JP2003511734A - コンタクトレンズ及びコンタクトレンズをコーティングする方法 - Google Patents

コンタクトレンズ及びコンタクトレンズをコーティングする方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、所望の生理的な性能を有するコーティングされたコンタクトレンズの製造方法である。好ましくは、レンズは、親水性コーティング材料を有する疎水性コンタクトレンズから形成される。疎水性レンズ基材は、1より大きい膨張率を有する親水性材料でコーティングされる。コーティングされたレンズは、物理的欠陥部分が少なく、表面粗さの小さいプロフィールを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンタクトレンズに関する。さらに詳細には、本発明は、1つの材料
でつくられ、他の材料でコーティングされたコンタクトレンズの基材と、コーテ
ィングされたレンズの良好な生理的な性能を達成するためにこのような組み合わ
せを選択し準備する方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】
種々の理由によって1つの材料の基材を異なる材料でコーティングすることは
、コンタクトレンズの製造方法として提案されてきた。このコーティングは、基
材の性質または特性とは異なる性質または特性を提供することができ、これは、
レンズ材料自身のバルク特性は別としてレンズの表面として特に望ましい。保水
性、たんぱく質が堆積しないようにする特性、生物適合性、紫外線遮断性、他の
好ましいレンズ特徴及び特性は、この方法によって解決されると考えられる。
【0003】 例えば、米国特許第5,779,943号は、成形型内でバルクポリマーを潜
在親水性材料によってコーティングすることによってコンタクトレンズのような
成型品を準備することを提案している。成型品は、その表面でより保水性を有す
るようにされる。Morraらに付与されたWO96/24392によれば、生物適
合性を改善するためにヒアルロン酸で基材をコーティングすることが提案してい
る。コーティングされた基板についての1つの提案された使用法は、眼内レンズ
において使用される。WO94/06485は、レンズ表面がより保水性を有す
るようにする装置をつくるために炭水化物で疎水性材料をコーティングすること
を提案している。WO93/00391は、基材をより親水性を有するようにし
、涙のタンパク質が接着しないようにするために親水性コーティングポリマーを
有するヒドロゲルでコーティングすることを提案している。米国特許第5,70
8,050号は、シリコンオイル、ポリサッカライド、または変性コラーゲンで
レンズの基材をコーティングしてその表面をさらに親水性を有するようにするこ
とが提案されている。保水性と酸素透過性が望ましいレンズ特性であるという認
識を越えた部分で、すなわち、生理学的な適合性のための基板/コーティングの
選択及び用途基準については、ほとんど考慮されていない。すなわち、基板及び
コーティング材料を決定するために使用できる基準及び生理学的に良好な性能を
提供する適用条件がほとんどない。
【0004】 このような厳しいパラメータについて計算することなく、親水性コーティング
材料で疎水性モノマーからつくられたレンズ基材を簡単にコーティングすること
は、上述したようなレンズの乾燥及び表面堆積のような問題を解決しない。この
材料からつくられたレンズが実際に生理学的な状態に配置されるまで、与えられ
たレンズ/コーティングの組み合わせまたはコーティング処理が成功することは
予測できなかった。したがって、良好な特性を与えるように見える材料が実際に
着用者の目に配置されるときにのみ、上述した負の条件が明らかになった。これ
は、製造工程において、コンタクトレンズのロット毎の変化によって大きく変化
する生理学的な効果を予測する能力をほとんど有さない経験的な技術によって、
適当にコーティングされたコンタクトレンズ材料及びコーティング方法の選択を
残す。
【0005】 コンタクトレンズ材料として使用されるシリコン及び他の疎水性材料(例えば
、ポリフルオリネートポリマー及びポリプロピレングリコール)は、コーティン
グ処理によって解決される特定の課題を提供する。このようなレンズ材料の酸素
透過性は、多くの場合非常に望ましいものとなる。しかしながら、このような材
料の表面は、望ましい水準の保水性を提供しない。これは、疎水性材料からつく
られたレンズの他の特性において、コンタクトレンズが乾燥すること、ほこりが
付着することなどの不快感を招く。このようなポリマーの表面は、たんぱく質、
脂質、ムチンのようなある涙成分について親和性を有する傾向がある。これは、
レンズを装用したとき、表面の堆積を増大させ、不透明な沈殿物による汚れを生
じる。このようなレンズは、角膜に強く付着し、角膜の上皮に大きな損傷を招く
可能性がある。疎水性レンズ材料をコーティングし、その表面の保水性を変化す
るための可能性のある方法として、プラズマコーティング処理、水処理及び有機
コーティング処理及び表面のデリビタイゼーションが挙げられる。
【0006】 コンタクトレンズ製造の分野において、生理的な条件においてあまり信頼性の
ない試験に依存することなく材料の選択及び製造のために予期される方法からの
非常に大きな利点がある。このような試験は、なくすことができないが、さらに
よく予期されるモデルは、試験すべき異なるオプションの数を低減することによ
って材料の選択処理を簡単にすることができる。また、それらは、レンズの製造
とレンズの試験との間に、それほど有効で有利ではない材料の組み合わせレンズ
から有効で有利な材料の組み合わせレンズを識別する手段を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コンタクトレンズ基材を他の材料でコーティングして所望の生理学
的な性能を達成する方法である。本発明の1つの側面において、基材は、1より
大きい表面積膨張率を有するコーティングでコートされている。コーティングさ
れたレンズは、物理的な欠陥が少なく、表面の粗さが小さい。好ましくは、それ
らは、準ミクロンのコーティングの厚さである。
【0008】 本発明の他の実施形態において、疎水性モノマーからつくられたレンズ基材は
、1より大きい表面積膨張率を有する親水性材料でコーティングされる。 本発明の他の側面において、コンタクトレンズをコーティングする方法は、レ
ンズ基材材料を選択する工程と、レンズ基板材料に対して1より大きい表面積膨
張率を有するコーティング材料を選択することと、レンズ基材の材料をコーティ
ング材料でコーティングする工程と、物理的な欠陥が少なく、表面粗さの小さい
コーティングされたレンズを選択する工程と、を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】
良好な生理的性能は、本発明によって製造されたコーティングレンズで得られ
る。この仕様の目的のために、次のような良好な生理学的な性能または生理学的
な互換性がレンズに付与され、すなわち、このレンズは、目に接触するとき、良
好な医療的な装用感(平均装用感>50ポイントのサブジェクトスケールの40
)、良好な保水性(非侵入性涙破壊時間(NIBUT)>5秒)、最小限の角膜分裂
(平均最大角膜の汚れ≦1)及び最小眼のレンズのスポイリング(平均堆積≦ス
ライト)を有する。これらの基準に合致するレンズが生理学的に合致するコンタ
クトレンズであり、この用語は、この明細書を通して使用される。
【0010】 実際に、コンタクトレンズにつくられる基材は、コンタクトレンズが透明であ
り、酸素透過性を有する場合には、本発明において使用することができる。適当
な基材は、シリコン共重合体、インターポリマー、低重合体及びマクロマーのよ
うな疎水性材料からつくられたポリマーを含む。ポリシリコンは、ポリジメチル
シロキサン、ポリジメチル−コ−ビニルメチルシロキサンである。他のシリコン
は、1966年1月11日にBeckerに付与された米国特許第3,228,741
号に説明されたシリコンゴムであり、1967年9月12日にBurdickらに付与
された米国特許第3,341,490号に開示されたような混合物、1970年
6月30日にPolmanteerに示された米国特許第3,518,324号に付与され
たシリコン合成物である。米国特許第4,136,250号、同第5,387,
623号、同第5,760,100号、同第5,789,461号、同第5,7
76,999号、同第5,849,811号、同第5,314,960号及び同
第5,224,981号に示された基材は、この発明で使用するために特に適し
ている。メチルグルコース及びプロピレン酸化物及びHEMAベースヒドロゲル
のプロポキシレートのクロスリンク処理されたポリマーは、本発明の処理に適し
ている異なるクラスの基材である。
【0011】 本発明の基材を形成する際に使用する好ましいシリコン成分は、クロスリンク
処理されたポリシロキサンであり、このポリシロキサンは、米国特許第4,14
3,949号に開示されているような、ヒドロシリレーション、共縮合及びフリ
ーラジカル機構によってクロスリンク処理されたシロキサンプレポリマーによっ
て得られる。さらに好ましいシリコンベース基材は、α、ω−ビスアミノプロピ
ル・ポリジメチルシロキサンのクロスリンク処理されたポリマー及びジリシディ
ルメタクリレートのクロスリンク処理されたポリマーである。特に好ましい基材
は、グループトランスファーポリメリゼーション触媒存在下でメタクリレート1
または複数シリコンモノマーを化合させ、マクロマーを形成することによってつ
くられるシリコーン組成物である。このマクロマーは、続いて他のモノマーと重
合され、最終的な基材となる。GTPポリマーをつくるために使用されるイニシ
エータ、反応条件、モノマー及び触媒は、Encyclopedia of Polymer Science an
d Engineering Ed.(John Wiley & Sons)のO.W.Websterによる「Group Transfe
r Polymerization」の580頁,1987年に記載されている。
【0012】 選択されたコーティングは、最初に基材に接着されなければならない。これは
、共有結合またはイオン結合のような化学的な結合を介して接着されるか、コー
ティングが基材に接着されることができる限り物理的吸引を介することができる
。すなわち、コーティングは、寿命(貯蔵時間とユーザの眼と接触している時間
)を通してレンズの基板に接着したままでいることができなければならない。1
つ以上のコーティング層を使用することもできる。これは、コーティングが、以
下に詳細に説明するように必要な表面を提供するが、特に基板それ自身と互換性
を有さないことが特に望ましい。例えば、親水性コーティングを基材に接着する
ために結合層または結合剤を使用することができる。多数のカルボニルグループ
を有するコーティング層が、このような実施形態においてジアミン結合層を使用
することによってポリオレフィン基板に結合されることができる。互換性レンズ
基板、コーティング、及び結合層(必要である場合には)材料の選択は、この技
術分野の当業者によく知られている。
【0013】 単一の接着剤は、この発明のコーティングされたレンズをつくるには十分では
ない。このコーティング材料は、レンズ基板に対して1よりも大きい表面積膨張
率を示すものでなければならない。この明細書を通じて使用する「コーティング
表面積膨張率」という用語は、レンズがコーティング条件から最終的な生理食塩
水で処理されるときに、コーティングによって被覆されたレンズ表面積の一部分
が膨張することを意味する。膨張率は、コーティング状態から生理学的バッファ
に移るとき、コーティングの結果として、レンズの表面積の増加を測定すること
によって得ることができる。実際には、これは、原子力顕微鏡(AFM)を使用
してコーティングによる表面積の部分的な増大を測定することによって直接測定
することができる。例えば、任意のAFMの真の表面積は、生理的な条件の下に
コーティングされた商品について、またコーティングされた条件でコーティング
されない商品について決定されることができる。これらの測定値の比は、コーテ
ィング膨張率として定義される。20×20μmの走査面積を使用して、コーテ
ィングされた表面積が412μm2 であることが分かるが、真のコーティングさ
れないレンズの表面積は、400.8μm2 である。コーティングの表面積膨張
率比は、1.0279である。
【0014】 コーティング溶液のpH、温度、イオン強度、誘電定数のようなパラメータは
、考えられる材料に依存してある範囲内で特定の組の条件において基材及びコー
ティングの適当な相対的な膨張条件を示す材料を選択し組み合わせるために使用
することができる。例えば、イオンコーティングポリマー(及び/又はレンズ)
は、pHによって著しく容積を変化させることができる。したがって、pHは、
コーティング処理中基材に対してコーティングを収縮するために選択することが
できる。
【0015】 別の例として、レンズ基材が大きく膨張するように、コーティング条件を設定
することができる。これは、コーティング溶液の温度を使用するか、誘電定数を
変化させることによって制御することができる。イソプロパノール、エタノール
、アセトニトリル、テトラヒドロフランのような溶剤の2つまたは3つの成分に
よってレンズが膨張するシリコンヒドロゲルレンズにおいて有機溶剤が特に有効
である。非常に親水性を有するコーティングは、これらの条件の下では余り膨張
しない。また、水の少ない固体のペーストとして水和処理されたレンズにコーテ
ィングを付与することが可能である。1.00以上の膨張率を与える組み合わせ
は、1.01以上の膨張率を与える組み合わせが好ましい。容認できるコーティ
ングは、1.03以上の膨張率を有するが、それは本発明の範囲内である。しか
しながら、このような大きな表面積膨張率がこの明細書で容認できるものとして
説明したものを越えて表面粗さを形成する場合、コーティングは使用することが
できない。
【0016】 コーティング材料及びレンズ基材材料の組み合わせは、例えば、非イオン性の
シリコンヒドロゲル基材より大きい膨張率を有し、この基材は、20%と50%
との間の水と、ポリアクリル酸(PAA)、ポリ(メタクリル酸)、ポリ(イタ
コン酸)、ポリ(マレイン酸)、ポリ(スルフォプロピル・メタクリレート・ナ
トリウム塩)及び低いpHでコーティングを行うこれらの酸モノマーのブロック
またはランダム共重合体のような陰イオンのコーティングポリマーとを含む。ま
た、ポリアクリルアミド、ポリジメタクリルアミド、ポリビニルアルコール、セ
ルロース、デキストラン、ポリエチレン酸化物のような非イオンポリマーコーテ
ィングを有する非イオンシリコンヒドロゲルレンズも考えられる。
【0017】 コーティングは、約0.1nmと500nmとの間のサブミクロンの高さで行
われる。それらは、水溶液、懸濁液、またはコロイドとして準備され、コーティ
ングを基板と均一に接触するようにする任意の処理によって基板にコーティング
される。例えば、浸漬、スプレー、ブラッシング、及びスピンコーティングは、
すべて有効なコーティング処理技術である。浸漬及びスプレーは、好ましい処理
である。なぜならば、コーティングの適当な厚さ及び均一性は、それらによって
最も容易に達成されるからである。最も好ましい実施形態において、サブミクロ
ンの水準のコーティング厚さは、約0.1%と6.0%との間のPAAの溶液の
ようなコーティング材料の希釈ポリマー溶液を用意することによって達成される
。シリコンベースのポリマー基材は、5℃乃至80℃の温度で1分と120分と
の間で浸漬され、その後、バッファ食塩水溶液を使用して未反応のポリマーが洗
浄されるほぼ30分以上5段階の洗浄が行われる。
【0018】 この処理は、物理的に欠陥部分の少ないプロフィールのコーティングを残す。
この明細書を通して使用される「物理的に欠陥部分の少ないプロフィール」と言
う用語は、一旦、コーティングされた後、コーティング層の欠陥部分の最大寸法
が4.6μm以上の穴または破れのような物理的な欠陥部分を有しないことを意
味する。穴または破れは、4.0μm以下、最も好ましくは0.5μm以下が好
ましい。このパラメータは、合流に達するのに十分な条件の下でコーティングを
行い、レンズ基材の全体を等しく等価な条件にすることを保証することによって
得られる。例えば、この方法は、コーティング材料自身及びすべての作動エレメ
ント(例えば、クロスリンク剤、触媒、及びイニシエータ)が、時間で平均され
たとき、均一に配分されることを必要とする。コーティング中、器具、成型部分
等とレンズの一部分との間に接触を必要とする処理は、この基準に合致しない。
レンズ基材が自由に浮き、コーティング溶液が、等方性であり、拡散が制限され
ない溶液コーティング処理が最も好ましい。さらに、ごみやくずがレンズに付着
してはならず、コーティングが欠陥部分を形成しないように均一な表面が形成さ
れる。この表面の均一性の要求は、レンズの位相分離(ドメイン)が寸法で4.
6μmより小さくなければならないことを意味する。コーティング材料の選択を
含む1つの側面において、この基準は、4.6μm以上の空所すなわち、「スフ
ェラルティ」を形成するために公知のポリマーを使用することをできなくする。
【0019】 この要求に合致するコーティングされた基材が、使用のために選択され、この
基準に合致しないものが廃棄される本発明の側面において、この寸法の表面の欠
陥部分を検出する方法を使用することができる。このような方法は、例えば、原
子力顕微鏡(AFM)、スタイラス及び光プロフィロメトリ、走査電子顕微鏡を
含む電子顕微鏡を含む。
【0020】 この処理は、欠陥部分の少ないプロフィールを有するコーティングされたレン
ズ基材を提供することに加えて、表面の粗さが小さいプロフィールを有するコー
ティングがされた基材に水分を与えなければならない。この明細書を通して使用
される用語の「表面粗さの小さいプロフィール」は、コーティングされたレンズ
基材の表面で10×10μmの面積上で475μnm以下のピーク対ピークの表
面粗さである。ピーク対ピークの粗さは、10×10μmの画像面積で最も高い
ピークから最も低い谷の間の差として定義される。この基準は、成形型を円滑に
し、コーティングされないレンズの基材の円滑性を確実にし、 表面に過剰な粗
さを形成しないようにレンズのコーティングされる量を制御することによって、
合致される。米国特許第4,565,348号及び同第4,640,489号は
、これらの要求に合致する成形型の製造方法を示す。
【0021】 この要求に合致するコーティングされた基材は、使用するにあたって選択され
、この基準に合致しないものは破棄される本発明の側面において、この表面粗さ
の大きさを検出する任意の方法を使用することができる。このような方法は、ゴ
ニオメトリー光スキャッタリング器具(GOSI)、ダイレクト光顕微鏡、環境走査
電子顕微鏡によって実行されるような、例えば、AFM光拡散法を含む。製造中
に自動的に検査する装置に適合する方法が好ましい。製造設定において、もし、
光学顕微鏡でコーティングの均一性を観察することができるならば、光学顕微鏡
による方法が好ましい。この方法は、コーティングされたレンズ基材が使用のた
めに自動的に検査され、選択されるか、上述した表面粗さについて選択基準を使
用してプログラムされた命令に基づいて破棄されるように容易に自動化すること
ができる。
【0022】 レンズ基材に対して1より大きい表面積膨張率を有するコーティングでコート
された基板における本発明の側面において、コーティングは、欠陥部分が少なく
、使用のための表面粗さの小さいプロフィールが選択され、この基準に合致しな
いものは破棄される。この処理は、次のように行われる。
【0023】 レンズ基材とコーティングは、上述したように選択される。レンズ基材は、こ
のような基材を形成するための任意の公知の方法を用いて、その使用のために選
択された材料から形成される。参照によりこの明細書に組み込まれた米国特許第
4,245,069号 に開示された方法は、この目的に適している。レンズ基
材は、上述したように1より大きい表面積膨張率を有するように、基材に合致す
るコーティングでコートされる。コーティングが接着するように、コーティング
の水溶液を基材に接触させることによってコーティングを基材に接着することが
好ましい。共有結合が好ましい。レンズ基材がコーティングされると、コンタク
トレンズの製造に行われるように多数の追加的な工程が施される。これらは、例
えば、膨張工程、洗浄工程、表面活性剤のような添加物の添加工程、抽出工程等
を含む。
【0024】 コーティングがレンズ基材に接着した後の時点、好ましくは、説明した中間の
時点で、レンズは、物理的な欠陥部分を有するプロフィール、粗さのプロフィー
ル、またはその双方を検査することができる。これは、好ましくは、基材をコー
ティング材料でコートする前に着色剤を有するコーティングを準備することによ
って容易にされ、自動化される。選択基準に合致することが分かったこれらのレ
ンズは、販売するために配送するために次の工程に前進され、基準に合致しない
ものは、破棄される(すなわち、販売するために配送はされない)。
【0025】 別の実施形態として、選択処理について統計学的な処理をとることができる。
これは、生産されるレンズの指定された一体部分(例えば、販売用ロット)内の
レンズで統計学的に関連する関連集団を識別し、母集団の大部分の部材が指定さ
れた物理的な欠陥部分及び表面粗さのプロフィールを有することについて信頼性
が得られることができるように母集団を代表する多数のレンズを分析することに
よって行われる。このような基準を有するこれらの母集団は、販売用に選択され
る。このような信頼を寄せることができない母集団は、廃棄されるか、そのある
部分が販売用に使用することができるかどうかを決定するためにさらに評価され
る。この実施形態が使用されるとき、表面粗さ及び/又は物理的欠陥を有するプ
ロフィール部分の83%の信頼性水準が必要とされる。少なくとも98%の信頼
性水準が好ましい。
【0026】 次に本発明の制限を意図しない例を説明する。例1 基材の形成 高温高圧反応炉で、GLUCAM(商標)P-20としてAmericol Corp., Edison, NJか
ら市販されている350gのメチルグルコースの20モルのプロポキシレートに
12.5gのKOHが加えられた。この混合物は、105℃まで加熱され、窒素
を散布しながら30分撹拌され、真空にされた。散布と真空状態が二回以上繰り
返された後、圧力が10psiまで上昇され、温度が125℃まで上昇された。
30psi乃至40psiの圧力と135℃を維持しながら、7時間以上にわた
って1922gのプロピレン酸化物が次第に加えられた。一昼夜にわたって連続
して撹拌した後、947gのエチレン酸化物が同様の手順で加えられた。この製
品は、9.1gの燐酸で中和され、ジカライトで濾過され、28.3mgのKO
H/gのヒドロキシル基を有するわずかに濁りをおびた液体が得られた。
【0027】 40℃で600gのドライエチレングリコールジメチルエーテルと21.0g
のトリエチルアミン、342mgのN,N−ジメチルアミノピリジンの200g
の溶液が反応フラスコ内の250gのエチレングリコールジメチルエーテルの中
の32.1gの無水メタクリル酸に7時間乃至8時間にわたって滴下するように
加えられた。この反応は、7日間40℃で継続された。
【0028】 反応温度は、25℃まで低減され、100mlの脱イオン化された水が加えら
れる。反応混合物のpHは、5%の塩酸水溶液を使用して7.0に調整される。
600gのAMBERLITE(商標)IRA96が加えられ、この混合物は、1時間半撹拌さ
れた。AMBERLITE(商標)IRA96は、濾過によって取り除かれ、混合物は、減圧し
た状態で30℃乃至35℃で揮発された。ほぼ1Lのクロロフォルムが加えられ
、できた液体は、同じ容積の5%の重炭酸ナトリウムの水溶液で二度洗浄され、
飽和塩化ナトリウムで一度洗浄された。有機層は、400gのシリカ床を通過さ
れた。100mgの4−メトキシフェノールが加えられ、加圧下でクロロフォル
ムが除去されれた。ほぼ75mlのメタノールが加えられ、減圧した状態で除去
され、残留したクロロフォルムが除去され、マクロメルが発生される。
【0029】 11.2重量%のマクロマー、40重量%のTRIS、28重量%のDMA、
0.8重量%のDAROCUR(商標)1173及び20重量%の1ヘキサノルの混合
溶液がつくられた。この混合溶液は、UV光線に30分露出されることによって
成形されたコンタクトレンズ内で固化された。この成形型は、開放され、レンズ
はイソプロパノールと水との混合物に解放され、イソプロパノールで洗浄され、
ホウ酸塩バッファ食塩水中に配置された。
【0030】例2:基材形成 次の処置によってシリコンを含むコンタクトレンズが用意される。500gの
α、ω−ビスアミノプロピル ポリジメチルシロキサン(5000MW)及び6
8gのグリシジルメタクリレートが組み合わされ、10時間にわたって100℃
で撹拌されて加熱された。この薬剤は、1500mlのアセトニトリルで5回抽
出され、残留したグリシジルメタクリレートが除去され、きれいなオイルが得ら
れた。
【0031】 25.35重量%のこの反応性薬剤、25.35重量%の3−メタクリルオキ
シプロピルビス(トリメチルシロキシ)メチルシラン、27.3重量%のN,N
−ジメチルアクリルアミド、DAROCUR(商標)1173として利用可能な0.3
1重量%の2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、
13.2重量%の3−メチル−3−ペンタノール及び8.8重量%のオクタメチ
ルシクロテトラシロキサンの混合物は、UV光線を使用してコンタクトレンズ成
形型で固化された。この成形型は、開放され、コンタクトレンズはイソプロパノ
ールに開放され、ホウ酸塩バッファ溶液に移された。
【0032】例3:コーティングの選択と適用 基材の準備 30.0gのビス(ジメチルアミノ)メチルシラン、61.39gのp−キシ
レン、154.28gのメチルメタクリレート及び14℃で4399.78gの
THFで1892.13gの2−(トリメチルシロキシ)エチルメタクリレート
のTHFの13.75mlの1Mの溶液に、191.75gの1−トリメチルシ
ロキシ−1−メトキシ−2−メチルプロペンがNの大気環境で加えられた。
THF(0.40M)の30mlのTBACBが260分にわたって加えられ、
その間、反応混合物は、発熱し、30℃まで冷却される。2−(トリメチルシロ
キシ)エチルメタクリレートを加えた60分後に、467.56gの2−(トリ
メチルシロキシ)エチルメタクリレート、3636.6gのmPDMS及び36
73.84gのTRIS及び20.0gのビス(ジメチルアミノ)メチルシラン
が加えられ、混合物が発熱し、2時間にわたって30℃まで冷却された。10g
のビス(ジメチルアミノ)メチルシラン、154.26gのメチルメタクリレー
ト及び1892.13gの2−(トリメチルシロキシ)エチルメタクリレートが
加えられ、混合物が再び発熱した。2時間後、2ガロンの無水のTHFが加えら
れ、その溶液が34℃まで冷却したとき、439.69gの水、740.6gの
メタノール及び8.8gのジクロロ酢酸の溶液が加えられた。混合物は、4.5
時間にわたって、還流され、110℃の油槽で加熱され、揮発性成分が135℃
で蒸留され、水を除去するために110℃の蒸気温度に達するまでトルエンが加
えられた。
【0033】 反応フラスコは、110℃に冷却され、443gのTMI及び5.7gのジブ
チルチンジラウレートが加えられた。この混合物は、3.5時間にわたって反応
し、30℃まで冷却された。トルエンは、減圧の下で蒸発され、白い、無水の柔
軟な反応性マクロマーを生じる。マクロマーの理論的なOHの含有量は、1.6
9mモル/gである。
【0034】 ポリマーは、約20%重量のマクロマー、28.5重量%のモノメタクリルオ
キシポリジメチルシロキサン、26%重量のDMA、及び残余添加物、希釈液、
及びクロスリンク剤の混合物からつくられる。親水性でレンズ基材と化学的に互
換性があり、1より大きい相対膨張率を達成するコーティングが選択されなけれ
ばならない。親水性コーティングとして使用するため、ポリ(アクリル酸)(P
AA)が選択される。このレンズは、次の条件を使用してポリ(アクリル酸)(
Mw=250kD)でコーティングされる。
【0035】 1. レンズは、PAA[水(w/wの0.35%、250,000aveMW、
CAS#9003−01−4]@3ml/レンズの3%(w/w)水溶液に分散
された。 2. EDC([1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチル−カルボジ
イミド、98+%、CAS#25952−53−8]が0.3%の濃度(w/w
)まで粉末として加えられた。 3. 反応が21℃で1時間にわたってびんで実行された。pHは、4.0以下
である。 4. レンズは、バッファ生理食塩水で4回洗浄された。 5. レンズは、ガラス瓶に入れられ、蒸気で殺菌された。 PAAの約0.1μg/cm2 を有するコーティングされたコンタクトレンズ
が得られる。
【0036】 コーティングされたレンズ表面のAFMの分析が、デジタル装置寸法3100
AFMを使用して行われた。画像は、パッキングソリュージョンで0.06N/
mのSiNカンチレバーを使用してコンタクトモードAFMで得られた。イ
メージフォースは、データが得られる前に最小限にされ、通常、10nN未満で
ある。画像は、各レンズの前面及び後面の光領域で20×20μm内にある。平
均平方根(RMS)及びピーク対ピークとの粗さの値は、レンズの各側から36
の10×10を使用して計算された。大きなフォールド部分が、表面で観察され
た。これらのフォールド部分は、下の基材に対してのコーティングの膨張を示し
ている。コーティング表面積膨張率は、コーティングされないレンズの対応する
表面積と、コーティングされた商品の弧状の表面積と比較することによって上述
したように計算された。コーティングされないレンズの表面は、pHによって影
響を受けず、双方の測定値は、pH7.2で実行された。これにより得られる膨
張率は、1.043になるように決定された。さらに、コーティング面は、平均
平方根(RMS)表面粗さ25.2±11.2nmを呈し、4μm以上のコーテ
ィング欠陥部分(コーティングされない部分)がなかった。
【0037】 この明細書で説明した医療上の検証が実行された。医療上の検証は、コーティ
ングされないレンズに対するPAAコーティングされたレンズの30分のコント
ララテラルとして実行される(N=10の眼)。コーティングされたレンズは、
30分の試験にわたって良好な医療上の性能を有し、眼で水分を保持することが
できる。コーティングされたレンズは、さらに水分を有することができ、コーテ
ィングされない基材と比較して角膜の上皮の破裂と分離した堆積とが低減する可
能性がある。分離した堆積は、コーティングされたレンズでは観察されるが、コ
ーティングされないレンズは、中間の堆積の可能性を有する。
【0038】 この例は、眼でレンズの良好な保水性を維持しながら、1より大きい膨張率を
有するコーティングがこの検証において分離した表面堆積を中間かまたはそれ以
下に低減することができることを示している。
【0039】例4:コーティングの選択及び適用 レンズ基材は、例3に示したタイプのクロスリンク処理されたGTPマクロマ
ーのポリマー及びポリジメチルシロキサンから用意される。ポリマーはモノマー
、約18重量%のマクロマー、21重量%のポリジメチルシロキサン、21重量
%のTRIS、25.5重量%のDMAから成る添加物混合物、及び残りの添加
物、希釈剤、及びクロスリンク剤とからつくられる。レンズは、例3に説明され
た方法によってポリ(アクリル酸)PAAでコーティングされる。レンズの表面
の単位面積当たりほぼ0.1μg/cm2 のPAAを有するコーティングされた
コンタクトレンズが得られる。コーティングされたレンズ表面のAFM分析が例
3で示したように行われる。表面のフォールド部分が観察された。このフォール
ド部分は、下の基材に対してコーティングが膨張することを示している。このコ
ーティング表面積膨張率は、上述したように計算される。また、レンズ表面がp
Hで影響されないことが示されているので、双方の測定値は、pH7.2で実行
された。これらのレンズにおいて、この膨張率は、1.013であることが分か
った。このコーティング表面は、13.3±6.3nmの平均RMS(平均平方
根)表面粗さであり、4μm以上のコーティング欠陥部分(コーティングされな
い領域)は無かった。
【0040】 これらのコーティングされたレンズで医療上の検証が実行された。この検証は
、プレディケートレンズとしてACUVUE(登録商標)レンズ(Johnson & Jo
hnsonから市販されたEtafilcon A ベースコーティングされないヒドロゲルレン
ズ)と1週間にわたって行われた。 医療上の実験は、PAAコーティングされ
たレンズが装用感、グリッタネス、乾燥性、保水性及び分離した堆積の1週間に
わたって検証においてACUVUE(登録商標)レンズと統計学的に同一である
ことを示した。この例は、1.01以上の膨張率を有するPAAコートレンズが
、保水性、堆積抵抗、視覚上の生理機能に関して市販されている従来のヒドロゲ
ルレンズと同様の性能水準に達していることを示している。
【0041】例5:コーティングの選択及び適用 例3及び例4に示されたタイプのクロスリンク処理されたGTPマクロマー及
びポリジメチルシロキサンからレンズ基材が準備された。ポリマーは、約18重
量%のマクロマー、28重量%のモノメタクリルオキシポリジメチルシロキサン
、14重量%のTRIS、26重量%のDMA、1重量%のTEGDMA、5重
量%のHEMA、5重量%のPVP及び添加物、希釈剤、及びクロスリンク剤か
らつくられる。このレンズは、例3に示す方法によってポリ(アクリル酸)PA
Aでコーティングされる。レンズの単位面積当たり0.2μg/cm2 のPAAを
有するコーティングされたコンタクトレンズが得られる。コーティングされたレ
ンズ表面のAFM分析は、上述したように行われた。フォールド部分がこの表面
で観察された。これらのフォールド部分は、下の基板に対してコーティングが膨
張することを示している。膨張率は、上述したように測定された。両測定値は、
自然pHでつくられた。なぜならば、レンズは、pHによって表面が影響を受け
ないことが示されているからである。これらのレンズにおいて、この比は、1.
023であることが分かった。このコーティング表面は、23.6±6.9nm
のRMS(平均平方根)の表面粗さを示しており、4μm以上のコーティングの
欠陥部分(コーティングされない領域)はなかった。
【0042】 これらコーティングされたレンズについて1週間の医療上の検証が行われた。
この検証は、プレジケートレンズとして例4からのレンズで1週間延長されたコ
ントララテラル装用試験であった。医療上の検証によって、PAAコーティング
されたレンズが、装用感、グリッタネス、乾燥性、保水性及び別の堆積の1週間
にわる検証において例4よりACUVUE(登録商標)レンズと統計学的に改良
されたことを示した。
【0043】 この例は、コーティング厚さが増大し、増大した膨張率を有するPAAコート
レンズがレンズの性能を改善したことを示している。
【0044】例6(比較):物理的欠陥のプロフィール コーティングによってその欠陥部分がつくられる前に、例2によってつくられ
た乾燥したレンズ基材の表面にモノディスパースポリスチレン球が吸収された。
この微小球は、0.5μm,6μm,20μm,及び45μmの直径を有する。
この乾燥した基材は、N,N−ジメタクリルアミド(DMA)プラズマ蒸着法を
使用してコーティングされた。要するに、乾燥レンズは、トレイに配置され(凹
形状の方を上にして)、プラズマ室に入れられ、50W及び200mトールで2
分間連続したアルゴンプラズマが照射された。アルゴンが除去された後、DMA
蒸気が200mトールまで室内に解放される。蒸気は5分間にわたって表面と反
応する。このレンズは、室から取り出され、裏返され、もう一方の側がコーティ
ングされる。このレンズは、ホウ酸塩の食塩水で脱水された。微小球は、コーテ
ィングの後、きれいな指で30秒間にわたって、OptiFree(登録商標)溶液内で
こすることによって取り除かれ、OptiFree(登録商標)溶液及びホウ酸バッファ
食塩水パッキング溶液で十分に洗浄された。一組のレンズの前面及び別のレンズ
の後面に欠陥部分が制限され、性能の差が分離される。微小球の各寸法の欠陥密
度は、つぎのようである。
【0045】
【表1】 レンズコーティングは、Digital Instruments Dimension 3100 AFMを用いた原
子力顕微鏡によって欠陥部分の存在について分析された。パッキングソリュージ
ョン内で0.06N/mSiN4 のカンチレバー画像を用いたコンタクトモード
AFMを有する画像が必要とされた。画像力は、データが必要とされる前に、最
小限にされ、通常は、10nN未満であった。画像寸法は、各レンズの前面の光
領域で20×20乃至90×90μmの面積の範囲であった。少なくとも4つの
欠陥部分を発見するために各レンズのタイプにおいて十分な画像が必要とされ、
各レンズのタイプにおいて平均欠陥部分寸法を報告することができた。表面粗さ
パラメータ、平均平方根(RMS)及びピーク対ピークは、各欠陥レンズのタイ
プの画像から4つの10×10μmの欠陥のない領域を用いて計算された。欠陥
のないDMAの粗さパラメータは、12の10×10μmの面積から計算された
【0046】 平均欠陥部分の直径及び深さは、各面の粗さパラメータとともに以下のように
作表された。粗さパラメータは、括弧内の標準的な変位を有する平均値である。
【表2】 各物理的な欠陥部分のプロフィールを有するコーティングされたレンズについ
て医療上の検証が実行された。この検証は、2つの母集団、すなわち、前面欠陥
部分グループと、後面欠陥部分グループから成る。各レンズのタイプは、30分
にわたって、両方が着用された。前面欠陥部の分母集団は、5つのタイプのレン
ズを着用する5人の被験者(10の眼)からなる。後面欠陥部分の母集団は、5
人の異なる被験者からなるが、これらの被験者のうち3人は、12.4μmの後
面の欠陥部分のレンズを有する過剰な角膜の汚れによって25.5μmの後面の
欠陥部分のレンズを装用できなかった。
【0047】
【表3】 前面及び後面のグループは、分離した母集団である。データは、便宜上対にな
った形で示した。 重要な医療上の欠陥部分の要約は以下のように示される。 装用感:後面の欠陥部分の12.4μmの寸法で著しい低減が見られた。 乾燥性:全面の欠陥部分を有するレンズによって乾燥が増大する傾向がある。 グリッティネス:の後面の12.4μm欠陥寸法で大きな低減が見られた。 角膜の汚れ:12.4μmの後面の欠陥部分の水準で大きな増加が見られた。 保水性:25.5μmの前面の欠陥部分のレンズが涙の破壊時間が増大する傾向
があった。 前面分離堆積:4.6μm,12.4μm及び25.5μmの前面欠陥部分のレ
ンズで大きな増加が見られた。 後面分離堆積:4.6μm,12.4μm及び25.5μmの後面欠陥レンズで
大きな増加が見られた。 この例は、4.6μm以上の欠陥部分が、表面の堆積を増大する示すことが示
されている。4.6μmを越えると、さらに大きな医療上の問題が起こる。
【0048】例7(比較):表面粗さプロフィール スチールコンタクトレンズ成形型挿入部分が、電気放電機械(EDM)及びダ
イヤモンド器具ラッチング方法を使用して粗く仕上げられ、レンズ成形型は、こ
れらの挿入部分から射出成形された。例4のクロスリンク処理されたポリマーか
らつくられたレンズ基板は、これらの成形型で鋳造され、例6に説明した蒸着に
よってN,N−ジメチルアクリルアミド(DMA)でコーティングされた。レン
ズの前面のみが粗くされた。コーティングされたレンズの表面粗さプロフィール
は、Digital Instruments Dimension 3100 AFMを使用して原子力顕微鏡によって
分析された。画像は、パッキングソリュージョンのレンズの前面の0.06N/
mSiN4 のカンチレバー画像を使用して得られた。画像は上述したように分析
された。
【0049】 10×10の面積にわたって、レンズの表面粗さパラメータが次の表に挙げら
れる。
【表4】 各々の表面粗さプロフィールを有するコーティングされたレンズについて医療
上の検証が実行された。以下に示す結果は、レンズの前面でEDM及びダイヤモ
ンド器具を介して発生された種々の表面粗さの度合いで両眼での30分の医療上
の試行を反映している。
【0050】 前面の堆積及び保水性は、664−nmの高さ(中間のピーク対ピーク)及び
それ以上に表面粗さが増大することによって著しく変えられる。視覚は、制御と
比較して粗さのすべての水準において著しく低減された。 さらに詳細には、次の医療上の性能が観察された。
【0051】 1.堆積:664−nm以上の粗さの増大は、前面の分離及びフィルム堆積を
増大した。 2.保水性:664−nm以上の粗さの増大は、PLTF−NIBUTを著し
く低減した(プレレンズ涙の薄膜−非侵入破壊時間−レンズの前方をカバーする
涙の薄膜が、患者がまばたきしないときに壊れるまでの時間。それは、レンズの
保水性の生体内での測定値として考慮される)。337.5−nm乃至664.
0−nmのレンズの光領域接合部の分離レッジ(粗さが発生したとき)が、人工
的に保水性を減少するが、レッジ(337.5−nm乃至664.0−nm)と
連続してPLTF−NIBUTが減少する傾向がある。さらに、ダイヤモンドの
器具でつくられた粗さ(スリットランプによっては観察することができないレッ
ジ)を有する2つのレンズのタイプが、制御と比較して著しく低減される。47
4.5nm及びそれ以上のレンズの相当の数のレンズが、涙の薄層に対してグラ
ウンドガラス(つや消しガラス)の外観を呈した。この現象は、前面でのみ起こ
り、それは、パッチまたはバンドで現れ、粗くされた表面の30%乃至70%を
カバーした。瞬きするとき、涙の薄層は、数秒間正常に戻るが、迅速につや消し
状態になる。 3.視覚:制御に比較して披験レンズ全体によって容認しがたい水準にまで低
下する。この例は、前面のレンズ面の表面粗さがレンズの医療上の性能に影響を
与えることを示している。475nm以下のピーク対ピークの表面粗さを有する
レンズは、視覚を除いて全面積において良好な医療上の性能を有する。また、粗
さのタイプは、視覚に影響を与え、EDMによるランダムな粗さは、視覚の大き
な低減を生じるが、円形で対称的なダイヤモンド旋盤による粗さは、このような
強い視覚の低減を生じない。
【0052】例8(比較):コーティングの非均一性 レンズ基材が例2で説明したように準備された。レンズは、例3に説明したよ
うなポリアクリル酸(PAA)を使用してコーティングされた。コーティングさ
れたレンズ表面のAFM分析は、大きなフォールド部分を示した。コーティング
膨張率は、コーティングされた商品の実際の表面積とコーティングされないレン
ズの対応する表面積とを比較することによって前述したように計算された。この
データは、pH7.2で得られる。なぜならば、レンズ表面は、pHによって影
響されないことが分かっているからである。結果として得られる膨張率は、1.
026であると測定された。さらに、コーティング面は、平均RMS(平均平方
根)16(0.2)nmの表面粗さを有する。しかしながら、この場合、これら
のレンズの表面に4μm以上のいくつかの領域が、明らかに眼に見えるようにコ
ーティングされていないことが分かった。
【0053】 この明細書で説明したように準備されたコーティングされたレンズにおいて医
療上の検証がなされた。この医療上の検証は、1週間の毎日、装用する試行とし
て行われた。このコーティングされたレンズは、容認できない医療上の性能を有
することが分かった。25%以上のレンズが、1週間の装用で、中間の中庸の分
離堆積があった。さらに、レンズは、容認できる医療上の性能であるものより高
い水準の角膜上皮破壊(角膜の汚れの最大限のタイプ>Grade2)を有する。 この例は、4.6μmより大きいコーティング欠陥部分を有するレンズの生理学
的に低い互換性を表すものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 1/10 C08L 101:00 // C08L 101:00 G02B 1/10 Z (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ターナー・デビッド・シー アメリカ合衆国、32223 フロリダ州、ジ ャクソンビル、トラバータイン・トレイル 12159 (72)発明者 ヒートン・ジョン・シー アメリカ合衆国、32233 フロリダ州、ア トランティック・ビーチ、ティエラ・バー ド・ドライブ 1863 (72)発明者 バンダーラン・ダグラス・ジー アメリカ合衆国、32211 フロリダ州、ジ ャクソンビル、パークリッジ・サークル・ サウス 8114 (72)発明者 ステファン・ロバート・ビー アメリカ合衆国、32250 フロリダ州、ジ ャクソンビル・ビーチ、ブルー・ヘロン・ レーン・ウエスト 1158 (72)発明者 ウッド・ジョー・エム アメリカ合衆国、32205 フロリダ州、ジ ャクソンビル、エッジウッド・アベニュ ー・サウス 1888 (72)発明者 コパー・レノラ・エル アメリカ合衆国、32223 フロリダ州、ジ ャクソンビル、ピーチ・オーチャード・ド ライブ 12306 (72)発明者 ジェン・ジェームズ・エス アメリカ合衆国、32256 フロリダ州、ジ ャクソンビル、ディアクリーク・クラブ・ ロード 10052 Fターム(参考) 2H006 BB07 BB10 2K009 BB14 CC24 CC42 DD01 EE00 4F006 AA42 AB03 AB13 AB20 AB24 AB42 AB52 BA00 CA05 4J002 CP031 GP01

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)レンズ基材材料を選択する工程と、 b)前記レンズ基材材料に対して1より大きい膨張率を有するコーティング材
    料を選択する工程と、 c)前記コーティング材料で前記レンズ基板材料をコーティングする工程と、
    を有するコンタクトレンズをコーティングする方法。
  2. 【請求項2】 前記コーティングされた表面は、4.6μm以上の欠陥部分
    がない請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記コーティングされた表面は、0.5μm以上の欠陥部分
    がない請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記コーティングされた表面は、コーティングの10×10
    μmの面積上で475nm以下のピーク対ピークの粗さを有する請求項1に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 前記レンズ基材は、疎水性モノマーからつくられたポリマー
    である請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記レンズ基材は、シリコンベースポリマー、オリゴマー、
    マクロマーヒドロゲルである請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記コーティングは、親水性材料を含む請求項1に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記コーティングを前記基材に結合層により接着する工程を
    有する請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記コーティングを前記基材に結合剤で接着する工程を含む
    請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記コーティングは、ポリ(アクリル酸)、ポリ(メタク
    リル酸)、ポリ(イタコン酸)、ポリ(マレイン酸)、(メス)アクリル酸のブ
    ロックまたはランダム共重合体、アクリル酸、マレイン酸、反応性ビニルモノマ
    ーを有するイタコン酸、カルボキシメチレートポリマー、ポリアクリルアミド、
    ポリジメタクリルアミド、ポリビニルアルコール、セルロース、デキストラン、
    ポリエチレン酸化物、ポリヘマ、ポリスルフォネート、ポリスルフェート、ポリ
    ラクテート、ポリグリコール酸、他のポリアミド、及びその混合物を有するグル
    ープから選択される請求項7に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記基材は、シリコンベースポリマー、オリゴマー、また
    はマクロマーヒドロゲルであり、前記コーティングは、ポリアクリル酸、ポリア
    クリレート、またはその混合物である請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記基材は、シリコンベースポリマー、オリゴマー、また
    はマクロマーヒドロゲルであり、そのコーティングは、(メス)アクリル酸のブ
    ロックまたはランダム共重合体、カルボキシメチレートポリマー、ポリアクリル
    アミド、ポリジメチルアクリルアミド、ポリエチレン酸化物、ポリヘマポリスル
    フォネート、ポリスルフェート、又はその混合物である請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記コーティング工程は、水溶液を通して行われる請求項
    1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記コーティング工程は、有機ボーン溶液を通して行われ
    る請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記コーティング工程は、フォトイニシエート処理される
    請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記コーティング工程は、イオン放射によって開始される
    請求項1に記載の方法。
  17. 【請求項17】 コーティングされた表面を有するレンズ基材を備えたコン
    タクトレンズを選択する方法であって、 a.1より大きい膨張率を有する親水性材料で疎水性レンズ基材をコーティン
    グする工程と、 b.前記コーティングされたレンズの表面粗さプロフィールを測定する工程と
    、 c.前記コーティングされたレンズの物理的な欠陥部分のプロフィールを測定
    する工程と、 d.表面粗さの小さいプロフィールと物理的欠陥部分の少ないプロフィールを
    有するレンズを使用するために選択する工程と、を有するコンタクトレンズを選
    択する方法。
  18. 【請求項18】 前記選択工程は、統計学的なサンプリングによって実行さ
    れる請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記選択工程は、連続している請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 a.疎水性モノマーからレンズ基材を形成する工程と、 b.1より大きい膨張率を有する親水性材料で前記レンズ基材をコーティング
    する工程と、 c.表面粗さの小さいプロフィールと物理的欠陥部分の少ないプロフィールを
    有するコートされたレンズを使用するために選択する工程とを有する生理的に互
    換性を有するコンタクトレンズを製造する方法。
  21. 【請求項21】 表面粗さの小さいプロフィール及び物理的欠陥部分の少な
    いプロフィールを有しないコンタクトレンズを破棄する工程を有する請求項20
    に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記選択工程は、統計学的なサンプリングによって行われ
    る請求項20に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記選択工程及び破棄工程は、連続して行われる請求項2
    0に記載の方法。
  24. 【請求項24】 a.シリコンベースのポリマー、オリゴマーまたはマクロ
    マーからレンズ基材を形成する工程と、 b.1より大きい膨張率を有するアクリルポリマーでレンズ基材をコーティン
    グする工程と、 c.表面粗さの小さいプロフィールと物理的欠陥部分の少ないプロフィールと
    を有するコーティングされたレンズを使用するために選択する工程とを有する生
    理的に互換性を有するコンタクトレンズを製造する方法。
  25. 【請求項25】 a.シリコンベースのポリマー、オリゴマー、またはマク
    ロマーからレンズ基材を形成する工程と、 b.1より大きい膨張率を有するアクリルポリマーでレンズ基材をコーティン
    グする工程と、 c.表面粗さの小さいプロフィールと物理的欠陥部分の少ないプロフィールを
    有するコーティングされたレンズを使用するために選択する工程とを有する生理
    的に互換性を有する方法によって製造された生理的に互換性を有するコンタクト
    レンズ。
  26. 【請求項26】 コーティング上で10×10μmの面積で475以下の表
    面粗さプロフィールと、4.6μm以上の物理的欠陥部分のない表面粗さプロフ
    ィールとを有する請求項25に記載のコンタクトレンズ。
  27. 【請求項27】 前記アクリルポリマーは、ポリ(アクリル酸)、ポリ(メ
    タクリル酸)、ポリ(イタコン酸)、ポリ(マレイン酸)、(メス)アクリル酸
    のブロックまたはランダム共重合体、アクリル酸、マレイン酸、反応性ビニルモ
    ノマーを有するイタコン酸、カルボキシメチレートポリマー、ポリアクリルアミ
    ド、ポリジメタクリルアミド、ポリビニルアルコール、セルロース、デキストラ
    ン、ポリエチレン酸化物、ポリヘマ、ポリスルフォネート、ポリスルフェート、
    ポリラクテート、ポリグリコール酸、他のポリアミン及びその混合物のグループ
    の1つまたは複数の材料から選択される請求項25に記載のコンタクトレンズ。
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