JP2003514846A - 活性物質の制御された脈状放出のための多層製剤 - Google Patents

活性物質の制御された脈状放出のための多層製剤

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クルンメ,マルクス
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エルテーエス ローマン テラピー−ジステーメ アーゲー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、活性物質の制御された脈状の放出のための多層製剤に関する。本発明の製剤は、さらに、これが、少なくとも4つの層を有し、隣接していない前記層の少なくとも2つが、任意の活性成分Aを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、活性成分の制御された脈状の送達のための多層製剤に関する。 活性成分のためのほとんどの投与形態、特に薬学的形態について、活性成分放
出の時間経過が、可能な限り均一であるのが望ましい。しかし、このような均一
な活性成分放出が比較的好都合でない使用状態があり、従って、周期的な脈状の
放出があることを可能にする方法を求めなければならない。 脈状放出特徴を有する投与形態の使用は、例えば、喫煙からの禁欲を達成する
ためのニコチン置換において、および場合によっては他の嗜癖のための置換療法
において、大きな利点である。
【0002】 特にたばこによるニコチン消費は、喫煙者自身の健康に対する有害な影響のた
めのみならず、受動喫煙および関連する他の人々に対する迷惑または健康への害
の問題のために、ますます公衆の関心の中心にある。このために、市場には、喫
煙者が、喫煙者の毎日のニコチン要求からの禁欲を次第に達成することを目的と
する、活性成分および投与形態がある。他の製品では、主な目的が、禁欲達成効
果ではなく、反対に体調を崩し(upsetting)たり、健康をむしばむ喫煙による二
次的影響を伴わずに消費することができる形態で、ニコチンの所要量を提供する
ことのみを意図している。この群の既知の代表例は、例えば、ニコチンパッチお
よびニコチンチューインガムである。
【0003】 ニコチン置換療法を好首尾にするために、快楽の概念を無視しないことが重要
である。これにおける重要な部分は、たばこが喫煙される際に生じるように、ニ
コチンの脈状投与により奏されると考えられる。快楽に臨界的に重要なのは、ニ
コチンの一定の連続的な摂取ではなく、ある間隔で生じる、場合によっては異な
る用量の不連続的な間欠的な投与であることは、明らかである。喫煙者は、この
効果を、個々の一服の間の適切な長さの時間間隔により、およびその長さにより
生じさせる。
【0004】 対照的に、現在までニコチン置換のために開示された投与形態は、脈状の活性
成分ピークの連続においてではなく、対照的に、活性成分の定常的な流れとして
、活性成分のニコチンを提供する。これが、実質的に定常的なレベルの活性成分
を達成するが、快楽の概念に払われている注意が不十分である。脈状のニコチン
放出をもたらす投与形態は、一層好首尾な置換および禁欲達成効果を有すること
が推測される。この推測は、ニコチン含有鼻スプレーの脈状の投与が、皮膚パッ
チを通してのニコチンの定常的な摂取に加えて、ニコチンからの禁欲を達成する
にあたり顕著な改善をもたらすことを示した試験により、考え出される(Medical
Tribune, 1999年4月16日、"Abschied vom blauen Dunst"; および: Blo
ndal, T., Stapleton, J., British Medical Journal, Vol. 318, No. 7179 (19
99), p. 285-289)。
【0005】 US 5 783 207には、2つまたは3つ以上のニコチン含有層から構成されるニコ
チン含有ダミーが記載されている。これらの層は、異なる溶解速度を有し得、特
に、最も外側の層を、迅速に放出される層として設計することができる。しかし
、すべての層におけるニコチンの存在のために、所望の脈状放出が生じない。 他のニコチン含有投与形態は、US 5 525 351に開示されている。これは、2つ
のニコチン含有層からなり、ニコチン放出は、第1の層からは迅速であり、第2
の層からはゆっくりである。この場合においても、繰り返された脈状の放出を達
成することは、可能ではない。
【0006】 これらのニコチン含有投与形態に加えて、また従来技術から知られているもの
は、多層構造を有し、活性成分の次第の送達に原則的に好適である、他の投与形
態である。 EP 0 348 683には、3層からなる錠剤が記載されている。この錠剤は、2つの
層の中に、相互に適合性ではない2種の活性成分を含む。これらの2つの層の間
には、薬学的に不活性であり、単に分離層として作用する第3の層がある。この
場合において、層構造は、単に2つの不適合性活性成分の特定の分離の作用を奏
する。
【0007】 US 5 560 169には、同様に、2つの活性成分含有層の間にバリア層がある、3
層錠剤が開示されている。この錠剤は、完全に−小さい領域に加えて−不透過性
重合体層により覆われている。層構造は、さらに、同心円状ではない。 前述の投与形態の1つの変種は、US 4 865 849またはEP 0 274 734に記載され
ている。この場合において、バリア層および第2の活性成分含有層は、不透過性
水不溶性被膜で被覆されているが、これは、アルカリ性媒体に可溶である。これ
により、これらの層が、被膜の崩壊または溶解の後にのみ生理学的にアクセス可
能(accessible)になる。また、2つより多い層が、被膜の内側に存在することが
可能である。US 5 650 169に記載されている多層系と同様に、また、構造は、同
心円状ではない。
【0008】 特定の特性を有する多層投与形態は、US 5 575 819に開示されている。これは
、活性成分で充填され、次に多層被膜を備えた花粉顆粒を含み、周囲層は、同様
に、活性成分を含むことが可能である。投与のために、これらの花粉顆粒を、カ
プセル、錠剤等中に導入する。これらは、特に、獣医学的分野(sector)向けであ
る。 US 5 011 692には、2つに1つの層のみが活性成分を含む、多層投与形態が記
載されている。この層は、これらの端部表面が、水不溶性層により被覆されてお
り;後者はまた、層の1つの側を被覆する。
【0009】 例えば、ニコチンからの禁欲を達成する目的または他の類似する使用状態に必
要な、周期的な脈状の放出特性は、述べた多層投与形態で達成されないか、また
は近似的に達成されるに過ぎない。 従って、本発明の目的は、活性成分の制御された脈状の放出を可能にする、活
性成分のための投与形態を設計することにある。この目的は、特に、この脈状放
出特性のために、ニコチンからの禁欲を達成するのに特に好適である、ニコチン
含有製剤を設計することであった。
【0010】 この目的は、例えば、少なくとも4つの層を有し、このうち少なくとも2つの
隣接していない層が、任意の活性成分Aを含む、主要請求項に記載の多層製剤に
より達成される。このようにして、層の数および形状に依存して、所望の期間に
わたる活性成分Aの脈状放出が可能である。
【0011】 活性成分Aを含まない層または少なくともいくつかのこれらの層が、活性成分
Aを含む層よりもゆっくりと溶解し、腐食されるような形状を有することが可能
であり、好ましい。このことは、異なる層の厚さにより、および個別の層の異な
る組成により、または両方により達成することができる。活性成分Aを含まない
層の溶解または腐食は、活性成分Aを含む層の溶解または腐食に必要な時間の1
.01〜100,000倍、好ましくは1.2〜1000倍、特に好ましくは2
〜100倍の時間を要することができる。個別の層の溶解または腐食の速度は、
本発明の態様に依存して、1秒から1ヶ月までの間であってもよい。溶解速度は
、好ましくは、1秒〜1日の範囲内、特に好ましくは1秒〜10分の範囲内であ
る。
【0012】 他の可能性は、活性成分Aを含む層またはこれらの層の少なくともいくつかを
、活性成分放出の対応して増大した速度をもたらす(「迅速放出」)、迅速に崩
壊するか、腐食されるかまたは可溶性の層として設計することである。 層の可溶性または腐食または崩壊特性の好適な選択により、放出特性、特に活
性成分ピークと脈形状との間の間隔の長さを、制御することが可能である。
【0013】 好ましい態様において、本発明の製剤は、同心円状の中心対称(centrosymmetr
ic)構造、例えば球形またはほぼ球形(図1)、あるいは軸対称構造(図2およ
び3)、好ましくは扁長楕円体または円筒形を有する。層は、これらの場合にお
いて、最も内側の層を示す中心に配置された核の周囲に、タマネギの層と同様に
、同心円状に配置されている。後者は、要求に応じて、同様に活性成分Aまたは
他の活性成分を含むかまたはこれらを含まなくてもよい。
【0014】 他の態様において、個別の層を、同心円状構造が存在しないようにシート状積
層体として設計する。この場合においても、間に、活性成分Aを含む2つの層お
よびこの活性成分を含まない少なくとも1つの他の層がある。しかし、このこと
は、任意の所望の層中に他の活性成分または補助剤が存在することを妨げない。
図4は、このような態様を断面図で(図4a)および平面図で(図4b)示し、
積層体の形状が、円形の、または角状の構造特徴を有することが可能である。こ
の場合において、層の少なくとも1つが、個別の層を一緒に接合する接着剤と接
触することが可能である。図4aにおいて断面図で示すシート状積層体における
幾何学的物体の端部表面から、活性成分が逃散するのを防止するために、これら
の表面は、少なくとも1つの水不透過性層(4)を備えていることができる。
【0015】 シート状および同心円状構造の両方において、また、多層製剤がダミーの形態
で構成されている、特定の態様を提供する。他の方法では、本発明の製剤は、被
覆されていない錠剤、フィルムで被覆された錠剤、吸収可能な錠剤または糖で被
覆された錠剤の形態で得ることができる。
【0016】 特に好ましい態様は、活性成分Aがニコチンにより示されるものである。この
場合において、多層錠剤は、吸収可能な錠剤として設計され、迅速な放出特性を
有する各々のニコチン含有層には、ゆっくりと溶解するに過ぎないニコチン非含
有層が続く。吸収に際して、これにより、活性成分ピークの最初の放出がもたら
され、次に、次のニコチン含有層がアクセス可能であり、他の活性成分ピークを
送達することができるまで、その後のニコチン非含有層を吸収により溶解するこ
とが必要である。従って、複数のこのような層により、たばこのニコチン投与機
構を刺激することが可能である。このタイプの構造は、最良の可能な方法におい
て、脈状ニコチン放出が間隔をおいて、最適な禁欲達成効果を達成する必要性に
従う。本発明はまた、当然、ニコチンを他の活性成分により置換する、まさに記
載されたタイプの態様を包含する。
【0017】 個別の層は、これらが活性成分を含むか否かに関係なく、さらに風味剤、着色
剤、崩壊促進添加剤、吸収促進剤または甘味剤を含むことができる。さらに、核
の適切な箇所を含む、すべての層について、同一の添加剤を有することが可能で
ある。しかし、本発明はまた、個別の層および適切な箇所においては核が、添加
剤の含量に関して異なる態様を包含する。
【0018】 本発明の特に好ましい変法は、2つに1つの層が活性成分Aを含み、各々の場
合において間に配置された層が活性成分Aを含まず、従って結果が活性成分含有
層と活性成分非含有層との交互配列であるものである。本発明はさらに、活性成
分Aを含む層の間に、この活性成分を含まない2つまたは3つ以上の層が配置さ
れている態様を包含する。さらに交互配列(図5)を有することが可能であるが
、他のタイプの配置(図6)もまた有利である。製剤の最も外側の層は、同様に
、活性成分Aおよび/または少なくとも1つの他の活性成分を含むことができる
が、有利な場合には、また、活性成分を含まないことができる。
【0019】 多層製剤が、活性成分Aを含む60までの層を有することが可能であり、好ま
しく、5〜30のこのような層から構成される構造が、一層好ましく、6〜15
のこのような層から構成される構造が、特に好ましい。層の合計の数は、主要請
求項において、少なくとも4であるが、好ましくは少なくとも5であり、特に好
ましい態様は、少なくとも10の層を有する。
【0020】 個別の層の厚さは、1〜5000μm、好ましくは10〜2000μm、特に
好ましくは20〜500μmである。層の選択された厚さは、特に、前述のよう
に、所望の腐食または溶解速度に依存する。すべての層がほぼ同一の厚さを有す
る態様および、少なくとも1つの層が他の層と異なる厚さを有する態様が、提供
される。
【0021】 他の好ましい態様において、層は、これらが活性成分Aを含むか否かに関係な
く、1種または2種以上の他のタイプの活性成分を含むことができる。特に、活
性成分Aを含まない層が、異なるタイプの少なくとも1種の他の活性成分を含む
ことが可能である。この場合においても、交互の配列が存在することが可能であ
るが、他の配置もまた用いることができる。また、Aとは異なる活性成分または
数種のこのような活性成分を含む層が、迅速に放出される層として設計されるこ
とが、可能であり、好ましい。
【0022】 製剤はまた、経口摂取の後に、特定の時間が経過した後に放出される2種また
は3種以上の活性成分を含むことができる。従って、例えば、各々個別の活性成
分含有層において3種の活性成分を含む多層製剤は、第1の活性成分を摂取の直
後(例えば朝)に放出し、第2の活性成分を特定の時間が経過した後(例えば正
午)に放出し、第3の活性成分をさらに時間が経過した後(例えば夕方)に放出
することができる。
【0023】 活性成分濃度は、個別の層において同一のレベルであることができるが、いく
つかの場合において、層または層の少なくともいくつかが、異なる活性成分濃度
を有することが必要であり得る。同心円状構造を有する多層製剤に関して発生す
る問題は、中心方向への半径の減少により、層あたりの活性成分含量が連続的に
減少することが生じることである。これを補償するために、例えば、活性成分濃
度を層において適切に増大させるか、あるいは層の厚さまたはこれらの可溶性を
変化させるか、あるいは適切な添加剤、例えば増強剤を加えることが適切であり
得る。個別の層における1または2以上の活性成分の濃度の差異は、幾何学的設
計による活性成分含量の差異の程度を補償する作用を奏することができるのみな
らず、活性成分放出を所望の方式で変調させる作用を奏することができる。
【0024】 ニコチン以外に、特に好ましく用いられる他の活性成分Aは、アスピリンであ
る。さらに、活性成分Aとして、または追加の活性成分として製剤の層に加える
ことができ、特に好適である活性成分は、以下のものである:
【0025】 コリン作動性効果遮断薬(例えば、スコポラミン、アトロピン、ベナクチジン
)、コリン作動薬(例えば、フィゾスチグミン、ニコチン)、神経安定薬(例え
ば、クロルプロマジン、ハロペリドール)、モノアミンオキシダーゼ阻害剤(例
えば、トラニルシプロミン、セレギリン)、交感神経様作用物質および抗シンパ
ソトニック(antisympathotonics)(例えば、プロパノロール、チモロール、ブプ
ラノロール、クロニジン、ジヒドロエルゴタミン、ナファゾリン)、抗不安薬(
例えば、ジアゼパム、トリアゾラム)、局所麻酔薬(例えば、リドカイン)、中
枢鎮痛薬(例えば、フェンタニル、スフェンタニル)、抗リウマチ薬(例えば、
インドメタシン、ピロキシカム、ロルノキシカム)、冠状療法(例えば、三硝酸
グリセロール、二硝酸イソソルバイド)、エストロゲン、ゲスタゲンおよびアン
ドロゲン、抗ヒスタミン薬(例えば、ジフェンヒドラミン、クレマスチン、ター
フェナジン)、プロスタグランジン誘導体、ビタミン(例えば、ビタミンE、コ
レカルシフェロール)または細胞増殖抑制薬および心臓グリコシド、例えばジギ
トキシンおよびジゴキシンの群からの活性成分。
【0026】 特に好ましい活性成分は、中枢活性を有し、連続的放出において、レセプター
に対する習慣化効果をもたらす傾向がある。薬物動態学に関して、これらは、迅
速に血液に進入し、即ち、これらは、極めて迅速に関連するレセプターに達する
。さらに、これらは、迅速に分解され、即ち、これらは、例えば数秒または数分
の程度で、迅速に代謝される。
【0027】 本発明の多層製剤は、好ましくは、経口投与用の被覆されていない錠剤または
吸収可能な錠剤として用いられる。しかし、用いられる活性成分および使用の特
定の領域に依存して、他の態様を、例えば直腸内または膣内投与について、また
は移植片の形態で一層有利にすることが可能である。さらに、本発明の製剤はま
た、獣医学における活性成分を投与するのに好適である。
【0028】 原則的に、本発明の多層製剤を、活性成分または他の物質の包囲媒体への間隔
をおいて生じる脈状放出があることが重要である箇所すべてにおいて、有利に用
いることが可能である。これは、農業的、園芸的、工業的および家庭内の分野(
例えば食器洗浄組成物または洗浄剤用の錠剤)における適用を含む。
【0029】 活性成分含有層および活性成分非含有層の基礎的材料は、以下の成分を含むこ
とができる:重合体、例えばポリイソブチレン、ポリビニルアルコールのエステ
ル、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸およびポリ(メチルメタクリレート)お
よびこの誘導体、天然ゴム、スチレン、イソプレンおよびスチレンブタジエン重
合体またはシリコーン重合体、樹脂構成成分、例えば飽和または不飽和炭化水素
樹脂、アビエチルアルコールおよびβ−ピレンの誘導体;また可塑剤、例えばフ
タル酸エステル、トリグリセリドおよび脂肪酸、並びに当業者に知られている多
数の他の物質。
【0030】 すべての層または個別の層、例えば最も外側の1または2以上の層のみが、胃
液に対して耐性であるように設計されていることが可能である。このことは、例
えば、ワックス、密封ワックス、エチルセルロースまたは当業者に知られている
他の物質を用いることにより、達成することができる。好ましい態様は、少なく
とも1つの層が、胃液に耐性であるように設計されているものである。これは、
意図された使用に適切な、最も外側の層または少なくとも1つの内部層であるこ
とができる。
【0031】 本発明の投与形態の層は、1種または2種以上の活性成分および充填剤として
の担体物質に加えて、また他の補助剤を添加物として含むことができる。これら
の補助剤は、これらの機能により、可塑剤、粘着剤、吸収促進剤、安定剤または
流動調節剤として分類される。生理学的に許容し得なければならないこれらのタ
イプの物質は、原則的に、当業者に知られている。
【0032】 担体物質または充填剤として用いられる物質は、要求に適切な可溶性、腐食ま
たは膨潤特性を有するものである。この目的のために代表的な物質は、例えば、
ラクトース、セルロースタイプ、糖アルコール、例えばマンニトールおよびソル
ビトール、種々のデンプンタイプおよびアルギン酸塩である。
【0033】 用いられる胃液に可溶性である被覆物質の例は、アクリル酸誘導体、例えばユ
ードラジット(Eudragit)(登録商標)Lおよびユードラジット(登録商標)S、
ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートフタレ
ートまたはセルロースアセテートフタレートであり、小腸において可溶性の物質
の例は、ポリアクリル酸エステル、例えばユードラジット(登録商標)E30D
、ポリアクリル酸誘導体、シェラックまたはセルロース、例えばメチルまたはエ
チルセルロースである。
【0034】 以下の方法を、本発明の投与形態を製造するために有利に用いることができる
:スプレー被覆、当業者に知られている圧縮または焼結方法、および個別の層を
積層させて積層体を得ること、あるいは、高温溶融方法または多重被覆のために
当業者に知られている他の方法による多重被覆。本発明の方法は、同心円状また
はシート状構造を有する本発明の製剤を、いかにして、比較的簡単な方法で、好
適な方法段階の組み合わせにより製造することができるかを示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の中心対称態様による断面図を示す。この場合において、活性成分非含
有層(2)を薄く示し、活性成分含有層(1)を暗く示す。
【図2】 本発明の軸対称態様による断面図を示す。この場合において、活性成分非含有
層(2)を薄く示し、活性成分含有層(1)を暗く示す。
【図3】 すべての層を、これらの端部表面を介して包囲媒体と接触させた、本発明の軸
対称態様による断面図を示す。活性成分非含有層(2)を薄く示し、活性成分含
有層(1)を暗く示す。
【図4a】 交互の数の活性成分Aを含む層(1)および活性成分Aを含まない層(2)を
含むシート状積層体を示す。図4aは、端部表面上の随意の水不透過性層(4)
を有する積層体の側面図(断面図)を示す。
【図4b】 交互の数の活性成分Aを含む層(1)および活性成分Aを含まない層(2)を
含むシート状積層体を示す。図4bは、幾何学的に異なる設計を有する態様の平
面図を示す。
【図5】 活性成分非含有層および活性成分含有層を交互配列で含む、本発明の中心対称
態様による断面図を示す。活性成分非含有層(2)を薄く示し、活性成分含有層
(1)を暗く示し、他の層(3)を黒色で示す。
【図6】 活性成分非含有層および活性成分含有層を交互配列でなく有する、本発明の中
心対称態様による断面図を示す。活性成分非含有層(2)を薄く示し、活性成分
含有層(1)を暗く示し、他の層(3)を黒色で示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年10月26日(2001.10.26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 25/34 A61P 25/34 Fターム(参考) 4C076 AA40 AA43 AA44 AA45 BB01 BB05 CC01 CC05 FF31 GG11 4C086 AA01 BC20 BC50 MA01 MA04 MA35 MA52 NA12 ZC39

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性成分の制御された脈状の送達のための多層製剤であって
    、該製剤が、少なくとも4つの層を有し、このうち少なくとも2つの隣接してい
    ない層が、任意の活性成分Aを含むことを特徴とする、前記多層製剤。
  2. 【請求項2】 活性成分Aを含まない層の少なくともいくつかが、ゆっくり
    と崩壊する、腐食される、または可溶性の層として設計されていることを特徴と
    する、請求項1に記載の製剤。
  3. 【請求項3】 少なくとも活性成分Aを含む層が、迅速に崩壊する、腐食さ
    れる、または可溶性の層として設計されていることを特徴とする、請求項1また
    は2に記載の製剤。
  4. 【請求項4】 シート状積層体として設計されており、好ましくは層の少な
    くとも1つが接触接着仕上げを有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれ
    かに記載の製剤。
  5. 【請求項5】 シート状積層体が、円形、卵形、四辺形または多角形の外形
    を有する幾何学的物体として設計されており、該物体の端部表面が、好ましくは
    少なくとも1つの水不透過性層を備えていることを特徴とする、請求項4に記載
    の製剤。
  6. 【請求項6】 層が、核−最も内側の層−の周囲に同心円状に配置されて、
    球形または軸対称、好ましくは扁長楕円体または円筒形形状をもたらすことを特
    徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の製剤。
  7. 【請求項7】 活性成分Aが、ニコチンであることを特徴とする、請求項1
    〜6のいずれかに記載の製剤。
  8. 【請求項8】 活性成分Aが、アスピリンであることを特徴とする、請求項
    1〜7のいずれかに記載の製剤。
  9. 【請求項9】 層構造が、交互配列において、各々の場合において、活性成
    分Aを含む層が、各々の場合において、この活性成分を含まないかまたはこれを
    顕著に少ない量で含む、隣接する層と接触していることを特徴とする、請求項1
    〜8のいずれかに記載の製剤。
  10. 【請求項10】 活性成分Aを含まない少なくとも2つの層が、活性成分A
    を含む層の間に存在することを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の製
    剤。
  11. 【請求項11】 1つまたは2つ以上の層が、活性成分Aとは異なる活性成
    分または数種のこのような活性成分を、単一にまたは組み合わせて含むことを特
    徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の製剤。
  12. 【請求項12】 活性成分Aを含まない層が、活性成分を含まないことを特
    徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載の製剤。
  13. 【請求項13】 活性成分濃度が、少なくともいくつかの活性成分含有層に
    おいて異なるレベルであることを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載
    の製剤。
  14. 【請求項14】 少なくとも1つの層が、他の層とは異なる厚さを有するこ
    とを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載の製剤。
  15. 【請求項15】 ダミー、吸収可能な錠剤、フィルムで被覆された錠剤、被
    覆されていない錠剤または糖で被覆された錠剤の形態であることを特徴とする、
    請求項1〜14のいずれかに記載の製剤。
  16. 【請求項16】 個別の層がさらに、これらが活性成分を含むか否かに関係
    なく、風味剤、着色剤、崩壊促進添加剤、吸収促進剤または甘味剤を含むことを
    特徴とする、請求項1〜15のいずれかに記載の製剤。
  17. 【請求項17】 少なくとも1つの層、好ましくは最も外側の層が、胃液に
    対して耐性であるように設計されていることを特徴とする、請求項1〜16のい
    ずれかに記載の製剤。
  18. 【請求項18】 請求項1〜17のいずれかに記載の製剤を製造する方法で
    あって、 A)同心円状構造を有する錠剤を得るために、最初に核を成形し、後者をスプレ
    ー被覆システムに移送し、活性成分Aを含む層および活性成分Aを含まない層で
    交互に被覆し、次に単一で、または全体として包装するか、または B)シート状積層体を得るために、ウェブ形態であり、活性成分Aを含む層およ
    び活性成分Aを含まず、ウェブ形態である他の層および適切な場合には、ウェブ
    形態である中間層を得、次にこれらのウェブを積層させて、少なくとも5つの層
    を含む積層体を得、最後に積層体を、切断または穴あけユニットに移送し、ある
    形状に切断し、包装する ことを特徴とする、前記方法。
  19. 【請求項19】 請求項7に記載のニコチン含有製剤の、請求項9〜16の
    いずれかに記載の態様において選択的に、喫煙者におけるニコチンからの禁欲を
    達成するための吸収可能な錠剤または置換療法のためのダミーとしての使用。
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