JP2003511444A - Cox−2抑制剤の製造方法 - Google Patents

Cox−2抑制剤の製造方法

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JP2003511444A JP2001530317A JP2001530317A JP2003511444A JP 2003511444 A JP2003511444 A JP 2003511444A JP 2001530317 A JP2001530317 A JP 2001530317A JP 2001530317 A JP2001530317 A JP 2001530317A JP 2003511444 A JP2003511444 A JP 2003511444A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般式(I)のCOX−2抑制剤の製造方法 【化1】 (R1は(a)OR5および(b)モノ-、ジ-またはトリ-置換されたフェニル、R2は(C1-C6)アルキルを表す) 【解決手段】 (a)無水媒体中で式(II)の化合物を式:R1CH2 COOH(III)の酸と反応させ、(b)得られた化合物をアプロティック溶媒中で強塩基と反応させて中間環式化合物を作り、それから一般式(I)の化合物を作り、(c)脱水後、一般式(I)の化合物を分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、シクロオリゴナーゼ−2(COX−2)を抑制する化合物である(
4-アルキルスルホニル)−フェニル-2-(5H)−フラノンの製造方法と、この化
合物の新規製造中間化合物とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(4-アルキルスルホニル)−フェニル-2-(5H)−フラノンはCOX−2の抑制
剤としての他に抗炎症として医薬の分野で有用な化合物であり、下記の文献に記
載されている:国際特許WO 97/44027、WO 97/28121、WO 98/41516、WO 96/19469
、WO 97/16435およびWO 97/14691
【0003】 この化合物の合成には、4-アルキルスルホニル-α-ブロムイソブチロフェノン
型の中間体が関与する複数の段階か含まれる。 国際特許第WO 97/45420にはチオアニソールから5段階で(メチル-4-スルホニ
ル)−フェニル-2-(5H)−フラノンを作る方法が記載されている。この方法の
第2段階では4-チオメチル-α-ブロモイソブチルフェノンを臭素化して4-チオメ
チル−イソブチロフェノンを得る。次の工程で、4-チオメチル-α-ブロモイソブ
チルフェノンを酸化して4-メチルスルホニル-α-ブロモイソブチルフェノンにす
る。こそれは非常にアレルギー性の高い化合物である。この化合物をカルボン酸
でエステル化して2-メチル−1-(4'−メチルスルホニルフェニル)-1-オキソ−
プロ-2-イルエステルにする。 この反応では多数の副産物ができ、特に、除去製品(produit d'elimination)
である4-(4'-メチルスルホニルフェニル)-2-メチル−プロペノンが含まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記国際特許第WO 97/45420号に記載の方法に代わる方法、
特に、α-ブロモイソブチルフェノン型の中間体に起因する問題がなく、実施が
簡単で、除去すべき副生物の生成がなく、最終生産物の収率が高い、置換(4-ア
ルキルスルホニルフェニル)-2-(5H)−フラノン化合物の一般的製造方法を提
供することにある。 本発明方法を用いると、有毒なブロモスルホン誘導体を通らずに、しかも、上
記副生物の生成なしに、上記化合物を製造するこきができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の対象は下記一般式(I)の化合物の製造方法にある:
【0006】
【化34】
【0007】 [ここで、 R1は下記(a)または(b)の基の中から選択され: (a)OR5 (ここで、R5は下記(1)または(2)の中から選択される: (1) 直鎖または分岐された、または、環式のC1-C6アルキル基、 (2) 下記の中から選択される置換基でモノ−、ジ−またはトリ−置換されたフ
ェニルまたはナフチル基: 水素、 ハロゲン、 (C1−C3)アルコキシ、 CN (C1−C3)フルオロアルキル、 (C1−C3)アルキル、 −COOH )、
【0008】 (b) 下記の置換基でモノ−、ジ−またはトリ−置換されたフェニル基: 水素、 ハロゲン、 (C1−C3)アルコキシ、 CN、 (C1−C3)フルオロアルキル、 (C1−C3)アルキル、 −COOH、 R2は、(C1−C6)アルキル基を表し、 R3とR4は互いに独立して水素原子またはCHR67基を表し、
【0009】 (ここで、 R6とR7は互いに独立して下記の中から選択され: 水素、 (C1−C10)アルキル、 (C1−C10)アルコキシ、 OH、 CN、 CH2CN、 OCOR8、 (C1−C6)フルオロアルキル、 ハロゲン、 CON(R82、 下記の中から選択される置換基でモノ−、ジ−またはトリ−置換されたフェニ
ルまたはヘテロアリール: 水素、 ハロゲン、 (C1−C6)アルキル、 (C1−C10)アルコキシ、 CN、 CF3、 N3、 C(R9)(R10)-OH、 C(R9)(R10)-O-(C1−C4)アルキル、 (C1−C6)フルオロアルキル、
【0010】 R8は下記の中から選択され: 水素、 (C1−C6)アルキル、 水素、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C1
6)アルキルチオ、CNまたはCF3の中から選択される置換基でモノ−、ジ−
またはトリ−置換されたフェニル、 水素、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C1
6)アルキルチオ、CNまたはCF3の中から選択される置換基でモノ−、ジ−
またはトリ−置換されたベンジル)、 あるいは、2つのR8が、それが結合している窒素原子と一緒になって、5〜7
の原子を有する環を形成してもよく、この環はO、SまたはNR9中から選択さ
れるヘテロ原子を有していてもよく、
【0011】 R9とR10はそれぞれにお互いに独立して水素または(C1−C10)アルキルの中
から選択されるか、または、それが結合している元素と一緒に3〜7の炭素原子
を有する環を形成していてもよく、この環は窒素原子を有していてもよい)]。 本発明方法の特徴は下記(a)〜(c)の段階を有する点にある: (a) 無水溶媒中で下記一般式(II)の化合物を下記一般式(III)の酸と反
応させて下記一般式(IV)の化合物を作る:
【0012】
【化35】 (ここで、R2、R3およびR4は上記定義のものを表し、R12はC1−C6アルキル
基を表す)
【0013】
【化36】 (ここで、R1は上記定義のものを表す)
【0014】
【化37】 (ここで、R1、R2、R3およびR4は上記定義のものを表す) (b) 非プロトン性溶媒中で上記式(IV)の化合物を強塩基と反応させて下記一
般式(V)の中間環式化合物を作る:
【0015】
【化38】 この化合物から水分子を除去して一般式(I)の化合物とし、 (c) 得られた一般式(I)の化合物を単離する。
【0016】 (a)段階の反応は無水溶媒中、好ましくはエーテル、例えばジエチルエーテ
ルまたはメチルtert-ブチルエーテル中で行う。反応温度は−20〜40℃にするの
が好ましい。段階(a)の終了時に一般式(IV)の化合物と、少量の副生成物が
得られ、上記の除去製品はできない。 段階(b)の反応で用いる強塩基はl,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エ
ン(DBU)、l,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABOO)および1,5-ジアザビ
シクロ[4.3.0]ノナ−5-エン(DEN)の中から選択するのが好ましい。 水分子の除去は公知の方法で、脱水剤の存在下で熱脱水するのが好ましい。 脱水剤はトリフルオロ酢酸エステル、例えばイソプロピルトリフルオロ酢酸、
トリクロル酢酸のエステルおよびアルキルまたはアリールスルホン酸のエステル
の中から選択することができる。
【0017】 反応は非プロトン性溶媒中、例えばアセトニトリル、N,N-ジメチルホルムア
ミド、N-メチルスルホキシド、プロピオニトリルまたはニトロメタン中で行うの
が好ましい。 脱水は還液温度に加熱することで行うのが好ましい。 強塩に対する式(IV)のエステルのモル比は一般に1:1〜l:2の間、好ましくは
1:1.5の比にする。
【0018】 脱水剤に対する式(V)の環状エステルのモル比は一般に1:1〜1:2、好ましく
は1:1.2の比にする。 反応は0℃〜溶媒の還液温度で実行するのが好ましい。 特に有利な反応条件はアセトニトリルにイソプロピルトリフルオロ酢酸を1.2
当量、DBUを1.5当量入れた混合物を使用し、還流することである。この条件下で
反応を24時間で終了し、アセトニトリルの一部を除去した後に、得られた製品を
水を加えて結晶化させる。この方法の詳細は国際特許第WO 97/45420号の説明を
参照されたい。 段階(c)も公知の方法で実行でき、特に、溶媒の除去、製品の沈降分離、再
結晶、その他で実行できる。 一般式(II)のエポキシ化物は下記一般式(VI)の化合物と酸化剤との反応に
よって得られる:
【0019】
【化39】
【0020】 (ここで、R2、R3、R4およびR12は上記定義のもの) 酸化剤の例としては有機過酸、例えばメタ-クロロ過安息香酸、ペルオキシ酢
酸、ジオキシラン誘導体、例えばジメチルジオキシランが上げられる。これは系
内で発生させることもできる。反応温度は−40〜30℃が好ましい。 酸化剤は一般式(II)の化合物に対して過剰(3〜40当量)に用いて、オレフ
ィンをエポキシドに酸化し、スルフィド基をスルホンに酸化する。 一般式(VI)の化合物は、触媒数の酸および脱水剤の存在下で、下記一般式(
VII):
【0021】
【化40】
【0022】 (ここで、R2、R3およびR4は上記定義のもの) の化合物を下記一般式(VIII)のアルコールと反応させて得ることができる: HOR12 (VIII) (ここで、R12は上記定義のもの)。 酸はスルホン酸、例えばp-トルエンスルホン酸または無機酸、例えば塩酸の中
から選択するのが好ましい。脱水剤の例としてはC1−C6アルキルのオルトホル
ミエートが好ましい。 反応は反応溶媒の役目をする一般式(VIII)のアルコールの過剰量を用いて実
行するのが好ましい。 一般式(VIII)の化合物のR12はメチル基であり、アルコールはメタノールで
あるのが好ましい。 本発明の他の対象は、下記(1)〜(6)の段階から成る一般式(I)の化合
物の製造方法にある: (1) 不活性溶媒中かつルイス酸の存在下で、下記一般式下記(IX)の化合物
と下記一般式(X)の化合物とを反応させて下記一般式(VII)の化合物を作る:
【0023】
【化41】 (ここで、R2は上記定義のもの)
【0024】
【化42】 (ここで、Xは分離基、好ましくは塩素原子)
【0025】
【化43】 (ここで、R2、R3およびR4は上記定義のもの) (2) 一般式(VII)の化合物を下記一般式(VIII)のアルコールと反応させて下
記一般式(VI)の化合物を作る: R12−OH (VIII) (ここで、R12は、(C1−C6)アルキル基を表す)
【0026】
【化44】 (ここで、R2、R3、R4およびR12は上記定義のもの) (3) 一般式(VI)の化合物を酸化剤と反応させて一般式(II)の化合物を得る
【0027】
【化45】 (ここで、R2、R3、R4およびR12は上記定義のもの) (4) 無水媒体中で、段階(3)で定義の一般式(II)の化合物を一般式(III)
の酸と反応させて下記式(IV)の化合物を作る:
【0028】
【化46】 (ここで、R1は上記定義のもの)
【0029】
【化47】 (ここで、R1、R2、R3およびR4は上記定義のもの) (5) 非プロトン性溶媒中で、式(IV)の化合物を強塩基と反応させて式(V)の
中間環式化合物を得る:
【0030】
【化48】
【0031】 この化合物から水分子除去して一般式(I)の化合物を作り、 (6) 得られた一般式(I)の化合物を単離する。 段階(1)の反応で用いるルイス酸は、AlCl3、FeC13、TiCl4とSnCl4の中から
選択するのが好ましいが、これらに限定されるものではない。非反応性の溶媒と
してはハロゲン化またはポリハロゲン化炭化水素、例えばモノ−またはジ−ハロ
ー(C1−C4)アルキル、例えばジクロロメタン、芳香族溶剤、例えばニトロベ
ンゼン、ハロゲン化芳香族化合物、直鎖または分岐鎖を有するまたは環状のC6
−C10炭化水素、特にヘキサン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンまたは
CS2を挙げることができる。この段階ではシクロヘキサンまたはジクロロベン
ゼンを特に選択することができる。一般式(X)の化合物に対する一般式(IX)
の化合物のモル比は一般に1:1.5〜1.5:1の間、好ましくは1:1〜1:1.5の比にする
。一般に反応は一般式(X)の化合物を過剰については行われる。ルイス酸に対
する一般式(IX)の化合物のモル比は一般に1:1.5〜1.5:1の間にする。ルイス酸
に対する一般式(IX)の化合物の好ましいモル比は1:1〜1:1.5である。反応は0
〜25℃の温度で実行するのが好ましく、好ましくは5〜15℃で行う。反応完了ま
で試薬は反応に関与する。反応は8〜4時間、一般には1〜2時間行う。反応は窒素
雰囲気下で行うのが好ましい。段階(2)〜(6)は上記条件下で行う。 一般式(IX)と一般式(X)の化合物は市販の化合物であり、また、周知の方
法を用いて当業者が容易に製造することができる。 本発明方法の第1実施例では、R1がRO基である(RはR5で定義のものであ
る)。この場合、一般式(I)の化合物は下記一般式(Ia)の化合物になる:
【0032】
【化49】 この化合物は下記(a)〜(c)の段階で作られる: (a) 無水媒体中で、一般式(II)の化合物を一般式(lIla)の酸と反応させ
て下記一般式(IVa)の化合物を作り、
【0033】
【化50】 (ここで、R2、R3およびR4が上記で定義のものを表し、R12はC1−C6アル
キル基を表す)
【0034】
【化51】 (ここで、Rは上記定義のもの)
【0035】
【化52】 (ここで、R、R2、R3およびR4は上記定義のものを表す) (b) 非プロトン性溶媒中で、式(IVa)の化合物を強塩基と反応させて式(Va
)の中間環式化合物を得る:
【0036】
【化53】 この化合物から水分子を除去して一般式(Ia)の化合物を作り、 (c) 得られた一般式(Ia)の化合物を単離する。 一般式(Ia)の化合物の中では特に下記のものが好ましい: Rがシクロプロピルメチル基を表し、 R2、R3およびR4がメチル基を表す。 本発明の第2実施例では、基R1が置換されたフェニル環である。この場合の一
般式(I)の化合物は下記一般式(Ib)の化合物になる:
【0037】
【化54】 (ここで、R2は上記定義のものを表し、Xは下記の中から選択する: 水素、 ハロゲン、 (C1−C3)アルコキシ、 CN、 (C1−C3)フルオロアルキル、 (C1−C3)アルキル、 −COOH。 この化合物は下記(a)〜(c)の段階で作られる: (a) 無水媒体中で、一般式(II)の化合物を価値一般式(IIIb)の酸と反応
させて下記一般式(IVb)の化合物を作り、
【0038】
【化55】 (ここで、R2、R3およびR4は上記定義のものを表し、R12はC1−C6アルキ
ル基を表す)
【0039】
【化56】 (ここで、Xは上記定義のものを表す)
【0040】
【化57】 (ここで、R2、R3およびR4は上記定義のものを表す) (b) 非プロトン性溶媒中で式(IVb)の化合物を強塩基と反応させて下記式(
Vb)の中間環式化合物を得る:
【0041】
【化58】 この化合物から水分子を除去して一般式(Ib)の化合物を作り、 (c) 得られた一般式(I)の化合物を単離する。 一般式(VI)の中間化合物は新規であり、本発明の一つの対象である。 一般式(VI)の化合物の中では特にR2、R3およびR4がメチル基で、R12
上記定義のものが好ましい。特に好ましい化合物はR12がメチルのものである。 以下、本発明方法の実施例を示す。
【0042】実施例 3-(シクロプロピルメトオキシ)-[4-(4-メチルスルホニル)フェニル]]-5,5-ジ
メチル-5-H-フラン-2-オンの製造
【0043】
【化59】
【0044】 (1) 1-メトオキシ-2-メチル-1-(4)-メチルチオフェニル)プロ-1-エンの製造 2-メチル-1-(4'-メチルチオフェニル)プロパン-l-オン(またはメタノール(4
0ml)/オルトホルミエート(40ml)の混合物中でルイス酸の存在下でチオアニソ
ールとメチルイソブチリル塩素との反応で(国際特許外WO 97/45420号の実施例1
に記載の方法で得られる4-チオメチル−イソブチルプロフェノン)(化合物2、
10.11g、52 mmol、1当量)溶液にp-トルエンスルホン酸(1.2g、6.3 mmol、0.12
当量)を加える。この溶液を1.5時間還液加熱し、メタノールを蒸出させる。次
いで、反応物を115℃で41時間加熱する。室温へ戻した後、反応混合物をジクロ
ロメタン(50ml)で希釈し、炭酸カリウムの飽和水溶液(50ml)で洗浄し、水(
50ml)で洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥させる。溶媒を蒸発させると所望のl-メ
トオキシ-2-メチル−1-(4'−メチルチオフェニル)プロピ-1-エンと、1、1-ジ
メトキシ-2-メチル-1-(4'-メチルチオフェニル)プロパンの混合物(モル比=83/1
7)が得られる(10.0g)。1H RMN (200MHz、ODC13) ppm:
【0045】
【化60】 GC/IR/MS: m/z:208 IR(cm-1):芳香族C−H 3073、O−CH3 2872、2840、C=C 1668、C
−O−C 1143
【0046】 (2) 3,3-ジメチル-2-メトオキシ-2-(4'-メチルスルホニルフェニル)オキシラ ンの製造 : アセトン(126ml)/水(167ml)の混合物中に炭酸水素ナトリウム(454.0 mmo
l、38.14g)を懸濁させた懸濁液中に0℃で、3分間で5回に分けてオクソン(Oxon
e、登録商標)(ジメチルジオキシラン)(78.9g、128.3 mmol、6.3当量)を加
える。 ジクロロメタン(10ml)に溶かした1-メトオキシ-2-メチル-l-(4'-メチルチオフ
ェニル)プロピ-1-エン(4.24g、20.3 mmol)の溶液を反応混合物に加える。氷浴
を除去し、混合物を室温で3.5時間撹拌する。その後、反応媒体を濾過し、濾液
をジクロロメタンで抽出する(5×60ml)。集めた有機相を硫酸ナトリウム上で
乾燥すると濃縮された所望の3,3-ジメチル-2- メトオキシ-2-(4'-メチルスルホ
ニルフェニル)オキシランが得られる(化合物4、3.80g)。1 H−RMN (200MHz、CDO13)ppm:
【0047】
【化61】 GC/IR/MS: m/z:241(M-l5)、183 IR(cm-1):O-OH3 2845、SO2 1348、1164
【0048】 (3) [2-メチル-1-(4'-メチルスルホニルフェニル)-1-オキソ−プロピ-2-イル]
の2-(シクロプロピルメトキシ)酢酸の製造: 無水tert-ブチルメチルエーテル(10ml)に溶かした3,3-ジメチル-2-メトオキ
シ-2-(4'-メチルスルホニルフェニル)オキシラン(14.1mmol、3.6g)の粗溶液と
、2-(シクロプロピルメトオキシ)酢酸(2.17g、16.7mmol、1.2当量)とを室温で
、2日間撹拌する。次いで、反応混合物を濃縮して黄色の固形物(5.24g)にする
。これは65% p/pの[2-メチル-1-(4'-メチルスルホニルフェニル)-1-オキソ-プ
ロピ-2-イル]の2-(シクロプロピルメトキシ)酢酸を含む。2-メチルl-(4'-メチ
ルチオフェニル) プロパン-1-オンからの収率は46%純粋/純粋である。 GC/IR/MS: m/z:238、183 IR(cm-1):C=0 1752、1711、SO2 1349、1166、C-O-C 1124
【0049】 (4) 3-(シクロプロピルメトオキシ)-5、5-ジメチル-4-(4'-メチルスルホニ
ルフェニル)-5H-フラン-2-オン(標記化合物)の製造 無水アセトニトリル(20ml)中のイソプロピルトリフルオロ酢酸の溶液(1.58
g、10.1mmol、1.2当量)と1,8-ジアザビシクロ-[5.4.0]-ウンデセ-7-エン(2.6g
、13.5 mmol、1.6当量)の溶液を室温で15分間撹拌する。[2-メチル(l-(4'-メチ
ルスルホニルフェニル)-1-オキソ-プロパ-2-イル)の2-(シクロプロピルメトオ
キシ)酢酸(8.4 mmol、3.00g)を加え、反応混合物を18時間、還流加熱する。40
℃に温度を戻した後に、アセトニトリルの一部を蒸気させ、水(20ml)を反応媒
体に加える。室温に戻し、2、3時間結晶化させた後に、混合物を濾過すると、
所望の3-(シクロプロピルメトオキシ)-5、5-ジメチル-4-(4'-メチルスルホニ
ル)-5H-フラン-2-オンを回収する。分離後の製品の収率は85%である。1 RMN(200MHz、CD3C0CD3)ppm:
【0050】
【化62】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C037 KA04 4C086 AA03 BA03 MA01 MA04 ZB11

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I): 【化1】 [ここで、 R1は下記(a)または(b)の基の中から選択され: (a)OR5 (ここで、R5は下記(1)または(2)の中から選択される: (1) 直鎖または分岐された、または、環式のC1-C6アルキル基、 (2) 下記の中から選択される置換基でモノ−、ジ−またはトリ−置換されたフ
    ェニルまたはナフチル基: 水素、 ハロゲン、 (C1−C3)アルコキシ、 CN (C1−C3)フルオロアルキル、 (C1−C3)アルキル、 −COOH )、 (b) 下記の置換基でモノ−、ジ−またはトリ−置換されたフェニル基: 水素、 ハロゲン、 (C1−C3)アルコキシ、 CN、 (C1−C3)フルオロアルキル、 (C1−C3)アルキル、 −COOH、 R2は、(C1−C6)アルキル基を表し、 R3とR4は互いに独立して水素原子またはCHR67基を表し、 (ここで、 R6とR7は互いに独立して下記の中から選択され: 水素、 (C1−C10)アルキル、 (C1−C10)アルコキシ、 OH、 CN、 CH2CN、 OCOR8、 (C1−C6)フルオロアルキル、 ハロゲン、 CON(R82、 下記の中から選択される置換基でモノ−、ジ−またはトリ−置換されたフェニ
    ル、または下記の中から選択される置換基でモノ−、ジ−トリ−置換されたヘテ
    ロアリール: 水素、 ハロゲン、 (C1−C6)アルキル、 (C1−C10)アルコキシ、 CN、 CF3、 N3、 C(R9)(R10)-OH、 C(R9)(R10)-O-(C1−C4)アルキル、 (C1−C6)フルオロアルキル、 R8は下記の中から選択され: 水素、 (C1−C6)アルキル、 水素、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C1
    6)アルキルチオ、CNまたはCF3の中から選択される置換基でモノ−、ジ−
    またはトリ−置換されたフェニル、 水素、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C1
    6)アルキルチオ、CNまたはCF3の中から選択される置換基でモノ−、ジ−
    またはトリ−置換されたベンジル)、 あるいは、2つのR8が、それが結合している窒素原子と一緒になって、5〜7
    の原子を有する環を形成してもよく、この環はO、SまたはNR9中から選択さ
    れるヘテロ原子を有していてもよく、 R9とR10はそれぞれにお互いに独立して水素または(C1−C10)アルキルの中
    から選択されるか、または、それが結合している元素と一緒に3〜7の炭素原子
    を有する環を形成していてもよく、この環は窒素原子を有していてもよい)] の化合物を製造する方法であって、下記(a)〜(c)の段階を特徴とする方法
    : (a) 無水溶媒中で一般式(II)の化合物を一般式(III)の化合物と反応さ
    せて一般式(IV)の化合物を作る: 【化2】 (ここで、R2、R3およびR4は上記定義のものを表し、R12はC1−C6アルキル
    基を表す) 【化3】 (ここで、R1は上記定義のものを表す) 【化4】 (ここで、R1、R2、R3およびR4は上記定義のものを表す) (b) 非プロトン性溶媒中で式(IV)の化合物を強塩基と反応させて一般式(V
    )の中間の環式化合物を作る: 【化5】 この化合物から水分子を除去して一般式(I)の化合物とし、 (c) 得られた一般式(I)の化合物を単離する。
  2. 【請求項2】 下記一般式(VI)の化合物: 【化6】 (ここで、R2、R3、R4およびR12は請求項1で定義のもの)と酸化剤との反応
    で一般式(II)の化合物を作る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 触媒数の酸および脱水剤の存在下で、一般式(VII)の化合物: 【化7】 (ここで、R2、R3およびR4は請求項1で定義のもの)と、一般式(VIII)のア
    ルコール: HOR12 (VIII) (ここで、R12は上記定義のもの)。 とを反応させて請求項2に記載の一般式(VI)の化合物を作る請求項2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 R12がメチルで、一般式(VIII)の化合物がメタノールである
    請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 下記(1)〜(6)の段階から成る請求項1に記載の一般式(I
    )の化合物の製造方法: (1) 不活性溶媒中かつルイス酸の存在下で一般式(IX)の化合物と一般式(X)
    の化合物とを反応させて一般式(VII)の化合物を作る: 【化8】 (ここで、R2は請求項1で定義のもの) 【化9】 (ここで、Xは分離基、好ましくは塩素原子) 【化10】 (ここで、R2、R3およびR4は請求項1で定義のもの) (2) 一般式(VII)の化合物を一般式(VIII)のアルコールと反応させて一般式
    (VI)の化合物を作る: R12−OH (VIII) (ここで、R12は、(C1−C6)アルキル基を表す) 【化11】 (ここで、R2、R3、R4およびR12は上記定義のもの) (3) 一般式(VI)の化合物を酸化剤と反応させて一般式(II)の化合物を得る
    : 【化12】 (ここで、R2、R3、R4およびR12は上記定義のもの) (4) 無水媒体中で、段階(3)で定義の一般式(II)の化合物を一般式(III)
    の酸と反応させて式(IV)の化合物を作る: 【化13】 (ここで、R1は上記定義のもの) 【化14】 (ここで、R1、R2、R3およびR4は上記定義のもの) (5) 非プロトン性溶媒中で、式(IV)の化合物を強塩基と反応させて式(V)の
    中間環式化合物を得る: 【化15】 この化合物から水分子除去して一般式(I)の化合物を作り、 (6) 得られた一般式(I)の化合物を単離する。
  6. 【請求項6】 下記(a)〜(c)の段階から成る請求項1に記載の一般式(I
    a)の化合物の製造方法: 【化16】 (ここで、Rは請求項1に記載の基R5を表し、R2、R3およびR4は請求項1に記
    載のものを表す) (a) 無水媒体中で、一般式(II)の化合物を一般式(lIla)の酸と反応させ
    て一般式(Iva)の化合物を作り、 【化17】 (ここで、R2、R3およびR4が上記で定義のものを表し、R12はC1−C6アルキ
    ル基を表す) 【化18】 (ここで、Rは上記定義のもの) 【化19】 (ここで、R、R2、R3およびR4は上記定義のものを表す) (b) 非プロトン性溶媒中で、式(IVa)の化合物を強塩基と反応させて式(Va
    )の中間の環式化合物を得る: 【化20】 この化合物から水分子を除去して一般式(Ia)の化合物を作り、 (c) 得られた一般式(Ia)の化合物を単離する。
  7. 【請求項7】 下記(a)〜(c)の段階から成る請求項1に記載の一般式(Ib
    )の化合物の製造方法: 【化21】 (ここで、R2は請求項1に定義のものを表し、Xは下記の中から選択する: 水素、 ハロゲン、 (C1−C3)アルコキシ、 CN、 (C1−C3)フルオロアルキル、 (C1−C3)アルキル、 −COOH) (a) 無水媒体中で、一般式(II)の化合物を一般式(IIIb)の酸と反応させ
    て一般式(IVb)の化合物を作り、 【化22】 (ここで、R2、R3およびR4は上記定義のものを表し、R12はC1−C6アルキ
    ル基を表す) 【化23】 (ここで、Xは上記定義のものを表す) 【化24】 (ここで、R2、R3およびR4は上記定義のものを表す) (b) 非プロトン性溶媒中で式(IVb)の化合物を強塩基と反応させて式(Vb)
    の中間環式化合物を得る: 【化25】 この化合物から水分子を除去して一般式(Ib)の化合物を作り、 (c) 得られた一般式(I)の化合物を単離する。
  8. 【請求項8】 下記(A)〜(E)の段階からなる下記式(1)の化合物の製造
    法: 【化26】 (A)ルイス酸の存在下でチオアニソールをイソブチリル塩素と反応させて、式 (2) の化合物を得る: 【化27】 (B)パラ−トルエン・スルホン酸およびとメチルオルトホルミエートの存在下
    で式(2)の化合物をメタノールと反応させて式(3)の化合物を作り: 【化28】 (C)化合物(3)をジメチルジオキシランと反応させて式(4)の化合物を作り
    : 【化29】 (D) 無水溶媒中で化合物(4)をシクロプロピルメチルオキシ酢酸と反応さ
    せて化合物(5)を得る: 【化30】 (E) 非プロトン性溶媒中で化合物(5)を強塩基と反応させて中間の環式化
    合物(6)を得る: 【化31】 脱水剤の存在下でこの化合物を脱水して化合物(1)を得る。
  9. 【請求項9】 酸化剤が有機過酸およびジオキシラン誘導体の中から選択する
    請求項2〜5のいずれか一項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 酸化反応を−40〜30℃の間の温度で行う請求項2〜5のいずれ
    か一項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 酸化剤を一般式(II)の化合物に対して過剰に使用する請求項
    2〜5のいずれか一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 酸としてスルホン酸または無機酸を選択する請求項3に記載の
    方法。
  13. 【請求項13】 脱水剤としてC1−C6アルキルオルトホルミエートを用いる請
    求項3に記載の方法。
  14. 【請求項14】 反応溶媒の役目をする一般式(VIII)のアルコールの過剰量の
    存在下で反応を実行する請求項3〜5のいずれか一項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 下記一般式(VI)の化合物: 【化32】 [ここで、 R2は(C1−C6)アルキル基を表し、 R3とR4はそれぞれ独立して水素原子またはCHR67基を表し、 (ここで、 R6とR7が互いに独立して下記の中から選択される: 水素、 (C1−C10)アルキル、 (C1−C10)アルコキシ、 OH、 CN、 CH2CN、 OCOR8、 (C1−C6)フルオロアルキル、 ハロゲン、 CON(R8)2、 下記の中から選択される置換基でモノ−、ジ−またはトリ−置換されたフェニ
    ル、またはモノ−、ジ−またはトリ−置換されたヘテロアリール: 水素、 ハロゲン、 (C1−C6)アルキル、 (C1−C10)アルコキシ、 CN、 CF3、 C(R9)(R10)-OH、 C(R9)(R10)-O-(C1−C4)アルキル、 (C1−C6)フルオロアルキル、 R8は下記の中から選択され: 水素、 (C1−C6)アルキル 水素、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C1
    6)アルキルチオ、CNまたはCF3の中から選択される置換基でモノ−、ジ−
    またはトリ−置換されたフェニル、 水素、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C1
    6)アルキルチオ、CNまたはCF3の中から選択される置換基でモノ−、ジ−
    またはトリ−置換されたベンジル、 あるいは、2つのR8がそれらが結合している窒素原子と一緒になって5〜7の原
    子を有する環を作ることもでき、この環はO、SまたはNR9の中から選択され
    るヘテロ原子を含んでいてもよく、 R9とR10はそれぞれ独立して水素または(C1−C10)アルキルの中から選択さ
    れるか、それらが結合している原子と一緒に3〜7の炭素原子を有する環を作る
    ことができ、この環は窒素原子を含むこともでき、 R12はC1−C6アルキル基を表す)]
  16. 【請求項16】 下記の式の化合物: 【化33】 (ここで、R12が請求項15で定義のもの、特にメチルを表す)
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