JP2003531058A - アクセルペダルモジュール - Google Patents

アクセルペダルモジュール

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JP2003531058A
JP2003531058A JP2001578229A JP2001578229A JP2003531058A JP 2003531058 A JP2003531058 A JP 2003531058A JP 2001578229 A JP2001578229 A JP 2001578229A JP 2001578229 A JP2001578229 A JP 2001578229A JP 2003531058 A JP2003531058 A JP 2003531058A
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friction
spring
accelerator pedal
lever
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マイアー ディルク
ヒュスゲス マリオ
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Abstract

(57)【要約】 駆動機械の出力を制御するための、運転者の足により操作される発生器では、心地良い走行感覚を達成する目的で摩擦ヒステリシスを形成するために摩擦エレメントが設けられる。ここで提案されるアクセルペダルモジュール(1)では、ペダルレバー(3)の支承が摩擦ヒステリシスの形成とは完全に別個に独立して行われる。これにより、ペダルレバー(3)の特に良好な、特に安定した、遊びなしの支承が得られ、そして摩擦ヒステリシスを形成するためのブレーキインサート(10)が特に簡単に製造可能となる。当該アクセルペダルモジュールは、車両の駆動機械の出力を制御するために使用されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 背景技術 本発明は、請求項1の上位概念部に記載の形式のアクセルペダルモジュールも
しくは請求項12の上位概念部に記載の形式のアクセルペダルモジュールから出
発する。
【0002】 特開昭60−99729号公報には、保持構造体に旋回可能に支承されたペダ
ルレバーと、このペダルレバーの角度位置を検出しかつ相応する電気的な信号を
供給するセンサと、ペダルレバーを休止位置へ戻すための戻しばね装置とを備え
たアクセルペダルモジュールが開示されている。支承ピンを介して、ペダルレバ
ーを極めて良好にかつ精密に、しかも遊びなしに、車両ボディに固定された保持
構造体に支承することができる。
【0003】 特開昭60−99729号公報に開示されているアクセルペダルモジュールか
ら出発して、本発明の課題は、ペダルレバーが精密に支承されていて、ペダルレ
バーの操作時に摩擦ヒステリシスが発生することを達成することである。この場
合、この摩擦ヒステリシスは簡単な手段によって達成されかつ正確に規定可能と
なることが望ましい。さらに付加的に、ペダルレバーの操作量が増大するにつれ
て摩擦ヒステリシスが増大することが達成されることが望ましい。
【0004】 米国特許第5408899号明細書に開示されているペダル装置では、摩擦を
発生させる目的で複数のスペーサ部材が設けられており、これらのスペーサ部材
には戻しばねの巻き条が支持されている。ペダルレバーの運動時には、スペーサ
部材と戻しばねとの間に相対運動が発生する。これにより、スペーサ部材と支承
ピンとの間の摩擦ならびにスペーサ部材同士の間の摩擦、さらにスペーサ部材と
戻しばねとの間の摩擦も発生する。このような極めて手間のかかる構造において
不都合となるのは、摩擦が各構成部分の寸法公差に極めて大きく依存しているこ
とである。さらに、別の不都合はスペーサ部材と戻しばねとの間の摩擦である。
なぜならば、これにより、安全性にとって重要な構成部分である戻しばねが、長
時間の使用時に特に容易に故障してしまう恐れがあるからである。さらに別の不
都合は、摩擦が戻し力に対する直接的な関係にないことである。
【0005】 国際公開第97/12780号パンフレットに開示されているアクセルペダル
モジュールでは、ペダルレバーに、比較的大きな半径を有する半円体が設けられ
ていて、保持構造体が支承シェルを有しており、この支承シェル内にペダルレバ
ーの半円体が支承されている。半円体の半径と支承シェルの半径とは、所望の摩
擦を達成するために比較的大きく形成されていなければならない。このような構
造における欠点は、ペダルレバーの支承と、所望の摩擦の形成とが直接に同じ個
所で行われることである。半円体と支承シェルとの間に設けられた摩擦面は摩擦
力を形成するために働くだけでなく、ペダルレバーを支承するためにも働くので
、これらの摩擦面の形状精度ならびに表面品質および同心性に対して極めて高い
要求が課せられなければならない。言い換えれば、支承個所がペダルレバーを支
承するために働くだけでなく、摩擦を形成するためにも働くので、構造上の構成
において、支承の観点だけでなく、摩擦の観点も考慮されなければならない。こ
れにより、妥協が図られなければならなくなり、これにより構造全体がやや不安
定となり、ペダルレバーは特に精密には支承されなくなる。このことは電気的な
信号の発生時に高い分解能で検出され得る。また、公知のアクセルペダルモジュ
ールを製造するためにかかる手間も、かなり大きくなってしまう。
【0006】 ドイツ連邦共和国特許出願公開第4426549号明細書に開示されているア
クセルペダルモジュールでは、ペダルレバーが、摩擦ライニングを備えた2つの
短いシェル形円弧体内に支承されている。シェル形円弧体は十分な摩擦を達成す
る目的で、比較的大きな直径を有している。シェル形円弧体の大きな直径に基づ
き、かつシェル形円弧体が比較的短く形成されているという理由で、ペダルレバ
ーのこのような支承形式ではペダルレバーの支承部がかなり不安定となることを
認めざるを得ない。それゆえに、このようなアクセルペダルモジュールでは、精
密な電気信号はほとんど期待され得ない。
【0007】 発明の利点 請求項1の特徴部に記載の特徴もしくは請求項12の特徴部に記載の特徴を有
する本発明によるアクセルペダルモジュールには、従来のものに比べて次のよう
な利点がある。すなわち、僅かな手間をかけるだけで、保持構造体におけるペダ
ルレバーの精密な支承を達成することができ、そして、ペダルレバーの、操作さ
れた旋回角度に関連した摩擦力を達成することができる。特別な利点としては、
摩擦力の発生が簡単な手段によって達成されることが挙げられる。特に好都合と
なるのは、ペダルレバーの支承と、摩擦力の形成とが、互いに独立した別個の手
段を用いて行われることである。ペダルレバーを支承するための手段と、摩擦力
を形成するための手段とは、それぞれそれ自体、それぞれの目的に合わせて最適
に設計され得る。これにより、ペダルレバーの高度の支承精度を達成することが
できる。ペダルレバーの精密な支承には、ペダルレバーの位置を表す精密な電気
信号が形成可能となるという利点がある。
【0008】 請求項2〜請求項11ならびに請求項13以下に記載の手段により、請求項1
もしくは請求項12に記載のアクセルペダルモジュールの有利な改良が可能とな
る。
【0009】 2つの摩擦面と2つの摩擦エレメントとが設けられていると、次のような利点
が得られる。すなわち、ペダルレバーの支承部を支承個所の範囲でほぼ対称的に
形成することができ、これによりペダルレバーの支承精度をなお一層改善するこ
とができる。特に、両摩擦面および両摩擦エレメントを、ペダルレバーの長手方
向で見て対称的に設けることができる。
【0010】 横方向ウェブを用いると、両摩擦エレメントを極めて簡単に互いに結合するこ
とができる。また、戻しばね装置は横方向ウェブに作用することができる。これ
により、構造は全体的に単純となり、そして戻しばね装置のばね力を両摩擦エレ
メントに均一に分配することが達成されるので有利である。
【0011】 連結レバーを用いると、戻しばね装置のばね力を摩擦エレメントに有利に伝達
することができる。
【0012】 連結レバーが一体ジョイント式(einstueckig−gelenkig
)に保持構造体に枢着結合されると、より少数の構成部分を互いに嵌め合わせる
だけで済むようになるという利点が得られる。
【0013】 連結レバーが摩擦エレメントに一体ジョイント式に枢着結合されていると、摩
擦エレメントと連結レバーとを一緒に製造することができるようになるという利
点が得られる。また、アクセルペダルモジュールの組立て時には、より少数の構
成部分を互いに嵌め合わせるだけで済むようになる。
【0014】 実施例の説明 本発明により形成されたアクセルペダルモジュール1は、種々の駆動機械を制
御するために使用することができる。駆動機械とは、たとえばフラップ式のスロ
ットルバルブがアクチュエータモータによって調節されるようなオットー機関で
ある。この場合には、アクセルペダルモジュール1が電気的な信号を送出するた
めに働き、この電気的な信号はスロットルバルブを調節するアクチュエータモー
タに供給される。しかし、駆動機械はたとえばディーゼル機関または電動モータ
であってもよい。この場合にも、アクセルペダルモジュール1によって電気的な
信号が送出され、この電気的な信号は相応して変換されて、駆動機械の出力を制
御する。
【0015】 アクセルペダルモジュール1は直接に自動車運転者の行動範囲内で、自動車の
車両部分に取り付けられていると有利である。アクセルペダルモジュール1のペ
ダルレバー3はしばしば「アクセル」とも呼ばれる。
【0016】 全ての図面において、同一の構成部分または同一作用を有する構成部分には、
同じ符号が付与されている。反対のことが特記もしくは図示されていない限りは
、1つの図面につき説明した事項は別の図面においても適用されるものとする。
また、特に別記しない限りは、種々の実施例の個々の特徴は互いに組み合わせ可
能である。
【0017】 図1、図2および図3には、優先的に選び出された、特に有利な第1実施例が
示されている。図1には、アクセルペダルモジュール1の縦断面図が示されてい
る。図1は、図3に示したアクセルペダルモジュール1を図3のI−I線に沿っ
て断面して矢印の方向で見た図に相当している。図2には、アクセルペダルモジ
ュール1に設けられたブレーキインサート10がアクセルペダルモジュール1内
へ組み込まれる前の状態で図示されている。図3には、アクセルペダルモジュー
ル1の横断面図が示されている。図3は、図1に示したアクセルペダルモジュー
ル1を図1のIII−III線に沿って断面して矢印の方向で見た図に相当して
いる。
【0018】 アクセルペダルモジュール1は保持構造体2とペダルレバー3とを有している
。保持構造体2はハウジング状に形成されている。保持構造体2は底面側2aと
、背面側2bと、上面側2cと、第1の側壁2dと、第2の側壁2eと、開口部
2fとを有している。ペダルレバー3は踏みプレート3aと、ペダルアーム3b
と、支承範囲3cとを有している。支承範囲3cの側方では、ペダルレバー3の
長手方向に対して直交する方向で、この支承範囲3cから張り出すように第1の
突出部3dと第2の突出部3eとが突出している。ペダルレバー3の支承範囲3
cには、孔3gが設けられており、そして保持構造体2の両側壁2d,2eには
、ハウジング孔2gが貫通している。保持構造体2のハウジング孔2gと、ペダ
ルレバー3の孔3gとには、支承ピン6が挿入されている。この支承ピン6はペ
ダルレバー3の支承範囲3c内へプレス嵌めにより組み込まれていて、保持構造
体2の第1の側壁2dと第2の側壁2eとには、軽度のプレス嵌めにより組み込
まれている。支承ピン6により、ペダルレバー3が、ぐらつきを生じることなく
精密かつ正確に保持構造体2に旋回可能に支承されていることが確保されている
【0019】 保持構造体2は自動車のボディ部分8に固定されている。ペダルレバー3の支
承範囲3cは、ハウジング状の保持構造体2の内部に位置している。ペダルレバ
ー3のペダルアーム3bは開口部2fを通じて保持構造体2から突出している。
ペダルアーム3bの突出した端部には、踏みプレート3aが設けられている。
【0020】 アクセルペダルモジュール1には、ブレーキインサート10が設けられている
。図2には、このブレーキインサート10が単独で斜めから見た斜視図で示され
ている。
【0021】 図1、図2および図3に図示した第1実施例では、ブレーキインサート10が
主として第1の摩擦エレメント11と、第2の摩擦エレメント12と、横方向ウ
ェブ14とから成っている。第1の摩擦エレメント11は、ベース側の枢着部1
1aと、摩擦範囲11bと、ばね側の枢着部11cとを有している。摩擦範囲1
1bは、両枢着部11a,11cの間の区間のほぼ中間に位置している。第2の
摩擦エレメント12は第1の摩擦エレメント11に対して鏡像対称的に形成され
ていて、第1の摩擦エレメント11に対して平行に作用する。第2の摩擦エレメ
ント12はベース側の枢着部12aと、摩擦範囲12bと、ばね側の枢着部12
cとを有している。第2の摩擦エレメント12の摩擦範囲12bは両枢着部12
a,12cの間の区間のほぼ中間に位置している。横方向ウェブ14は第1の摩
擦エレメント11のばね側の枢着部11cと、第2の摩擦エレメント12のばね
側の枢着部12cとを結合している。両摩擦エレメント11,12の間の中央で
は、横方向ウェブ14に盲孔の形に形成されたばね枢着部16が設けられている
。横方向ウェブ14は、ばね側の枢着部11cをばね側の枢着部12cに結合し
ている。特に図2から判るように、図1、図2および図3に示した第1実施例で
は、両摩擦エレメント11,12と横方向ウェブ14とを有するブレーキインサ
ート10が全体的に一体の構成部分として形成されている。ブレーキインサート
10全体を1つの共通の型内で一緒に射出成形により製造することができる。
【0022】 保持構造体2には、ペダルレバー3とは反対の側に向けられた保持面18が設
けられている。
【0023】 ペダルレバー3の第1の突出部3dには、支承ピン6に対して同心的に延びる
摩擦面21が設けられている。ペダルレバー3の第2の突出部3eには、支承ピ
ン6に対して同心的に第2の摩擦面22が設けられている。
【0024】 第1の摩擦エレメント11のベース側の枢着部11aは、保持構造体2に設け
られた保持面18に固定されている。言い換えれば、このベース側の枢着部11
aと保持面18とは、第1の摩擦エレメント11が保持構造体2に懸吊されかつ
保持構造体2によりしっかりと保持され得るように設けられている。ペダルレバ
ー3に設けられた摩擦面21は、保持構造体2の底面側2aから離れる方向に向
けられている。第1の摩擦エレメント11の摩擦範囲11bは、ペダルレバー3
の摩擦面21に接触している。第1の摩擦エレメント11のベース側の枢着部1
1aとばね側の枢着部11cとは、摩擦面21を超えて張り出すように延びてい
る。摩擦面21と摩擦範囲11bとは、ベース側の枢着部11aとばね側の枢着
部11cとの間に位置している。
【0025】 ペダルレバー3は、操作されていない休止位置Rと、完全に操作された終端位
置Eとの間で移動可能である。ペダルレバー3は休止位置Rで図示されている。
付加的に図1には、ペダルレバー3が終端位置Eに位置している場合のペダルレ
バー3の個々の範囲が破線で図示されている。
【0026】 アクセルペダルモジュール1は戻しばね装置24を有している。この戻しばね
装置24は、ペダルレバー3に作用する第1の作用側24aと、両摩擦エレメン
ト11,12のばね側の枢着部11cおよびばね側の枢着部12cに作用する第
2の作用側24bとを有している。ペダルレバー3には、ばね枢着部26が設け
られている。このばね枢着部26は盲孔の形に形成されており、したがって戻し
ばね装置24の一部を収容しかつ戻しばね装置24を案内するために十分なスペ
ースを形成している。両ばね枢着部16,26を形成する両盲孔は、互いにほぼ
整合している。戻しばね装置24は、コイル状に巻成された1つの圧縮ばねの形
を有している。また、戻しばね装置24は相並んで平行に作用する複数の個別ば
ねから成っていてもよい。戻しばね装置24の第1の作用側24aは、ばね枢着
部26の盲孔内に位置しており、第2の作用側24bは、ばね枢着部16の盲孔
内に位置している。
【0027】 戻しばね装置24はペダルレバー3を、操作されていない休止位置Rへ向かっ
て押圧している。
【0028】 戻しばね装置24の第2の作用側24bは、横方向ウェブ14とばね側の枢着
部11cとを介して、第1の摩擦エレメント11の摩擦範囲11bを、ペダルレ
バー3に設けられた摩擦面21に圧着させている。保持構造体2に設けられた保
持面18は、戻しばね装置24がばね側の枢着部11cを負荷している力とほぼ
同じ大きさの力で第1の摩擦エレメント11のベース側の枢着部11aを保持し
ている。ベース側の枢着部11aを介して第1の摩擦エレメント11に作用する
力と、ばね側の枢着部11cを介して作用する力とは、ベクトル的に加算されて
、第1の摩擦エレメント11の摩擦範囲11bをペダルレバー3の摩擦面21に
圧着させる力を生ぜしめる。ブレーキインサート10の摩擦範囲11bをペダル
レバー3の摩擦面21に圧着させる力に基づき、ペダルレバー3の操作時では、
ペダルレバー3の運動とは逆向きの摩擦力が生ぜしめられる。
【0029】 図10には、操作力Fがペダル操作時のストロークsとの関係で示されている
。操作力Fは、ペダルレバー3が操作される間に踏みプレート3aに作用する力
である。ペダルレバー3が休止位置Rから終端位置Eへ向かって操作される場合
、操作力Fは、ペダルレバー3が、操作された終端位置Eから休止位置Rへ向か
って戻し操作される際に生じる操作力Fよりも著しく大きく形成されている。図
10には、斜めに延びる上側の線により、ペダルレバー3が休止位置Rから終端
位置Eへ向かって操作される際の操作力Fが示されており、そして斜めに延びる
下側の線により、ペダルレバー3が、操作された終端位置Eから休止位置Rへ向
かって操作される際の操作力Fが示されている。
【0030】 休止位置Rの範囲では、戻しばね装置24があまり緊縮されておらず、それゆ
えに戻しばね装置24により加えられる力は、ペダルレバー3が終端位置Eに位
置する場合に戻しばね装置24により加えられる力よりも小さく形成されている
ので、ペダルレバー3が休止位置Rの範囲に位置している際の摩擦力は、ペダル
レバー3が終端位置Eの範囲に位置している際の摩擦力よりも小さく形成されて
いる。このことは図10にも描かれている。すなわち、図10の線図から判るよ
うに、斜めに延びる上側の線と、斜めに延びる下側の線との間の間隔は、休止位
置Rの範囲においては、操作された終端位置Eの範囲におけるよりも著しく小さ
く形成されている。このことは、ペダルレバー3が操作される際に運転者の足に
とって望ましい、特に心地良い操作感覚をもたらす。
【0031】 ブレーキインサート10は第2の摩擦エレメント12の範囲においても、第1
の摩擦エレメント11の範囲と同様の形式に形成されており、第2の摩擦エレメ
ント12は第1の摩擦エレメント11と同様の形式でペダルレバー3に作用する
【0032】 保持構造体2には、センサ28が取り付けられている。このセンサ28はセン
サレバー(図示しない)を有している。このセンサレバーの運動はペダルレバー
3の運動に連動結合されている。センサレバーの位置もしくはペダルレバー3の
位置に応じて、センサ28は電気的な線路(図示しない)を介して、電子制御装
置(図示しない)へ電気的な信号を供給する。この電子制御装置は、たとえば駆
動機械の出力を制御することのできるスロットルバルブ(図示しない)を制御す
る。センサ28とペダルレバー3との間の結合は、たとえば国際公開第97/1
2780号パンフレットに詳細に記載されている手段により行われる。
【0033】 第1の摩擦エレメント11は少なくともその真ん中の範囲で、つまり摩擦範囲
11bの範囲で、かなり曲げ軟質(biegeweich)に形成されており、
これにより摩擦範囲11bは戻しばね装置24の力によって摩擦面21に良好に
密着する。このことは、摩擦面21の形状精度および同心性に対して、極めて低
い要求が課せられるだけで済むという利点を提供する。第1の摩擦エレメント1
1の製造および形状精度に対しても、極めて低い要求が課せられるだけで済む。
このことには、極めて小さな手間をかけるだけで両摩擦面21,22を製造する
ことができるという利点がある。両摩擦エレメント11,12も、極めて簡単な
製造方法を用いて極めて簡単に製造することができる。それゆえに、ペダルレバ
ー3ならびにブレーキインサート10も、あまり手間のかからない方法、たとえ
ば射出成形法によって製造することができる。引き続いて、摩擦面21,22を
後加工すること、あるいはまた両摩擦エレメント11,12を後加工することは
必要にならない。
【0034】 図3、図4、図5および図6には、優先的に選び出された、特に有利な第2実
施例が示されている。
【0035】 図3は第1実施例に対しても、第2実施例に対しても適用される。図3に示し
た切断平面は、図4においてもIII−III線でマーキングされている。図4
には、アクセルペダルモジュール1の縦断面図が示されている。図4に示した切
断平面は図3においてI−I線で、図6においてIV−IV線で、それぞれマー
キングされている。図5には、第2実施例のブレーキインサート10が単独で図
示されている。図6には、アクセルペダルモジュール1の部分断面図が示されて
いる。図6は、図4に示したアクセルペダルモジュール1を図4のVI−VI線
に沿って断面して矢印の方向で見た図に相当している。
【0036】 図2に示したブレーキインサート10とは異なり、図5に示した第2実施例に
よるブレーキインサート10は全体的に一体には形成されていない。第2実施例
によるブレーキインサート10は、それぞれ別個の第1の摩擦エレメント11と
、第2の摩擦エレメント12と、横方向ウェブ14とを互いに差し合わせること
により組み立てられる。
【0037】 第2実施例では、ブレーキインサート10のベース側の枢着部11a,12a
の範囲は、第1実施例の場合と同様の形式で保持構造体2に結合されている。
【0038】 第2実施例では、横方向ウェブ14に、段付けされて形成された貫通開口14
aと、同じく段付けされて形成された貫通開口14bとが設けられている。貫通
開口14aは、保持面30が形成されるように段付けされて延びている。この保
持面30はペダルレバー3とは反対の側へ向けられている。第1の摩擦エレメン
ト11のばね側の枢着部11cはフック状に形成されている。このばね側の枢着
部11cの寸法は、この枢着部11cが軽度のプレス嵌めによって貫通開口14
a内に圧入され得るように設定されている。貫通開口14aからばね側の枢着部
11cを再び引き抜くことは事実上不可能である。なぜならば、この場合、フッ
ク状に形成されたばね側の枢着部11cが、横方向ウェブ14に設けられた保持
面30に支持されるからである。第2の摩擦エレメント12も第1の摩擦エレメ
ント11と同様の形式で横方向ウェブ14に結合されている。
【0039】 ブレーキインサート10は、極めて簡単に製造可能な両摩擦エレメント11,
12と横方向ウェブ14とを簡単に差し合わせることによって組み立てることが
できる。
【0040】 図7には、優先的に選び出された、特に有利な第3実施例の部分断面図が示さ
れている。
【0041】 図7に示した断面は、第2実施例における図6に示した断面にほぼ相当してい
る。図7に図示されていない個々の構成は、第1実施例および第2実施例につき
説明した構成にほぼ相当している。
【0042】 図7に示した第3実施例では、保持構造体2に連結レバー33が一体成形され
ている。この連結レバー33は保持構造体2と一緒に1つの共通の型内で鋳造技
術または注型技術により製造することができる。
【0043】 連結レバー33は、極めて小幅の範囲でしか保持構造体2に結合されていない
。これにより、この小幅の範囲には、連結レバー33と保持構造体2との間の一
体ジョイント式の結合部35が形成されている。この一体ジョイント式の結合部
35は連結レバー33の一方の端部に設けられており、連結レバー33の他方の
端部には、貫通開口14aが設けられている。一体ジョイント式の結合部35は
連結レバー33と保持構造体2との間のヒンジとして働く。連結レバー33に設
けられた貫通開口14a内には、特に第2実施例において図5につき説明したよ
うに、摩擦エレメント11のばね側の枢着部11cが差し込まれている。
【0044】 ばね枢着部16は連結レバー33に設けられている。戻しばね装置24はばね
枢着部16を介して連結レバー33に作用し、さらに連結レバー33とばね側の
枢着部11cとを介して摩擦エレメント11に作用する。これにより、戻しばね
装置24は第3実施例においても、摩擦エレメント11の摩擦範囲11bを、ペ
ダルレバー3に設けられた摩擦面21に圧着させている。
【0045】 第1実施例および第2実施例とは異なり、第3実施例では第2の摩擦エレメン
ト12が不要となる。これにより、第3実施例では、第1実施例および第2実施
例の場合よりも少数の構成部分を製造し、嵌め合わせるだけで済む。
【0046】 第3実施例では第2の摩擦エレメント12が不要となるので、ペダルレバー3
において第2の摩擦面22および第2の突出部3eも不要にすることができる。
【0047】 図8には、優先的に選び出された、特に有利な第4実施例が示されている。
【0048】 図7に示した第3実施例とは異なり、図8に示した第4実施例では、一体ジョ
イント式の結合部が連結レバー33と保持構造体2との間には設けられておらず
、一体ジョイント式の結合部35は連結レバー33と、摩擦エレメント11のば
ね側の枢着部11cとの間に設けられている。このことは、摩擦エレメント11
と連結レバー33とを一緒に1つの型内で鋳造技術または注型技術もしくは射出
成形技術により製造することができるという利点を提供する。
【0049】 連結レバー33の、一体ジョイント式の結合部35とは反対の側の端部では、
連結レバー33が旋回支承部37を介して保持構造体2の底面側2aに支持され
ている。これにより、戻しばね装置24の第2の作用側24bから連結レバー3
3に作用する力が、連結レバー33と一体ジョイント式の結合部35とを介して
摩擦エレメント11に伝達され、そしてさらに摩擦エレメント11からペダルレ
バー3の摩擦面21に伝達されることが確保されている。
【0050】 図9には、優先的に選び出された、特に有利な第5実施例の縦断面図が示され
ている。
【0051】 図1〜図8に例示的に図示した構成では、第1の摩擦エレメント11と、場合
によっては第2の摩擦エレメント12をも有するブレーキインサート10が保持
構造体2に対応配置されている。相応して摩擦面21はペダルレバー3に対応配
置されている。ペダルレバー3が操作されても、ブレーキインサート10の摩擦
エレメント11,12は静止しており、ペダルレバー3に対応配置された摩擦面
21が、ブレーキインサート10の、静止している摩擦範囲11b,12bに沿
って運動させられる。このような構成とは異なり、図9に示した第5実施例では
、摩擦面21と、場合によっては別の摩擦面22とが保持構造体2に対応配置さ
れている。したがって、摩擦面21および場合によっては別の摩擦面22は、ペ
ダルレバー3が操作された場合でも静止している。図9に示した第5実施例では
、摩擦エレメント11を有しかつ場合によっては別の摩擦エレメント12をも有
するブレーキインサート10がペダルレバー3に対応配置されている。ペダルレ
バー3の運動時では、摩擦エレメント11を有しかつ場合によっては別の第2の
摩擦エレメント12をも有するブレーキインサート10がペダルレバー3と一緒
に運動する。
【0052】 図9に示した第5実施例では、戻しばね装置24の第1の作用側24aが、静
止している保持構造体2を押圧しており、戻しばね装置24の第2の作用側24
bがブレーキインサート10の横方向ウェブ14を押圧しており、これによって
戻しばね装置24は、摩擦エレメント11の、ペダルレバー3の操作時に運動す
る摩擦範囲11bを、不動の摩擦面21に圧着させている。戻しばね装置24の
第2の作用側24bは、横方向ウェブ14と、摩擦エレメント11と、摩擦エレ
メント11の枢着部11aとを介してペダルレバー3に作用しており、この場合
、第2の作用側24bはペダルレバー3をその休止位置Rへ向かって移動させる
方向で作用している。
【0053】 図9に示した第5実施例では、図1〜図8に示した実施例に対して、ブレーキ
装置10、ひいては摩擦エレメント11,12および摩擦面21,22と、保持
構造体2およびペダルレバー3との対応関係が置き換えられている。すなわち、
摩擦エレメント11,12を備えたブレーキ装置10は保持構造体2に対応配置
されているのではなく、ペダルレバー3に対応配置されており、そして摩擦面2
1はペダルレバー3に対応配置されているのではなく、保持構造体2に対応配置
されているわけである。その他の全ての個々の構成は、選択的に図1〜図8につ
き説明した実施例の場合と同様に、相応して適合されて形成されていてよい。不
要な繰り返しを避けるために、図9に図示されていない個々の構成に関しては、
図1〜図8を参照するものとする。
【0054】 選び出された、図1〜図9に示した実施例では、支承ピン6が、保持構造体2
に設けられたハウジング孔2g内と、ペダルレバー3に設けられた孔3g内とに
支承されている。しかし、支承ピン6をペダルレバー3から直接に側方へ突出す
るようにペダルレバー3に一体成形することも可能である。この場合には、孔3
gが不要となる。しかしその他にも、支承ピン6を直接に保持構造体2に一体成
形することも可能である。この場合には、ハウジング孔2gが不要となる。
【0055】 図1〜図8に示した実施例では、摩擦エレメント11,12がベース側の枢着
部11a,12aで保持構造体2にクリップ式に取り付けられている。しかし、
摩擦エレメント11,12をベース側の枢着部11a,12aで保持構造体2に
一体成形することも可能である。同様のことは、図9に示した第5実施例の場合
にも云える。この場合、たとえば摩擦エレメント11がそのベース側の枢着部1
1aでペダルレバー3に一体成形されていてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるアクセルペダルモジュールの第1実施例を示す、図3のI−I線
に沿って断面した縦断面図である。
【図2】 第1実施例におけるブレーキインサートをアクセルペダルモジュールへの組込
み前の状態で示す斜視図である。
【図3】 図1のIII−III線に沿って断面したアクセルペダルモジュールの断面図
である。
【図4】 本発明によるアクセルペダルモジュールの第2実施例を示す、図6のIV−I
V線に沿って断面した縦断面図である。
【図5】 第2実施例におけるブレーキインサートをアクセルペダルモジュールへの組込
み前の状態で示す斜視図である。
【図6】 図4のVI−VI線に沿って断面したアクセルペダルモジュールの断面図であ
る。
【図7】 本発明によるアクセルペダルモジュールの第3実施例を示す、図6に相当する
部分断面図である。
【図8】 本発明によるアクセルペダルモジュールの第4実施例を示す、図6に相当する
部分断面図である。
【図9】 本発明によるアクセルペダルモジュールの第5実施例を示す、図6に相当する
部分断面図である。
【図10】 操作力Fと、ペダルレバーの操作ストロークsとの関係を示す線図である。
【符号の説明】
1 アクセルペダルモジュール、 2 保持構造体、 2a 底面側、 2b
背面側、 2c 上面側、 2d 第1の側壁、 2e 第2の側壁、 2f
開口部、 2g ハウジング孔、 3 ペダルレバー、 3a 踏みプレート
、 3b ペダルアーム、 3c 支承範囲、 3d 第1の突出部、 3e
第2の突出部、 3g 孔、 6 支承ピン、 8 ボディ部分、 10 ブレ
ーキインサート、 11,12 摩擦エレメント、 11a,12a ベース側
の枢着部、 11b,12b 摩擦範囲、 11c,12c ばね側の枢着部、
14 横方向ウェブ、 14a,14b 貫通開口、 16 ばね枢着部、
18 保持面、 21,22 摩擦面、 24 戻しばね装置、 24a 第1
の作用側、 24b 第2の作用側、 26 ばね枢着部、 30 保持面、
33 連結レバー、 35 結合部、 37 旋回支承部、 E 終端位置、
R 休止位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マリオ ヒュスゲス ドイツ連邦共和国 ビューラータール ヒ ンデンブルクシュトラーセ 129 (72)発明者 ラデク カバ チェコ共和国 ブディジョヴィーツェ ク ルスキ クネツコドフォルスカ 26 Fターム(参考) 3D037 EA01 EB05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の駆動機械の出力を制御するためのアクセルペダルモ
    ジュールであって、支承ピン(6)を介して保持構造体(2)に旋回可能に支承
    されたペダルレバー(3)と、該ペダルレバー(3)の角度位置を検出しかつ相
    応する電気信号を制御装置に供給するセンサ(28)と、戻しばね装置(24)
    とが設けられており、該戻しばね装置(24)が、第1の作用側(24a)と第
    2の作用側(24b)とを有しており、戻しばね装置(24)が、ペダルレバー
    (3)を休止位置(R)へ戻すために第1の作用側(24a)でペダルレバー(
    3)に作用している形式のものにおいて、ペダルレバー(3)に、前記支承ピン
    (6)に対してほぼ同心的に延びる少なくとも1つの摩擦面(21)が設けられ
    ており、該摩擦面(21)に接触した少なくとも1つの摩擦エレメント(10,
    11,12)が設けられており、該摩擦エレメント(10,11,12)が、ベ
    ース側の枢着部(11a,12a)と、ばね側の枢着部(11c,12c)とを
    有しており、前記摩擦面(21)が、前記摩擦エレメント(10,11,12)
    のベース側の枢着部(11a,12a)と、ばね側の枢着部(11c,12c)
    との間に位置しており、ベース側の枢着部(11a,12a)が、前記保持構造
    体(2)に枢着されており、前記戻しばね装置(24)の第2の作用側(24b
    )が、前記摩擦エレメント(10,11,12)のばね側の枢着部(11c,1
    2c)を負荷していることを特徴とするアクセルペダルモジュール。
  2. 【請求項2】 ペダルレバー(3)に、前記支承ピン(6)に対してほぼ同
    心的に延びる第2の摩擦面(22)が設けられており、当該アクセルペダルモジ
    ュール(1)が、前記第2の摩擦面(22)に接触した第2の摩擦エレメント(
    12)を有しており、該第2の摩擦エレメント(12)がベース側の枢着部(1
    2a)とばね側の枢着部(12c)とを有しており、前記第2の摩擦面(22)
    が、前記第2の摩擦エレメント(12)のベース側の枢着部(12a)と、ばね
    側の枢着部(12c)との間に位置しており、前記戻しばね装置(24)の第2
    の作用側(24b)が、前記第2の摩擦エレメント(12)のばね側の枢着部(
    12c)を負荷している、請求項1記載のアクセルペダルモジュール。
  3. 【請求項3】 第1の摩擦エレメント(11)のばね側の枢着部(11c)
    と、第2の摩擦エレメント(12)のばね側の枢着部(12c)とが、横方向ウ
    ェブ(14)を介して互いに結合されている、請求項2記載のアクセルペダルモ
    ジュール。
  4. 【請求項4】 横方向ウェブ(14)が、第1の摩擦エレメント(11)お
    よび第2の摩擦エレメント(12)と一緒に一体に製造されている、請求項3記
    載のアクセルペダルモジュール。
  5. 【請求項5】 横方向ウェブ(14)と第1の摩擦エレメント(11)と第
    2の摩擦エレメント(12)とが、互いに嵌め合わされた複数の個別部分(10
    ,11,12,14)から成っている、請求項3記載のアクセルペダルモジュー
    ル。
  6. 【請求項6】 横方向ウェブ(14)が、前記少なくとも1つの摩擦エレメ
    ント(11)に枢着結合されている、請求項3記載のアクセルペダルモジュール
  7. 【請求項7】 戻しばね装置(24)が横方向ウェブ(14)を負荷してい
    る、請求項3から6までのいずれか1項記載のアクセルペダルモジュール。
  8. 【請求項8】 戻しばね装置(24)が、保持構造体(2)に支持された連
    結レバー(33)を介して、前記少なくとも1つの摩擦エレメント(11)のば
    ね側の枢着部(11c)を負荷している、請求項1記載のアクセルペダルモジュ
    ール。
  9. 【請求項9】 前記連結レバー(33)が、一体ジョイント式の結合部(3
    5)を介して保持構造体(2)に結合されている、請求項8記載のアクセルペダ
    ルモジュール。
  10. 【請求項10】 前記連結レバー(33)が、一体ジョイント式の結合部(
    35)を介して、前記少なくとも1つの摩擦エレメント(11)のばね側の枢着
    部(11c)に結合されている、請求項8または9記載のアクセルペダルモジュ
    ール。
  11. 【請求項11】 前記連結レバー(33)が、前記少なくとも1つの摩擦エ
    レメント(11)のばね側の枢着部(11c)に固く結合されている、請求項8
    または9記載のアクセルペダルモジュール。
  12. 【請求項12】 自動車の駆動機械の出力を制御するためのアクセルペダル
    モジュールであって、支承ピン(6)を介して保持構造体(2)に旋回可能に支
    承されたペダルレバー(3)と、該ペダルレバー(3)の角度位置を検出しかつ
    相応する電気信号を制御装置に供給するセンサ(28)と、戻しばね装置(24
    )とが設けられており、該戻しばね装置(24)が、第1の作用側(24a)と
    第2の作用側(24b)とを有しており、戻しばね装置(24)が、ペダルレバ
    ー(3)を休止位置(R)へ戻すために第1の作用側(24a)で保持構造体(
    2)に作用している形式のものにおいて、保持構造体(2)に、前記支承ピン(
    6)に対してほぼ同心的に延びる少なくとも1つの摩擦面(21)が設けられて
    おり、該摩擦面(21)に接触した少なくとも1つの摩擦エレメント(10,1
    1,12)が設けられており、該摩擦エレメント(10,11,12)が、ベー
    ス側の枢着部(11a,12a)と、ばね側の枢着部(11c,12c)とを有
    しており、前記摩擦面(21)が、前記摩擦エレメント(10,11,12)の
    ベース側の枢着部(11a,12a)と、ばね側の枢着部(11c,12c)と
    の間に位置しており、ベース側の枢着部(11a,12a)が、ペダルレバー(
    3)に枢着されており、前記戻しばね装置(24)の第2の作用側(24b)が
    、前記摩擦エレメント(10,11,12)のばね側の枢着部(11c,12c
    )を負荷していることを特徴とするアクセルペダルモジュール。
  13. 【請求項13】 保持構造体(2)に、前記支承ピン(6)に対してほぼ同
    心的に延びる第2の摩擦面(22)が設けられており、当該アクセルペダルモジ
    ュール(1)が、前記第2の摩擦面(22)に接触した第2の摩擦エレメント(
    12)を有しており、該第2の摩擦エレメント(12)がベース側の枢着部(1
    2a)とばね側の枢着部(12c)とを有しており、前記第2の摩擦面(22)
    が、前記第2の摩擦エレメント(12)のベース側の枢着部(12a)と、ばね
    側の枢着部(12c)との間に位置しており、前記戻しばね装置(24)の第2
    の作用側(24b)が、前記第2の摩擦エレメント(12)のばね側の枢着部(
    12c)を負荷している、請求項12記載のアクセルペダルモジュール。
  14. 【請求項14】 第1の摩擦エレメント(11)のばね側の枢着部(11c
    )と、第2の摩擦エレメント(12)のばね側の枢着部(12c)とが、横方向
    ウェブ(14)を介して互いに結合されている、請求項13記載のアクセルペダ
    ルモジュール。
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