JP2687725B2 - 改善された低電力dspスケルチ - Google Patents
改善された低電力dspスケルチInfo
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- JP2687725B2 JP2687725B2 JP2511142A JP51114290A JP2687725B2 JP 2687725 B2 JP2687725 B2 JP 2687725B2 JP 2511142 A JP2511142 A JP 2511142A JP 51114290 A JP51114290 A JP 51114290A JP 2687725 B2 JP2687725 B2 JP 2687725B2
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- RDYMFSUJUZBWLH-UHFFFAOYSA-N endosulfan Chemical compound C12COS(=O)OCC2C2(Cl)C(Cl)=C(Cl)C1(Cl)C2(Cl)Cl RDYMFSUJUZBWLH-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 4
- 238000010972 statistical evaluation Methods 0.000 claims description 3
- 241000255777 Lepidoptera Species 0.000 claims 1
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- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
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- 238000007619 statistical method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/34—Muting amplifier when no signal is present or when only weak signals are present, or caused by the presence of noise signals, e.g. squelch systems
- H03G3/341—Muting when no signals or only weak signals are present
Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、スケルチ・システムに関する。特に、本発
明は、信号が不在の場合に受信段を非アクティブにする
ため周波数変調(FM)受信機で用いられるスケルチ・シ
ステムに関する。
明は、信号が不在の場合に受信段を非アクティブにする
ため周波数変調(FM)受信機で用いられるスケルチ・シ
ステムに関する。
FM受信機内の一般的なスケルチ回路は弁別器の出力を
調べて、チャンネル上に信号がない場合に受信機の音声
増幅段の出力を非アクティブにする。従って、これらの
スケルチ回路では、弁別器は受信機の待機モードにおい
てアクティブに維持されていなければならない。スケル
チ回路は、スピーカの出力で聴取される白色雑音を主に
除去するが、信号がチャンネル上にない場合に受信機内
の不要な段への電力を低減することにより、携帯FM受信
機に電源を供給するバッテリの寿命を実質的に延長する
こともできる。
調べて、チャンネル上に信号がない場合に受信機の音声
増幅段の出力を非アクティブにする。従って、これらの
スケルチ回路では、弁別器は受信機の待機モードにおい
てアクティブに維持されていなければならない。スケル
チ回路は、スピーカの出力で聴取される白色雑音を主に
除去するが、信号がチャンネル上にない場合に受信機内
の不要な段への電力を低減することにより、携帯FM受信
機に電源を供給するバッテリの寿命を実質的に延長する
こともできる。
比較的大量の電力を消費し、かつFM受信機において一
般的になっているデジタル信号プロセッサ(DSP)は、
弁別器の機能を果たす場合が多く、従来この機能は比較
的低電力のアナログ回路が担当していた。しかし、DSP
に電源を供給して、弁別器の機能を連続して行い、無線
装置の音声系をスケルチすることは、かなりの電力を浪
費する。弁別器の出力を必要とせず、かつ必要とされな
い場合にDSPを非アクティブにすることのできるDSPスケ
ルチ・アルゴリズムを用いことにより、DSPを利用する
携帯無線装置に電源を供給するバッテリの寿命を実質的
に延長することができる。
般的になっているデジタル信号プロセッサ(DSP)は、
弁別器の機能を果たす場合が多く、従来この機能は比較
的低電力のアナログ回路が担当していた。しかし、DSP
に電源を供給して、弁別器の機能を連続して行い、無線
装置の音声系をスケルチすることは、かなりの電力を浪
費する。弁別器の出力を必要とせず、かつ必要とされな
い場合にDSPを非アクティブにすることのできるDSPスケ
ルチ・アルゴリズムを用いことにより、DSPを利用する
携帯無線装置に電源を供給するバッテリの寿命を実質的
に延長することができる。
発明の概要 FMチャンネル上の情報を検出する方法が開示され、こ
の方法は非復調信号のデジタル・サンプルに対して動作
する。非復調信号とは、実成分と虚成分とを有するデジ
タルな複素数の列である。IおよびQと記される実成分
および虚成分は、Y軸に虚成分およびX軸に実成分を有
するデカルト座標系の原点を中心にして回転する位相子
(phasor)のそれぞれ同相成分および直交成分である。
(FM信号が受信機チャンネル上にある場合、位相子はFM
変調信号の瞬時偏移と、チャンネルの中心周波数からの
変調信号の周波数オフセットとに関連するレートで原点
を中心にして回転する。)これらのIおよびQ成分はデ
ジタル的に濾波されて、FM信号中の雑音成分を低減す
る。この濾波は、例えば、第1IF段の目的の帯域幅の外
側の不要な周波数成分を除去する。
の方法は非復調信号のデジタル・サンプルに対して動作
する。非復調信号とは、実成分と虚成分とを有するデジ
タルな複素数の列である。IおよびQと記される実成分
および虚成分は、Y軸に虚成分およびX軸に実成分を有
するデカルト座標系の原点を中心にして回転する位相子
(phasor)のそれぞれ同相成分および直交成分である。
(FM信号が受信機チャンネル上にある場合、位相子はFM
変調信号の瞬時偏移と、チャンネルの中心周波数からの
変調信号の周波数オフセットとに関連するレートで原点
を中心にして回転する。)これらのIおよびQ成分はデ
ジタル的に濾波されて、FM信号中の雑音成分を低減す
る。この濾波は、例えば、第1IF段の目的の帯域幅の外
側の不要な周波数成分を除去する。
濾波された後、サンプル列内の各複素サンプルは、時
間的に隣接するサンプルの共役複素数によって乗ぜら
れ、別の複素数位相子の列を生成し、その角度は第1サ
ンプルと、共役複素数が構成する時間的に隣接するサン
プルとの間の位相角差を表す。
間的に隣接するサンプルの共役複素数によって乗ぜら
れ、別の複素数位相子の列を生成し、その角度は第1サ
ンプルと、共役複素数が構成する時間的に隣接するサン
プルとの間の位相角差を表す。
位相子列内の第1位相子と、時間的に隣接する位相子
の共役複素数との積は、デジタル・アナログ変換器から
のすべてのサンプルに対して反復的に実行され、第2の
位相子列を生成する。サンプルと、隣接するサンプルの
共役複素数との積によって構成される位相子の位相角は
統計的に評価され、チャンネルの内容が雑音である確率
についての数値指数または値を生成する。
の共役複素数との積は、デジタル・アナログ変換器から
のすべてのサンプルに対して反復的に実行され、第2の
位相子列を生成する。サンプルと、隣接するサンプルの
共役複素数との積によって構成される位相子の位相角は
統計的に評価され、チャンネルの内容が雑音である確率
についての数値指数または値を生成する。
サンプル値と、サンプル値の共役複素数との積によっ
て構成される位相子の統計的評価は、ある適切なアルゴ
リズムに基づいてこれらの位相子を数値的に重み付けを
行い、位相子サンプルに対してこのアルゴリズムを実行
することによって得られた結果を累算する。この結果の
累算を用いて、FMチャンネルが信号または雑音を含んで
いるか否かについて判定を行う。チャンネルが雑音を含
んでいる場合、DSP内の他の処理は非アクティブにする
ことができる。
て構成される位相子の統計的評価は、ある適切なアルゴ
リズムに基づいてこれらの位相子を数値的に重み付けを
行い、位相子サンプルに対してこのアルゴリズムを実行
することによって得られた結果を累算する。この結果の
累算を用いて、FMチャンネルが信号または雑音を含んで
いるか否かについて判定を行う。チャンネルが雑音を含
んでいる場合、DSP内の他の処理は非アクティブにする
ことができる。
以下で詳細に説明するように、いくつかのアルゴリズ
ムまたは重み付け関数が可能である。
ムまたは重み付け関数が可能である。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明のFM受信機に必要な機能ブロックの
サブセクションを示す。
サブセクションを示す。
第2図は、本明細書で説明する本発明を実施するため
に必要な機能ブロックを示す。
に必要な機能ブロックを示す。
第3図は、虚数軸および実数軸を有するデカルト座標
系を示す。
系を示す。
好適な実施例の詳細な説明 第1図は、本発明の好適な実施例が必要とするFM受信
機のフロント・エンドの機能素子を示す。このFM受信機
は、アンテナ(12),低レベル信号を増幅するRF増幅器
(14),局部発振器(18)によって駆動される第1ミキ
サ(16)を含み、局部発振器(18)は着信信号を低周波
数にシフトし、この周波数で信号は第1IF(20)によっ
て濾波され、目的の周波数帯域内の不要な信号および雑
音を抑圧する。
機のフロント・エンドの機能素子を示す。このFM受信機
は、アンテナ(12),低レベル信号を増幅するRF増幅器
(14),局部発振器(18)によって駆動される第1ミキ
サ(16)を含み、局部発振器(18)は着信信号を低周波
数にシフトし、この周波数で信号は第1IF(20)によっ
て濾波され、目的の周波数帯域内の不要な信号および雑
音を抑圧する。
第1IF(20)の出力は第2ミキサ(30)に結合され、
この第2ミキサ(30)は第1IF(20)の出力を第2発振
器(32)と合成して、実用的なA/D変換器が動作可能な
周波数で第2IF信号(34)を生成する。
この第2ミキサ(30)は第1IF(20)の出力を第2発振
器(32)と合成して、実用的なA/D変換器が動作可能な
周波数で第2IF信号(34)を生成する。
(高速A/Dは第1ミキサの出力またはRF増幅器の出力さ
えも標本化できるが、より多くの電力を必要とすること
に留意されたい。) 好適な実施例では、第2IF信号(34)はA/D変換器(4
0)によって標本化され、デジタル実数列を生成する。
このデジタル実数列は、デジタル方式で帯域通過フィル
タ(41)にかけられ、第2IF周波数で発振するデジタル
複素数発振器(43)によって駆動されるデジタル・ミキ
サ(42)に送られる。デジタル・ミキサ(42)の出力
は、中心周波数0Hzのデジタル複素数列である。このサ
ンプル列はさらに低域通過フィルタにかけられ、デシメ
ーション・フィルタ(decimating filter)(44)にか
けられて、適度に低いサンプル・レートを得る。(デシ
メーションは、デジタル・ミキサ(42)からのサンプル
のデータ・レートを除算し、デジタル信号処理を低速な
装置で実行できるようにする。)このサンプル・レート
は、予定信号の最大周波数偏移の少なくとも3倍から4
倍でなければならない。サンプル・レートが高いほど、
スピードおよび信頼性が改善されるが、処理能力が犠牲
になる。
えも標本化できるが、より多くの電力を必要とすること
に留意されたい。) 好適な実施例では、第2IF信号(34)はA/D変換器(4
0)によって標本化され、デジタル実数列を生成する。
このデジタル実数列は、デジタル方式で帯域通過フィル
タ(41)にかけられ、第2IF周波数で発振するデジタル
複素数発振器(43)によって駆動されるデジタル・ミキ
サ(42)に送られる。デジタル・ミキサ(42)の出力
は、中心周波数0Hzのデジタル複素数列である。このサ
ンプル列はさらに低域通過フィルタにかけられ、デシメ
ーション・フィルタ(decimating filter)(44)にか
けられて、適度に低いサンプル・レートを得る。(デシ
メーションは、デジタル・ミキサ(42)からのサンプル
のデータ・レートを除算し、デジタル信号処理を低速な
装置で実行できるようにする。)このサンプル・レート
は、予定信号の最大周波数偏移の少なくとも3倍から4
倍でなければならない。サンプル・レートが高いほど、
スピードおよび信頼性が改善されるが、処理能力が犠牲
になる。
第2図において、デシメーション・フィルタ(44)の
出力の信号処理を詳細に示す。(第2図に示されるすべ
ての処理は、Motorola 56000 DPSのようなデジタル信号
プロセッサを用いてデジタル方式で行われ、Motorola D
SP 56000シリーズ信号プロセッサのプログラミングの詳
細については、56000シリーズ・ユーザ・マニュアル M
otorola Publication No.DSP56000UM/AD rev.1に記載さ
れている。第2図に示すスケルチ・システムの好適な実
施例のプログラムのリスティングについて以下に記載す
る。) 上記のように、デシメータ(44)からのサンプル列内
の各複素サンプルは、時間的に隣接するサンプル(55)
の共役複素数によって乗ぜられ(54)、第2の位相子列
(56)となり、その位相角は乗算器(54)内で乗ぜられ
た2つのサンプルの位相差を表す。(乗算器内で乗ぜら
れるこの2つのサンプルは、実際には、第1サンプル
と、時間的に隣接する第2サンプルの共役複素数とであ
るサンプル対である。デシメータからの第1及び第2サ
ンプルの時間的な配列は任意である。共役複素数サンプ
ルは、時間的に他のサンプルの前でも後でもよい。)こ
れらの位相差は、受信信号または雑音の周波数のチャン
ネル中心からの瞬時偏移とみなすことができる。チャン
ネル上にFM信号がある場合、偏移はトランスミッタによ
って制限され、チャンネル仕様に応じて最大許容偏移以
下でなければならない。チャンネル上に雑音がある場
合、雑音は周波数変調信号の低エンベロープ特性を有し
ていないので、その偏移は制限されず、乗算器(54)か
らの位相子(56)出力は任意の時間において原点(I=
0,Q=0)を通過あるいはその近傍を通過して、大きな
瞬時周波数偏移が生じることがある。
出力の信号処理を詳細に示す。(第2図に示されるすべ
ての処理は、Motorola 56000 DPSのようなデジタル信号
プロセッサを用いてデジタル方式で行われ、Motorola D
SP 56000シリーズ信号プロセッサのプログラミングの詳
細については、56000シリーズ・ユーザ・マニュアル M
otorola Publication No.DSP56000UM/AD rev.1に記載さ
れている。第2図に示すスケルチ・システムの好適な実
施例のプログラムのリスティングについて以下に記載す
る。) 上記のように、デシメータ(44)からのサンプル列内
の各複素サンプルは、時間的に隣接するサンプル(55)
の共役複素数によって乗ぜられ(54)、第2の位相子列
(56)となり、その位相角は乗算器(54)内で乗ぜられ
た2つのサンプルの位相差を表す。(乗算器内で乗ぜら
れるこの2つのサンプルは、実際には、第1サンプル
と、時間的に隣接する第2サンプルの共役複素数とであ
るサンプル対である。デシメータからの第1及び第2サ
ンプルの時間的な配列は任意である。共役複素数サンプ
ルは、時間的に他のサンプルの前でも後でもよい。)こ
れらの位相差は、受信信号または雑音の周波数のチャン
ネル中心からの瞬時偏移とみなすことができる。チャン
ネル上にFM信号がある場合、偏移はトランスミッタによ
って制限され、チャンネル仕様に応じて最大許容偏移以
下でなければならない。チャンネル上に雑音がある場
合、雑音は周波数変調信号の低エンベロープ特性を有し
ていないので、その偏移は制限されず、乗算器(54)か
らの位相子(56)出力は任意の時間において原点(I=
0,Q=0)を通過あるいはその近傍を通過して、大きな
瞬時周波数偏移が生じることがある。
チャンネルが雑音を含んでいるかどうか判定するた
め、比較的単純な命令サイクルを用いてこの角度偏移位
相子(56)をデジタル信号プロセッサによって調べ、X
軸に対する位相子の位相角を求める。この位相子の厳密
な位相角を計算することは面倒であるが、はるかに計算
しやすい近似的な、あるいは量子化した値を考慮しても
よい。これらの位相子の位相角は、8つのセクタまたは
8分円(octant)の一つに量子化(58)される。位相子
を量子化することにより、実数列が得られ、この実数列
は評価され、チャンネルが雑音を含んでいることを推定
できるようにする。量子化された位相角を表すこれらの
実数は有限分解能を有しているので、好適な実施例で
は、位相子の位相角はそれぞれ45°の8分円に量子化さ
れる。
め、比較的単純な命令サイクルを用いてこの角度偏移位
相子(56)をデジタル信号プロセッサによって調べ、X
軸に対する位相子の位相角を求める。この位相子の厳密
な位相角を計算することは面倒であるが、はるかに計算
しやすい近似的な、あるいは量子化した値を考慮しても
よい。これらの位相子の位相角は、8つのセクタまたは
8分円(octant)の一つに量子化(58)される。位相子
を量子化することにより、実数列が得られ、この実数列
は評価され、チャンネルが雑音を含んでいることを推定
できるようにする。量子化された位相角を表すこれらの
実数は有限分解能を有しているので、好適な実施例で
は、位相子の位相角はそれぞれ45°の8分円に量子化さ
れる。
第3図は、8分円に分割されたIおよびQ軸のデカル
ト座標系を示す。8分円は、Q軸より上では反時計回り
に0ないし+3の番号が当てられている。Q軸の下の8
分円には、時計回りに−0ないし−3の番号が当てられ
ている。好適な実施例において、8分円の番号は、その
8分円内にある位相子に割当てられる値に相当し、それ
により位相子を8つの8分円の一つに量子化する。
ト座標系を示す。8分円は、Q軸より上では反時計回り
に0ないし+3の番号が当てられている。Q軸の下の8
分円には、時計回りに−0ないし−3の番号が当てられ
ている。好適な実施例において、8分円の番号は、その
8分円内にある位相子に割当てられる値に相当し、それ
により位相子を8つの8分円の一つに量子化する。
量子化(58)された後、位相子角は高域通過フィルタ
(59)にかけられ、送信周波数と受信周波数との間の小
さな周波数オフセットから位相子(56)内のDC成分を除
去する。
(59)にかけられ、送信周波数と受信周波数との間の小
さな周波数オフセットから位相子(56)内のDC成分を除
去する。
連続する位相子(60)の角度を統計的に解析すること
により、チャンネルが情報ではなく雑音を含んでいる確
率を示す数値指数が得られる。位相子の角度の多くが正
または負の3番目または4番目の8分円(第3図の8分
円2,3,−2,−3)にある場合、チャンネルが雑音を含ん
でいる確率はかなり高い。位相子の角度が主に1番目ま
たは2番目の8分円(8分円0,1,−0,−1)にある場
合、チャンネルはFM変調信号を含んでいる可能性が高
い。
により、チャンネルが情報ではなく雑音を含んでいる確
率を示す数値指数が得られる。位相子の角度の多くが正
または負の3番目または4番目の8分円(第3図の8分
円2,3,−2,−3)にある場合、チャンネルが雑音を含ん
でいる確率はかなり高い。位相子の角度が主に1番目ま
たは2番目の8分円(8分円0,1,−0,−1)にある場
合、チャンネルはFM変調信号を含んでいる可能性が高
い。
フィルタ(59)の出力は、数学的な重み付け関数(6
0)によって重み付けが行われ、これによりチャンネル
が雑音を含んでいる可能性をより確実に評価することが
できる。1つの実施例では、重み付け関数(60)はフィ
ルタ(59)の出力を演算的に二乗し、第2値を得る。量
子化された位相子(そのうち一部は、−3,−2,−1のよ
うな負の値を有する)を二乗することにより、正の数値
列が得られる。この正の数値列を用いて、チャンネルが
雑音を含む確率を示すある確率値または数値を生成す
る。または、重み付け関数は、以下に添付するアセンプ
リ言語リスティング内で実行されるように、フィルタ
(59)からの2つの個別のサンプルの積の絶対値を計算
することができる。予定信号の特性に応じて、他の重み
付け関数を用いることができる。
0)によって重み付けが行われ、これによりチャンネル
が雑音を含んでいる可能性をより確実に評価することが
できる。1つの実施例では、重み付け関数(60)はフィ
ルタ(59)の出力を演算的に二乗し、第2値を得る。量
子化された位相子(そのうち一部は、−3,−2,−1のよ
うな負の値を有する)を二乗することにより、正の数値
列が得られる。この正の数値列を用いて、チャンネルが
雑音を含む確率を示すある確率値または数値を生成す
る。または、重み付け関数は、以下に添付するアセンプ
リ言語リスティング内で実行されるように、フィルタ
(59)からの2つの個別のサンプルの積の絶対値を計算
することができる。予定信号の特性に応じて、他の重み
付け関数を用いることができる。
重み付け関数(60)の出力は平均化、あるいは低域通
過フィルタ(62)がかけられ、平均化された結果が得ら
れる。この平均化された結果は、雑音がチャンネル内に
存在する確率を示す。上記の重み付け関数を用いること
により、平均化フィルタ(62)によって出力される値
は、チャンネルが雑音のみを含んでいる場合に比べて、
チャンネルに信号がある場合の方が低くなる。検出閾値
は、所望の感度に応じて設定することができる。この閾
値以上の値はチャンネル上の雑音を表し、閾値以下の値
は所望の信号が存在することを示す。
過フィルタ(62)がかけられ、平均化された結果が得ら
れる。この平均化された結果は、雑音がチャンネル内に
存在する確率を示す。上記の重み付け関数を用いること
により、平均化フィルタ(62)によって出力される値
は、チャンネルが雑音のみを含んでいる場合に比べて、
チャンネルに信号がある場合の方が低くなる。検出閾値
は、所望の感度に応じて設定することができる。この閾
値以上の値はチャンネル上の雑音を表し、閾値以下の値
は所望の信号が存在することを示す。
積分器回路(62)の出力は、積分器(62)に累算され
た値を前記の閾値と比較することのできるデジタル比較
器アルゴリズム(図示せず)にかけてもよい。比較器内
で基準値として選んだ値に応じて、受信機内の後段の信
号処理回路をスケルチするかあるいはスケルチしないか
を判断して、それにより節電することができ、あるいは
信号処理回路をアクティブにして、出力をオンにするこ
とができる。
た値を前記の閾値と比較することのできるデジタル比較
器アルゴリズム(図示せず)にかけてもよい。比較器内
で基準値として選んだ値に応じて、受信機内の後段の信
号処理回路をスケルチするかあるいはスケルチしないか
を判断して、それにより節電することができ、あるいは
信号処理回路をアクティブにして、出力をオンにするこ
とができる。
以下のソース・コードは第2図の機能を実行する。
Claims (10)
- 【請求項1】チャンネル上のFM信号を受信する周波数変
調(FM)受信機において、前記チャンネル上で情報を有
する信号を識別し、かつ情報を有しない雑音を識別し、
前記チャンネル上に情報を有する信号が存在しない場合
に前記受信機をスケルチする方法であって: 前記FM信号を、前記FM信号を表す時間的に隣接するデジ
タル・サンプルの列であって、該列内の時間的に隣接す
る各サンプルが複素数であり、かつ大きさ及び位相を持
つ複素位相子の同相及び直交成分に対応するI(実)及
びQ(虚)成分を有するデジタル・サンプル列に変換す
る段階; 前記サンプル列内の時間的に隣接する各サンプル対の間
の位相差を判定する段階; 前記複数の位相差の統計的評価に基づいて、前記チャン
ネルの内容が信号であるか雑音であるかを識別する段
階;及び 前記チャンネル上に所望の信号が不在であることの前記
判定に基づき前記受信機内の前記FM信号の信号処理を停
止する段階: によって構成されることを特徴とする方法。 - 【請求項2】時間的に隣接する各サンプル対の間の位相
差を判定する前記段階の前に、前記I及びQ成分を濾波
して、前記デジタル信号内で低減された雑音成分を有す
る濾波されたサンプル列を生成する段階; を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】前記信号内の各サンプルに時間的に隣接す
るサンプルの共役複素数を乗じて、前記の時間的に隣接
するサンプルの間の位相差を表す位相角を有する位相子
の列を生成することにより、前記サンプル列内の時間的
に隣接する各サンプル対の間の位相差を判定する段階; を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項4】前記位相子の複数の位相角の前記統計的評
価は: 前記位相角を表す有限分解能の実数の第2列を生成する
段階; 第2列の1つ以上の値に対して演算する関数に基づいて
生成される重み付けされた値の列を前記第2列から生成
する段階; 前記重み付けされた値の列を低減通過濾波して、所望の
信号がチャンネル上にある確率の推定を表す確率値を与
える段階; この確率値を閾値と比較し、該比較に基づいてチャンネ
ルの内容が所望の信号であるか又は雑音であるかを指定
する段階; を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項5】前記位相角を表す有限分解能の実数値の第
2列を生成する段階は; 前記位相角をデカルト座標系の所定のセクタにあるもの
と識別し、前記位相子が位置するセクタに応じて前記第
2列内の前記サンプルに数値を割り当てる段階; を含むことを特徴とする請求項4記載の方法。 - 【請求項6】前記第2列から重み付けされた値の列を生
成する段階は: 前記第2列内の各値を二乗する段階; を含むことを特徴とする請求項4記載の方法。 - 【請求項7】前記第2列から重み付けされた値の列を生
成する段階は: どのセクタに位相子が位置するかに応じて、第2列のそ
れぞれの可能な値に対して任意の値を割り当てる段階; を含むことを特徴とする請求項4記載の方法。 - 【請求項8】前記第2列から重み付けされた値の列を生
成する段階は: 前記第2列内の第1サンプルの値と、前記第2列内の第
2サンプルの値との積の絶対値を計算する段階; を含むことを特徴とする請求項4記載の方法。 - 【請求項9】実数の第2列が濾波されて、前記第2列内
のDCオフセット成分を除去してから重み付け演算を行う
ことを特徴とする請求項4記載の方法。 - 【請求項10】前記I及びQ成分を濾波して雑音を低減
することにより、不要な情報信号と情報ではない雑音と
を低減することを特徴とする請求項1記載の方法。
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