JP2003534921A - ストリップ材料用のクラスタミル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、任意に中間ロール（４、５）を介して、支持ロール（６、７、８、９、〜１６ｂ）に支持されるワークロール（１、２）を含むストリップ材料の多重ロール圧延ミルに関する。前記支持ロールが、それぞれの支持軸（１７、１８、１９、２０）に互いに回転可能に取り付けられ、且つ前記支持軸は、長手方向の少なくとも三つの区域に分けられる。また、本発明の圧延ミルは、支持軸（１８）の少なくとも一つに対して動作する少なくとも一つのアクチュエータ装置を含み、すなわちアクチュエータ駆動手段（３５、３６、３７）をふくむ。アクチュエータ駆動手段の各々が、それぞれの支持軸（１８）長手方向の区域（Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３）の一つを駆動し、相当する長手方向区域（Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３）に、アクチュエータ機構のグループ（Ｇ１、Ｇ２、Ｇ３）によって、支持軸（１８）の長手方向に対して直交する力を負荷する。アクチュエータ機構（２４、２５、２６、２７、２８、２９、３０、３１）のグループ（Ｇ１、Ｇ２、Ｇ３）が、連結する構成要素（３２、３３、３４）を介して、支持軸（１８）の駆動に対して内部連結され、ワークロール（１、２）の間のロール間隙（３）を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 本発明はストリップ材料特に鋼帯のクラスタミルに関し、バックアップロール
のスタンドに支持されるワークロールを有する。このようなクラスタミルにおい
ては、ワークロールが、バックアップロールとそれぞれのワークロールとの間に
配置される中間ロールを介して典型的に支持される。バックアップロールは、こ
の場合、ワークロール、またはこれらのロールの回転軸線に平行に延在する支持
軸上の中間ロールに沿って規則的間隔で典型的に取り付けられる。

【０００２】 上述の形式のクラスタミルは、ロール間隙の形状に影響する調整装置を一般的
に備える。このロール間隙形状は圧延された材料の形状に直接影響を及ぼす。

【０００３】 クラスタミルのロール間隙を修正するためのロール支持装置は、例えば、ドイ
ツ特許願書４１３１５７１−Ａ１から既知である。この既知の装置においては、
アクチュエータは、支持軸の長手方向の延在部を横切る圧延ミルのスタンドに移
動可能に案内され、それぞれの場合にバックアップロールの間に間隙が存在しな
いで支持軸に噛み合う。この場合にアクチュエータは、第１のグループが支持軸
の長手方向の延在部の第１の半分に相当する長手方向延在部に割り当てられ、一
方、第２のグループが支持軸の長手方向の延在部の第２の半分に相当する長手方
向延在部に割り当てられる。

【０００４】 この二つのグループのアクチュエータは、関連する方法で継手素子に各々が共
通して接続される。この二つの継手素子は支持軸に対して実質的に平行に延び、
そして支持軸の端部に割り当てられるそれらの端部は、圧延ミルのスタンドに関
連する方法で取り付けられる。これに対して、継手素子の別の端部は、支持軸の
中間に割り当てられ、共有するアクチュエータ駆動手段に対して接続され、アク
チュエータ駆動手段がアクチュエータシリンダーを介して継手素子を旋回し、こ
のアクチュエータシリンダーが液圧操作され且つ支持軸に対して横に移動可能で
あり、この場合には、アクチュエータの調整と、そのために支持軸の曲がりと、
を生じる。ロール間隔に相当する形状が生じるために、この曲がりが支持軸に取
り付けられたバックアップロールを介してワークロールに伝播される。

【０００５】 ドイツ特許出願第４１３１５７１ＡＩ号から既知の装置の利点は、アクチュエ
ータの適所に所望の種々の変化と、同様にロール間隙の間隙とが、たった一つの
アクチュエータ駆動手段を使用して実行できることである。装置出費と支持装置
の価格がこの方法で最小まで減少される。しかしながら、ロール間隙の曲線はた
だ一つだけ調整されることが欠点であり、ロール間隙の高さは、その外側端部か
ら、ロール間隙の中間に向かう方向に直線的に変化する。直線的な曲線から外れ
たロール間隙の形状を実施することができないのは、双方のグループのアクチュ
エータの動きが固定継手のためである。この限定された調整能力は、特に鋼帯の
冷間圧において欠点となり、なかでも、圧延力によって生じるワークロールの変
形を補償するため、ロール間隙開口部の非線形曲線が、均一な伸びを有する製品
を生産するために必要である。

【０００６】 ロール間隙の自由な調整能力を可能にするために、その変化は、この目的のた
めに、アクチュエータ装置を個々のアクチュエータを割り当てられて作られる。
この場合に、アクチュエータと継手素子との間に機械的継手はないので、特に必
要なロール間隙の形状が、個々のアクチュエータ駆動手段の相当する調整によっ
て調整することができる。しかしながら、アクチュエータ駆動手段の製造と操作
に必要とする高出費と高制御がこの場合欠点である。

【０００７】 上記の関連技術をもとに、本発明の目的は、クラスタミルを提供することであ
り、このクラスタミルは、価格が効率的な支持装置によってロール間隙の広範囲
な調整能力が可能となる。

【０００８】 この目的はワークロールを備えた帯材のクラスタミルによって達成され、ワー
クロールが任意に存在する中間ロールを介して、バックアップロール上に支持さ
れ、バックアップロールが少なくとも長手方向に三つの区域に分けられた支持軸
に、一緒に回転可能に取り付けられ、且つ少なくとも一つのアクチュエータ装置
を含み、アクチュエータ装置が少なくとも一つの支持軸に割り当てられ、且つ少
なくとも一つのアクチュエータ駆動手段を含み、アクチュエータ駆動手段の各々
が支持軸の長手方向の区域の一つに割り当てられ、且つ支持軸の長手方向に対し
て垂直に向かう力を有し、アクチュエータのグループを介して、それぞれの前記
長手方向の区域に負荷され、アクチュエータのグループが、継手素子を介して、
支持軸のそれらに対する運動に関して互いに連結されて、ワークロールの間のロ
ール間隙を調整する。

【０００９】 本発明にしたがうクラスタミルスタンドにおいて、支持軸は少なくとも三つの
長手方向の区域に分けられ、これらの長手方向の区域の各々がそれ自体のアクチ
ュエータ駆動手段に割り当てられる。このアクチュエータ駆動手段が、アクチュ
エータのグループを介して支持軸上のロール間隙幾何学形状に影響を及ぼすため
に必要な力を働かす。これらのグループの各々がこの場合に二つまたは三つのア
クチュエータを含み、このアクチュエータの支持軸を横断する動きは継手素子を
介して互いに機械的に連結される。同時に、機械的継手がグループ間に備えられ
ないので、アクチュエータの各グループが、それぞれのアクチュエータ駆動手段
によって他のグループと独立して調整される。この方法においては、多種変換ロ
ール間隙幾何学形状が、アクチュエータグループの数及びその分布の機能として
調整され、関連する技術にようにこの目的のために必要とされるそれ自体のアク
チュエータ駆動手段によって、個々のアクチュエータを別に制御することはない
。

【００１０】 本発明は、すなわち一般的な圧延ミルに関してかなり価格を減少可能にし、ロ
ール間隙のかなり自由な調整機能を可能にし、且つロール間隙が恒久的に特定の
調整機能を備える圧延ミルに関しては、特別な作業の最小ロール間隙の目標調整
量に対して著しく増加した多様な調整可能性を与える。本発明によって確実にさ
れるロール間隙幾何学的形状の調整機能は、特別に発生する非常に大きな調整機
能に対して充分である。

【００１１】 一般的に特別な作業に必要なロール間隙幾何学的形状が、長手方向延在部にお
いて対称的曲線を有するので、支持軸が、支持軸の長手方向の延在部の中間から
開始して対称的に配置する長手方向の区域に分割されるならば好ましい。これに
関しては、支持軸の長手方向延在部の中間に中央に位置する長手方向区域があり
、且つこの長手方向の区域に割り当てられるアクチュエータ駆動手段が、アクチ
ュエータ駆動手段によって発しする力を長手方向の延在部の中間と直線になって
位置する配置で長手方向に割り当てられるアクチュエータのグループの継手素子
に対して、負荷する。

【００１２】 特別な適用に対して有利な本発明の実施態様は、互いに連結するアクチュエー
タの少なくとも一つのグループにおいて、割り当てられたアクチュエータ駆動手
段が、アクチュエータ駆動手段によって発生させられた力を、継手素子に対して
、グループに割り当てられた長手方向の区域の長手方向の延在部の中間に対して
片寄った位置に、負荷することを特徴とする。それぞれの継手素子に調整力の導
入は、これらの継手素子に特に目的にかなうことが示され、継手素子を介して、
支持軸の外側端部に配置される二つの長手方向の区域に割り当てられるグループ
のアクチュエータが、これらの継手素子が圧延ミルのスタンドに関連する方法で
各々取付けられる場合、互いに連結される。レバー原理によって、支持軸の影響
する長手方向の区域の曲がり曲線は、支持軸の端部で個々の開始位置から常に進
行し、支持軸の両端部に位置するアクチュエータのグループのそれぞれの継手素
子の装着によって自動的に得られる。この開始位置からの進行状況は、アクチュ
エータの調整の際に達成される支持軸の位置の変化割合が、軸の中間に向かう方
向に増加するので、支持軸の曲がり曲線は、圧延作業中のワークロールの変形の
反対になり、端部領域に発生する。

【００１３】 関連技術におけるように、本発明に照らして、支持素子が規則的な間隔で支持
軸に沿って位置するならば好ましい。この方法において、ワークロールの均一支
持も達成される。

【００１４】 次に、本発明を典型的な実施態様を図示する図面を参照してさらに詳細に記載
する。

【００１５】 クラスタミルＷは、ワークロール１、２を有する。ロール間隙３がワークロー
ル１、２の間にあって、その間で鋼帯Ｓが、例えば、冷間圧延される。

【００１６】 ワークロール１、２は、中間ロール４、５を介して、各々がバックアップロー
ル６、７、８、９、１０、１１、１２、１３、１４、１５、１６、１６ａ及び１
６ｂ上に支持され、それらの９本が、それぞれの場合に応じて規則的な間隔でそ
れぞれの支持軸１７、１８、１９、２０に回転可能に取付けられている。各支持
軸１７、１８、１９、２０に取り付けられる９本のバックアップロールの図２に
は、図１に示される切断面線Ｘ−Ｘに沿って目視できるバックアップロール６、
７、８、１３だけを図示し、一方、図３には、支持軸１８に取り付けされた９本
のバックアップロール全てを、支持軸１８に対して示す。もちろんバックアップ
ロールはさらに存在し、それらは支持軸１７〜２０に同じ状態で取り付けられる
。

【００１７】 図２と図３とに示されるように、スラスト素子２１が、それぞれの場合にバッ
クアップロール９〜１６ｂの間の間隙で支持軸１８に噛み合う。スラスト素子２
１は、圧延ミルＷのスタンド２２に水平方向に交換可能に取り付けられ、そして
楔状装置２３を介して、スタンド２２内に案内される垂直に移動できる棒状のア
クチュエータ２４、２５、２６、２７、２８、２９、３０、３１に連結される。
楔状装置２３を介して、垂直方向のアクチュエータ２４〜３１の移動は、それぞ
れのアクチュエータ２４〜３１に割り当てられたそれぞれのスラスト素子２１の
水平移動に変換される。

【００１８】 アクチュエータ２４〜３１は、支持軸１８の一端部で始まるグループＧ１、Ｇ
２、Ｇ３に集められ、第１のグループＧ１は３個の第１のアクチュエータ２４、
２５、２６に割り当てられ、第２のグループＧ２アクチュエータ２７、２８に割
り当てられ、第３のグループＧ３アクチュエータ２９、３０、３１に割り当てら
れる。各Ｇ１、Ｇ２、Ｇ３は、支持軸１８の長手方向の区域Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３に
順次割り当てられる。長手方向の区域Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３各グループＧ１、Ｇ２、
Ｇ３は、他と直接境界を接し、且つ支持軸１８の長手方向の延在部に関して支持
軸１８の中間Ｍに対して対称的に配置され、外側の長手方向の区域Ｌ１、Ｌ３の
長さはこれらの長手方向の区域Ｌ１、Ｌ３の間に位置する長手方向の区域Ｌ２の
長さより長い。

【００１９】 グループＧ１に属するアクチュエータ２４、２５、２６のそれぞれの端部は、
それぞれの楔状装置２３から離れて対面し、楔装置が継手素子３２に対して関連
する方法で連結する。これらの軸は支持軸に実質的に平行に延び、そして支持軸
１８の端部に割り当てられるそれらの端部は、関連する方法で、圧延ミルＷのス
タンド２に取り付けられる。同一の方法で、支持軸１８の他の端部に割り当てら
れるグループ３のアクチュエータ２９、３０、３１が、継手素子３３に共通して
連結され、この端部は、支持軸１８の影響端部に割り当てられ、圧延ミルＷのス
タンド２２に関連する手段で取り付けられる。中央グループＧ２のアクチュエー
タ２７、２８は、それに比べてスタンド２２に支持されることなく継手素子３４
に共通して連結される。

【００２０】 スタンド２２の関連支持の反対側にある継手素子３２、３４のそれぞれの端部
では、これらの継手素子３２、３４の各々が、液圧操作されるアクチュエータ装
置３５、３７のピストンロッドに関連する手段で接続される。これに対して、双
方のアクチュエータ２７、２８の中央グループＧ２の継手素子３３が、液圧アク
チュエータ装置３６のピストンロッドに接続される。アクチュエータ駆動手段３
６のピストンロッドは、アクチュエータ駆動手段３６によって発生する力がアク
チュエータに実質的に均一に分配されるので、支持軸１８の長手方向延在部中央
に位置する。これに対して、アクチュエータ駆動手段３５、３７によって発生し
た力が、レバー原理に従って、それぞれのグループＧ１及びＧ３のそれぞれのア
クチュエータ２４〜２６及び２９〜３１に、不均一に伝達される。

【００２１】 トラスト素子２１と、楔状装置２３と、アクチュエータ２４〜３１と、継手素
子３２、３３、３４と、アクチュエータ装置３５、３６、３７とは、バックアッ
プロール９〜１６ｂによって負荷される支持力を調整するための調整装置の一部
である。支持軸１７、１９、２０に位置するバックアップロール６、７、８の調
整のために、それらは同一形式のそれら自体の調整装置を備えることができ、こ
こにはその詳細を記載しない。

【００２２】 ロール間隔３の幾何学的形状を調整する際に、アクチュエータ駆動手段３５、
３６、３７は、それらに割り当てられるアクチュエータ２４〜３１のそれぞれの
グループＧ１、Ｇ２、Ｇ３から互いに別々に調整力を働かす。調整力は、楔状装
置２３を介して、曲げ力に変換され、この力は支持軸１８に支持軸１８に実質的
に横に並んで作用する。支持軸１８は、負荷される力の曲げ分布にしたがって、
変位する。この変位は、ワークロール１に中間ロール４、５を介して伝達され、
結果として、ロール間隔幾何学的形状が、アクチュエータ駆動手段３５、３６、
３７の調整によって直接影響を受けるからである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 図１は、ロール支持装置を前面図で示す。

【図２】 図２は、図１に示されるロール支持装置に備わるクラスタミルの詳細を図１の
線分Ｘ−Ｘに沿った断面で示す。

【図３】 図３は、クラスタミルを図２の線分Ｙ−Ｙに沿った断面で示す。

【符号の説明】

１、２…ワークロール ３…ロール間隙 ４、５…中間ロール ６〜１６ｂ…バックアップロール １７、１８、１９、２０…支持軸 ２１…トラスト素子 ２２…圧延ミルＷのスタンド ２３…楔装置 ２４〜３１…アクチュエータ ３２、３３、３４…継手素子 ３５、３６、３７…アクチュエータ駆動手段 ａ…それぞれ二つのバックアップロール間の軸間隔 Ｇ１、Ｇ２、Ｇ３…アクチュエータ２４〜３０のそれぞれのグループ Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３…支持軸１８の長手方向の区域 Ｍ…支持軸１８の中間 Ｓ…鋼帯 Ｗ…クラスタミル

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キルシュナー，イェンス ドイツ連邦共和国，59757 アルンスベル ク，ツム ハイメリッヒ 22 【要約の続き】 れ、ワークロール（１、２）の間のロール間隙（３）を 調整する。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ワークロール（１、２）を含むストリップ材料用のクラスタ
   ミルであって、 前記ワークロールが、任意に存在する中間ロール（４、５）を介して、バック
   アップロール（６、７、８、９、〜１６ｂ）に支持され、 前記バックアップロールが、少なくとも長手方向に三つの区域（Ｌ１、Ｌ２、
   Ｌ３）に分けられた支持軸（１７、１８、１９、２０）に、各々が一緒に回転可
   能に取り付けられ、且つ少なくとも一つのアクチュエータ装置を含み、 前記アクチュエータ装置が、少なくとも一つの前記支持軸（１８）に割り当て
   られ、且つ少なくとも一つのアクチュエータ駆動手段（３５、３６、３７）を含
   み、 前記アクチュエータ駆動手段の各々が、前記支持軸（１８）の長手方向の区域
   （Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３）の一つに割り当てられ、且つ前記支持軸（１８）の長手方
   向に対して垂直に向かう力を有し、アクチュエータ（２４、２５、２６、２７、
   ２８、２９、３０、３１）のグループ（Ｇ１、Ｇ２、Ｇ３）を介して、それぞれ
   の前記長手方向の区域（Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３）に負荷され、 前記アクチュエータのグループが、継手素子（３２、３３、３４）を介して、
   支持軸（１８）のに対する運動に関して互いに連結されて、ワークロール（１、
   ２）の間のロール間隙（３）を調整するストリップ材料用のクラスタミル。
2. 【請求項２】 前記支持軸（１８）が長手方向の区域（Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３）
   に分けられ、前記長手方向の区域が前記支持軸（１８）の長手方向の延在部中間
   から開始して対称的に配置されることを特徴とする請求項１記載のクラスタミル
   。
3. 【請求項３】 前記支持軸（１８）の長手方向延在部の中間（Ｍ）に並んで
   配置される前記長手方向の区域（Ｌ２）が存在し、且つ 前記長手方向の区域（Ｌ２）に割り当てられるアクチュエータ駆動手段（３６
   ）が、前記アクチュエータ駆動手段（３６）によって発生する力を、前記長手方
   向の延在部の中間に並んで配置される位置で、前記長手方向の区域（Ｌ２）に割
   り当てられるアクチュエータ（２７、２８）のグループ（Ｇ２）の継手素子（３
   ３）に負荷する、 ことを特徴とする請求項２記載のクラスタミル。
4. 【請求項４】 互いに連結する前記アクチュエータ（２４、２５、２７；２
   ９、３０、３１）の少なくとも一つのグループにおいて、割り当てられた前記ア
   クチュエータ駆動手段（３５、３７）が、前記アクチュエータ駆動手段（３５、
   ３７）によって発生させられた力を、前記継手素子（３２、３４）に対して、グ
   ループ（Ｇ１、Ｇ２）に割り当てられた長手方向の区域（Ｌ１、Ｌ３）の長手方
   向の延在部の中間に対して片寄った位置に、負荷する、 ことを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載のクラスタミル。
5. 【請求項５】 少なくとも一つの継手素子（３２、３４）介して、前記支持
   軸（１８）の外側端部に位置する長手方向の区域（Ｌ１、Ｌ３）に割り当てられ
   る前記グループ（Ｇ１、Ｇ２）のそれぞれのアクチュエータが互いに接続され、
   少なくとも一つの継手素子（３２、３４）が、関連する手段で前記圧延ミルのス
   タンドに取り付けられる、 ことを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載のクラスタミル。
6. 【請求項６】 前記バックアップロール（６、７、８、９〜１６ｂ）が、前
   記支持軸（１８）に沿って規則的間隔で位置する、 ことを特徴とする請求項１〜５のいずれか１項に記載のクラスタミル。
7. 【請求項７】 前記アクチュエータ駆動手段（３３、３４、３５）が、液圧
   的に作動することを特徴とする請求項１〜６のいずれか１項に記載のクラスタミ
   ル。