦圧接が確実に行われているかを確認することができる。また、後述するように、この連通孔6は、充填材の注入孔として利用することができ、直交する吐出孔7から充填材を吐出させる。
【0022】
次に、図3は鉄骨柱脚20に本発明を適用した例であり、図1のアンカーボルト1を使用し、柱21のベースプレート22には、ボルト4の外径よりも大きい内径のボルト孔(ルーズホール)22aを形成しておき、次のような手順で鉄骨柱脚の施工を行う。
【0023】
(1)工場製作したアンカーボルト1を現場に搬入し、基台(図示省略)に取付け、アンカーボルト1のねじ鉄筋で高さ方向の位置決めを行う。ボルト4はコンクリート23の天端より突出するようにする。
【0024】
(2)コンクリート23を打設し、養生後、ベースプレート22を建て込む。ボルト4の頭部4aがベースプレート22の受け台となり、従来のような無収縮モルタルの特別なレベル調整部材が不要となる。
【0025】
(3)施工誤差をボルト孔22aで吸収し、柱21の水平方向の位置決めを行った後、ベースプレート22とコンクリート23の間に無収縮モルタル24を充填する。
【0026】
(4)モルタル硬化後、ボルト4にナット25と座金26を取付け、ナット25を締め付け、ベースプレート22をボルト頭部4aとナット25で挟持して緊結する。
【0027】
(5)ボルト4の連通孔6・吐出孔7から無収縮モルタルまたはエポキシ樹脂27をボルト孔22aに充填する。ボルト孔22aの隙間が埋められ、ボルト4とベースプレート22が一体化する。施工の確認は、充填材の注入量、注入圧力の上昇を確認して終了とする。
【0028】
次に、図4は、チューブラーメン架構40のコア壁41に本発明を適用した例であり、コア壁41の境界梁42を図1のアンカーボルト1を使用し、左右の鉄筋コンクリート壁44,44に取付ける。
【0029】
境界梁42は、H形鋼の両端にベースプレート43が取付けられており、このベースプレート43にナット45と座金46でアンカーボルト1を取付けておき、この境界梁42を所定の位置に設置した後、コンクリートを打設して左右の鉄筋コンクリート壁44を施工する。養生後、ナット45を締め付ける。
【0030】
なお、以上は、鉄骨柱脚やコア壁の境界梁に適用した例を示したが、これに限らず、その他の鉄骨部材の取付けにも適用できることは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】
(1)鉄筋の両端に定着金物とボルトを摩擦圧接で直接接合することで、部品数の削減あるいは市販の鉄筋,鋼板,ボルトの使用により材料費を低減でき、また、工場で簡単に製作できるため加工や組立の工数が抑えられ、低コストのアンカーボルトを得ることができる。
【0032】
(2)鉄筋とボルトの接合は、ボルトの頭部を利用して行えるため、ボルトのねじ部を傷付けずに接合することができ、鉄骨部材の取付けを確実に精度良く行うことができる。
【0033】
(3)定着金物およびボルトに連通孔を設けることにより、摩擦圧接による接合状態の良否を容易に確認することができる。また、ボルトの連通孔は充填材の注入孔として利用することができ、吐出孔から鉄骨部材のベースプレートのボルト孔に充填材を充填することができる。
【0034】
(4)本発明のアンカーボルトを例えば鉄骨柱脚や境界梁などに適用すれば、低コストのアンカーボルトで鉄骨部材のベースプレートをコンクリートに容易かつ確実に緊結することができる。
【0035】
(5)ボルトに形成した孔からボルト孔とボルトの隙間に無収縮モルタルやエポキシ樹脂などの充填材を充填することにより、施工誤差を吸収するため鉄骨部材のベースプレートのボルト孔を大きくした場合、特殊なリング部材等を用いることなく、ボルト孔とボルトの隙間を容易に埋めることができ、アンカーボルトの耐力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンカーボルトの1実施形態であり、(a)は全体を示す正面図、(b)は定着板の底面図である。
【図2】図1のアンカーボルトの鉄筋の一端部に摩擦圧接されるボルト部分の1例を示したものであり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。
【図3】本発明のアンカーボルトを適用した鉄骨柱脚の1実施形態を示す鉛直断面図である。
【図4】本発明のアンカーボルトを適用した建物の境界梁の1実施形態を示したものであり、(a)は水平断面図、(b)はその部分拡大断面図である。
【図5】従来の鉄骨柱脚構造を示したものであり、(a)は水平断面図、(b)はその部分拡大した鉛直断面図である。
【符号の説明】
1……アンカーボルト
2……鉄筋
3……定着板
4……ボルト
4a…ボルト頭部
4b…ボルト軸部
5……連通孔
6……連通孔
7……吐出孔
8……圧接部
8a…バリ
9……圧接部
9a…バリ
20……鉄骨柱脚
21……柱
22……ベースプレート
22a…ボルト孔
23……コンクリート
24……無収縮モルタル
25……ナット
26……座金
27……無収縮モルタルまたはエポキシ樹脂など
40……チューブラーメン架構
41……コア壁
42……境界梁
43……ベースプレート
44……鉄筋コンクリート壁
45……ナット
46……座金

Claims (6)

  1. 鉄筋の一端部に定着金物が摩擦圧接され、他端部にボルトの頭部が摩擦圧接されていることを特徴とするアンカーボルト。
  2. 請求項1に記載のアンカーボルトにおいて、定着金物に摩擦圧接部位までの連通孔が形成されていることを特徴とするアンカーボルト。
  3. 請求項1または請求項2に記載のアンカーボルトにおいて、ボルトに軸部先端から摩擦圧接部位までの連通孔が形成されていることを特徴とするアンカーボルト。
  4. 請求項3に記載のアンカーボルトにおいて、ボルトの軸部に、ボルトの連通孔に連通し軸部の側方に充填材を吐出可能な吐出孔が形成されていることを特徴とするアンカーボルト。
  5. コンクリート中から突出するアンカーボルトの先端部に鉄骨部材のベースプレートをナットにより締結するための鉄骨部材取付構造であり、アンカーボルトが、鉄筋の一端部にコンクリート中に埋設される定着金物を摩擦圧接し、他端部にコンクリートから突出するボルトの頭部を摩擦圧接して構成され、ベースプレートがボルトの頭部とナットで挟持されて緊結されていることを特徴とする鉄骨部材取付構造。
  6. 請求項5に記載の鉄骨部材取付構造において、ベースプレートにボルトの軸部の外径より大きい内径のボルト孔が形成され、ボルトに形成された孔から充填材がボルト孔に充填されていることを特徴とする鉄骨部材取付構造。
JP2002158631A 2002-05-31 2002-05-31 アンカーボルトおよび鉄骨部材取付構造 Withdrawn JP2004003149A (ja)

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