JP2003518423A - 自動式信号消火器 - Google Patents

自動式信号消火器

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JP2003518423A
JP2003518423A JP2001548188A JP2001548188A JP2003518423A JP 2003518423 A JP2003518423 A JP 2003518423A JP 2001548188 A JP2001548188 A JP 2001548188A JP 2001548188 A JP2001548188 A JP 2001548188A JP 2003518423 A JP2003518423 A JP 2003518423A
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Abstract

(57)【要約】 自動車、船舶、及び技術的環境のための消火器であって、火災の場合に、熱感性ケーブルの作動によって自動的に制御されるか、正面衝突の場合に、衝撃ピンスイッチの作動によって自動的に制御されるか、又は内部区画に配置されたプッシュボタンによって手動式で制御される消火器。この消火器は、円筒状セルボックス、バルブアセンブリ、信号装薬、二酸化炭素のボトルから構成される。信号装薬が電気的に付勢されたとき、それは爆発し、衝撃ピンが二酸化炭素ボトルのダイヤフラムを貫通する。ガスはセルボックスに圧力を加え、ホースを通して消火物質を流出させる。ホースの端にはノズルが配置され、そのノズルは、円形キャップを通して消火物質を散布する。この消火器はセルボックスの内部に２つの小さなパイプを有し、これらのパイプは二酸化炭素を消火物質と混合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 （技術分野） この分野における技術の現状は、手動式消火器及び自動式設備を提供する。消
火器は、幾つかのタイプ、即ち粉末式、二酸化炭素式、泡式、ハロン式消火器な
どである。それらの消火器は圧力を加えられているか、二酸化炭素又は窒素のボ
トルを有するが、常に手動で操作される。特定のタイプの消火器は、バルブアセ
ンブリの代わりにスプリンクラーヘッドを有している。スプリンクラーヘッドは
、所与の温度で破裂してオリフィスを開口し、そこから消火物質が流れ出す。そ
のようなタイプの消火器は、プッシュボタン及び／又はスイッチによって遠隔制
御されることができず、保護される装置の中に直接据え付けられなければならな
い。
【０００２】 （背景技術） 自動式消火設備は、センサ装置と消火装置から構成される。火災は感知及び消
火中央設備へ接続されたフィールドセンサによって感知される。
【０００３】 （発明の開示） 本発明の自動式消火器は、手動式消火器と自動式消火設備との中間に位置し、
全く新規な消火器である。この消火器は手動式消火器のように操作が容易で、既
に知られている自動式消火設備の利点を有する。
【０００４】 本発明の自動式信号消火器（図１／２）は、消火物質を含むセルボックス（１
）、バルブアセンブリ（２）、信号装薬、液体二酸化炭素のボトル（３）、消火
物質を供給するホース（４）、ノズル（５）、セルボックスの中に置かれた２つ
の小さなパイプ（６）及び（７）、熱感性ケーブル（８）、手動制御電気プッシ
ュボタン（９）、及び衝撃ピンスイッチ（１０）から構成される。
【０００５】 バルブアセンブリは、セルボックスへネジで取り付けられたネジ付き円筒状本
体（１１）、ボトル保持器（１２）、衝撃ピン（１３）、信号装薬が受け取られ
る臼砲として働く室（１５）を閉鎖するプラグ（１４）から構成される。
【０００６】 火災の場合、信号装薬が熱感性ケーブル（８）によって電気的に付勢されると
、信号装薬は爆発し、衝撃ピンによって二酸化炭素ボトル（３）のダイヤフラム
を貫通させる。ボトルの中に含まれた推進剤は、セルボックス（１）へ入り、消
火物質に圧力を加える。それによって、消火物質は圧力のもとで流れ出す。同時
に、二酸化炭素はパイプ（６）及び（７）の中へ流れる。パイプ（６）を通って
流れる二酸化炭素は、消火物質を渦巻き、パイプ（７）を通って流れる二酸化炭
素は、ホースへ直接放出される。ホースの中で、その二酸化炭素は消火物質のフ
ローと渦巻くように混合される。パイプ（７）は泡立ての基礎となる。
【０００７】 消火器（図２／２）は、次のように制御されてよい。 （１）手動方式。例えば、自動車の内部区画の中で、運転者の近くに配置され
た電気プッシュボタン（１６）によって。 （２）自動方式。火災の場合、保護されるべき区域の上に配置された熱感性ケ
ーブル（８）をショートさせる熱の作用によって。例えば、自動車の場合、ケー
ブルはボンネットパネルの下に配線される。 （３）自動方式。前面衝突の場合、バンパーとエンジンとの間に配置された衝
撃ピンスイッチ（１０）の作動によって。
【０００８】 消火器は、エンジン区画の中で垂直又は水平状態に置かれるか、自動車又は保
護されるべき装置の中で利用可能な他のスペースに置かれてよい。
【０００９】 自動式消火器は、自動車、船舶、電気装置、電子装置、熱装置、油動装置、発
生セットなどを保護することができ、特に無人装置及び無人のスペースに適して
いる。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１４年４月１０日（２００２．４．１０）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 自動式信号消火器
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】 （技術分野） 特許ＥＰ１０１３３０８Ａ、ＪＰ６２−２３４７６６Ａ、及びＤＥ２７０１
９３５Ａは、薄膜を破壊して、圧力を加えられた消火剤を放出する信号装薬を提
供する。特許ＥＰ１０１３３０８Ａは、手動で操作され、火災に対して保護され
るべき区画の外側に配置されなければならない。特許ＪＰ６２−２３４７６６Ａ
は、消火器のヘッドの上に点形式のセンサを有し、そのセンサが作動されるため
には、火災がセンサへ到達しなければならず、従って、センサは、火災に対して
保護されるべき区画の内部に配置されなければならない。特許ＤＥ２７０１９３
５Ａは、自動制御装置を有しない。これらの特許は、室の中で信号装薬によって
作り出されたガスを放散し、その室は、一度圧力を加えられると、薄膜に対して
パンチを作動させる。これらの特許のいずれも、空間を制御する適切なセンサが
設けられていないので、火災に対して保護されるべき区画の任意の地点で発生す
る火災を検出及び消火することはできない。
【０００２】 （背景技術） この分野における技術の現状は、手動式消火器及び自動式設備を提供する。消
火器は、幾つかのタイプ、即ち粉末式、二酸化炭素式、泡立式、ハロン式消火器
などであってよい。それらの消火器は圧力を加えられているか、二酸化炭素又は
窒素のボトルを有するが、常に手動で操作される。特定のタイプの消火器は、バ
ルブアセンブリの代わりにスプリンクラーヘッドを有している。スプリンクラー
ヘッドは、所与の温度で破裂してオリフィスを開口し、そこから消火物質が流れ
出す。そのようなタイプの消火器は、プッシュボタン及び／又はスイッチによっ
て遠隔制御されることはできず、保護される装置の中に直接据え付けられなけれ
ばならない。
【０００３】 自動式消火設備は、センサ装置と消火装置から構成される。火災は感知及び消
火中央設備へ接続されたフィールドセンサによって感知される。
【０００４】 （発明の開示） 本発明の自動式消火器は、手動式消火器と自動式消火設備との中間に位置し、
全く新規な消火器である。この消火器は手動式消火器のように操作が容易で、既
に知られている自動式消火設備の利点を有する。
【０００５】 本発明の自動式信号消火器（図１／２）は、消火物質を含むセルボックス（１
）、バルブアセンブリ（２）、信号装薬、液体二酸化炭素のボトル（３）、消火
物質を供給するホース（４）、ノズル（５）、セルボックスの中に置かれた２つ
の小さなパイプ（６）及び（７）、熱感性ケーブル（８）、手動制御電気プッシ
ュボタン（９）、及び衝撃ピンスイッチ（１０）から構成される。
【０００６】 バルブアセンブリは、セルボックスへネジ込まれるネジ付き円筒状本体（１１
）、ボトル保持器（１２）、衝撃ピン（１３）、信号装薬が受け取られる臼砲と
して働く室（１５）を閉鎖するプラグ（１４）から構成される。
【０００７】 火災の場合、信号装薬が熱感性ケーブル（８）によって電気的に付勢されると
、信号装薬は爆発し、衝撃ピンによって二酸化炭素ボトル（３）のダイヤフラム
が貫通させる。ボトルの中に含まれた推進剤は、セルボックス（１）へ入り、消
火物質に圧力を加える。それによって、消火物質は圧力のもとで流れ出す。同時
に、二酸化炭素はパイプ（６）及び（７）の中へ流れる。パイプ（６）を通って
流れる二酸化炭素は、消火物質を攪拌し、パイプ（７）を通って流れる二酸化炭
素は、ホースへ直接放出される。ホースの中で、その二酸化炭素は消火物質のフ
ローと攪拌されるように混合される。パイプ（７）は泡立ての基礎となる。
【０００８】 消火器（図２／２）は、次のように制御されてよい。 （１）手動方式。例えば、自動車の内部区画の中で、運転者の近くに配置され
た電気プッシュボタン（１６）によって。 （２）自動方式。火災の場合、保護されるべき区域の上に配置された熱感性ケ
ーブル（８）をショートさせる熱の作用によって。例えば、自動車の場合、ケー
ブルはボンネットパネルの下に配線される。 （３）自動方式。前面衝突の場合、バンパーとエンジンとの間に配置された衝
撃ピンスイッチ（１０）の作動によって。
【０００９】 消火器は、エンジン区画の中で垂直又は水平状態に置かれるか、自動車又は保
護されるべき装置の中で利用可能な他のスペースに置かれてよい。
【００１０】 自動式消火器は、自動車、船舶、電気装置、電子装置、熱装置、油動装置、発
生セットなどを保護することができ、特に無人装置及び無人のスペースに適して
いる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ， ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ， ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ， ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，Ｊ Ｐ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 自動車又は船舶のエンジン区画、キャビネット及び／又は閉
    鎖室の中の電気装置、電子装置、機械装置、油動装置、又は熱装置のための手動
    式又は自動式で遠隔制御される消火器であって、臼砲として作用する小さな室を
    有し、該室の中に信号装薬が置かれ、該装薬は電気的に付勢されたとき爆発し、
    衝撃ピンが二酸化炭素ボトルのダイヤフラムを貫通して推進剤が流出することを
    特徴とする消火器。
  2. 【請求項２】 一度火災が起こると、消火制御手段なしに信号装薬を直接付
    勢する熱感性ケーブルを有することを特徴とする請求項１に記載の消火器。
  3. 【請求項３】 信号装薬を直接付勢する遠隔制御電気プッシュボタンを有す
    ることを特徴とする請求項１又は２に記載の消火器。
  4. 【請求項４】 前面衝突の場合に、自動車の中の装薬を自動的に付勢する衝
    撃ピンスイッチを有することを特徴とする請求項１から３のいずれか一項に記載
    の消火器。
  5. 【請求項５】 自動制御手段の全てが、消火器のセルボックスの上に配置さ
    れたヘッドの中に含まれることを特徴とする請求項１から４のいずれか一項に記
    載の消火器。
  6. 【請求項６】 探索パイプがセルボックスの壁の近くにあり、セルボックス
    が水平状態にあるとき該探索パイプも作動できることを特徴とする請求項１から
    ５のいずれか一項に記載の消火器。
  7. 【請求項７】 バッテリー又はコンセントの電圧によって付勢されることの
    できる信号装薬を有することを特徴とする請求項１から６のいずれか一項に記載
    の消火器。
  8. 【請求項８】 消火物質を３６０゜にわたって散布させることのできる形状
    のノズルを有することを特徴とする請求項１から７のいずれか一項に記載の消火
    器。
  9. 【請求項９】 推進剤を消火物質へ供給して、それらを渦巻くように混合す
    る内部パイプ（６）を有することを特徴とする請求項１から８のいずれか一項に
    記載の消火器。
  10. 【請求項１０】 ホース内に配置され、探索ロッドの高い部分にあるオリフ
    ィスを介して二酸化炭素ボトルを含む室へ接続されたパイプ（７）を有し、該パ
    イプは、探索ロッドの基底で二酸化炭素を消火物質のフローと混合させ、それに
    よって泡を形成させることを特徴とする請求項１から９のいずれか一項に記載の
    消火器。
JP2001548188A 1999-12-23 2000-12-19 自動式信号消火器 Pending JP2003518423A (ja)

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EP (1) EP1239925B1 (ja)
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