JP2001274655A - バンドパスフィルタ及びそれを用いた受信装置 - Google Patents

バンドパスフィルタ及びそれを用いた受信装置

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JP2001274655A
JP2001274655A JP2000083380A JP2000083380A JP2001274655A JP 2001274655 A JP2001274655 A JP 2001274655A JP 2000083380 A JP2000083380 A JP 2000083380A JP 2000083380 A JP2000083380 A JP 2000083380A JP 2001274655 A JP2001274655 A JP 2001274655A
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達夫 平松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、隣接チャンネルの放送信号が通過す
ることのないバンドパスフィルタ及びそれを用いた受信
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】BPF4を、za-1(za=exp(ω×T
1))を乗算する変換器10と、出力信号yにzb-1(z
b=exp(ω×T2))を乗算する変換器11と、変換器1
0で変換された信号の周波数を移相させる移相器12
と、変換器11で変換された信号の周波数を移相させる
移相器13と、入力信号xと移相器13からの信号とを
加算する加算器14と、加算器14からの信号より移相
器12からの信号を減算する減算器15とから構成され
るSINCフィルタとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所望の周波数帯域
の放送信号を通過させるためのバンドパスフィルタ及び
それを用いた受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より一般的に使用されている受信装
置を、図7に示す。図7に示す受信装置において、ま
ず、アンテナ50より受信した放送信号より、使用者が
所望するチャンネル周波数付近の周波数帯域に存在する
放送信号が、広帯域通過型のバンドパスフィルタ(以
下、「BPF」とする)51を通過することによって、
獲得される。そして、ミキサ52において、このBPF
51で獲得された放送信号に、局部発振器53より発振
される所望の放送信号の周波数に応じた発振周波数の発
振信号が混合される。
【0003】次に、ミキサで発振信号と混合された放送
信号より得られる所定の周波数となる放送信号が、狭帯
域通過型のBPF54を通過することによって、更に制
限された放送信号として獲得される。このようにして使
用者が所望するチャンネル周波数の放送信号が獲得され
ると、この放送信号がアナログ/デジタル(A/D)変
換器55でデジタル信号に変換された後、復調器56で
復調される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この図7に示すような
受信装置におけるBPF54は、所望するチャンネル周
波数以外の周波数帯における放送信号を減衰させること
で、所望のチャンネル周波数の放送信号を獲得するアナ
ログフィルタである。よって、その所望のチャンネルの
隣接チャンネルにおける放送信号を十分に減衰させるに
は、SAWフィルタなどのそのフィルタ特性を急峻なも
のを使用する必要がある。しかしながら、このようなS
AWフィルタを用いても、隣接チャンネルの放送信号を
十分に減衰させることができず、妨害信号として影響を
与える。
【0005】又、例えば、チャンネル周波数間隔が広い
国(A国とする)で使用されている図7のような受信装
置を、チャンネル周波数間隔が狭い国(B国とする)で
使用したとき、BPF54のフィルタ特性を更に狭い周
波数帯域のみを通過させるように変更する必要がある。
このような変更を行わなかったとき、A国に比べてB国
のチャンネル周波数間隔が狭くなるため、隣接チャンネ
ルの放送信号が十分に減衰されずに妨害電波として影響
を与える。
【0006】このような問題を鑑みて、本発明は、隣接
チャンネルの放送信号が通過することのないバンドパス
フィルタ及びそれを用いた受信装置を提供することを目
的とする。又、本発明の他の目的は、チャンネル周波数
間隔の異なる国において、簡便な手法でそのフィルタ特
性を変更することのできるバンドパスフィルタ及びそれ
を用いた受信装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のバンドパスフィルタは、所望のチ
ャンネル周波数の入力信号を通過させるバンドパスフィ
ルタにおいて、前記所望のチャンネル周波数以外のチャ
ンネル周波数の入力信号が入力されたとき、その出力信
号の信号レベルが0となるように、前記所望のチャンネ
ル周波数以外のチャンネル周波数に0点を有するような
フィルタ特性を持つことを特徴とする。
【0008】このようなバンドパスフィルタにおいて、
例えば日本のAM放送のように、そのチャンネル周波数
が9kHzの倍数である場合、f0kHzのチャンネル周波数
の放送信号を獲得しようとしたときには、f0±m×9k
Hz(mは自然数)のチャンネル周波数の放送信号は、そ
の出力が全て0になる。よって、妨害波となる所望チャ
ンネル以外のチャンネルの放送信号の通過を防ぐことが
できる。
【0009】このようなバンドパスフィルタにおいて、
請求項2に記載するように、デジタルフィルタで構成し
ても構わない。
【0010】又、請求項3に記載するのように、前記所
望のチャンネル周波数をf0、チャンネル周波数間隔が
f1、前記入力信号の周波数がfである場合、前記バン
ドパスフィルタを、その入力信号と出力信号の比が、
【数3】 となるSINCフィルタで構成することで、上述したフ
ィルタ特性のバンドパスフィルタとすることができる。
【0011】又、このSINCフィルタが、請求項4に
記載するように、前記入力信号にexp{−2π×(f−f
0)/f1}を乗算する第1変換器と、前記出力信号にexp
{−2π×(f−f0)/f2}(f2は、f1に比べて十分に
大きな値である)を乗算する第2変換器と、前記入力信
号に前記第2変換器より出力される信号を加算する加算
器と、前記加算器から出力される信号より前記第1変換
器から出力される信号を減算するとともに、前記出力信
号を出力する減算器と、で構成される。
【0012】そして、このようにSINCフィルタを構
成するとき、請求項5に記載するように、前記第1変換
器で乗算する値を、前記チャンネル周波数間隔f1に応
じて変更可能としても良い。これにより、そのチャンネ
ル周波数間隔の異なる国におけるチャンネルプランに応
じたフィルタ特性に切り換えることのできるバンドパス
フィルタを構成することができる。
【0013】請求項6に記載のバンドパスフィルタは、
複数のキャリアによって1チャンネルが構成された信号
が入力されるとともに、所望のチャンネルの信号を通過
させるバンドパスフィルタにおいて、前記所望のチャン
ネルの信号を構成する各キャリアを通過させる複数のキ
ャリア通過用フィルタと、該複数のキャリア通過用フィ
ルタを通過したキャリアを全て加算する加算器と、を有
し、前記キャリア通過用フィルタが、その通過させるキ
ャリア以外のキャリアが入力されたとき、その出力信号
の信号レベルが0となるように、前記通過させるキャリ
ア以外のキャリアにおける周波数に0点を有するような
フィルタ特性を持つことを特徴とする。
【0014】このようなバンドパスフィルタでは、例え
ばその隣接キャリア間の周波数間隔がΔfとなるOFD
M変調方式による放送信号において、f0kHzのチャンネ
ル周波数におけるn本(nは自然数)のキャリアで構成
された放送信号を獲得しようとしたときには、各キャリ
アそれぞれが、n個のキャリア通過用フィルタによって
獲得される。即ち、f0kHz、f0+ΔfkHz、f0+2×
ΔfkHz、…、f0+(n−1)×ΔfkHzのキャリアが、
それぞれ、n個のキャリア通過用フィルタを通過する事
によって獲得される。このとき、例えば、f0+k×Δ
fkHz(kは、1≦k≦n−1の自然数)のキャリアが
通過するキャリア通過用フィルタにおいては、f0+k
×ΔfkHzのキャリア以外のf0+(k±m)×ΔfkHz
(mは自然数)のキャリアは、その出力が全て0にな
る。このようにして獲得された各キャリアが加算器で加
算され、そのチャンネルの放送信号として出力される。
【0015】このようなバンドパスフィルタにおいて、
請求項7に記載するように、前記キャリア通過用フィル
タをデジタルフィルタで構成しても構わない。
【0016】又、請求項8に記載するのように、前記通
過させるキャリアの周波数をf0、隣接キャリアの周波
数間隔がf1、入力されるキャリアの周波数がfである
場合、前記キャリア通過用フィルタを、その入力信号と
前記出力信号の比が、
【数4】 となるSINCフィルタで構成することで、上述したフ
ィルタ特性の前記キャリア通過用フィルタとすることが
できる。
【0017】又、このSINCフィルタが、請求項9に
記載するように、前記入力信号にexp{−2π×(f−f
0)/f1}を乗算する第1変換器と、前記出力信号にexp
{−2π×(f−f0)/f2}(f2は、f1に比べて十分に
大きな値である)を乗算する第2変換器と、前記入力信
号に前記第2変換器より出力される信号を加算する加算
器と、前記加算器から出力される信号より前記第1変換
器から出力される信号を減算するとともに、前記出力信
号を出力する減算器と、で構成される。
【0018】そして、このようにSINCフィルタを構
成するとき、請求項10に記載するように、前記第1変
換器で乗算する値を、前記隣接キャリアの周波数間隔f
1に応じて変更可能としても良い。これにより、各キャ
リア通過用フィルタのフィルタ特性をその隣接キャリア
の周波数間隔の異なる国におけるチャンネルプランに応
じたフィルタ特性に切り換えることのできるバンドパス
フィルタを構成することができる。
【0019】請求項11に記載の受信装置のように、上
述した請求項1〜請求項10のいずれかに記載のバンド
パスフィルタを有する受信装置とすることによって、こ
のバンドパスフィルタによって、隣接チャンネルや隣接
したキャリアの妨害を受けることなく所望のチャンネル
の放送信号を通過させることができるため、ノイズの小
さい信号を出力することができる。
【0020】又、請求項12に記載の受信装置は、請求
項3又は請求項4に記載のバンドパスフィルタと、受信
した放送信号を、そのサンプリング周波数に前記チャン
ネル周波数間隔の倍数となる周波数を用いて、デジタル
信号に変換した後、前記バンドパスフィルタに出力する
アナログ/デジタル変換器と、を有することを特徴とす
る。
【0021】又、請求項13に記載の受信装置は、請求
項5に記載のバンドパスフィルタと、受信した放送信号
を、そのサンプリング周波数に複数の前記チャンネル周
波数間隔の公倍数となる周波数を用いて、デジタル信号
に変換した後、前記バンドパスフィルタに出力するアナ
ログ/デジタル変換器と、を有することを特徴とする。
【0022】又、請求項14に記載の受信装置は、請求
項8又は請求項9に記載のバンドパスフィルタと、受信
した放送信号を、そのサンプリング周波数に前記隣接キ
ャリアの周波数間隔の倍数となる周波数を用いて、デジ
タル信号に変換した後、前記バンドパスフィルタに出力
するアナログ/デジタル変換器と、を有することを特徴
とする。
【0023】又、請求項15に記載の受信装置は、請求
項10に記載のバンドパスフィルタと、受信した放送信
号を、そのサンプリング周波数に複数の前記隣接キャリ
アの周波数間隔の公倍数となる周波数を用いて、デジタ
ル信号に変換した後、前記バンドパスフィルタに出力す
るアナログ/デジタル変換器と、を有することを特徴と
する。
【0024】
【発明の実施の形態】<第1の実施形態>本発明の第1
の実施形態について、図面を参照して説明する。図1
は、本実施形態の受信装置の内部構成を示すブロック図
である。又、図2は、図1の受信装置のデジタルフィル
タで構成されたBPFの内部構成を示すブロック図であ
る。
【0025】図1の受信装置は、放送信号を受信するア
ンテナ1と、アンテナ1で受信された放送信号より所望
のチャンネル周波数の放送信号を獲得するための広帯域
通過型のBPF2と、BPF2で獲得された放送信号を
デジタル信号に変換するA/D変換器3と、A/D変換
器3でデジタル信号に変換された放送信号よりノイズ成
分となる隣接チャンネルなどの放送信号を除去するため
のデジタルフィルタで構成されたBPF4と、BPF4
で獲得された放送信号を復調する復調器5とから構成さ
れる。
【0026】このような構成の受信装置は、まず、BP
F2において、アンテナ1で受信された放送信号より、
使用者が所望するチャンネル周波数f0の放送信号が獲
得される。そして、このBPF2を通過した放送信号が
A/D変換器3でデジタル信号に変換される。このと
き、受信装置の使用されている国におけるチャンネル周
波数間隔がf1であるとき、A/D変換器3では、その
サンプリング周波数をf1の倍数に当たるl×f1(lは
自然数)として、放送信号をデジタル信号に変換する。
【0027】このようにデジタル信号に変換された放送
信号が、BPF4に入力される。このBPF4は、後述
するSINCフィルタで構成されるデジタルフィルタで
ある。又、このBPF4のフィルタ特性が、所望のチャ
ンネル周波数f0においては大きな入出力比が得られる
とともに、その他のチャンネル周波数毎に入出力比が0
となるようなフィルタ特性であるため、隣接チャンネル
の放送信号が完全に除去された状態で復調器5に送出さ
れる。このようにBPF4を通過させることによって、
所望のチャンネル周波数の放送信号を選択することがで
きる。そして、この選択された放送信号が、復調器5で
復調された後、音声や映像として再生される。
【0028】このような受信装置におけるBPF4の構
成について、以下に説明する。図2に示すように、BP
F4は、入力信号xにza-1(za=exp(ω×T1))を
乗算してz変換におけるz表現に変換する変換器10
と、出力信号yにzb-1(zb=exp(ω×T2))を乗算
してz変換におけるz表現に変換する変換器11と、変
換器10で変換された信号の周波数を移相させる移相器
12と、変換器11で変換された信号の周波数を移相さ
せる移相器13と、入力信号xと移相器13からの信号
とを加算する加算器14と、加算器14からの信号より
移相器12からの信号を減算する減算器15とから構成
されるSINCフィルタである。尚、BPF4への入力
信号の周波数をfとしたとき、ω=2π×fとなる。
又、T1がT2に比べて十分大きな値となるとともに、T
1は1/f1である。
【0029】又、このBPF4において、移相器12で
は変換器10からの信号にz0=exp(ω0×T1)が、又、
移相器13では変換器からの信号にz1=exp(ω0×T2)
が、それぞれ乗算される。尚、ω0=2π×f0であると
ともに、移相器12,13で乗算される値は、使用者が
所望するチャンネルのチャンネル周波数f0に応じて変
更される。更に、減算器15で減算処理された出力信号
yが復調器5に出力される。
【0030】このように構成されるBPF4の動作につ
いて説明する。まず、入力信号x及び出力信号yがそれ
ぞれ、変換器10,11で、za-1、zb-1が乗算さ
れ、za-1×x、zb-1×yとなる。そして、変換器1
0,11より出力される信号がそれぞれ、移相器12,
13で、z0、z1が乗算され、z0×za-1×x、z1×
zb-1×yとなる。又、加算器14において、入力信号
xに移相器13からの信号が加算されて、x+z1×z
-1×yとなる信号が出力される。そして、減算器15
において、この加算器14からの信号より移相器14か
らの信号が減算されて、x+z1×zb-1×y−z0×z
-1×xが出力される。この減算器15より出力される
信号が出力信号yとなるため、入力信号xと出力信号y
の関係が(1)式のようになる。
【0031】
【数5】
【0032】よって、入力信号xと出力信号yとの比で
あるy/xの大きさ|y/x|が、(2)式のようにし
て表される。
【0033】
【数6】
【0034】更に、T1に対してT2の大きさが十分に小
さな値となるため、(2)式で表される|y/x|が、
(3)式のように近似される。
【0035】
【数7】
【0036】このとき、(ω−ω0)が0となるとき、
即ち、周波数fがf0となるとき、sin{(ω−ω0)×T1
/2}/{(ω−ω0)×T1/2}が1となる。又、(ω−
ω0)が2π/T1のm倍(mは自然数)となるとき、即
ち、周波数fがf0+m×f1となるとき、sin{(ω−ω
0)×T1/2}/{(ω−ω0)×T1/2}が0となる。よっ
て、このBPF4の周波数特性が、図3(a)のように
なる。図3(b)のように、チャンネル周波数間隔がf
1でチャンネル設定されているとき、図3(a)のよう
なフィルタ特性のBPF4を通したとき、図3(c)の
ように、チャンネル周波数f0以外の他のチャンネル周
波数の放送信号の出力が0となるため、使用者が所望す
るチャンネル周波数f0の放送信号が獲得される。
【0037】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形
態について、説明する。尚、本実施形態の受信装置及び
デジタルフィルタで構成されるBPFは、第1の実施形
態における受信装置(図1)及びBPF(図2)と同様
の内部構成をしているので、第1の実施形態と同様、図
1及び図2を参照して本実施形態の説明を行う。又、本
実施形態における受信装置の構成及び動作は、第1の実
施形態と本質的に同様のものとなるため、その詳細な説
明を省略し、変更した点についてのみ述べる。
【0038】本実施形態における受信装置は、チャンネ
ル周波数間隔がf1となるA国と、チャンネル周波数間
隔がf2となるB国で使用可能とするための受信装置で
ある。このようにチャンネル周波数間隔が異なるA国及
びB国で使用可能とするために、まず、A/D変換器3
(図1)で放送信号をデジタル信号に変換するためのサ
ンプリング周波数を、f1及びf2の公倍数となるように
設定される。
【0039】そして、BPF4(図1)内に設けられた
変換器10(図2)及び移相器12(図2)において、
信号に乗算する各値za-1、z0が、受信装置が使用さ
れる国のチャンネル周波数間隔に応じて切換可能とされ
る。即ち、za-1、z0に含まれるパラメータT1が、受
信装置がA国で使用される場合は1/f1に、受信装置
がB国で使用される場合は1/f2に、それぞれの場合
に応じて切り換えられる。このようにすることで、各国
でこの受信装置を使用したとき、隣接チャンネルの妨害
を受けずに、所望のチャンネル周波数の放送信号のみを
BPF4で獲得して復調器(図1)に出力することがで
きる。
【0040】尚、チャンネル周波数間隔の異なる3ヶ国
以上の国で使用可能とする場合は、A/D変換器3にお
けるサンプリング周波数を、それぞれの国におけるチャ
ンネル周波数間隔の公倍数となる周波数に設定するとと
もに、変換器10及び移相器12で乗算する値に含まれ
るパラメータT1を、それぞれの国のチャンネル周波数
間隔の逆数に切換可能とすることによって、実現するこ
とができる。
【0041】<第3の実施形態>本発明の第3の実施形
態について、図面を参照して説明する。図4は、本実施
形態の受信装置の内部構成を示すブロック図である。
尚、図4において、図1で使用する部分と同一の目的で
使用する部分については、同一の符号を付すとともにそ
の詳細な説明は省略する。
【0042】図4の受信装置は、アンテナ1と、広帯域
通過型のBPF2と、BPF2より与えられた放送信号
を局部発振器7から発振される発振信号と混合するミキ
サ6と、発振信号を発振する局部発振器7と、ミキサ6
より与えられる信号のうち低い周波数の信号が選択出力
されるローパスフィルタ(以下、「LPF」とする)8
と、LPF8より与えられた放送信号をデジタル信号に
変換するA/D変換器3と、BPF4と、復調器5とか
ら構成される。
【0043】このような構成の受信装置は、まず、BP
F2において、アンテナ1で受信された放送信号より、
使用者が所望するチャンネル周波数の放送信号が獲得さ
れる。そして、ミキサ6において、このBPF2を通過
した放送信号に、局部発振器7より発振される所望のチ
ャンネル周波数f0に周波数fkが加えられたf0+fkの
周波数の発振信号が混合される。尚、局部発振器8より
発振される発振信号は、所望のチャンネル周波数に応じ
て変化する。
【0044】そして、ミキサ6より出力された信号がL
PF8を通過することによって、周波数fk周辺の低い
周波数信号が獲得された後、A/D変換器3でデジタル
信号に変換される。このとき、受信装置の使用されてい
る国におけるチャンネル周波数間隔がf1であるとする
と、A/D変換器3では、第1の実施形態(図1)と同
様に、そのサンプリング周波数をf1の倍数に当たるl
×f1として、放送信号をデジタル信号に変換する。
【0045】このようにデジタル信号に変換された放送
信号が、BPF4に入力される。このBPF4は、第1
の実施形態と同様に、図2のようなSINCフィルタで
構成されるデジタルフィルタである。よって、隣接チャ
ンネルの放送信号が完全に除去された所望のチャンネル
周波数の放送信号が、BPF4を通過することで選択さ
れる。そして、この選択された放送信号が、復調器5で
復調された後、音声や映像として再生される。
【0046】このような受信装置において、使用者が所
望するチャンネル周波数が変更されても、常に、BPF
4で周波数fkの放送信号が選択されるようにすること
で、使用者が所望するチャンネルの放送信号が獲得され
る。よって、第1の実施形態において、移相器12,1
3で与えられる値z0、z1がそれぞれ、exp(2π×fk
×T1)、exp(2π×fk×T2)のように決まった値とな
り、変更する必要がない。
【0047】尚、第2の実施形態のように、チャンネル
周波数間隔の異なる複数の国で使用可能とする場合は、
A/D変換器3におけるサンプリング周波数を、それぞ
れの国におけるチャンネル周波数間隔の公倍数となる周
波数に設定するとともに、変換器10及び移相器12で
乗算する値に含まれるパラメータT1を、それぞれの国
のチャンネル周波数間隔の逆数に切換可能とすることに
よって、実現することができる。
【0048】<第4の実施形態>本発明の第4の実施形
態について、図面を参照して説明する。図5は、本実施
形態の受信装置の内部構成を示すブロック図である。
尚、図5において、図1で使用する部分と同一の目的で
使用する部分については、同一の符号を付すとともにそ
の詳細な説明は省略する。
【0049】図5の受信装置は、アンテナ1と、広帯域
通過型のBPF2と、A/D変換器3と、デジタル信号
に変換された放送信号より使用者が所望するチャンネル
の放送信号を構成する複数のキャリアを選択するための
デジタルフィルタで構成されたBPF4−1〜BPF4
−nと、BPF4−1〜BPF4−nで選択されたキャ
リアを加算して所望のチャンネルの放送信号として復調
器5に出力する加算器9と、復調器5とから構成され
る。尚、本実施形態の受信装置は、OFDM(Orthogon
al Frequency Division Multiplexing)変調方式に対応
した受信装置である。
【0050】OFDM変調方式で送信される放送信号
は、図6(a)のように、1つのチャンネル周波数帯に
おいて、複数のキャリアc1〜cnが設けられる。よっ
て、所望のチャンネルの放送を再生するには、そのチャ
ンネルの放送信号を構成する複数のキャリアを獲得する
必要がある。よって、BPF4−1〜4−nが、所望の
チャンネルに対して、図6(b)のようなフィルタ特性
を有することによって、BPF4−1〜4−nでキャリ
アc1〜cnが獲得される。尚、BPF4−1〜4−n
は、第1の実施形態と同様、図2のような構成をしてい
るので、その構成についての説明は省略する。
【0051】この図4(b)のようなフィルタ特性を得
るには、キャリアc1,c2,c3,…,cnそれぞれ
の周波数fc,fc+Δf,fc+2×Δf,…,fc+
(n−1)×Δf(尚、Δfは隣接キャリア間の周波数間
隔、又、nは自然数)としたとき、BPF4−1,4−
2,4−3,…,4−nそれぞれに設けられた移相器1
2,13(図2)で与えられる値z0、z1のパラメータ
となる周波数f0(第1の実施形態参照)を、それぞ
れ、fc,fc+Δf,fc+2×Δf,…,fc+(n−
1)×Δfとすればよい。又、このとき、BPF4−
1,4−2,4−3,…,4−nそれぞれに設けられた
変換器10(図2)及び移相器12(図2)において、
信号に乗算する各値za-1、z0に含まれるパラメータ
T1を、1/Δfとするとともに、A/D変換器3にお
けるサンプリング周波数をΔfに比例した値とすればよ
い。
【0052】このようにすることで、BPF4−1,4
−2,4−3,…,4−nそれぞれから、周波数fc,
fc+Δf,fc+2×Δf,…,fc+(n−1)×Δf
となるキャリアc1,c2,c3,…,cnが得られ
る。このようにして獲得されたキャリアc1〜cnが加
算器9で全て加算されるとともに、復調器5に送出され
る。そして、復調器5で復調された後、音声や映像とし
て再生される。
【0053】尚、第2の実施形態のように、隣接キャリ
ア間の周波数間隔の異なる複数の国で使用可能とする場
合は、A/D変換器3におけるサンプリング周波数を、
それぞれの国における隣接キャリア間の周波数間隔の公
倍数となる周波数に設定するとともに、BPF4−1〜
4−n内の変換器10(図2)及び移相器12(図2)
で乗算する値に含まれるパラメータT1を、それぞれの
国で規定された隣接キャリア間の周波数間隔の逆数に切
換可能とすることによって、実現することができる。
【0054】又、第3の実施形態のように、局部発振器
から発振される発振信号をミキサで混合した放送信号を
デジタル信号に変換した後、BPF4−1〜4−nのそ
れぞれに与えることによって、複数のキャリアが選択さ
れるような構成にしても構わない。このとき、BPF4
−1,4−2,4−3,…,4−nそれぞれに設けられ
た移相器12,13(図2)で与えられる値z0、z1の
パラメータとなる周波数fc,fc+Δf,fc+2×Δ
f,…,fc+(n−1)×Δfにおけるfcの値を一定と
することができる。
【0055】尚、本実施形態において、BPF4−1〜
4−nが〔特許請求の範囲〕における「キャリア通過用
フィルタ」に相当し、このBPF4−1〜4−n及び加
算器9によって〔特許請求の範囲〕における「バンドパ
スフィルタ」が構成される。
【0056】
【発明の効果】本発明によると、所望のチャンネル周波
数以外のチャンネル周波数に0点を有するようなフィル
タ特性を持つバンドパスフィルタであるので、隣接チャ
ンネルによる影響のない放送信号を獲得することができ
る。このように、妨害波となる隣接チャンネルの影響が
全くなくなるので、ノイズの少ない信号を獲得すること
ができる。又、このバンドパスフィルタをデジタルフィ
ルタの一種であるSINCフィルタで構成するととも
に、そのパラメータを各国のチャンネルプランに応じて
変更可能とすることによって、チャンネルプランの異な
る国で使用した場合も同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受信装置の内部構成の一例を示すブロ
ック図。
【図2】本発明のバンドパスフィルタの内部構成を示す
ブロック図。
【図3】第1の実施形態における放送信号とフィルタ特
性との関係を表した図。
【図4】本発明の受信装置の内部構成の一例を示すブロ
ック図。
【図5】本発明の受信装置の内部構成の一例を示すブロ
ック図。
【図6】第4の実施形態における放送信号とフィルタ特
性との関係を表した図。
【図7】従来の受信装置の内部構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 BPF 3 A/D変換器 4 BPF 5 復調回路 6 ミキサ 7 局部発振回路 8 LPF 9 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K020 AA01 DD01 EE02 HH13 5K022 DD01 DD13 DD19 DD31 5K052 AA01 AA12 BB02 DD04 EE04 FF01 GG48

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のチャンネル周波数の入力信号を通
    過させるバンドパスフィルタにおいて、 前記所望のチャンネル周波数以外のチャンネル周波数の
    入力信号が入力されたとき、その出力信号の信号レベル
    が0となるように、前記所望のチャンネル周波数以外の
    チャンネル周波数に0点を有するようなフィルタ特性を
    持つことを特徴とするバンドパスフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記バンドパスフィルタが、デジタルフ
    ィルタで構成されることを特徴とする請求項1に記載の
    バンドパスフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記所望のチャンネル周波数をf0、チ
    ャンネル周波数間隔がf1、前記入力信号の周波数がf
    である場合、 前記バンドパスフィルタが、 その入力信号と出力信号の比が、 【数1】 となるSINCフィルタで構成されることを特徴とする
    請求項2に記載のバンドパスフィルタ。
  4. 【請求項4】 前記SINCフィルタが、 前記入力信号にexp{−2π×(f−f0)/f1}を乗算す
    る第1変換器と、 前記出力信号にexp{−2π×(f−f0)/f2}(f2は、
    f1に比べて十分に大きな値である)を乗算する第2変
    換器と、 前記入力信号に前記第2変換器より出力される信号を加
    算する加算器と、 前記加算器から出力される信号より前記第1変換器から
    出力される信号を減算するとともに、前記出力信号を出
    力する減算器と、 を有するSINCフィルタであることを特徴とする請求
    項3に記載のバンドパスフィルタ。
  5. 【請求項5】 前記第1変換器で乗算する値を、前記チ
    ャンネル周波数間隔f1に応じて変更することが可能で
    ある請求項4に記載のバンドパスフィルタ。
  6. 【請求項6】 複数のキャリアによって1チャンネルが
    構成された信号が入力されるとともに、所望のチャンネ
    ルの信号を通過させるバンドパスフィルタにおいて、 前記所望のチャンネルの信号を構成する各キャリアを通
    過させる複数のキャリア通過用フィルタと、 該複数のキャリア通過用フィルタを通過したキャリアを
    全て加算する加算器と、を有し、 前記キャリア通過用フィルタが、その通過させるキャリ
    ア以外のキャリアが入力されたとき、その出力信号の信
    号レベルが0となるように、前記通過させるキャリア以
    外のキャリアにおける周波数に0点を有するようなフィ
    ルタ特性を持つことを特徴とするバンドパスフィルタ。
  7. 【請求項7】 前記キャリア通過用フィルタが、デジタ
    ルフィルタで構成されることを特徴とする請求項6に記
    載のバンドパスフィルタ。
  8. 【請求項8】 前記通過させるキャリアの周波数をf
    0、隣接キャリアの周波数間隔がf1、入力されるキャリ
    アの周波数がfである場合、 前記キャリア通過用フィルタが、 その入力信号と出力信号の比が、 【数2】 となるSINCフィルタで構成されることを特徴とする
    請求項7に記載のバンドパスフィルタ。
  9. 【請求項9】 前記SINCフィルタが、 前記入力信号にexp{−2π×(f−f0)/f1}を乗算す
    る第1変換器と、 前記出力信号にexp{−2π×(f−f0)/f2}(f2は、
    f1に比べて十分に大きな値である)を乗算する第2変
    換器と、 前記入力信号に前記第2変換器より出力される信号を加
    算する加算器と、 前記加算器から出力される信号より前記第1変換器から
    出力される信号を減算するとともに、前記出力信号を出
    力する減算器と、 を有するSINCフィルタであることを特徴とする請求
    項8に記載のバンドパスフィルタ。
  10. 【請求項10】 前記第1変換器で乗算する値を、前記
    隣接キャリアの周波数間隔f1に応じて変更することが
    可能である請求項9に記載のバンドパスフィルタ。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項10のいずれかに記
    載のバンドパスフィルタを有することを特徴とする受信
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項3又は請求項4に記載のバンド
    パスフィルタと、 受信した放送信号を、そのサンプリング周波数に前記チ
    ャンネル周波数間隔の倍数となる周波数を用いて、デジ
    タル信号に変換した後、前記バンドパスフィルタに出力
    するアナログ/デジタル変換器と、 を有することを特徴とする受信装置。
  13. 【請求項13】 請求項5に記載のバンドパスフィルタ
    と、 受信した放送信号を、そのサンプリング周波数に複数の
    前記チャンネル周波数間隔の公倍数となる周波数を用い
    て、デジタル信号に変換した後、前記バンドパスフィル
    タに出力するアナログ/デジタル変換器と、 を有することを特徴とする受信装置。
  14. 【請求項14】 請求項8又は請求項9に記載のバンド
    パスフィルタと、 受信した放送信号を、そのサンプリング周波数に前記隣
    接キャリアの周波数間隔の倍数となる周波数を用いて、
    デジタル信号に変換した後、前記バンドパスフィルタに
    出力するアナログ/デジタル変換器と、 を有することを特徴とする受信装置。
  15. 【請求項15】 請求項10に記載のバンドパスフィル
    タと、 受信した放送信号を、そのサンプリング周波数に複数の
    前記隣接キャリアの周波数間隔の公倍数となる周波数を
    用いて、デジタル信号に変換した後、前記バンドパスフ
    ィルタに出力するアナログ/デジタル変換器と、 を有することを特徴とする受信装置。
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