JP2003513397A - ストレージライブラリ及びストレージライブラリ・カートリッジのアクセス方法 - Google Patents

ストレージライブラリ及びストレージライブラリ・カートリッジのアクセス方法

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JP2003513397A
JP2003513397A JP2001534153A JP2001534153A JP2003513397A JP 2003513397 A JP2003513397 A JP 2003513397A JP 2001534153 A JP2001534153 A JP 2001534153A JP 2001534153 A JP2001534153 A JP 2001534153A JP 2003513397 A JP2003513397 A JP 2003513397A
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Abstract

(57)【要約】 メールスロット機構と、メールスロット機構を含んだ小型自動格納ライブラリと、小型自動格納ライブラリから格納媒体カートリッジを挿入し、取り出すメールスロット機構を作動させる方法とを与える。ストレージライブラリはカートリッジスロットアレイを含む。各カートリッジスロットは一個のストレージ媒体カートリッジを保持するように構成されている。一つ以上のこれらカートリッジスロットはメールスロットとして機能することができる。各メールスロットは一個のストレージ媒体カートリッジが通過することができる頂部開口と側部開口とをもっている。メールスロットはストレージライブラリのハウジング開口に隣接して配置されており、且つユーザーアクセス位置とロボットアクセス位置との間で回転することができる。弾性部材がメールスロットをロボットアクセス位置に向けて偏位させる。メールスロットがユーザーアクセス位置にあるとき、ストレージ媒体カートリッジは手動によりメールスロットの頂部開口を通して挿入し、取り出すことができる。ストレージライブラリのロボット機構は、メールスロットがロボットアクセス位置にあるとき、メールスロットの側部開口から格納媒体カートリッジを一時に一個挿入し、取り出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [技術分野] 本発明は、ストレージライブラリからストレージ媒体カートリッジの挿入及び
取り出しを行うための機構及び方法に関する。
【0002】 [背景技術] ユーザーによる小型自動ストレージライブラリ内のストレージ媒体カートリッ
ジへのアクセスは、通常、ストレージライブラリハウジングの前面から行われる
。このような前面からのアクセスによってストレージライブラリを標準的ラック
又はキャビネット内に装填することが可能になる。この場合、ハウジング側部、
頂部及び底部はユーザーから隠れる。このような状況ではストレージ媒体カート
リッジの配置上、人間ユーザーによるアクセス性とロボットによるアクセス性に
ついて妥協が図られる。初期の設計はハウジング前面に対して平行に配置された
単一のカートリッジスロットアレイ内にすべてのカートリッジを配置していた。
ユーザーは、カートリッジスロット外側の開口から直接にこれらストレージ媒体
カートリッジを水平面内で挿入し、取り出していた。ロボットはカートリッジス
ロット内の開口から水平にストレージ媒体カートリッジにアクセスしていた。こ
の方法は、ストレージライブラリ内に保持されているストレージ媒体カートリッ
ジ全てに対してユーザーにアクセスを与えつつ、ロボットは簡単なものとするこ
とができる。
【0003】 大容量化への要求が生じてストレージ媒体カートリッジ数が増大した。ストレ
ージライブラリの設計者達は、ハウジング幅を19インチというラックハウジン
グ規格内に維持するため、ストレージ媒体カートリッジのいくつか又は全てをハ
ウジングの前面から離した。その結果、ユーザーはもはや全ストレージ媒体カー
トリッジに直接にアクセスすることができなくなった。ユーザーは、新しいスト
レージ媒体カートリッジをストレージライブラリ中に挿入するのに、指定された
ユーザーアクセスが可能なカートリッジスロット(すなわち特別の「メールボッ
クス」機構)と別のカートリッジスロットとの間でストレージ媒体カートリッジ
を移送するロボットに依存しなければならなくなった。このメールボックスすな
わちメールスロットは、普通は二位置間で回転するように設計された特別のレセ
プタクル(受容体)である。第一の位置では、ストレージ媒体カートリッジを手
動で受領し又は投入するユーザーに対面する位置にメールスロットの開口が配置
される。第二の位置ではメールスロットの当該開口は、自動的にストレージ媒体
カートリッジの挿入と取り出しを行うロボットに対面する。可動メールスロット
とは対照的に、指定されたユーザーがアクセスできるカートリッジスロットは通
常は静的なものである。かかるユーザーは外部開口から当該スロットにアクセス
し、ロボット機構は内部開口から当該スロットにアクセスする。
【0004】 米国特許にはいくつかのメールスロット機構が開示されている。例えば、19
99年4月13日発行のリナードに対する米国特許第5,894,367号は、
ストレージ媒体カートリッジを受領するための鉛直開口を有する円筒形メールス
ロットを開示している。このメールスロットはストレージライブラリのハウジン
グの前面と、ライブラリ内の一次ストレージ位置を形成するカートリッジスロッ
トのリングとの間に位置する。このメールスロットは一鉛直軸線の回りで二位置
間を回転する。第一位置で、すなわちユーザーアクセス位置で、上記開口は手動
ストレージ媒体カートリッジの挿入及び取り出しのため、ユーザーに対面する。
第二位置すなわちロボットアクセス位置で、メールスロットの開口はストレージ
ライブラリ内に装着されているロボット機構に対面する。ストレージ媒体カート
リッジはこれら両位置でメールスロットへの挿入と取り出しの期間中、一水平面
内で移動される。メールスロットはカートリッジスロットの一次リングの外側に
あるので、ロボット機構がメールスロットに到達すべくアクセスすることを許容
するためはリング内に間隙がなければならない。
【0005】 1995年10月3日発行のダルジールに対する米国特許第5,454,48
5号は一水平軸線の回りに回転するメールスロットを開示している。このメール
スロットは、五面のレセプタクルで、ストレージ媒体カートリッジを受領するた
め一側面が開いている。このメールスロットはストレージライブラリのハウジン
グの前面と、カートリッジスロットが統合された回転可能な円筒形カルーセル(
回転式荷物移動用の台)との間に位置している。ユーザーアクセス位置ではこの
メールスロットはストレージライブラリのハウジングから少なくとも部分的に延
び出て、開口が上向きになる。ユーザーは一鉛直平面内でストレージ媒体カート
リッジの挿入と取り出しとを行う。人的要因を考慮した観点からは水平方向の挿
入及び取り出しに比べて鉛直方向の挿入及び取り出しの方が好ましい。ロボット
アクセス位置では、このメールスロットは少なくとも部分的にハウジング内部で
延び、メールスロットの開口は側部に対面しロボット機構の方向に向いている。
ロボットによるストレージ媒体カートリッジの挿入及び取り出しは水平面内で行
われる。メールスロットをロボットアクセス位置に保持するため、メールスロッ
ト内に一つのラッチが含まれている。カートリッジスロットのカルーセルとメー
ルスロットとの間でストレージ媒体カートリッジを移送するためには、カルーセ
ルを回転させて適当なカートリッジスロットをメールスロットに整合させなけれ
ばならない。
【0006】 リナルド及びダルジエールのいずれの開示においても、メールスロットは独立
した機構であって、カートリッジスロットの主アレイから物理的に分離している
。このような設計はストレージライブラリの設計に複雑さを増す。というのは、
ロボット機構がカートリッジスロット アレイ及びメールスロットにアクセスす
るためにはロボット機構がある物理的な運動範囲をもたなければならないからで
ある。また、独立したメールスロットはハウジング内の貴重な不動産を消費する
。これは空間が限られている小型ストレージライブラリにとっては重要な因子で
ある。
【0007】 1988年10月18日発行のリンドに対する米国特許第4,779,151
号はカートリッジスロットの主アレイと統合されているメールスロット機構を開
示している。上記の諸メールスロットと同様、リンドにより開示されたこのメー
ルスロットは五面のレセプタクルで、ストレージ媒体カートリッジを受領するた
めに一つの側が開いている。また、このメールスロットは、一鉛直軸線の回りで
ユーザーアクセス位置とロボットアクセス位置間を回転する。メールスロットか
らのストレージ媒体カートリッジへの挿入と取り出しは、ユーザー機構及びロボ
ット機構のいずれによっても一水平面内で行われる。この設計の重要な一つの特
徴は、メールスロットがロボットアクセス位置にあるときはメールスロット自体
がカートリッジスロットのコラムの一部を形成することである。このロボット機
構は、カートリッジスロット コラム内の他のカートリッジスロットに対すると
同様にメールスロットにアクセスする。
【0008】 リンドによるこの設計は人間的要因を視野に入れた見地からは限界がある。第
一に、ストレージ媒体カートリッジは水平な運動面内で挿入し取り出さなければ
ならない。前述したように、ユーザーにとっては一鉛直面の運動が好ましい。第
二に、ストレージ媒体カートリッジの装填密度と、ユーザーがメールスロット内
のストレージ媒体カートリッジを掌握するのに必要とするメールスロット周辺の
自由空間との妥協をはからなければならない。メールスロットの上方及び下方の
ユーザー用自由空間は、他のストレージ媒体カートリッジを保持するのに使用さ
れない。隣接するストレージ媒体カートリッジをメールスロットに近接配置すれ
ば、ユーザーがメールスロット内のストレージ媒体カートリッジを掌握するため
の空間が小さくなる。
【0009】 世に望まれているのは、カートリッジスロットの主アレイに統合されたメール
スロット機構である。かかる特徴はストレージ媒体カートリッジの効率的な配置
を可能にするのみならず簡単なロボット機構の設計を可能にする。また、メール
スロットはカートリッジスロットの主アレイから移動可能なものにすべきである
。この特徴を与えれば、ユーザーはメールスロット内のストレージ媒体カートリ
ッジ周辺に当該カートリッジを取り出すための適切な自由空間が得られる。最後
に、メールスロットは、ストレージ媒体カートリッジの鉛直ないしほぼ鉛直に挿
入と取り出しができるように向けるべきである。
【0010】 [発明の開示] 本発明は、カートリッジスロット アレイを有するカートリッジライブラリへ
ストレージ媒体カートリッジを挿入し、取り出すための機構及び方法である。カ
ートリッジスロット アレイに属する少なくとも一つのカートリッジスロットは
メールスロットである。メールスロットは第一位置と第二位置との間で回転可能
である。一つのバネが通常はメールスロットを第一位置に向けて偏位する。メー
ルスロットは第一位置ではカートリッジスロット アレイに連なる。メールスロ
ットが第一位置にあるとき、ハウジングの内のロボット機構がメールスロットの
側部開口を通してストレージ媒体カートリッジを挿入し、取り出すことができる
。第二位置ではメールスロットは傾斜されてストレージライブラリのハウジング
の開口に対面し又は開口を通して突出する。手動によるストレージ媒体カートリ
ッジのメールスロットからの挿入及び取り出しは、メールスロットを第二位置に
おいた状態で、メールスロットの頂部開口を通して行われる。
【0011】 好ましい実施例では、ハウジングの開口はドアで覆われており、メールスロッ
トとこのドアとの間に前記バネが配置される。ドアが開かれるとバネは圧縮解除
され、メールスロットが第二位置に向かって回転する。これによってユーザーは
簡単にメールスロットにアクセスできる。ドアを閉じると、メールスロットは押
し戻されてカートリッジスロット アレイ中に入る。モーター、ソレノイド、ア
クチュウエータは全く必要ない。これに代わる実施例では、メールスロットとハ
ウジングとの間にバネを配置してもよい。この場合は、ユーザーは手動でメール
スロットを第二位置まで引かなければならない。
【0012】 メールスロットがいつ第一位置にあるかを検出するセンサを含めることができ
る。メールスロットがいつ第一位置にあるかを知ることはストレージライブラリ
の電子装置にとって有用である。メールスロットが第一位置にないときは、メー
ルスロットへのアクセスからロボット機構を閉め出すことができる。メールスロ
ットが第一位置に戻ると、メールスロット内のストレージ媒体カートリッジの同
一性を決定するためにカートリッジを検査することができる。
【0013】 したがって、本発明の課題は、ストレージ媒体カートリッジのカートリッジス
ロットへの挿入と取り出しを可能にするメールスロット機構を与えることである
【0014】 本発明のもう一つの課題は、カートリッジスロットの主アレイへのストレージ
媒体カートリッジの挿入と取り出しを可能にするメールスロット機構を有するス
トレージライブラリを与えることである。
【0015】 本発明のさらに別の課題は、カートリッジスロットアレイを作動させてストレ
ージライブラリからストレージ媒体カートリッジを受領し放出させる方法を提供
することである。
【0016】 上記の課題、その他の課題、特徴、及び利点は添付の書類を参照して下記の詳
細な説明を考察することにより直ちに明らかとなろう。
【0017】 [発明を実施するための最良の形態] 本発明を実施した小型自動ストレージライブラリが図1に示してある。ストレ
ージライブラリはハウジング100を有する。ハウジング100は、必須ではな
いが通常は幅が19インチ(483ミリメートル)、高さが7ないし10.5イ
ンチ(118〜267ミリメートル)、深さが25インチ(635ミリメートル
)以上である。ストレージライブラリは自立的デスクトップ式の配置、ラック装
着式の配置、その他の類似の配置に使用することができる。
【0018】 ハウジング100はユーザー(図示せず)に対面する前部102を有する。こ
の前部は、ストレージライブラリがラック又はキャビネット内に装着されている
ときに直ちにアクセス可能な、ストレージライブラリの一側部である。前部10
2には開口104が設けてある。開口104は十分に大きいので、ユーザーは一
時に少なくとも一つのストレージ媒体カートリッジ106を挿入し取り出すこと
ができる。
【0019】 ドア108がハウジング100の前部102に結合される。ストレージ媒体カ
ートリッジ106は二つの位置、すなわち開口位置(図1に示す)と閉じ位置(
図2に示す)との間で運動可能である。閉じ位置ではドア108は開口104を
覆う。好ましい実施例では、ドア108はハウジング100の前部102の底部
に沿って蝶番でつながれており、上記二つの位置間で回転する。ドア108は他
の方法でハウジング100に結合してもよい。例えば、ドア108はハウジング
100に滑動できるように結合でき、また前部102の面に沿って移動するよう
に結合できる。別の例では、ドア108はハウジング100にクリップ留めし(
閉じ位置)、開口104を覆うことができ、また、ハウジング100からクリッ
プ留めを外して(開位置)開口104を開け放すことができる。
【0020】 ハウジング100内にはストレージ媒体カートリッジ106を保持するための
カートリッジ スロット110のアレイが装着されている。(カートリッジスロ
ット110のアレイが直ちに見えるようにするため、開口104付近のハウジン
グ100の前部102の一部が図1で透明なように描かれている。)好ましい実
施例では、カートリッジスロット110のアレイはハウジング100の前部10
2に対してほぼ垂直な列になって延びる。カートリッジスロット110のアレイ
内の、開口104に最も近い端のカートリッジスロットを「メールスロット」1
12と称する。ユーザーがストレージ媒体カートリッジ106を一時に一個挿入
し取り出すことができるように、メールスロット112は開口104付近に置か
れる。
【0021】 メールスロット112はストレージ媒体カートリッジ106を一個保持する四
面コンテナである。ハウジング100の内側から見たとき、メールスロット11
2は左側及び右側、後部及び底部がベタ面である。メールスロット112の頂部
は、ユーザーがストレージ媒体カートリッジ106を挿入し取り出すことができ
るように開かれている。ロボット機構(図示せず)に対面するメールスロット1
12の側部もまた、ロボット機構がストレージ媒体カートリッジ106にアクセ
スすることができるように開いている。メールスロット112は鉛直軸線の回り
に回転できるように、ハウジング100に接続されている。図1はユーザーアク
セス位置すなわち第二位置におけるメールスロット112を示す。図2はロボッ
トアクセス位置すなわち第一位置におけるメールスロット112を示す。ロボッ
トアクセス位置においては、メールスロット112の側部開口は鉛直に向けられ
る。すなわち他のカートリッジスロット110と平行になるように整合される。
ユーザーアクセス位置においては、メールスロット112の頂部開口は傾斜され
てハウジング100の開口104に対面し、又は開口104を通して突出する。
好ましい実施例では、メールスロット112はユーザーアクセス位置においては
ハウジング100内に留まる。
【0022】 好ましい実施例では、バネ114あるいは他の弾性部材を使用してメールスロ
ット112をロボットアクセス位置(第一位置)に向けて偏位させてある。メー
ルスロット112がストレージ媒体カートリッジ106を受領しあるいは解放す
る際にメールスロット112を確実に第一位置に保持するのにバネ114の力が
使用される。第一位置に向いたこの偏位は、ロボット機構がストレージ媒体カー
トリッジ106を挿入し取り出す際のメールスロット112とロボット機構との
間のわずかな不整合がメールスロット112にトルクを発生する場合に有効であ
る。バネ114はメールスロット112とドア108との間、あるいはメールス
ロット112とハウジング100との間に配置することができる。好ましい実施
例では、ドア108が閉じ位置又はその付近にあるときは、バネ114がメール
スロット112上に装着されてドア108と係合する。この代わりにバネをドア
108に装着し、ドア108が閉じ位置にあるときにメールスロット112と係
合させることができる。バネ114がメールスロット112とハウジング100
との間に配置されているときはバネ114はその一端をメールスロット112に
結合し、他端をハウジング100に結合してもよい。
【0023】 この代わりの実施例では、メールスロット112をロボットアクセス位置に保
持し又は捕捉するため、他の形式の保存装置を採用してもよい。例えば、一対の
吸引性磁石(図示せず)を、その一方をメールスロット112に結合し、他方を
カートリッジスロット110のアレイの近隣のカートリッジスロットに結合する
ことによって装着することができる。メールスロット112がロボットアクセス
位置にあるとき、二つの磁石の吸引力がメールスロット112をロボットアクセ
ス位置に保持する。メールスロット112を移動させるには、ユーザーは二つの
磁石間の吸引力よりも大きな力でメールスロット112をロボット位置から引き
離さなければならない。別の例では、戻り止め機構(図示せず)を使用してロボ
ットアクセス位置にメールスロット112を保持してもよい。この場合、ユーザ
ーは外れている戻り止め機構を捕捉するためにはメールスロット112をロボッ
トアクセス位置に向けて押してロボットアクセス位置から遠のけ、捕捉された戻
り止め機構を解放するためにはロボットアクセス位置からメールスロット112
を離さなければならない。メールスロットを偏位させ、捕捉し、保持するための
、本技術分野で公知の他の形式の装置を採用してもよい。
【0024】 好ましい実施例ではメールスロット112の位置を監視するためのセンサ11
6が含まれる。センサ116はメールスロット112とハウジング100との間
に配置され、メールスロット112がロボットアクセス位置にいつ存在するか、
及びいつ存在しないかをストレージライブラリの電子装置(図示せず)に通報す
るのに使用される。この情報は、当該メールスロット112の挿入と取り出しと
ができるように整合されていないときにロボット機構がメールスロット112へ
のストレージ媒体カートリッジ106の挿入又は取り出しを行うことを防止する
ために、上記電子装置で使用することができる。ロボット機構上に装着されたバ
ーコードリーダーを含むストレージライブラリでは、この情報はまた、バーコー
ドリーダーがメールスロット112内のストレージ媒体カートリッジ106上の
バーコードを読みとることを防止するために使用することができる。最後の点と
して、センサ116から得られる情報はメールスロット112がいつロボットア
クセス位置から立ち去り、いつ戻ったかを電子装置に知らせる。このシーケンス
が起きる場合、ユーザーが何をしたかを知るためにメールスロット112を検査
するように電子装置をプログラムすることができる。検査はストレージ媒体カー
トリッジがメールスロット112内に存在するか否かを調べ、もしも存在するな
らストレージ媒体カートリッジ106上のバーコードを読みとる。この検査結果
は、既存のストレージ媒体カートリッジ106がストレージライブラリから取り
出されているか否か、新しいストレージ媒体カートリッジ106が挿入されてい
るか否か、あるいはドア106が単に開かれて閉じられたのか否か、を電子装置
に知らせる。
【0025】 図2はメールスロット112がロボットアクセス位置にあるときのストレージ
ライブラリの部分図である。メールスロット112及びカートリッジスロット1
10のアレイの残部はハウジング100に結合されている台218に結合される
。回転ジョイント220がメールスロット112を台218に結合する。回転ジ
ョイント220はハウジング100の前部102の最も遠い位置でメールスロッ
ト112の縁に結合される。メールスロット112下方の面取りした縁222は
、メールスロット112がユーザーアクセス位置まで回転できる空間を与える。
好ましい実施例では、重力がメールスロット112をユーザーアクセス位置まで
偏位させるように、回転ジョイント220及び面取りした縁222が配置されて
いる。本実施例は、ドア108が開いているときにロボットアクセス位置からユ
ーザーアクセス位置までメールスロット112を運動させるためのモーター、ア
クチュエータ、その他バネを必要としない。一旦ドアドア108が開かれると、
メールスロット112の底部224が台218の面取りした縁222に当接する
まで、メールスロット112が回転する。面取りした縁222がユーザーアクセ
ス位置におけるメールスロット112の角度を確定することが好ましい。メール
スロット112は鉛直なロボットアクセス位置から45度未満に傾斜されること
が好ましいが、他の角度でもよい。
【0026】 本発明に基づき新しいストレージ媒体カートリッジ106をストレージライブ
ラリに挿入する方法は以下の通りである。第一に、ユーザーがドア108を開位
置まで動かす。ドアがメールスロット112から遠のくと、バネ114は圧縮解
除される。このとき、メールスロット112頂部がハウジング100の前面10
2の開口104に向けて運動するように重力がメールスロット112を回転させ
る。センサ116は、メールスロット112が開扉中のドア108に向けて落下
するに伴い、メールスロット112がもはやロボット位置にないことを示す信号
を出力する。電子装置はセンサ116の信号に応答してロボット機構及びバーコ
ードリーダーがメールスロット112にアクセスすることを禁止する。メールス
ロット112の底部224が台218の面取り縁222に係合すると、メールス
ロット112が回転を停止する。次に、メールスロット112は、メールスロッ
ト112内の頂部開口を通してユーザーから新しいストレージ媒体カートリッジ
106を受領する。ユーザーは次いでドア108をその閉じ位置まで押す。ドア
108が閉じるに伴い、ドアはバネ114と係合する。バネ114はドア108
を閉じている力をメールスロット112に伝達し、メールスロット112をその
閉じ位置に向けて移動させる。メールスロット112が隣接するカートリッジス
ロットに係合すると、メールスロット112はロボットアクセス位置で運動を停
止する。センサ116は、メールスロット112が再びロボットアクセス位置に
存在することをもう一度検出するので、適当な信号を電子装置に出力する。メー
ルスロット112内のストレージ媒体カートリッジ106はこの段階でメールス
ロット112の前部開口を通してロボット機構に放出され、ストレージ媒体カー
トリッジ106上のバーコードがバーコードリーダーで読みとることができる。
【0027】 ストレージライブラリから所望のストレージ媒体カートリッジ106を取り出
す方法は次の通りである。第一に、ロボット機構はメールスロット112内に現
在滞在しているストレージ媒体カートリッジ106がストレージライブラリから
取り出すべき所望のストレージ媒体カートリッジでないなら、そのストレージ媒
体カートリッジ106をそのメールスロット112から排除する。次にメールス
ロット112はロボット機構から所望のストレージ媒体カートリッジ106を受
領する。次いでユーザーがドア108を開け、それによってユーザーアクセス位
置に向けてメールスロット112を回転させ、センサ116にもはやロボットア
クセス位置にはメールスロット112がいないとの信号を電子装置へ出力させる
。ユーザーはメールスロット112の頂部開口から所望のメールスロット112
を取り出してからドア108をその閉じ位置まで押す。ドアを閉じることによっ
て、バネ114がメールスロット112をロボットアクセス位置まで戻す。セン
サ114はロボットアクセス位置に戻りつつあるメールスロット112に応答し
、電子装置へ適当な信号を出力する。最後に、ユーザーが実際に所望のストレー
ジ媒体カートリッジ106を取り出したか否かを知るため、またユーザーがドア
108を閉じる前に新しいストレージ媒体カートリッジ106を挿入したか否か
を見るため、メールスロット112が検査される。
【0028】 図3は本発明の第二実施例を示す。この実施例では、メールスロット112が
ユーザーアクセス位置(図3に示す)とロボットアクセス位置(図2に示す)と
の間を回転するときにメールスロット112が開口104を横断する。この実施
例は、メールスロット112がユーザーアクセス位置にあるときはメールスロッ
ト112の頂部開口をハウジング100の外側に配置する。その結果生じるメー
ルスロット112とハウジング100との間の余分の間隙が、ユーザーがストレ
ージ媒体カートリッジ106を掌握するのをいっそう容易にする。メールスロッ
ト112が開口104から突出するのを許容するため、台318は図2に示す実
施例の面取りした台218よりも高くかつ面取りした縁218が縁222よりも
急勾配でなければならない。
【0029】 本発明の第三実施例を図4に示す。この実施例では、カートリッジスロット1
10のアレイがストレージライブラリのハウジング(図示せず)正面(図示せず
)とほぼ平行に並べられ、且つ隣接されている。この第三実施例は、ロボット機
構426がその運動範囲の少なくとも一部においてハウジング正面に平行に運動
するように構成されたストレージライブラリにおいて有用である。カートリッジ
スロット410のアレイに属する多重カートリッジスロットはハウジング正面に
隣接しているから、一つ以上のカートリッジスロットがメールスロットでよい。
複数のメールスロット112を用いた場合は各メールスロット112が独立に回
転するようにでき、あるいはいくつかのメールスロット112を結合して一ユニ
ットとして回転するようにできる。
【0030】 図4に示すもう一つの特徴は、回転ジョイント420をメールスロット112
を底部に配置する点である。この場合、回転ジョイント420はハウジング正面
に最も近いメールスロット112の縁に結合される。その結果、台418の面取
り縁は必要でない。これによって、台418は図2に示す台218よりも短くて
よい。この場合、好ましい実施例の場合と同様、重力がメールスロットをユーザ
ーアクセス位置へではなく、ロボットアクセス位置に向けて押す。このためには
ユーザーは手動でメールスロット112をユーザーアクセス位置に向けて引かな
ければならない。メールスロット112が偶発的にロボットアクセス位置から飛
び出さないことを確実ならしめるためには、メールスロット112をロボットア
クセス位置に向けて偏位させるバネ(図示せず)その他の弾性部材を使用しても
よい。この構成は図2の実施例にも適用することができる。図2に戻って、面取
りした縁222を排除し、且つメールスロット112のドア108に最も近い縁
に回転ジョイント220を結合すれば、重力がメールスロット112をロボット
アクセス位置に向けて偏位させる。この場合、ストレージライブラリのドア10
8は、メールスロット112をユーザーアクセス位置に自動的に落下させること
なくストレージ媒体カートリッジ106を挿入し取り出すべく、開くことができ
る。
【0031】 図5は伸縮バネ514が、ユーザーアクセス位置(実線で示す)及びロボット
アクセス位置(破線で示す)の双方に向けてメールスロット112を偏位させる
実施例を示す。この実施例では、伸縮バネ514が回転ジョイント520によっ
て過中心配置(over-center arrangement)をもつようにメールスロット112
と台518との間に結合される。メールスロット112がユーザーアクセス位置
及びその付近にあるときは、台518の頂部は(図に見えるように)回転ジョイ
ント520の左側にあり、メールスロット112をユーザーアクセス位置に向け
て偏位させる。メールスロット112がロボットアクセス位置及びその付近にあ
るときは、台518の頂部は回転ジョイント520の右側にあり、したがってメ
ールスロット112をロボットアクセス位置に向けて偏位させる。この過中心配
置は、もしもユーザーが、ストレージ媒体カートリッジストレージ媒体カートリ
ッジ106を挿入するときにストレージ媒体カートリッジ106をメールスロッ
ト112にぶつけても、メールスロット112をユーザーアクセス位置に静止状
態に保持するのに役立つ。
【0032】 本発明を例示し詳述したが、これらの実施例が本発明のすべての可能な態様を
例示し記述していることを意味するものではない。むしろ本明細書に使用した用
語は限定のためではなく記述のために用いたのであり、本発明の要旨及び範囲か
ら逸脱することなく種々設計変更できることを了解されたい。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施したストレージライブラリの斜視図である。
【図2】 ストレージライブラリ内側から見たストレージライブラリの部分
側面図である。
【図3】 本発明の第二実施例の部分斜視図である。
【図4】 本発明の第三実施例の部分斜視図である。
【図5】 回転ジョイントとバネとが過中心配置になったときのメールスロ
ットの側面図である。
【符号の説明】
100 ハウジング 104 開口 106 ストレージ媒体カートリッジ 108 ドア 110 カートリッジ スロットアレイ 112 メールスロット 114 バネ 116 センサ 218 台 220 回転ジョイント 224 底部 222 面取りした縁 318 台 426 ロボット機構 410 カートリッジスロット 420 回転ジョイント 418 台 514 伸縮バネ 518 台 520 回転ジョイント
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年10月30日(2001.10.30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0027】 ストレージライブラリから所望のストレージ媒体カートリッジ106を取り出
す方法は次の通りである。第一に、ロボット機構はメールスロット112内に現
在滞在しているストレージ媒体カートリッジ106がストレージライブラリから
取り出すべき所望のストレージ媒体カートリッジでないなら、そのストレージ媒
体カートリッジ106をそのメールスロット112から排除する。次にメールス
ロット112はロボット機構から所望のストレージ媒体カートリッジ106を受
領する。次いでユーザーがドア108を開け、それによってユーザーアクセス位
置に向けてメールスロット112を回転させ、センサ116にもはやロボットア
クセス位置にはメールスロット112がいないとの信号を電子装置へ出力させる
。ユーザーはメールスロット112の頂部開口から所望のメールスロット112
を取り出してからドア108をその閉じ位置まで押す。ドアを閉じることによっ
て、バネ114がメールスロット112をロボットアクセス位置まで戻す。セン
サ116はロボットアクセス位置に戻りつつあるメールスロット112に応答し
、電子装置へ適当な信号を出力する。最後に、ユーザーが実際に所望のストレー
ジ媒体カートリッジ106を取り出したか否かを知るため、またユーザーがドア
108を閉じる前に新しいストレージ媒体カートリッジ106を挿入したか否か
を見るため、メールスロット112が検査される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW Fターム(参考) 5D057 AA26 BA01 BF05 CA02 CA03 CC08 EB20 5D072 AB27 BA01 BH09 CA02 CA03 CA17 EB20 【要約の続き】 ス位置にあるとき、メールスロットの側部開口から格納 媒体カートリッジを一時に一個挿入し、取り出すことが できる。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のストレージ媒体カートリッジを収容するためのストレ
    ージライブラリであって、 該ストレージライブラリが開口をもったハウジングと、各々に第一開口を有す
    るとともに前記複数のストレージ媒体カートリッジを保持すべく前記ハウジング
    内に配置された複数のカートリッジスロットと を含み、 前記複数カートリッジスロットの少なくとも一つがメールスロットであり、 該メールスロットは前記ハウジングの開口に隣接して配置されて第一位置と第
    二位置との間で回転可能であり、且つ第二開口を有し、 手動によるメールスロットからのストレージ媒体カートリッジの挿入と取り出
    しが一時に一個、前記メールスロットが前記第二位置にある期間中に前記メール
    スロットの第二開口を通して達成することできるように構成されており、 前記ストレージライブラリがさらに、前記ハウジングの内に配置されて前記複
    数のカートリッジスロットを一時に一個移動するように作動するロボット機構を
    含み、 前記ロボット機構は前記メールスロットが前記第一位置にあるときに該メール
    スロットの第一開口から一時に一個のストレージ媒体カートリッジを該メールス
    ロット中に挿入し、該メールスロットの第一開口から一時に一個のストレージ媒
    体カートリッジを該メールスロットから取り出すように構成されている ことを特徴とするストレージライブラリ。
  2. 【請求項2】 前記メールスロットが重力により前記第二位置に向けて偏位
    されることを特徴とする請求項1に記載のストレージライブラリ。
  3. 【請求項3】 前記メールスロットを前記第一位置に向けて偏位させる弾性
    部材をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のストレージライブラリ。
  4. 【請求項4】 前記ストレージライブラリが、前記ハウジングに結合され、
    且つハウジングの開口に整合されたドアを、さらに含み、 該ドアは開位置と閉じ位置とを有し、 前記弾性部材が該ドアと前記メールスロットとの間に配置されており、該ドア
    が前記閉じ位置にあるときは該メールスロットを前記第一位置に向けて偏位させ
    ることを特徴とする請求項3に記載のストレージライブラリ。
  5. 【請求項5】 前記弾性部材が前記メールスロットと係合して該メールスロ
    ットを過中心配置におき、前記メールスロットが前記第一位置にあるときは前記
    メールスロットを該第一位置に向けて偏位させ、前記第二位置にあるときは前記
    第二位置に向けて偏位させることを特徴とする請求項3に記載のストレージライ
    ブラリ。
  6. 【請求項6】 前記メールスロットを前記第一位置に保持するため前記メー
    ルスロットと係合する保持装置をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の
    ストレージライブラリ。
  7. 【請求項7】 前記メールスロットの前記第二開口が、該メールスロットが
    前記第一位置にあるときの前記メールスロットの頂部にあることを特徴とする請
    求項1に記載のストレージライブラリ。
  8. 【請求項8】 前記ストレージライブラリが、前記メールスロットと通信し
    、且つ前記メールスロットがいつ前記第一位置にあるかを検出するように作動す
    るセンサをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のストレージライブラリ
  9. 【請求項9】 前記メールスロットが前記第二位置にあるとき、前記ハウジ
    ングの開口を通して前記メールスロットが突出することを特徴とする請求項1に
    記載のストレージライブラリ。
  10. 【請求項10】 開口を有するハウジングからのストレージ媒体カートリッ
    ジの挿入と取り出しを許容する機構であって、該機構が前記ストレージ媒体カー
    トリッジを保持するメールスロットを有し、 該メールスロットは、第一開口と第二開口とを有し、且つ該ハウジングの該
    開口に隣接配置され、且つ第一位置と第二位置との間で回転可能であり、 前記メールスロットからの前記ストレージ媒体カートリッジの挿入と取り出
    しは前記メールスロットが前記第一位置にあるときは前記メールスロットの第一
    開口を通して達成され、前記メールスロットが前記第二位置にあるときは前記メ
    ールスロットの第二開口を通して達成されるように構成されていることを特徴と
    するストレージ媒体カートリッジ機構。
  11. 【請求項11】 前記メールスロットが重力により前記第二位置に向けて偏
    位される ことを特徴とする請求項10に記載のストレージ媒体カートリッジ機構。
  12. 【請求項12】 前記メールスロットを前記第一位置に向けて偏位させる弾
    性部材をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のストレージ媒体カート
    リッジ機構。
  13. 【請求項13】 前記弾性部材が前記メールスロットに係合して前記メール
    スロットを過中心配置におき、前記メールスロットが前記第一位置にあるときは
    該メールスロットを前記第一位置に向けて偏位させ、該メールスロットが前記第
    二位置にあるときは該第二位置に向けて偏位させる ことを特徴とする請求項12に記載のストレージ媒体カートリッジ機構。
  14. 【請求項14】 前記メールスロットを前記第一位置に保持するため前記メ
    ールスロットと係合する保持装置をさらに含むことを特徴とする請求項10に記
    載のストレージ媒体カートリッジ機構。
  15. 【請求項15】 前記メールスロットの前記第二開口が、該メールスロット
    が前記第一位置にあるときの前記メールスロットの頂部にあることを特徴とする
    請求項10に記載のストレージ媒体カートリッジ機構。
  16. 【請求項16】 前記ハウジングと通信し、いつ前記メールスロットが前記
    第一位置にあるかを検出するように作動するセンサをさらに含むことを特徴とす
    る請求項10に記載のストレージ媒体カートリッジ機構。
  17. 【請求項17】 複数カートリッジスロットが各々に第一開口を有し、該複
    数カートリッジスロットの少なくとも一つは第二開口を有するメールスロットを
    有するストレージライブラリにおいて、 第一位置と第二位置との間で前記メールスロットを回転させるステップと、 前記メールスロットが前記第一位置にあるとき、前記メールスロットを含めた
    前記複数カートリッジスロットの各カートリッジスロット第一開口を通してスト
    レージ媒体カートリッジを一時に一個受領し放出するステップと、 前記メールスロットが前記第二位置にあるときは前記メールスロットの第二開
    口を通してストレージ媒体カートリッジを一時に一個受領し放出するステップと
    を含むことを特徴とする複数のカートリッジスロットを作動させる方法。
  18. 【請求項18】 重力により前記メールスロットを前記第二位置に向けて偏
    位させるステップ をさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記メールスロットを前記第一位置に向けて弾性力で偏位
    させるステップ をさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記メールスロットが前記第二位置にあるときは弾性力に
    より前記メールスロットを前記第二位置に向けて偏位させるステップ をさらに含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記メールスロットを前記第一位置で捕捉するステップ をさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記メールスロットがいつ前記第一位置にあるかを検出
    するステップ をさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記複数のカートリッジスロットが開口付きハウジング内
    に配置されており、該方法が、 前記メールスロットが前記第一位置と第二位置との間で回転されるとき、前記
    ハウジングの開口を通って前記メールスロットの第二開口を横断するステップ をさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
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