JP2003512962A

JP2003512962A - カード支持面を維持するｉｄカードインバータ

Info

Publication number: JP2003512962A
Application number: JP2001534703A
Authority: JP
Inventors: フュルマー，ガリー，ビー．
Original assignee: ファーゴエレクトロニクスインコーポレイテッド
Priority date: 1999-10-29
Filing date: 2000-10-27
Publication date: 2003-04-08
Also published as: WO2001032540A1; EP1224139A1; CN1399610A; KR20020053073A; US6279901B1

Abstract

(57)【要約】カード支持面を維持するＩＤカードインバータを提供する。【解決手段】カードインバータ(10)すなわち“裏返し器(flipper)”は、両面に印刷及び／又は薄膜を被覆されるカード(18)を裏返すために、カードプリンタ(14)および圧延装置(20)に接続されて使用される。一方の面の処理が完了した後、カード(18)は裏返され、カードの他の面を処理するために処理ステーションに戻される。これは、処理のために異なるステーションに移動されるようにプログラムされているカード、例えば“スマートカード(Smart Cards)”になされ、また薄膜被覆ステーション(20)に接続して使用されることができる。そこでは、カード(14)は両面に印刷され、その後、薄膜フィルムが該カードの両面に被覆される。カードインバータ(10)すなわち裏返し器は、カード(18)の面を２分する中心軸の回りに支持され、裏返しは、カード面がカード(18)の裏返し位置がカード(18)の最初の位置と同じに保持されるように、この軸の回りに行われる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】発明の背景本発明は、カードを受け取り、次に該カードを横切りかつカード面を２等分す
る軸の回りに回転し、反転を含む任意の角位置に回転された時に、該カードの面
が回転軸上に止まるようにするＩＤインバータ（ＩＤカード裏返し装置）に関す
る。

【０００２】種々のカード“裏返し器（flippers）”またはインバータが当該技術分野で開
発されており、カードが１８０°裏返されると、カードの面はその当初の面から
オフセットされるものが開発されている。米国特許第７７１０５８号は、カード
の面の中心軸の回りにカードを回転させる装置を開示しているが、それは、少な
くとも２組のローラと該ローラのためのベルト駆動を必要としている。

【０００３】多くの場合には、身分証明書カード（ＩＤカード）の両面に情報を印刷し、ま
た該両面に印刷されたデータ、写真、ホログラフ等の上に保護薄膜を被覆するこ
とが望まれる。効果的に両面に印刷し薄膜を被覆するために、カードは裏返され
、次いで逆方向に、プリンタヘッドまたは薄膜被覆部を通り越して移動され、そ
の後カードの第２の面に印刷または薄膜層の付加が実施されるように前方向に移
動される。カードインバータまたは裏返し器がカードの面をオフセットすると、
第２の面に作用を施すために、カードを処理するための特別な調整がなされなけ
ればならなくなる。本発明では、カード面は、１８０°の反転をした後にも変移
しないので、カードはその第２の面を処理するために、プリンタまたは薄膜被覆
部を通り越してたやすく送り返すことができるようになる。

【０００４】発明の要約本発明は、ＩＤカードを受け取る１対のガイドと、カードをつかみそれをガイ
ドに沿って移動し、所望の時に該カードを保持またはクランプする駆動部とから
なるプレート装置を有するカードまたは基板インバータに関する。該駆動及びク
ランプは、１対のローラからなる。一方のローラは、カード面を２分する軸を持
つ入力シャフトに支持されているギア装置により駆動される。該入力シャフトは
カードガイドと、該カードガイドの一方の側にある駆動ローラを支持する。分離
ガイド部支持体と裏返しの駆動部は、前記カードガイドの他方の側に設けられて
いる。分離駆動部は、カード駆動部を含むガイドを、カードの面の中心を通る軸
の回りに裏返しさせるために使用される。該ガイドは、必要又は所望に応じて、
１８０°または３６０°回転されることができる。この回転は、もし、該カード
、例えばスマートカードの符号化回路、カードを符号化するための磁気符号化装
置、カードの磁気ストライプ、または非接触（ＲＦ）回路で符号化されるカード
のようなカードが、処理のためにその走行面からずらされる必要があれば、他の
角度位置に停止するようにすることができる。

【０００５】インバータ駆動装置は、標準的な駆動モータを用いて、簡単に作動させること
ができる。カード駆動ローラは、インバータの一方の側から回転可能に駆動され
、一方、プレート組立体を形成する１対のプレートからなるガイドは、カードの
回転を行うカードインバータの他方の側から駆動される。

【０００６】示されているように、１対のローラを使用すると、カードの位置を大変正確に
制御できるようになり、また複数組のローラを分離するためにベルト駆動を使用
するのに比べて安価に製作できるようになる。本発明のローラは、カードの駆動
または送りとして作用すると共に、カードを保持するためのクランプとしても作
用する。

【０００７】図面の簡単な説明図１は、カードに薄膜を被覆するのに使用される代表的な薄膜被覆装置の概略
図であり、それに本発明により形成されたカードインバータが用いられている。図２は、図１のカードインバータの拡大斜視図を示す。図３は、本発明により形成されたカードインバータの平面図である。図４は、図３を４−４線で切断した側面図であり、１部分が破断されている。図５は、図３を５−５線で切断した断面図である。図６は、図３を６−６線で切断した断面図である。

【０００８】実施形態の詳細な説明図１には、本発明のカードインバータ１０がプリンタおよびカード薄膜被覆装
置１２の薄膜被覆と関連して詳細に示されている。プリンタおよびカード薄膜被
覆装置は、一般的にはカードプリンタ内で使用されるが、カードの両面をプリン
トまたは薄膜被覆するプリンタは本発明のカードインバータを使用するであろう
。

【０００９】カード給紙およびプリンタ１４が概念的に示されている。カードの一方の面に
プリントした後、カードは第１のカードインバータ１０Ａへ送られる。この第１
のカードインバータ１０Ａは、インバータ１０と同じ構造であり、もし望まれる
なら、カードを裏返しにし、他方の面にプリントするためにそれをプリンタへ送
り返す。薄膜部品供給装置１６は、例えばＩＤカード上に被覆するために、薄膜
形成部２０に薄膜材料の個々の部品を供給する。薄膜形成部または薄膜ステーシ
ョン２０は、カード表面に、薄膜材料の層を接着させるための熱源を含んでいる
。図示されているように、薄膜形成は、カードと薄膜材料が通過する、加熱され
た圧延ローラ２２とピンチすなわち支持ローラ２４とで実施される。カードの両
面が印刷される場合には、薄膜材料はカードの両面に設けられるが、薄膜は一度
には一面だけに形成される。薄膜ステーション２０は、任意の構造であってもよ
く、ローラに限定されない。

【００１０】カード伸張器２６は、圧延ローラ２２からカードを受け取り、熱の印加により
カード内に起きているカールを伸張するために設けられている。その後、カード
１８は、インバータ１０内に送られる。該インバータ１０は、薄膜が形成されて
いない面を上向きにするように、カード１８を裏返しにするために用いられる。
裏返しにされたカードは、薄膜部品供給装置１６から他の薄膜を受け取るように
カード伸張器２６を通って薄膜形成部２０に送り返される。このようにして、カ
ード１８の第２の面に薄膜が被覆される。

【００１１】両面印刷は、好ましくは、まず一方の面を印刷し、インバータ１０Ａでカード
を裏返しにし、プリンタへカードを送り返し、第２の面を印刷し、その後両面に
薄膜を被覆することにより、行われる。

【００１２】カードインバータ１０（および１０Ａ）は、図２〜６に示されているように、
ある間隔をおいて設けられ、かつスタブシャフト（stub shaft）３３と３４を回
転可能に支持するベアリングまたはブシュ（bushing）３２と３５（図３）を支
持するために使用される、適当なフレーム（機体）側壁３０，３０を含む。カー
ドインバータは図示されているように、プレート３８と４０からなる一対のカー
ドガイドで形成されたカード支持体３７を含む。案内板３８と４０は、壁３０に
垂直な平面を持つ平らな部材である。カード支持体３７の案内板３８と４０は、
それらの端部にフランジを有している。すなわち、上方の案内板３８は向かい合
うように上方に曲げられたフランジ３８Ａを有し、下方の案内板４０は下方に曲
げられたフランジ４０Ａを有している（図６）。

【００１３】フランジ３８Ａおよび４０Ａはギア筐体の一方の側に取り付けられている。フ
ランジ３８Ａおよび４０Ａは、両側にあるベアリングとシャフトの支持体である
駆動筐体４２と４４に取り付けられている。フランジ３８Ａおよび４０Ａは図示
されているように適当なねじで筐体４２と４４にそれぞれ取り付けられ、それに
より、カード支持体３７が筐体によって支持されている。

【００１４】カード案内板３８と４０は所望の間隔だけ離れて平行に支持されている。案内
板３８と４０は、図２に３８Ｂとしてまた図６に４０Ｂとして示されている中央
開口を有している。開口３８Ｂと４０Ｂは、駆動ローラ５２とピンチローラ５０
が案内板のそれぞれの平面を通って案内板３８と４０間にある４８（図６）で示
されている空間に入るようにする。下側のローラは遊びピンチローラまたは従動
ローラ５０であり、上側の駆動ローラ５２は例えば図５と６の両方に示されてい
るカード１８を駆動するために駆動される。下側のローラ５０は、ギア筐体４２
の壁に適当なベアリングにより回転可能に装着されているシャフト５４に装着さ
れており、またローラ５０がシャフト５４の軸の周りに回転可能に装着されるよ
うに、回転可能に駆動筐体４４に装着されている。下側ローラ５０の周囲の一部
は、開口４０Ｂを通って空間４８内に突出している。

【００１５】駆動ローラ５２は、該ローラを通って延び、駆動可能に装着しているシャフト
５８に装着されている。シャフト５８はギア筐体４２に支持され、その中に延び
ている。平歯車６０は、図４と６に示されているように、ギア筐体４２の中でシ
ャフト５８に駆動可能に装着されている。ギア筐体４２は、図４に破断図示され
、ギア６０が示されている。シャフト５８の反対側端部は、駆動筐体４４中の適
当なベアリング（図示されていない）中に装着されている。

【００１６】ローラ５０と５２の間隔は、エラストマ（elastomer）の表面を持つローラが
カード１８に係合しこれを駆動する大きさに選択される。ローラ５２が回転を停
止すると、ローラは裏返しにする位置でカードを保持またはクランプする。駆動
シャフト５８用のギア６０は、スタブシャフト３４に取り付けられているギア７
０で駆動される。スタブシャフト３４は、側壁３０の一方の中にあるベアリング
またはブシュ３２に装着されており、該スタブシャフト３４の他端はギア筐体４
２の中の適当なベアリングに回転可能に装着されている。該スタブシャフトは、
ギア筐体４２の支持部材となっている。平歯車７０は、ギア筐体４２中でシャフ
ト３４に駆動可能に装着されており、シャフト３４を駆動するのに使用される逆
転可能でありかつ可変速の直流モータ６６が作動している時にシャフト５８がギ
ア７０と６０を経て回転されるように、ギア６０を駆動する働きをする。

【００１７】駆動筐体４４に隣接するカードインバータ１０の他方の側は、フレームの他方
の壁にあるブシュ３５に装着されている。シャフト３３は、駆動筐体４４に駆動
可能に装着されている。スタブシャフト３３と３４は同軸であり、シャフト３３
と３４の軸は、ローラ５０と５２に保持されたカードの平面中央部に位置してい
る。このため、シャフト３４と３３の回転軸はカード１８の２等分線に沿って位
置し、これらのシャフトの軸はカード面に平行にされている。ステッパ（steppe
r）モータ７８は、適当な方法でシャフト３３を駆動するために使用され、この
モータは、ブシュ３５中でシャフト３３を回転させ、シャフト３４の軸回りに駆
動筐体４４を駆動する。カードインバータの側部にある支持プレート３８と４０
のフランジ３８Ａと４０Ａは駆動筐体４４に取り付けられているので、インバー
タ装置またはカード支持体の全体は、ローラ５２を駆動することなしに、シャフ
ト３４の軸回りに回転する。シャフト３３と３４は同軸であるから、ギア６０は
ローラ５２を回転することなしにギア７０回りに回転する。ステッパモータ７８
は所望の角位置で、インバータ装置またはカード支持体の回転を停止させるため
、制御部９２で制御されることができる。

【００１８】したがって、駆動筐体４４が回転すると、ローラ５０と５２中のカード１８は
クランプされ、その面内に移動しない。しかし、図示されているように、シャフ
ト７４の回転によって、その位置から１８０°裏返される。ローラ５０と５２は
、それが裏返されるときにカードをクランプする働きをする。

【００１９】モータ７８は停止されることができる。そうすると、筐体４４はその停止位置
にロックされる。１８０°の裏返しがされている間、カードは所望の角位置に停
止されることができる。そして、モータ６６が再度駆動されると、ローラ５２は
ギア７０と６０により駆動され、カード１８に係合し、支持プレート３８と４０
に沿ってカードを駆動する。

【００２０】１組のローラ５０と５２（１個の駆動ローラおよび１個のピンチローラ）は回
転の間、ＩＤカードを安定に保持するようクランプする。ローラ５０は、カード
１８をクランプし、電力を供給された時にカードを駆動するローラ５２のための
バッキング（backing）構体を形成している。モータ６６は、もしそれが使用さ
れると、カード伸張器を通って薄膜形成部２０にカードを戻すために逆方向に回
転される。カード１８は、プリンタから送られてくるカードを、適当な駆動ロー
ラで受け取られ、その後カードの第２の面を上にして、薄膜形成部２０の薄膜形
成ローラ２２へ再給紙される。そして、その後、カードは薄膜を被覆される。そ
れから、カードインバータ１０はカードを受け取り、ローラ５０と５２は、カー
ドがインバータを通り抜けるように駆動される。最後に、カードは蓄積ホッパま
たは他の容器に排出される。インバータ１０Ａは、第２の面に印刷するためにカ
ードを裏返しにし、その後カードに薄膜を被覆する付加処理をするためにカード
を移動させる。

【００２１】カードセンサ９０は、プレート３８上に置かれ、プレート３８と４０の間にカ
ードが存在するか否かを検知するのに使用される。センサの信号は、制御のため
に設けられているプログラムに従って、カードを移動するためのモータに電力を
供給する、またはモータ７８によってカードを裏返しにする制御を行う中央制御
部９２に供給される。この制御は、またプリンタと第１のインバータ１０Ａを通
るカードの移動を行う。

【００２２】インバータは少しの複雑な可動部分を持つが、このように簡素に構成されてい
る。そして、該インバータは、カードの回転後の位置が、それが始動したときと
同じ面へ復帰するように、カードを２分する軸の回りにカードを回転させる。こ
のことは、カードが初期位置からオフセットされないので、カードがカード伸張
器に直接戻ることができるようにする。カードを裏返している間カードをクラン
プするためと、インバータを通ってカードを移動させるためとに、単に１組のロ
ーラが必要とされるだけである。

【００２３】本発明は、好ましい実施形態を参照して説明されたが、当業者は、本発明の精
神および範囲から逸脱することなしに変更できることを認識するであろう。

【図面の簡単な説明】

【図１】カードに薄膜を被覆するのに使用される代表的な薄膜被覆装置の概略図であり
、それに本発明により形成されたカードインバータが用いられている。

【図２】図１のカードインバータの拡大斜視図を示す。

【符号の説明】

１０……カードインバータ、１０Ａ……第１のカードインバータ、１２……カ
ード薄膜被覆装置、１４……プリンタ、１６……薄膜部品供給装置、１８……カ
ード、２０……薄膜形成部、２２……圧延ローラ、２４……支持ローラ、２６…
…カード伸張器、３０……フレーム（機体）側壁、３４……スタブシャフト、３
７……カード支持体、３８，４０……案内板、５４，５８……シャフト

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続きＦターム(参考） 2C005 HA17 HB01 JA18 JB02 JB08 KA40 LA19 LA22 3F049 DA12 DB02 EA17 EA24 EA27 LA10 LB09 3F102 AA09 AB05 BB13 BB14 CB01 EA03 EB01 FA07 FA08

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】カード支持体、前記カード支持体の各側にあり、同軸でかつカ
ード支持体の中央部に沿って設けられている１対の装着シャフト、前記カード支
持体に関連してカードを保持するためのクランプ、および前記シャフトの回りに
カード支持体を回転するために、少なくとも前記１対のシャフトの一方から該カ
ード支持体を駆動する駆動部を具備し、カードの面の中心軸の回りにカードを裏返すためのカード処理機構。
【請求項２】請求項１のカード処理機構において、前記カード支持体の一方の面に設けられ、カードに係合し、かつ対向部材に対
して該カードを押しつけるクランプの一部を形成する少なくとも１個のローラを
含み、ギアを駆動する前記シャフトの片方が、前記１個のローラを回転するために、
該片方のシャフトの軸からオフセットされている軸の回りを回転するギアを含む
ことを特徴とするカード処理機構。
【請求項３】請求項２のカード処理機構において、前記対向部材が、回転可能なローラからなることを特徴とするカード処理機構
。
【請求項４】請求項３のカード処理機構において、前記カード支持体が、１対のカード支持プレート、該カード支持プレートの間
に置かれたカード、該カード支持プレート間のカードに係合するために、分離プ
レートの開口を通って延びる各々のローラからなることを特徴とするカード処理
機構。
【請求項５】請求項１のカード処理機構において、前記クランプは駆動ローラとピンチローラとからなり、１対の装着シャフトは
、駆動ギアと、被駆動ローラ用のシャフトに装着され、かつ駆動ギアに噛み合う
被駆動ギアとを有する１つの装着シャフトを含み、前記１対の装着シャフトの一
方を駆動することにより、駆動ローラが駆動されることを特徴とするカード処理
機構。
【請求項６】請求項５のカード処理機構において、前記シャフトの片方が駆動可能に駆動筐体に装着され、前記ローラが前記駆動
筐体に回転可能に装着されているシャフトを有し、前記装着シャフトの片方が駆
動可能に前記駆動筐体に接続されていることを特徴とするカード処理機構。
【請求項７】カード面の中心軸の回りにＩＤカードを回転させるためのカー
ド処理機構において、該カード処理機構は、間隔を置いて配置された１対の支持壁と、カードガイド
の両側にあり、かつ前記間隔を置いて配置されたそれぞれの支持体壁にベアリン
グを介して延びる分離装着シャフトに装着された第１及び第２の筐体に支持され
た１対のカードガイドの組立体と、前記カードガイドの中央部分に装着され、一
方が第１のカードガイドの一方の側に、他方が第２のカードガイドの他方の側に
装着された１対のみのローラと、該ローラの一方を駆動するために前記装着シャ
フトの一方に設けられた駆動ギアとを具備し、前記ローラが前記装着シャフトの
他方により支持された筐体内に延びかつ回転可能に装着されたシャフト部分を有
することを特徴とするカード処理機構。
【請求項８】請求項７のカード処理機構において、カードガイド間にカードが存在するか否かを検知するために、前記カードガイ
ドの一方に設けられたカードセンサを具備したことを特徴とするカード処理機構
。
【請求項９】請求項７または８のカード処理機構において、それぞれの装着シャフトに駆動可能に接続された別個の制御可能なモータと、
該モータを制御するための中央制御部を具備したことを特徴とするカード処理機
構。
【請求項１０】請求項７，８または９のカード処理機構において、他方の装着シャフトを駆動するための制御可能なモータと、両方のカードガイ
ドに駆動可能に接続される該他方の装着シャフトによって支持される筐体とを具
備し、前記制御可能なモータが、前記他方の装着シャフトの軸の回りに任意の角
位置で、カードガイドを停止させるように制御できるカード処理機構。