JP6688527B2 - 流体浸漬自転式ディスプレイのための均圧構造及びモータの改良 - Google Patents

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Description

先の出願
本発明は、2014年12月26日出願の米国仮特許出願第62096983号及び2015年4月24日出願の米国仮特許出願第62152714号の優先権を主張するものであり、これらの出願を参照により本明細書に援用する。
技術分野
本発明は、電源内蔵型ディスプレイ装置に関し、より詳細には、封入され、流体に浸漬され、光を動力源とし、電気モータで駆動される自転式装置に関する。
自転式ディスプレイは、玩具、話の種となる装飾品、宣伝媒体としてよく用いられる。このような装置は、本願発明者の米国特許第6,275,127号、同第6,853,283号、同第6,937,125号、米国特許出願公開第2005/0102869号に開示されている(これらの文献を参照により本明細書に援用する)。
このような装置は、光透過性の壁を有し、内部本体を浮力によって支承する光透過性の流体を収容した、密封された外側容器を備えている場合があり、この内部本体は、外側容器に対して、若しくは透明なガラスかプラスチックの固形ブロックのように見えるものの中で、魔法のようにひとりでに回転しているように見えるものである。この回転は、本体内に隠された電気モータによって駆動することができる。モータは、バッテリーから、或いはより長期に亘っては、本体内に隠された光電池に当たる光放射によって、動力を得ることができる。
世界中の様々な地域や時間によって当然に生じる大気圧及び大気湿度の変化によって、問題が生じる場合がある。例えば、コロラド州デンバーで大雪の時の気圧と湿度は、リオデジャネイロの夏よりもはるかに低くなる。主に製造時及び安全上の懸念から、装置の外側容器は、透明なアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)等の比較的非密封性の材料で作製される場合が多い。よって大気圧や大気湿度の変化は外側容器の壁を浸透して、内部の光透過性液体の含水量や蒸気圧を変化させる場合がある。このような変化は、温度変化と相まって、容器内の液体の総体積を、その流体が利用可能な容積よりも大きくしたり小さくしたりしてしまう。液体体積が大きすぎると、ディスプレイを破損しかねない過度の圧力が生じて、装置の不思議な外観を損なう恐れがある。また内部本体が気体を含んでいる場合、このような変化によって、浮沈子効果により内部本体の浮力が変化する場合がある。
またこのような装置は、地球の磁場等の周囲磁場に一致する内蔵方位磁石を、内蔵モータの逆トルク源としているという問題もある。このような装置では、搭載されている電気モータの電流が流れるワイヤコイルと相互作用して相対トルクを生じさせるために使用される方位磁石と界磁石との磁気相互作用が生じる可能性がある。図1は、この磁気相互作用がモータの速度変化の原因となり得ることをグラフで示している。この相互作用によって低光条件での操作が悪影響を受けていない場合と比較すると、モータへの駆動電流が低下するにつれ、はるかに低い駆動電流でモータが停止することは明らかである。
この問題は、磁気相互作用が最小限となるように界磁石構造を設計すること、及び方位磁石を界磁石から遠く離して載置することによって、軽減することができる。しかしながら、実際にはこのような軽減を行うには費用がかかり、スペースが限られている装置において、動力供給機構のサイズが不利に大きくなってしまう。
従って、上述した不充分な点の一部若しくは全部に対処した自転式装置が求められている。
米国特許第6275127号 米国特許第6853283号 米国特許第6937125号 米国特許出願公開第2005/0102869号
本発明の主要及び二次的な目的は、改良された流体浮遊自転式装置を提供することにある。
これらの及び他の目的は、流体浮遊自転式本体の壁を通る均圧流体通路によって達成される。
ある実施態様では、所定量の流体と、該流体中に浸漬された電源内蔵型中空回転本体とを収容するような形状及び寸法とした内部空洞を有する光透過性の外側容器を備える自転式装置であって、前記外側容器は封止されており、前記本体は、前記流体に対して実質的に不浸透性であり、継ぎ目に沿って接着剤で接合されている上部シェルと下部シェルとを備える外壁と、内部チャンバと、前記外壁を貫通し、前記空洞と前記内部チャンバとを流体連通する流体通路を規定する少なくとも一つの導管と、前記内部チャンバ内に配置される前記流体の部分、及び前記内部チャンバ内にある所定量の気体とを備え、前記少なくとも一つの導管が、前記上部シェルと前記下部シェルとの間の前記継ぎ目に沿った間隙からなり、該間隙が、前記接着剤を存在させないことによって形成される、自転式装置が提供される。
ある実施態様では、前記所定量の流体が、密度の低い方の成分の流体と密度の高い方の成分の流体とを含み、前記密度が低い方の成分の流体は、前記密度の高い方の成分の流体と実質的に不混和性である。
ある実施態様では、前記各成分の流体は、空気よりも密度が高い。
ある実施態様では、前記所定量の流体が、密度が低い方の第一の液体と密度が高い方の第二の液体とを含み、該第一の液体は該第二の液体と実質的に不混和性である。
ある実施態様では、前記導管の一端が、前記装置が重力場において平衡である場合に前記第一の液体と前記第二の液体との界面よりも上方に位置する外側である
ある実施態様では、前記本体が実質的に球体であり、前記継ぎ目が赤道部分にくる。
ある実施態様では、前記導管が永久に液体中に浸漬されている・
ある実施態様では、前記内部チャンバが、上方チャンバと、下方チャンバと、該上方チャンバと該下方チャンバとを仕切る流体不浸透性且つ光透過性の隔壁とを備え前記流体通路が前記空洞と前記上方チャンバとを流体連通している。
ある実施態様では、前記流体が密度の異なる二つの液体を含み、該液体は、前記外側容器内で前記本体を浮力によって支承するように選択される。
ある実施態様では、前記流体が単一の均質な液体からなる。
ある実施態様では、電気モータをさらに備え、前記電気モータは、周囲磁場に合わせるための方位磁石と、該方位磁石とは別の、少なくとも一つの界磁石と、前記界磁石の向きを前記方位磁石の向きに固定する機械的連携部と、前記本体に機械的に固定された少なくとも一つのコイルとを備え、前記少なくとも一つのコイルは、前記少なくとも一つの界磁石によって生成される磁場と相互作用するように配置され、前記回転本体はさらに、前記少なくとも一つのコイルに整流した電流を供給するための電流源を備える。
原請求項の原記載を、いくつかの実施態様の特徴を記載するものとしてここに参照によって援用する。
図1は、従来技術の装置における、回転角度による回転速度の変化を示すグラフである。 図2は、光透過性外側容器に入った光透過性流体中に浸漬された光駆動式のモータ内蔵回転本体の概略断面側面図である。 図3は、モータ内蔵本体の概略断面側面図であって、本発明の例示的実施態様による駆動構造及び圧力除去上方チャンバを示す。 図4は、図3の本体の概略頂面部分透視図である。 図5は、図2の本体の電気部品の電気回路図である。 図6は、モータ内蔵本体の概略断面側面図であって、本発明の別の例示的実施態様による駆動構造及び圧力除去上方チャンバを示す。 図7は、図6の本体の概略断面上面図であって、本体壁を貫く圧力除去導管を示す。 図8は、本体壁を貫く複数の圧力除去導管を有する本体の概略断面上面図である。 図9は、流体収容本体の製造の主な工程を示すフローチャートである。 図10は、図9の製造工程における、逆さにした接合前のシェルの概略断面側面図である。 図11は、図9の製造工程における、逆さにした接合後のシェルの概略断面側面図である。 図12は、図9の製造工程における、容器内の流体中に浸漬させた、元の向きに戻した接合後のシェルの概略断面側面図である。 図13は、光透過性外側容器に入った単一の均質な光透過性流体中に浸漬された光駆動式のモータ内蔵回転本体の概略断面側面図である。
図面を参照して、図2には、所定量の光透過性流体6を収容する内部空洞5を取り囲む光透過性壁3を有する、実質的に静止している封止された外側容器2を備える自転式装置1を示し、球やボールのように軸対称に成形された本体4が流体中に浸漬され、軸7を中心として外側容器に対して回転可能となっている。この本体は光透過性壁9を有し、周囲光線Lが外側容器壁3、流体6、本体壁9を通過できるようにして、太陽電池15にパワーを供給し、本体内部の電気モータ14に電流を供給する。本体は軸対称形状であるため、周囲の液体と接触することによって生じる抗力が最小限で回転することができる。地球の磁場10は、本体内の方位磁石18にアンカーを提供し、モータに対する逆トルク源を提供する。本願発明者Frenchの米国特許出願公開第2005/0102869(この文献を参照により本願に援用する)に開示されるように、流体は、界面8で分かれている密度の低い方の液体6aと密度の高い方の液体6bの二つの不混和液体を含む。
図3に示すように、この実施態様における本体4は、実質的に半球状の上部シェル11と実質的に半球状の下部シェル12とを含み、これらは赤道継ぎ目13で接合されて、実質的に球状の自転式ボールを形成している。
本体4には、本体内外の圧力を均等にする役割を果たす圧力除去構造を設けることができる。本体4は、内部に設けたディスク型の光透過性隔壁25によって分割される、内部上方チャンバ27と内部下方チャンバ26とを含む。下方チャンバは、空であっても、空気、不活性液体、又はその両方等の一つ以上の流体で満たされていてもよい。外側容器の空洞16に曝される外側孔32から、本体の上方チャンバ27に曝される内側孔33まで、本体壁を貫通する導管31を形成することができる。よってこの導管は、空洞16と上方チャンバ27との間に延在する流体通路34を規定する。この流体通路は、容器空洞16内の液体6aと、本体上方チャンバ内に収容された液体部分30との間を、流体連通している。
内側孔33を取り囲む導管31の内側端35は、隔壁25の上方で距離つまり間隙36を以って終止している。内部チャンバ27内にある液体部分30の体積は、内側孔の高さの上方で深さ37となって、重力場において装置が平衡状態にある場合に、内部チャンバの上方領域にある空気38等のより密度の低い流体のための容積を残すように選択されている。さらにこの容積は、輸送時の揺れや傾き等の偶発的な動きがあっても、内側孔33が浸漬されたままとするのに有意な深さ37となるのに充分でなければならない。この配置により、内部空洞16及び内部チャンバ27内の液体6a、6bそれぞれの圧力によって、導管31内の液体が、導管に対して流入・流出することができる。所定体積の空気38は、気体であるので、圧縮可能であり、よって差圧の力を緩和する役割を果たす。
当業者であれば、本体内の液体部分30の高さを引き下げかねない温度や圧力等のパラメータの極大化を容易に理解できるであろう。よって、公称条件下で、内側孔が露出するまで高さが低下するのを防ぐような深さを選択するよう注意を払う必要がある。
導管31は、断面積約1.0〜3.0mm2と好ましくは比較的細くされ、搬送中若しくは他の動きによって本体4が一時的に逆さになったり傾いたりしても、気泡が導管を通らないようになっている。本体4は、本体下部付近にあるリング状バラスト重り22のために、本来は図3に示す方向を向いている。通常、上方チャンバ27と外側容器空洞16との間の圧力差は非常にゆっくりと生じる。従って、断面積がより小さい導管の方が適切である場合が多い。実際、圧力を平衡にするために、漏れ口(leak)と呼ばれるものからなる導管が、適当である場合が多い。さらに、より細い導管を選択することにより、内側孔33が一時的に空気に露出した場合に、表面張力によって、導管内に残っている液体が導管から出ていくのを一次的に防ぐことができる。これにより、装置が一時的に傾いて、本体の向きが偶発的且つ一時的に変化しても、導管内を空気が通過するのを防ぐことができる。導管内を空気が通過すると、本体4の外側の容器空洞16内の液体中に目障りな気泡が生じてしまう。
二つの不混和液体6a、6bを用いて所定量の流体6とする場合、密度の高い方の液体6bは保湿剤とすることができ、密度の低い方の液体6aは、上述のFrench特許に記載されるように、この保湿剤と同じ屈折率を持つものを選択することができる。プロピレングリコール等の多くの保湿剤は、モータ式装置の内部駆動部品に悪影響を及ぼす可能性がある。よって、モータと太陽電池等の内部駆動機構が流体に曝されているような場合には、密度の低い方の液体6aのみを、内部チャンバ27に出入りする液体とすることが好ましい。よって、導管31の外側孔32は、装置が平衡状態にある場合の二つの液体間の界面8よりも上方に配置することが好ましい。
図3及び図4を参照して、装置はさらに、方位磁石41に接続された鉛直シャフト20と、スペーサ49によって一定距離だけ離間していてシャフトに対して垂直な上方鉄製ディスク45及び下方鉄製ディスク47とを含む。シャフト20は、カップ状宝石軸受24内に載置された硬い円形端部23によって、底部上に回転可能に支承されている。カップ状の軸受ホルダ21はカップ状宝石軸受を保持すると共に、バラストリング22をも配置・保持する。太陽電池42aは、プリント基板43上に載置した状態で示す。ブラケット17は、プリント基板を半球状下部シェル12に載置する。
図4は、図3の構造体の頂面図を、明瞭にするためにその大半を透明なものとして示す。図3と図4では、モータの回転部品の角度方向が異なることに気付くであろう。角度方向に均等に離間する三つの太陽電池42a、42b、42cを、プリント基板43の上面に載置した状態で示し、角度方向に均等に離間する、ワイヤを巻回した三つのボビン48a、48b、48cを、プリント基板43の下面に載置した状態で示す。角度方向に均等に離間する四つのディスク状磁石50a、50b、50c、50dも、下方鉄製ディスク47上に載置した状態で示し、そのうちの二つ50a、20bが図3に示されている。スペーサ49はプリント基板の穴28を通り、シャフト20はスペーサ49の中央にある。
プリント基板43が鉄製ディスク45、47に対して回転すると、各光トランジスタ44a、44b、44cは、孔46a、46bの一方の下を通過するまで、上方鉄製ディスク45の影に入っている。図4には、光トランジスタ44aが孔46aの下を通過している状態を示し、光トランジスタ44b、44cは上方鉄製ディスク45の影に入っている。孔の下にある間、光トランジスタ44aは光に曝され、対応するボビン48aに電流を供給する。
図5は、プリント基板43の電気回路を示す。光トランジスタ44a、44b、44cのいずれかに当たる光は電流を生み出し、この電流は対応するトランジスタ51a、51b、51cによって増幅されて、それぞれ対応するコイル48a、48b、48cを通る駆動電流となる。ダイオード54a、54b、54cは、コイル48a、48b、48cと磁石50a、50b、50c、50dとの相対的回転が何等かの理由で逆向きとなって逆電圧が発生した場合に、トランジスタを保護する。太陽電池42a、42b、42cは電圧を提供して回路を駆動する。
図3に示す鉄製ディスク45、47に対するプリント基板43の相対的方向付けにおいて、光トランジスタ44aが照らされているため、コイル48aが電流を受け、この電流がコイル48aと磁石50a、50bとの間の相対トルクを生む。シャフト20は、方位磁石41と地球磁場等の周囲水平磁場10との相互作用によって、回転しないように抑えられている。最終結果として、本体が上述したような低摩擦環境にあれば、コイル48a、プリント基板43、及び本体4はトルクを感じて回転し始める。回転が続くことにより、最終的には光トランジスタ44aが影に入り、別の光トランジスタ44b、44cが孔46bから露出し、それによって回転が続いていく。
磁石50a、50b、50c、50dと方位磁石41とは相対的に回転しないので、磁気抵抗が存在しないことに留意することが重要である。つまり、方位磁石と界磁石との間の距離Dをこのタイプの従来のモータよりもはるかに短くすることができ、それにより上述の均圧構造等の他の構造体のための余地を生むことができる。これは、過剰圧力によって液体6aが上方チャンバ27内に流れ込み、チャンバ内の液体部分30の上方の空気38を多少圧縮するため、外側容器2の相対的内部容積、並びに本体4及び液体6a、6bを含む内部空洞16の総体積の変化によって過剰な圧力が生じて外側容器2が破裂したりすることがなくなるので有利である。
上記の全ての部品のこのような寸法付けは、膨張係数、寸法、および予想される環境的極限を知れば容易に決定することができる。外側容器及びその内容物の正味膨張は、温度変化によって、或いは非常に湿度の高い環境において生じるように、外側容器2のプラスチック等の材料を通過する水蒸気によって、生じ得る。
ここで図6及び図7を参照すると、流体浸漬自転式ディスプレイに施した圧力除去構造の別の実施態様を示している。この実施態様において均圧導管131は、連結した二つのシェル111、112の間に間隙を設けることによって効率的に形成することができる。
装置101は、封止された透光性外側容器(図示しないが、図2の容器2と同様)の内部空洞116内に収容された流体106中に浮力によって支承される内部本体104を含む。この流体は、空洞の上方部分内に配置されたパラフィン系液体等の第一の量の密度の低い方の液体106aと、空洞の下方部分内に配置された保湿剤等の密度の高い方の第二の液体106bとを含んでいても良い。液体106a、106bは、不混和性で、界面108で接触し、好ましくは屈折率を同じくし、外側容器の垂直方向中心付近で本体104が浮力で浮くように密度及び体積を調整してもよい。
本体104は、継ぎ目113に沿って接着されて球体若しくはボールを形成する、実質的に半球状の上部シェル111と、実質的に半球状の下部シェル112とを含む。本体のこの形状は、角度方向に対称なので、周囲を取り囲む液体106a、106bとの接触による抗力を最小限として回転することができる。本体は内部チャンバ127を有する。導管131が、浮遊させている流体106に曝されている外側孔132から、内部チャンバ127に曝されている内側孔133まで、本体壁109を貫通している。この導管はこのように、浮遊させている流体と内部チャンバとの間に延在する流体通路を規定する。よって、この通路は浮遊させている流体106a、106と内部チャンバ内に収容されている液体部分130との間を、流体連通している。
内部チャンバ127内の液体130の量は、内側孔133の高さの上方で深さ137となって、内部チャンバの上方領域にある空気138等のより密度の低い流体のための容積を残すように選択される。この配置により浮遊させている液体106a、106b及び内部チャンバ127内の液体量130それぞれの圧力によって、導管内の液体が、導管に対して流入・流出することができる。
導管131は、揺れによって本体104が一時的に逆さになっても気泡が導管を通らないように、比較的細い寸法となっている。導管は、二つのシェル間を継ぎ目113に沿って接合するのに使用する接着剤を存在させないことによって形成することができる。継ぎ目に沿った約5〜20度の角度方向区間Zを、接着剤を付けない区間として選択する。外径約100mmの本体の場合、約10度の角度方向区域によって、両シェル間に幅約25mm、太さ約0.001インチ(0.0254mm)の導管が形成される。
本体104は、リング状バラスト重り122が下部付近にあるため、通常は図示する方向を向いている。内部チャンバ127内の液体量130も、内部チャンバ内に収容され液体中に浸漬している他の部品に対するバラスト及びダンピングとなり得る。
図6は、光を動力源とする電気モータで駆動される装置のための別の駆動部品の形態を示す。これら部品は、先の実施態様で説明したものと同様に作動する。鉛直シャフト120は、方位磁石141、上方鉄製ディスク145、スペーサ149、及び下方鉄製ディスク147に接続され、下方鉄製ディスクの上には、角度方向に等間隔に離隔して四つのディスク型磁石が載置され、そのうちの二つ150a、150bが図6に示されている。シャフト120は、カップ状宝石軸受124内に載置された硬い円形端部123によって、底部上に支承されている。カップ状の軸受ホルダ121はカップ状宝石軸受を保持すると共に、バラストリング122をも配置・保持する。上部軸受126は、シャフト上部に回転可能に係合する。保護カップ構造129は、本体が搬送中にひっくり返った場合に、液体の跳ねから方位磁石を保護する。先の実施態様と同様に、影に入っていない光トランジスタ144に当たる光Lによって、太陽電池142から適切なコイル148を通って電流が流れて、コイルをディスク状磁石150bから離すように働く磁場を形成する。
ここで図8を参照すると、本体壁209を貫通して、内部チャンバ227と本体外側の流体206とを流体連通させる複数の導管231を有する中空回転本体204の別の実施態様を示している。よって、導管のうちの一本が詰まったり、製造中に適切に形成されなかった場合であっても、他の導管が余剰となる。
図9〜図12を参照すると、自転式流体浸漬ディスプレイ装置を組み立てるための製造方法301を示している。この方法は概して、接合していない状態の回転体の上部シェルと下部シェルを選択する工程302(下部シェルの満たされていない容積が上部シェルよりも小さくなるように下部シェルが主なモータ部品を収容している)と、上部シェル303を逆さにする工程303と、上部シェルに所定量の密度の低い方の液体304を充填する工程304と、接合体を形成するように、逆さにした上部シェルに下部シェルを接着する工程305と、接合体を真直ぐな向きに戻す工程306と、密度が低い方の液体307を入れた容器内に接合体を配置する工程307とを含む。
図10は、実質球状体404の上部シェル411と下部シェル412とを非接合状態で示している。上部シェル411は逆さにして、所定量の密度の低い方の液体430aを注ぎ入れてある。液体の水位437は、上部シェルの露出したリング状表面である縁よりも上に上昇する必要はない。シェル411、412を互いに接触させるために、その一方若しくは両方の露出したリング状表面に沿って接着剤層414を施す。両シェルの対応する角度区域415、416は接着剤を付けずに残す。
次いで、接着剤414が硬化しないうちに、図11に示すように、内部にモータ部品421を取付けた逆向きの下部シェル412を、液体を入れた逆向きの上部シェル411に合わせる。接着剤を付けていない二つの角度方向区域を適切に整列させるように注意する。接着剤を硬化させる。二つのシェル間の、合わせた角度方向区域に沿って接着剤が付いていないところに、間隙431が形成され、これが上述の流体導管として作用する。
図12に示すように、半球体を接合した状態の球状体404は、上部シェル411が下部シェル412の上に載っている真直ぐな向きへ戻すことができる。逆向きにした上部シェル411内に注ぎ入れる液体430aの量は、接合体を逆向きではない状態に戻した場合に、導管341の高さよりも距離432だけ上方の所定高さまで液体水位437が上昇するように選択する。この水位の上昇は、下部シェルに取付けた液体中に浸漬されるモータ部品421の体積に対応する。次いで本体は、先の実施態様と同様に、密度の高い方の液体406b及び密度の低い方の液体406aを含む所定量の流体406によって、浮力によって支承され、鉛直軸99を中心として回転する。
この方法によれば、上部シェルへの液体の注入は、同体積の液体を、接合したシェルに孔から注入するよりも、遥かに迅速に行うことができる。さらに、目障りな注入孔を設ける必要がなくなる。
この実施態様の利点は、このような薄型のモータを使用することによって、ボール内のスペースに圧力除去構造体を格納することができるので、ボール・イン・キューブ(立方体内に入れたボール)型の構造体の設計に有利となることにある。
図13に示すように、自転式ディスプレイ装置501は、光透過性壁503を有する密封容器502内に収容された単一の均質な液体506からなる流体中に浸漬された、先の実施態様に示した圧力除去構造体の一つである、光で駆動する内部モータ514を有する回転体504を備えていても良い。回転体は、容器空洞505の底面555上に置かれていてもよく、容器内のより魅力的な中央位置に回転体を配置するために、容器の底部壁556は鉛直方向に厚くしてもよい。
透明なアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)製で、壁厚約5mm、側面寸法約15cm2の実質的に立方体の外側中空容器に、壁厚約3mm、直径約10cmの透明ABS製の中空球状本体がゆったりと入っている。この本体は、密度の異なる二種類の不混和性液体によって、容器内部に浮力によって支承されている。密度が高い方の第一の液体は、約81体積%のプロピレングリコールと19体積%の水との混合物である。密度が低い方の第二の液体はドデカンである。本体は、赤道線に沿って所定量の接着剤によって接着されている二つの半球状シェルによって形成されている。接着剤中に設けた約10度の角度方向間隙が、本体内外に液体を流すための導管を形成している。
試験により、この装置は50℃までの温度への暴露に耐えられるが、間隙の無い装置は約40℃で破裂することがわかった。
本発明の例示的実施態様について説明してきたが、本発明の精神及び特許請求の範囲から逸脱することなく、改変することは可能であり、他の実施態様も考えられる。

Claims (11)

  1. 所定量の流体と、該流体中に浸漬された電源内蔵型中空回転本体とを収容するような形状及び寸法とした内部空洞を有する光透過性の外側容器を備える自転式装置であって、
    前記外側容器は封止されており、
    前記本体は、
    前記流体に対して実質的に不浸透性であり、継ぎ目に沿って接着剤で接合されている上部シェルと下部シェルとを備える外壁と、
    内部チャンバと、
    前記外壁を貫通し、前記空洞と前記内部チャンバとを流体連通する流体通路を規定する少なくとも一つの導管と、
    前記内部チャンバ内に配置される前記流体の部分、及び前記内部チャンバ内にある所定量の気体と
    を備え、
    前記少なくとも一つの導管が、前記上部シェルと前記下部シェルとの間の前記継ぎ目に沿った間隙からなり、該間隙が、前記接着剤を存在させないことによって形成される、自転式装置。
  2. 前記所定量の流体が、
    密度の低い方の成分の流体と密度の高い方の成分の流体とを含み、前記密度が低い方の成分の流体は、前記密度の高い方の成分の流体と実質的に不混和性である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記各成分の流体は、空気よりも密度が高い、請求項2に記載の装置。
  4. 前記所定量の流体が、密度が低い方の第一の液体と密度が高い方の第二の液体とを含み、該第一の液体は該第二の液体と実質的に不混和性である、請求項1に記載の装置。
  5. 前記導管の一端が、前記装置が重力場において平衡である場合に前記第一の液体と前記第二の液体との界面よりも上方に位置する外側である、請求項4に記載の装置。
  6. 前記本体が実質的に球体であり、前記継ぎ目が赤道部分にくる、請求項に記載の装置。
  7. 前記導管が永久に液体中に浸漬されている、請求項1に記載の装置。
  8. 前記内部チャンバが、
    上方チャンバと、
    下方チャンバと、
    該上方チャンバと該下方チャンバとを仕切る流体不浸透性且つ光透過性の隔壁とを備え
    前記流体通路が前記空洞と前記上方チャンバとを流体連通している、請求項1に記載の装置。
  9. 前記流体が密度の異なる二つの液体を含み、該液体は、前記外側容器内で前記本体を浮力によって支承するように選択される、請求項に記載の装置。
  10. 前記流体が単一の均質な液体からなる、請求項に記載の装置。
  11. 気モータをさらに備え、
    前記電気モータは、
    周囲磁場に合わせるための方位磁石と、
    該方位磁石とは別の、少なくとも一つの界磁石と、
    前記界磁石の向きを前記方位磁石の向きに固定する機械的連携部と、
    前記本体に機械的に固定された少なくとも一つのコイルと、
    を備え、
    前記少なくとも一つのコイルは、前記少なくとも一つの界磁石によって生成される磁場と相互作用するように配置され、
    前記回転本体はさらに、
    前記少なくとも一つのコイルに整流した電流を供給するための電流源を備える、請求項1に記載の装置
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