JP2004000409A - 車椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は一人でもベッドと車椅子間の移動を、重労働になることなく、容易にスム−ズに行なうことができる車椅子を得るにある。
【解決手段】シートクッションの部位より下部に少なくとも3個以上の車輪が取付けられた車椅子本体と、この車椅子本体のシ−トバック取付け部位に、側方にスライド移動して突出するように取付けられたスライド移動可能なシ−トバックと、車椅子本体のシ−トクッション取付け部位の前記シ−トバックが突出する一側部位に、ほぼ水平方向に回動可能に取付けられた肘掛けと、この肘掛けを水平方向に位置させた場合に外方へ突出できるように、該肘掛けにスライド移動可能に取付けられたスライドシ−トクッションとで車椅子を構成している。
【選択図】 図4
【解決手段】シートクッションの部位より下部に少なくとも3個以上の車輪が取付けられた車椅子本体と、この車椅子本体のシ−トバック取付け部位に、側方にスライド移動して突出するように取付けられたスライド移動可能なシ−トバックと、車椅子本体のシ−トクッション取付け部位の前記シ−トバックが突出する一側部位に、ほぼ水平方向に回動可能に取付けられた肘掛けと、この肘掛けを水平方向に位置させた場合に外方へ突出できるように、該肘掛けにスライド移動可能に取付けられたスライドシ−トクッションとで車椅子を構成している。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は介助する場合等に使用される車椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の介助する場合等に使用される車椅子は介助される人を乗せて、介助する人が押して移動できるるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の介助用車椅子は寝たきりの病人等が使用する場合、介助する人がベッドと介助用車椅子間の移動作業を一人で行なうことが、非常に難しい重労働になるという欠点があった、
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、一人でもベッドと介助用車椅子間の移動を、重労働になることなく、容易にスム−ズに行なうことができる車椅子を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明はシートクッションの部位より下部に少なくとも3個以上の車輪が取付けられた車椅子本体と、この車椅子本体のシ−トバック取付け部位に、側方にスライド移動して突出するように取付けられたスライド移動可能なシ−トバックと、前記車椅子本体のシ−トクッション取付け部位の前記シ−トバックが突出する一側部位に、ほぼ水平方向に回動可能に取付けられた肘掛けと、この肘掛けを水平方向に位置させた場合に外方へ突出できるように、該肘掛けにスライド移動可能に取付けられたスライドシ−トクッションとで車椅子を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図10に示す本発明の第1の実施の形態において、1はリクライニングベッド2等での、寝たきりの介助される人3を容易に乗せることができる本発明の車椅子で、この車椅子1は中央部に切欠部4が形成された板状のシ−トクッション5の部位よりも下部に少なくとも3個、本発明の実施の形態では前方両側部に2個の自在車輪6、6、後方両側部に2個の固定車輪7、7が取付けられた車椅子本体8と、この車椅子本体8のシ−トバック取付け部位9に溶接等によって固定された、水平方向の長孔10が形成されたシ−トバック取付け板11に一方の側方にスライド移動して突出するように取付けられたスライド移動可能なシ−トバック12と、前記車椅子本体8のシ−トクッション取付け部位13の、前記シ−トバック12が突出する一側部位にほぼ水平方向に回動可能に取付けられた肘掛け14と、この肘掛け14を水平方向に位置させた場合に外方へ突出できるように、該肘掛け14にスライド移動可能に取付けられたスライドシ−トクッション15と、前記肘掛け14の反対側の前記車椅子本体8のシ−トクッション取付け部位13に固定された固定用肘掛け16とで構成されている。
なお、前記シ−トクッション5、シ−トバック12およびスライドシ−トクッション15はクッション材が取付けられたものや、クッション材のないものが使用される。
【0009】
前記車椅子本体8はパイプ材を用いて形成された、前記2個の自在車輪6、6、2個の固定車輪7、7を備えるフレ−ム17と、このフレ−ム17に一体あるいは溶接等によって固定された、上部後方へ突出する一対の取っ手18、18と、前記フレ−ム17の前方両側部寄りの下部に溶接等によって固定された一対の足支持台19、19とで構成されている。
【0010】
前記シ−トバック12はシ−トバック本体20と、このシ−トバック本体20の反突出側のほぼ中央背面に形成されたねじ孔21と螺合される、前記シ−トバック取付け板11の長孔10を通過して締付け固定される、ロック機構として使用されるロックボルト22と、前記シ−トバック本体20の両端部に後端部が固定され、先端部に取付けられた係止片23と、該係止片23と着脱可能に係合する係合片24とからなる、介助される人を支持する支持ベルト25とで構成されている。
【0011】
前記肘掛け14はパイプ材をコ字状に曲げ加工した肘掛け本体26と、この肘掛け本体26の下部寄りの部位の両側部材26a、26aに溶接等によって固定された補強バ−27と、前記肘掛け本体26の両側部材26a、26aの下部寄りの部位に形成された長孔28、28と、この長孔28、28に通過する支持ピン29、29が取付けられた、前記肘掛け本体26の両側部材26a、26aの下端部を挿入支持して垂直方向に保持する、前記フレ−ム17に固定された取付け金具30、30と、前記肘掛け本体26に溶接等によって固定されたガイドレ−ル31とで構成されている。
【0012】
前記スライドシ−トクッション15はスライドシ−トクッション本体32と、このスライドシ−トクッション本体32の背面に固定された、前記肘掛け14のガイドレ−ル31とスライド移動可能に取付けられるスライドレ−ル33と、このスライドレ−ル33のスライド移動を阻止するスライドシ−トクッションロック機構としての、前記ガイドレ−ル31に螺合され、前記スライドレ−ル33を押し圧固定することができるロックボルト34とで構成されている。
【0013】
上記構成の車椅子1は、寝たきりの介助される人3が寝ているリクライニングベッド2の側面に位置させる。
しかる後、介助される人3を車椅子1を位置させた部位と反対側へ介助される人を移動させた後、肘掛け14を上方へ持ち上げてリクライニングベッド2上に回動させるとともに、スライドシ−トクッション15を突出させる。
【0014】
次に、介助される人3をスライドシ−トクッション15にお尻が乗るように移動させるとともに、リクライニングベッド2を介助される人3が座った状態に回動させる。
しかる後、シ−トバック12をスライド移動させて、介助される人3とベッド2との間に位置させ、支持ベルト25で介助される人3をシ−トバック12に取付ける。
【0015】
次に、介助される人3を車椅子本体8側にシ−トバック12およびスライドシ−トクッション15を移動させるとともに、スライドシ−トクッション15が収縮状態になったところでシ−トクッション5上に介助される人3を移動させることにより、車椅子1に介助される人3が乗った状態となる。
しかる後、肘掛け14を回動して取付け金具30に固定するとともに、ロックボルト34の締付けでスライドシ−トクッション15を肘掛け14に固定し、ロックボルト22の締付けでシ−トバック12をシ−トバック取付け板11に固定する。
この状態で車椅子1の一対の取っ手18、18を介助する人が持って、移動させて使用する。
なお、車椅子1からリクライニングベッド2への移動は、前述と逆の操作を行なうことにより、容易に行なうことができる。
【0016】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図11ないし図31に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0017】
図11ないし図13に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、シ−トバック本体20の中央両側部寄りの背面にロックボルト22のねじ孔21、21を形成して、ロックボルト22の取付け部を変えることにより左右のいずれの方向にでもシ−トバック12をスライド移動できるようにするとともに、車椅子本体8の両側部に肘掛け14、14とスライドシ−トクッション15、15とを備えた点で、このように構成した車椅子1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、左右のいずれの方向からでも介助される人を容易に乗せたり降ろしたりすることができる。
【0018】
図14ないし図18に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と主に異なる点は、シ−トクッション5を任意の高さに調整することができる車椅子本体8Aを用いた点で、この車椅子本体8Aは2個の自在車輪6、6および2個の固定車輪7、7が取付けられたチャンネル材を用いた一対の車輪支持レ−ル35、35、この一対の車輪支持レ−ル35、35を所定間隔に固定する支持バ−36、36とからなる車輪取付けフレ−ム37と、この車輪取付けフレ−ム37の一対の車輪支持レ−ル35、35の先端部に下端部が枢支ピン38、38で枢支された一対の一方の支持バ−39、39、前記一対の車輪支持レ−ル35、35の後端部に下端部がスライド移動可能に支持され、ほぼ中央部を前記一対の一方の支持バ−39、39のほぼ中央部に枢支ピン40、40で枢支された一対の他方の支持バ−41、41、前記一対の一方の支持バ−39、39の上端部に後端部が枢支ピン42、42で枢支され、他端部が前記一対の他方の支持バ−41、41の上端部をスライド可能に覆う、前記シ−トクッション5が固定された一対の上部支持バ−43、43とからなるフレ−ム17Aと、前記一対の一方の支持バ−39、39の上端部から上部後方へ突出するように取付けられた一対の取っ手18、18と、前記一対の他方の支持バ−41、41の下部寄りの部位に両端部が溶接等によって固定されたねじ孔44が形成された移動バ−45と、この移動バ−45のねじ孔44と螺合する先端部が車輪取付けフレ−ム37に回動可能に取付けられた、後端部にクランク状のハンドル46が形成された高さ調整ハンドル47とで構成されている。
このように構成された車椅子本体8Aを用いた車椅子1Bにしても、前記本発明の第2の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、ベッドの高さにシ−トクッションの高さを合せて使用することができる。
【0019】
図19ないし図21に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、シ−トバック取付け部位9にシ−トバック12Aを固定的に取付けた点で、このように構成した車椅子1Cにしても寝たきりの介助される人の上半身を介助する人が支持することにより、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0020】
図22ないし図24に示す本発明の第5の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、シ−トバック取付け部の車椅子本体8に固定された一対の固定レ−ル48、48、この一対の固定レ−ル48、48にスライド移動可能に取付けられた一対の可動レ−ル49、49と、この一対の可動レ−ル49、49にスライド移動可能に取付けられたシ−トクッション5と、シ−トバックの取付け部位の車椅子本体8にシ−トバック12のスライド移動を阻止しないように回動可能に取付けられた肘掛け14A、14Aとを用いた点で、このように構成した車椅子1Dにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0021】
図25ないし図28に示す本発明の第6の実施の形態において、前記本発明の第5の実施の形態と主に異なる点は、リップミゾ形鋼形状の一対の固定レ−ル48A、48Aと、この一対の固定レ−ル48A、48Aをスライド移動するシ−トクッション5が取付けられた一対のスライドレ−ル50、50と、この一対のスライドレ−ル50、50の両端部にヒンジ部材51、51、51、51を介してほぼ90度上方へ回動することができるガイドレ−ル52、52がそれぞれ取付けられた左右の肘掛け14B、14Bと、この左右の肘掛け14B、14Bを使用状態に係止する係止具53、53とを用いた点で、このように構成した車椅子1Eは、前記本発明の第5の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、シ−トクッション5を左右方向のいずれの方向にもスライド移動させて使用することができる。
【0022】
図29ないし図31に示す本発明の第7の実施の形態において、前記本発明の第5の実施の形態と主に異なる点は、シ−トクッション5が側方へ突出する部位の車椅子本体8にシ−トクッション5をスライド移動させる場合に下方へ回動させることができ、使用時には係止具53Aによって係止できる肘掛け14Cと、シ−トクッション5の突出しない側方の車椅子本体8に固定された固定肘掛け14Dとを用いた点で、このように構成した車椅子1Fにしても、前記本発明の第5の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0023】
なお、前記本発明の各実施の形態ではシ−トバック12やスライドシ−トクッション15を手動でスライド移動させるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、シ−トバック12やスライドシ−トクッション15を電動や油圧シリンダ−、エアシリンダ−を用いてスライド移動させるように構成してもよい。
また、前記本発明の各実施の形態では寝たきりの介助される人が使用する場合に付いて説明したが、本発明はこれに限らず身体の不自由な人が車等の乗り降り時やその他の使用に使用してもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0025】
(1)シートクッションの部位より下部に少なくとも3個以上の車輪が取付けられた車椅子本体と、この車椅子本体のシ−トバック取付け部位に、側方にスライド移動して突出するように取付けられたスライド移動可能なシ−トバックと、前記車椅子本体のシ−トクッション取付け部位の前記シ−トバックが突出する一側部位に、ほぼ水平方向に回動可能に取付けられた肘掛けと、この肘掛けを水平方向に位置させた場合に外方へ突出できるように、該肘掛けにスライド移動可能に取付けられたスライドシ−トクッションとで構成されているので、ベッドと車椅子との移動をシ−トバックを側方にスライド移動するとともに、肘掛けを水平方向に回動させ、スライドシ−トクッションを側方へスライド移動させることにより行なうことができる。
したがって、従来のように寝たきりの介助される人を抱えて持ち上げたりする作業をしなくても移動でき、容易に、楽に移動させることができる。
【0026】
(2)前記(1)によって、べッドと車椅子との移動は、介助される人のスライド移動およびシ−トバックやスライドシ−トクッションのスライド移動でできるので、操作が容易で、誰でもが一人でも移動させることができる。
【0027】
(3)前記(1)によって、容易に介助される人を車椅子に乗せたり、車椅子よりベッドに移動させることができるので、気軽に車椅子に乗せて散歩や入浴、トイレ等を行なうことができる。
【0028】
(4)請求項2、3、4、5も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の側面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の正面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の背面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の動作説明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態のシ−トバックの説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の肘掛けの説明図。
【図7】本発明の第1の実施の形態のスライドシ−トクッションの説明図。
【図8】スライドシ−トクッションに支持させた説明図。
【図9】本発明の第1の実施の形態のシ−トバックに支持させた説明図。
【図10】本発明の第1の実施の形態のシ−トバックの移動説明図。
【図11】本発明の第2の実施の形態の側面図。
【図12】本発明の第2の実施の形態の正面図。
【図13】本発明の第2の実施の形態の動作説明図。
【図14】本発明の第3の実施の形態の側面図。
【図15】本発明の第3の実施の形態の正面図。
【図16】本発明の第3の実施の形態の背面図。
【図17】本発明の第3の実施の形態のフレ−ムの説明図。
【図18】本発明の第3の実施の形態の高さを調整する場合の説明図。
【図19】本発明の第4の実施の形態の側面図。
【図20】本発明の第4の実施の形態の正面図。
【図21】本発明の第4の実施の形態の動作説明図。
【図22】本発明の第5の実施の形態の側面図。
【図23】本発明の第5の実施の形態の正面図。
【図24】本発明の第5の実施の形態の動作説明図。
【図25】本発明の第6の実施の形態の側面図。
【図26】本発明の第6の実施の形態の正面図。
【図27】本発明の第6の実施の形態の平面図。
【図28】本発明の第6の実施の形態の動作説明図。
【図29】本発明の第7の実施の形態の側面図。
【図30】本発明の第7の実施の形態の正面図。
【図31】本発明の第7の実施の形態の動作説明図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F:車椅子、
2:リクライニングベッド、
3:介助される人、 4:切欠部、
5:シ−トクッション、 6:自在車輪、
7:固定車輪、
8、8A:車椅子本体、
9:シ−トバック取付け部位、
10:長孔、
11:シ−トバック取付け板、
12、12A:シ−トバック、
13:シ−トクッション取付け部位、
14、14A、14B、14C、14D:肘掛け、
15:スライドシ−トクッション、
16:固定用肘掛け、 17、17A:フレ−ム、
18:取っ手、 19:足支持台、
20:シ−トバック本体、21:ねじ孔、
22:ロックボルト、 23:係止片、
24:係合片、 25:支持ベルト、
26:肘掛け本体、 27:補強バ−、
28:長孔、 29:枢支ピン、
30:取付け金具、 31:ガイドレ−ル、
32:スライドシ−トクッション本体、
33:スライドレ−ル、 34:ロックボルト、
35:車輪支持レ−ル、 36:支持バ−、
37:車輪取付けフレ−ム、
38:枢支ピン、 39:一方の支持バ−、
40:枢支ピン、 41:他方の支持バ−、
42:枢支ピン、 43:上部支持バ−、
44:ねじ孔、 45:移動バ−、
46:ハンドル、 47:高さ調整ハンドル、
48、48A:固定レ−ル、
49:可動レ−ル、 50:スライドレ−ル、
51:ヒンジ部材、 52:ガイドレ−ル、
53、53A:係止具。
【発明の属する技術分野】
本発明は介助する場合等に使用される車椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の介助する場合等に使用される車椅子は介助される人を乗せて、介助する人が押して移動できるるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の介助用車椅子は寝たきりの病人等が使用する場合、介助する人がベッドと介助用車椅子間の移動作業を一人で行なうことが、非常に難しい重労働になるという欠点があった、
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、一人でもベッドと介助用車椅子間の移動を、重労働になることなく、容易にスム−ズに行なうことができる車椅子を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明はシートクッションの部位より下部に少なくとも3個以上の車輪が取付けられた車椅子本体と、この車椅子本体のシ−トバック取付け部位に、側方にスライド移動して突出するように取付けられたスライド移動可能なシ−トバックと、前記車椅子本体のシ−トクッション取付け部位の前記シ−トバックが突出する一側部位に、ほぼ水平方向に回動可能に取付けられた肘掛けと、この肘掛けを水平方向に位置させた場合に外方へ突出できるように、該肘掛けにスライド移動可能に取付けられたスライドシ−トクッションとで車椅子を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図10に示す本発明の第1の実施の形態において、1はリクライニングベッド2等での、寝たきりの介助される人3を容易に乗せることができる本発明の車椅子で、この車椅子1は中央部に切欠部4が形成された板状のシ−トクッション5の部位よりも下部に少なくとも3個、本発明の実施の形態では前方両側部に2個の自在車輪6、6、後方両側部に2個の固定車輪7、7が取付けられた車椅子本体8と、この車椅子本体8のシ−トバック取付け部位9に溶接等によって固定された、水平方向の長孔10が形成されたシ−トバック取付け板11に一方の側方にスライド移動して突出するように取付けられたスライド移動可能なシ−トバック12と、前記車椅子本体8のシ−トクッション取付け部位13の、前記シ−トバック12が突出する一側部位にほぼ水平方向に回動可能に取付けられた肘掛け14と、この肘掛け14を水平方向に位置させた場合に外方へ突出できるように、該肘掛け14にスライド移動可能に取付けられたスライドシ−トクッション15と、前記肘掛け14の反対側の前記車椅子本体8のシ−トクッション取付け部位13に固定された固定用肘掛け16とで構成されている。
なお、前記シ−トクッション5、シ−トバック12およびスライドシ−トクッション15はクッション材が取付けられたものや、クッション材のないものが使用される。
【0009】
前記車椅子本体8はパイプ材を用いて形成された、前記2個の自在車輪6、6、2個の固定車輪7、7を備えるフレ−ム17と、このフレ−ム17に一体あるいは溶接等によって固定された、上部後方へ突出する一対の取っ手18、18と、前記フレ−ム17の前方両側部寄りの下部に溶接等によって固定された一対の足支持台19、19とで構成されている。
【0010】
前記シ−トバック12はシ−トバック本体20と、このシ−トバック本体20の反突出側のほぼ中央背面に形成されたねじ孔21と螺合される、前記シ−トバック取付け板11の長孔10を通過して締付け固定される、ロック機構として使用されるロックボルト22と、前記シ−トバック本体20の両端部に後端部が固定され、先端部に取付けられた係止片23と、該係止片23と着脱可能に係合する係合片24とからなる、介助される人を支持する支持ベルト25とで構成されている。
【0011】
前記肘掛け14はパイプ材をコ字状に曲げ加工した肘掛け本体26と、この肘掛け本体26の下部寄りの部位の両側部材26a、26aに溶接等によって固定された補強バ−27と、前記肘掛け本体26の両側部材26a、26aの下部寄りの部位に形成された長孔28、28と、この長孔28、28に通過する支持ピン29、29が取付けられた、前記肘掛け本体26の両側部材26a、26aの下端部を挿入支持して垂直方向に保持する、前記フレ−ム17に固定された取付け金具30、30と、前記肘掛け本体26に溶接等によって固定されたガイドレ−ル31とで構成されている。
【0012】
前記スライドシ−トクッション15はスライドシ−トクッション本体32と、このスライドシ−トクッション本体32の背面に固定された、前記肘掛け14のガイドレ−ル31とスライド移動可能に取付けられるスライドレ−ル33と、このスライドレ−ル33のスライド移動を阻止するスライドシ−トクッションロック機構としての、前記ガイドレ−ル31に螺合され、前記スライドレ−ル33を押し圧固定することができるロックボルト34とで構成されている。
【0013】
上記構成の車椅子1は、寝たきりの介助される人3が寝ているリクライニングベッド2の側面に位置させる。
しかる後、介助される人3を車椅子1を位置させた部位と反対側へ介助される人を移動させた後、肘掛け14を上方へ持ち上げてリクライニングベッド2上に回動させるとともに、スライドシ−トクッション15を突出させる。
【0014】
次に、介助される人3をスライドシ−トクッション15にお尻が乗るように移動させるとともに、リクライニングベッド2を介助される人3が座った状態に回動させる。
しかる後、シ−トバック12をスライド移動させて、介助される人3とベッド2との間に位置させ、支持ベルト25で介助される人3をシ−トバック12に取付ける。
【0015】
次に、介助される人3を車椅子本体8側にシ−トバック12およびスライドシ−トクッション15を移動させるとともに、スライドシ−トクッション15が収縮状態になったところでシ−トクッション5上に介助される人3を移動させることにより、車椅子1に介助される人3が乗った状態となる。
しかる後、肘掛け14を回動して取付け金具30に固定するとともに、ロックボルト34の締付けでスライドシ−トクッション15を肘掛け14に固定し、ロックボルト22の締付けでシ−トバック12をシ−トバック取付け板11に固定する。
この状態で車椅子1の一対の取っ手18、18を介助する人が持って、移動させて使用する。
なお、車椅子1からリクライニングベッド2への移動は、前述と逆の操作を行なうことにより、容易に行なうことができる。
【0016】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図11ないし図31に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0017】
図11ないし図13に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、シ−トバック本体20の中央両側部寄りの背面にロックボルト22のねじ孔21、21を形成して、ロックボルト22の取付け部を変えることにより左右のいずれの方向にでもシ−トバック12をスライド移動できるようにするとともに、車椅子本体8の両側部に肘掛け14、14とスライドシ−トクッション15、15とを備えた点で、このように構成した車椅子1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、左右のいずれの方向からでも介助される人を容易に乗せたり降ろしたりすることができる。
【0018】
図14ないし図18に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と主に異なる点は、シ−トクッション5を任意の高さに調整することができる車椅子本体8Aを用いた点で、この車椅子本体8Aは2個の自在車輪6、6および2個の固定車輪7、7が取付けられたチャンネル材を用いた一対の車輪支持レ−ル35、35、この一対の車輪支持レ−ル35、35を所定間隔に固定する支持バ−36、36とからなる車輪取付けフレ−ム37と、この車輪取付けフレ−ム37の一対の車輪支持レ−ル35、35の先端部に下端部が枢支ピン38、38で枢支された一対の一方の支持バ−39、39、前記一対の車輪支持レ−ル35、35の後端部に下端部がスライド移動可能に支持され、ほぼ中央部を前記一対の一方の支持バ−39、39のほぼ中央部に枢支ピン40、40で枢支された一対の他方の支持バ−41、41、前記一対の一方の支持バ−39、39の上端部に後端部が枢支ピン42、42で枢支され、他端部が前記一対の他方の支持バ−41、41の上端部をスライド可能に覆う、前記シ−トクッション5が固定された一対の上部支持バ−43、43とからなるフレ−ム17Aと、前記一対の一方の支持バ−39、39の上端部から上部後方へ突出するように取付けられた一対の取っ手18、18と、前記一対の他方の支持バ−41、41の下部寄りの部位に両端部が溶接等によって固定されたねじ孔44が形成された移動バ−45と、この移動バ−45のねじ孔44と螺合する先端部が車輪取付けフレ−ム37に回動可能に取付けられた、後端部にクランク状のハンドル46が形成された高さ調整ハンドル47とで構成されている。
このように構成された車椅子本体8Aを用いた車椅子1Bにしても、前記本発明の第2の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、ベッドの高さにシ−トクッションの高さを合せて使用することができる。
【0019】
図19ないし図21に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、シ−トバック取付け部位9にシ−トバック12Aを固定的に取付けた点で、このように構成した車椅子1Cにしても寝たきりの介助される人の上半身を介助する人が支持することにより、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0020】
図22ないし図24に示す本発明の第5の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、シ−トバック取付け部の車椅子本体8に固定された一対の固定レ−ル48、48、この一対の固定レ−ル48、48にスライド移動可能に取付けられた一対の可動レ−ル49、49と、この一対の可動レ−ル49、49にスライド移動可能に取付けられたシ−トクッション5と、シ−トバックの取付け部位の車椅子本体8にシ−トバック12のスライド移動を阻止しないように回動可能に取付けられた肘掛け14A、14Aとを用いた点で、このように構成した車椅子1Dにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0021】
図25ないし図28に示す本発明の第6の実施の形態において、前記本発明の第5の実施の形態と主に異なる点は、リップミゾ形鋼形状の一対の固定レ−ル48A、48Aと、この一対の固定レ−ル48A、48Aをスライド移動するシ−トクッション5が取付けられた一対のスライドレ−ル50、50と、この一対のスライドレ−ル50、50の両端部にヒンジ部材51、51、51、51を介してほぼ90度上方へ回動することができるガイドレ−ル52、52がそれぞれ取付けられた左右の肘掛け14B、14Bと、この左右の肘掛け14B、14Bを使用状態に係止する係止具53、53とを用いた点で、このように構成した車椅子1Eは、前記本発明の第5の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、シ−トクッション5を左右方向のいずれの方向にもスライド移動させて使用することができる。
【0022】
図29ないし図31に示す本発明の第7の実施の形態において、前記本発明の第5の実施の形態と主に異なる点は、シ−トクッション5が側方へ突出する部位の車椅子本体8にシ−トクッション5をスライド移動させる場合に下方へ回動させることができ、使用時には係止具53Aによって係止できる肘掛け14Cと、シ−トクッション5の突出しない側方の車椅子本体8に固定された固定肘掛け14Dとを用いた点で、このように構成した車椅子1Fにしても、前記本発明の第5の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0023】
なお、前記本発明の各実施の形態ではシ−トバック12やスライドシ−トクッション15を手動でスライド移動させるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、シ−トバック12やスライドシ−トクッション15を電動や油圧シリンダ−、エアシリンダ−を用いてスライド移動させるように構成してもよい。
また、前記本発明の各実施の形態では寝たきりの介助される人が使用する場合に付いて説明したが、本発明はこれに限らず身体の不自由な人が車等の乗り降り時やその他の使用に使用してもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0025】
(1)シートクッションの部位より下部に少なくとも3個以上の車輪が取付けられた車椅子本体と、この車椅子本体のシ−トバック取付け部位に、側方にスライド移動して突出するように取付けられたスライド移動可能なシ−トバックと、前記車椅子本体のシ−トクッション取付け部位の前記シ−トバックが突出する一側部位に、ほぼ水平方向に回動可能に取付けられた肘掛けと、この肘掛けを水平方向に位置させた場合に外方へ突出できるように、該肘掛けにスライド移動可能に取付けられたスライドシ−トクッションとで構成されているので、ベッドと車椅子との移動をシ−トバックを側方にスライド移動するとともに、肘掛けを水平方向に回動させ、スライドシ−トクッションを側方へスライド移動させることにより行なうことができる。
したがって、従来のように寝たきりの介助される人を抱えて持ち上げたりする作業をしなくても移動でき、容易に、楽に移動させることができる。
【0026】
(2)前記(1)によって、べッドと車椅子との移動は、介助される人のスライド移動およびシ−トバックやスライドシ−トクッションのスライド移動でできるので、操作が容易で、誰でもが一人でも移動させることができる。
【0027】
(3)前記(1)によって、容易に介助される人を車椅子に乗せたり、車椅子よりベッドに移動させることができるので、気軽に車椅子に乗せて散歩や入浴、トイレ等を行なうことができる。
【0028】
(4)請求項2、3、4、5も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の側面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の正面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の背面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の動作説明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態のシ−トバックの説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の肘掛けの説明図。
【図7】本発明の第1の実施の形態のスライドシ−トクッションの説明図。
【図8】スライドシ−トクッションに支持させた説明図。
【図9】本発明の第1の実施の形態のシ−トバックに支持させた説明図。
【図10】本発明の第1の実施の形態のシ−トバックの移動説明図。
【図11】本発明の第2の実施の形態の側面図。
【図12】本発明の第2の実施の形態の正面図。
【図13】本発明の第2の実施の形態の動作説明図。
【図14】本発明の第3の実施の形態の側面図。
【図15】本発明の第3の実施の形態の正面図。
【図16】本発明の第3の実施の形態の背面図。
【図17】本発明の第3の実施の形態のフレ−ムの説明図。
【図18】本発明の第3の実施の形態の高さを調整する場合の説明図。
【図19】本発明の第4の実施の形態の側面図。
【図20】本発明の第4の実施の形態の正面図。
【図21】本発明の第4の実施の形態の動作説明図。
【図22】本発明の第5の実施の形態の側面図。
【図23】本発明の第5の実施の形態の正面図。
【図24】本発明の第5の実施の形態の動作説明図。
【図25】本発明の第6の実施の形態の側面図。
【図26】本発明の第6の実施の形態の正面図。
【図27】本発明の第6の実施の形態の平面図。
【図28】本発明の第6の実施の形態の動作説明図。
【図29】本発明の第7の実施の形態の側面図。
【図30】本発明の第7の実施の形態の正面図。
【図31】本発明の第7の実施の形態の動作説明図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F:車椅子、
2:リクライニングベッド、
3:介助される人、 4:切欠部、
5:シ−トクッション、 6:自在車輪、
7:固定車輪、
8、8A:車椅子本体、
9:シ−トバック取付け部位、
10:長孔、
11:シ−トバック取付け板、
12、12A:シ−トバック、
13:シ−トクッション取付け部位、
14、14A、14B、14C、14D:肘掛け、
15:スライドシ−トクッション、
16:固定用肘掛け、 17、17A:フレ−ム、
18:取っ手、 19:足支持台、
20:シ−トバック本体、21:ねじ孔、
22:ロックボルト、 23:係止片、
24:係合片、 25:支持ベルト、
26:肘掛け本体、 27:補強バ−、
28:長孔、 29:枢支ピン、
30:取付け金具、 31:ガイドレ−ル、
32:スライドシ−トクッション本体、
33:スライドレ−ル、 34:ロックボルト、
35:車輪支持レ−ル、 36:支持バ−、
37:車輪取付けフレ−ム、
38:枢支ピン、 39:一方の支持バ−、
40:枢支ピン、 41:他方の支持バ−、
42:枢支ピン、 43:上部支持バ−、
44:ねじ孔、 45:移動バ−、
46:ハンドル、 47:高さ調整ハンドル、
48、48A:固定レ−ル、
49:可動レ−ル、 50:スライドレ−ル、
51:ヒンジ部材、 52:ガイドレ−ル、
53、53A:係止具。
Claims (5)
- シートクッションの部位より下部に少なくとも3個以上の車輪が取付けられた車椅子本体と、この車椅子本体のシ−トバック取付け部位に、側方にスライド移動して突出するように取付けられたスライド移動可能なシ−トバックと、前記車椅子本体のシ−トクッション取付け部位の前記シ−トバックが突出する一側部位に、ほぼ水平方向に回動可能に取付けられた肘掛けと、この肘掛けを水平方向に位置させた場合に外方へ突出できるように、該肘掛けにスライド移動可能に取付けられたスライドシ−トクッションとからなることを特徴とする車椅子。
- シートクッションの部位より下部に少なくとも3個以上の車輪が取付けられた車椅子本体と、この車椅子本体のシ−トバック取付け部位に、任意の左右方向にスライド移動して突出するように取付けられたスライド移動可能なシ−トバックと、このシ−トバックを前記シ−トバック取付け部位にロック、ロック解除できるように取付けられたシ−トバックロック機構と、前記車椅子本体のシ−トクッション取付け部位に、ほぼ水平方向に回動可能に取付けられた左右の肘掛けと、この左右の肘掛けを水平方向に位置させた場合に外方へ突出できるように、該肘掛けにスライド移動可能にそれぞれ取付けられた左右のスライドシ−トクッションと、この左右のスライドシ−トクッションを前記左右の肘掛けにロック、ロック解除できるように取付けられたスライドシ−トクッションロック機構とからなることを特徴とする車椅子。
- シートクッションの部位より下部に少なくとも3個以上の車輪が取付けられた車椅子本体と、この車椅子本体のシ−トバック取付け部位に取付けられたシ−トバックと、前記車椅子本体のシ−トクッション取付け部位に一側部位に突出する、ほぼ水平方向に回動可能に取付けられた肘掛けと、この肘掛けを水平方向に位置させた場合に外方へ突出できるように、該肘掛けにスライド移動可能に取付けられたスライドシ−トクッションとからなることを特徴とする車椅子。
- シートクッションの部位より下部に少なくとも3個以上の車輪が取付けられた車椅子本体と、この車椅子本体のシ−トバック取付け部位に、側方にスライド移動して突出するように取付けられたスライド移動可能なシ−トバックと、前記車椅子本体のシ−トクッション取付け部位に前記シ−トバックが突出する側方にスライド移動して突出するように取付けられたスライド移動可能なシ−トクッションとからなることを特徴とする車椅子。
- シートクッションの部位より下部に少なくとも3個以上の車輪が取付けられた車椅子本体と、この車椅子本体のシ−トバック取付け部位に、側方にスライド移動して突出するように取付けられたスライド移動可能なシ−トバックと、前記車椅子本体のシ−トクッション取付け部位に前記シ−トバックが突出する側方にスライド移動して突出するように取付けられたスライド移動可能なシ−トクッションと、このシ−トクッションの側方にスライド移動する部位の前記車椅子本体に取付けられた、該シ−トクッションのスライド移動時にはじゃまにならないように下方あるいは後方へ回動あるいはスライド移動させることができる肘掛けと、前記シ−トクッションの反スライド移動部位の前記車椅子本体に取付けられた固定肘掛けとからなることを特徴とする車椅子。
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JP2011045399A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Toyota Motor Corp | 移乗支援装置 |
KR101159702B1 (ko) * | 2011-04-07 | 2012-06-26 | 강원대학교산학협력단 | 환자 이송용 기능성 휠체어 |
CN113940819A (zh) * | 2021-11-27 | 2022-01-18 | 郑州大学第一附属医院 | 一种可用作护理床的轮椅 |
-
2002
- 2002-08-20 JP JP2002238871A patent/JP2004000409A/ja active Pending
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