JP2003533133A - 無線受信機 - Google Patents

無線受信機

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JP2003533133A JP2001583014A JP2001583014A JP2003533133A JP 2003533133 A JP2003533133 A JP 2003533133A JP 2001583014 A JP2001583014 A JP 2001583014A JP 2001583014 A JP2001583014 A JP 2001583014A JP 2003533133 A JP2003533133 A JP 2003533133A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ハイファイ・システム等用の振幅変調(AM)無線受信機などの無線受信機に関し、本発明の第1の態様によれば、オーディオ周波信号により振幅変調された無線周波数信号を受信するためのアンテナと、周期的に前記無線周波数信号をサンプリングし、前記無線周波数信号の振幅を表すディジタル受信信号を発生させるためのディジタイザと、前記オーディオ周波信号の表示を発生させるために、前記ディジタル受信信号を復調するための復調器と、を備えることを特徴とする無線受信機が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、例えば、ハイファイ・システム等用の振幅変調(AM)無線受信機
のような無線受信機に関する。
【0002】 (背景技術) 通常の振幅変調(AM)無線受信機の場合には、受信無線周波(RF)信号は
、ミキサに送られ、そこでベースバンドまでダウンコンバートするために局部発
振器信号と混合される。2つ以上のミキサ段を使用することができ、その場合、
受信信号は、1つまたはそれ以上の中間周波(IF)段を通る。各段においては
、帯域濾過および増幅を行うことができる。結果として得られる信号は、増幅し
、ラウドスピーカに送ることができるオーディオ周波数のアナログ信号である。
【0003】 1つの実施形態の場合には、受信機段は、完全に、または大体、個別アナログ
構成部品で実施される。この受信機段は、回路基板の面積のかなりの部分を占有
し、複雑で高価な製造プロセスを必要とする。さらに、多数の個別アナログ構成
部品があるために、受信機の故障を発見するのが難しい。アナログ構成部品は、
1つの集積回路に内蔵させることができる。例えば、Racalモデル2551
/2561およびJRCモデルNRD545のようなある特殊な受信機システム
の場合には、受信信号は、中間周波段でディジタル信号に変換される。しかし、
この受信機の無線周波成分は、依然としてアナログの形で実施され、上記のよう
な欠点を持ち、これらのシステムが複雑であり高価であるために、家庭用の振幅
変調(AM)受信機には全く適していない。 小型で、低コストで簡単な無線受信機の提供が待望されている。
【0004】 (発明の開示) 1つの態様によれば、本発明は、オーディオ周波信号により振幅変調された無
線周波数信号を受信するためのアンテナと、周期的に無線周波数信号をサンプリ
ングし、無線周波数信号の振幅を表すディジタル受信信号を発生するためのディ
ジタイザと、オーディオ周波信号の表示を発生するために、ディジタル受信信号
を復調するための復調器とを備える無線受信機を提供する。
【0005】 第2の態様によれば、本発明は、複数の無線チャネルが、所定のチャネル間隔
を置いて分離しているいくつかの周波数で送信される無線システムで動作するた
めの無線受信機を提供する。この受信機は、無線周波数信号を受信するためのア
ンテナと、復調信号を形成するために、無線周波数信号から入手した信号を復調
するための復調器と、復調信号を濾過するためのフィルタとを備える。このフィ
ルタは、受信周波数の領域内にピーク・レスポンスを持ち、チャネル間隔だけ受
信周波数から離れている複数の周波数領域内のそのレスポンス内にヌルを持つ。
【0006】 第3の態様によれば、本発明は、無線信号を受信することができる無線受信機
において、うなり周波数を打ち消し、無線信号から入手した信号を第1の局部発
振器信号と混合することにより、第1の復調信号を形成し、無線信号から入手し
た信号を第1の局部発振器信号と直角位相関係にある第2の局部発振器信号と混
合することにより第2の復調信号を形成するための方法を提供する。この方法は
、第1の復調信号のモジュラスを決定するステップと、第2の復調信号のモジュ
ラスを決定するステップと、第1の復調信号のモジュラスを第2の復調信号のモ
ジュラスと比較するステップと、第1の復調信号のモジュラスと第2の復調信号
のモジュラスの大きい方を第1の復調信号のモジュラスと第2の復調信号のモジ
ュラスの小さい方で割って商を求めるステップと、商のアークタンジェントのコ
サインの逆数の値を持つ打消し係数を決定するステップと、第1および第2の復
調信号の一方に打消し係数を掛けてビート打消し信号を形成するステップとを反
復して実行する。
【0007】 ディジタル受信信号は、好適には、1ビット信号であることが好ましく、ディ
ジタイザは、好適には、1ビット・ディジタイザであることが好ましい。ディジ
タイザは、できれば、シグマ−デルタ変調器であることが望ましい。 復調器は、好適には、受信機の受信周波数で第1の局部発振器信号を発生する
ための局部発振器と、第1の復調信号を形成するために、局部発振器をディジタ
ル受信信号と混合するためのミキサとを備えることが好ましい。第1の局部発振
器信号は1ビット信号であってもよい。ミキサは、2つの入力を持ち、これらの
入力のうちの一方でディジタル受信信号を受信し、これらの入力の他方で第1の
局部発振器信号を受信するように構成されている排他的ORゲートとして実施す
ることができる。
【0008】 無線受信機は、受信周波数を入力するためのユーザ入力デバイス、およびユー
ザ入力デバイスに応答して、入力受信周波数で第1の局部発振器信号を発生する
ように、局部発振器を制御するための局部発振器コントローラを備えることがで
きる。
【0009】 復調器は、できれば、受信機の受信周波数で第2の局部発振器信号を発生する
ための手段であって、第1の局部発振器信号に対して直角位相関係を持つ手段と
、第2の復調信号を形成するために、局部発振器をディジタル受信信号と混合す
るためのミキサとを有することが好ましい。第2の局部発振器信号を発生するた
めの手段としては、上記局部発振器を使用することができる。受信機は、第1の
復調信号および/または第2の復調信号から2つの局部発振器信号をディジタル
受信信号と混合して得られるうなり周波数の少なくとも一部を打ち消すために第
1の復調信号および第2の復調信号を処理することにより、ビートを含まない信
号を形成するためのビート打消し装置を備えることができる。ビート打消し装置
は、第1の復調信号のモジュラスを決定するステップと、第2の復調信号のモジ
ュラスを決定するステップと、第1の復調信号のモジュラスを第2の復調信号の
モジュラスと比較するステップと、第1の復調信号のモジュラスと第2の復調信
号のモジュラスの大きい方を、第1の復調信号のモジュラスと第2の復調信号の
モジュラスの小さい方で割って商を求めるステップと、商のアークタンジェント
のコサインの逆数の値を持つ打消し係数を決定するステップと、第1および第2
の復調信号の一方に、打消し係数を掛けてビート打消し信号を形成するステップ
とを反復して実行するように構成することができる。
【0010】 受信機は、複数の無線チャネルが、所定のチャネル間隔を置いて分離している
いくつかの周波数で送信される無線システムで動作するのに適している。復調器
は、第1の復調信号を濾過するように構成されていて、フィルタは、受信周波数
の領域内にピーク・レスポンスを持ち、チャネル間隔だけ受信周波数から離れて
いる複数の周波数領域内のそのレスポンス内にヌルを持つ。上記ユーザ入力デバ
イスは、次に、チャネル間隔だけ離れている複数の受信周波数のうちの1つをユ
ーザが選択できるように構成することができる。ディジタイザは、受信機の受信
周波数の2倍以上の周波数で、無線周波数信号を周期的にサンプリングするよう
に適宜構成することができる。チャネル間隔は、8.820kHzとすることが
できる。
【0011】 好適には、ユーザ入力デバイスは、複数のチャネルのうちの1つの複数の選択
のうちの1つを示す入力を受信することができることが好ましく、局部発振器コ
ントローラは、選択したチャネルに基づいて、第1の局部発振器に、チャネル間
隔だけ離れた複数の周波数のうちの1つにおいて第1の局部発振器信号を発生さ
せるように構成される。 受信周波数の上下にチャネル間隔だけ離れている周波数におけるフィルタの減
衰は、できれば10倍以上であることが好ましく、好適には、受信周波数にお
けるフィルタの減衰の1011倍以上であることが好ましい。
【0012】 フィルタとしては、カスケード・インテグレータ・コーム・フィルタおよび/
または3次フィルタを使用することができる。 局部発振器信号は、ビートを含まない信号の形を改善するために受信する、お
よび/またはノイズで形成される無線周波数より高いサンプリング周波数におい
て形成することができる。
【0013】 上記第1および第2の復調信号は、無線周波数信号であっても、中間周波信号
であっても、またはベースバンド信号であってもよい。 第1および第2の局部発振器信号が、1ビット信号である場合には、上記方法
は、無線信号から入手した信号を、それぞれ、第1および第2の局部発振器信号
と混合することにより、第1および第2の1ビット復調信号を形成するステップ
と、第1および第2の復調信号を形成するために、第1および第2の1ビット復
調信号を間引くステップを含むことができる。第1および第2の復調信号は、8
ビット信号であってもよい。 第1または第2の復調信号の上記の一方は、好適には、より大きな振幅を持つ
第1または第2の復調信号の一方であることが好ましい。それ故、この方法は、
第1または第2の復調信号のどちらが、より大きい振幅を持っているかを判断す
るステップを含むことができる。
【0014】 打消し係数の決定は、記憶している参照テーブルから、商に対応する打消し係
数を検索するステップを含む。この方法は、商の範囲に対する打消し係数を計算
することにより、上記参照テーブルを形成するステップを含むことができる。参
照テーブルは、一時的なメモリまたは恒久的なメモリに記憶することができる。 ビート打消し装置は、ビートを含まない信号を形成するために、一連の命令を
実行するように構成されたディジタル・プロセッサを含むことができる。 添付の図面を参照しながら、本発明について以下に説明するが、この説明は単
に例示としてのものに過ぎない。
【0015】 (発明を実施するための最良の形態) 図1は、受信すべき周波数を制御し、その出力をラウドスピーカのようなオー
ディオ・ソースに供給するための、無線受信機に関連する構成部品を含む無線受
信機の略図である。この例の無線受信機は、家庭用ハイファイ用の振幅変調(A
M)受信機として使用するのに適している。
【0016】 受信機は、振幅変調無線周波(RF)信号を受信するアンテナ1を含む。アン
テナ出力は、アンテナからのアナログ無線周波数信号を、ディジタル領域に変換
するアナログ−ディジタル変換器2の入力に送られる。アナログ−ディジタル変
換器は、その入力を周期的にサンプリングし、入力信号のレベルを表す2進ディ
ジットで出力する1ビットアナログ−ディジタル変換器である。入力信号のレベ
ルがしきい値より低い場合には、2進の0が出力され、入力信号のレベルがしき
い値より高い場合には、2進の1が出力される。図1のシステムの場合には、無
線周波数で受信信号が送られる、アナログ−ディジタル変換器2は、1次シグマ
−デルタ変調器である。アナログ−ディジタル変換器のサンプリング速度は、受
信信号の無線周波キャリヤ成分を過度にサンプリングするように選択される。こ
の例の場合には、サンプリング速度は12MHzである。サンプリング速度が、
受信機が受信する最大無線周波数の2倍以上になるようにすると便利である。何
故なら、その後、同じサンプリング速度をすべての受信のために使用することが
できるからである。別な方法としては、サンプリング周波数を受信周波数により
変更することもできる。シグマ−デルタ変調器は、受信信号の1ビット・サンプ
リングを行い、それにより、受信振幅変調無線周波スペクトルを表す情報を保持
している14において、過度にサンプリングしたディジタル・ビット・ストリー
ムを形成する。
【0017】 無線周波数信号は、アンテナ1とアナログ−ディジタル変換器2との間で増幅
および/または濾過することができる。しかし、好適には、アンテナとアナログ
−ディジタル変換器との間の構成部品の数を最小限度まで減らすことが好ましい
。何故なら、個別無線周波構成部品の数が多いと、受信機を複雑にし、受信機の
コストが高くなり、製造が難しくなるからである。アンテナ1およびアナログ−
ディジタル変換器2の感度が十分高い場合には、アンテナをアナログ−ディジタ
ル変換器の入力に直接接続することができる。 アナログ−ディジタル変換器の出力は分割され、排他的ORゲートとして実施
することができる2つのミキサ3、4に送られる。
【0018】 1ビット局部発振器5は、6においてビット・ストリーム信号を発生させ、そ
の出力は受信したい無線周波数において0および1に切り替わる。6におけるも
のと同じ信号ではあるが、90度位相がずれている信号が、発振器5により7に
おいて発生する。6における信号は、同相(I)または0度信号であり、7にお
ける信号は直角位相(Q)信号または90度信号である。6における0度信号は
、ミキサ3の第2の入力に送られ、8において信号を発生させるために、アナロ
グ−ディジタル変換器2の出力と混合される。7における90度信号は、ミキサ
4の第2の入力に送られ、9において信号を発生させるために、アナログ−ディ
ジタル変換器2の出力と混合される。
【0019】 ミキサ3、4は、8および9におけるディジタル・ビット・ストリームの形を
している信号を発生させるために、それぞれ、その各入力を結合する。ミキサ3
および4のビット・ストリーム出力は、各低域フィルタ10、11に送られ、そ
こで間引き処理され、低域フィルタにより濾過される。 フィルタ10、11は、3次CIC(カスケード・インテグレータ・コーム)
フィルタとして実施される。CICフィルタは、ソフトウェアおよびハードウェ
アで実施することができる。好適な解決方法は、ディジタル・ハードウェアでフ
ィルタの高速の半分を実施し、44.1kHzのようなオーディオ・サンプリン
グ速度で、ソフトウェアで間引き出力を処理する方法である。
【0020】 CICフィルタは、それぞれ、1360で間引き処理するよう、すなわち、1
2MHzから英国内での振幅変調スペクトルのチャネル間隔にほぼ等しい8.8
20kHzになるように設定される。この設定は、その影響を軽減するために、
シャープなヌルを、隣接チャネルの中央またはその付近に置くことができるとい
う利点を持つ。図2はこの様子を示す。曲線40は、周波数に対するフィルタの
レスポンスを示す。この場合、フィルタの中心は、その周波数を41で示すチャ
ネル内に位置する。チャネル41から周波数間隔Sだけ離れている42および4
3における隣接チャネルは、鋭く減衰している。何故なら、これらのチャネルは
フィルタのヌル内に位置しているからである。ヌル間の間隔は約2Sである。基
準チャネル間隔が異なる領域内においては、間引き率を再び、隣接チャネルがフ
ィルタにより鋭角的に減衰するように設定することが好ましい。フィルタは、9
kHz以上離れている信号を40dB以上減衰する。
【0021】 間引き率は、44.1kHzのオーディオ・サンプリング速度の1/5になる
ように設定されるが、このオーディオ処理が、システムの残りの部分と互換性を
持つように、振幅変調データを5倍だけ補間しなければならない。こうすること
により、もっと低いサンプリング速度での映像周波数を約5倍減衰させるという
追加的な利点が得られる。 そのため、オーディオ処理ソフトウェアは、44.1kHzの速度で振幅変調
信号を低域濾過することができる。この場合、コーナー周波数は、約3.5kH
zである。ソフトウェアは、また、以下に説明するように、ビート打消し機能を
実施することができる。
【0022】 実際には、局部発振器5は、受信信号の周波数および位相に完全に設定するこ
とはできないので、差周波数、すなわち、うなり周波数が、混合後の受信信号内
に存在することになる。うなり周波数は比較的低く、受信オーディオ周波数の範
囲内に位置する場合が多いために、実際には、ベースバンド・オーディオ上で変
調される。うなり周波数を除去できない場合には、この周波数は、うなり周波数
において可聴ハムを発生させる。うなり周波数のトーンは、簡単には濾過できな
い。何故なら、オーディオがほぼこの速度で変調されるからである。 それ故、フィルタ10、11の出力は、うなり周波数打消し装置12に送られ
る。うなり周波数打消し装置12は、受信機出力信号13を発生させるために、
フィルタ10および11からの信号間のうなり周波数を打ち消すように動作する
【0023】 6および7における局部発振器出力が、直角位相的な性質を持っているので、
10および11における信号内のビート・トーンは、同じ周波数を持っているが
、直角位相関係にある。うなり周波数打消し装置(BFC)12は、Qチャネル
およびIチャネルのうなり周波数間の三角法の関係を求めることにより、うなり
周波数を除去するためのアルゴリズムを実施する。
【0024】 I信号(同相信号)およびQ信号(直角位相信号)は、下式で表すことができ
る。
【数1】
【0025】 ここで、Aはオーディオ成分の瞬間値であり、θはうなり周波数の位相角で
ある。それ故、下式のようになる。
【数2】 うなり周波数角度のタンジェントは、任意の瞬間に計算することができ、それ
により、θが第1の象限内に位置している場合には、オーディオ成分Aを打ち
消すことができる。
【0026】
【数3】 および
【0027】
【数4】
【0028】 うなり周波数のタンジェントは、通常、下式により求めることができる。
【数5】
【0029】 非常に大きな値になるのを避けるために、結果が必ず0と1の間になるように
、分母が各分子より大きくなるように選択しなければならない。その各値により
、分子と分母とを交換することによりそうすることができる。交換手順は数学的
に有効である。そのことを下式が示す。
【数6】
【0030】 それ故、うなり周波数を、数学的原理を全然変更しないで、4つすべての象限
内で計算することができる。次に、うなり周波数の生の角度を示すアークタンジ
ェントを計算することができる。うなり周波数が正弦波である場合には、ビート
の瞬間値を知ることができる。この瞬間値から、修正トーンPθを下式により、
発生させることができる。
【数7】
【0031】 ビート・トーンを打ち消すために、上式にI信号またはQ信号を掛けることが
できる。 それ故、うなり周波数を打ち消すために、うなり周波数打消し装置12で下記
のアルゴリズムを実施することができる。 1.I信号およびQ信号の読み取り。 2.I信号およびQ信号のモジュラスの計算。 3.I信号のモジュラスがQ信号のモジュラスより大きい場合には、Tθを、
I信号のモジュラスで割ったQ信号のモジュラスと等しいと仮定し、そうでない
場合には、TθをQ信号のモジュラスで割ったI信号のモジュラスと等しいと仮
定する。 4.計算したTθに対する修正トーンPθを求める。 5.PθにI信号またはQ信号を掛けて、出力信号を求める。 ステップ4において、修正トーンを求めるために、参照テーブルを使用するこ
とができる。ステップ5においては、好適には、I信号およびQ信号の大きい方
に修正トーンを掛けることが好ましい。
【0032】 うなり周波数打消し装置12においては、ソフトウェアが、それによりブロッ
ク10および11の高速な濾過が行われ、濾過動作を完了するディジタル・ハー
ドウェアから、2つの部分的に濾過された信号を読み取る。次に、I信号および
Q信号にうなり周波数打消しアルゴリズムが適用される。I信号およびQ信号の
モジュラスを発見した後で、また適当な除算を行った後で、ソフトウェアは、う
なり周波数修正データ(すなわち、比率のアークタンジェントのコサインの逆数
)を計算するために、参照テーブルを使用する。次に、オーディオ出力を得るた
めに、修正係数に、I信号またはQ信号の(大きい方が)掛けられる。
【0033】 上記BFCアルゴリズムは、うなり周波数は正弦波であるという仮定に基づい
ている。追加の高調波の発生を最小限度まで低減するためには、うなり周波数の
波形はできるだけ正弦波に近いことが望ましい。ダウンコンバートは1ビートの
解像度で行われるので、有効な方形波−高調波が発生する恐れがある。方形波の
高調波の中身は、直線的に減衰した奇数の高調波、すなわち、1/3次の第3高
調波、1/5次の第5高調波等からできている。これらの2つの積は、奇数の高
調波であるが、逆の平方振幅、すなわち1/9次振幅の第3高調波である。結果
として得られる信号は、三角形の波形を持つ。それ故、BFCアルゴリズムは、
実際には、I波形およびQ波形および正弦波形間のパリティの不一致により、オ
ーディオの頂部の上にうなり周波数の4倍の波形を「発生」させる。実際には、
両方の波形は無線周波数においては方形ではない。オフ・エア受信無線周波入力
は、ノイズの波形をしていて、過度にサンプリングされ、局部発振器も、或る程
度のノイズの波形を含む。必要な場合には、過度にサンプリングし、および/ま
たは局部発振器にノイズ成型技術を適用することにより、局部発振器が発生した
波形の形を改善することができる。
【0034】 受信無線周波数信号自身をディジタル化することにより、すなわち、任意のダ
ウンコンバートを実行する前においては、図1の受信機は、例えば、その無線周
波セクションおよび中間周波セクションおよび変換セクション内の、従来の受信
機設計の場合に必要としていた、多くの個別アナログ構成部品を必要としない。 図1の受信機の濾過および/またはビート打消しセクションは、無線周波数で
ディジタル化は行わないが、中間周波またはベースバンドにおいて、ディジタル
化を行う受信機で有利に使用することができる。
【0035】 ビート打消し装置12の13における出力は、オーディオ周波数において、完
全に復調されたディジタル化信号である。この信号は、例えば、その音量または
トーンを変えたり、または周波数等化を行ったりする場合に、必要に応じて信号
を処理することができるオーディオ・ユニット14に送られる。次に、信号は、
ディジタル・アナログ変換器15によりアナログ領域に変換され、増幅器16で
増幅され、ラウドスピーカ17に送られる。キーパッドのようなユーザ入力デバ
イス18により、ユーザは、受信する周波数を入力することができる。キーパッ
ド入力は、キーパッド・ポート19により解釈され、出力ポート20に送られ、
出力ポート20は、ユーザが入力した周波数で発振するように、局部発振器5を
制御するために信号21を送る。ラウドスピーカ17の代わりに、ヘッドフォン
を使用することもできるし、出力信号をレコーダに送ることもできる。 増幅器16としてはD級増幅器を使用することができ、D級入力を受信するこ
とができる。
【0036】 図1の多数のユニットは、好適には、共通の集積回路上に設置することが好ま
しい。ある好適な実施形態の場合には、ユニット12、14、15、19、20
およびフィルタ10および11の低速の半分は、好適には、共通の集積回路上で
実施することが好ましい。上記回路は、ユニット10、11、14および15の
機能を実行するためのソフトウェア、およびユニット19および20の機能を実
行するための出力ポート、およびそれをフィルタ10および11の高速の半分お
よび増幅器16にリンクするためのソフトウェアを実行することができる、ディ
ジタル・プロセッサを備えることができる。そうしたい場合には、図1の全シス
テムを、ラウドスピーカ17、アンテナ1および入力デバイス18を除いて、1
つの集積回路上に形成することができる。
【0037】 本発明は、暗黙にまたははっきりとまたは一般的な表現で、本発明の範囲を全
然制限しないで、本明細書に記載したすべての機能またはこれらの機能の組合わ
せを含むことができることに留意されたい。上記説明を読めば、当業者であれば
本発明の範囲内で種々の修正を行うことができることを理解することができるだ
ろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 無線受信機および関連構成部品の略図である。
【図2】 図1の受信機のフィルタの動作を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線受信機であって、 オーディオ周波信号により振幅変調された無線周波数信号を受信するためのア
    ンテナと、 周期的に前記無線周波数信号をサンプリングし、前記無線周波数信号の振幅を
    表すディジタル受信信号を発生させるためのディジタイザと、 前記オーディオ周波信号の表示を発生させるために、前記ディジタル受信信号
    を復調するための復調器と、を備えることを特徴とする無線受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線受信機において、前記ディジタル受信
    信号が、1ビット信号であることを特徴とする無線受信機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の無線受信機において、前記ディジタイザが
    、1ビット・ディジタイザであることを特徴とする無線受信機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の無線受信機において、前記ディジタイザが
    、シグマ−デルタ変調器であることを特徴とする無線受信機。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の無線受信機において、前記
    復調器が、前記受信機の受信周波数において第1の局部発振器信号を発生させる
    ための局部発振器と、第1の復調信号を形成するために、前記局部発振器を前記
    ディジタル受信信号と混合するためのミキサと、を備えることを特徴とする無線
    受信機。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至4の何れかに従属する請求項5に記載の無線受
    信機において、前記第1の局部発振器信号が、1ビット信号であることを特徴と
    する無線受信機。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の無線受信機において、前記ミキサが、2つ
    の入力を持ち、これらの入力の一方において前記ディジタル受信信号を受信し、
    これらの入力の他方において前記第1の局部発振器信号を受信するように構成さ
    れている排他的ORゲートであることを特徴とする無線受信機。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7の何れかに記載の無線受信機において、受信
    周波数を入力するためのユーザ入力デバイスと、前記ユーザ入力デバイスに応答
    して、前記入力受信周波数において前記第1の局部発振器信号を発生させるよう
    に前記局部発振器を制御するための局部発振器コントローラと、を備えることを
    特徴とする無線受信機。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8の何れかに記載の無線受信機において、前記
    復調器が、前記受信機の受信周波数において第2の局部発振器信号を発生させる
    ための手段であって、前記第1の局部発振器信号と直角位相関係にある手段と、
    第2の復調信号を形成するために、前記局部発振器を前記ディジタル受信信号と
    混合するためのミキサと、を備えることを特徴とする無線受信機。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の無線受信機において、前記第2の局部発
    振器信号を発生させるための前記手段が、前記局部発振器であることを特徴とす
    る無線受信機。
  11. 【請求項11】 請求項9または10に記載の無線受信機において、前記第
    1の復調信号および前記第2の復調信号を処理して、前記第1の復調信号および
    /または前記第2の復調信号から、前記局部発振器信号と前記ディジタル受信信
    号の混合から得られるうなり周波数を少なくとも一部打ち消すことにより、ビー
    トを含まない信号を形成するビート打消し装置を備えることを特徴とする無線受
    信機。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の無線受信機において、前記ビート打消
    し装置が、 a.前記第1の復調信号のモジュラスを決定するステップと、 b.前記第2の復調信号のモジュラスを決定するステップと、 c.前記第1の復調信号のモジュラスを前記第2の復調信号のモジュラスと比
    較するステップと、 d.前記第1の復調信号のモジュラスと前記第2の復調信号のモジュラスの大
    きい方を、前記第1の復調信号のモジュラスと前記第2の復調信号のモジュラス
    の小さい方で割って商を求めるステップと、 e.前記商のアークタンジェントのコサインの逆数の値を持つ打消し係数を決
    定するステップと、 f.前記第1および第2の復調信号の一方に前記打消し係数を掛けて、ビート
    を含まない信号を形成するステップと、を反復して実行するように構成されてい
    ることを特徴とする無線受信機。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の無線受信機において、前記第1および
    第2の復調信号の前記一方が、より大きな振幅を持つ第1および第2の復調信号
    の一方であることを特徴とする無線受信機。
  14. 【請求項14】 請求項12または13に記載の無線受信機において、前記
    打消し係数の決定ステップが、記憶された参照テーブルから前記商に対応する打
    消し係数を検索するステップを含むことを特徴とする無線受信機。
  15. 【請求項15】 請求項11乃至14の何れかに記載の無線受信機において
    、前記ビート打消し装置が、前記ビートを含まない信号を形成するために、一連
    の命令を実行するように構成されたディジタル・プロセッサを含むことを特徴と
    する無線受信機。
  16. 【請求項16】 請求項5乃至15の何れかに記載の無線受信機において、
    前記受信機が、複数の無線チャネルが、所定のチャネル間隔を置いて分離された
    いくつかの周波数で送信され、前記復調器が、前記第1の復調信号を濾過するよ
    うに構成されたフィルタを備え、前記フィルタが、受信周波数の領域内にピーク
    ・レスポンスを持ち、チャネル間隔だけ受信周波数から離れている複数の周波数
    領域内のそのレスポンス内にヌルを持つ無線システム内で動作する受信機である
    ことを特徴とする無線受信機。
  17. 【請求項17】 請求項8に直接的または間接的に従属する請求項16に記
    載の無線受信機において、前記ユーザ入力デバイスが、前記チャネル間隔により
    分離された複数の受信周波数の1つをユーザが選択できるように構成されている
    ことを特徴とする無線受信機。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至17の何れかに記載の無線受信機において、
    前記ディジタイザが、前記受信機の受信周波数の2倍以上の周波数で、前記無線
    周波数信号を周期的にサンプリングするように構成されていることを特徴とする
    無線受信機。
  19. 【請求項19】 複数の無線チャネルが、所定のチャネル間隔を置いて分離
    されたいくつかの周波数で送信される無線システムで動作する無線受信機であっ
    て、前記受信機が、 無線周波数信号を受信するためのアンテナと、 復調信号を形成するために、前記無線周波数信号から入手した信号を復調する
    ための復調器と、 前記復調信号を濾過するためのフィルタとを備え、前記フィルタが、前記受信
    周波数の領域内にピーク・レスポンスを持ち、前記チャネル間隔だけ前記受信周
    波数から離れた複数の周波数領域内のそのレスポンス内にヌルを持つことを特徴
    とする無線受信機。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の無線受信機において、前記無線周波数
    信号が、オーディオ周波信号により振幅変調されることを特徴とする無線受信機
  21. 【請求項21】 請求項19または20に記載の無線受信機において、周期
    的に前記無線周波数信号をサンプリングし、前記無線周波数信号の振幅を表すデ
    ィジタル受信信号として前記復調信号を発生させるためのディジタイザを備える
    ことを特徴とする無線受信機。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の無線受信機において、前記ディジタイ
    ザが、1ビット・ディジタイザであることを特徴とする無線受信機。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の無線受信機において、前記ディジタイ
    ザが、シグマ−デルタ変調器であることを特徴とする無線受信機。
  24. 【請求項24】 請求項19乃至23の何れかに記載の無線受信機において
    、前記復調器が、前記受信機の受信周波数で、第1の局部発振器信号を発生させ
    るための局部発振器と、第1の復調信号を形成するために、前記局部発振器を、
    前記ディジタル受信信号と混合するためのミキサと、を備えることを特徴とする
    無線受信機。
  25. 【請求項25】 請求項22また23に従属する請求項24に記載の無線受
    信機において、前記第1の局部発振器信号が、1ビット信号であることを特徴と
    する無線受信機。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の無線受信機において、前記ミキサが、
    2つの入力を持ち、これらの入力の一方で前記ディジタル受信信号を受信し、こ
    れらの入力の他方で前記第1の局部発振器信号を受信するように構成されている
    排他的ORゲートであることを特徴とする無線受信機。
  27. 【請求項27】 請求項24乃至26の何れかに記載の無線受信機において
    、受信周波数を入力するためのユーザ入力デバイスと、前記ユーザ入力デバイス
    に応答して、前記入力受信周波数で前記第1の局部発振器信号を発生させるよう
    に前記局部発振器を制御するための局部発振器コントローラと、を備えることを
    特徴とする無線受信機。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載の無線受信機において、前記ユーザ入力
    デバイスが、複数のチャネルの1つを選択することを示す入力を受信することが
    でき、前記局部発振器コントローラが,前記選択したチャネルに基づいて、前記
    チャネル間隔だけ離れている複数の周波数の1つにおいて前記第1の局部発振器
    信号を発生させるように構成されていることを特徴とする無線受信機。
  29. 【請求項29】 請求項19乃至28の何れかに記載の無線受信機において
    、前記受信周波数の上下にチャネル間隔だけ離れている周波数における前記フィ
    ルタの減衰が、前記受信周波数における前記フィルタの減衰の10倍以上であ
    ることを特徴とする無線受信機。
  30. 【請求項30】 請求項19乃至29の何れかに記載の無線受信機において
    、前記受信周波数の上下に前記チャネル間隔だけ離れている周波数における前記
    フィルタの減衰が、前記受信周波数における前記フィルタの減衰の1011倍以
    上であることを特徴とする無線受信機。
  31. 【請求項31】 請求項19乃至30の何れかに記載の無線受信機において
    、前記チャネル間隔が、8.820kHzであることを特徴とする無線受信機。
  32. 【請求項32】 請求項19乃至31の何れかに記載の無線受信機において
    、前記フィルタが、カスケード・インテグレータ・コーム・フィルタであること
    を特徴とする無線受信機。
  33. 【請求項33】 請求項19乃至32の何れかに記載の無線受信機において
    、前記フィルタが、3次フィルタであることを特徴とする無線受信機。
  34. 【請求項34】 無線信号を受信し、前記無線信号から入手した信号を第1
    の局部発振器信号と混合することにより第1の復調信号を形成し、前記無線信号
    から入手した信号を前記第1の局部発振器信号と直角位相関係にある第2の局部
    発振器信号と混合することにより第2の復調信号を形成できる無線受信機におい
    て、うなり周波数を打ち消すための方法であって、前記方法が、 a.前記第1の復調信号のモジュラスを決定するステップと、 b.前記第2の復調信号のモジュラスを決定するステップと、 c.前記第1の復調信号のモジュラスを前記第2の復調信号のモジュラスと比
    較するステップと、 d.前記第1の復調信号のモジュラスと前記第2の復調信号のモジュラスの大
    きい方を、前記第1の復調信号のモジュラスと前記第2の復調信号のモジュラス
    の小さい方で割って商を求めるステップと、 e.前記商のアークタンジェントのコサインの逆数の値を持つ打消し係数を決
    定するステップと、 f.前記第1および第2の復調信号の一方に前記打消し係数を掛けてビートを
    含まない信号を形成するステップと、を反復して実行することを含むことを特徴
    とする方法。
  35. 【請求項35】 請求項34に記載の方法において、前記打消し係数を決定
    するステップが、記憶された参照テーブルから前記商に対応する打消し係数を検
    索することにより実行されることを特徴とする方法。
  36. 【請求項36】 請求項34または35に記載の方法において、前記局部発
    振器信号が、受信される前記無線周波数より高いサンプリング周波数で形成され
    ることを特徴とする方法。
  37. 【請求項37】 請求項34乃至36の何れかに記載の方法において、前記
    局部発振器信号が、ノイズの形をしていることを特徴とする方法。
  38. 【請求項38】 請求項34乃至37の何れかに記載の方法において、前記
    第1および第2の復調信号が、無線周波数信号であることを特徴とする方法。
  39. 【請求項39】 請求項34乃至38の何れかに記載の方法において、前記
    第1および第2の復調信号が、中間周波信号であることを特徴とする方法。
  40. 【請求項40】 請求項34乃至39の何れかに記載の方法において、前記
    第1および第2の局部発振器信号が、1ビート信号であり、前記方法が、前記無
    線信号から入手した信号を前記第1および第2の局部発振器信号とそれぞれ混合
    することにより、第1および第2の1ビット復調信号を形成するステップと、前
    記第1および第2の復調信号を形成するために、前記第1および第2の1ビット
    復調信号を間引き処理するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  41. 【請求項41】 請求項34乃至40の何れかに記載の方法において、前記
    第1および第2の復調信号が、8ビット信号であることを特徴とする方法。
  42. 【請求項42】 請求項34乃至41の何れかに記載の方法において、前記
    第1および第2の復調信号の前記一方が、より大きい振幅を持つ前記第1および
    第2の復調信号の一方であることを特徴とする方法。
  43. 【請求項43】 請求項34乃至42の何れかに記載の方法において、前記
    ビート打消し装置が、前記ビートを含まない信号を形成するために、一連の命令
    を実行するように構成されているディジタル・プロセッサを備えることを特徴と
    する方法。
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