JP2003528912A - レリセトロンの送出用の経皮治療吸収システム - Google Patents

レリセトロンの送出用の経皮治療吸収システム

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JP2003528912A JP2001572083A JP2001572083A JP2003528912A JP 2003528912 A JP2003528912 A JP 2003528912A JP 2001572083 A JP2001572083 A JP 2001572083A JP 2001572083 A JP2001572083 A JP 2001572083A JP 2003528912 A JP2003528912 A JP 2003528912A
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エルテーエス ローマン テラピー−ジステーメ アーゲー
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    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/08Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for nausea, cinetosis or vertigo; Antiemetics

Abstract

(57)【要約】 本発明は、レリセトロンを含有すると共に経皮治療吸収システム(TTS)の形態で提供される医薬品に関する。本発明の薬剤は、裏当て層、反応性物質貯蔵部、及び取り外し式の保護層を含む。前記反応性物質貯蔵部は、粘着性であり、少なくとも一つの層を有し、レリセトロンを含有し、前記裏当て層に合わせられ、一つ又は複数のケイ素の接着剤を主材料とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、皮膚へ反応性物質レリセトロン(lerisetron)を投与するための医
薬品に関する。それはさらに、嘔気及び嘔吐の予防及び治療用の、患者へのこの
反応性物質の経皮的投与に関するこのような薬剤の使用に関する。
【0002】 反応性物質レリセトロンは、選択的な5−HT3受容体拮抗薬のクラスに属す
る。それは、嘔気及び嘔吐を治療することにおおよそ適する。特に、放射線療法
又は化学療法によって誘発される嘔吐又は嘔気を予防するか又は抑制するために
この反応性物質を使用することができる。
【0003】 この反応性物質を、特に化学療法又は放射線療法の中で経口的に投与するとき
、例えば、胃腸の不耐性、低い腸内の吸収、肝臓における速い初回通過の代謝の
ような問題が起こる場合もある。最後に述べた効果は、特により頻繁な投与を必
要とする場合もある。
【0004】 なお、胃腸管を迂回すること、よって初回通過効果は、例えば経皮治療吸収シ
ステム(TTS)を使用する問題の反応性物質の経皮的投与によって原則として
あり得る。これらは、皮膚に当てられると共に皮膚へ存在する反応性物質を送り
出す投与の形態である。一般的に、TTSは、延長した期間にわたって血液の区
画へのその医薬品の一定の送出量を保証することによって、医薬品の治療価値を
上げることができる。
【0005】 この種のTTSは、典型的に、薬物に不浸透性の裏当て層、薬物を含有する貯
蔵部層、任意の制御膜、及びまた皮膚への付着用の感圧性の接着剤層を含む組成
物を有し、後者が薬物を含有する貯蔵部層と同一であることは可能である。また
薬物を含有する層は、例は可塑剤、粘着剤、溶解剤、安定剤、充填剤、賦形剤、
及び浸透増強剤であるさらなる成分を含む場合もある。この目的に適する薬学的
にあたりさわりのない物質は、原則として当業者に知られている。
【0006】 投与の形態としてのTTSは、原則として知られているが、TTSとしての特
定の反応性物質、例えばレリセトロンの調合物は、ある一定の攻撃を表し、様々
な問題が起こる場合もある。例えば、治療の使用に適切であるために、TTSは
、皮膚を通じた反応性物質の十分に高い流量を許容しなければならない。さらに
、それは、良好な安定性をもたなければならず、特に貯蔵の間にどんな変化も受
けてはならない。反応性物質貯蔵部に対する適切な重合体の選択は、これらの重
合体が問題の反応性物質と適合性でなければならないので、困難であることが証
明される場合もある。さらに、TTSをコスト的に有効に生産するこが可能でな
ければならない。
【0007】 従って、本発明の目的は、生体内で十分に高い反応性物質の流量を許容すると
共に共通の生産工程によってコスト的に有効に生産することができる反応性物質
レリセトロンに関する経皮的投与の形態を提供することであった。
【0008】 本発明によれば、この目的は、少なくとも単層の、感圧性で粘着性の、一つ又
は複数のシリコーンの感圧性接着剤を主材料としたレリセトロン反応性物質貯蔵
部を含む請求項1による経皮治療吸収システム(TTS)の形態におけるレリセ
トロンを含有する医薬品によって達成される。これらの感圧性接着剤及び所望で
あればさらなる重合体は、反応性物質貯蔵部の重合体の基材を形成する。シリコ
ーンの感圧性接着剤は、ポリジメチルシロキサンの構造を主材料とした感圧性接
着剤を意味する。反応性物質貯蔵部は、反応性物質に不浸透性の保護層に接続さ
れる。さらに、TTSの形態における本発明の医薬品は、感圧性で粘着性のTT
Sを皮膚に当てる前に、接着剤層から取り外される取り外し可能な保護層を有す
る。
【0009】 レリセトロンが一方では反応性物質貯蔵部のシリコーンの基材における高い浸
透性をもつが他方ではこの基材に対する低い親和性をもつので、一つ又は複数の
シリコーン感圧性接着剤を主材料とする上述の調合物は、特に有利であることが
見出されてきた。さらに、シリコーンの感圧性接着剤は、反応性物質レリセトロ
ンと高い適合性をもつ。さらなる利点は、粘着特性が、温度及び湿度における揺
らぎにおいてさえ、一定のままであることである。
【0010】 本発明によれば、請求項2による経皮治療吸収システムの形態におけるレリセ
トロンの医薬品もまた、ポリイソブチレン、ポリテルペン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、合成ゴム、及びホットメルト接着剤からなる群から選択される重合
体を主材料として構成されてきた、少なくとも単層の感圧性で粘着性の反応性物
質貯蔵部を有する場合もある。
【0011】 さらに、本発明のTTSのレリセトロン反応性物質貯蔵部もまた、少なくとも
二つの重合体の混合物から構成してもよく、これの重合体が、シリコーンの感圧
性接着剤、ポリイソブチレン、ポリテルペン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
合成ゴム、及びホットメルト接着剤からなる群から選択されることは可能である
【0012】 原則として、反応性物質貯蔵部は、反応性物質レリセトロン、及び所望であれ
ば、後で以下に指定するさらなる成分を含む少なくとも単層の重合体の基材から
構成される。
【0013】 一つの特定の実施例によって、少なくとも一つの、反応性物質貯蔵部の重合体
の層は、置換されたセルロースの群から、好ましくは、メチルセルロース又はエ
チルセルロースの群からの重合体成分を含む。
【0014】 原則として、反応性物質レリセトロンは、分子による分散した形態で、又は反
応性物質貯蔵部における溶液で存在してもよい。しかしながら、また可能である
のは、反応性物質がおおざっぱに分散した形態で、コロイドの形態で、又は懸濁
液として存在する調合物である。
【0015】 高い放出率(反応性物質の流量)を達成するために、できるだけ高い、反応性
物質貯蔵部の一つ又は複数の反応性物質の層における反応性物質の濃度を目指す
ことは好ましい。ここで可能である場合には、レリセトロンの濃度は、飽和溶解
度に到達するべきである。また反応性物質の層を、反応性物質で過飽和にしても
よく、その場合には、飽和溶解度を超える。しかしながら、反応性物質の過多な
濃度で、反応性物質貯蔵部における反応性物質の物理的な安定性に悪影響を及ぼ
す場合もあることを心に留めるべきである。従って、本発明のTTSの場合には
、その目標は、0.1乃至30重量%の範囲における反応性物質の濃度に対して
あり、特に好ましいのは、1及び10重量%の間の範囲における反応性物質の濃
度に与えられる。濃度の計算は、反応性物質の層の質量全体に基づく。
【0016】 反応性物質が、反応性物質貯蔵部に溶解した形態で存在することができるとす
れば、それは、反応性物質貯蔵部の重合体の基材の調合物が溶解剤を含むとすれ
ば、有利である。述べてもよいこのような溶解剤の例は、次の、1,2−プロパ
ンジオール、テトラヒドロフルフリルアルコール、トランスカットール(Transc
utol)、ブタンジオール、クリセロール、PEG 400、ジエチルトルアミド
、モノイソプロピリデングリセロールであり、特に好ましい溶解剤は、1,2−
プロパンジオールである。それは、全TTSに基づく溶解剤の割合が1及び50
重量%の間に、好ましくは5及び35重量%の間にあるとすれば、有利であるこ
とを見出してきた。
【0017】 ある一定の情況では、重合体の基材への溶解剤の混和は、二相系を生産する場
合もある、及び/又は反応性物質レリセトロンは、分散物として存在する場合も
ある。これらの場合には、特に、反応性物質の重合体の基材へ乳化剤を混合する
ことが有利である。
【0018】 この場合には、乳化剤は、通例二相系の形成前に混合される。乳化剤は、凝集
性の外相へ加えられると共に分散相を徐々に混和するか、又は乳化剤は、分散性
の内相中に混和されるかどちらかである。
【0019】 代わりに、乳化剤を、二相系が形成された後にまで、混和してはならない。
【0020】 適切な乳化剤の例は、ドデシル硫酸ナトリウム、レシチン、セチルアルコール
、セチルステアリルアルコール、ソルビタンの脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レン−ソルビタンの脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン−脂肪酸グリセリド、
及びポリオキシエチレン−脂肪酸エステルを含む。
【0021】 本発明のレリセトロンのTTSの投与中における皮膚を通じたできる高い反応
性物質の流量を達成するために、それもまた、さらに少なくとも一つの皮膚浸透
増強剤を含むために反応性物質貯蔵部に対して特に好都合であることを証明して
きた。適切な皮膚浸透増強剤の例は、ポリオキシエチレン−脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレン−ソルビタンの脂肪酸エステル、ソルビタンの脂肪酸エステル
、脂肪酸、脂肪族アルコール、脂肪酸のメタノール、エタノール又はイソプロパ
ノールとのエステル、及び脂肪族アルコールの酢酸又は乳酸とのエステルからな
る群から選択される物質である。浸透増強剤の例は、デカノール、ドデカノール
、オレイン酸、オレイン酸ジエタノールアミン、ミリスチン酸、ソルビタン=モ
ノラウラート、及びポリオキシラウリルエーテル(例えば、Brij(R))で
ある。使用される好ましい皮膚浸透増強剤は、特に好ましいもの(Brij(R
)、例えばBrij(R)30のような)ポリオキシラウリルエーテルを伴う、
ポリオキシエチレン−脂肪族アルコールエーテルである。反応性物質の流量を最
適化するために、本発明によって、二つ又はそれ以上の浸透を増強する物質の組
み合わせを使用することも可能である。
【0022】 反応性物質貯蔵部の一つ又は複数の重合体の基材層は、感圧性で粘着性の基材
の物理的特性に影響を及ぼすために、可塑剤をさらに含んでもよい。特に好まし
い可塑剤は、炭化水素、アルコール、カルボン酸及びそれらの誘導体、エーテル
、エステル、及びアミンからなる群から選択される物質である。一つ又は複数の
可塑剤の濃度は、反応性物質貯蔵部に基づいて、0乃至30重量%であってもよ
く、それは、好ましくは5乃至20重量%である。
【0023】 最も単純な実施例において、TTSの形態における本発明のレリセトロンの医
薬品の反応性物質貯蔵部は、単層の重合体の基材である。しかしながら、本発明
によって認識されるのは、少なくとも二つの重合体の基材層を含む、反応性物質
貯蔵部の層形態の構造物を有するTTSによって区別されるさらなる実施例であ
る。
【0024】 このような多層の反応性物質貯蔵部の場合において、異なる濃度の反応性物質
、一つ若しくは複数の皮膚浸透増強剤、又は一つ若しくは複数の乳化剤を有する
ために個々の重合体の基材層に対する可能性を利用することは可能である。
【0025】 多層の重合体を使用する場合、感圧性で粘着性の重合体の選択に関する変形物
に対するさらなる可能性もある。例えば、少なくとも二つの重合体の基材層が、
それらの構造物に含まれる重合体に関して異なることが利点である場合もあり、
少なくとも一つの重合体の基材層は、好ましくは、請求項2で指定される重合体
の群からの重合体成分を含む。個々の層は、異なるシリコーンの感圧性接着剤も
また有してもよい。
【0026】 反応性物質の放出を制御することも必要であると共にこの制御が他の機構によ
って果たされない場合、反応性物質貯蔵部の送出側(皮膚側)には、皮膚への反
応性物質の送出を制御する制御膜を提供してもよい。この目的に適する膜材料は
当業者に知られている。
【0027】 一つの特定の実施例によれば、反応性物質のレリセトロンは、TTSの形態に
おける本発明の調剤における袋状の反応性物質貯蔵部に存在してもよい。この袋
状の貯蔵部は、液体の高い粘性の半固体又はチキソトロピーの反応性物質の基材
で満たされ、それは、ゲルの浸漬型を含むために半固体又はチキソトロピーの反
応性物質貯蔵部に対して特に有利である。この場合には、皮膚に面する側が反応
性物質に対して浸透性でなければならないと同時に、皮膚から離れて面する袋の
裏は、反応性物質に対して不浸透性でなければならない。任意であるが、反応性
物質に浸透性である膜もまた、反応性物質の放出の制御を果たしてもよい。
【0028】 上で議論した反応性物質貯蔵部に加えて、本発明のTTSの構造は、反応性物
質に対して不浸透性である裏当て層、及び同様に反応性物質に不浸透性である取
り外し可能な保護フィルムを含む。裏当て層に対する適切な材料は、例えば、ポ
リ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル、酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、又はセルロース誘導体のフィルムのような多数の皮膚に適合性の重合体フ
ィルムを含む。裏当て層に対する特に適切な材料は、特定の強度によって区別さ
れるポリエステルである。ある一定の場合において、例えば金属、又はシリカ、
アルミナ、若しくは当業者に知られた類似の物質のような他の拡散隔膜の添加剤
による蒸着によって、フィルム材料の裏当て層にさらなる塗布される層を提供す
ることもまた有用である場合もある。取り外し可能な保護層に対して、原則とし
て、この層が適切な表面処理、例えばフルオロシリコーン化(fluorosiliconiza
tion)を受けるという供給を受けて、裏当て層に対するものと同じ材料を使用す
ることは可能であるので、それは、それが覆う感圧性の接着剤層から取り外し可
能であり、TTSの適用に先だって取り外され得る。取り外し可能な保護層とし
て、例えば、ポリテトラフルオロエチレンが印刷された紙、セロハン、ポリ塩化
ビニルなどのような他の材料をさらに使用することもまた可能である。
【0029】 本発明のレリセトロンのTTSを、生産物の例を参照して以下でより詳細に説
明する。
【0030】 例 本発明のTTSを以下のように生産してもよい。まず第一に、反応性物質レリ
セトロン及び適切な増強剤(例えばBrij(R)30)を、溶解剤(例えば1
,2−プロパンジオール)に溶解させ、レリセトロンの濃度は、飽和溶解度にで
きる限り近づく。所望であれば、溶液を過飽和させてもよい。この溶液を、同様
に溶媒中の溶液にあるシリコーン接着剤中に適切な攪拌装置を使用して導入する
と共に分散させるので、非常に均質の液体/液体分散物が形成される。この分散
物は、適切なデバイスを使用して、均質に裏当てフィルム(例えば裏当て層)上
にコートされる。その後、制御された乾燥によって、シリコーン接着剤の溶媒及
び任意の率の溶解剤を取り除く。このようにして得られた積層物は、その後、さ
らなるフィルム(例えば、保護フィルム)と積層される。最後に、ある一定の面
積の個々のTTSは、打ち抜かれ、適切なパッケージに収められる。この種のT
TSで、治療の目的に十分である皮膚へのレリセトロンの送出率を達成すること
は可能であることを見出してきた。ヒトの表皮で37℃でなされた、反応性物質
の浸透の測定は、100−600μg/cmdの反応性物質の浸透を与える。
この反応性物質の流量は、治療の用途に対して十分である。
【0031】 例は、本発明のレリセトロンのTTSを、単純なコスト的に有効な生産を許容
する生産工程で生産することができることを示す。
【0032】 TTSの形態における本発明のレリセトロンの調剤を、都合良く、例えば問題
の患者の化学療法又は放射線療法の結果として誘発されるような嘔気及び嘔吐の
場合において、本発明の目的及び嘔気及び嘔吐の治療のために経皮的に患者へこ
の反応性物質を投与することに使用してもよい。
【0033】 本発明によって提案される経皮的投与は、それが胃腸管を通過することなく反
応性物質レリセトロンを系統的に投与することを可能にするので、具体的には上
述の状況において、特に有利である。特に、嘔気及び嘔吐を患う患者の場合には
、経口的な経路による薬物の信頼できる安全で有効な投与は、ほとんど不可能で
ある。さらに、本発明によって提案されるような反応性物質レリセトロンの経皮
的投与はまた、このように既に損傷を受けた又は炎症を起こした胃腸管における
不必要なさらなる負担を避けることが可能であるので、対応する経口投与よりも
患者に親切である。
【0034】 例えば、放射線療法又は化学療法のために嘔気又は嘔吐を患う患者を、本発明
のレリセトロンのTTSをそれぞれの患者の皮膚上へ貼り付けると共に必要であ
ればある一定の時間の間隔でこの動作を繰り返すことによってこれらの症状を軽
減するか又は除去するために反応性物質レリセトロンで処置してもよい。このよ
うに、治療に有効である全身系の反応性物質のレベルを高めることが可能である
【0035】 また本発明のレリセトロンのTTSは、すぐ使える化学療法又は放射線療法に
関して嘔気及び又は嘔吐を予防するために特に適切である。この場合には、レリ
セトロンのTTSを、好ましくは化学療法又は放射線療法の開始前に、問題の患
者の皮膚に当てる。
【0036】 従って本発明によれば、人間への反応性物質レリセトロンの経皮的投与を伴う
TTSの形態における医薬品を生産するために、反応性物質レリセトロンを使用
してもよく、この調剤は、嘔気又は嘔吐の予防及び治療に関して、好ましくは化
学療法又は放射線療法によって誘発される嘔吐又は嘔気の予防及び治療に関して
適切である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 1/08 A61P 1/08 (72)発明者 ホフマン,ゲルト ドイツ連邦共和国,56566 ノイヴィート, フルーアシュトラーセ 17 (72)発明者 キンデル,ハインツ ドイツ連邦共和国,56581 エールシャイ ト,フリーダーヴェーク 5 Fターム(参考) 4C076 AA81 AA95 BB31 DD08N DD45N DD46N EE01A EE32A FF34 FF68 4C084 AA17 MA05 MA32 MA63 NA11 NA12 NA14 ZA711

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏当て層、それに接続される少なくとも単層の感圧性で粘着
    性の一つ又は複数のシリコーンの感圧性接着剤を主材料としたレリセトロン反応
    性物質貯蔵部、及び取り外し可能な保護層を含む経皮治療吸収システム(TTS
    )の形態におけるレリセトロンの医薬品。
  2. 【請求項2】 裏当て層、それに接続される少なくとも、ポリイソブチレン
    、ポリテルペン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、合成ゴム、及びホットメルト
    接着剤からなる群からの重合体を主材料とする単層の感圧性で粘着性のレリセト
    ロン反応性物質貯蔵部、並びに取り外し可能な保護層を含む経皮治療吸収システ
    ムの形態におけるレリセトロンの医薬品。
  3. 【請求項3】 前記反応性物質貯蔵部は、請求項1及び請求項2で指定され
    る感圧性接着剤の群から選択される少なくとも二つの感圧性接着剤の組み合わせ
    を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の調剤。
  4. 【請求項4】 前記反応性物質貯蔵部の少なくとも一つの基材層は、前記置
    換されたセルロースの群からの、好ましくは前記メチルセルロース又はエチルセ
    ルロースの群からの重合体成分を含むことを特徴とする請求項1乃至3いずれか
    1項記載の調剤。
  5. 【請求項5】 前記反応性物質の濃度は、前記一つ又は複数の反応性物質の
    層の質量全体に基づいて、0.1乃至30重量%の範囲に、好ましくは1及び1
    0重量%の間の範囲にあり、 前記反応性物質の濃度が、前記飽和溶解度に匹敵するか又は前記飽和溶解度を
    超えることが特に好ましいことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の
    調剤。
  6. 【請求項6】 前記反応性物質レリセトロンは、前記反応性物質貯蔵部にお
    いて、分子による分散した形態で存在することを特徴とする請求項1乃至5いず
    れか1項記載の調剤。
  7. 【請求項7】 前記反応性物質レリセトロンは、前記反応性物質貯蔵部にお
    いて、おおざっぱに分散した形態で、コロイドの形態で、又は懸濁液として存在
    することを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項記載の調剤。
  8. 【請求項8】 前記反応性物質貯蔵部は、さらなる成分として、前記多価ア
    ルコールの群からの少なくとも一つの溶解剤、好ましくは1,2−プロパンジオ
    ールを含むことを特徴とする請求項1乃至7の1項又は複数項に記載の調剤。
  9. 【請求項9】 前記反応性物質貯蔵部は、さらなる成分として、好ましくは
    、特に好ましいものポリオキシラウリルエーテルを伴う前記ポリオキシエチレン
    −脂肪族アルコールエーテルの群からの少なくとも一つの皮膚侵入増強剤を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至8の1項又は複数項に記載の調剤。
  10. 【請求項10】 前記一つ又は複数の皮膚侵入増強剤は、ポリオキシエチレ
    ン−脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン−ソルビタンの脂肪酸エステル、ソル
    ビタンの脂肪酸エステル、脂肪酸、脂肪族アルコール、脂肪酸のメタノール、エ
    タノール、又はイソプロパノールとのエステル、及び脂肪族アルコールの酢酸又
    は乳酸とのエステルからなる群から選択されることを特徴とする請求項9記載の
    調剤。
  11. 【請求項11】 前記反応性物質貯蔵部は、少なくとも二つの皮膚侵入増強
    剤を組み合わせで含むことを特徴とする請求項9又は10記載の調剤。
  12. 【請求項12】 前記反応性物質貯蔵部は、さらなる成分として、好ましく
    は、ドデシル硫酸ナトリウム、レシチン、セチルアルコール、セチルステアリル
    アルコール、ソルビタン−脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン−ソルビタンの
    脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン−脂肪酸グリセリド、及びポリオキシエチ
    レン−脂肪酸エステルからなる群からの、少なくとも一つの乳化剤を含むことを
    特徴とする請求項1乃至11の1項又は複数項に記載の調剤。
  13. 【請求項13】 前記反応性物質貯蔵部は、さらなる成分として、少なくと
    も一つの可塑剤を含み、 前記一つ又は複数の可塑剤の前記濃度は、前記反応性物質貯蔵部に基づいて、
    0乃至30重量%、好ましくは5乃至20重量%であり、 前記一つ又は複数の可塑剤は、好ましくは、炭化水素、アルコール、カルボン
    酸及びそれらの誘導体、エーテル、エステル、及びアミンからなる群から選択さ
    れることを特徴とする請求項1乃至12の1項又は複数項に記載の調剤。
  14. 【請求項14】 前記経皮治療吸収システムは、少なくとも二つの重合体の
    基材層を含む、前記反応性物質貯蔵部の層形態の構造物を有することを特徴とす
    る請求項1乃至13の1項又は複数項に記載の調剤。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも二つの重合体の基材層は、異なる濃度の反
    応性物質、一つ若しくは複数の皮膚侵入増強剤、又は一つ若しくは複数の乳化剤
    を有することを特徴とする請求項14記載の調剤。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも二つの重合体の基材層は、それらの構造物
    に含まれる前記重合体に関して異なり、 少なくとも一つの重合体の基材層は、好ましくは、請求項2に指定される重合
    体の群からの重合体成分を含むことを特徴とする請求項14又は15記載の調剤
  17. 【請求項17】 前記TTSの前記反応性物質貯蔵部は、袋状であり、液体
    の高い粘性の半固体又はチキソトロピーの反応性物質の基材で満たされ、 前記半固体又はチキソトロピーの反応性物質貯蔵部は、好ましくは、ゲルの浸
    漬型を含むことを特徴とする請求項1乃至16の1項又は複数項に記載の調剤。
  18. 【請求項18】 人間における前記嘔気又は嘔吐の予防及び治療用の前記反
    応性物質レリセトロンの前記経皮的投与に関する請求項1乃至17記載の調剤の
    使用。
  19. 【請求項19】 人間における化学療法又は放射線療法によって誘発される
    前記嘔吐又は嘔気の予防及び治療用の請求項18記載の使用。
  20. 【請求項20】 前記嘔気又は嘔吐の予防及び治療用の、好ましくは前記化
    学療法又は放射線療法によって誘発される嘔吐又は嘔気の予防及び治療用の、人
    間への前記反応性物質レリセトロンの経皮的投与に関する請求項1乃至17いず
    れか1項記載の医薬品を生産するための前記反応性物質レリセトロンの使用。
  21. 【請求項21】 嘔気又は嘔吐、特に化学療法又は放射線療法によって誘発
    される嘔吐又は嘔気を患う患者へ前記反応性物質レリセトロンを投与する方法で
    あって、前記反応性物質は、請求項1乃至17いずれか1項記載の調剤を使用し
    て前記患者の前記皮膚へ投与される方法。
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