JP2003529028A - 磁気制御摩擦ダンパー - Google Patents

磁気制御摩擦ダンパー

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Abstract

(57)【要約】 磁気制御摩擦ダンパ(201)にはキャビティ(105)を形成するハウジング(103)があって、ハウジングにはスロット(109)が切られている。可動部材(107)がキャビティの中に置かれて、ハウジングに対して可動である。ハウジングまたは可動部材のどちらかにある磁場発生器(115)によってハウジングが可動部材を圧迫して摩擦制動力を作る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 開示の背景および概要
【0002】 発明の分野 本発明は磁気制御式摩擦ダンパーに関する。特に、本発明はハウジングおよび
可動部材の間の接触圧力を生成された磁場に従って変えるダンパーに関する。 背景および関連技術
【0003】 磁気制御式ダンパーまたは支柱は、加えられた磁場の大きさによって制御され
る制動を与える。磁気制御式ダンパーにおける仕事の多くは、電気流動学的(E
R)または磁気流動学的(MR)ダンパーに集中していた。これらの型の減衰装
置の両方の基礎となっている原則は、特定の流体が加えられた電場または磁場に
比例して粘度を変えるということである。したがって、流体によってなし遂げら
れる制動力は、加えられた電磁場を制御することによって制御できる。ERおよ
びMRダンパーの例は、それぞれ、米国特許第5,018,606号および第5
,384,330号において論じられている。
【0004】 MR流体は高い降伏強さおよび粘度を有する、したがって、ER流体より大き
い制動力を発成できる。加えて、MR流体は、簡単な低電圧電磁コイルで容易に
生成される磁場によって活性化される。その結果、MR流体を使用しているダン
パーは、ERダンパーよりも好まれた。
【0005】 ERおよびMR流体ダンパーがなお液体制動を含むので、ダンパーは正確な弁
類およびシールで製作されなければならない。特に、この種のダンパーは、一般
的に製作・組立が特に容易というわけではないダイナミックシールおよび可撓性
収納部材を必要とする。更に、流体型ダンパーは、更に製作、組立を複雑にする
可能性のあるかなりの「オフ状態」力を有する可能性がある。オフ状態力とはダ
ンパーが付勢されないときに、ダンパーの中で働いている力のことをいう。 発明の開示
【0006】 本発明の一面によれば、磁気制御摩擦ダンパーが提供される。この磁気制御ダ
ンパーは、ハウジングおよび可動部並びにハウジングか可動部材のいずれかに置
かれた磁場発生器を含む。ハウジングは、可動部材が中に置かれているキャビテ
ィを画成して、少なくとも一つの溝を備える。磁界発生器によって加えられる磁
場がハウジングを可動部材に対して押圧し、それによって摩擦制動を与える。
【0007】 本発明の別の面によれば、磁気制御ダンパーのハウジングに対する可動部材の
位置を検出するセンサが設けられている。このセンサは、ハウジングに固定され
た第1の部材と可動部材に連結された第2の部材(例えばスライド)を備え、第
1の部材および第2の部材の相対位置がハウジングの内部の可動部材の位置を示
すようになっている。例示的な実施例によれば、可動部材は、センサの第2の部
材に延長部分を受けるための窪みを備えることができる。第2の部材の延長部分
は、可動部材にセンサの第2の部材をハウジングにある溝を通して窪みにはめて
、センサの第2の部材を可動部材に連結する。もう一つの実施例では、センサの
第2の部分は、可動部材と回転接触しているように構成できる。この実施例にお
いて、第1の部材および第2の部材の間の相対回転が可動部材とハウジングの間
の相対運動を示す。
【0008】 例示的実施例の詳細な説明 本発明をより良く理解するために、以下の詳細な説明は添付図面を参照する。
そこで、本発明の例示的実施例を図示して、説明する。
【0009】 本発明は従来のMR流体装置に代わる磁気制御装置に関する。本発明は、線形
または回転ダンパー、ブレーキ、ロック可能な支柱または位置保持装置として具
体化することができる。本発明はMR流体をまったく含まないでも、加えられた
磁場の大きさによって制御される可変レベルのクーロン制動または摩擦制動を与
える。
【0010】 MRまたはER流体ダンパーとは対照的に、本発明のダンパーは、製作が簡単
で比較的低コストである。本発明によるダンパーは、非常にゆるい機械的精度と
構成要素間のはめ合いを可能にしている。さらに、本発明によるダンパーは流体
型ダンパーが必要とするような動的シールまたは可撓性収納部材を必要としない
ので、製作、組立が比較的容易である。更に、本発明によるダンパーは、オフ状
態力と最大制動力の間のダイナミックレンジを広くしている特に低いオフ状態力
を有する。
【0011】 本発明によるダンパーの例には、電磁ピストンに対して動き、一つ以上のコイ
ル、関連する透磁性磁心および関連の磁極領域を備える透磁性管状ハウジングが
ある。磁極領域は、ハウジングと磁心の間のインタフェースの近くにあって、ハ
ウジングに沿って走る縦軸に対して大体半径方向に磁束を通す。ハウジングには
ずらりと並んだスロットがある。ハウジングにスロットがあることによって、コ
イルに電流を流して磁場を加えると、ハウジングを撓ませて半径方向に収縮させ
ることができる。そうすることによって、ハウジングの内面は、加えられた磁場
の大きさにほぼ比例した垂直力でピストンの外面を締め付ける。したがって、ハ
ウジングは、ハウジングとピストンの間の相対的な運動に抗するためにピストン
を圧迫する磁気作動コレットのように作動する。一般に、加えられた磁場の大き
さは、コイルに供給される電流に比例している。したがって、制動力は、ハウジ
ングの内面とピストンの外面の間の摩擦係数およびこれらの表面の間の垂直力に
よって決まり、垂直力は、コイルを通して電流を流すことによって作られる磁場
によって決まる。
【0012】 本発明は、ハウジングおよびピストンの間の非常にゆるい機械的精度またはは
め合いに対応するようになっている。これらの装置が動的シールまたは可撓性収
納部材を必要としないので、それらは特に低いオフ状態力を呈し、製作、組立て
が特に容易である。
【0013】 本発明は、洗濯機のような家庭用器具に用いるための低コスト、大容量線形ダ
ンパーを作るのに特に適している。本発明によるダンパーのためのほかの用途は
、複写機またはプリンタのようなオフィス機器の内部の機械的運動を制御するた
めの簡単な回転または線形ブレーキ(例えば給紙機構)を含む。本発明によるダ
ンパー用の追加の用途は、超低振動テーブルおよびプラットフォームとともに半
能動的な制御要素として使用するためのダンパーを含む。本発明によるダンパー
をオフィス家具のラッチまたはロック機構(例えばドア、引き出し、その他のた
めの支えおよびラッチ)としても使うことができる。さらに他の用途には、運動
機器、リハビリテーション機器、ジョイスティック、地震学的構造制御ダンパー
、エビオニクス半能動制御装置、工作機械取付け装置、自動車の換気装置フラッ
プとドアおよび車両の引き戸、その他がある。
【0014】 本発明によるダンパーは、また、触覚学の領域でも使うことができる。 触覚学の分野は、コンピュータ周辺機器(例えば力−フィードバック・ステアリ
ングホイール、マウスおよびゲームその他のソフトウェアで使用されるジョイス
ティック)において使用される装置を含む。この分野はまた、ワイヤ操縦車両に
付いているステアリングホイールのような工業的力フィードバック機構を含む。
【0015】 さらにもう一つの用途は、正確な位置および速度制御を可能にするために空気
式および水力式作動装置と連動して本発明の線形または回転実施例のいずれかを
使用することである。
【0016】 図面を参照すると、本発明のダンパーの第1の例示的な実施例が、図1および
2に示されている。図1に示されたダンパー101には、ピストン107が中に
あるキャビティ105を画成しているハウジング103がある。ハウジング10
3は、ハウジング壁を貫通して柔軟なバンド111を形成する複数(例えば8)
の縦スロット109(スロットのうちの5本を図1に見ることができる)を備え
ている。スロット109は、ハウジング103の壁を通して延びて、ハウジング
103のほとんど全長に延びる。
【0017】 ピストン107は、透磁性磁心117内にセットされた少なくとも一つおよび
好ましくは二つの電磁コイル115で作られた磁性部分113を有する軸112
を備えている。ここでは、透磁性磁心117が中空であるが、磁心は代わりに固
体のボビンであってもよい。中空磁心は、電線を接続するためまたは軸方向のネ
ジまたは鋲のための空間を与える。しかし、磁心の磁気飽和値が減少するので、
中実の磁心が好ましい。
【0018】 さらに、磁心は複数の磁心片で作られてもよい。電流源118が電線119を
通してコイル115に電流を供給する。ダンパーの各端がダンパー101を他の
構造物に取付けることを容易にする構造物(例えば端を制動構成要素の一部に取
り付けるためのクレビスアイ121)を備えるのが好ましい。コイル115を通
って流れる電流は、ハウジング103をピストン107の方に引っ張る磁場を作
る。この目的のために、ハウジング103は磁場によって引きつけられる材料で
形成される。例には鋼やその他の鉄合金があるが、これらに限定されるものでは
ない。コイル115を通って流れる電流の量は、一般に生成される磁場の大きさ
に正比例する。したがって、コイル115の中を流れる電流の制御をハウジング
103の内面とピストン107の外面の間の垂直力または押圧力を制御するため
に使うことができ、それによってダンパー101の制動効果を制御する。
【0019】 制動効果の説明図は図2に示される端断面図に見ることができ、それはピスト
ン107に対するスロット付きハウジング103の関係を示している。磁場が加
えられないとき、ピストン107、そして、特に磁気的活性部分113は、ハウ
ジング103とピストン107の磁気的活性部分113の間の小さい半径方向の
クリアランス123を形成するためにハウジング103の中にゆるくはまってい
る。すなわち、ハウジング103は緩んでいて、ハウジング103の内面とピス
トン107の外面の間の小さい半径方向のクリアランス123のためにピストン
107に圧力を加えない。電流がコイル115に供給されると、生成された磁場
は、ハウジング103の柔軟なバンド111を矢印125によって示されるよう
に半径方向に内向きに引きつけて、ハウジング103がピストン107を加えら
れた磁場、したがって、印加電流に比例した力で圧迫するようにする。
【0020】 スロット付きハウジング103およびピストン107の磁心117は、低炭素
、高透磁率鋼から作られるのが好ましいが、その他の透磁性材料を使うことがで
きる。スロット109は、軸方向の周期的な対称性が維持されるように、ハウジ
ング103の円周の周りに均一に間隔を置いて配置されるのが好ましい。コイル
115の対は、それらが反対方向の磁場を生じるように配線されるのが好ましい
。この構成は、各コイル115によって発生された磁場を二つのコイル115の
間の領域で相殺するのではなく加え合わせできるようにする。
【0021】 ダンパーのハウジングのスロットの構成は、ハウジングの柔軟性を調整するた
めに変えることができる。長手方向スロット109が短くなっているので、スロ
ット数の多い類似のハウジングより柔軟性が少ないハウジング127の例が図3
および4に示されている。長手方向スロット109は、また、図5および6に示
すようにハウジング131の開いた端129まで切り取ることができる。端12
9まで切り取られたスロット109は、さらにずっと柔軟なハウジング131を
作り、磁場が加えられるとき、完全な、妨げられない接触がハウジング131と
ピストンの間に確実にできるようにする。厚壁配管がハウジング131のために
使われるとき、これは特に重要なことがある。ハウジングの柔軟性を大きくする
ことは、また、ハウジング133のスロット109の対と横スロット135を接
続して図7および8に示される柔軟なタブ137を形成することによって得るこ
とができる。
【0022】 ハウジング材の厚みおよびそれの結果として生ずる磁束を通す能力(透磁率)
および、また、所望の制動力の大きさ次第で、コイル115の数は、図1および
2に示す実施例から変えることができる。単一コイルの実施例139が図9に示
され、一方、3−コイルの実施例141が図10に示されている。コイル115
の数、および上記の中空磁心ではなく中実磁心143以外は、図9および10に
示された実施例は、図1および2に示されたものと同一である。ハウジングの厚
みがハウジングの磁気飽和を避けるために薄いとき、コイル115の数が多い方
が好ましい。磁気飽和値は、当業者にはすぐ分かるように、材料が達成すること
ができる磁化の最大量のことをいう。ハウジングの厚みは、コイルに隣接したハ
ウジングの部分において誘導されることができる磁化の量を制限する。
【0023】 本発明のいくつかの用途においては、短い瞬間だけ制動を切るだけで、大部分
の時間は磁場したがって制動力を加えていることが望ましい。これは、一つ以上
の永久磁石を装置に加えることによって達成できる。永久磁石をダンパーにおい
て用いて、電流が電磁コイルに加えられないとき、ダンパーがそのオン状態(ハ
ウジングがピストンを押さえている)にあるようにすることができる。電流を加
えて次第にダンパーをオフにするとき、電磁コイルは永久磁石の磁場を相殺する
働きをする。
【0024】 図11に見られように、2つの軸方向に極性を与えられたディスク磁石143
(すなわち、ディスクの対向面は、磁石の反対極である)は、オン状態(すなわ
ちハウジングが磁気的にピストンに引きつけられる状態)にダンパー145を偏
倚させるように配置し方向付けされる。ピストン149の磁気的活性部分147
には、ディスク磁石143が間にある三つの磁心片151がある。ディスク磁石
143は、コイル115の半径方向にすぐ内方に置かれている。ディスク磁石1
43は、ハウジング103およびピストン149を引き合わせる。制動をオフに
するために、永久のディスク磁石143によって発生される磁場(各コイルは永
久磁石143のものに対抗する磁場を発生する)は、電流を対のコイル115に
加えることによって少なくとも部分的に、そして、好ましくは完全に相殺される
【0025】 永久磁石を備えているもう一つの例示的な実施例が図12に示されている。こ
の場合、電磁石はどの方向にも磁場を相殺しない。むしろ、電磁石は、永久磁石
の磁場を異なる経路に方向転換させる。
【0026】 図11に示された実施例と同様に、図12に示された本発明のダンパー150
の実施例は、図1および2に示されたものと同じ構造を有するハウジング103
を備えている。図12に示された実施例によれば、ピストン153の磁気的活性
部分152がコイル115の半径方向にすぐ内方に置かれて軸方向に極性を与え
られたリング永久磁石155を備えている。コイルおよびリング磁石は、各リン
グ磁石155の中央に非磁性ギャップ159を作るように透磁性磁心片157の
間に置かれている。ギャップ159は、磁心片157より透磁率が小さいので、
磁気的活性部分152の中央を通る磁束を少なくする。磁心片157およびリン
グ磁石155は、非磁性のコネクタ161によって結合されている。コネクタ1
61は、発生された磁場がハウジング103と磁気的活性部分152の間の界面
からそらされないように非磁性である。代わりに、磁心片157を接着剤によっ
てくっつけることができる。エポキシ樹脂類、シアノアクリレート(瞬間接着剤
)類などを含む任意の適当な接着剤を用いることができる。
【0027】 図13に略図で示されているように、リング磁石155の中央の非磁性ギャッ
プ159があることによって、ごくわずかな磁束しかリング磁石155の中央に
ある非磁性ギャップ159を通る側面経路をたどることができない。その結果、
ハウジング103を通る磁場162の受ける磁気抵抗(磁場を運ぶことに対する
抵抗)は、リング磁石155の各々の中心を通る磁束経路より非常に低いので、
上述のように、ハウジング103とピスト149を半径方向に引っ張り合わせる
。制動力を減らすために、電流が図14に略図で示されているように、磁場16
3を発生する電磁コイル115に加えられる。電流は、コイルによって発生され
る磁場の大きさは磁場経路がハウジング103の中へ横切るリング磁石155の
ものと等しいが、反対向きになるように調整されることができる。磁場163は
、図15に示される正味の磁場165を生ずるためにリング磁石155によって
発生される磁場に加わる。すなはち、リング永久磁石155の各々の磁場は、リ
ング磁石155の開いた中心を通る高い磁気抵抗経路を通って流れるように向け
直される。ハウジング103とピストン149の間の引力を発生するハウジング
103とピストンの間の界面の磁場は、相殺され、したがって、ダンパーの制動
力は、減らされるかまたは完全に相殺される。
【0028】 図16に示されるように、ばね167を支柱169を形成するために本発明に
よるダンパーの端に追加できる。図16に示されるダンパーは、ばね167がピ
ストン107の頂端171およびハウジング103の閉成端173の間に設けら
れていることを除いては、図1および2に示されたものと構造で同一である。機
械的装置において、支柱169は制御可能なレベルの制動力に加えて所望のばね
こわさを与える。なお、略図で図16に示されているように、機械的止め具17
5はハウジング103の端に加えられてハウジング103のピストン107を保
持して、ばね167に予加重をかけられるようにする。機械的止め具175は、
同様にダンパーの各実施例に任意に備えることができる。
【0029】 本発明によって構成されたダンパーの測定された性能が図17に示されている
【0030】 この例では、ダンパー・ハウジングは、28.58mm(1.125インチ)
の外径および25.40mm(1.000インチ)の内径を有する低炭素鋼管材
から構成された。ハウジングの鋼鉄部分は、長さ127mm(5.0インチ)で
あった。各々約1mm(0.040インチ)幅で108mm(4.25インチ)
長さの4本の長手スリットがハウジング内に形成された。ピストンは、25.4
mm(1.0インチ)の全長を有する低炭素鋼の二重ボビンに巻いた二つのコイ
ルを備えていた。ピストンの鋼鉄磁極の直径は、25.15mm(0.990イ
ンチ)であった。2つの外側の磁極セクションの軸方向の長さは、各々3.68
mm(0.145インチ)であった。中心磁極セクションは、7.36mm(0
.290インチ)の長さであった。ピストンの中実の中心磁心の直径は、17.
5mm(0.689インチ)であった。二つのコイルは、各々35AWGマグネ
ットワイヤを350回巻かれて直列に接続された。二つのコイルの合計抵抗は、
約48オームであった。ダンパーの総有効ストロークは、約76mm(3インチ
)であった。
【0031】 最初に、低電流のときは、実施例のダンパーは、図17で見られるように、磁
気飽和効果が強くなり始めるにつれて勾配が緩くなって比例的でほとんど直線的
な挙動を示す。発生される制動力は、ほとんどまたは全く速度に関係しないほぼ
完全にクーロンの法則に従っている。すなわち、制動力は、コイルに供給される
電流にほぼ正比例している。示されたデータは、±12.7mm(0.5インチ
)の振幅および102mm/s(4インチ/秒)のピーク速度を有する正弦波励
磁を受けているダンパーで得られたピーク力である。25.4のmm/s(1イ
ンチ/秒)のピーク速度によって得られた曲線は、ほとんど同一に見えた。ハウ
ジングに対するピストンの軸方向の運動をここまで説明してきたが、本発明によ
るダンパーはまた、ハウジングに対して回転するピストンを有する回転ダンパー
としても機能する。
【0032】 本発明のその他の回転型実施例は、図18および19に示されている。図18
は、本発明による回転型実施例の組立てられた例を示し、内部のいくつかの要素
を示すために数部分をはがしてある。図19は、図18に示された実施例の一部
分を分解したものを示している。本実施例においては、中心鋼鉄ボビン179の
周辺に巻きつけられたコイル177が固定子181を形成する。固定子181は
、溝付きハウジング183によって形成されるキャビティの中に配置されて、溝
付きハウジング183に対して回転する。スロット185が横スロット186に
よって接続されてタブ187を画成し、そのタブによってハウジング183を非
常に柔軟にする。この非常に柔軟なハウジング183は、磁場が付勢されると、
固定子181とハウジング183の間の接触を最大にできる。ベアリング188
がハウジング183を回転させる軸190を支持するために固定子181に付い
ている。
【0033】 ピストンまたは固定子の磁気的活性部分の外面が鋼鉄ハウジングの内面と直接
に接触するとき、本発明によるダンパーは強いクーロンの法則に従う押圧力を発
生する。事実、本願発明者は、ダンパー性能が見かけの「摺込み(wearin
g−in)」プロセスのために最初に動かされた後に実際に改善されることを発
見した。摺込みプロセスの間、ハウジングとピストンの表面の間の摩擦によって
効果的に接触表面を磨くある程度の磨耗を生じさせ、「高い点」(大きい表面形
状構成)が除かれ、ハウジングおよびピストン(または固定子)がより密接に接
触するようする。これは、磁気回路の効率を改善して、全制動力が増加するよう
に総接触表面積を増やす。
【0034】 本発明のいくつかの用途において、図20に示された例示的ダンパーに見られ
るように、ハウジングの外側の周囲に1層の制振材または音響発泡体189を置
くことが望ましい。図20に示されたダンパーの構成要素は、図1〜19に関し
て説明した例示的ダンパーと同一である。この種の音響的絶縁材料は、金属ピス
トンに逆らって動く金属ハウジングのために起こる可能性のあるすべての高周波
のきしり音、こすれ音またはがちゃがちゃ音を減衰させるのに役立つだろう。こ
の種の付加吸音材の望ましさは ハウジングの実際の厚み、ハウジングの共鳴特
性、ハウジングとピストンの間のはめ合いの緩さ、ダンパー使用中の各部分のア
ライメント、およびダンパーを取り付けるために使用されたクレビスアイのエラ
ストマ・ブッシングの存在を含む多くの要因に依る。また潤滑剤(グリースまた
はオイル)を加えてダンパーの部品がオフ状態において互いに対して滑らかに摺
動するようにできる。適当な吸音材は、当業者にはよく分かるであろう。
【0035】 同様の静穏効果を中間の摩擦増強層をピストン若しくは固定子のこすれ面また
はハウジングの内面に加えることによって達成できる。この種の材料の例は、ポ
リエチレン若しくはナイロンなどの薄い重合層、または例えば車両クラッチおよ
びブレーキにおいて一般的に使われるものなどの複合摩擦材にすることができる
。この種の摩擦層は、金属対金属の接触を無くして、長期摩耗を減らす。しかし
、摩擦材のこの種の層の存在は、一般に磁気回路の効果を小さくする。摩擦材が
低炭素鋼のように高透過率を有しない限り、ダンパーがオン状態にあるとき、そ
れは磁気回路の抵抗を大幅に増やして、制動力の量を下げる。
【0036】 本発明のさらにもう一つの実施例によれば、磁気制御式ダンパーに一体型の位
置センサを更に備えることができる。本発明による位置センサを備えているダン
パーの例示的実施例が図21〜23に示されている。磁気摩擦ダンパー191は
、第1の部分194およびスライダ196を備えている直線すべり電位差計19
3を備えているのが好ましい。第1の部分は、ブラケット198によってハウジ
ング103に取り付けられている。スライダ196は、磁気摩擦ダンパー191
のハウジング103にある複数のスロット109のうちの1を通過する小さい係
合ピン197によって、ダンパー・ピストン195に連結されている。
【0037】 図21〜23は、図1および2に示されたダンパーと同様のダンパーを示す。
他の点では図1および2に示されたピストンと同一で、ピストン195は電磁コ
イル115の間に周溝199を備えている。直線すべり電位差計193は、ブラ
ケット198を有するダンパー・ハウジングの側面に沿って取り付けられて、延
長部分(例えば電位差計193にあるスライダ196のピン197)は、ダンパ
ーのハウジング103にある長手方向スロット109のうちの一つを通過できる
。ダンパー・ピストン195の周溝199は、ピン197を受け入れて、ピスト
ンとハウジングの間の相対回転の運動を可能にしながらピストン195と協力し
てスライダ196を長手方向に動かす。したがって、電位差計の電気抵抗は、ハ
ウジングの中のピストンの変位に比例して変わる。測定された抵抗は、電位差計
193上の電気連結部201に接続される読み取り装置によって読みとることが
できる。
【0038】 ピストン195の穴よりむしろ周溝199が好まれるのは、周溝199はピス
トン195の回転運動を妨げないからである。ハウジング103に対するピスト
ン195の自由な回転運動を可能にすることが重要なので、ダンパー191の端
のクレビスアイ121(設けられたとき)をダンパー191が使用中にきつくな
らないように、ダンパー191が取り付けられている構成要素にある取付ピンと
容易に適切に位置合わせできるようになっている。
【0039】 図24〜26に示されているように、周溝をピストン195の他の部分にも同
様に配置することができる。例えば、図24に示された実施例に示すように、溝
203がピストンの磁気的活性部分205のすぐ後でピストン195の軸に作ら
れる。図25に示す実施例においては、溝207がピストン195に作られたリ
ップ209とピストン195の磁気的活性部分205の後端211との間に形成
されている。図26に示す実施例においては、ディスク形部材213が溝217
を形成するためにピストン195の自由端215に取り付けられている。周溝の
配列以外は、図24〜26に示された実施例は、図21〜23に示された実施例
と同一である。
【0040】 位置センサを備えているダンパーの実験的な例がこの形で発明者によって試験
された。プロトタイプは、100mmの作動行程を有するパナソニック電位差計
{部品番号EVA−JQLR15B14、松下電器(パナソニック米国)、ニュ
ーヨーク、アメリカのニューヨークの販売者には、ディジキー(DigiKey
)およびニューアーク(Newark)エレクトロニクス}を利用した。電気抵
抗が0から10キロオームまで直線的に変化した。電位差計は、ホットメルト接
着剤を用いてダンパー・ハウジングに取り付けられた。スライダ上の最初の矩形
タブは、磁気摩擦ダンパー・ハウジングの長手方向スロットのうちの一つを通し
てはめるために、小さい直径ピンの形に改造された。この例において、ピストン
につけた溝は、図27に示すように既存のピストンの端に小さい間隔を置いて配
置されたプラスチック・ディスクを加えることによって作られた。最終結果は、
出力がダンパー・ピストンの位置と共に直線的に変わる一体型の可変抵抗センサ
であった。更に、ピンと溝の形状は、ハウジング内のピストンの自由な回転運動
を可能にし、ダンパーの取付けおよび使用の間、クレビスアイの適当な位置合わ
せを可能にする特徴を有する。
【0041】 位置センサ備えるダンパーの例示的な他の実施例は、図27および28に示さ
れている。本実施例においては、回転型電位差計219が位置センサにおいて使
われている。代わりに、回転光学エンコーダを位置センサに使用できる。回転型
電位差計219は、ブラケット220によってハウジングに取り付けられて、一
体型のラックおよびピニオン装置223によってピストン221の運動に結びつ
けられている。ピニオン・ギア225が車軸227によって電位差計219(ま
たは光学エンコーダ)に連結されている。ピストン221は、ラック229を備
えるように成型される(例えば、プラスチックで)かまたはさもなければ形成さ
れる軸228を備えている。ピストンとピニオン・ギアの間の相対回転を可能に
することが、好ましい。したがって、ラック229が、ピストン221の全周の
周りに形成されることが好ましい。
【0042】 上に論じた可変抵抗センサの他に、可変インダクタンスまたは可変キャパシタ
ンスセンサ、光学エンコーダ、屈曲またはベンド・センサその他を含む他の検出
装置を代わりに使用でき、それらは本発明の範囲内にある。
【0043】 更に、位置センサを備えている磁気ダンパーがコレット型ダンパーに関連して
説明してきたが、同じ位置センサをMRまたは、ERダンパーに付けてもよい。
そのようなMR、または、ERダンパーの例が米国特許第5,284,330号
、第5,277,281号および第5,018,606号に記載されており、そ
れらは全体として引用することで本明細書に組み込まれている。
【0044】 本発明(ここに記載されているものを含む)によるダンパーが多くの用途にお
いて有用である。例えば、図29は洗濯機231における本発明による磁気制御
式ダンパー230の使用を示す。磁気制御式摩擦ダンパーは、洗濯機231が共
鳴サイクルの間を通過しているとき高いレベルの制動を与えることができるので
、高速回転の間スイッチを切って、回転バスケットまたはドラム232の隔離を
最適にできる。
【0045】 図30は、自動車またはトラックにおけるいくつかの可能な使用法を示す。磁
気制御可能なダンパー230は、座席233と関連するベース235の間のある
とき、半能動座席サスペンションとして使用できる。本発明によるダンパーが、
また、傾斜およびはめ込み式機構241、243を含んでいるステアリングコラ
ム239の係止要素237として使用できる。オン状態にある本発明230によ
るダンパーは、適所にステアリングコラム239をロックする。そのオフ状態に
おいて、ダンパーはステアリングホイールを傾けて、所望の位置にはめ込みでき
るようにする。自動車におけるそのほかの用途には、ギアシフト機構(図示なし
)における連結機構としてのダンパーの使用がある。
【0046】 本発明のためのもう一つの適用領域は、様々な形のオフィス家具のためのロッ
ク部材245としてである。図31は、オフィス椅子247の高さ調整装置24
5において本発明による磁気制御式ダンパー230の使用を例示している。図3
2は、椅子247の後方傾斜運動のためのロック機構249および椅子247の
高さ調節可能な肘掛け252のためのロック機構250としての本発明によるダ
ンパー230の使用法を例示し、それらのロック機構は椅子の座席254と肘掛
け252か背もたれ256との間に接続できる。電気制御装置251が選択的に
ダンパー230をオフにするためにオペレータによって使われ、それによって椅
子247を傾けることが可能になっている。
【0047】 図33は、高さ調節式テーブル255のためのロック機構253における本発
明によるダンパー230の使用を例示している。高さ調節式テーブル255は、
また、ロック機構253に配線された制御装置256を備えている。制御装置2
56は、ダンパーを二者択一的にオン/オフすることによって選択的に高さ調節
式テーブル255の選択的なロックを可能にする。
【0048】 図34および図35は、所定の位置に傾斜作業面257をロックするため(図
35)またはフリッパ・ドア259を適所にロックするため(図34)のロック
機構として使用される本発明によるダンパー230を示す。
【0049】 適用のもう一つの領域が触覚学のものであり、その領域では、本発明の線形か
または回転形実施例をオペレータに触覚力フィードバックを与えるために用いる
ことができる。図36は、回転ダンパー263を使用する力フィードバック・ス
テアリングホイール261、例えば、図13および14に関して記載されている
ようなものを例示している。そのような装置が、また、例えば自動車、トラック
または産業用小型バスおよびフォークリフトなどの車両に付けた「ワイヤによる
操舵(steer−by−wire)」機構においても使用できる。本発明は、
コンピュータゲームにおいてゲームにおける仮想動作に応答する力フィードバッ
ク・ステアリングホイールとしても使用できる。図36に示された例においては
、ダンパー263は、制動がステアリングホイールの位置に結びつけることがで
きるように回転位置センサ265に連結されている。
【0050】 本発明は、また、コンピュータ・ポインティング・デバイス(例えば図37に
示されたコンピュータのマウス267)の内部で小形可変摩擦制動装置として使
われることができる。マウス267は、y−ドライブ・ピニオン271およびx
−ドライブ・ピニオン273に回転接触しているマウス・ボール269を備えて
いる。ドライブ・ピニオン271,273は、各々それぞれ例えば、図23およ
び24に関して説明した型の回転制動装置279によってy−エンコーダ輪27
5およびx−エンコーダ輪277に連結されている。各エンコーダ輪275、2
77は、エンコーダ・センサ280を通って回転するように配置されている。エ
ンコーダ輪の回転は、ピニオン271、273を通過するx−y平面内のマウス
・ボール273の運動を表している電気信号を送るそれぞれのエンコーダによっ
て検出される。
【0051】 本発明は、また、図38に示されているような能動力フィードバック・ステア
リングホイール281を得るために用いることができる。この用途において、一
対のクラッチ283、285(構造の点では図18および19に関して記載され
た回転ダンパーと同様)がステアリングホイール281を右回りまたは左回りの
回転ハウジング287、289のいずれかに選択的に連結するために用いられて
いる。クラッチ構成においては、固定子とハウジングは、各々回転可能で、かつ
互いに対して回転可能である。モーター291がピニオン・ドライブ293によ
って右回りおよび左回りハウジング287、289に連結されている。ステアリ
ングホイールから伸びている軸295がハウジング289を通りぬけて、それぞ
れ、クラッチ283、285の固定子297,299に連結されている。軸29
5は、軸とハウジングの間の相対回転運動を可能にするために、軸がハウジング
287、289を通過するところにベアリングまたは他の同様の構造体を備える
ことができる。回転位置センサ298がステアリングホイール289の回転を検
出するために軸295の端に連結されている。固定子297,299は、図18
および19に関して記載されている方法のようにして右回りおよび左回りの方向
に接触面301、303で摩擦制動を与える。したがって、ステアリングホイー
ル281を簡単な一方向モーター291である最後の駆動源によっていずれかの
方向に規定量の力で実際に押し回すことができる。
【0052】 本発明はまた、図39に略図で例示されている固定装置305のような柔軟な
固定装置において使用できる。この例では、ずらりと並んだ支柱307(図16
に関して記載されたもののような)が、各々延長部分309に連結され、不規則
な形の物体311をその物体311の機械加工またはゲージングをするために適
所に保持するために用いられている。各支柱307は、種々の寸法および形状の
物体を適所に収めて保持することができるように選択的に延長部分309をロッ
クまたは開放することができる。
【0053】 ここまで論じられた本発明の実施例のほかに、本発明の他の実施態様を図29
〜48に関して記載された用途において図示された例示的なダンパーの代わりに
置換できる。
【0054】 例えば、図40に示すように、ダンパーがスロット109を有するハウジング
103および二つの磁心片321の間に挟まれたディスク永久磁石319を備え
る磁気的活性部分317を有するピストンを備えている。磁心片321は永久磁
石319によって発生された磁場によって結合されている。そしてピストン31
5の磁気的活性部分におけるコネクタまたは接着剤の必要性をなくす。したがっ
て、ダンパー313の組立ては非常に単純化される。永久磁石319によって発
生される磁場を変えることができないので、ダンパー313は常にオン状態にな
っている。すなわち、ハウジング103は、常にピストン315を同じ力で押し
付けている。
【0055】 しかし、図41および42に示すように、ハウジングおよびピストンの磁気的
活性部分間の圧迫力は、ダンパーの磁気的活性部分に可変幅すきまを導入するこ
とによって変えることができる。図41および42に示すように、このタイプの
ダンパー323には、複数の溝109を備え中に中空ピストン325が入ってい
るハウジング103がある。ピストン325の磁気的活性部分326には制御棒
329に接続された端327がある。端327は、キャップ片339と第1の極
片331の間に挟まれている軸方向に分極したディスク磁石330を備えている
。制御棒329は、キャップ片332に取り付けられている。
【0056】 図41に示された例示的な実施例によれば、第2の極片333が中空ピストン
325に取り付けられている。制御棒329と第2の極片333の間のクリアラ
ンス335があることによって、第2の極片333が制御棒329に対して摺動
することができる。ピストン325の外面にあるレバー337がピストン325
の開口部338を通して制御棒329に接続されて、レバー337を回すにつれ
て、制御棒329は磁気的活性部分326の端327を中空のピストン325に
取り付けられた第2の極片333に近づけたり離したりするように押す。このよ
うにして、可変サイズの空隙339が磁気的活性部分326に導入されている。
空隙339は、磁気的活性部分326の中の磁気抵抗を大きくし、それによって
ハウジング103がピストン325を圧迫する力、したがって、ダンパーによっ
て生成される摩擦による制動力を弱める。
【0057】 代わりに、図42に見られるように、本発明によるダンパー341は、中空の
ピストン325に取り付けられたねじ穴付第2の極片347にねじ込むねじ付端
345を有する制御棒343を備えることができる。図41に示す実施例のよう
に、制御棒343は、軸方向に分極したディスク磁石350を第1の極片351
で挟むキャップ片349に取り付けられる(ねじ付端345で)。制御棒343
は、中空ピストン325の開口部355を通して外に出されるノブ353に接続
されている。ノブ353を回転させると、制御棒335を回転させて、ねじ穴付
第2の極片347をキャップ片349に対して動かす。このようなにして、可変
空隙357が磁気的活性部分に導入される。図41に示された実施例に関して論
じられたように、可変空隙357を用いてダンパーによって生成された制動力を
制御する(弱める)ことができる。
【0058】 図43〜48に見られるように、本発明によれば、ダンパーの構成要素は、こ
こまで論じられた他の例示的な実施例に関して逆にすることができる。例えば、
図43および44に見られるように、ダンパー359がピストン365が入る空
腔363を形成するハウジング361を備える。ピストン365には、ピストン
365の開放端369から伸びる4本の溝367がある。コイル371(略図で
示されている)などの磁場発生器は、極片375を有する透磁性組立体373の
中に配置される。溝付きピストン365の少なくとも一部分は、透磁性であって
、磁場がコイル371によって発生されると、ピストンが撓んでハウジング36
1にある磁性組立体の磁極片375を外向きに押圧するようになっている。した
がって、摩擦制動力は、コイル371によって発生される磁場を制御することに
よって制御できる。
【0059】 図45および46に見られるように、ピストン365は、中空である。中空ピ
ストンが加えられた磁場に応じて外側に容易に曲がることができるので、中空ピ
ストンが好まれる。しかし、図47および48に示された実施例によれば、ピス
トン377は中実にすることができる。スロット379がセクション381を形
成するように中実のピストン377を端から端まで延びている。セクション38
1は、摩擦制動力を発生するために加えられた磁場に応じて外側に曲がる。中実
のピストンを有する利点はピストンの磁気飽和を緩和できることである。
【0060】 本発明を、例示的な実施例に関して説明してきた。しかし、本発明の精神から
逸脱することなく、上述のもの以外の特定の形で本発明を具体化できることは、
当業者に直ちに明らかであろう。代表的な実施例は、例示的であって、ともかく
制限的であるとみなされてはならない。本発明の範囲は、前述の説明ではなく、
添付の請求の範囲によって与えられ、請求項の範囲に入る全ての変形態様および
等価態様は請求の範囲の中に包含されると考える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の好適な実施例の切欠側面断面図である。
【図2】 図1の断面A‐Aに沿って見た端断面図である。
【図3】 本発明の第2の好適な実施例によるハウジングの側面図である。
【図4】 図4の断面B‐Bに沿って見た端断面図である。
【図5】 本発明の第3の好適な実施例によるハウジングの側面図である。
【図6】 図6の断面C−Cに沿って見た端断面図である。
【図7】 本発明の第4の好適な実施例によるハウジングの側面図である。
【図8】 図8の断面D‐Dに沿って見た端断面図である。
【図9】 本発明の第5の好適な実施例の切取側面断面図である。
【図10】 本発明の第6の好適な実施例の切取断面図である。
【図11】 本発明の第7の好適な実施例の切取側面断面図である。
【図12】 本発明の第8の好適な実施例の側面切取図断面図である。
【図13】 第8の実施例によるダンパーの永久磁石によって発生される磁場を
示している略図である。
【図14】 第8の実施例によるダンパーのコイルによって発生される磁場の略
図である。
【図15】 図13および14に示される磁場の加算から生ずる磁場の略図であ
る。
【図16】 本発明の第10の好適な実施例の切取側面断面図である。
【図17】 制動力と本発明に従って構成されたダンパーのための電流の間の関
係を示しているグラフである。
【図18】 本発明の第11の好適な実施例の斜視図である。
【図19】 図18に示された実施例の斜視分解図である。
【図20】 音響絶縁材料の外側層を備えている本発明の実施例の側面図である
【図21】 本発明の第12の実施例の切取側面断面図である。
【図22】 図21に示される実施例の端断面図である。
【図23】 図21および22に示される実施例の分解斜視図である。
【図24】 本発明の第13の好適な実施例の切取側面断面図である。
【図25】 本発明の第14の好適な実施例の切取側面断面図である。
【図26】 本発明の第15の好適な実施例の切取側面断面図である。
【図27】 本発明の第16の好適な実施例の切取側面断面図である。
【図28】 セクションE−Eでされる図28に示される実施例の端断面図であ
る。
【図29】 本発明のダンパーを使用している洗濯機の概略図である。
【図30】 自動車、トラックまたは他の車両において使用される本発明の実施
例の概略図である。
【図31】 オフィス椅子のダンパーとして使用される本発明の実施例の概略図
である。
【図32】 図31に示された椅子の傾斜を制御するために用いられている本発
明によるダンパーの概略図である。
【図33】 本発明の実施例を使用している高さ可調テーブルの概略図である。
【図34】 傾斜ドアをロックするために使用される本発明によるダンパーの実
施例の概略図である。
【図35】 傾斜作業面をロックするために使用される本発明によるダンパーの
実施例の概略図である。
【図36】 力フィードバック・ステアリングホイールの回転制動装置として使
用される本発明による実施例の側面概略図である。
【図37】 本発明の実施例を回転ブレ−キとして用いているコンピュータ・ポ
インティング・デバイスの略側面断面図である。
【図38】 ブレーキとして本発明の実施例を使用している能動力フィードバッ
ク・ステアリングホイールの略側面断面説明図である。
【図39】 本発明の実施例を用いて不規則な物体を保持する装置の概略図であ
る。
【図40】 本発明のダンパーの第17の好適な実施例の切取側面断面図である
【図41】 本発明のダンパーの第18の好適な実施例の切取側面断面図である
【図42】 本発明のダンパーの第19の好適な実施例の切取側面断面図である
【図43】 本発明のダンパーの第20の好適な実施例の概略側面断面図である
【図44】 断面F‐Fに沿って見た図43の実施例の断面図である。
【図45】 図43に示された実施例に従うハウジングの側面図である。
【図46】 図45に示されたハウジングの端面図である。
【図47】 本発明のダンパーの第21の好適な実施例によるハウジングの側面
図である。
【図48】 図47に示されたハウジングの端面図である。

Claims (78)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティを形成し、貫通するスロットを備えるハウジング、
    ハウジングの中にあって、ハウジングに対して可動な可動部材、およびハウジン
    グまたは可動部材のどちらかにあって、ハウジングを可動部材に押し付ける磁場
    発生器を備える磁気制御摩擦ダンパー。
  2. 【請求項2】 ハウジングは開放端を備え、スロットはハウジングの開放端を
    通って延びている請求項1の磁気制御摩擦ダンパー。
  3. 【請求項3】 ハウジングは管状で、可動部材は管状ハウジングの中にある摺
    動ピストンである請求項1の磁気制御摩擦ダンパー。
  4. 【請求項4】 可動部材は中心軸を有する固定子で、固定子およびハウジング
    が軸の回りに相対回転可能である請求項1の磁気制御摩擦ダンパー。
  5. 【請求項5】 ハウジングは2スロットと1本の横スロットを備え、2本のス
    ロットが横スロットによって接続されている請求項1の磁気制御摩擦ダンパー。
  6. 【請求項6】 可動部材が第1の外端を有し、ハウジングが閉成端を有し、そ
    してダンパーは、ハウジングの外端とピストンの閉成端の間にあるばねを更に備
    える請求項1の磁気制御摩擦ダンパー。
  7. 【請求項7】 ハウジングの周囲に取付けられた音響絶縁材料を更に備える請
    求項1の磁気制御摩擦ダンパー。
  8. 【請求項8】 可動部材が外面を有し、キャビティが内面を有し、そして、ダ
    ンパーはキャビティの内面または可動部材の外面上に増強摩擦材料を更に備える
    請求項1の磁気制御摩擦ダンパー。
  9. 【請求項9】 潤滑剤が可動部材とハウジングの間に与えられている請求項1
    の磁気制御摩擦ダンパー。
  10. 【請求項10】 磁場発生器は、第1のコイルを備える請求項1の磁気制御摩
    擦ダンパー。
  11. 【請求項11】 第1のコイルから間隔を置いて配置された第2のコイルを更
    に備え、第1および第2のコイルは、結果として生じる磁場が第1のコイルによ
    って発生される磁場と第2のコイルによって発生される磁場の合計であるように
    構成されている請求項10の磁気制御摩擦ダンパー。
  12. 【請求項12】 永久磁石が第1のコイルに隣接して置かれ、第1のコイルは
    、永久磁石によって発生される磁場を打ち消す請求項10の磁気制御摩擦ダンパ
    ー。
  13. 【請求項13】 永久磁石は、ディスク磁石である請求項12の磁気制御摩擦
    ダンパー。
  14. 【請求項14】 永久磁石はリング磁石であり、リング磁石は非磁性ギャップ
    をリング磁石の中心に画成している請求項12の磁気制御摩擦ダンパー。
  15. 【請求項15】 ハウジングに取り付けられた第1の部材および可動部材に連
    結された第2の部材を有するセンサを更に備え、第1の部材と第2の部材の間の
    相対運動がハウジングに対する可動部材の位置を示す請求項1に記載の磁気制御
    摩擦ダンパー。
  16. 【請求項16】 ピストンは、窪みおよびセンサを備える第2の部材上の延長
    部分を備え、延長部分は、ハウジングのスロットを通り、可動部材の凹部にはま
    るのに適しており、それによって、センサの第2の部材を可動部材に連結する請
    求項15による磁気制御摩擦ダンパー。
  17. 【請求項17】 凹部は、可動部材にある周溝である請求項16に記載の磁気
    制御摩擦ダンパー。
  18. 【請求項18】 センサの第2の部材は、可動部材に回転接触するように構成
    され、センサの第1の部材とセンサの第2の部材の間の相対回転が可動部材とハ
    ウジングの間の相対位置を示す請求項15に記載の磁気制御摩擦ダンパー。
  19. 【請求項19】 可動部材の少なくとも一部分にラックがあり、センサの第2
    の部材はラックと互いにかみ合うように置かれているピニオン・ギアである請求
    項18に記載の磁気制御摩擦ダンパー。
  20. 【請求項20】 センサは、線形電位差計である請求項15に記載の磁気制御
    摩擦ダンパー。
  21. 【請求項21】センサは、光学的エンコーダである請求項15に記載の磁気制
    御摩擦ダンパー。
  22. 【請求項22】 第1および第2の磁極片を更に備え、磁場発生器は、ディス
    ク永久磁石であり、ディスク永久磁石は、第1の磁極片と第2の磁極片の間に挟
    まれている請求項1による磁気制御摩擦ダンパー。
  23. 【請求項23】 第1の磁極片とディスク永久磁石の間に置かれた調節可能な
    ギャップを更に備える請求項22に記載の磁気制御摩擦ダンパー。
  24. 【請求項24】 ピストンは、開いた内部空間を画成し、第1の磁極片は、ピ
    貫通開口部を備えて、ピストンに接続されている磁気制御摩擦ダンパーであって
    、前記ダンパーは、第1の端、第2の端および調整装置を有する制御棒を更に備
    え、制御棒は、ピストンの内部空間の中に少なくとも一部分だけ置かれ、制御棒
    の第1の端は、調整装置に連結され、制御棒の第2の端は、ディスク磁石および
    第2の磁極片に接続され、 第1の磁極片は制御棒から間隔を置いて配置されて、調節可能なギャップを作
    るために制御棒に対して摺動可能である請求項23に記載の磁気制御摩擦ダンパ
    ー。
  25. 【請求項25】 ピストンに開口部を更に備え、調整装置は、第1の磁極片に
    対して制御棒を動かすために開口部を通って延びているレバーを備える請求項2
    4に記載の磁気制御摩擦ダンパー。
  26. 【請求項26】 ピストンに開口部を更に備え、調整装置が開口部を通って延
    びているノブを備え、ノブは制御棒を回し、制御棒の第2の端は雄ねじ付きのネ
    ジ部分を備え、第1の磁極片は制御棒のねじ付ネジ部分と互いにかみ合うように
    内側にねじを切られて、制御棒が回されると、第1の磁極片が永久磁石および第
    2の磁極片に対して軸方向に動くようになっている請求項24に記載の磁気制御
    摩擦ダンパー。
  27. 【請求項27】 ハウジングの第1のスロットおよびハウジングの第2のスロ
    ットは、軸方向に周期的に間隔を置いて配置されている請求項5に記載の磁気制
    御摩擦ダンパー。
  28. 【請求項28】 ハウジングと前記ハウジングが画成するキャビティ内に置か
    れて前記ハウジングに対して可動である可動部材との間の相対運動を減衰させる
    方法であり、該方法が磁場を発生する段階、および発生された磁場に従ってハウ
    ジングを可動部材に押圧する段階を含む前記方法。
  29. 【請求項29】 第1の部材および少なくとも一つのスロットを有する第2の
    部材の一方の表面と接触するように配置されている第1の膨張可能なベアリング
    並びに第1の部材および第2の部材のもう一方と膨張可能なベアリングとの間に
    取り付けられた第1のばねを更に備え、前記ばねが第1のベアリングを第1の部
    材と第2の部材の前記一方の表面に押し付けるようにしている請求項1に記載の
    磁気制御摩擦ダンパー。
  30. 【請求項30】 第1のばねは、磁場発生器と第1のベアリングの間に位置す
    る請求項28に記載の磁気制御摩擦ダンパー。
  31. 【請求項31】 第1の部材および少なくとも一つのスロットを有する第2の
    部材の一方の表面と接触するように配置されている第2の膨張可能なベアリング
    並びに第1部材および第2の部材のもう一方と第2の膨張可能なベアリングとの
    間に取り付けられた第2のばねを更に備え、前記第2のばねが第2のベアリング
    を第1の部材と第2の部材の前記一方の表面に押し付けるようにしている請求項
    29に記載の磁気制御摩擦ダンパー。
  32. 【請求項32】 前記第1の部材はハウジングであり、前記第2の部材は少な
    くとも一つの指を画成する少なくとも一つのスロットを有するピストンであり、
    第1のベアリング組立体および第2のベアリング組立体はハウジングに取り付け
    られている請求項31に記載の磁気制御摩擦ダンパー。
  33. 【請求項33】 第1および第2の磁場発生器を更に備え、第1および第2の
    ベアリング組立体は、第1および第2の磁場発生器とピストンの表面との間に半
    径方向に取り付けられている請求項32に記載の磁気制御摩擦ダンパー。
  34. 【請求項34】 前記第1の部材は、少なくとも一つの指を画成している少な
    くとも一つのスロットを有するハウジングであり、前記第2の部材は、キャビテ
    ィの中に配置されたピストンであり、そして第1のベアリング組立体および第2
    のベアリング組立体は、ピストンに取り付けられている請求項31に記載の磁気
    制御摩擦ダンパー。
  35. 【請求項35】 第1のベアリング組立体は、第1の磁場発生器とハウジング
    の間に半径方向に取り付けられ、第2のベアリング組立体は、第2の磁場発生器
    とハウジングの間に半径方向に取り付けられている請求項34に記載の磁気制御
    摩擦ダンパー。
  36. 【請求項36】 少なくとも一つのコイルは、第1のバネ組立体および第2の
    バネ組立体との間に軸方向に間隔を置いて配置されている請求項33に記載の磁
    気制御摩擦ダンパー。
  37. 【請求項37】 磁場発生器は、第1のベアリング組立体と第2のベアリング
    組立体の間に軸方向に間隔を置いて配置されている請求項31に記載の磁気制御
    摩擦ダンパー。
  38. 【請求項38】 前記装置はダンパーである請求項1に記載の磁気制御摩擦ダ
    ンパー。
  39. 【請求項39】 前記装置は制動装置である請求項1に記載の磁気制御摩擦ダ
    ンパー。
  40. 【請求項40】 前記装置は錠である請求項1に記載の磁気制御摩擦ダンパー
  41. 【請求項41】 キャビティを中に形成されている第1の部材、前記キャビテ
    ィの中に配置された第2の部材、および前記第1部材に前記第2の部材を圧迫さ
    せるように取り付けられた少なくとも一つの磁場発生器 を備えるダンパー。
  42. 【請求項42】 磁気的に引き付けられる材料で形成された磁気作動運動制御
    装置のためのハウジングであって、第1の端および開いた第2の端(ハウジング
    )、第1の端と第2の端との間に伸びているハウジング内のキャビティおよびハ
    ウジングの指を画成するためにハウジングを通って伸びているスロット を備える磁気作動運動制御装置用ハウジング。
  43. 【請求項43】 前記ハウジングは円筒形を有する請求項42に記載のハウジ
    ング。
  44. 【請求項44】 前記スロットは、第1と第2の端の間に方向に平行な方向に
    伸びている請求項42に記載のハウジング。
  45. 【請求項45】 前記スロットは、第1および第2の端の間の方向に垂直な方
    向に伸びている請求項42に記載のハウジング。
  46. 【請求項46】 前記ハウジングを通って伸びている複数のスロットを更に備
    える請求項42に記載のハウジング。
  47. 【請求項47】 前記スロットが第1のスロットであり、第2のスロットを更
    に備え、第1および第2のスロットは間隔を置いて配置されている請求項42に
    記載のハウジング。
  48. 【請求項48】 前記第1および第2のスロットが平行である請求項47に記
    載のハウジング。
  49. 【請求項49】 前記第1および第2のスロットは、前記第1と第2の端の間
    の方向に平行な方向に伸びている請求項47に記載のハウジング。
  50. 【請求項50】 横スロットを更に備え、前記第1および第2のスロットは、
    少なくとも一本に自由端を有する指を画成するために前記横スロットによって接
    続されている請求項49に記載のハウジング。
  51. 【請求項51】 前記ハウジングは、2本の指を画成している4本のスロット
    と2本の横スロットとを備え、4本のスロットは、ハウジングのまわりに離れて
    間隔を置いて配置され、各横スロットが2本のスロットを一つに接ぎ合わせてい
    る請求項50に記載のハウジング。
  52. 【請求項52】 前記2本の横スロットは、ハウジングの対向端部に隣接して
    配置されている請求項51に記載のハウジング。
  53. 【請求項53】 前記第1および第2のスロットは、第1と第2の端の間の方
    向に対して垂直な方向に伸びている請求項47に記載のハウジング。
  54. 【請求項54】 横スロットを更に備え、第1および第2のスロットは、各々
    自由端を有する2本の指を画成するために前記横スロットによって接続されてい
    る請求項53に記載のハウジング。
  55. 【請求項55】 前記ハウジングが4本の指を画成している4本のスロットと
    2本の横スロットとを備え、前記4本のスロットはハウジングのまわりに2本ず
    つ組になって間隔を置いて配置されており、各横スロットは一対のスロットを接
    ぎ合わせている請求項54に記載のハウジング。
  56. 【請求項56】 可動部材が入っているキャビティを画成しているハウジング
    を備えるダンパーに内の可動部材の位置を検出するためのセンサであって、ダン
    パーのハウジングに固定された第1の部材および可動部材に連結された第2の部
    材を備え、第1部材と第2の部材の間の相対位置がハウジングに対する可動部材
    の位置を示すダンパーの可動部材の位置を検出するセンサ。
  57. 【請求項57】 ハウジングおよびハウジングに対して可動なドラムを備えて
    いる洗濯機およびドラムとハウジングの間に取り付けられた請求項1による少な
    くとも一つのダンパーを備えたシステム。
  58. 【請求項58】 座席およびベースを備え、座席がベースに対して可動になっ
    ている椅子および座席とベースの間に取り付けられた請求項1に記載のダンパー
    を備えたシステム。
  59. 【請求項59】 前記椅子が腕および背もたれを備え、前記腕は座席または背
    もたれに対して可動であり、請求項1によるダンパーが腕と座席の間、または、
    腕と背もたれの間に取り付けられている請求項58に記載のシステム。
  60. 【請求項60】 上部および複数の調節式脚を有するテーブル、および調節式
    脚のうちの少なくとも1本の第1の部分と第2の部分の間に取り付けられた請求
    項1によるダンパーを備え、各調節式脚は第1の部分および第2の部分を有し、
    前記第1の部分は前記第2の部分に対して可動であるシステム。
  61. 【請求項61】 第1の表面および第2の表面および第1の表面と第2の表面
    の間に取り付けられた請求項1によるダンパーを備え、前記第1の表面は前記第
    2の表面に対して移動可能であるシステム。
  62. 【請求項62】 軸に接続された車輪、軸に連結された請求項4によるダンパ
    ー、前記軸に対して回転可能な固定子またはハウジングのうちの一方を備えるシ
    ステム。
  63. 【請求項63】 請求項4による第2のダンパーおよび第1のダンパーのハウ
    ジングおよび第2のダンパーのハウジングに連結されているモーターをさらに備
    え、前記第2のダンパーは請求項4による第1のダンパーと反対向きに軸に連結
    されており、モーターが回転すると、前記第1のダンパーのハウジングと前記第
    2のダンパーのハウジングが反対方向に回転するようにしている請求項62に記
    載のシステム。
  64. 【請求項64】 開口部を備えているハウジング、一部分が前記ハウジングの
    開口部を通して突き出るようにハウジングの中に配置されたボール、前記ボール
    と回転接触している第1の軸、および前記第1の軸に垂直になっている第2の軸
    を備え、前記ボールは、ハウジングに対して回転可能であり、前記第1の軸は、
    請求項4によるダンパーに連結されており、前記第2の軸は、ボールに回転接触
    しており、前記第2の軸は、請求項4による第2のダンパーに連結されているこ
    とを特徴とするシステム。
  65. 【請求項65】 不規則に成形された物体を保持するためのコンテナおよび各
    ダンパーが第1の端および第2の端を有する請求項6による複数のダンパーを備
    え、各ダンパーの第1の端は、延長部分キャップを有し、各ダンパーの第2の端
    は、コンテナに取り付けられていることを特徴とするシステム。
  66. 【請求項66】 ステアリングホイール、ステアリングホイールに連結される
    とともにステアリングホイールに対して可動であるステアリングコラムおよび 請求項1に記載のダンパーを備え、前記ダンパーは第1の端および第2の端を備
    え、前記ダンパーの第1の端はステアリングコラムに取り付けられ、第2の端は
    ステアリングホイールに取り付けられていることを特徴とするシステム。
  67. 【請求項67】 ハウジングおよび前記ハウジングに対して可動なドラムを備
    える洗濯機、およびドラムとハウジングの間に取り付けられた請求項による少な
    くとも一つの磁気作動運動制御装置を備えることを特徴とするシステム。
  68. 【請求項68】 座席およびベースを備える椅子、および座席とベースの間に
    取り付けられた請求項1による磁気作動運動制御装置を備え座席は、ベースに対
    して可動であることを特徴とするシステム。
  69. 【請求項69】 椅子は、腕および背もたれを備え、前記腕は、座席または背
    もたれに対して可動である請求項68に記載のシステム。
  70. 【請求項70】 上部および複数の調節可能な脚を有するテーブル、および調
    節式脚のうちの少なくとも1本の第1の部分と第2の部分の間に取り付けた請求
    項1による磁気作動運動制御装置を備え各調節式脚は、第1の部分および第2の
    部分を有し、前記第1の部分は、前記第2の部分に対して可動であることを特徴
    とするシステム。
  71. 【請求項71】 第1の表面および第2の表面、および第1の表面と第2の表
    面の間に取り付けられた請求項1による磁気作動運動制御装置を備え、前記第の
    表面は前記第2の表面に対して可動であることを特徴とするシステム。
  72. 【請求項72】 軸に接続したホイール、軸に連結した請求項5による第1の
    磁気作動運動制御装置を備え、固定子またはハウジングのうちの一方が軸に対し
    て回転可能である ことを特徴とするシステム。
  73. 【請求項73】 請求項5による第2の磁気作動運動制御装置、および第1の
    磁気作動運動制御装置のハウジングおよび第2の磁気作動運動制御装置のハウジ
    ングに連結されたモーターを更に備え、前記第2の磁気作動運動制御装置は、請
    求項5による第1の磁気作動運動制御装置と反対向きに軸に連結され、前記モー
    ターが回ると、前記第1の磁気作動運動制御装置のハウジングと前記第2の磁気
    作動運動制御装置はハウジングを反対方向に回るようになっていることを特徴と
    する請求項72に記載のシステム。
  74. 【請求項74】 一部分がハウジングの開口部を通して突き出るようにハウジ
    ングの中に置かれたボール、ボールに回転接触している第1の軸、および第1の
    軸に垂直に配置された第2の軸を備え、前記ボールは、ハウジングに対して回転
    可能であり、前記第1の軸は、請求項5による第1の磁気作動運動制御装置に連
    結され、前記第2の軸は、ボールに回転接触しており、前記第2の軸は、請求項
    5による第2の磁気作動運動制御装置に連結されている ことを特徴とするシステム。
  75. 【請求項75】 不規則な形に成形された物体を保持するためのコンテナ、 および請求項15による複数の磁気作動運動制御装置を備え、各磁気作動運動制
    御装置は、第1の端および第2の端を有し、各磁気作動運動制御装置の第1の端
    は延長部分キャップを有し、各磁気作動運動制御装置の第2の端はコンテナに取
    り付けられていることを特徴とするシステム。
  76. 【請求項76】 ステアリングホイール、ステアリングホイールに連結される
    とともに、ステアリングホイールに対して可動であるステアリングコラムおよび
    請求項1による磁気作動運動制御装置を備え、前記磁気作動運動制御装置は第1
    の端および第2の端を備え、前記磁気作動運動制御装置の第1の端は、ステアリ
    ングコラムに取り付けられ,前記第2の端は、ステアリングホイールに取り付け
    られていることを特徴とするシステム。
  77. 【請求項77】 ボデーおよび前記ボデーにヒンジによって取り付けられたド
    アを備えている車両、およびドアとボデーの間に取り付けられた請求項1による
    磁気作動運動制御装置を備えるシステム。
  78. 【請求項78】 ボデーおよび前記ボディにヒンジによって取り付けられたド
    アを備えている車両、およびドアとボデーの間に取り付けられた請求項28によ
    る磁気作動運動制御装置を備えるシステム。
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