JPH0438397A - 地下構造物の構築方法 - Google Patents

地下構造物の構築方法

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JPH0438397A
JPH0438397A JP14543590A JP14543590A JPH0438397A JP H0438397 A JPH0438397 A JP H0438397A JP 14543590 A JP14543590 A JP 14543590A JP 14543590 A JP14543590 A JP 14543590A JP H0438397 A JPH0438397 A JP H0438397A
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JP
Japan
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pipe
excavator
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cross
shaped
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JP14543590A
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Seiichi Toyofuku
豊福 ▲しん▼市
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Iseki Poly Tech Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、少なくとも1つの係合部を備える複数の管を
、隣り合う管の係合部が互いに係合するように、管推進
工法により水平に配置して、地中壁、補強体、止水体等
の地下構造物を構築する方法に関する。
(従来の技術) 地下構造物を管推進工法により横築するいわゆるバイブ
ルーフ工法に用いられる管は、一般に、主体部の外周面
に該主体部の長子方向へ伸びるように配置された少なく
とも1つの係合部を備え、隣り合う管の係合部が互いに
係合するように水平に配置される。
これらの管を地中に配置するとき、地下水が管の周りか
ら発進用竪坑へ流出することを防1Fシなければならな
い。このため、従来では、管の断面形状に対応した形状
の穴をゴム板に形成し、該ゴム板を発進用竪坑の側壁に
取り付け、シールド型トンネル掘削機および管を前記穴
を介して地中に押し込む方法を採用している。
(解決しようとする課題) しかし、管の断面形状が複雑であるがら、該管と発進用
竪坑の側壁との間の液密性を確実に維持する形状の穴を
ゴム板に形成することは難しい。このため、従来では、
管を配置する全長さ領域にわたって止水剤を注入しなけ
ればならなかった。
本発明の目的は、発進用竪坑の側壁と管との間の液密性
を容易にかつ確実に維持することができるようにするこ
とにある。
(解決手段、作用、効果) 本発明の構築方法では、筒状の主体部と、該主体部の外
周面にあって該主体部の長手方向へ伸びる少なくとも1
つの係合部とを備える複数の管を用いる。各管は、隣り
合う管の係合部が互いに係合するように、管推進工法に
より水平に配置される。
本発明の構築方法は、先ず、前記係合部の断面の大きさ
とほぼ同じ大きさの断面を有する第1の部材を、前記主
体部の断面の大きさとほぼ同じ犬きさの断面を有するシ
ールド型トンネル掘削機の外周面に面記主体部の外周面
における前記係合部の位置に対応させて配置することに
より、前記掘削機と前記第1の部材との組立体の断面形
状を前記管のそれとほぼ同じにする。
次いで、弾性変形可能の第2の部材を前記組立体の周り
に配置し、型枠を前記第2の部材の周りに配置し、モル
タルを前記撃砕内に打設することにより、前記第2の部
材を凝結したモルタルを介して発進用竪坑の側壁に担持
させる。
その後、前記掘削機により地盤を掘削しつつ前記掘削機
を前進させると同時に、1171記泥田機の後部に続く
前記管の周りの水密性を前記第2の部材および前記凝結
したモルタルに維持させつつ前記管を前進させることに
より、前記管を地中に配置する。
本発明において、第2の部材は、型枠内に打設したモル
タルにより、掘削機と第1の部材との外周面に押圧され
、モルタルが凝結することにより、凝結したモルタルの
内側に維持される。その結果、第2の部材は、凝結した
モルタルに維持された状態において、前記管の断面形状
に対応する形状を有する穴を規定する。
本発明によれば、第2の部材により規定される穴に管が
挿入されると、第2の部材が自己の復元力により管の外
周面に押圧されるから、該管と発進用竪坑との間の液密
性は、第2の部材と凝結したモルタルとにより確実に維
持される。
前記第2の部材は、前記掘削機および前記管を前進させ
る前に除去してもよいし、前記管の前進時に前記管の係
合部により破壊してもよい。
前記地下構造物は、筒状の主体部と詠主体部の外周面に
あって該主体部の長手方向へ伸びかつC字状の断面形状
を有する少なくとも1つのC型係合部とを備える第1の
管と、筒状の主体部と該二1:体部の外周面にあって該
主体部の長手方向へ伸びかつC字状の断面形状を有する
C型係合部と前記主体部の外周面にあって該主体部の長
子方向へ伸びかつT字状の断面形状を有するT型係合部
とを備える複数の第2の管とを、隣り合う管のC型係合
部とT型係合部とか係合するように管推進工法により水
平に配置することにより、4g2することもできる。
この場合、先ず、前記第1の管のC型係合部の断面の大
きさとほぼ同じ大きさの円形の断面形状を有する第1の
部材を、前記第1の管の主体部の断面の大きさとほぼ同
じ大きさの円形の断面を有するシールド型トンネル掘削
機の外周面に前記第1の管の主体部の外周面における前
記C型係合部の(q置に対応させて配置することにより
、前記掘削機と前記第1の部材との組立体の断面形状を
前記第1の管のそれとほぼ同じにする。
次いで、弾性変形6丁能の第2の部材を前記組立体の周
りに配置し、型枠を前記第2の部材の周りに配置し、モ
ルタルを1111記型枠内に打設することにより、前記
第2の部材を凝結したモルタルを介して発進用竪坑の側
壁に担持させる。
次いで、前記掘削機により地盤を掘削しつつ前記掘削機
を前進させると同時に、前記掘削機の後部に続く前記第
1の管と前記側壁との間の水密性を前記第2の部材およ
び前記凝結したモルタルに維持させつつ前記第1の管を
前進させて、前記第1の管を地中に配置する。
次いで、前記第2の管のC型係合部の断面の大きさとほ
ぼ同じ大きさの円形の断面形状を有する第3の部材を、
前記第2の管の主体部の断面の大きさとほぼ同じ大きさ
の円形の断面を有するシールド型トンネル掘削機の外周
面に前記第2の管の主体部の外周面における前記C型係
合部の位置に対応するように配置することにより、前記
掘削機と前記第3の部材との組立体の断面形状を前記第
2の管のそれとほぼ同じにする。
次いで、弾性変形可能の第4の部材を前記組立体の周り
に配置し、型枠を前記第4の部材の周りに配置し、モル
タルを前記型枠内に打設することにより、前記第4の部
材を凝結したモルタルを介して発進用竪坑の側壁に担持
させる。
次いで、前記掘削機により地盤を掘削しつつ前記掘削機
を前進させると同時に、前記掘削機の後部に続く前記第
2の管と前記側壁との間の水密性を前記第4の部材およ
び前記凝結したモルタルに維持させつつ、前記第2の管
のT型係合部を当該第2の管に先立って配置された管の
C型係合部に係合させた状態て、前記第2の管を前進さ
せる工程を複数回行って前記第2の管を地中に配置する
円錐形のキャップを前記C型係合部の前端部に配置し、
それにより、前記第1または第2の管を前進させるとき
、土砂が前記C型係合部の前端部から前記C型係合部内
に入ることを前記キャップにより防止することが好まし
い。
硬化剤を封入した袋を前記C型係合部内に配置し、それ
により、前記第1または第2の管を前進させるとき、前
記C型係合部内の液密性を前記袋に維持させることかで
きる。
前記袋は、次の第2の管を前進させるときに、該次の第
2の管のT%J係合部により破壊することができる。
(実施例) 第1図を参照して、本発明で用いる第1および第2の管
10および12の実施例について説明する。
第1図において、第1の管10は、円筒状の主体部14
と、C字状の断面形状を41しかつ主体部14の外周面
を主体部14の長平方向へ伸びる一対のC型係合部16
とを備える。
両C型係合部16は、主体部14と同じ長さを有してお
り、また、C型係合部16の間隙18が主体部14の半
径方向外方となるように主体部14に溶接されている。
各間隙18は、対応するC型係合部16の一端から他端
まで連続して伸びている。
これに対し、第2の管12は、円筒状の主体部20と、
C字状の断面形状を11−シかつ主体部20の外周面を
主体部20の長毛方向へ伸びるC型係合部22と、C型
係合部16,22に係合可能のT字状の断面形状を有す
るT型体台部24とを備える。
C型係合部22は、主体部20とほぼ同じ長さを有して
おり、また、C型係合部22の間隙26が主体部20の
半径方向外方となるように主体部20に溶接されている
。各間隙26も、対応するC型係合部22の一端から他
端まで連続して伸びている。T型体台部24は、主体部
20とほぼ同じ長さを有しており、また、主体部20に
溶接されている。
第1および第2の管10.12のそれぞれは、同じ断面
形状および大きさを有する複数の短尺管ユニットに分割
されている。短尺管ユニットは、管at進工法による敷
設時にボルト、溶接等により互いに連結される。
次に、第2図〜第図を参照して、第1および第2の管1
0.12を用いるバイブルーフ工法の実hh例について
説明する。
γ、1の IOの 1 AI)先ず、第2図および第3図に示すように、′dr
J1の管10およびシールド型トンネル掘削機30を発
進させるための穴32が発進竪坑34の側壁36に形成
される。
穴32は、第1の管10およびシールド型トンネル掘削
機30の通過を許すべく、第1の管10の断面形状とほ
ぼ同じ断面形状を有し、また、第1の管10の断面の大
きさよりやや大きい。竪坑34の周りの土砂38には、
予め止水剤を注入する止水処理がなされている。止水処
理は、少なくとも掘削機30の長さの範囲にわたって行
われている。
掘削機30は、管推進工法に用いられている既知の装置
であり、竪坑34内に設置された元押し装置によりレー
ル組立体40上をほぼ水平に前進されて、その先端部が
穴32に受は人れられるように配置される。
A2)次いで、第4図および第5図に示すように、第1
の管10と側壁36との間の液密性を維持するシール手
段42を形成するために用いる棒状の一対の第1の部材
44が、掘削機30の外周面に第1の管10の主体部1
2の外周面におけるC型係合部14の位置に対応させて
配置される。
両筒1の部材44は、第1の管10のC型係合部14の
直径とほぼ同じ直径の円形の断面形状を有しており、ま
た、掘削機30の長手方向へ伸びるように、接着等によ
り、掘削機30の外周面に配置される。これにより、掘
削機30と第1の部材44とを組み合せた組立体の断面
形状が第1の管10のそれとほぼ同じにされる。第1の
部材44は、発泡スチロールで製作することができる。
A3)次いで、第6図および第7図に示すように、ゴム
のように弾性変形可能の第2の部材46が掘り1機30
と両筒1の部材44との組立体の周りに配置される。
第2の部材46は、長い板状の主体部46aと、該主体
部の一方の面の側に主体部の幅方向に間隔をおいて形成
されたリブ状の複数の突部46bとを備える。この場合
は、たとえば、掘削機30および両筒1の部材44を図
示のように配置した後に、第2の部材46を配置するこ
とができる。
しかし、筒状の主体部と、該主体部の外周面に軸線方向
へ間隔をおいて形成されたリブ状の複数の突部とを備え
る第2の部材を用いてもよい。この場合は、たとえば、
第1および第2の部材44.46を掘削機30に予め配
置した状態で、掘削機30を図示のように配置してもよ
い。
′FJJ2の部材46は、複数のバンド48および註バ
ンドを相互に連結する複数の止めJ(、50により、掘
削機30と第1の部材44との組立体に締付けられる。
A4)次いで、第6図および第7図に示すように、型枠
52と複数のアンカー54とが第2の部材46の周りに
配置される。
型枠52は、底板部52aと、一対の側板部52bと、
後板部52cとを備えており、また、両側板部52bか
第2の部材46およびバント48の外周面に接触し、後
板部52cが第2の部材46の後端縁に接するように配
置される。このため、側壁36と型枠52とにより規定
される空間は、掘削機30、第1および第2の部材44
゜46ならびにハント48により上下の室に区画される
アンカー54は、側壁36に取り付けられる。
掘削機30の上方に配置されたアンカー54は複数の鉄
筋56により互いに連結され、下方に配置されたアンカ
ー54は他の複数の鉄筋56により互いに連結される。
各側板部52bも、話調板部から内方へ伸びる複数のア
ンカー58を有する。
型枠52の後板部52cには、第1の管1oの断面とほ
ぼ同じ形状および同じ大きさを有する穴が形成されてい
る。
A5)次いで、第6図および第7図に示すように、側壁
36と型枠52とにより規定される空間にモルタルが打
設される。モルタルは、上方がら上方の室に注入される
とともに後板部52cに形成された注入[160から]
方の室に注入される。これにより、第4図に示すように
、第2の部材46は、弾性変形されて掘削機3oおよび
第1の部材44に押し付けられる。
モルタルが凝結すると、第2の部材46は、凝結したモ
ルタル62を介して側壁36に支持される。掘削機30
と側壁36との間の空間は、第2の部材46および凝結
したモルタル62により閉鎖される。これにより、第1
および第2の部材44.46ならびに凝結したモルタル
62は、掘削機30と側壁36との間の空間を液密的に
閉鎖する。
A6)次いで、第8図に示すように、掘削機30が所定
距離前進された後、第1の管lOの最初の短尺管ユニッ
トが複数のボルトにより掘削機30の後端部に連結され
る。最初の短尺管ユニットは、その主体部が掘削機30
と一致し、C型係合部が第1の部材44と一致するよう
に配置される。
掘削機30の前進時、第2の部材46は、凝結したモル
タル62を介して側壁36に支持されているから、前進
されないが、自己の復元力により掘削機30の外面に押
圧される。
A7)次いで、第9図に示すように、掘削機30により
土砂を掘削しつつ掘削機30およびT′、1の管10を
前進させる工程と、最後部の短尺管ユニットに次の短尺
管ユニットを連結する工程とを、掘削機30か到達竪坑
に到達するまで緑り返す。
この間、第1の管10が第2の部材46の内側を移動し
、また、第2の部材46が自己の復元力により第1の管
10の外面に押圧されるから、第2の部材46とモルタ
ル54は、側壁36と′f、1の管10との間の空間を
液密的に閉鎖するシール手段42として作用する。この
ため、第1の管10を敷設する間、発進竪坑34への地
下水の漏出が防止される。
第10図に示すように、最先端の短尺管ユニットのC型
係合部16の最前端部は、円錐状のキャップ64により
予め閉鎖されている。このため、土砂または地下水が最
先端部の短尺管ユニットのC型係合部16の最前端部か
らC型係合部16に人ることが防止される。また、水ガ
ラスのような硬化剤を村人した袋66が各短尺管ユニッ
トの各C型係合部に配置されている。このため、C型係
合部16が液密的に閉8nされるから、土砂または地下
水がC型係合部16の間隙18からC型係合部16内へ
入ることが防1トされるとともに、各C型係合部16か
水道として作用することが防止される。
’AIの部材44は、工程A7の実施に先立って除去し
てもよいし、除去しなくてもよい。第1の部材44を工
程A7の実施に先立って除去しないときは、第1の部材
44は、土圧またはキャップ64により破壊される。
A8)第11図に示すように、掘削機30が到達竪坑6
6の直前に到達すると、到達竪坑66の側壁68に穴7
0が形成される。穴70は、掘削機30を到達竪坑66
内に移動させ、第1の管10の先端部を受は入れるべく
、第1の管10の断面とほぼ同じ形状および大きさを有
する。
竪坑66の周りの土砂72にも、予め止水剤を注入する
止水処理がなされている。止°水処理は、少なくとも掘
削機30の長さの範囲にわたって行われている。
A9)第11図に示すように、第1の管1゜の先端部が
到達竪坑66内に達すると、第1の管10と穴70との
間を液密的に維持するシール手段74が形成される。
シール手段74は、シール手段42と同様に、第1の管
の周りに配置される弾性変形可能の部材76、該部材を
第1の管に取り付ける複数のバンド(図示せず)、詠バ
ントを互いに連結する止め貝(図示せず)および型枠7
8とを用い、側壁68と型枠78とにより規定される空
間にモルタルを打設し、該モルタルを凝結させることに
より形成することかできる。しかし、モルタルな穴70
に71人し、該モルタルを凝結させることにより、穴を
凝結したモルタルで閉鎖させてもよい。
A10)その後、第2の管12を敷設された第1の管の
隣りに敷設すべく、掘削機30が到達竪坑から取り出さ
れ、再び発進竪坑に設置される。
7.2の−12の 宙 Bl)第12図に示すように、先ず、型枠52の一方の
側板部52bが、そわに取り付けられているアンカー5
8をシール手段42に残すように除去される。これによ
り、第1の管10に巻は付けられた第1の部材46およ
びバンド48のうち、除去された側板部に当接されてい
た部位と、除去された側板部に設けられていたアンカー
58の端面とかシール手段42の側面に露出される。
B2)次いで、第1の部材46およびバント48の露出
された部位が切除される。これにより、一方のC型係合
部16の間隙18がシール手段42の側面に開[1され
る。
B3)次いで、第2の管12および掘削機30を発進さ
せるための六80が発進竪坑34の側壁36に形成され
る。
六80は、第2の管12および掘削機30の通過を許す
べく、T型係合部24を除く第2の管12の断面形状は
ぼ同じ断面形状をイ■しており、また、第1の管10の
断面の大きさよりやや大きい。掘削機30は、その先端
部が六80に受は入れられるように配置される。
六80は、第2の管12のT型係合部24が第13図に
示すように第1の管10の一方のC型係合部16と係合
することができるように、第1の管10のために側壁3
6に形成された穴と連通される。
B4)次いで、第12図に示すように、第2の管12と
側壁36との間の液密性を維持するシール手段82を形
成するために用いる、棒状の第3の部材84が掘削機3
0の外周面に第2の管12の主体部20の外周面におけ
るC型係合部22の位置に対応させて配置される。
第3の部材84は、第2の管12のC型係合部22の直
径とほぼ同じ直径の円形の断面形状を有しており、また
、掘削機30の長手方向へ伸びるように、接着等により
、掘削機30の外周面に配置される。これにより、掘削
機30と第2の部材84とを組み合せた組立体の断面形
状はT型係合部24を除いた第2の管10のそれとほぼ
同じになる。第3の部材84は、発泡スチロールで製作
することかできる。
B5)次いで、第12図に示すように、ゴムのように弾
性変形可能の第4の部材86が掘削機30と第2の部材
84との組立体の周りに配置される。
第4の部材86として、第2の部材46と同社に、長い
板状の主体部と、該主体部の一方の面の側に主体部の幅
方向に間隔をおいて形成されたリブ状の複数の突部とを
備えるものを用いることかできる。
第4の部材86は、複数のパン188および該バンドを
相互に連結する複数の止め只90により、掘削機30と
第3の部材84との組立体に締付けられる。各バント8
8は、シール手段42に残存するアンカー58に連結さ
れる。
B6)次いで、第12図に示すように、型枠92と複数
のアンカー94とが第4の部材96の周りに配置される
型枠92は、底板部92aと、側板部92bと、後板部
(図示せず)とを備えており、また、側板部92bが第
4の部材86およびバンド88の外周面に接触し、後板
部が第4の部材86の後端縁に接し、さらにシール手段
42が1つの側板部として0用するように、配置される
。このため、側壁36、シール1段42および型枠92
とにより規定される空間は、掘削機30、第3および第
4の部材84.86ならびにバンド88によりト下の室
に区画される。
アンカー94は、側壁36に取り付けられる。
掘削機30のに方に配置されたアンカー94は複数の鉄
筋96により互いに連結され、下方に配置されたアンカ
ー94は他の複数の鉄筋96により互いに連結される。
側板部92bも、該側板部から内方へ伸びる複数のアン
カー98を有する。
型枠92の後板部には、第2の管12の断面とほぼ同じ
形状および同じ大きさを有する穴が形成されている。
B7)次いで、前記した工程A5と同様に、側壁36と
型枠92とにより規定される空間にモルタルが打設され
る。モルタルは、上方から上方の室に注入されるととも
に後板部に形成された注入口から下方の室に注入される
。これにより、第12図に示すように、第4の部材86
は、弾性変形されて掘削機30および第3の部材84に
押し付けられる。
モルタルが凝結すると、第4の部材86は、凝結したモ
ルタル62を介して発進竪坑の側壁36に支持される。
掘削機30と側壁36との間の空間は、第4の部材86
および凝結したモルタル100により閉鎖される。これ
により、第3および第4の部材84.86および凝結し
たモルタル100は、掘削機30と側壁36との間の空
間な液密的に閉鎖する。
B8)次いで、■程A6と同様に、掘削機30が所定距
離前進された後、第2の管12の最初の短尺管ユニット
が複数のボルトにより掘削機30の後端部に連結される
。最初の短尺管ユニットは、その主体部が掘削機30と
一致し、C型係合部26か第3の部材84と一致し、T
型体合部24か敷設された第1の管10のC型係合部1
6と一致するように配置される。
掘削機30の前進時、第4の部材86は、凝結したモル
タル100を介して発進竪坑の側壁36に支持されてい
るから、前進されないが、自己の復元力により掘削機3
0の外面に押圧される。
B9)次いで、前記した工程A7と同様に、掘削機30
により土砂を掘削しつつ掘削機30および第2の管12
を前進させる工程と、最後部の短尺管ユニットに次の短
尺管ユニットを連結する]−程とを、掘削機30が到達
竪坑66に到達するまで縁り返す。
この間、第2の管12が第4の部材86の内側を移動し
、また、第4の部材86が自己の復元力により第2の管
12の外面に押圧される。これにより、第2の管12を
敷設する間、発進竪坑34への地下水の漏出が防止され
る。
第2の管12を敷設されるときも、第10図に示すキャ
ップ64と同種のキャップが、最先端の短尺管ユニット
のC型係合部の最前端部に配置され、また、硬化剤を封
入した袋が各短尺管ユニットの各C型係合部に配置され
る。
第2の管12の敷設時、第2の管12のT型体合部24
は、第13図に示すように、敷設された第1の管10の
C型係合部16に係合されており、また、C型係合部1
6に配置された袋を破壊する。
B10)掘削機30が到達竪坑の直前に到達すると、工
程へ8と同様に、掘削機30を到達竪坑内に移動させ、
第2の管12の先端部を受は入れる穴か到達竪坑の側壁
に形成される。
また、i2の管12の先端部が到達竪坑内に達すると、
■程A9と同様に、第2の管12と到達竪坑の即壁に形
成された前記穴との間を液密的に維持するシール手段が
形成される。
B12)次いで、次の第2の管12を敷設された第2の
管12の隣りに敷設すべく、掘削機30が到達竪坑から
取り出され、再び発進竪坑に設置される。
B13)その後は、第2の管12を敷設された敷設され
た第2の管の隣りに敷設すべく、工程Bl〜B12か敷
設すべき第2の管の数により決定される回数縁り返され
る。
1−記の工程において、掘削機30ならびに第1および
第2の管は、少なくとも1つのジヤツキを用いた元押し
装置により前進させることができる。
上記の工程を行うことにより、地中には、係合部か〃い
に係合された複数の管からなる、第14図に示す地下構
造物102が構築される。地下構造物の断面形状は、四
角j[モ、円形、コ字状、U字状、V字状、逆U字状、
逆V字状等の他の形状であってもよい。
第1の管10の主体部14の軸線を中心とする両C型係
台部16のなす角度は、図示の例のように180度であ
る必要はなく、構築すべき地下構造物の断面形状に応し
て任意な角度とすることができる。同様に、第2の管1
2の主体部20の軸線を中心とするC型係合部22とT
型係合部24との角度も、構築すべき地下構造物の断面
形状に応じて任意な角度とすることができる。
第14図に示す地下構造物102は、第1の管10の両
側のそれぞれに第2の管12を順次敷設することにより
形成されている。しかし、図示の例のように開放された
断面形状を有する地下構造物を構築する場合、第2の管
12のみで構築してもよい。また、断面が矩形または円
形の地下構造物ように、閉鎖された断面形状の地下構造
物を構築する場合、最後に敷設される管は、2つの併合
部か両隣りの管のC型係合部に係合されるT型係合部で
あるものとすることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いる第1および第2の管の一実施例
を示す断面図、第2図は本発明の一つの工程を示す断面
図、第3図は第2図の3−3線に沿って((Iた断面図
、第4図は本発明の他の一つの工程を示す断面図、第5
図は第4図の5−5線に沿って得た断面図、第6図は本
発明の他の一つの工程を示す断面図、第7図は第6図の
7−7線に沿って得た断面図、第8図は本発明の他の一
つの工程を示1−断面図、第9図は本発明の他の一つの
工程を示す断面図、第10図はC型係合部に配置された
キャップと袋を示す図、′S11図は本発明の他の一つ
の工程を示す断面図、第12図は本発明の他の一つの工
程を示す第3図と同様の断面図、第13図はC型係合部
とT型係合部とを係合させた状態を示す断面図、第14
図4i構築された地下構造物の一実施例を示す断面図で
ある。 lO;第1の管、  12;第2の管、14.20:主
体部、 16.22+C型係合部、 24:T型係合部、 30:シールド型トンネル掘削機、 32:穴、     34:発進竪坑、36:側壁、 
   42.82:シール手段、44、第1の部材。 52:型枠、 64、キャップ、 84:第3の部材、 46:第2の部材、 62.100:モルタル、 66:袋、 86:第4の部材。 第  6  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)筒状の主体部と、該主体部の外周面にあって該主
    体部の長手方向へ伸びる少なくとも1つの係合部とを備
    える複数の管を、隣り合う管の係合部が互いに係合する
    ように、管推進工法により水平に配置することにより地
    下構造物を構築する方法であつて、 前記係合部の断面の大きさとほぼ同じ大きさの断面を有
    する第1の部材を、前記主体部の断面の大きさとほぼ同
    じ大きさの断面を有するシールド型トンネル掘削機の外
    周面に前記主体部の外周面における前記係合部の位置に
    対応させて配置し、 弾性変形可能の第2の部材を前記掘削機と前記第1の部
    材との組立体の周りに配置し、型枠を前記第2の部材の
    周りに配置し、モルタルを前記型枠内に打設して、前記
    第2の部材を凝結したモルタルを介して発進用竪坑の側
    壁に担持させ、 前記掘削機により地盤を掘削しつつ前記掘削機を前進さ
    せると同時に、前記掘削機の後部に続く前記管の周りの
    水密性を前記第2の部材および前記凝結したモルタルに
    維持させつつ前記管を前進させて、前記管を地中に配置
    することを含む、 地下構造物の構築方法。 (2)さらに、前記管を前進させる前に前記第1の部材
    を除去することを含む、請求項(1)に記載の構築方法
    。 (3)筒状の主体部と該主体部の外周面にあって該主体
    部の長手方向へ伸びかつC字状の断面形状を有する少な
    くとも1つのC型係合部とを備える第1の管と、筒状の
    主体部と該主体部の外周面にあって該主体部の長手方向
    へ伸びかつC字状の断面形状を有するC型係合部と前記
    主体部の外周面にあって該主体部の長手方向へ伸びかつ
    T字状の断面形状を有するT型係合部とを備える複数の
    第2の管とを、隣り合う管のC型係合部とT型係合部と
    が係合するように管推進工法により水平に配置して地下
    構造物を構築する方法であって、前記第1の管のC型係
    合部の断面の大きさとほぼ同じ大きさの円形の断面形状
    を有する第1の部材を、前記第1の管の主体部の断面の
    大きさとほぼ同じ大きさの円形の断面を有するシールド
    型トンネル掘削機の外周面に前記第1の管の主体部の外
    周面における前記C型係合部の位置に対応させて配置し
    、 弾性変形可能の第2の部材を前記掘削機と前記第1の部
    材との組立体の周りに配置し、型枠を前記第2の部材の
    周りに配置し、モルタルを前記型枠内に打設して、前記
    第2の部材を凝結したモルタルを介して発進用竪坑の側
    壁に担持させ、 前記掘削機により地盤を掘削しつつ前記掘削機を前進さ
    せると同時に、前記掘削機の後部に続く前記第1の管と
    前記側壁との間の水密性を前記第2の部材および前記凝
    結したモルタルに維持させつつ前記第1の管を前進させ
    て、前記第1の管を地中に配置し、 前記第2の管のC型係合部の断面の大きさとほぼ同じ大
    きさの円形の断面形状を有する第3の部材を、前記第2
    の管の主体部の断面の大きさとほぼ同じ大きさの円形の
    断面を有するシールド型トンネル掘削機の外周面に前記
    第2の管の主体部の外周面における前記C型係合部の位
    置に対応するように配置し、 弾性変形可能の第4の部材を掘削機と前記第3の部材と
    の組立体の周りに配置し、型枠を前記第4の部材の周り
    に配置し、モルタルを前記型枠内に打設して、前記第4
    の部材を凝結したモルタルを介して発進用竪坑の側壁に
    担持させ、 前記掘削機により地盤を掘削しつつ前記掘削機を前進さ
    せると同時に、前記掘削機の後部に続く前記第2の管と
    前記側壁との間の水密性を前記第4の部材および前記凝
    結したモルタルに維持させつつ、前記第2の管のT型係
    合部を当該第2の管に先立って配置された管のC型係合
    部に係合させた状態で、前記第2の管を前進させる工程
    を複数回行って前記第2の管を地中に配置することを含
    む、地下構造物の構築方法。 (4)円錐形のキャップを前記C型係合部の前端部に配
    置し、それにより、前記第1または第2の管を前進させ
    るとき、土砂が前記C型係合部の前端部から前記C型係
    合部内に入ることを前記キャップにより防止する、請求
    項(1)に記載の構築方法。 (6)硬化剤を封入した袋を前記C型係合部内に配置し
    、それにより、前記第1または第2の管を前進させると
    き、前記袋により前記C型係合部内を液密的に閉基する
    、請求項(4)に記載の構築方法。 (6)前記袋を、次の第2の管を前進させるときに、該
    次の第2の管のT型係合部により破壊する、請求項(5
    )に記載の構築方法。
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