JP2003049420A - パッカーおよびそれを用いた地山固結工法 - Google Patents

パッカーおよびそれを用いた地山固結工法

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JP2003049420A JP2002145770A JP2002145770A JP2003049420A JP 2003049420 A JP2003049420 A JP 2003049420A JP 2002145770 A JP2002145770 A JP 2002145770A JP 2002145770 A JP2002145770 A JP 2002145770A JP 2003049420 A JP2003049420 A JP 2003049420A
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packer
tubular body
passage
fluid
tubular
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JP2002145770A
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Nobuyoshi Kuwata
信儀 桑田
Takemi Ito
武美 伊藤
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】セットが簡単で、時間がかからず、位置がずれ
ても容易にセットし直すことができ、セット時の手作業
が少なくなるパッカーを提供する。 【解決手段】地山の長孔内に配設された周壁孔付き管体
内に装着されるパッカー1であり、筒状本体2と、この
筒状本体2の両端部の外周部に周設されるゴムチューブ
3とを備えている。そして、上記筒状本体2の内部にエ
アー通路と薬液通路とを形成し、上記両ゴムチューブ3
を上記エアー通路と連通させ、上記両ゴムチューブ3で
挟まれる上記筒状本体2の部分に上記薬液通路を連通さ
せている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルの穿設工
事等において、地山に穿孔された長孔と鋼管との間をシ
ールするとともに鋼管が落下しないようにするパッカー
およびそれを用いた地山固結工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、軟弱な地山で行うトンネルの
穿設工事等においては、軟弱な地山を堅固な地山に改善
するために、固結用薬液を用いる種々の地山固結工法が
採用されている。例えば、油圧ジャンボを用いて地山に
鋼管等を接続しながら打設し、その鋼管等内から固結用
薬液を注入することにより、トンネル前方の地山を先行
補強する工法等が行われている。このような工法等で
は、上記固結用薬液が、打設された鋼管等とトンネルの
吹き付けコンクリートや地山との隙間から漏れるのを防
止する必要があるため、上記隙間にウエスとコーキング
剤を詰めてコーキングするようにしている。
【0003】ところが、この方法では、上記隙間のシー
ル性が弱く、固結用薬液の注入時に上記隙間から固結用
薬液が漏れ、この漏れ発生により地山に充填する薬液量
が減少して地山改良効果が小さくなる。そこで、本発明
者は、専用治具を用いて鋼管等の端末管内にパッカーを
セットし、これにコーキング剤を注入して上記隙間をコ
ーキングする方法を提案している(特願2000−21
7868号)。
【0004】すなわち、この方法は、図17に示すよう
なパッカー32を用い、これを、地山(図示せず)に打
設した鋼管等の端末管31内にセットするようにしてい
る。上記パッカー32は、コーキング剤注入用の流路3
4が形成された筒状体33と、この筒状体33の外周部
にその一端部側から順に配設されるナット35(このナ
ット35は、筒状体33の外周面に形成されたねじ部3
3aに進退自在にら合している),スライド用リング3
6,第1のゴム製環状体37a,貫通孔38aが穿設さ
れた筒状スペーサー38および第2のゴム製環状体37
bで構成されており、上記筒状体33の他端部外周面に
突条33bが突設されている。また、上記流路34は、
その一端開口部が筒状体33の一端面に開口し、他端開
口部が、上記筒状スペーサー38の貫通孔38aに対応
する上記筒状体33の外周面の部分に開口している。図
において、31aは上記端末管31に穿設された多数の
貫通孔であり、39は上記流路34の一端開口部に取り
付けられた継手である。
【0005】また、上記専用治具41は、図18に示す
ように、小径筒体42と大径筒体43とからなる二重管
で構成されており、上記小径筒体42には、その先端部
に、上記筒状体33の突起部33c(図17参照)に係
合して筒状体33の回転および端末管31の長手方向へ
の移動を防止する係合部44が形成されている。また、
上記大径筒体43には、その先端部に、上記ナット35
の凹部35a(図17参照)に係合してナット35を回
転させる係合部45が形成されている。図18におい
て、46は上記小径筒体42を回転させる一対のハンド
ル棒であり、47は上記大径筒体43を回転させる一対
のハンドル棒である。
【0006】上記構成において、筒状体33の突条33
bが端末管31の奥側に位置するようにして、パッカー
32を端末管31の口元部に配設する。つぎに、上記専
用治具41を用い、両ハンドル棒46,47を反転操作
し、筒状体33の回転および端末管31の長手方向への
移動を防止しながら、ナット35を締める。これによ
り、筒状体33の外周部に配設した両ゴム製環状体37
a,37bが筒状スペーサー38,突条33bに圧接さ
れて外側に突出変形し、端末管31の内周面に密着する
ようになり(図19参照)、端末管31内にセットされ
る。つぎに、コーキング剤注入機(図示せず)からコー
キング剤を継手39に注入用チューブ48(図17参
照)を介して注入する。この注入により、コーキング剤
は、上記筒状体33の流路34および筒状スペーサー3
8の貫通孔38aを経て筒状スペーサー38の外周部に
吐出したのち、端末管31の多数の貫通孔31aから流
出し、端末管31と地山との隙間に充填されて硬化す
る。この硬化により端末管31と地山との隙間がコーキ
ングされるとともに、端末管31の落下が防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では、専用治具41は鋼製であり、重量が10kg
以上と非常に重いため、これを用いてパッカー32を端
末管31内にセットする作業を高所作業車の上で行う場
合等に、非常に困難な作業となる。しかも、専用治具4
1を構成する二重管の双方を反転させてパッカー32を
セットする際に、パッカー32と専用治具41との係合
(筒状体33の突起部33cと小径筒体42の係合部4
4との係合、およびナット35の凹部35aと大径筒体
43の係合部45との係合)が不安定で、セット時に上
記係合が外れやすく、セットしにくいという問題や、上
記双方を反転させる角度がわかりにくく、セット時に
(パッカー32の筒状スペーサー38と端末管31の多
数の貫通孔31aとの)位置がずれやすいという問題が
ある。さらに、ナット35の締め付けにより突出変形し
た両ゴム製環状体37a,37bはナット35を緩めて
も元の状態に戻らないため、上記位置がずれると、その
位置を変えて所望の位置にセットし直すことができな
い。さらに、上記したように、二重管の双方を反転させ
てパッカー32をセットしているため、手作業による反
転作業が必要になる。さらに、専用治具41にパッカー
32を取り付けて端末管31内へ挿入する場合に、地山
改良用の固結用薬液注入チューブ等を取り付けたインサ
ート管(図示せず)を専用治具41の内側に通しながら
挿入しているため、インサート管が邪魔になり、パッカ
ー32の挿入に時間がかかる。さらに、専用治具41や
ナット35、スライド用リング36、両ゴム製環状体3
7a,37b、筒状スペーサー38を用いており、部品
点数が多く、製造コストが高価になる。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、セットが簡単で、時間がかからず、位置がずれ
ても容易にセットし直すことができ、セット時の手作業
が少なくなるパッカーおよびそれを用いた地山固結工法
の提供をその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、地山の長孔内に配設された周壁孔付き管
体内に装着されるパッカーであって、筒状本体と、この
筒状本体の両端部の外周部に周設される弾性袋体とを備
え、上記筒状本体の内部に流体通路と薬液通路とを形成
し、上記両弾性袋体を上記流体通路と連通させ、上記両
弾性袋体で挟まれる上記筒状本体の部分に上記薬液通路
を連通させているパッカーを第1の要旨とし、筒状本体
と、この筒状本体の両端部の外周部に周設される弾性袋
体とを備え、上記筒状本体の内部に流体通路と薬液通路
とを形成し、上記両弾性袋体を上記流体通路と連通さ
せ、上記両弾性袋体で挟まれる上記筒状本体の部分に上
記薬液通路を連通させているパッカーを準備し、地山に
穿設された長孔内に周壁孔付き管体を挿入し、この管体
内に上記パッカーを位置決めし、その状態で、上記パッ
カーの流体通路に流体を供給し、この流体通路から吐出
する流体で上記筒状本体の両端部の弾性袋体を膨らませ
て上記管体の内周面に圧接させることにより、上記管体
内に上記パッカーを固定し、上記パッカーの薬液通路に
薬液を供給し、上記両弾性袋体で挟まれる上記筒状本体
の部分に吐出させたのち、上記管体の周壁孔から上記管
体と地山との隙間に流出させて硬化させることにより、
上記隙間をコーキングするようにした地山固結工法を第
2の要旨とする。
【0010】すなわち、本発明のパッカーは、地山の長
孔内に配設された周壁孔付き管体内に装着されるパッカ
ーであって、筒状本体と、この筒状本体の両端部の外周
部に周設される弾性袋体とを備えている。そして、上記
筒状本体の内部に流体通路と薬液通路とを形成し、上記
両弾性袋体を上記流体通路と連通させ、上記両弾性袋体
で挟まれる上記筒状本体の部分に上記薬液通路を連通さ
せている。このような本発明のパッカーを、例えば、つ
ぎのようにして端末管等の周壁孔付き管体内にセットす
ることができる。まず、パッカーの筒状本体の流体通路
に流体注入用チューブ等を接続し、薬液通路に薬液注入
用チューブ等を接続しておく。これら両チューブ等の少
なくとも一方に、パッカーが上記管体の所定の位置(上
記管体の周壁に孔が穿設された部分)に到達したことを
示す目印を付けておく。ついで、パッカーを上記管体内
に挿入し、流体注入用チューブ等や薬液注入用チューブ
等を利用して上記管体の奥側に押し込み、上記所定の位
置まで送り込む(上記所定の位置に到達したことは、上
記目印で知る)。つぎに、流体供給装置等から流体注入
用チューブ等を介して流体通路に流体を供給し、この流
体通路から吐出する流体で、筒状本体の両端部の弾性袋
体を膨らませて上記管体の内周面に圧接させることによ
り、上記管体内にパッカーを固定する。つぎに、薬液供
給装置から薬液注入用チューブ等を介して薬液通路にコ
ーキング剤等の薬液を供給し、上記両弾性袋体で挟まれ
る上記筒状本体の部分に吐出させたのち、上記管体の周
壁の孔から上記管体と地山との隙間に流出させて硬化さ
せる。この硬化により上記隙間がコーキングされるとと
もに、上記管体の落下が防止される。なお、本発明にお
いて、「弾性袋体」とは、それ自体で袋状に形成されて
いなくてもよく、例えば、筒状本体の外周面と、この外
周面を被覆するようにしてこの外周面に固定された弾性
シート体とで構成することにより、袋状に形成されてい
てもよい。
【0011】上記のように、本発明のパッカーでは、従
来例のような、非常に重い専用治具41を用いていない
ため、パッカーをセットする作業が非常に簡単になる。
しかも、従来例のような、パッカー32との係合が不安
定な専用治具41を用いていないため、セットしやす
く、位置合わせも簡単になる。さらに、パッカーをセッ
トしたのちに位置ずれしていることが判った場合には、
弾性袋体内の流体を抜いて弾性袋体をしぼませることに
より、パッカーを移動させることができるようになるた
め、簡単に所定の位置にセットし直すことができる。さ
らに、パッカーを所定の位置に位置決めしたのちは、流
体供給装置等を駆動させるだけで、パッカーをセットす
ることができ、従来例のような、手作業による二重管の
反転作業が不要になる。さらに、流体注入用チューブ等
や薬液注入用チューブ等を利用してパッカーを管体の奥
側に押し込むだけで、パッカーを所定の位置まで送り込
むことができるため、この作業をインサート管の挿入と
ともに行う場合にも、簡単にでき、時間がかからない。
さらに、流体通路と薬液通路とを形成した筒状本体と、
2つの弾性袋体とを備えているだけであり、かつ、従来
例のような、専用治具41を用いていないため、部品点
数が少なく、製造コストを低く抑えることができる。ま
た、本発明の地山固結工法によれば、上記の優れたパッ
カーを用い、地山と周壁孔付き管体との隙間をコーキン
グすることができる。
【0012】本発明のパッカーにおいて、上記両弾性袋
体がそれぞれゴムチューブである場合には、流体供給に
より膨らんだ弾性袋体から流体を抜くと、簡単に弾性袋
体がしぼむため、セットのし直しが容易になる。
【0013】本発明のパッカーにおいて、上記流体通路
を通る流体がエアーもしくは水である場合には、弾性袋
体内に流体を供給して弾性袋体を膨らませたり、弾性袋
体内から流体を抜いて弾性袋体をしぼませたりすること
が、簡単に行える。
【0014】本発明のパッカーにおいて、上記薬液通路
にミキサーが内蔵されている場合には、このミキサーで
薬液通路に供給された薬液を攪拌することができる。
【0015】つぎに、本発明を詳しく説明する。
【0016】本発明のパッカーは、地山の長孔内に配設
された周壁孔付き管体内に装着されるパッカーであり、
筒状本体と、この筒状本体の両端部の外周部に周設され
る弾性袋体とを備えている。
【0017】上記筒状本体としては、各種樹脂(例え
ば、ABS樹脂等の硬質樹脂)製のものが好適に用いら
れる。
【0018】上記弾性袋体としては、ゴムチューブが好
適に用いられる。このゴムチューブは、空気,水等の流
体の圧力で膨らませたときに、その状態を保つ伸縮性と
強度とを備えたものがよい。例えば、上記ゴムチューブ
に使用されるゴムの物性としては、伸びが5〜6倍であ
ることが好ましい。また、伸びが200%のとき(2倍
に伸びたとき)の引張応力が15.0〜25.0MPa
程度のものが好適に用いられる。すなわち、伸び200
%時に、上記ゴムチューブに15.0〜25.0MPa
程度の流体圧がかかるため、これに耐えうるだけの強度
を要するためである。また、アスカC硬度がHs=80
以下で、特に、Hs=40〜80であることが好まし
い。Hs=80を上回ると、上記ゴムチューブを膨らま
せたときに、伸びずに、裂けてしまう。Hs=40を下
回ると、伸びすぎてパンクするおそれがある。
【0019】また、上記ゴムチューブの材質は、ゴム単
体が最もよい。このものでは、シール時に管体内で膨ら
んだ状態で略四角形状になるため、管体との密着面積が
大きくなり、優れたシール効果が得られる。しかも、位
置合わせ等に失敗して上記ゴムチューブ内の流体を抜い
たときには、簡単に元の状態に戻る。また、ゴム単体に
補強材として長・短繊維や帆布等を用いることもでき
る。ただし、このものでは、シール時に管体内で膨らん
だ状態で略四角形状になりにくい(略台形状になりやす
い)ため、管体との密着面積が少なくなり、シール性に
劣る。しかも、位置合わせ等に失敗して上記ゴムチュー
ブ内の流体を抜いたときには、補強材が膨らんだ状態の
ままになっており、元の状態に戻らない。
【0020】上記ゴムチューブとしては、ゴム製のシー
トを筒状に形成してなるゴム製シート体や、ゴム製の管
を環状に形成してなるもの等が用いられる。
【0021】上記弾性袋体の筒状本体への固定方法とし
ては、弾性袋体を筒状本体に接着する方法や、針金,テ
ープ等の固定手段を用いる方法等が考えられるが、筒状
本体が樹脂製である場合には、筒状本体の両側部を金属
製(例えば、鋼製,アルミ箔製)のリング等で加締める
方法が最もよい。特に、アルミ箔製のリングを用いる場
合には、加締め力を最小限に押さえることができ、設備
を省力化することができるとともに、パッカー全体の重
量を少なくすることができ、取り扱いが簡易になる。
【0022】上記管体としては、鋼管が好適に用いられ
る。この鋼管は、従来は、4インチ鋼管を対象としてい
たが、本発明のパッカーを用いることで、3.5〜5.
0インチ(内径約φ90〜φ130mm)の鋼管が使用
可能になる。
【0023】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて説明する。
【0024】図1〜図3は本発明のパッカーの一実施の
形態を示している。これらの図において、1はパッカー
(全長30〜50cm程度)であり、円筒状に形成され
た硬質樹脂製の筒状本体2と、この筒状本体2の両端部
の外周部に取り付けられた一対の(ゴム製のシートを筒
状に形成してなるゴム製シート体からなる)ゴムチュー
ブ(弾性袋体)3とを備えており、上記筒状本体2に
は、その両端部の外周面にそれぞれ環状凹部2aが周設
されている(図4参照)。そして、上記各環状凹部2a
を覆うようにして上記各ゴムチューブ3が配設されてお
り、その状態で、針金,テープ等の固定手段4(図4お
よび図5では、図示せず)により上記各ゴムチューブ3
の両側部が筒状本体2の両端部の外周面(上記環状凹部
2aの近傍部分)に外嵌状に固定されている。このよう
な両ゴムチューブ3は、エアーの圧力で膨らませること
ができる(図5参照)とともにその状態を保つことがで
き、かつ、エアーを抜くとすぐにしぼむ程度の強度と伸
縮性とを備えている。
【0025】上記筒状本体2には、その内周面に、上記
筒状本体2の軸心方向に沿って延びる1条の突条10が
突設されており、この突条10の内部に、その一端面
(後述する端末管31内にセットしたときに、端末管3
1の口元側に面する端面)から他端面に向かって延びる
エアー通路11とコーキング剤通路(薬液通路)12と
が形成されている。なお、これら両通路11,12は、
上記突条10を貫通していない。
【0026】上記エアー通路11は、上記一端面に形成
された大径部13と、これに続く小径部14とからなり
(図2参照)、この小径部14の途中部および終端部か
ら分岐した分岐通路15a,15bがそれぞれ上記筒状
本体2の外周面の両環状凹部2aに開口している(図6
参照)。また、上記大径部13に継手16が取り付けら
れており、この継手16に、図8に示すエアー注入管2
1が連結される。
【0027】上記コーキング剤通路12は、上記一端面
に形成された大径部17と、これに続く中径部18と、
これに続く長孔19とからなり、この長孔19の上面
が、上記両環状凹部2aで挟まれる上記筒状本体2の外
周面の部分に開口している(図7参照)。また、上記中
径部18に、コーキング剤を攪拌するための静止ミキサ
ー(図示せず)が配設されている。また、上記大径部1
7に継手23が固定されており、この継手23に、図8
に示すコーキング剤注入管24が連結される。
【0028】このようなパッカー1は、上記端末管31
(図8参照)にセットされるが、この端末管31の周壁
には、パッカー1が配設される部分、特に、パッカー1
の筒状本体2の外周面の、上記両環状凹部2aで挟まれ
る部分に対応する位置に、多数の貫通孔31a(図示せ
ず)が穿設されている。
【0029】上記パッカーを用い、つぎのようにして地
山を固結することができる。すなわち、まず、地山30
(図8参照)に油圧ジャンボ(図示せず)を用いて鋼管
等の管体(図8では、端末管31だけを図示する)を接
続しながら打設する。一方、上記打設が完了するまで
に、パッカー1の筒状本体2のエアー通路11に取り付
けた継手16にエアー注入管21を連結しておき、コー
キング剤通路12に取り付けた継手23にコーキング剤
注入管24を連結しておく。また、エアー注入管21と
コーキング剤注入管24との少なくとも一方に、パッカ
ー1が端末管31の所定位置(多数の貫通孔31aが穿
設されている部分)に到達したことを示す目印を付けて
おく。ついで、パッカー1の一端面を手前側に向けた状
態で、端末管31内にパッカー1を挿入し、エアー注入
管21,コーキング剤注入管24を利用して端末管31
の奥側に押し込み、上記目印により端末管31の口元部
の所定の位置に到達したことを知る。また、地山改良用
の固結用薬液注入チューブ等を取り付けたインサート管
6をも送り込む。
【0030】つぎに、エアー注入管21にホース等を介
してコンプレッサー(ともに図示せず)を連結し、コー
キング剤注入管24にホース等を介してコーキング剤注
入機(ともに図示せず)を連結する。つぎに、コンプレ
ッサーを駆動させ、ホース等,エアー注入管21を介し
てエアー通路11にエアーを供給する。この供給によ
り、エアーはエアー通路11の両分岐通路15a,15
bを経たのち、両分岐通路15a,15bから、筒状本
体2の両環状凹部2aと両ゴムチューブ3で囲まれた空
間内に吐出され、この吐出されるエアーで両ゴムチュー
ブ3が膨らんで端末管31の内周面に圧接し、これによ
り、端末管31内にパッカー1が固定される。つぎに、
コーキング剤注入機を駆動させ、ホース等を介してコー
キング剤をコーキング剤注入管24に供給した(詳しく
説明すると、コーキング剤注入機により別々に送り出し
た2液混合型ウレタン薬液のA液とB液とをコーキング
剤注入管24で合流させた)のち、コーキング剤通路1
2に注入する。この注入により、コーキング剤(2液混
合型ウレタン薬液)はコーキング剤通路12の静止ミキ
サー22を経て長孔19から筒状本体2の外周部に吐出
されたのち、端末管31の多数の貫通孔31aを経て端
末管31外に吐出され、端末管31と地山30との隙間
に充填されて硬化する。この硬化により、端末管31と
トンネルの吹き付けコンクリート29,地山30との隙
間がコーキングされるとともに、端末管31の落下が防
止される。そののち、上記インサート管6内から固結用
薬液を注入し、地山を固結することを行う。図8におい
て、28は地山30に穿設された長孔である。
【0031】上記作業中において、コーキング剤の注入
時に、パッカー1の位置ずれが判ると、コンプレッサー
の駆動を止め、エアー注入管21とホース等との連結を
外す等して両ゴムチューブ3からエアーを抜いたのち
に、パッカー1を所定の位置にセットし直す。
【0032】上記のように、この実施の形態では、パッ
カー1をセットする作業が非常に簡単になり、素早くセ
ットすることができる。しかも、パッカー1を所定の位
置に位置決めしたのちは、コンプレッサーを駆動させる
だけで、パッカー1をセットすることができる。さら
に、パッカー1をセットしたのちに位置ずれしているこ
とが判った場合にも、簡単にパッカー1をセットし直す
ことができる。さらに、パッカー1は、両端部の外周部
に一対のゴムチューブ3が巻回された筒状本体2だけで
構成されており、部品点数が少ない。
【0033】図9および図10は本発明のパッカーの他
の実施の形態を示している。これらの図において、1は
パッカー(全長30〜50cm程度)であり、円筒状に
形成された硬質樹脂製の筒状本体2と、この筒状本体2
の左右両側部の外周部に取り付けられた一対の(ゴム製
のシートを筒状に形成してなるゴム製シート体からな
る)ゴムチューブ(弾性袋体)3とを備えており、上記
筒状本体2には、その左右両側部分にそれぞれ内外一対
の環状凹部2b,2cが周設されている(図11および
図12参照)。また、上記内外両環状凹部2b,2cの
うち、内側環状凹部2bの底面には、(内側に向かって
上る傾斜面と、この傾斜面の先端から垂下する垂下面と
を有する)複数の内向き歯からなる凹凸25a(図11
および図12では、図示せず。図13および図15参
照)が形成されており、外側環状凹部2cの底面には、
(外側に向かって上る傾斜面と、この傾斜面の先端から
垂下する垂下面とを有する)複数の外向き歯からなる凹
凸25b(図11および図12では、図示せず。図14
および図15参照)が形成されている。
【0034】また、上記各ゴムチューブ3は、上記内外
両環状凹部2b,2cおよびこれら内外両環状凹部2
b,2cで挟まれた上記筒状本体2の外周面の部分を覆
うようにして外嵌状に配設され、その状態で上記各ゴム
チューブ3の左右両側部がアルミ箔製のリング4aで固
定されている。この固定方法としては、上記各ゴムチュ
ーブ3を、上記内外両環状凹部2b,2cおよびこれら
内外両環状凹部2b,2cで挟まれた上記筒状本体2の
外周面の部分を覆うようにして外嵌状に配設し、その状
態で上記内外両環状凹部2b,2cに対応する上記各ゴ
ムチューブ3の部分(すなわち、上記各ゴムチューブ3
の左右両側部)の外周部に上記各リング4aを配設し
(図15参照。図15では、筒状本体2の右側部は、図
示せず)、これら両リング4aを加締め手段で加締めて
上記内外両環状凹部2b,2cに係合させることによ
り、上記各ゴムチューブ3の左右両側部を両リング4a
で外嵌状に固定することが行われる。
【0035】このようにして固定された上記各ゴムチュ
ーブ3は、エアーの圧力で膨らませることができる(図
16参照。図16では、筒状本体2の右側部は、図示せ
ず)とともにその状態を保つことができ、かつ、エアー
を抜くとすぐにしぼむ程度の強度と伸縮性とを備えてい
る。そして、後述するエアー通路11からエアーが供給
されて上記各ゴムチューブ3が膨らむときに、上記両リ
ング4aで加締められた上記各ゴムチューブ3の部分
が、図16の矢印Aの方向に引っ張られるが、これを、
上記内外両環状凹部2b,2cの凹凸25a,25bで
主に止め、かつ、両リング4aの端面が上記各ゴムチュ
ーブ3に当たって当接し、ここでも止めるようにしてい
る。一方、上記各ゴムチューブ3の膨らみが最大にな
り、上記各ゴムチューブ3が地山31の長孔28の壁面
に突き当たると、上記両リング4aで加締められた上記
各ゴムチューブ3の部分が、今度は図16の矢印Bの方
向に動き、両リング4aも上記矢印Aの方向に動こうと
するが、リング4aの端面が上記各ゴムチューブ3に当
たって当接し、ここで止めるようにしている。このよう
に、上記各ゴムチューブ3の(内外両環状凹部2b,2
cの)凹凸25a,25bの食い込み効果に加えて、両
リング4aの端面の当り効果により、上記各ゴムチュー
ブ3の動きを防止することができる。
【0036】上記筒状本体2には、その内周面に、上記
筒状本体2の軸心方向に沿って延びる2条の突条10
a,10bが突設されており、これら両突条10a,1
0bのうち、一方の突条10aの内部に、その一端面
(後述する端末管31内にセットしたときに、端末管3
1の口元側に面する端面)から他端面に向かって延びる
エアー通路11が形成されているとともに(図11参
照)、他方の突条10bの内部に、上記一端面から中央
部まで延びるコーキング剤通路(薬液通路)12が形成
されている(図12参照)。図11において、26はエ
アー通路11の一端開口を塞ぐ栓である。
【0037】上記エアー通路11は、上記一端面に形成
された大径部13と、これに続く小径部14とからな
り、この小径部14から分岐した分岐通路15a,15
bがそれぞれ、上記内外両環状凹部2b,2cで挟まれ
た上記筒状本体2の外周面の部分に開口している(図1
1参照)。また、上記大径部13に継手16(図1参
照)が取り付けられており、この継手16にエアー注入
管21(図8参照)が連結される。
【0038】上記コーキング剤通路12は、上記一端面
に形成された大径部17と、これに続く小径部27とか
らなり、この小径部27が、上記両ゴムチューブ3で挟
まれる上記筒状本体2の外周面の部分に形成された長孔
19(図9参照)に連通している(図12参照)。ま
た、上記小径部27に、コーキング剤を攪拌するための
静止ミキサー(図示せず)が配設されている。また、上
記大径部17に継手23(図1参照)が固定されてお
り、この継手23にコーキング剤注入管24(図8参
照)が連結される。
【0039】上記構成において、エアー通路11にエア
ーを供給すると、この供給により、エアーはエアー通路
11の両分岐通路15a,15bを経たのち、両分岐通
路15a,15bから、上記内外両環状凹部2b,2c
で挟まれた上記筒状本体2の外周面の部分と上記各ゴム
チューブ3の内周面とで囲まれた空間内に吐出され、こ
の吐出されるエアーで上記各ゴムチューブ3が膨らむ
(図16参照)。このようなパッカー1は、上記実施の
形態と同様にして、使用される。また、この実施の形態
でも、上記実施の形態と同様の効果を奏する。
【0040】なお、上記実施の形態では、ゴムチューブ
3にエアーを供給しているが、水を供給してもよい。ま
た、パッカー1の筒状本体2の材質は特に規制するもの
ではないが、成形性や製造コストの面からみて、硬質の
樹脂製が望ましい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明のパッカーによれ
ば、従来例のような、非常に重い専用治具41を用いて
いないため、パッカーをセットする作業が非常に簡単に
なる。しかも、従来例のような、パッカー32との係合
が不安定な専用治具41を用いていないため、セットし
やすく、位置合わせも簡単になる。さらに、パッカーを
セットしたのちに位置ずれしていることが判った場合に
は、弾性袋体内の流体を抜いて弾性袋体をしぼませるこ
とにより、パッカーを移動させることができるようにな
るため、簡単に所定の位置にセットし直すことができ
る。さらに、パッカーを所定の位置に位置決めしたのち
は、流体供給装置等を駆動させるだけで、パッカーをセ
ットすることができ、従来例のような、手作業による二
重管の反転作業が不要になる。さらに、流体注入用チュ
ーブ等や薬液注入用チューブ等を利用してパッカーを管
体の奥側に押し込むだけで、パッカーを所定の位置まで
送り込むことができるため、この作業をインサート管の
挿入とともに行う場合にも、簡単にでき、時間がかから
ない。さらに、流体通路と薬液通路とを形成した筒状本
体と、2つの弾性袋体とを備えているだけであり、か
つ、従来例のような、専用治具41を用いていないた
め、部品点数が少なく、製造コストを低く抑えることが
できる。また、本発明の地山固結工法によれば、上記の
優れたパッカーを用い、地山と周壁孔付き管体との隙間
をコーキングすることができる。
【0042】本発明のパッカーにおいて、上記両弾性袋
体がそれぞれゴムチューブである場合には、流体供給に
より膨らんだ弾性袋体から流体を抜くと、簡単に弾性袋
体がしぼむため、セットのし直しが容易になる。
【0043】本発明のパッカーにおいて、上記流体通路
を通る流体がエアーもしくは水である場合には、弾性袋
体内に流体を供給して弾性袋体を膨らませたり、弾性袋
体内から流体を抜いて弾性袋体をしぼませたりすること
が、簡単に行える。
【0044】本発明のパッカーにおいて、上記薬液通路
にミキサーが内蔵されている場合には、このミキサーで
薬液通路に供給された薬液を攪拌することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパッカーの一実施の形態を示す斜視図
である。
【図2】上記パッカーの正面図である。
【図3】上記パッカーの側面図である。
【図4】上記パッカーの断面図である。
【図5】上記パッカーの作用を示す断面図である。
【図6】上記パッカーの要部断面図である。
【図7】上記パッカーの要部断面図である。
【図8】上記パッカーの使用状態を示す説明図である。
【図9】本発明のパッカーの他の実施の形態を示す正面
図である。
【図10】上記パッカーの側面図である。
【図11】上記パッカーの断面図である。
【図12】上記パッカーの要部の断面図である。
【図13】内側環状凹部の底面に形成された凹凸を示す
断面図である。
【図14】外側環状凹部の底面に形成された凹凸を示す
断面図である。
【図15】リングの固定方法を示す説明図である。
【図16】ゴムチューブの作用を示す説明図である。
【図17】従来例のパッカーを示す断面図である。
【図18】専用治具を示す斜視図である。
【図19】従来例のパッカーの作用を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 パッカー 2 筒状本体 3 ゴムチューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D040 AB01 CA10 CB03 CD08 DB04 DC02 2D054 FA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地山の長孔内に配設された周壁孔付き管
    体内に装着されるパッカーであって、筒状本体と、この
    筒状本体の両端部の外周部に周設される弾性袋体とを備
    え、上記筒状本体の内部に流体通路と薬液通路とを形成
    し、上記両弾性袋体を上記流体通路と連通させ、上記両
    弾性袋体で挟まれる上記筒状本体の部分に上記薬液通路
    を連通させていることを特徴とするパッカー。
  2. 【請求項2】 上記両弾性袋体がそれぞれゴムチューブ
    である請求項1記載のパッカー。
  3. 【請求項3】 上記流体通路を通る流体がエアーもしく
    は水である請求項1または2記載のパッカー。
  4. 【請求項4】 上記薬液通路にミキサーが内蔵されてい
    る請求項1〜3のいずれか一項に記載のパッカー。
  5. 【請求項5】 筒状本体と、この筒状本体の両端部の外
    周部に周設される弾性袋体とを備え、上記筒状本体の内
    部に流体通路と薬液通路とを形成し、上記両弾性袋体を
    上記流体通路と連通させ、上記両弾性袋体で挟まれる上
    記筒状本体の部分に上記薬液通路を連通させているパッ
    カーを準備し、地山に穿設された長孔内に周壁孔付き管
    体を挿入し、この管体内に上記パッカーを位置決めし、
    その状態で、上記パッカーの流体通路に流体を供給し、
    この流体通路から吐出する流体で上記筒状本体の両端部
    の弾性袋体を膨らませて上記管体の内周面に圧接させる
    ことにより、上記管体内に上記パッカーを固定し、上記
    パッカーの薬液通路に薬液を供給し、上記両弾性袋体で
    挟まれる上記筒状本体の部分に吐出させたのち、上記管
    体の周壁孔から上記管体と地山との隙間に流出させて硬
    化させることにより、上記隙間をコーキングするように
    したことを特徴とする地山固結工法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100631397B1 (ko) 2003-11-26 2006-10-04 주식회사 오륙개발 그라우팅 확공장치 및 그 시공방법
JP2015219018A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 サンエス護謨工業株式会社 配管用耐圧試験装置
JP2019078054A (ja) * 2017-10-24 2019-05-23 戸田建設株式会社 注入外管及び薬液注入工法
JP2020094393A (ja) * 2018-12-12 2020-06-18 戸田建設株式会社 注入外管

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