JP2003532652A - 植物保護剤と有機または無機担体材料との組み合わせ - Google Patents

植物保護剤と有機または無機担体材料との組み合わせ

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JP2003532652A JP2001581604A JP2001581604A JP2003532652A JP 2003532652 A JP2003532652 A JP 2003532652A JP 2001581604 A JP2001581604 A JP 2001581604A JP 2001581604 A JP2001581604 A JP 2001581604A JP 2003532652 A JP2003532652 A JP 2003532652A
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ハンス−ペーター・クラウゼ
ゲーアハルト・シュナーベル
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ウードー・ビッケルス
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アールヴァロ・メレンデス
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バイエル クロップサイエンス ゲーエムベーハー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、混合物における拮抗性相互作用を防止するための、農芸化学活性物質およびこの活性物質を被覆する固体マトリックス材料の組み合わせの使用に関し、この組み合わせは、該活性物質を被覆する該マトリックス材料および少なくとも1種の他の農芸化学活性物質からなる。このような組み合わせを含む好ましい処方物は、薬害軽減剤および/または成長調節剤と一緒にマトリックス材料と組み合わせた除草剤を含む。本発明に係る処方物は、種々の活性物質間の拮抗性相互作用の抑制を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、活性化合物の制御放出を可能にする農作物保護剤と有機または無機
担体材料との組み合わせに関する。これらの組み合わせを用いると、除草剤の場
合、特に除草剤と成長調節剤および薬害軽減剤との混合物の場合に、拮抗作用を
防止し、そして特に良好な結果を達成することが可能である。
【0002】 種々の施用問題、例えば2種またはそれ以上の活性化合物間の拮抗性相互作用
が、種々の農芸化学製品、例えば除草剤、殺菌剤、殺虫剤、植物成長調節剤、薬
害軽減剤または肥料を施用する間に生じうることが知られている。さらに、これ
らの現象は、いわゆる葉面施用の間に、その上に特に除草剤またはそのほかに除
草剤と薬害軽減剤および/または成長調節剤との混合物の場合に、しばしば観察
されることが知られている。
【0003】 これらの問題を避けるために、例えば、拮抗作用を受ける活性化合物のいわゆ
る分割施用または過剰量施用が、拮抗作用により低下した活性の場合に薦められ
てきた。しかしながら、これらの手法の全ては、種々の理由でむしろ魅力あるも
のでなく、また不経済である。分割施用を用いれば、活性化合物処方物を少なく
とも2回施用しなければならず、これは時間の浪費であり、労働集約的である。
活性化合物の過剰量施用は追加の出費をもたらす。
【0004】 US 5,428,000 には、広葉雑草用除草剤および細葉雑草用除草剤を含む活性化
合物組成物が開示されている。細葉雑草用除草剤は中性電荷を有し;これに対し
て広葉雑草用除草剤はアニオニックの性質を有し、そして親水性ポリマーと組み
合わせて存在しており、このポリマーはアンモニウム含有化合物およびアンモニ
ウムを含有しない化合物から形成されたコポリマーである。アンモニウム含有化
合物は一般的に芳香族および非芳香族の窒素ヘテロ環、アクリル酸のアンモニウ
ム誘導体およびベンジルアンモニウム化合物から誘導される。用いられる親水性
ポリマーは、もっぱら、上記の種類のコポリマーである。用いられる細葉雑草用
除草剤は、セトキシジム、アロキシジム、フルアジフォプ、キザロフォプまたは
フェノキサプロプであり;広葉雑草のためには、ベンタゾン、イマザキン、アシ
フルオルフェン、フォメサフェン、クロリムロン、イマゼタピル、チフェンスル
フロンおよび 2,4−Dの使用が記載されている。
【0005】 DE 198 33 066 には、カチオニック官能性を有するポリマーの水性分散液およ
びこれらの分散液から得られる再分散性粉剤、そしてまた、特に任意の種類の活
性化合物を遅延放出させるためのそれらの使用が開示されている。
【0006】 本発明の目的は、分割施用および過剰量施用をしなくても良いようにする農作
物保護剤の処方物を提供することである。
【0007】 この目的は、担体材料により取り囲まれた農芸化学活性化合物および少なくと
も1種の他の農芸化学活性化合物の混合物における拮抗性相互作用を抑制するた
めに、農芸化学活性化合物、特に除草剤およびこの活性化合物を取り囲む担体の
制御放出性組み合わせを使用することによって達成される。
【0008】 拮抗性相互作用により生じる低下した活性のような問題は、一定の有機または
無機担体材料を1種またはそれ以上の農芸化学活性化合物と組み合わせることに
よって回避できることを見出した。
【0009】 本発明はさらに、望ましくない有害生物、特に望ましくない草および広葉雑草
を防除するための本発明に係る組み合わせの施用を提供する。
【0010】 新規な担体/活性化合物組み合わせにおいて、農芸化学活性化合物は有機また
は無機由来の適切な担体材料に組み入れられる。これらの担体材料は、活性化合
物が周囲領域中に直接に移行できないように活性化合物を取り囲んでいる。活性
化合物は、周囲領域および1種または数種の他の活性化合物から物理的に隔てら
れている。活性化合物は、一定の機構、例えば担体材料の分解、活性化合物を取
り囲む担体の破裂または拡散によってのみ放出される。
【0011】 担体材料に完全または部分的に組み入れられる農芸化学活性化合物は、意図す
る活性化合物混合物において拮抗作用を有することのある活性化合物であってよ
い。活性化合物混合物における2種またはそれ以上の活性化合物を担体に組み入
れることも可能である。
【0012】 制御放出を可能にする処方物を提供するために活性化合物を担体材料に組み入
れることは、原則として公知であり、専門文献に見出すことができる。その例は
C. L. Foy, D. W. Pritchard, “Pesticide Formulation and Technology", CR
C Press, 1996, 273頁以下およびそこで引用された文献、および A.D. Knowles,
“Chemistry and Technology of Agrochemical Formulations", Kluwer Academ
ic Press, 1998, 132頁以下およびそこで引用された文献に見出すことができる
【0013】 活性化合物を取り囲むか被覆する担体材料は、これらが適切な温度範囲、好ま
しくは約0〜50℃の範囲で固体であるように選択される。固体材料は、硬質、
ワックス様のような弾性、無定形または結晶質であるが、液体状態では存在しな
いか、またはまだ液体状態で存在していない材料を意味すると理解すべきである
。担体材料は無機性または有機性および合成または天然由来のものであってよい
【0014】 農芸化学活性化合物を適切な担体材料中に取り入れる一つの可能性は、例えば
マイクロカプセル封入である。これらのマイクロカプセルは、合成および/また
は天然由来のポリマー材料からなることができる。好適な材料の例としては、ポ
リ尿素、ポリウレタン、ポリアミド、メラミン樹脂、ゼラチン、ワックスおよび
澱粉である。
【0015】 これらの材料の幾つかのマイクロカプセルは、例えば界面重縮合法によって製
造することができる。粒子サイズおよび壁の厚み、従って放出速度も、モノマー
の量、活性化合物の量、水および溶剤の量、および方法パラメーターによって容
易に調節することができる。
【0016】 ポリウレタンまたはポリ尿素で作られるマイクロカプセルの場合、被覆される
べき活性化合物のまわりに上記のカプセル壁を構成するために最もしばしば採用
される方法は、水中油滴型エマルジョンを用いる界面重合であり、この場合、有
機相は、活性化合物に加えて、遊離イソシアネート基を有する油溶性プレポリマ
ーを含んでいる。
【0017】 好適なプレポリマーは、当業者に公知の慣用イソシアネート、例えばトルエン
2,4−ジイソシアネート、トルエン 2,6−ジイソシアネート、メチレンビス(フ
ェニル 4−イソシアネート)およびヘキサメチレンジイソシアネートに基づくも
のである。
【0018】 重合、すなわちマイクロカプセルの外被の合成は、一般的に当業者に公知の慣
用法により行われる。
【0019】 それからカプセル外被が構成されるカプセル形成材料は、好ましくは油溶性の
イソシアネート基含有プレポリマーから得られ、このプレポリマーは工業的な混
合生成物の群であり、それぞれの場合にアニリンおよびホルムアルデヒドの縮合
物に基づくポリイソシアネートから成る。これらの工業的な混合製品は、縮合度
および場合により化学修飾が互いに異なっている。ユーザーにとって重要な特性
は粘度および遊離イソシアネート基含有量である。典型的な市販製品は、Desmod
ur (登録商標)(Bayer AG)および Voranate (登録商標)(Dow Chemicals)であ
る。本発明のためには、イソシアネート基を有するプレポリマーの使用量は、全
処方物に対して好ましくは≦5重量%であり;0.5〜5重量%、特に1〜2重
量%が好ましい。
【0020】 カプセル形成材料は、イソシアネートプレポリマーを水の存在下に0〜95℃
、好ましくは20〜65℃で硬化させることによるか、または好ましくは必要量
のジ−またはポリアミンを用いて形成される。
【0021】 マイクロカプセルをジ−またはポリアミンを用いて形成する場合、適切なジ−
またはポリアミンは、例えばアルキレンジアミン、ジアルキレントリアミンおよ
びトリアルキルテトラミンであり、それらの炭素鎖単位は2〜8個の炭素原子を
含む。ヘキサメチレンジアミンが好ましい。ここで、イソシアネートプレポリマ
ーの使用量に対する理論量を使用すること、または好ましくは理論量の3倍過剰
まで、特に2倍過剰まで使用することが可能である。
【0022】 文献には、ポリウレタンまたはポリ尿素からマイクロカプセルを製造する他の
方法が開示されており、これらの方法も同様に本発明に係るマイクロカプセルの
製造に適している。これらの方法を以下に挙げる。
【0023】 US-A-3 577 515 には、水溶性ポリアミンの導入後に、このようなエマルジョ
ン中の液滴表面を、イソシアネート基含有プレポリマーに付加した結果として硬
化させる方法が開示されている。これはポリ尿素外被を形成する。
【0024】 US-A-4 140 516 には、外部の水溶性アミンを存在させなくても、イソシアネ
ート官能基を有するプレポリマーのエマルジョン中での部分加水分解を可能にす
ることによって、ポリ尿素タイプの外壁を有するマイクロカプセルを生成できる
ことが開示されている。この途中で、若干のアミノ基がイソシアネート基から再
形成され、そして内部重付加の結果としてその後に硬化し、同様に所望のカプセ
ル外被が形成される。トルエンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、メチレンビス(フェニルジイソシアネート)およびその高級同族体の使用が
記載されている。外部ポリアミンを用いて硬化を行う場合、これは一般的にエチ
レンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリ
アミンおよびテトラエチレンペンタミンからなる群に由来する。
【0025】 DE-A-2 757 017 には、その壁材料が尿素およびウレタンモチーフにより架橋
された混合ポリマーの性質を有する内部構成されたマイクロカプセルが開示され
ている。活性化合物はカプセルの内部にあり、有機溶剤に溶解されている。典型
的には、この場合にカプセル壁を作るために、全処方物に対して10%のプレポ
リマーが必要である。
【0026】 同じプレポリマーは WO-A-96/09760 においても、例えばエンドスルファンを
カプセル封入するために用いられている。
【0027】 WO-A-95/23506 には、活性化合物が冷却した溶融物として中に存在するエンド
スルファン充填ポリ尿素マイクロカプセルが開示されている。プレポリマーとし
ては、メチレンビス(フェニルジイソシアネート)およびその高級同族体の混合物
が記載されており;プレポリマーの量は、全処方物に対して6%を超えた量であ
る。硬化はポリアミンの混合物を用いて行われる。
【0028】 上記の特許および特許出願の内容は、マイクロカプセル壁の材料および製造方
法に関して、本発明の重要かつ不可欠な部分であり、参照により本願に含められ
る。
【0029】 カプセル封入のもう一つの可能性は、例えばメラミン/ホルムアミドまたは尿
素/ホルムアミドを用いるカプセル形成である。
【0030】 この目的で、メラミンまたは上記のイソシアネートプレポリマーを最初に水に
入れ、そして水不溶性活性化合物と混合する。添加前に活性化合物は水不溶性溶
剤に分散または溶解され、そして乳化されている。約3〜4、好ましくは約3〜
5の酸性pHを確立し、そして30〜60℃、好ましくは50℃の高められた温
度で数時間撹拌することによって、カプセル壁が重縮合により形成される。その
例は US 4,157,983 および US 3,594,328 に記載されており、これらの内容は、
カプセルの製造に関して参照により本願に含められる。
【0031】 農芸化学活性化合物のマイクロカプセル化に適する別の方法は、コアセルベー
ションである。この目的で、水不溶性農芸化学活性化合物を水に分散させ、そし
てアニオニック水不溶性ポリマーおよびカチオニック材料と混合する。最初は水
溶性ポリマーを壁材料として含む、いわゆるコアセルベーションにより形成され
るマイクロカプセルは、水不溶性である。次いでカプセルを最終段階で、アルデ
ヒドとの縮合によって硬化させる。この目的に適するものは、例えばゼラチン/
アラビアゴム(1:1)およびホルムアルデドの組み合わせである。コアセルベ
ーションによるマイクロカプセル化方法は、当業者に公知である。この方法は、
例えば J. A. Bahan “Microencapsulation using Coacervation/Phase Separat
ion Techniques, Controlled Released Technology: Methods Theory and Appli
cation", 第2巻, Kydoniens, A. F, Ed. CRC Press, Inc., Boca Raton, FL. 1
980, 第4章に詳細に記載されている。
【0032】 マイクロカプセル化のために、最後に、例えば活性化合物およびカプセル壁を
形成するポリマーを水中で適切な界面活性剤により乳化することが可能である。
この目的で、ポリマーおよび活性化合物は互いに溶解してはならない。次いで溶
剤を撹拌しながら蒸発させる。水が除去されると、ポリマーは乳化された滴の表
面上に層を形成する。
【0033】 マイクロカプセルの製造に適する別の材料は、ワックスである。この目的で、
自己乳化性ワックスを、加熱して剪断力を加えることにより水に溶解するか、ま
たは剪断力を加えながら界面活性剤を添加して加熱することによりエマルジョン
に変える。親油性農芸化学活性化合物は、溶融され乳化されたワックスに溶解す
る。冷却中に滴は固化し、こうしてワックス分散液が生成する。
【0034】 別法として、活性化合物/ワックス押し出し顆粒を水または油に分散させ、次
いで例えば<20μmの粒子サイズに微粉砕することによって、ワックス分散液
を製造することが可能である。
【0035】 好適なワックスは、例えば非親水性ワックスと混合したPEG6000、Sync
hrowachs HGLC1、Mostermont (登録商標) CAV2、Hoechst-Wachs OP3 またはこれ
らのワックスの組み合わせである。
【0036】 粒子(マイクロカプセルまたはワックス粒子)の水性分散液は、CS処方物(
カプセル懸濁液)の配合と同様にして得ることができる。
【0037】 上記の方法で得られたマイクロカプセルは、本明細書で以下に述べる種々の処
方物中に取り入れることができる。他の活性化合物を処方物中に、例えば水溶性
活性化合物をカプセル分散液の水相中に、または例えば固体活性化合物をWG処
方物中に取り入れることも可能である。
【0038】 マイクロカプセル化したのち、カプセルから溶剤を除去し、そして慣用法、例
えば噴霧乾燥によって乾燥することができる。この状態でカプセルを貯蔵および
出荷することができる。問題の農作物に施用する前に、これらを場合により他の
活性化合物、助剤および慣用の添加剤と共に処方する。
【0039】 しかしながら、カプセルの硬化後に得られた分散液を、この分散液からカプセ
ルを単離することなく、上記の他の成分を含む適切な農芸化学処方物の製造に使
用することもできる。
【0040】 これらのマイクロカプセル分散液には、N−アルキル脂肪酸アミド、N−アル
キルラクタム、脂肪酸エステル、シクロヘキサノン、イソホロン、フタル酸エス
テルおよび芳香族炭化水素(低級アルキル置換ナフタレン誘導体が特に適してい
る)の群からの有機溶剤またはそれらの混合物を使用することが可能である。
【0041】 本発明の目的に適しており、市販されている溶剤は、例えば Solvesso (登録
商標) 200、Solvesso (登録商標) 150 および Solvesso (登録商標) 100(1)
、ブチルジグリコールアセテート、Shellsol (登録商標) RA2(2)、Acetrel (
登録商標) 400(3)、Agsolex (登録商標) 8(4)、Agsolex (登録商標) 12(
5)、Norpar (登録商標) 13(6)、Norpar (登録商標) 15(7)、Isopar (登
録商標) V(8)、Exsol (登録商標) D100(9)、Shellsol (登録商標) K(1
0)および Shellsol (登録商標) R(11)である。これらは下記の組成を有す
る:
【0042】 (1)芳香族化合物の混合物;製造業者: Exxon。 (2)アルキル化ベンゼンの混合物、沸点範囲183〜312℃;製造業者:
Shell。 (3)芳香族化合物の高沸点混合物、沸点範囲332〜355℃;製造業者:
Exxon。 (4)N−オクチルピロリドン、沸点(0.3mmHg)100℃、製造業者: GA
F。 (5)N−ドデシルピロリドン、沸点(0.3mmHg)145℃、製造業者: GA
F。 (6)脂肪族炭化水素、沸点範囲228〜243℃;製造業者: Exxon。 (7)脂肪族炭化水素、沸点範囲252〜272℃;製造業者: Exxon。 (8)脂肪族炭化水素、沸点範囲278〜305℃;製造業者: Exxon。 (9)脂肪族炭化水素、沸点範囲233〜263℃;製造業者: Exxon。 (10)脂肪族炭化水素、沸点範囲192〜254℃;製造業者: Shell。 (11)脂肪族炭化水素、沸点範囲203〜267℃;製造業者: Shell。
【0043】 同様に好適なものは、これらの溶剤相互の混合物である。特に好適なものは、
ブチルジグリコールアセテート、Acetrel (登録商標) 400、Agsolex (登録商標)
8 および Agsolex (登録商標) 12 である。Solvesso (登録商標) 200が特に好
ましい。
【0044】 本発明に係る分散液の水相は、乳化剤および分散剤の群からの界面活性処方助
剤を含有する。これらは、例えばポリビニルアルコール、ポリアルキレンオキシ
ド、ホルムアルデヒドとナフタレンスルホン酸および/またはフェノールとの縮
合物、ポリアクリレート、無水マレイン酸とアルキレンアルキルエーテルとのコ
ポリマー、リグノスルホネートおよびポリビニルピロリドンの化合物ファミリー
を含む群に由来する。これらの物質は、それぞれの場合に全分散液に対して0.
2〜10重量%、好ましくは0.5〜4重量%の量で採用される。
【0045】 ポリアルキレンオキシドの場合は、その分子中央および分子周辺がそれぞれポ
リプロピレンオキシドブロックおよびポリエチレンオキシドブロックで形成され
ているブロックコポリマーが好ましい。ここで、ポリプロピレンオキシドブロッ
クが2,000〜3,000の分子量を有し、そしてポリエチレンオキシドブロッ
クの割合が全分子量の60〜85%である物質が好ましい。このような物質は、
例えば BASF Wyandotte から Pluronic (登録商標) F87 の名称で入手できる。
【0046】 他の好適な分散剤は、リグノスルホン酸カルシウム、高度精製リグノスルホン
酸ナトリウム(例えば Borregaard からの Vanisperse (登録商標) CB)、Clari
ant GmbH からの分散剤Sおよび分散剤SS、ナフタレン/スルホン酸/ホルム
アルデヒド縮合物のナトリウム塩(例えば Witco からの Morwet (登録商標) D
425 および BASF からの Tamol (登録商標) NN 8906)、ポリカルボン酸ナトリ
ウム(例えば Rhodia GmbH からの Sopropan (登録商標) T 36)である。
【0047】 好適なポリビニルアルコールは、好ましくはポリビニルアセテートの部分加水
分解により製造される。これらは72〜99モル%の加水分解度および2〜18
cPの粘度(4%濃度の水溶液中20℃で、DIN 53 015 により測定)を有す
る。83〜88モル%の加水分解度および低粘度、特に3〜5cPを有する部分
加水分解ポリビニルアルコールを用いることが好ましい。
【0048】 必要によって、分散液の水相は、湿潤剤、凍結防止剤、増粘剤、保存剤および
粘度上昇成分の群からの少なくとも1種の他の処方助剤を含む。
【0049】 好適な湿潤剤は、例えばアルキル化ナフタレンスルホン酸、N−脂肪アシル
N−アルキルタウリド、脂肪アシルアミドアルキルベタイン、アルキルポリグリ
コシド、アルファ−オレフィンスルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、
スルホコハク酸のエステル、(オリゴ)アルキルフェノールエトキシル化物、脂
肪アルコール(C8−C22)−エトキシル化物および脂肪アルキルサルフェート(
これらはアルキレンオキシ基で変性されていてもよい)の物質群からの代表的な
ものである。ここで、その割合は、全処方物に対して0〜5重量%、好ましくは
0〜2重量%である。
【0050】 好適な市販製品は、例えば Darvan (登録商標) No.3、Vanisperse (登録商標
) CB、Hoe S1728(Clariant GmbH)、Luviskol (登録商標) K 30、Reserve C、F
orianit (登録商標) P、Sokalan (登録商標) CP 10、Maranil A、Genapol (登
録商標) PF 40、Genapol (登録商標) LRO、Genapol (登録商標)-T、Genapol (登
録商標)-X、Genapol (登録商標)-O、トリブチルフェノールポリグリコールエー
テル、例えば Sapogenat T ブランド(Clariant GmbH)、ノニルフェノールポリ
グリコールエーテル、例えば Arkopal (登録商標) N ブランド(Clariant GmbH
)またはトリスチリルフェノールポリグリコールエーテル誘導体である。
【0051】 水性分散液に添加できる保存剤は、次の物質である:ホルムアルデヒドまたは
ヘキサヒドロトリアジン誘導体、例えば Riedel de Haen からの Mergal (登録
商標) KM 200 または Rhone Poulenc からの Cobate (登録商標) C など、イソ
チアゾリノン誘導体、例えば Riedel de Haen からの Mergal (登録商標) K9N
または Rhom and Haas からの Kathon (登録商標) CG など、1,2−ベンズイソチ
アゾリン−2−オン、例えば Nipa Laboratorien GmbH からの Nipacide (登録
商標) BIT 20 または Riedel de Haen からの Mergal (登録商標) K10 または
5−ブロモ−5−ニトロ−1,3−オキサン(Henkel からの Bronidox (登録商標)
LK)。これらの保存剤の割合は、全処方物に対して多くとも2重量%である。
【0052】 好適な凍結防止剤は、例えば1価または多価アルコール、グリコールエーテル
または尿素、特に塩化カルシウム、グリセロール、イソプロパノール、プロピレ
ングリコールモノメチルエーテル、ジ−またはトリプロピレングリコールモノメ
チルエーテルまたはシクロヘキサノールである。これらの凍結防止剤の割合は、
全分散液に対して多くとも20重量%である。
【0053】 増粘剤は、無機性または有機性であってよく;これらを組み合わせることもで
きる。好適な増粘剤は、例えばアルミノシリケート、キサンタン、メチルセルロ
ース、ポリサッカライド、アルカリ土類金属シリケート、ゼラチンおよびポリビ
ニルアルコールに基づくもの、例えば Bentone (登録商標) EW、Vegum (登録商
標)、Rodopol (登録商標) 23 または Kelzan (登録商標) S などである。これら
の割合は、全分散液に対して0.3重量%、好ましくは0〜0.5重量%である。
【0054】 本発明はまた、本発明に係るマイクロカプセル分散液の製造方法に関し、この
方法は、最初に有機相および水相活(ジアミンを含まない)のプレエマルジョン
を製造し、次いでこのプレエマルジョンをミキサー(これは好ましくは連続的に
操作する)、例えばスタティックミキサー、歯付きコロイドミルなどを通過させ
ることによって剪断力を与えることを含む。この工程においてのみ、乳化油滴の
その後のマイクロカプセル形成に必要な微細度が達成される。最後に、もしも必
要ならばジアミンを添加したのち、物質の全容積を重合反応によって硬化させる
。別法としてその代わりに、水溶性ポリアミンを添加して分散させ、そして出来
上がったエマルジョンを好適な温度で一定の時間、例えば70℃で6時間撹拌す
る。
【0055】 制御放出組み合わせを製造するためには、マイクロカプセル化の代わりに、活
性化合物を有機マトリックス、例えばワックスなどに導入することも可能である
。無機マトリックス、例えばシリケート、アルミノシリケートまたは酸化アルミ
ニウム、または上記の材料に基づく鉱物の使用も可能である。このような有機ま
たは無機マトリックス中に導入すると、農芸化学活性化合物の物理的結合が生じ
る。
【0056】 ありうる放出機構は、例えば非生物的および/または生物的分解(風化作用)
、マトリックスまたはカプセル壁の破裂、またはマトリックスまたはカプセル壁
からの活性化合物の拡散または溶解である。これは、液体、例えば水との接触に
応じて、または温度に応じて起こりうる。
【0057】 一般的に、活性化合物の主要量は、施用後の最初に4週間以内に、好ましくは
最初の7日間に、特に最初の2日間に、マトリックスまたはカプセルから放出さ
れる。
【0058】 制御された様式で放出できない活性化合物を、市販製品として使用することが
でき、または原則として公知の技術を用いて処方することができ、そしてタンク
内で相当する制御放出処方物と組み合わせることができる。
【0059】 本発明により用いられる担体材料中に埋め込むことのできる好適な活性化合物
は、一定のクラスに限定されず、全ての公知のクラスの農芸化学活性化合物が含
まれる。その例としては、除草剤、殺菌剤、殺虫剤、成長調節剤、薬害軽減剤、
軟体動物駆除剤、ダニ駆除剤および殺線虫剤が挙げられる。
【0060】 特に適するものは、次のものである。除草剤、これらの中でも特にアセトラク
テート合成酵素(ALS)阻害剤、例えばスルホニル尿素およびその塩など、ヒ
ドロキシベンゾニトリル、例えばブロモキシニルおよびイオキシニルおよびこれ
らの誘導体、例えばエステルまたは塩など、ベンタゾン、いわゆるアリールオキ
シアルコキシカルボン酸およびその誘導体、特にエステル、例えばMCPA、2,
4−D、CMPP、2,4−DP、2,4−DB、いわゆる(ヘテロ)アリールオキシア
リールオキシアルキルカルボン酸およびその誘導体、特にエステル、例えばフェ
ノキサプロプ−P−エチル、ジクロフォプ−メチル、クロジナフォプ−プロパル
ギル、フルアジフォプなど、HPPDO阻害剤、例えばメソトリオンまたはスル
ホトリオンなど、トリアジン類、シクロヘキサンジオンオキシム、例えばセトキ
シジム、クレトジムまたはトリアルコキシジムなど;成長調節剤またはホルモン
様物質、例えばインドリル酢酸またはインドリル酪酸またはその化学誘導体、例
えばエステル、またはオーキシン類など;薬害軽減剤、例えばメフェンピル−ジ
エチルまたは類似のエステル、および5,5−ビフェニル−2−イソキサゾリン−
3−カルボン酸または類似のエステルなど。
【0061】 上記の農芸化学活性化合物全ての場合に、必要ならば、当業者にとって使用に
適するとして知られている相当する活性化合物誘導体、例えば酸、エステルまた
は塩を用いることも、もちろん可能である。
【0062】 本発明に係る組み合わせは、この組み合わせとの混合物における他の活性化合
物の拮抗作用を抑制させることができる。従って、本発明により組み合わせるべ
き活性化合物は、他の活性化合物との混合物として、適切ならば、慣用の添加剤
および助剤と一緒に使用することができる。本発明に係る好ましい組み合わせの
例を、以下に説明する。これら全ての組み合わせにおいて、上記の活性化合物を
特に適切または最も適切であるとして使用することは、このことが明示的に述べ
られていなくても、もちろん同様に好ましい。
【0063】 本発明により用いられる担体と組み合わせた農芸化学活性化合物は、必要なら
ば、本発明により適切な担体と同様に組み合わせられる他の活性化合物と共に処
方して、有利な結果を与える混合物を提供することができる。
【0064】 本発明の好ましい実施形態は、農芸化学活性化合物、例えば除草剤の若干また
は全部がポリマーのような支持体と本発明により組み合わせられている組み合わ
せであり、この組み合わせがさらに少なくとも1種の他の農芸化学活性化合物、
例えば除草剤または薬害軽減剤を含むものである。
【0065】 本発明のもう一つの好ましい実施形態において、除草剤は薬害軽減剤および/
または成長調節剤と共に、本発明により用いられる担体と組み合わせて処方され
、この場合、農芸化学活性化合物の少なくとも1種は部分的または完全に、本発
明により担体と組み合わせられている。
【0066】 本発明に係る組み合わせのもう一つの好ましい実施形態は、1種またはそれ以
上のグラミニサイド(graminicides)と、広葉雑草に対して好ましく作用する1
種またはそれ以上の除草剤との混合物を含み、この場合、農芸化学活性化合物の
少なくとも1種は部分的または完全に、本発明により組み合わせられている。
【0067】 本発明に係る組み合わせのもう一つの好ましい実施形態において、1種または
それ以上のグラミニサイドが薬害軽減剤と混合され、この場合、農芸化学活性化
合物の少なくとも1種は部分的または完全に、本発明により組み合わせられてい
る。
【0068】 本発明によれば、急速作用機構を有する1種またはそれ以上の除草剤を、比較
的に遅い作用機構を有する1種またはそれ以上の除草剤と組み合わせることがさ
らに好ましく、この場合、農芸化学活性化合物の少なくとも1種は部分的または
完全に、本発明により組み合わせられている。
【0069】 多くの場合、助剤または助剤混合物、例えば油、溶剤、界面活性剤または界面
活性剤混合物を添加することが有利である。ここで、助剤は、それら自体では活
性でないが、活性化合物の特性を増強する、活性化合物/ポリマー組み合わせに
加える添加剤を意味すると理解すべきである。好適な助剤は、ノニオニック界面
活性剤、例えば式RO(CH2CH2O)nH(式中、Rは(C10−C22)−脂肪アル
コール基、トリスチリルフェノール基、トリブチルフェノール基、(C1−C14)
−アルキルフェノール基、トリデシルアルコール基、グリセリド基、またはヒマ
シ油から誘導される基であり、nは1〜500、好ましくは3〜200の整数で
ある)の界面活性剤である。
【0070】 このような物質は例えば、Clariant GmbH から Genapol (登録商標)、Sapogen
at (登録商標) および Arkopal (登録商標) シリーズとして、および Rhodia Gm
bH から Soprophor (登録商標) シリーズとして得ることができる。エチレンオ
キシド、プロピレンオキシドおよび/またはブチレンオキシドに基づくブロック
コポリマー、例えば BASF AG から Pluronics (登録商標) または Tetronics (
登録商標) の名称で販売されている化合物を採用することも可能である。
【0071】 アニオニックまたはベタイニック界面活性剤も使用できる。アニオニック界面
活性剤の例としては、ドデシルベンジルスルホン酸カルシウム、スクシネート、
リン酸化、硫酸化およびスルホン酸化されたノニオニック界面活性剤、例えば上
記種類の界面活性剤、およびソルビテートのようなソルビタン誘導体が挙げられ
、これらのアニオニック化合物はアルカリ金属、アルカリ土類金属またはアンモ
ニウムイオンで中和されている。このような界面活性剤は、例えば Genapol (登
録商標) LRO(Clariant GmbH)の名称で入手できる。
【0072】 同様に好適なものはカチオニック界面活性剤、例えば4級アンモニウム、ホス
オニウムおよびスルホニウム塩に基づくもの、例えば Uniquema からの Atlas (
登録商標) G3634 A である。
【0073】 界面活性剤の使用量は、10〜2,000g/ha、好ましくは50〜2,00
0g/haである。窒素、例えば尿素、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、
硫酸水素アンモニウムまたはこれらの混合物の形態での添加は、同様にしばしば
有利である。
【0074】 下記の表に、本発明に係る組み合わせを含む処方物を模範となる方法で説明す
る。ここで、好ましい担体はポリ尿素である。施用において、表中に挙げる処方
物と共に他の活性化合物を施用することが有利な場合がある。
【0075】
【表1】
【0076】
【表2】
【0077】
【表3】
【0078】
【表4】
【0079】 種々の処方物における活性化合物の割合は、広い範囲内で変更できる。処方物
は、例えば約0.1〜95重量%の活性化合物、約90〜10重量%の液体また
は固体担体、および適切ならば30重量%までの界面活性剤を含み、ここで、こ
れらの割合の合計は100%である。
【0080】 担体材料、1種またはそれ以上の活性化合物、および場合により助剤および他
の補助剤を含む本発明により製造された混合物は、別個のタンクミックスとして
も存在することができ、そして他の処方物中にも存在することができる。
【0081】 適切な可能な処方物は、下記のものである: 水和剤(WP)、水溶性粉剤(SP)、油または水に基づく懸濁濃縮物(SC
)、水溶性濃縮物(SL)、乳濁液(EC)、マイクロおよびマクロエマルジョ
ン(EW/ME)、例えば水中油滴型および油中水滴型エマルジョン、噴霧液剤
、懸濁エマルジョン(SE)、油混和性液剤、カプセル懸濁剤(CS)、粉剤(
DP)、種子粉衣組成物、散布および土壌施用の顆粒剤、マイクロ顆粒形態の顆
粒剤(GR)、噴霧顆粒剤、コーティング顆粒剤および吸着顆粒剤、顆粒水和剤
(WDG)、水溶性顆粒剤(WSG)、ULV剤、マイクロカプセルおよびワッ
クス。
【0082】 これら個々の処方物タイプは原則として公知であり、そして例えば Winnacker
-Kuechler, “Chemische Technologie" [Chemical Technology], 第7巻, C. Ha
nser Verlag Munich, 第4版, 1986; Wade van Valkenburg, “Pesticide Formu
lations", Marcel Dekker, N.Y., 1973; K. Martens, “Spray Drying" Handboo
k, 第3版, 1979, G. Goodwin Ltd. London に記載されている。
【0083】 処方助剤、例えば不活性材料、界面活性剤、溶剤および他の添加剤も同様に公
知であり、そして例えば Watkins, “Handbook of Insecticide Dust Diluents
and Carriers", 第2版, Darland Books, Caldwell N.J.; H.v.Olphen, “Intro
duction to Clay Colloid Chemistry", 第2版, J. Wiley & Sons, N.Y.; C. Ma
rsden, “Solvents Guide", 第2版, Interscience, N.Y. 1963; McCutcheon's
“Detergents and Emulsifiers Annual", MC Publ. Corp., Ridgewood N.J.; Si
sley および Wood, “Encyclopedia of Surface Active Agents", Chem. Publ.
Co. Inc., N.Y. 1964; Schoenfeldt, “Grenzflaechenaktive Aethylenoxidaddu
kte [Surface-Active Ethylene Oxide Adducts]", Wiss. Verlagsgesell., Stut
tgart 1976; Winnacker-Kuechler, “Chemische Technologie", 第7巻, C. Han
ser Verlag Munich, 第4版, 1986 に記載されている。
【0084】 水和剤は、水に一様に分散可能な調製物であり、そして本発明に係る組み合わ
せならびに希釈剤または不活性物質に加えて、イオニックおよび/またはノニオ
ニックの性質の界面活性剤(湿潤剤、分散剤)、例えばポリエトキシレート化ア
ルキルフェノール、ポリエトキシレート化脂肪アルコール、ポリエトキシレート
化脂肪アミン、脂肪アルコールポリグリコールエーテルスルフェート、アルカン
スルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、リグノスルホン酸ナトリウム、
2,2′−ジナフチルメタン−6,6′−ジスルホン酸ナトリウム、ジブチルナフタレ
ンスルホン酸ナトリウム、またはそのほかにオレイルメチルタウリン酸ナトリウ
ムを含有する調製物である。水和剤を製造するには、活性化合物をハンマーミル
、ファンミルまたはエアージェットミルのような慣用の装置で微粉砕し、そして
処方助剤および本発明により用いられるポリマーと同時または順次に混合する。
【0085】 乳濁液は、活性化合物をポリマーと組み合わせて、有機溶剤、例えばブタノー
ル、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミド、キシレン、またはそのほかに比
較的高沸点の芳香族化合物または炭化水素、またはこれらの有機溶剤の混合物に
、イオニックおよび/またはノニオニックの性質の1種またはそれ以上の界面活
性剤(乳化剤)を添加して溶解することによって製造される。使用できる乳化剤
の例は、アルキルスルホン酸カルシウム、例えばドデシルベンゼンスルホン酸カ
ルシウム、またはノニオニック乳化剤、例えば、パラ−アルキルフェノールエト
キシル化物以外のアルキルアリールポリグリコールエーテル、脂肪酸ポリグリコ
ールエステル、脂肪アルコールポリグリコールエーテル、プロピレンオキシド-
エチレンオキシド縮合生成物、アルキルポリエーテル、ソルビタンエステル、例
えばソルビタン脂肪酸エステル、またはポリオキシエチレンソルビタンエステル
、例えばポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルである。粉剤は、活性化
合物を本発明により使用すべきポリマーと組み合わせて、微粉固体物質、例えば
タルク、天然クレー、例えばカオリン、ベントナイトおよびピロフィライト、ま
たは珪藻土と共に粉砕することによって得られる。
【0086】 懸濁濃縮物は、水ベースまたは油ベースであってよい。これらは、例えば市販
の慣用ビーズミルを用いて、他の処方物タイプにおいて上記で既に述べた界面活
性剤を加えるかまたは加えずに湿式微粉砕することによって製造することができ
る。
【0087】 エマルジョン、例えば水中油滴型エマルジョン(EW)は、例えば撹拌器、コ
ロイドミルおよび/またはスタティックミキサーにより、水性有機溶剤、および
適切ならば、他の処方物タイプにおいて上記で既に述べた界面活性剤を用いて製
造することができる。
【0088】 顆粒剤は、本発明により使用すべきポリマーと組み合わせた活性化合物を吸着
性の粒状不活性材料上に噴霧することにより、またはこの組み合わせを担体、例
えば砂、カオリナイトまたは粒状不活性材料の表面上に、接着剤、例えばペント
ースおよびヘキソースのような糖類、またはさらに鉱油を用いて塗布することに
より製造することができる。本発明により使用すべきポリマーと組み合わせた適
切な活性化合物を、肥料顆粒の製造に慣用される方法で、適切ならば肥料との混
合物として粒状化することもできる。
【0089】 顆粒水和剤は、一般的に慣用法、例えば噴霧乾燥、流動床粒状化、ディスク粒
状化、高速ミキサーを用いる混合および固体不活性材料を用いない押し出しによ
って製造される。
【0090】 ディスク、流動床、押し出しおよび噴霧顆粒の製造については、例えば “Spr
ay-Drying Handbook", 第3版, 1979, G. Goodwin Ltd., London; J.E. Brownin
g, “Agglomeration", Chemical and Engineering 1967, 147頁以下; “Perry's
Chemical Engineer's Handbook", 第5版, McGraw-Hill, New York 1973, 8-57
頁が参照される。
【0091】 農作物保護生成物の処方に関するさらなる詳細については、例えば G.C. Klin
gman, “Weed Control as a Science", John Wiley and Sons, Inc., New York,
1961, 81-96頁および J.D. Freyer, S.A. Evans, “Weed Control Handbook",
第5版, Blackwell Scientific Publications, Oxford, 1968, 101-103頁が参照
される。
【0092】 加えて、本発明に係る組み合わせとの上記の処方物は、個々の場合に慣用され
る粘着付与剤、湿潤剤、分散剤、乳化剤、浸透剤、保存剤、凍結防止剤、溶剤、
充填剤、担体、着色剤、消泡剤、蒸発防止剤、pHおよび粘度調節剤を含むこと
ができる。
【0093】 これらの処方物に基づいて、他の農薬活性化合物、例えば除草剤、殺虫剤、殺
菌剤、そしてまた解毒剤または薬害軽減剤、肥料および/または成長調節剤との
混合物を、例えば完成した処方物の形態で、またはタンクミックスとして使用す
るための形態で製造することもできる。
【0094】 本発明に係る組み合わせは顕著な活性を有する。除草剤をポリマーと組み合わ
せて本発明に係る組み合わせを与えると、これらの組み合わせは、経済上重要な
単子葉および双子葉有害植物の広いスペクトルに対して優れた除草活性を有する
。活性化合物の組み合わせは、種子または根茎からシュートを生じるか、または
地下茎または他の多年生器官を生じる多年生雑草、および防除が困難な多年生雑
草に対しても効果的に作用する。この意味で、本発明に係る組み合わせを播種前
、発生前または発生後に施用するかどうかは重要でない。本発明に係る組み合わ
せは、好ましくは植物の地上部に施用される。本発明に係る組み合わせは、ジャ
ガイモ、ワタおよびヒマワリのような乾燥農作物植物にも適している。
【0095】 除草活性化合物の場合、本発明に係る組み合わせは、例えば下記の有害植物の
防除に使用することができる: シナピス(Sinapis)、ガリウム(Galium)、ステラリア(Stellaria)、マト
リカリア(Matricaria)、ガリンソガ(Galinsoga)、ケノポジウム(Chenopodi
um)、ブラシカ(Brassica)、ウルチカ(Urtica)、セネキオ(Senecio)、ア
マランツス(Amaranthus)、ポルツラカ(Portulaca)、キサンチウム(Xanthiu
m)、コンボルブルス(Convolvulus)、イポメア(Ipomea)、ポリゴヌム(Poly
gonum)、セスバニア(Sesbania)、キルシウム(Cirsium)、カルドゥウス(Ca
rduus)、ソンクス(Sonchus)、ソラヌム(Solanum)、ラミウム(Lamium)、
ベロニカ(Veronica)、アブチロン(Abutilon)、ダツラ(Datura)、ビオラ(
Viola)、モノコリア(Monochoria)、コマリナ(Commalina)、スフェノクレア
(Sphenoclea)、アシノメネ(Aeschynomene)、ヘテランテラ(Heteranthera)
、パパベル(Papaver)、オイフォルビア(Euphorbia)およびビデンス(Bidens
)属の双子葉雑草。
【0096】 アベナ(Avena)、アロペクルス(Alopecurus)、エキノクロア(Echinochloa
)、セタリア(Setaria)、パニクム(Panicum)、ジギタリア(Digitaria)、
ポア(Poa)、エレウシネ(Eleusine)、ブラキアリア(Brachiaria)、ロリウ
ム(Lolium)、ブロムス(Bromus)、シペルス(Cyperus)、エリトリギア(Ely
trigia)、ソルフム(Sorphum)、アペラ(Apera)およびスキルプス(Scirpus
)属の単子葉雑草。
【0097】 本発明に係る組み合わせを含む除草組成物を発芽前に施用すると、雑草の実生
は発生が完全に阻止されるか、または雑草は子葉期に達するまで成長するが、そ
の後の成長は止まり、そして結局は3〜4週間が経過した後で完全に死滅する。
【0098】 本発明に係る組み合わせを含むこれらの除草組成物を発生後に植物の緑色部分
に施用すると、同様に成長は処理後に極めて短時間でぴたりと止まり、やがて雑
草植物は施用した時点の発育状態に留まるか、または遅かれ早かれ一定時間後に
完全に死滅するので、それは収穫の量的および質的損失に関連することであるが
、このようにして雑草による競合(これは農作物植物に対して有害である)は、
本発明に係る新規な組み合わせの採用によって、持続的様式で極めて早い時点で
除去される。
【0099】 本発明に係るこれらの組み合わせは単子葉および双子葉雑草に対して優れた除
草活性を有するが、農作物植物に対する損害は、あるにしても取るに足りない。
【0100】 これらの効果は、特に施用量を減少させ、より広いスペクトルの広葉雑草およ
び細葉雑草を防除し、活性のギャップをふさぐことを可能にし、また、耐性種に
関しては、より速く安全な作用、より長い作用期間、1回のみまたは2〜3回の
施用の使用による有害植物の完全な防除、および複数の活性化合物が同時に存在
する場合は延長した施用周期を可能にする。
【0101】 上記の特性は、農作物を望ましくない競合植物がない状態にしておくため、お
よび収穫の質および量を保護および/または高めるために、雑草の防除にとって
実際に必要である。上記の特性に関し、本発明に係る組み合わせは、従来技術よ
りも著しく優れている。
【0102】 加えて、本発明に係る組み合わせは優れた様式で、そうしなければ耐性の有害
植物の防除を可能にする。
【0103】 それらの農芸化学的特性、好ましくは除草、植物成長調節および薬害軽減特性
により、好ましくは除草組成物に用いられる本発明に係る組み合わせは、公知の
植物または遺伝子工学的に開発される植物の農作物における有害植物を防除する
ために使用することもできる。トランスジェニック植物は特に有利な特性を一般
的に有し、例えば一定の農薬、特に一定の除草剤に対する耐性、植物病または植
物病の原因生物、例えば一定の昆虫または真菌、細菌またはウイルスのような微
生物に対する耐性を有する。他の特別な特性は、例えば収穫産物の量、質、貯蔵
安定性、組成および特定成分に関する。このように、高められた澱粉含有量また
は変更された質の澱粉を有するトランスジェニック植物、または収穫産物の異な
る脂肪酸組成を有するものが知られている。
【0104】 本発明に係る組み合わせを、有用植物および観賞植物の商業上重要なトランス
ジェニック農作物、例えばコムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ、雑穀類、
イネ、カッサバおよびトウモロコシのような穀類、またはそのほかにテンサイ、
ワタ、ダイズ、ナタネ、ジャガイモ、トマト、エンドウおよび他の野菜種に使用
することが好ましい。
【0105】 除草剤、植物成長調節剤および/または薬害軽減剤との本発明に係る組み合わ
せは、除草剤の植物毒効果に対して耐性であるか、または遺伝子工学により耐性
にされた有用植物の農作物に好ましく使用することができる。
【0106】 公知の植物と比較して変更された特性を有する新規な植物を作製するための従
来法は、例えば伝統的な交配法および突然変異の発生からなる。その代わりに、
変更された特性を有する新規な植物は、遺伝工学的方法を用いて生成させること
ができる(例えば EP-A 0 221 044、EP-A 0 131 624 参照)。例えば下記の幾つ
かの場合が記載されている: − 植物中で合成される澱粉を改変するために、農作物植物の遺伝子工学的変
化(例えば WO 92/11367、WO 92/14827、WO 91/19806 参照)、 − グルフォシネート(例えば EP-A 0 242 236、EP-A 0 242 246 参照)また
はグリフォゼート(例えば WO 92/00377)、またはスルホニル尿素(EP-A 0 257 993、US-A 5013659)タイプの一定の除草剤に耐性であるトランスジェニック農
作物植物、 − 植物に一定の有害生物に対する耐性を与えるバチリウス・ツリンギエンシ
ス(Bacillius thuringiensis)毒素(Bt毒素)を産生する能力を有するトラ
ンスジェニック農作物植物(EP-A 0 142 924、EP-A 0 193 259)、 − 変更された脂肪酸組成を有するトランスジェニック農作物植物(WO 91/13
972)。
【0107】 変更された特性を有する新規なトランスジェニック植物の作製を可能にする多
くの分子生物学的技術が、原則として知られている;例えば Sambrook ら, Mole
cular Cloning, A Laboratory Manual, 第2版, Cold Spring Harbor Laborator
y Press, Cold Spring Harbor, NY; または Winnacker “Gene und Klone", VCH
Weinheim 第2版, 1996 または Christou, “Trends in Plant Science", 1 (1
996) 423-431 参照。
【0108】 このような遺伝子工学的操作を行うために、DNA配列の組み換えにより配列
における突然変異発生または配列の変化を引き起こさせるプラスミドに中に核酸
分子を導入することが可能である。上記の標準的手法を用いて、例えば塩基を交
換するか、部分的配列を除去するか、または天然または合成配列を付加すること
が可能である。DNA断片を相互に繋ぐために、これらの断片にアダプターまた
はリンカーを結合させることが可能である。
【0109】 低下した遺伝子産物活性を有する植物細胞は、例えば、少なくとも一つの適切
なアンチセンス−RNA、センス−RNAを発現させて共同抑制効果を達成する
ことによるか、または上記の遺伝子産物の転写物を特異的に切断する少なくとも
一つの適切に構築されたリボザイムを発現させることにより作製することができ
る。
【0110】 この目的には、存在しうるフランキング配列を含む遺伝子産物の全体コード配
列を含むDNA分子、またはコード配列の部分だけを含むDNA分子(これらの
部分は細胞中でアンチセンス効果を引き起こすのに充分に長いことが必要である
)を採用することが可能である。遺伝子産物のコード配列に対して高度の相同性
を有するが完全に同一ではないDNA配列を使用することも可能である。
【0111】 植物中で核酸分子を発現させる場合に、合成タンパク質を植物細胞の任意の所
望区画中に局在化させることができる。しかしながら一定区画中の局在化を達成
するために、例えば一定区画中の局在化を保証するDNA配列にコード領域を結
合させることができる。このような配列は当業者に公知である(例えば Braun
ら, EMBO J. 11 (1992), 3219-3227; Wolter ら, Proc. Natl. Acad. Sci. USA
85 (1988), 846-850; Sonnewaldt ら, Plant J. 1 (1991), 95-106 参照)。
【0112】 トランスジェニック植物細胞を、公知の技術を用いて植物全体に再生させるこ
とができる。トランスジェニック植物は、原則として任意の所望の植物種の植物
、すなわち単子葉および双子葉植物の両者であってよい。
【0113】 このようにして、同種(=自然)遺伝子または遺伝子配列の過剰発現、抑制ま
たは阻害によるか、または異種(=異質)遺伝子または遺伝子配列の発現により
改変された特性を有するトランスジェニック植物を得ることが可能である。
【0114】 本発明に係る組み合わせは、スルホニル尿素、グルフォシネート-アンモニウ
ムまたはグリフォゼート−イソプロピルアンモニウムおよび類似の活性化合物か
らなる群からの除草剤に耐性であるトランスジェニック農作物に好ましく用いる
ことができる。
【0115】 本発明に係る組み合わせ、特に除草組成物における組み合わせをトランスジェ
ニック農作物に使用すると、他の農作物で観察しうる有害植物に対する効果に加
えて、それぞれのトランスジェニック農作物への施用に対して特異的な効果、例
えば変更または特異的に拡大された防除できる雑草のスペクトル;施用に使用し
うる変更された施用量;トランスジェニック農作物が耐性である除草剤との好ま
しく良好な混和性または適合性;およびトランスジェニック農作物植物の成長お
よび収率に対する効果が、しばしばある。
【0116】 さて、本発明を以下の実施例においてさらに説明する。 実施例1〜17は、活性化合物と適切な担体との組み合わせを説明する。
【0117】実施例1 10.7gのフェノキサプロプ-p-エチル(93.6% D+)を 40.0[lacu
na]の Solvesso(登録商標) 200 に熔解し、そして30%の Voranate(登録商標
) M220(Dow Chemicals, 工業グレードのメチレンビス(フェニルイソシアネート
))を完全に均質になるまで撹拌混合した。さらに、2.0gの Mowiol(登録商標
) 3-83(Clariant, ポリビニルアルコール)、1.8gの Genapol(登録商標) V4
829(Clariant, エチレンオキシド/プロピレンオキシドコポリマー)、0.5%
の Morwet(登録商標) D425 (Witco, ナフタレンスルホン酸/ホルムアルデヒド
縮合物)、0.1gの Rodorsil(登録商標) 432(Rhodia, シリコーンに基づく消
泡剤)、0.1gの Mergal(登録商標) K9N(保存剤)および36.3gの水を含
む水溶液を調製した。最初にこの水相を、滴下ロートおよび撹拌モーター/パド
ル撹拌器を備えた250mlの3頚フラスコに入れ、そして激しく撹拌しながら
上記の有機相をできるだけすばやく加えた。
【0118】 約0.5時間ののち、撹拌器の速度を低下させ、そして2gの水中の1.5gの
ヘキサメチレンジアミンの水溶液をシリンジから迅速に計量添加した。その後し
ばらくして、4.0gの工業グレードのグリセロールを加えた。 同じ速度で撹拌を室温で4時間続け、そして出来上がったマイクロカプセルを
除去した。 これは、10%のフェノキサプロプ-P-エチルを含むマイクロカプセル分散液
を与えた。粘度は600mPa・s(100秒)、平均カプセル直径は3μmであ
った。
【0119】実施例2〜14 実施例1と同様にして下記のマイクロカプセル分散液を得ることができる。
【0120】
【表5】
【0121】実施例15 フェノキサプロプ−P−エチルのEC処方物の製造 8.2%のフェノキサプロプ−P−エチル、53%の Solvesso(登録商標)、1
6%のN−メチルピロリドン、8.4%の Genapol(登録商標) X-060、6.5%の
Emulsagen 1816、3.2%のフェニルスルホネートCa 70 および4.3%の Ed
enol(登録商標) D-81 を互いに混合する。
【0122】実施例16 5,5−ビフェニル−2−イソキサゾリン−3−カルボン酸のEC処方物の製造 8%の 5,5−ビフェニル−2−イソキサゾリン−3−カルボン酸、53.5%
の Solvesso(登録商標)、16.1%のN−メチルピロリドン、8.4%の Genapo
l(登録商標) X-060、6.5%の Emulsagen 1816、3.2%のフェニルスルホネー
トCa 70 および4.3%の Edenol(登録商標) D-81 を組み合わせて混合する。
【0123】実施例17 メフェンピル−ジエチルのEC処方物の製造 8%のメフェンピル−ジエチル、53.5%の Solvesso(登録商標)、16.1
%のN−メチルピロリドン、8.4%の Genapol(登録商標) X-060、6.5%の E
mulsogen 1816、3.2%のフェニルスルホネートCa 70 および4.3%の Eden
ol(登録商標) D-81 を組み合わせて混合する。
【0124】 実施例18〜21は、本発明に係る組み合わせを含む活性化合物処方物の施用
を説明する。
【0125】 これらの実施例18〜21において、単子葉および双子葉の有害植物および有
用植物の種子または根茎片を、9〜13cmの直径を有するポットに入れた砂質ロ
ーム土壌に置き、そして覆土した。ポットは最適条件下で温室内に入れておいた
。2〜3葉期に、すなわち栽培を開始したのち約3週間で、水性の分散液または
懸濁液またはエマルジョンの形態の本発明に係る組み合わせで試験植物を処理し
、そして300l/haの水施用量(換算)を用いて植物の緑色部分に噴霧した
。植物をさらに栽培するために、ポットを最適条件下で温室に入れておいた。有
用植物および作物植物に対する損害の肉眼採点を、処理後2〜3週間に行った。
【0126】実施例18 実施例2の処方物(60g/ha)および実施例17の処方物(15g/ha)を一緒
に、雑草防除のために、コムギの農作物に施用する。本発明に係る担体組み合わ
せを含まない同じ処方物と比較して、より良好な細葉雑草の防除が観察される。
【0127】実施例19 実施例2の処方物(30g/ha)を実施例15の処方物(30g/ha)および実施
例17の処方物(15g/ha)と混合し、雑草防除のために、コムギの農作物に施
用する。同じ活性化合物を含むが本発明に係る組み合わせではない処方物の場合
よりも、良好な細葉雑草の防除が観察される。
【0128】実施例20 実施例2の処方物(60g/ha)および実施例16の処方物(60g/ha)を含む
混合物を、細葉雑草および広葉雑草の防除のために、イネの農作物に施用する。
同じ活性化合物組み合わせを含むが本発明に係る組み合わせではない処方物と比
較して、より良好な細葉雑草/広葉雑草の防除が観察される。
【0129】実施例21 実施例15の処方物(60g/ha)、実施例11の処方物(15g/ha)および実
施例5の処方物(300g/ha)の混合物を、細葉雑草および広葉雑草の防除のた
めに、コムギの農作物に施用する。同量の同じ活性化合物を含むが本発明に係る
組み合わせではない処方物と比較して、より良好な細葉雑草および広葉雑草の防
除が観察される。
【0130】実施例22 実施例15の処方物(60g/ha のフェノキサプロプ−P−エチル)、実施例
16の処方物(60g/ha のイソキサジフェン-エチル)および実施例1の処方物
(40g/ha のフェノキサプロプ−P−エチル)の混合物を、雑草防除のために
、イネの農作物に施用する。同量の同じ活性化合物を含むが本発明に係る組み合
わせではない処方物と比較して、より良好な細葉雑草および広葉雑草の防除が観
察される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 39/04 A01N 39/04 A 43/56 43/56 E 43/76 101 43/76 101 43/80 101 43/80 101 B01J 13/06 C05G 3/00 101 13/16 3/02 C05G 3/00 101 B01J 13/02 D 3/02 E (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CN,CO,CR,CU,CZ,DM,DZ,EE ,GD,GE,HR,HU,ID,IL,IN,IS, JP,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,L T,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MX,NO ,NZ,PL,RO,RU,SG,SI,SK,TJ, TM,TT,UA,US,UZ,VN,YU,ZA (72)発明者 ゲーアハルト・フリシュ ドイツ連邦共和国61273ヴェールハイム. ヴェスターヴァルトシュトラーセ7 (72)発明者 ヨッヒェン・ヴュルツ ドイツ連邦共和国55411ビンゲン・アム・ ライン.グローセホール3エフ (72)発明者 ウードー・ビッケルス ドイツ連邦共和国49835ヴィートマルシェ ン.ズュートシュトラーセ2 (72)発明者 エルヴィーン・ハッカー ドイツ連邦共和国65239ホーホハイム.マ ルガレーテンシュトラーセ16 (72)発明者 トーマス・アウラー ドイツ連邦共和国65812バートゾーデン. ボナーシュトラーセ15 (72)発明者 アールヴァロ・メレンデス ドイツ連邦共和国65824シュヴァールバハ. ズルツバハーシュトラーセ16 (72)発明者 デトレフ・ハーゼ ドイツ連邦共和国65929フランクフルト. ドロセルヴェーク3 Fターム(参考) 4G005 AA01 AB25 BA02 BA05 BB06 BB09 BB12 BB15 DB01Z DB06Z DC26X DC41X DD34Z DD37Z DD38Z DD39Z DE08 EA02 4H011 AB01 AB02 BA01 BB06 BB09 BB10 BC01 BC04 BC07 BC09 BC18 BC19 DA06 DA15 DA16 DH02 DH03 DH05 DH07 4H061 AA01 DD07 DD08 DD18 EE25 EE29 FF16

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 担体材料により取り囲まれた農芸化学活性化合物および少な
    くとも1種の他の農芸化学化合物を含む混合物における拮抗性相互作用を抑制す
    るための、農芸化学活性化合物およびこの活性化合物を取り囲む担体の組み合わ
    せの使用。
  2. 【請求項2】 活性化合物が除草剤、殺菌剤、殺虫剤、成長調節剤、薬害軽
    減剤、軟体動物駆除剤、ダニ駆除剤および殺線虫剤、特に除草剤、薬害軽減剤、
    成長調節剤、殺虫剤および殺菌剤からなる群から選択される、請求項1に記載の
    使用。
  3. 【請求項3】 除草剤がALS阻害剤、例えばスルホニル尿素、ヒドロキシ
    ベンゾニトリル、好ましくはブロモキシニルおよびイオキシニル、ベンタゾン、
    アリールオキシアルキルカルボン酸、好ましくはMCPA、2,4−D、CMPP
    、2,4−DP、2,4−DB、(ヘテロ)アリールオキシアリールオキシアルキルカル
    ボン酸、好ましくはフェノキサプロプ−P−エチル、ジクロフォプ、クロジナフ
    ォプ−プロパルギル、フルアジフォプ、HPPDO阻害剤、好ましくはメソトリ
    オンまたはスルホトリオン、トリアジン類、シクロヘキサンジオンオキシム、好
    ましくはセトキシジム、クレトジムまたはトリアルコキシジムからなる群から選
    択され、成長調節剤がインドリル酢酸、インドリル酪酸およびオーキシン類から
    なる群から選択され、薬害軽減剤がメフェンピル-ジエチルおよび5,5−ビフェニ
    ル−2−イソキサゾリン−3−カルボン酸からなる群から選択される、請求項2
    に記載の使用。
  4. 【請求項4】 担体材料が合成または天然由来の有機性または無機性の材料
    、好ましくは天然または合成由来のポリマー、ワックス、シリケート、アルミノ
    シリケート、アルミナおよびこれらの材料に基づく鉱物からなる群から選択され
    る、請求項1〜3の何れかに記載の使用。
  5. 【請求項5】 活性化合物が担体としてのマイクロカプセルにより、好まし
    くはポリ尿素、ポリウレタン、ポリアミド、メラミン樹脂、ゼラチン、ワックス
    および/または澱粉から構成されたマイクロカプセルにより取り囲まれている、
    請求項4に記載の使用。
  6. 【請求項6】 ポリウレタンおよびポリ尿素がイソシアネートプレポリマー
    、好ましくはトルエン 2,4−ジイソシアネート、トルエン 2,6−ジイソシアネー
    ト、メチレンビス(フェニルイソシアネート)またはヘキサメチレンジイソシアネ
    ートから製造される、請求項5に記載の使用。
  7. 【請求項7】 マイクロカプセルが界面重縮合またはコアセルベーションに
    より製造される、請求項5または6に記載の使用。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかに記載の組み合わせ、および農芸化学
    活性化合物、界面活性剤、肥料および慣用の助剤からなる群からの少なくとも1
    種の他の成分を含む処方物。
  9. 【請求項9】 除草剤および担体材料の組み合わせを薬害軽減剤および/ま
    たは成長調節剤と一緒に含む、請求項8記載の処方物。
  10. 【請求項10】 請求項1〜7の何れかに記載の組み合わせまたは請求項8
    または9に記載の処方物を本来知られている手段で施用することを含む、有害生
    物、特に有害植物の防除方法。
  11. 【請求項11】 活性化合物を、本来知られている慣用法により、好ましく
    は溶解、撹拌または混合により適切な支持体と組み合わせることを含む、請求項
    1〜7の何れかに記載の組み合わせまたは請求項8または9に記載の処方物の製
    造方法。
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