JP2003514251A5 - - Google Patents

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【書類名】 明細書
【発明の名称】 無摩擦電源内蔵型回転ディスプレー
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電源内蔵型の構造体であって、該構造体は、
外表面領域を有する透明な弓形の壁部分を少なくとも一つ有する容器と、
該容器内にあり、第一の目に見える特徴を備える物体と、
前記容器に対して該物体を動かすための手段と、
前記容器内にあり、前記外表面領域に前記第一の目に見える特徴を屈折により動的に表示するための手段とを備え、
一見したところ該外表面領域が該物体と共に動いているように見える、構造体。
【請求項2】 前記表示するための手段が、前記物体と前記壁部分との間にある流体の薄い層を含み、該流体の屈折率は空気よりも大きい、請求項1に記載の構造体。
【請求項3】 前記物体が前記流体から浮力を受けて支承されている、請求項2に記載の構造体。
【請求項4】 前記流体が前記容器内に保持されており、前記物体が該流体中に浸漬している、請求項2に記載の構造体。
【請求項5】 前記容器と前記物体とが実質的に同様な形状であり、該物体が該容器内に入れ子式に収容されている、請求項4に記載の構造体。
【請求項6】 前記外表面と接触する対象物をさらに備え、前記外表面が該対象物に対して動いているように見える、請求項2に記載の構造体。
【請求項7】 前記容器が実質的にボウル形状であり、該ボウル形状が、
外壁と、該外壁から離隔した内壁と、該外壁の下方部分と一体的な基部と、該基部から離隔し、前記内壁の下方部分と一体的な底部と、前記外壁及び内壁の情報部分を連結する頂部縁部とを備え、
前記物体が実質的にボウル形状であり、前記ボウル形状の容器内に入れ子式に収容されている、請求項5に記載の構造体。
【請求項8】 第二の視覚的特徴を備え、前記第一及び第二の視覚的特徴が、互いに協同して相対的に動く、請求項1に記載の構造体。
【請求項9】 前記動かすための手段が、周囲のエネルギー場によって静止し且つ該エネルギー場の方向に自分の向きを合わせる反トルク発生要素を含む電気機械的装置を含む、請求項1に記載の構造体。
【請求項10】 前記周囲のエネルギー場が、周囲の磁場と周囲の重力の場とからなる群より選択される、請求項9に記載の構造体。
【請求項11】 前記動かすための手段が、バッテリー又は電磁波に由来するエネルギーによって動力を得る、請求項9に記載の構造体
【請求項12】 前記動かすための手段が、駆動されると回転して周囲磁場に向きを合わせる電磁石を含む、請求項1に記載の構造体。
【請求項13】 前記電磁石が前記磁場と向きが合っていない時に前記電磁石を駆動させるための極性転換機構をさらに備える、請求項12に記載の構造体。
【請求項14】 前記動かすための手段が、電磁波又は少なくとも一つのバッテリーに由来するエネルギーによって動力を得る、請求項1に記載の構造体。
【請求項15】 電磁波又は少なくとも一つのバッテリーに由来するエネルギーによって動力を得る駆動機構を実質的に内蔵する回転体を備え、該駆動機構は、周囲の磁場又は周囲の重力の場の方向と相互作用して操作する、電源内蔵型の実質的に静止した構造体。
【請求項16】 前記駆動機構が、前記磁場若しくは重力の場によって静止し且つ該磁場若しくは重力場の方向に自分の向きを合わせる、反トルク発生要素若しくは磁石を備える、請求項15に記載の構造体。
【請求項17】 流体と、
前記電磁波からエネルギーを収集するための手段とをさらに備え、
前記回転体は該流体から実質的に浮力を受けて支承されており、
前記駆動機構が、前記収集するための手段に反応して、前記回転体を動かすための手段を含む、請求項16に記載の構造体。
【請求項18】 前記動かすための手段が、前記回転体を第一の軸を中心として回転させるための電気機械的装置を備える、請求項17に記載の構造体。
【請求項19】 前記電磁波が光波を含み、前記収集するための手段が、該光波に曝されると電流を発生する光起電性コレクタを含む、請求項18に記載の構造体。
【請求項20】 前記電気機械的装置が、前記電流を動力とする電気モーターを含む、請求項19に記載の構造体。
【請求項21】 前記電磁波が無線周波を含み、前記収集するための手段が、アンテナと、該アンテナが前記無線周波に曝されると電流を発生する無線周波受信機とを含む、請求項18に記載の構造体。
【請求項22】 前記電気機械的装置が、前記電流を動力とする電気モーターを含む、請求項21に記載の構造体。
【請求項23】 前記電気機械的装置が重力センサーを含み、該重力センサーは、前記軸と実質的に一直線上に並んだ心棒に載置したおもりを含み、構造体はさらに該軸に対して実質的に垂直な磁石を備える、請求項18に記載の構造体。
【請求項24】 前記電気機械的装置が重力センサーを含み、該重力センサーは、前記回転体に回転可能に接続されたおもりを含み、該おもりの重心が前記軸よりも遠心に配置されている、請求項18に記載の構造体。
【請求項25】 前記電気機械的装置が、前記周囲の磁場を検知するための手段と、分極磁場を発生する少なくとも一つの電磁石とを含み、
構造体はさらに、前記検出するための手段の近くに配置した少なくとも一つのコイルと、該コイルに給電して前記分極磁場と反対の補正磁場を発生させるように配線された少なくとも一つのスイッチとを備える、請求項18に記載の構造体。
【請求項26】 前記流体を保持する容器をさらに備え、前記回転体が該容器内に保持され、前記流体によって容器から離隔している、請求項18に記載の構造体。
【請求項27】 前記回転体及び前記容器が閉鎖されており、前記流体が該回転体を実質的に取り囲んでおり、該回転体と該容器とが同様の形状である、請求項26に記載の構造体。
【請求項28】 前記回転体及び前記容器が中空球体からなる、請求項27に記載の構造体。
【請求項29】 前記回転体及び前記容器が光透過性材料で作製されており、
前記電磁波が光波を含み、
前記収集するための手段が、前記回転体と関連し且つ該光波に曝されると電流を発生する光起電性コレクタを含む、請求項27に記載の構造体。
【請求項30】 前記電磁波が無線周波を含み、
前記収集するための手段が、アンテナと、該アンテナが該無線周波に曝されると電流を発生する無線周波受信機とを含み、
前記電気機械的装置が該電流を動力とする、請求項27に記載の構造体。
【請求項31】 前記電気機械的装置が、回転子及び固定子を備えるモーターを含み、該回転子及び固定子の一方が前記回転体に固定されており、他方が前記反トルク発生要素に固定されている、請求項18に記載の構造体。
【請求項32】 前記電気機械的装置が、該磁場に反応する少なくともひとつの磁場センサーと、該センサーを繰返し駆動するための手段とを含む、請求項18に記載の構造体。
【請求項33】 前記電気機械的装置が、前記軸と実質的に一直線上に並んだ心棒をさらに備え、前記磁場センサーが該心棒のまわりに半径方向に載置されている、請求項32に記載の構造体。
【請求項34】 前記磁場センサーが、前記心棒に対して回転可能に接続され且つ前記回転体に対して固定されており、該心棒が前記磁石に対して固定されている、請求項33に記載の構造体。
【請求項35】 前記磁場センサーが、駆動されると回転して前記磁場に向きを合わせる電磁石を含み、前記駆動するための手段が、該電磁石に選択的に供給電流を流すための手段を含む、請求項32に記載の構造体。
【請求項36】 前記選択的に駆動するための手段が、前記電磁石が前記磁場と向きが合っていない時に前記電磁石を駆動させるための極性転換機構を含む、請求項35に記載の構造体。
【請求項37】 前記電磁波がさらに光波を含み、
前記エネルギーを収集するための手段が、前記回転体に衝突する光波に反応し且つ前記電磁石に接続可能な出力を有する光起電性コレクタを含み、
前記極性転換機構が、シャッターを含み、該シャッターは、前記電磁石の向きが前記磁場と合うと該光起電性コレクタを選択的にマスクする形状及び寸法である、請求項36に記載の構造体。
【請求項38】 前記電磁波がさらに無線周波を含み、前記収集するための手段が、アンテナと、該アンテナが該無線周波に曝されると電流を発生する無線周波受信機とを含み、
前記極性転換機構が、前記各電磁石に対する前記反トルク発生要素又は磁石の向きに反応して、前記電流を該電磁石に選択的に流す電気的インパルス分配器を含む、請求項36に記載の構造体。
【請求項39】 前記回転体の外部に配置され、前記磁場を発生する少なくとも一つの手段をさらに備える、請求項36に記載の構造体。
【請求項40】 前記選択的に流すための手段が、前記磁場の相対的向きと周囲のエネルギー場との向きとに反応する機構を含む、請求項35に記載の構造体。
【請求項41】 前記周囲のエネルギー場が前記回転体に衝突する光波を含み、
前記反応する機構が、前記電磁石の制御電流を発生する少なくとも二つの光センサーを含み、該センサーは感光面を有し、各センサーの該感光面は、他のいずれのセンサーの感光面とも異なる面上に配置されている、請求項40に記載の構造体。
【請求項42】 感光面を有し、前記供給電流を発生する、少なくとも一つの光起電性コレクタをさらに備える、請求項41に記載の構造体。
【請求項43】 前記センサーを繰り返し駆動するための手段が、前記磁場センサー上に載置され、該センサーの向きに反応した極性を有する電圧を発生させるための手段を含む、請求項32に記載の構造体。
【請求項44】 前記電気機械的装置が、少なくとも一つの電磁石と、極性転換機構とを備え、
前記反トルク発生要素が、前記回転体に対して回転可能に接続されたおもりを含み、該おもりの重心が前記軸から遠心して配置されており、
該極性転換機構が、前記電磁石が垂直方向になると反応する重力スイッチを含む、請求項18に記載の構造体。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は動くディスプレー装置に関し、より詳細には他の物体に支持されたり接触しているにも関わらず、接触している物体間には摩擦抵抗があるという一般的な予測に反して、独立して動いているように見える構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】
見かけ上は支持体、駆動機構、動力の入力のいずれもないのに動く、様々な種類の新規な構造体が、玩具、話の種となるような装飾品、広告媒体としてしばしば使われている。このような構造体の様々な実施態様が、アクロンゴールド(Akrongold)の米国特許第3,593,444号、パターソン(Patterson)の同第4,196,899号、フアン(Huang)の同第5,435,086号、フアン(Huang)らの同第5,435,086号、マクダレン(McDarren)らの同第5,442,868号、リ−シュン(Li-Hsiung)の同第5,893,789号、広瀬守の特開平10−137451号、同10−1431101号、及び同10−171383号、高木宏の特開平7−210081号、同7−219462号、及び同7−239652号、及びフシェリアー(Fushoellier)のドイツ特許第DE19706736号、シュタインブリンク(Steinbrinck)の同第DE3725723号、及びラング(Lang)の同第DE41377175号に開示されている。これらの従来技術の実施態様では、ディスプレーの回転体が、単に実質的に回転体を取り囲んでいる容器に対して回転しているに過ぎないか、若しくはベアリングによって回転体と接触している物体に対して回転しているに過ぎないことが一見して明らかにわかるような構造的要素及び操作様式を一般に含んでいる。
【0003】
見る者にとって、反トルクを生じる機構及びその支持体はいかにもそれとわかるものであり、周囲のエネルギー場に対する興味や賞賛が引き起こされることは全くない。
【0004】
本発明は、相対的に静止している他の物体と接触していながら、摩擦が生じているという一般的な感覚にも関わらず独立して回転しているように見える要素を含む、興味をそそる教育用の構造体を発明しようとする試みから得られたものである。
【0005】
【発明の要旨】
本発明の直接的及び間接的な目的は、目に明らかな駆動機構、動力の入力、支持ベアリングなしで非常に長期間に渡って操作可能であり、玩具、広告媒体、ノベルティーグッズ、又は宇宙や水中における施設のロボット用部品に使用するのに適した、非常に単純な構造で、最小限の動力しか必要としない、見かけ上動く構造体を提供することにある。
【0006】
本発明の好ましい実施態様では、透明又は半透明の材料で作製した封止された中空の囲方体を、この囲方体の外側に同心的に配置した同じ形の封止された透明容器に入れた流体中に浮かべることにより、これら及び他の価値ある目的を達成している。外側容器は、懸吊されるか、若しくは三脚等の構造体によって他の方法で支持されている。内側の囲方体の表面には世界地図等の図案が施されており、外側容器から独立して自力で回転するようになっている。容器及び流体は透明なので、内側の囲方体表面を覆っている図案に注目していると裸眼では見えない。従って、図案が外側の支持構造体に接触支承されずに回転しているように見える。内部駆動機構はおもりによって静止している、つまり重力に従って向きを変えるおもりから、回転するための反トルクを得ている。駆動機構としては、専用の電機子、界磁石、及び整流子を有する慣用のモーターを使用することができる。また、地球磁場、他の人工的磁場、若しくは周囲電磁波又は重力の方向のいずれかと相互作用する、若しくはこれによって偏向される電子的または機械的極性転換機構によって選択的に駆動されることによって回転子として機能する、円形に配列した電磁石によって駆動機構を構成することもできる。
【0007】
電磁石を選択的且つ連続的に駆動するためには、機械的ブラシと整流器との組立体、特定の電磁石に割り当てられた特定のフォトセルをマスクするオプティカルシャッター、光の方向を検知して適切に極性転換する組立体、電子的インパルス分配器等の様々な極性転換機構が開示されている。
【0008】
駆動機構とは、一般的には、囲方体等の物体を、その物体の外部にある要素に対して回転させる相対的な力を発生する機構である。駆動機構への動力は、物体と一体的に設けた光電池に入射する光等、構造体外部の手段、若しくはバッテリー等、構造体内部の電源によってによって与えることができる。
【0009】
本発明の好ましい実施態様は、太陽エネルギー、重力、及び地磁気力の相互作用によって、堂々と永久に自ら回転し続ける、宇宙に浮かんだ地球のレプリカ、つまり地球の未来へ維持されるエネルギーの真の象徴に見える。
【0010】
回転体は、囲方体、好ましくは浮力によって支持された囲方体とすることができるが、いかなる形式のベアリングによって支承してもよく、その場合好ましくは一見しただけではベアリング構造体が見えないように配置する。浮力は液体、若しくは空気等の気体によって与えることができる。
【0011】
光であれ磁気であれ、外部からの人工のエネルギー場を用いた駆動機構の実施態様では、この場の回転によって囲方体に回転力を与えることができる。
【0012】
駆動機構は内蔵型、つまり囲方体内ではないとしても容器内に収容したものが好ましい。
【0013】
【発明の好ましい実施の態様】
図面を参照して、図1及び図2に、三つ又支持体2の上に載置されている地球1の態様である本発明の第一実施態様を示す。この地球は、球状で閉鎖且つ封止さた囲包体3を含み、この囲方体3は、赤道をなす継ぎ目4に沿って互いに接着された二つのアクリル製半球体シェルからなる。囲包体3は球状容器5によって同心状に取り囲まれており、好ましくは、この球状容器5も囲包体3と同様に透明なアクリル製である。囲包体3と容器5とは液体6を満たした僅かな間隙によって離隔されているので、囲包体3は液体6によって支持され、囲まれており、容器5から独立して軸X−X’を中心として自転することができる。囲包体3の外表面には、塗装又はエッチングによってグラフィックデザイン、この場合には世界地図7が施されている。囲包体の重量は、この構造体を所望の向きに配向できるように適切に配分されている。
【0014】
囲包体3は好ましくは半透明である。つまり光波透過性であると同時に、一見しただけでは内部の駆動機構が見えないように隠すことができる。液体6も透明であり、好ましくは二種類の不混和性流体を含んでいる。このような不混和性流体の例としては、密度比が1.68:0.75である、ミネソタ州ミネアポリスの3M社が販売しているフルオロカーボンPEPE 5060と、テキサス州ヒューストンのエクソン社が販売している流体状炭化水素であるNORPAR 12とが挙げられる。密度の高いフルオロカーボン流体は通常、囲包体と容器との間の間隙の最下部を占め、この浮いている構造体を安定化させている。ディスプレーのこの領域では、流体の屈折率の違いによる光学的歪みはほとんど見られない。これらの流体は、不混和性、二つの球体の作製に使用したアクリル材料に関する濡れ性の低さ、非腐食性、比重、及び熱膨張係数を考慮して選択したものである。この液体の組み合わせ、及び球体を同心的に配置したことにより、温度変化による材料の膨張や収縮によって変形や破損が生じる恐れはない。
【0015】
公知の光学的屈折の原理に従って屈折率及び寸法を適切に選択すると、囲包体3の内表面又は外表面に設けた視覚的特徴7が、容器5の外表面にあるように見える。この錯覚は容器に視覚的特徴を設けていない場合に最も良く現われるが、容器には、回転していないことを見る人に気付かせる手掛かりとならないような均等な色目を付けることはできる。また、他の面白い視覚的効果を得るために、視覚的特徴を容器上にプリントしたり、流体に物体を浮かべてもよい。
【0016】
図2に示すように、内部駆動機構は電気モーター8を含み、このモーター8の固定子及びハウジングは管状ケーシング9によって固定保持され、このケーシング9も囲包体3の内壁に固定されている。モーターの回転子から突出しているシャフト10の遠位端は、囲包体の内壁表面の対蹠位置でピン支承11されている。シャフトには質量体つまりおもり12が固定されており、おもりの重心Cはシャフトより遠心に保持されている。おもりは地球の重力Gに従うので、シャフトつまり心棒10及び回転軸X−X’はおもりを最も低い所に配置しようとして僅かに傾く。重力センサーとして機能するおもり12は、シャフトの回転に逆らおうとする。実際、シャフトが回転軸X−X’を中心として回転すると、重心Cが地球の重力による引っ張りに抗して上に上がろうとする。従って心棒10が図に示す位置にある場合には、モーター8に動力を供給すると、固定子、囲包体全体、及び心棒を除く駆動機構が回転し、心棒は、指向性ベアリングロケーター、アンカー、且つ反トルク要素として作用するおもり12によって動かないようにされている。有利にはおもりを磁化させて地球の磁場と並ぶようにして、この構造体をさらに安定化させることができる。その場合には、重心Gをオフセットする必要はない。
【0017】
複数の要素からなる光起電性コレクタ13が、囲包体3の赤道部分に固定した隔壁14の上面に載置されている。透明な容器及び液体、さらに囲包体3の半透明の壁を通過した光線つまり光波Lは、コレクタ13に衝突する。その結果生じた電流が、一対の導線を介してモーター8に供給される。従って裸眼では、この構造体は見かけ上、電力の供給、駆動機構、又は支承しているベアリングなしで自転している球体のように見える。またこの構造体は、太陽光やいかなる人工照明によっても駆動することができることに留意すべきである。
【0018】
図3に示す駆動機構の第一変更実施態様16は、周囲磁場の配向と別の周囲のエネルギー場の向きとの既知の関係に基づいている。このもう一つのエネルギー場としては、別の磁場、無線波の場、若しくはこの実施態様で詳細に説明する囲包体に衝突する光波の場等が挙げられる。囲包体を回転させるトルクは地球磁場Mから生じるものであり、指向性ベアリングロケーターの機能は、光波Lの向きを検知することによって達成することができる。電気モーターは、赤道隔壁14上に十字型に配列した二つの電磁石AC及びBDからなり、各電磁石は回転軸X−X’から放射状に配向されている。四つの光センサーa、b、c、dが角錐状に載置されており、各センサーの感光面は、他のいずれのセンサーの感光面とも異なる平面上に配置されている。これらの平面が回転軸に対してなす角度17は、0度から約75度まで変化させることができる。各平面は電磁石の一つと略同じ放射方向を向いている。一連の光起電性コレクタ13が、その感光面が回転軸X−X’に対して実質的に垂直となるように、隔壁14上に配置されている。これらのコレクタは互いに導線で接続されており、光センサーa、b、c、dの下に載置した論理演算装置19によって決定される供給/分極電流を電磁石に与えることによって、モーターを繰り返し且つ逐次的に駆動する。
【0019】
各電磁石は、好ましくは保磁力の低い鉄製コアロッドと、各端部に設けたワイヤボビンA及びB、又はC及びDとからなる。
【0020】
各制御光センサーが、同じ参照番号の電磁石ボビンと略同じ放射方向を向いていると仮定すると、論理演算装置19は次のようなファンクションを実行する:
Caが最大の場合は、BDを駆動する。
Cbが最大の場合は、ACを駆動する。
Ccが最大の場合は、DBを駆動する。
Cdが最大の場合は、CAを駆動する。
式中Ca、Cb、Cc、及びCdは、制御光センサーa、b、c、dからそれぞれ出力する電流を示し、BDは、電磁石BDがボビンB側が北極となるように分極されることを示し、DBは、電磁石BDがボビンD側が北極となるように分極されることを示し、AC及びCAは、電磁石ACの同様な分極化を示す。このロジックは、ゲートアレイやマイクロプロセッサによって簡単に実行可能である。電磁石と光センサーとの位相関係は、最適な性能が得られるように、変更及び調節することができる。
【0021】
論理演算装置19は、各光センサーの電流出力を比較する代わりに、磁場の方向に対してセンサーが実質的に直交する方向に配向していることを示す予め設定した閾値レベルを超える電流出力のみに応答するように設計してもよい。
【0022】
上述の駆動機構の変更例では、水平に載置した光起電性コレクタ13を用いない場合に、制御光センサーa、b、c、dとして、電磁石に供給電流を与えるのに十分なパワーを持った大型で光起電型のものを選択している。この場合、全てのボビンに常にある程度の電圧がかかっており、一つの磁石の対向端にあるボビンが、ロッドを反対方向に磁化しようとするということに留意すべきである。一つのロッドの正味磁気は、どのボビンが最も大きい電流を受けているかによって決まり、どのボビンが最も大きい電流を受けるかは、駆動している二つの光コレクタのどちらが多くの光を受けているかによって決まる。光コレクタアレイと電磁石との角度関係は、図3で説明したものと基本的に同様に回転駆動するように、所定の磁場方向及び周囲の光の方向に反応するように設定することができる。
【0023】
この電気機械的装置は、電磁石一つと光センサー一つとで構成することもできる。その場合には、囲包体の自転運動は手動で開始させることが必要であろう。
【0024】
図4〜図6に示す駆動機構の第二変更実施態様20において、指向性ベアリングロケーターは、コンパスのように機能して、地球磁場Mに自分の向きを合わせる磁石21からなり、この磁石21は、駆動機構の第一実施態様における心棒10と同様に自由に回転する心棒22を不動化する。心棒は、赤道隔壁14の中心を通り、半径を通る約90度の扇形部分24を切り取った円形シャッター23を頂部に担持している。隔壁14の上面且つシャッター23の下には、光センサーつまり光起電性センサー/コレクタa、b、c、dが十字型に配列してある。第一の隔壁に平行な第二の隔壁14Aがシャッターの上方に配置されており、この第二の隔壁14Aには、各光センサーの上方に孔が設けられており、ダイアフラムとして機能する。囲包体3全体及び隔壁14、14Aが中心垂直軸X−X’を中心として回転すると、囲包体の透明又は半透明の壁を通って入射する光波Lに対して、光センサーが一つづつ逐次的且つ周期的に曝される。上方隔壁14Aの上面に載置されている大型の光起電性コレクタ13は、感光性頂面を備えており、この面も光波に曝される。先に説明した実施態様における十字型に配列された電磁石AC及びBDは、隔壁14の縁部まで延びており、その各電磁石ボビンは、光センサーa、b、c、dのうちの一つから所定角度の所にセットされている。通電すると、各電磁石は、磁石21及びシャッター23と同様に、地球磁場に自分の向きを合わせようとする。
【0025】
電磁石が自分の向きを合わせようとする周囲磁場は、地球磁場であってもよく、またロケーター磁石21が地球磁場を越えるほどパワーのあるものであれば、ロケーター磁石21が作り出す場であってもよい。
【0026】
図6に示すように、光波に曝された光センサーa、b、c、dから出力する制御電流は、大型の光起電性センサー13から適切な電磁石への供給電流を必要に応じた分極を行なって分配するMOS電界効果トランジスタのスイッチT1〜T8の電子マトリックス25を開くのに使用される。電磁石は、通電すると周囲磁場に自分の向きを合わせようとするので、囲包体全体を上から見て反時計周りに回転させる。
【0027】
リードスイッチ、光センサー、及びホール効果センサー等の半導体センサーを使用して、極性転換を行なうこともできる。
【0028】
シャッター上に鏡を配置して光を反射させ、露出しているセンサーに当たる光の量を増加させることもできる。
【0029】
大型の光起電性センサー13の代わりに、若しくはこれに追加して、隔壁14の下面に取り付けた受信機/整流器ユニット27に接続された無線周波アンテナ26を用いて、電磁石への供給電流を発生させることもできる。無線周波Rは、図示しないリモートトランスミッタによって発生させることができる。
【0030】
光起電性センサー/コレクタを使用して、電磁石へ給電する供給電流を発生させる場合には、電子スイッチマトリックス25は不要であることがわかる。
【0031】
図7に示す構造の第三変更実施態様28において、囲包体28Aは、好ましくは目に見える特徴の模様を表示する上方半球体部分29と、半径が上方半球体部分29よりも若干小さく、好ましくは上方部分29の模様と一致する関連する目に見える特徴の模様を表示する下方半球体部分49と、環状リング55とを備える。モーター8は、下方半球体部分49内にあるホルダー56内に載置され、シャフト54、好ましくは透明なシャフトによって半球体容器50に接続されている。モーターは、導線15を介して、光起電性コレクタ13からの電流によって動力を得る。また上方半球体部分29内の空洞57に載置したバッテリー59から導線15を介して電流を供給してもよい。この空洞57はキャップ58によって封止されている。下方半球体49と容器50との間に、好ましくは透明で、下方半球体部分49の視覚的特徴に合った視覚的特徴を施した中間半球体51を挿入してもよい。中間半球体51と容器50との間、及び中間半球体51と下方半球体部分49との間の狭い間隙を、流体6の層が満たしている。モーターのシャフトは中間半球体51に設けた孔53を通っている。中間半球体51は、流体6と基本的に同じ密度とすることが好ましい。上方半球体29の周囲に延長するフラップ40が、好ましくは上方半球体29の下方部分と容器50の頂縁部との間の間隙を、一見しただけではわからないように隠している。
【0032】
モーター8に供給した電流によって、囲包体28Aが垂直軸を中心として回転する。容器50、流体6、中間シェル51、及び本体の下方半球体部分49の材質及び寸法は、下方半球体部分49及び中間シェル51に表示した目に見える特徴が容器50の外表面に表示されるように予め決定する。従って一見すると、好ましくは表面全体に渡って目に見える特徴の実質的に連続した模様を有する、シンプルで連続性のある物体が回転しているように見える。この球体は、見かけ上回転している物体と、容器50の外面と支持部材等外部にある物体との間の機械的接触との間に摩擦力があると思われるにもかかわらず、回転しているように見える。
【0033】
中間半球体51は、他のいずれの部品にも接続しないことが好ましい。従って、この中間半球体51は、その内表面と下方半球体部分49の回転面との間の剪断力によって回転駆動される。一方、中間半球体51の回転は、その外表面と容器50内面との間の剪断力によって遅延される。その結果、中間半球体51は、囲包体28Aよりも遅い、異なる速度で回転することになる。
【0034】
中間半球体は、好ましくは容器50の外表面に表示される視覚的特徴70Aを有する。このことにより、下方半球体49や容器50等、相対的に動いている部品上にある第二の視覚的効果と相俟って、非常に興味を引く視覚的効果が得られる。例えば、下方半球体49に地球の視覚的特徴を設け、視覚的特徴70Aを半透明の雲の模様としてもよい。また雲の模様は容器50にも設けても良い。その場合には、容器50の表面に表示される視覚的特徴70Aが相対的に動いているにもかかわらず、雲の模様は動いていないように見え、この表面が動いているように見える。互いに作用し合う視覚的特徴の模様を有する容器50、中間半球体51、及び下方半球体49等の物体を相対的に動かすことによって、動きのあるモアレ模様を表示することもできる。例えば、容器50に視覚的特徴50Aを設け、下方半球体49に視覚的特徴49Aを設け、この二つが作用し合って容器50の表面に動的モアレを生み出すように設計することができる。好ましくは容器50の外表面の少なくとも一部をなす視覚的特徴50B、この場合には両凸レンズ模様によって、容器50の表面に動的レンズ状光学イメージを表示することもできる。この視覚的特徴50Bは、視覚的特徴51Bを有する中間半球体51等の好ましくは近接した内部で動く物体と相互作用するように、公知のレンズ光学原理に従って設計されている。
【0035】
モーター8は事実上いかなる種類のモーターであってもよいことがわかる。例えば、上方半球体29のバッテリーホルダー64と同様の位置に設けた孔を使って巻回したスプリングモーターを使用することができる。モーター8及びそのシャフト54の位置は、図示した位置と逆さにしてもよく、容器に載置した光電池から駆動電流を供給してもよい。またモーターは中間半球体51に載置して、容器50若しくは下方半球体49を相対的に回転させてもよい。
【0036】
図8に示す構造体の第四変更実施態様65において、容器5には検流器用流体63が入っている。この流体63は、光が光電池13に届くように好ましくは半透明であり、且つ容器内の他の部品がはっきりと見えてしまわないよう遮ることが好ましい。シャフト60は、容器5の内表面に固定され、電池13及び電気モーター8を載置するための円板61を支持している。このモーターはファン構造体63を駆動して流体を撹拌する。流体63には金属小片等の物体62が懸濁しており、容器5の厚さと屈折率、並びに流体63の屈折率を予め決めておくことにより、これらの粒子のうち少なくとも一部の目に見える特徴が容器5の外表面に表示される。
【0037】
図9及び図10に示される駆動機構の第五変更実施態様30において、磁石21は指向性ベアリングロケーターとして機能し、光起電性コレクタ13は中央心棒10に回転自在に載置されている。この心棒並びに赤道隔壁14は、囲包体3に固定されている。四つ一組のリングセグメントa、b、c、dが心棒の頂面近くに十字型に載置されている。囲包体が、心棒10と一致する軸X−X’を中心として回転すると、先の実施態様に関連して説明したのと同様な態様で、一対のブラシ18によって、十字型に配置した電磁石A、B、C、及びDが駆動される。このように供給電流を逐次的且つ交互に電磁石へ分配し極性転換することは、当業者に公知の技術によって行なうことができる。
【0038】
駆動機構の第一実施態様における指向性ベアリングロケーターは、第二実施態様と組み合わせて使用することができ、またその反対も可能であること、また機械的駆動装置のいずれの実施態様との関連でも、アンテナと無線周波受信機とを使用することができることがわかる。
【0039】
以下に説明する様々な駆動機構の改良例は、好ましい実施態様の操作に必須のものではないが、機能を有利に高めることができるものである。
【0040】
電磁石AC及びBDによって発生する磁場が、先に説明した駆動機構の実施態様のいくつかにおいて使用した磁気指向性ベアリングロケーターに与えるいかなる影響をも無くすために、図4及び5に示すように、四つ一組のバッキングコイルac、bd、ca、dbをコンパス磁石21の周囲に載置することができる。四つのバッキングコイル及び電磁石は通常、囲包体3に固定されているということに留意すべきである。バッキングコイルbd及びdbは電磁石BDと並んでおり、バッキングコイルac及びcaは電磁石ACと並んでいる。
【0041】
図6に示す回路は、電磁石及びバッキングコイルを流れる分極電流の流れを制御するために使用するものである。この回路は、トランジスタスイッチT1〜T8を適切にオンにすることによって、コンパス磁石21の近くで、電磁石が発生している磁場と実質的に等しく反対向きの磁場を、対応するバッキングコイルによって同時に発生させることを目的としている。センサーa、b、c、dのタイプ及び位置に応じて、種々のボビン及びコイルの配線を適切に切り替える必要があることがわかる。また、複数対のバッキングコイルの代わりに、バッキングコイルを二つ直交方向に配置すれば充分な場合もある。
【0042】
指向性ベアリングロケーター及び駆動機構は、必ずしも囲包体3の内部に載置しなければならないというわけではない。図11〜図13に示すように、これら二つの部品を流体6中に浸漬し、囲包体3の南極にある円筒形空隙31に嵌合しても良い。図11において、駆動機構は囲包体に固定した電気モーター8からなり、このモーターの回転子及び軸10は指向性ベアリングロケーターに固定されている。この指向性ベアリングロケーターは、容器の底部34にぴったりと合致するように球面状の輪郭とした底面33を有する枢動パック32に埋設された磁石21からなる。この二つの表面間に流体の薄い層があるため、磁石は地球磁場と適切に向きを合わせることができる。磁化していないパックを使用してもよい。パックは、重力又は分子間力の周囲場によって、モーターが囲包体を回転させるのに必要な反トルクを与えるのに充分な摩擦又は剪断力を流体の薄い層中に発生させ、若しくは充分な静止摩擦を容器の底面に発生させる。パックの底部はまた、図12に示すように容器から遠位に離隔していてもよい。
【0043】
図13に示す駆動機構の実施態様では、指向性ベアリングロケーターは囲包体の外側にあり、モーターは内側にある。モーター軸とパック35とのカップリングは、合致する磁石36,37によって、囲包体壁を通して行なわれる。この磁石36,37の一方は軸に固定され、他方はパックに固定されている。パックと囲包体との間には適切な支承部を使用してもよく、またモーターとパックの各位置は逆にすることができる。その場合、供給電流は、囲包体なしで配置された構造体から得ることができる。
【0044】
図12における囲包体3は、磁石21と回転している周囲磁場との間の磁力の相互作用によって、回転駆動することもできる。この周囲磁場としては、例えば容器5の支持体と一体的に設けた手段(図示せず)によって発生させた磁場が挙げられる。モーター8に電流を供給している時には、このようにして囲包体の回転を強化することができる。さらに、モーター8に電流を供給していない時にも、この回転駆動を行なうことができる。モーター8なしでも同様の実施態様を作成することができ、回転する周囲磁場と磁石のみで駆動することができる。
【0045】
特に軽量の囲包体を駆動するには、十字型に配置した電磁石の代わりに、電磁石一つで充分な場合もある。図14及び図15に示すように、一つの電磁石ABに載置した一つのセンサー38を有利に使用して、ボビンA及びBの分極化を制御することができる。
【0046】
図15にさらに詳細に示すように、細長いホール効果検出要素41を間に挟んだプレート39,40にバイポーラ電圧(V+,V−)をかける。この要素は電磁石若しくはその支軸上に水平に載置されている。周囲磁場Mが要素41に対して垂直な場合、この要素はプレート39,40間にホール電圧を発生する。
【0047】
磁場の向きを反対にすると、ホール電圧の極性も反転する。従って、増幅器42を通してホール電圧をボビンA、Bにかけると、指向性極性を制御することができる。
【0048】
図14に示すように、センサー要素38が電磁石に対して垂直な場合には、電磁石は、周囲磁場と向きが合っていない時にのみ駆動される。
【0049】
容器及び囲包体は、様々な形状とすることができる。図16には、入れ子式円筒形構造体のセットを示す。外側構造体43は先に説明した実施態様の容器と同様に機能し、内側構造体44は囲包体と同様な機能を果たす。これら構造体もこれを離隔する流体45も光透過性である。外側構造体43は支持体46上に載置されている。指向性ベアリングロケーターは、外側構造体43の頂部中央部分に印刷若しくは埋設されたシャッターパターン47からなるシンプルな構造である。このパターンは、図4及び図5に示したシャッターの形状と基本的に同様であり、角を形成する切欠きの中心が電磁石の駆動を適切に制御するように手動で向きを決めることが必要である。
【0050】
光センサーa、b、c、d(dは断面図には示されていない)は、シャッターパターンの下方で、囲包体44の屋根部表面に十字型に載置又は埋設されている。メイン光起電性コレクタ13及び電磁石列AB及びCDは、図4及び図5の実施態様に記載したものと基本的に同じである。
【0051】
図17には、容器5を含む構造体のボウル型実施態様66を示す。この容器5は、外側壁90から離隔した内側壁88と、外側壁90と一体的な基部91と、内側壁88と一体的で基部91から離隔した底部87と、内側壁88と外側壁90とを連結する縁部89とを含む。内側壁88、外側壁90、基部91、底部87、及び縁部89は互いに連結されて、中空の、好ましくは封止された容器を形成するよう意図されている。この容器には、流体6と、容器5内部に入れ子状に収容されているボウル型の囲包体3とが入っており、好ましくはこれらで満たされていることが望ましい。ボウル型囲包体3の正味密度は、流体6と同一であることが好ましい。
【0052】
ボウル型囲包体3は、光電池13から円筒形空隙56内に載置されたモーター8へ電流を送るための導線15を収容している。このボウル型囲包体3は、頂縁部に示す目に見える特徴70Aを備えているが、この目に見える特徴は囲包体3の他の部分に設けてもよいことがわかる。
【0053】
容器5、流体3、及びボウル型囲包体3の材質、形状、及び寸法は、容器5の外表面上に表示される、つまり動力学的には容器5の表面上にある、少なくとも一つの目に見える特徴70Aがボウル型囲包体3に施されるように選択する。
【0054】
構造体66はボウル型の実施態様として好ましいものであるが、他の多くの同様の実施態様が本発明の範囲内にあることがわかる。例えば、ボウル型囲包体3は、図17に示すように中空である必要はない。この構造体全体の形状は、内側壁と外側壁のみを備える逆円錐形とすることもできる。囲包体3と容器との間を封止したり、完全に流体6で満たしたりする必要はない。ボウル型囲包体3を、図8に示すようにファン63と置換えてもよく、流体6によって実質的に浮遊するよう支持される任意の形状の一つ以上の物体を流体6が含んでいてもよい。
【0055】
容器5の底部87と内側壁88とによって形成されたボウル型凹所には、物体67を入れることができる。
【0056】
図18及び図19に、構造体の第六変更実施態様68の断面を示す。好ましくは透明な容器5の断面は、交互に並んだ中空円筒形領域88と中空球状領域87とを備えている。好ましくは半透明の管状体70が、容器5の円筒形部分87及び球状部分88の中空通路を通っている。管状体70の外表面と容器5の内表面との間の間隙は、流体6で満たすことが好ましい。管70の正味密度は、好ましくは流体の密度と同一であり、この管の密度は長手方向に渡って均等であることが好ましい。管70は、好ましくは少なくとも一つの視覚的特徴70Aを含み、この視覚的特徴70Aは、流体及び容器材質の寸法及び屈折率により、容器の円筒形部分88の表面に見える。容器の球状領域の少なくとも一つの表面には管状体70の視覚的特徴が現われないことが好ましい。管70内部に載置した光電池13が、管状体70内部に載置した駆動装置69へ電流を供給する。
【0057】
実施態様68は、領域88と領域88に対して静止している外部物体との間、若しくは領域88と、視覚的特徴70Aを表面に動力学的に表示しないように設計されている容器の部分をなす物体、例えば球状部分87との間に、弓状壁領域88との接触がある実施態様の一例である。
【0058】
図19に示す駆動装置69は、部品71によって管70内に載置されたモーター8を備えている。モーターには導線15によって電流が供給される。モーターの出力シャフト76はプロペラ77を回転駆動し、その遠位端はジャーナル軸受け78に支承されている。管状体70の壁に設けた孔73,74は、流体79を孔73を通して吸引し、孔74を通して吐出することによって推進力を生み出し、管70を左側へ移動させる。
【0059】
構造体68は、同じ形状のより長く直線的な構造体、若しくはより長く環状の構造体の一部とすることもできる。直線的な構造体の場合には、管の移動は、直線的で周期的に反転するものとするか、若しくは管状体70の長手軸を中心とした回転運動とすることができる。環状の構造体の場合には、移動は環状であり、連続動若しくは往復動とすることができる。どちらの場合にも、一見した所では、球状部分が、移動する管状部分によって繋がれた独立した物体に見えるであろう。球状部分を立方体等の他の形状としても、同じ効果を得ることができ、円筒形部分88及び管70の断面形状を、他の、好ましくは同様の断面形状とすることもできる。このような物体を駆動するのに、本明細書で説明した他の種々の駆動機構を適用することもできる。
【0060】
図20は、なぜ流体6に囲まれた半透明球体3の内表面上にある目に見える特徴80が、公知の屈折の法則に従って、見る者Aにとっては球状の好ましくは透明な容器5の外表面上に表示されて見えるかを説明する図である。物体3の内表面上にある特徴80から出る光線L1は、先ず容器5の外表面上の位置81へ、次いで見る者Aへと伝播する。光線L1は容器5の表面に対して位置81において接線となっていることが示されている。同様の光線L3が、図20の下方に示されている。物体3の内表面上にある視覚的特徴82から出る光線L2は、先ず容器5の外表面上の位置83へ、次いで見る者Aへと伝播することが示されている。簡単にするために、物体3、流体6、及び容器5の材料の屈折率が同じであると仮定して、光線L1は特徴80から位置81へと直線的な道筋を通っているように示してある。これらの屈折率の僅かな違いにより、光路が直線から偏向するが、実質的には結果は同じであることがわかる。位置Aから見ると、物体3上にある視覚的特徴80が容器5の表面上の位置81に表示されているように見える。物体3の内表面上にある視覚的特徴82からの光線L2は、その通路上にある異なる材料間の界面を垂直に通過するので、直線的な道筋を通って見る者Aに届く。
【0061】
光線L1に沿ったいずれかの位置、特に容器5の内部にある視覚的特徴からの光は、容器5の外表面上の位置81にあるように見えることがわかる。従って、物体3の内表面上、壁内、又は外表面上、流体6内、若しくは容器5の内表面上、壁内、又は外表面上、若しくは図7に51で示すような中間シェル上にある特徴は、実質的に透明な容器5の外表面上の位置81にあるように見えるのである。物体3内にある視覚的特徴84もまた光線通路L1を辿るので、位置81にあるように見える。
【0062】
視覚的特徴80が実際に移動している場合、位置Aから一見すると、視覚的特徴80が動力学的に容器5の表面上の位置81にあるように見え、位置Aにいる人は、視覚的特徴80が実際には容器5の表面上の位置81にあり、容器5の表面の位置81が実際には移動していると考えるであろう。また位置Aから見ている人は、容器5の外表面上の位置83等の他の位置も、その位置が位置81にどのくらい近いか、また同様に見かけ上動いている領域にどのくらい近いかによっては、移動していると考えることもある。この錯覚は、見かけ上静止している物体又は視覚的特徴が、容器5の外表面の動いているように見える位置と接触している場合に、特に興味深いものとなる。
【0063】
本発明の好ましい実施態様を説明してきたが、本発明の思想及び請求の範囲から逸脱することなく、変更を行ない、他の実施態様を考え出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、本発明の好ましい実施態様の正面立面図である。
【図2】
図2は、内部の駆動機構を示した、囲方体の断面図である。
【図3】
図3は、駆動機構の第一変更実施態様の斜視図である。
【図4】
図4は、駆動機構の第二変更実施態様の断面図である。
【図5】
図5は、図4に示す実施態様の平面図である。
【図6】
図6は、電磁石への供給電流回路の線図である。
【図7】
図7は、本発明の第三変更実施態様の断面線図である。
【図8】
図8は、本発明の第四変更実施態様の断面線図である。
【図9】
図9は、駆動機構の第五変更実施態様の断面線図である。
【図10】
図10は、図9に示す実施態様の平面図である。
【図11】
図11は、駆動機構の別の位置を示す部分断面概略図である。
【図12】
図12は、駆動機構の別の位置を示す部分断面概略図である。
【図13】
図13は、駆動機構の別の位置を示す部分断面概略図である。
【図14】
図14は、駆動機構の電磁石が一つである場合の概略的平面図である。
【図15】
図15は、図14の駆動機構のための指向性ベアリングロケーターの電気回路図である。
【図16】
図16は、本発明の円筒形実施態様の断面概略図である。
【図17】
図17は、本発明のボウル型実施態様の断面概略図である。
【図18】
図18は、本発明の第六実施態様の断面概略図である。
【図19】
図19は、図18のサブアセンブリを示す断面概略図である。
【図20】
図20は、球状容器内に配置した球状物体の断面概略図であり、光線の経路を示す。
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