JP2003529002A - 矢板を固定するための方法 - Google Patents

矢板を固定するための方法

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JP2003529002A JP2001570912A JP2001570912A JP2003529002A JP 2003529002 A JP2003529002 A JP 2003529002A JP 2001570912 A JP2001570912 A JP 2001570912A JP 2001570912 A JP2001570912 A JP 2001570912A JP 2003529002 A JP2003529002 A JP 2003529002A
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    • E02D5/00Bulkheads, piles, or other structural elements specially adapted to foundation engineering
    • E02D5/02Sheet piles or sheet pile bulkheads
    • E02D5/14Sealing joints between adjacent sheet piles

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  • Soil Working Implements (AREA)
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 矢板(10)を地盤に打ち込む方法は、連結空間(20)を有する少なくとも1枚の矢板連結部(14)を構成する矢板(10)を設ける工程と;密閉装置(16)を前記連結空間(20)内に挿入する工程と;前記矢板(10)を地盤に打ち込む工程と;前記密閉装置(16)を前記連結空間(20)から引き抜く工程とを備える。この方法の重要な特徴は、前記密閉装置(16)が膨張可能な管(21)を備え;前記密閉装置(16)を前記連結空間(20)に挿入した後、及び前記矢板(10)を地盤に打ち込む前に、前記膨張可能な管(21)を膨らまし;前記膨張可能な管(21)を前記連結空間(20)から引き抜く前に該膨張可能な管(21)を再度収縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、矢板を地盤に打ち込むための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
保持壁を構成する矢板の使用は周知である。そのような壁で使用される矢板は
、その長手方向縁端部に沿った矢板連結部を有しており、該連結部は、互いに相
互連結される隣接矢板の長手方向縁端部を維持するように連結することができる
。例えばLARSSEN型矢板連結部のような二重フック連結型(EN1024
8標準による型式1)の現代の矢板連結部は、内部連結空間を有するフック状部
材である。最初の矢板を地面に打ち込み、第二矢板の追跡矢板連結部の底端部を
最初の矢板の先導矢板連結部の先端に導入し、第二矢板を地面に打ち込み、それ
から第三、第四等の矢板を壁に挿入するプロセスを繰り返すことによって、矢板
壁を形成する。 2枚の矢板間の連結部を密閉シールすることはしばしば必要である。これは2
つの連結用矢板連結部の少なくとも1つの連結空間に密閉手段を設けることによ
って一般に行われる。良好な密閉状態を確保するために、連結空間に地盤材料が
入らぬようにすることが重要である。
【0003】 また、2枚の相互連結矢板を長手方向の互いの移動に対してロックすることも
必要であることがある。これは、例えば連結された矢板連結部を接着剤かセメン
トで接合することによって達成することができる。良好な接合状態を確保するた
めに、連結空間へ地盤材料が入らぬようにすることが重要である。 この連結空間へ地盤材料が入らぬようにするために幾つかの方法が提案されて
いる。 EP−0628662は、スチール管を先導矢板連結部の連結空間に挿入する
か、あるいは、この空間をポリエチレン管で埋めることによって連結空間へ地盤
材料が入らぬようにすることを教示している。効果的にするため、そのような管
は連結空間にぴったり嵌め込む必要がある。そのため、次の矢板を打ち込む前に
連結空間から管を引き抜くことが容易ではない。これは、特に、先行矢板連結部
が地盤に打ち込まれたとき、僅かに変形するため、また管と矢板連結部との間に
入る地盤粒子が摩擦を増大させるためである。
【0004】 EP−0341194によれば、矢板連結部と略同じ形状を有するキャリバー
(caliber)部材を、連結空間の長手方向開口を外側から塞ぐために先行
矢板連結部と相互連結する。矢板を地盤に一旦打ち込んだら、キャリバー部材を
引き抜く。連結空間は土壌からよく守られているが、矢板の全長に亘ってキャリ
バー部材を取り外すことは容易ではない。 同様に、GB−2322658によれば、スチール管を連結空間内に挿入する
。このスチール管はカバーを有し、外側から連結空間の長手方向開口を塞いでい
る。連結空間は土壌から保護されるが、連結空間から長くて剛性のある管−カバ
ーの組立て品を引き抜くことは非常に困難である。 EP−0722017によれば、先行矢板連結部の連結空間が変形可能なスト
リップによって保護され、該ストリップは、連結空間の長手方向開口を覆うよう
にその長手方向縁端部の一端で矢板と溶接される。この方法の大きな不具合は、
矢板を地盤に打ち込んだ際に、この変形可能なストリップが容易に損傷を受け、
引きちぎられることである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の根底にある技術的問題は、矢板連結部の連結空間が、該連結空間に容
易に挿入され、また該連結空間から容易に引き抜かれる密閉具によって地盤材料
から十分に保護される、矢板を地盤に打ち込むための方法を提供することである
。この問題は請求項1に請求された方法によって解決される。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の方法によれば、膨張可能な管からなる密閉装置を保護すべき矢板連結
部の連結空間内に挿入する。この密閉装置を連結空間内の所定位置に一旦配置し
たら、密閉装置が該連結空間への開口を有効に閉鎖するように、その膨張可能な
管を膨らませる。それで矢板が地盤内に打ち込まれている間、地盤材料は連結空
間に入ることができないことになる。矢板が一旦所定位置に配置されたら、膨張
可能な管を再度収縮させ、それで密閉装置を連結空間から容易に引き抜くことが
できる。つまり、膨張可能な管を膨らませることによって、密閉装置により地盤
材料から連結空間を十分に保護することが保証され、膨張可能な管を収縮するこ
とによって、密閉装置を連結空間へ容易に挿入し、あるいは連結空間から容易に
引き抜くことができる。 好ましい実施形態によれば、膨張可能な管の膨張により、連結空間の長手方向
開口内に密閉ブロックを押し付ける。この密閉ブロックは連結空間の長手方向開
口を閉鎖する。密閉ブロックを膨張可能な管より強くすることができ、従って打
ち込みプロセス時は損傷しにくいことが分かるだろう。密閉ブロックが半剛性体
であることが好ましく、その理由はそのような半剛性体が連結空間内により容易
に挿入され、また連結空間からより容易に引き抜かれるからである。さらに、密
閉ブロックが連結空間の長手方向開口に係合する楔状本体であるのが好ましい。
この楔形状は、膨張可能な管を膨らませたとき、密閉ブロックが連結空間の内部
からこの開口を有効に塞ぐように連結空間の長手方向開口にそれ自体を中心に配
置することを保証する。別体の部品として密閉ブロックを構成しても良いが、そ
の密閉ブロックを該膨張可能な管にしっかり取り付けること、特に該膨張可能な
管と一体で密閉ブロックを形成することが好ましい。膨張可能な管と密閉ブロッ
クをしっかり取り付けることにより、建設現場で容易な操作が可能となる。
【0007】 該密閉装置は、閉鎖先端を有する膨張可能な管の横に開放先端を有するフレキ
シブルな管をさらに備えることができる。それで、このフレキシブルな管は、密
閉装置を連結空間から引き抜く間、連結空間を砂あるいは合成発泡材(例えばP
Uフォームのような)で満たすために使用することができる。特に、矢板を軽い
あるいは泥状の地盤材料に打ち込む場合には、密閉装置が一旦引き抜かれたら軽
いあるいは泥状地盤材料が連結空間に入らないようにするため、該連結空間を砂
あるいは合成発泡材料で満たすことが有利である。フレキシブル管を別体の部品
として考えることはあるが、その密閉ブロックを該膨張可能な管にしっかり取り
付けること、特に該膨張可能な管と一体で密閉ブロックを形成することが好まし
い。 特に、矢板壁を構成する場合、密閉装置を第一矢板の先導矢板連結部の連結空
間内に挿入する。膨張可能な管を例えば圧縮空気により膨らまし、第一矢板を地
盤に打ち込む。この第一矢板が所定位置に一旦配置されると、膨張可能な管を収
縮し、密閉装置を連結空間から引き抜く。この引き抜かれた密閉装置は、完全に
きれいな、すなわち地盤材料が何ら入っていない先導矢板連結部の連結空間から
出ることが分かるだろう。次に、その密閉装置を第二矢板の先導矢板連結部の連
結空間内に挿入し、それから膨張可能な管を膨らます。第二矢板の追跡矢板連結
部の底端部は、第一矢板の先導矢板連結部の先端部に相互連結される。この第二
矢板を地盤内に打ち込むと、その追跡矢板連結部は第一矢板の先導矢板連結部の
きれいな連結空間を滑り下りる。矢板が一旦所定位置に配置されたら、膨張可能
な管を再度収縮し、それから密閉装置を引き抜く。このプロセスを第三、第四、
第五等の矢板に繰り返す。その結果、矢板の追跡矢板連結部は前の矢板のきれい
な先導矢板連結部に常時相互連結される。
【0008】 矢板を地盤に打ち込む前に、先導矢板連結部の連結空間の底端部に先端密閉具
を挿入することが推奨される。この先端密閉具は連結空間の軸方向開口の下で地
盤材料を移動させ、地盤材料が連結空間に軸方向に入らないように防止する。先
端密閉具が例えば単純なボルトとすることができることが分かるだろう。しかし
、最も有効にするため、先端密閉具は円錐ヘッドを有することが有利である。こ
の先端密閉具は、該先端密閉具が後続の矢板の追跡矢板連結部により先導矢板連
結部の連結空間から簡単に押し出すことができるように、矢板に固定されるより
は連結空間内にぴったり挿入されるのが好ましい。これは矢板が先の矢板より地
盤に深く打ち込まれる必要がある場合に特に重要である。 第一矢板の先導矢板連結部と第二矢板の追跡矢板連結部を連結する前に、接着
剤が第二矢板の追跡矢板連結部上に好適に塗布される。従って、2つの矢板間の
連結接合部は互いに長手方向の移動に対抗して連結される。接着剤を追跡矢板連
結部に塗布するためにスプレッダーを使用することができる。そのようなスプレ
ッダーを使用することによって、矢板の全長にわたり追跡矢板連結部に接着剤が
一様に塗布される。
【0009】 第一矢板の先導矢板連結部と第二矢板の追跡矢板連結部を連結する前に、シー
ラントを第二矢板の追跡矢板連結部上に塗布することもできる。従って、2枚の
矢板間の連結接合部がシールされ、それにより矢板壁を防水性とすることができ
る。地盤材料が連結空間に入れないため、2枚の矢板間の優れた密閉状態が確保
される。 第一矢板の先導矢板連結部と第二矢板の追跡矢板連結部を連結する前に、短い
クリーニング部品を第一矢板の先導矢板連結部に係合するのが好ましい。第二矢
板を地盤に打ち込むと、その追跡矢板連結部が第一矢板の先導矢板連結部に沿っ
て該クリーニング部品を押す。クリーニング部品は、例えば連結矢板連結部の一
部品とすることができることが分かるだろう。該部品は先導矢板連結部の内壁か
ら全ての地盤材料を除去すると共に、該先導矢板連結部の外壁を好ましく覆い、
それにより該クリーニング部品が先導矢板連結部の外壁から全ての地盤材料を有
効に除去する。それで、先導矢板連結部の全ての内外接触面には、後続の矢板の
追跡矢板連結部の対応接触面に接触するに至った時、地盤材料が存在しないこと
が理解されよう。密閉装置を連結空間から引き抜くと同時に、第一矢板の先導矢
板連結部の連結空間が砂で一杯になった場合、このクリーニング部品の使用が特
に有利である。 本発明はまた上記方法で使用すべき矢板連結部の連結空間を密閉する装置に関
する。そのような密閉装置は一端が閉鎖された膨張可能な管から構成される。 本発明を、添付図面を参照して実施例により説明する。
【0010】
【発明の実施形態】
図1は、作業場で地面に水平に載置された数枚の矢板10を示している。この
矢板10の長手方向縁端部は追跡矢板連結部12と先導矢板連結部14からなっ
ている。密閉装置16を先導矢板連結部14に挿入し、圧縮空気手段18で膨ら
ます。 密閉装置16を、図2及び図3を参照してさらに詳しく説明する。フック形状
先導矢板連結部14は、密閉装置16が配置される連結空間20を備えている。
該密閉装置16は膨張可能な管21と楔(ウェッジ)状密閉ブロック22から構
成されている。図2及び図3は該膨張可能な管21をそれぞれ収縮した状態及び
膨らませた状態で示している。膨張可能な管21を膨らませると、密閉ブロック
22は長手方向開口をしっかり加圧するので、連結空間にアクセス可能となる。
言い換えれば、その膨張可能な管21は連結空間20の長手方向開口を塞ぎ、そ
れにより地盤材料がこの開口から連結空間20内に入らないようにしている。
【0011】 図4は、膨張可能な管21に並行して走るフレキシブルな管23を有する密閉
装置16を示している。このフレキシブルな管23は開放前端部を有し、密閉装
置16が連結空間20から外されているときに、砂を連結空間20内に入れるよ
うに使用される。それにより連結空間20の長手方向開口が塞がれ、そのことに
より地盤材料がこの開口から連結空間20内に入らないようになる。 図2及び図3、そして図4に示された好ましい密閉装置16は半剛性ゴム部品
であることが注目されよう。その密閉装置16は、その引っ張り強度を上げるた
め、合成又は金属強化繊維又は織物を含んでもよい。矢板連結部の壁に接触して
いるその表面に摩擦軽減コーティングを入れることができる。 矢板を打ち込んでいるときに、下から軸方向に押し込まれる土から連結空間2
0を保護するため、前端密閉具24を連結空間20の底端部に挿入する。図5、
図6に示された前端密閉具24は円筒本体26と円錐ヘッド28を有する。
【0012】 図7は、接着剤30が塗布されている追跡矢板連結部12を示す。この接着剤
30はノズル34によりスプレッダー32を介して注入されている。スプレッダ
ー32は、矢板連結部のヘッド35と略同じ形態を有するキャビティを有するが
、一様な接着剤層30が追跡矢板連結部12のヘッド35の全長にわたって塗布
されるように後者よりは僅かに大きい。 図8については、追跡及び先導矢板連結部12,14を備えた第一矢板10を
地盤の所定位置に見ることができる。第二矢板10’はその追跡矢板連結部12
’に塗布された接着剤30と、その先導矢板連結部14’に挿入された密閉装置
16及び先端密閉具24とを有する。第二矢板10’を第一矢板と連結し、地盤
に打ち込む前に、短いクリーニング部品36を、先導矢板連結部14の内壁から
全ての地盤材料を除去するため、第一矢板10の先導矢板連結部14に係合する
。図8に示されたクリーニング部品36は先導矢板連結部14の外壁を覆い、尖
った先端部38を有する。その結果、そのクリーニング部品36を、第二矢板1
0’の追跡矢板連結部12’により先導矢板連結部14に沿って押し下げると、
そのクリーニング部品36は先導矢板連結部14の外壁から全ての地盤材料を有
効に除去する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 地盤に水平に配置された3枚の矢板の斜視図である。
【図2】 矢板連結部内側での収縮した密閉装置の断面図である。
【図3】 矢板連結部内側での膨らんだ密閉装置の断面図である。
【図4】 矢板連結部内側にフレキシブルな管を有する膨らんだ密閉装置の断面図である
【図5】 先端密閉具の斜視図である。
【図6】 矢板連結部に挿入された図5の先端密閉具の概略底面図である。
【図7】 接着剤が塗布されている矢板連結部の断面図である。
【図8】 相互に連結されている2枚の矢板の斜視図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年5月23日(2002.5.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】 第一矢板の先導矢板連結部と第二矢板の追跡矢板連結部を連結する前に、シー
ラントを第二矢板の追跡矢板連結部上に塗布することもできる。従って、2枚の
矢板間の連結接合部がシールされ、それにより矢板壁を防水性とすることができ
る。地盤材料が連結空間に入れないため、2枚の矢板間の優れた密閉状態が確保
される。 第一矢板の先導矢板連結部と第二矢板の追跡矢板連結部を連結する前に、短い
クリーニング部品を第一矢板の先導矢板連結部に係合するのが好ましい。第二矢
板を地盤に打ち込むと、その追跡矢板連結部が第一矢板の先導矢板連結部に沿っ
て該クリーニング部品を押す。クリーニング部品は、例えば連結矢板連結部の一
部品とすることができることが分かるだろう。該部品は先導矢板連結部の内壁か
ら全ての地盤材料を除去すると共に、該先導矢板連結部の外壁を好ましく覆い、
それにより該クリーニング部品が先導矢板連結部の外壁から全ての地盤材料を有
効に除去する。それで、先導矢板連結部の全ての内外接触面には、後続の矢板の
追跡矢板連結部の対応接触面に接触するに至った時、地盤材料が存在しないこと
が理解されよう。密閉装置を連結空間から引き抜くと同時に、第一矢板の先導矢
板連結部の連結空間が砂で一杯になった場合、このクリーニング部品の使用が特
に有利である。 本発明はまた上記方法で使用すべき矢板連結部の連結空間を密閉する装置に関
する。そのような密閉装置は、連結空間内に配置された膨張可能な管と、この膨 張可能な管と連携する楔状密閉ブロックとを備える。 本発明を、添付図面を参照して実施例により説明する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 リクス、アンドレ ベルギー、ビー−6780、メサンシー、リュ ドバンジュ 17 Fターム(参考) 2D049 FB03 FB12 FC03 FC11 FD04

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結空間(20)を有する少なくとも1枚の矢板連結部(1
    4)を構成する矢板(10)を設ける工程と; 密閉装置(16)を前記連結空間(20)内に挿入する工程と; 前記矢板(10)を地盤に打ち込む工程と; 前記密閉装置(16)を前記連結空間(20)から引き抜く工程とを備える矢
    板を地盤に打ち込む方法において、 前記密閉装置(16)が膨張可能な管(21)を備え; 前記密閉装置(16)を前記連結空間(20)に挿入した後、及び前記矢板(
    10)を地盤に打ち込む前に、前記膨張可能な管(21)を膨らまし; 前記膨張可能な管(21)を前記連結空間(20)から引き抜く前に該膨張可
    能な管(21)を再度収縮することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記密閉装置(16)が密閉ブロックを備え、前記膨張可能
    な管(21)の膨張により前記密閉ブロック(22)を前記連結空間(20)の
    長手方向開口に押し込むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記密閉ブロック(22)が楔状体であることを特徴とする
    請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記密閉ブロック(22)が半剛性体であることを特徴とす
    る請求項2又は請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記膨張可能な管(21)及び前記密閉ブロック(22)を
    共に取り付けることを特徴とする請求項2、請求項3又は請求項4に記載の方法
  6. 【請求項6】 前記膨張可能な管(21)及び前記密閉ブロック(22)を
    一体で構成することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記密閉装置は、前記膨張可能な管(21)を前記連結空間
    (20)から引き抜くときに、前記連結空間(20)に砂を満たすために前記膨
    張可能な管(21)に並設されたフレキシブルな管(23)をさらに備えること
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記膨張可能な管(21)及び前記フレキシブルな管(23
    )を共に取り付けることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記膨張可能な管(21)及び前記フレキシブルな管(23
    )を一体で構成することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記密閉装置(16)を、第一矢板(10)の先導矢板連
    結部(14)の連結空間(20)に収容し; 前記第一矢板(10)の前記先導矢板連結部(14)が、前記密閉装置(16
    )の引き抜き後、第二矢板(10’)の追跡矢板連結部(12’)を収容するこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記第一矢板(10)を地盤に打ち込む前に、前記先導矢
    板連結部(14)の前記連結空間(20)の底端部に先端密閉具(24)を挿入
    することをさらに特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記第二矢板(10’)の前記追跡矢板連結部(12’)
    を前記第一矢板(10)の前記先導矢板連結部(14)と連結する前に、前記追
    跡矢板連結部(12’)上に接着剤(30)を塗布することをさらに特徴とする
    請求項10又は請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記第二矢板(10’)の前記追跡矢板連結部(12’)
    を前記第一矢板(10)の前記先導矢板連結部(14)と連結する前に、前記追
    跡矢板連結部(12’)上にシーラントを塗布することをさらに特徴とする請求
    項10又は請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記接着剤(30)及び/又は前記シーラントを前記追跡
    矢板連結部に塗布するためにスプレッダー(32)を使用することを特徴とする
    請求項12又は請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記第一矢板(10)の前記先導矢板連結部(14)を前
    記第二矢板(10’)の前記追跡矢板連結部(12’)と連結する前に、前記先
    導矢板連結部(14)にクリーニング部品(36)を挿入することをさらに特徴
    とする請求項10ないし請求項14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 一端が閉鎖された膨張可能な管(21)を特徴とする矢板
    連結部(14)の連結空間(20)を塞ぐための装置。
  17. 【請求項17】 前記膨張可能な管(21)に連携した密閉ブロック(22
    )をさらに特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記密閉ブロック(22)は楔状体であることを特徴とす
    る請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記膨張可能な管(21)及び前記密閉ブロック(22)
    は一体で構成されることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記膨張可能な管(21)に連携したフレキシブルな管(
    23)をさらに特徴とする請求項16ないし請求項19のいずれか1項に記載の
    装置。
  21. 【請求項21】 前記膨張可能な管(21)及び前記フレキシブルな管(2
    3)は一体で構成されることを特徴とする請求項20に記載の装置。
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