JP5943387B2 - 新規トリフロン誘導体及びその製造方法 - Google Patents

新規トリフロン誘導体及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は新規トリフロン誘導体及びその製造方法に関する。トリフロン誘導体は医・農薬の製造中間体として有用な化合物である。
従来より、トリフロン誘導体は数多く知られているが本発明の化合物は知られていない。
インドール誘導体等の3−位にトリフルオロメチルスルホニル基を有し、2−位に水酸基を有する新規トリフロン誘導体及びその製造方法を提案する。
本発明者は、インドール誘導体等の3−位にトリフルオロメチルスルホニル基を有し、2−位に水酸基を有する新規トリフロン誘導体の製造方法について、鋭意検討した結果、2−位のトルフルオロメタンスルホン酸エステル誘導体を塩基で反応させることにより、容易に本発明の新規トリフロン誘導体が得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち本発明は、
[項1] 下記一般式(1)
(式中、Aは炭素原子又は窒素原子を示し、Rは水素原子、メチル基、エチル基、炭素数3〜10の直鎖、分岐若しくは環式のアルキル基、フェニル基、置換フェニル基、炭素数1〜4の直鎖又は分岐若しくは環式のアルキルオキシカルボニル基を示し、Aが炭素原子の場合はR及びRは縮環したベンゼン環又は置換基が導入されたベンゼン環を示し、Aが窒素原子の場合、Rは水素原子、Rは水素原子、メチル基、エチル基、炭素数3〜10の直鎖、分岐若しくは環式のアルキル基、フェニル基又は置換フェニル基を示す)
又は下記一般式(2)
(式中R及びRは各々独立して、水素原子、メチル基、エチル基又は炭素数3〜4の直鎖分岐若しくは環式のアルキル基を示し、RとRは縮環してベンゼン環を形成しても良い)
で表されるトリフロン誘導体。
[項2] 下記一般式(3)
(式中、A、R、R及びRは前記に同じ)
で表されるトリフルオロメタンスルホン酸エステル誘導体を、塩基で処理することを特徴とする、項1に記載の一般式(1)で表されるトリフロン誘導体の製造方法。
[項3] 下記一般式(4)
(式中、R及びRは前記に同じ)
で表されるトリフルオロメタンスルホン酸エステル誘導体を、塩基で処理することを特徴とする、項1に記載の一般式(2)で表されるトリフロン誘導体の製造方法
を提供するものである。
本発明により、医農薬の合成中間体として有用な新規トリフロン誘導体及びその製造方法が提供された。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の置換フェニルとは、4−メチルフェニル基、4−エチルフェニル基、4−メトキシフェニル基、4−エトキシフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−クロロフェニル基、4−ブロモフェニル基を示す。
本発明の一般式(1)で表されるトリフロン誘導体としては、具体的には例えば、エチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラート、tert−ブチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラート、メチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラート、1−メチル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール、1−エチル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール、1−iso−プロピル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール、1−フェニル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール、1−p−トリル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール、1−(4−メトキシフェニル)−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール、1−(4−クロロフェニル)−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール、tert−ブチル 2−ヒドロキシ−5−メトキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラート、6−クロロ−1−フェニル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−オール、3−メチル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オール、3−n−プロピル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オール、3−tert−ブチル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オール、1,3−ジフェニル−4−トリフルオロメチルスルホニル−1H−ピラゾール−5−オール、3−メチル−1−p−トリル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オール、1−(4−メトキシフェニル)−3−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オール等が挙げられる。
本発明の一般式(2)で表されるトリフロン誘導体としては、具体的には例えば、3−(トリフルオロメチルスルホニル)ピリジン−2−オール、3−(トリフルオロメチルスルホニル)キノリン−2−オール等が挙げられる。
本発明の一般式(3)で表されるトリフルオロメタンスルホン酸エステル誘導体としては、具体的には例えば、エチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート、tert−ブチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート、メチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート、1−メチル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート、1−エチル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート、1−iso−プロピル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート、1−フェニル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート、1−p−トリル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート、1−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート、1−(4−クロロフェニル)−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート、tert−ブチル 5−メトキシ−2−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラート、6−クロロ−1−フェニル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート、3−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート、1−フェニル−3−プロピル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート、3−tert−ブチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート、1,3−ジフェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート、3−メチル−1−p−トリル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート、1−(4−メトキシフェニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート等が挙げられる。
本発明の一般式(4)で表されるトリフルオロメタンスルホン酸エステル誘導体としては、具体的には例えば、ピリジン−2−イル トリフルオロメタンスルホナート、キノリン−2−イル トリフルオロメタンスルホナート等が挙げられる。
本発明の製造の適用可能な塩基としては、具体的には例えば、トリエチルアミン、4−ジメチルアミノピリジン、1,1,3,3−テトラメチルグアニジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン、1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン、2,8,9−トリイソプロピル−2,5,8,9−テトラアザ−1−フォスファビシクロ[3.3.3]ウンデセン、1,1,3,3−テトラメチルブチルイミノ−トリス(ジメチルアミノ)フォスフォラン、tert−ブチルイミノ−トリス(ジメチルアミノ)フォスフォラン、2−tert−ブチルイミノ−2−ジエチルアミノ−1,3−ジメチルペルヒドロ−1,3,2−ジアザホスホリン、tert−ブチルイミノ−トリス(ピロリジノ)フォスフォラン、N'''−[N−エチル−P,P−ビス(ジメチルアミノ)フォスフィニミル]−N,N,N',N',N'',N''−ヘキサメチルフォスフォリミジクトリアミド、1−tert−ブチル−4,4,4−トリス(ジメチルアミノ)−2,2−ビス[トリス(ジメチルアミノ)ホスホラニリデンアミノ]−2λ,4λ−カテナジ(以下P-Buと略す)、リチウム ヘキサメチルジシラジド、カリウム tert−ブトキシド、リチウム ジイソプロピルアミド(以下LDAと略す)が挙げられるが、好ましくは、P-Bu又はLDAで、反応に具する一般式(3)又は一般式(4)で表されるトルフルオロメタンスルホン酸エステル誘導体に対して、1.0〜1.6モル量使用する。
本発明の製造に提供可能な溶剤としては、反応に不活性なものであれば特に規定はないが、具体的には例えば、ベンゼン、トルエン、キレレン、エチルベンゼン、ベンゾトリフルオリド等の芳香族炭化水素系溶剤、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル tert−ブチルエーテル、テトラヒドフラン(以下THFと略す)等のエーテル系溶剤が挙げられるが、好ましくはTHFで、反応に具する一般式(3)又は一般式(4)のトリフルオロメタンスルホン酸エステル誘導体に対して、5〜15ml/mmol使用する。
本発明の製造の温度及び時間は、−80℃〜−60℃の温度範囲で、反応に具する一般式(3)又は一般式(4)で表されるトリフルオロメタンスルホン酸エステル誘導体、溶剤及び塩基を仕込み、室温まで昇温させた後、1〜3時間保持することにより反応は完結する。
本発明の製造後の後処理としては、周知の方法であれば特に規定はないが、例えば、エーテル等の溶剤で希釈し、飽和塩化アンモニウム水溶液で洗浄、水洗、硫酸ナトリウム等で乾燥、ろ過、濃縮により粗製物を得、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、一般式(1)又は一般式(2)で表される新規トリフロン誘導体を得る。
以下実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
参考例1 エチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
エチル オキシインドール−1−カルボキシラート(205.1mg、1.00mmol)と2,4,6−トリ−tert−ブチルピリジン(以下、TTBPと略す、296.8mg、1.20mmol)の1,2−ジクロロエタン(以下、EDCと略す)溶液を、0℃とした後、これに無水トリフルオロメタンスルホン酸無水物(TfOと以下略す、185μl、1.10mmol)を添加した。次いで、ゆっくり室温に昇温した後、室温下で2時間反応を行った。反応終了後、反応液をエーテルで希釈し、飽和塩化アンモニウム水溶液洗浄、水洗、硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮にし、粗製物を得た。得られた粗製物は、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、目的物のエチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート(316.2mg、収率94%)を白色固体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=8.18(d,J=8.1Hz,1H)、7.56(d,J=7.5Hz,1H)、7.44−7.38(m,1H)、7.33−7.28(m,1H)、6.47(s,1H)、4.58(q,J=7.5Hz,2H)、1.51(t,J=7.5Hz,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−73.0(s,3F)ppm。
MS(ESI,m/z)336.0[M−H]
参考例2 tert−ブチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
参考例1と同じ方法でtert−ブチル オキシインドール−1−カルボキシラート(279.7mg、1.20mmol)、TTBP(356.3mg、1.44mmol)とTfO(221μl、1.32mmol)を無水EDC(3.0ml)中で反応させ、目的物のtert−ブチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート(389.7mg、収率89%)を無色透明液体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=8.11(d,J=8.1Hz,1H)、7.54(d,J=7.8Hz,1H)、7.42−7.36(m,1H)、7.31−7.26(m,1H)、6.45(s,1H)、1.71(s,9H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−72.4(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl,150.9MHz)δ=28.2、86.4、98.4、115.7、119.0(q,J=321.9Hz),121.4、123.9、125.2、125.8、133.0、138.4、148.4ppm。
IR(neat)3480、2983、1748、1597、1434、1214、970、796cm−1
MS(ESI,m/z)364.1[M−H]
HRMS 計算値[C1414NOS−H]:364.0467、測定値:364.0461。
参考例3 メチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
参考例1と同じ方法でメチル オキシインドール−1−カルボキシラート(286.6mg、1.50mmmol)、TTBP(445.4mg、1.80mmol)とTfO(278μl、1.65mmmol)を無水EDC(3.6ml)中で反応させ、目的物のメチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート(464.2mg、収率96%)を白色固体として得た。
融点:60−62℃。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=8.16(d,J=8.1Hz,1H)、7.55(d,J=7.5Hz,1H)、7.44−7.39(m,1H)、7.33−7.28(m,1H)、6.47(s,1H)、4.10(s,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−73.2(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl,150.9MHz)δ=54.3、99.2、115.6、118.9(q,J=321.6Hz)、121.5、124.3、125.3、126.1、132.9、138.0、150.1ppm。
IR(KBr)3478、2964、1747、1600、1429、1202、950、755cm−1
MS(ESI,m/z)322.0[M−H]
HRMS 計算値[C11NOS−H]:321.9997、測定値:321.9996。
参考例4 1−メチル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
参考例1と同じ方法で1−メチルオキシインドール(147.1mg、1.00mmol)、TTBP(296.9mg、1.20mmol)とTfO(185μl、1.10mmol)を無水EDC(2.4ml)中で反応させ、目的物の1−メチル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(240.5mg、収率86%)を無色透明液体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=7.60(d,J=8.1Hz,1H)、7.31−7.30(m,2H)、7.21−7.17(m,1H)、6.36(s,1H)、3.72(s,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−72.6(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl,150.9MHz)δ=28.8、90.1、109.7、118.9(q,J=321.6Hz)、121.2、121.5、123.2、125.0、133.3、139.1ppm。
IR(neat)2947、1739、1552、1434、1216、1137、875、795cm−1
MS(ESI,m/z)277.7[M−H]
HRMS 計算値[C10NOS−H]:278.0099、測定値:278.0117。
参考例5 1−エチル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
参考例1と同じ方法で1−エチルオキシインドール(193.3mg、1.20mmol)、TTBP(356.3mg、1.44mmol)とTfO(221μl、1.32mmol)を無水EDC(3ml)中で反応させ,目的物の1−エチル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(331.6mg、収率94%)を無色透明液体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=7.60(d,J=7.8Hz,1H)、7.34−7.29(m,2H)、7.20−7.15(m,1H)、6.34(s,1H)、4.18(q,J=7.5Hz,2H)、1.32(t,J=7.2Hz,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−72.9(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl,150.9MHz)δ=14.9、37.7、89.9、109.8、118.9(q,J=322.3Hz)、121.1、121.6、123.1、125.3、133.2、138.5ppm。
IR(neat)3674、2985、1550、1429、1226、1138、927、748cm−1
MS(ESI,m/z)291.7[M−H]
HRMS 計算値[C1110NOS−H]:292.0255、測定値:292.0253。
参考例6 1−iso−プロピル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
参考例1と同じ方法で1−iso−プロピルオキシインドール(210.1mg、1.20mmol)、TTBP(356.3mg、1.44mmol)とTfO(221μl、1.32mmol)を無水EDC(3ml)中で反応させ、目的物の1−iso−プロピル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(316.2mg、収率86%)を無色透明液体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=7.59(d,J=8.1Hz、1H))、7.48(d,J=8.4Hz,1H)、7.28−7.22(m,1H)、7.18−7.13(m,1H)、6.32(s,1H)、4.76−4.67(m,1H)、1.64(d,J=6.9Hz,6H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−72.8(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl,150.9MHz)δ=21.5、47.3、90.0、111.5.118.9(q,J=321.3Hz)、120.7、121.7、122.7、125.6、131.4、138.5ppm。
IR(neat)2983、1729、1614、1430、1218、1134、935、750cm−1
MS(ESI,m/z)305.9[M−H]
HRMS 計算値[C1212NOS−H]:306.0412、測定値:306.0420。
参考例7 1−フェニル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
参考例1と同じ方法で1−フェニルオキシインドール(209.1mg、1.00mmol)、TTBP(296.9mg、1.20mmol)とTfO(185μl、1.10mmol)を無水EDC(2.4ml)中で反応させ、目的物の1−フェニル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(326.4mg、収率96%)を無色透明液体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=7.66(d,J=8.1Hz,1H)、7.60−7.50(m,3H)、7.45−7.42(m,2H)、7.25−7.22(m,3H)、6.52(s,1H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−73.2(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl,150.9MHz)δ=91.8、110.8、118.8(q,J=321.6Hz)、121.5、121.9、123.8、125.1、127.8、128.9、129.9、134.0、134.4、138.7ppm。
IR(neat)3060、1743、1556、1434、1230、1137、998、801cm−1
MS(ESI,m/z)340.1[M−H]
HRMS 計算値[C1510NOS−H]:340.0255、測定値:340.0254。
参考例8 1−p−トリル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
参考例1と同じ方法で1−p−トリルオキシインドール(334.6mg、1.50mmol)、TTBP(445.4mg、1.80mmol)とTfO(278μl、1.65mmol)を無水EDC(3.6ml)中で反応させ、目的物の1−p−トリル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(466.4mg、収率88%)を無色透明液体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=7.66−7.63(m,1H)、7.37−7.19(m,7H)、6.50(s,1H)、2.46(s,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−73.1(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl,150.9MHz)δ=21.3、91.5、110.8、118.7(q,J=321.6Hz)、121.5、121.7、123.7、125.0、127.5、130.5、131.7、134.2、138.8、139.0ppm。
IR(neat)3039、1743、1515、1434、1230、1139、999、822cm−1
MS(ESI,m/z)354.2[M−H]
HRMS 計算値[C1612NOS−H]:354.0412、測定値:354.0413。
参考例9 1−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
参考例1と同じ方法で1−(4−メトキシフェニル)オキシインドール(358.6mg、1.50mmol)、TTBP(445.4mg、1.80mmol)とTfO(278μl、1.65mmol)を無水EDC(3.6ml)中で反応させ、目的物の1−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(526.7mg、収率95%)を無色透明液体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=7.66−7.63(m,1H)、7.34−7.31(m,2H)、7.24−7.14(m,3H)、7.07−7.04(m,2H)、6.49(s,1H)、3.90(s,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−73.1(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl,150.9MHz)δ=55.6、91.3、110.8、115.0、118.7(q,J=321.4Hz)、121.5、121.7、123.7、124.9、126.8、129.2、134.4、139.0、159.9ppm。
IR(neat)2961、1741、1514、1433、1231、1138、1036、836cm−1
MS(ESI,m/z)370.2[M−H]
HRMS 計算値[C1612NOS−H]:370.0361、測定値:370.0363。
参考例10 1−(4−クロロフェニル)−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
参考例1と同じ方法で1−(4−クロロフェニル)オキシインドール(364.6mg、1.50mmol)、TTBP(445.4mg、1.80mmol)とTfO(278μl、1.65mmol)を無水EDC(3.6ml)中で反応させ、目的物の1−(4−クロロフェニル)−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(536.8mg、収率95%)を無色透明液体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=7.67−7.64(m,1H)、7.55(d,J=8.7Hz,2H)、7.37(d,J=8.7Hz,2H)、7.28−7.18(m,3H)、6.53(s,1H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−73.0(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl,150.9MHz)δ=92.2、110.6、118.7(q,J=321.7Hz)、121.7、122.1、124.1、125.1、129.0、130.2、132.9、133.9、134.9、138.5ppm。
IR(neat)3060、1745、1496、1434、1229、1138、998、834cm−1
MS(ESI,m/z)373.9[M−H]
HRMS 計算値[C15ClFNOS−H]:373.9866、測定値:373.9868。
参考例11 tert−ブチル 5−メトキシ−2−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
参考例1と同じ方法でtert−ブチル 5−メトキシオキシインド−ル−1−カルボキシラート(197.3mg、0.75mmol)、TTBP(222.7mg、0.90mmol)とTfO(139μl、0.83mmol)を無水EDC(1.8ml)中で反応させ、目的物のtert−ブチル 5−メトキシ−2−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラート(258.4mg、収率87%)を白色固体として得た。
融点:62−64℃。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=8.00(d,J=9.9Hz,1H)、7.00−6.98(m,2H),6.38(s,1H)、3.84(s,3H)、1.70(s,9H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−72.4(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl,150.9MHz)δ=28.2、55.8、86.3、98.3、103.7、114.7、116.8、119.0(q,J=321.9Hz)、126.0、127.5、138.5、148.3、156.5ppm。
IR(KBr)3465、2998、1740、1435、1338、1204、968、803cm−1
MS(ESI,m/z)394.0[M−H]
HRMS 計算値[C1516NOS−H]:394.0572、測定値:394.0577。
参考例12 6−クロロ−1−フェニル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
参考例1と同じ方法で6−クロロ−1−フェニルオキシインドール(364.6mg、1.50mmol)、TTBP(445.4mg、1.80mmol)とTfO(278μl、1.65mmol)を無水EDC(3.6ml)中で反応させ、目的物の6−クロロ−1−フェニル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(546.5mg、収率97%)を無色透明液体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=7.61−7.52(m,4H)、7.42−7.39(m,2H)、7.21−7.18(m,2H)、6.50(s,1H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−73.1(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl,150.9MHz)δ=91.9、110.8、118.6(q,J=321.4Hz)、122.6、122.7、123.5、127.7、129.3、129.8、130.0、133.8、134.3、139.0ppm。
IR(neat)3068、1748、1550、1436、1227、1137、1008、804cm−1
MS(ESI,m/z)374.1[M−H]
HRMS 計算値[C15ClFNOS−H]:373.9866、測定値:373.9862。
参考例13 3−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
参考例1と同じ方法で3−メチル−1−フェニル−5−ピラゾロン(261.3mg、1.50mmol)、TTBP(445.4mg、1.80mmol)とTfO(278μl、1.65mmol)を無水EDC(3.6ml)中で反応し、目的物の3−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(432.7mg、収率94%)を無色透明液体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=7.54−7.40(m,5H)、6.14(s,1H)、2.34(s,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−73.1(s,3F)ppm。
MS(ESI,m/z)307.1[M+H]
参考例14 1−フェニル−3−プロピル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
参考例1と同じ方法で1−フェニル−3−プロピル−5−ピラゾール(303.2mg、1.50mmol)、TTBP(445.4mg、1.80mmol)とTfO(278μl,1.65mmol)を無水EDC(3.6ml)中で反応させ、目的物の1−フェニル−3−プロピル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(455.0mg、収率91%)を無色透明液体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=7.55−7.39(m,5H)、6.15(s,1H)、2.64(t,J=7.2Hz,2H)、1.76−1.68(m,2H)、1.00(t,J=7.2Hz,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−73.1(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl,150.9MHz)δ=13.9、22.5、31.2、95.6、118.5(q,J=321.6Hz)、123.7、128.4、129.5、136.9、140.8、153.8ppm。
IR(neat)2964、1556、1437、1219、1135、1013、853、759cm−1
MS(ESI,m/z)335.4[M+H]
HRMS 計算値[C1313S+H]:335.0677、測定値:335.0674。
参考例15 3−tert−ブチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
参考例1と同じ方法で3−tert−ブチル−1−フェニル−5−ピラゾロン(259.4mg、1.20mmol)、TTBP(356.3mg、1.44mmol)とTfO(221μl、1.32mmol)を無水EDC(3ml)中で反応させ、目的物の3−tert−ブチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(383.2mg、収率92%)を無色透明液体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=7.56−7.38(m,5H)、6.19(s,1H)、1.35(s,9H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−73.1(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl,150.9MHz)δ=30.1、33.0、93.5、118.6(q,J=321.4Hz)、123.8、128.3、129.5、137.1、140.6、162.1ppm。
IR(neat)2964、1552、1436、1220、1137、1015、857、760cm−1
MS(ESI,m/z)349.6[M+H]
HRMS 計算値[C1415S+H]:349.0834、測定値:349.0832。
参考例16 1,3−ジフェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
参考例1と同じ方法で1,3−ジフェニル−5−ピラゾロン(283.3mg、1.20mmol)、TPP(356.3mg、1.44mmol)とTfO(221μl、1.32mmol)を無水EDC(3ml)中で反応させ、目的物の1,3−ジフェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(420.5mg、収率95%)を白色固体として得た。
融点:44−46℃。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=7.85(d,J=7.5Hz,2H)、7.63(d,J=7.5Hz,2H)、7.55−7.38(m,6H)、6.65(s,1H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−72.9(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl,150.9MHz)δ=94.2、118.6(q,J=321.6Hz)、123.9、125.7、128.7、128.9、129.0、129.6、132.2、136.9、141.6、151.3ppm。
IR(KBr)3433、3069、1550、1435、1222、1134、1015、768cm−1
MS(ESI,m/z)369.5[M+H]
HRMS 計算値[C1611S+H]:369.0521、測定値:369.0526。
参考例17 3−メチル−1−p−トリル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
参考例1と同じ方法で3−メチル−1−p−トリル−5−ピラゾロン(225.7mg、1.20mmol)、TTBP(356.3mg、1.44mmol)及びTfO(221μl、1.32mmol)を無水EDC(3ml)中で反応させ、目的物の3−メチル−1−p−トリル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(356.4mg、収率93%)を無色透明液体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=7.38(d,J=7.8Hz,2H)、7.27(d,J=7.8Hz,2H)、6.12(s,1H)、2.40(s,3H)、2.33(s,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−73.1(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl,150.9MHz)δ=14.6、21.2、96.3、118.6(q,J=321.4Hz)、123.7、130.0、134.4、138.5、140.9、149.0ppm。
IR(neat)3145、2929、1557、1436、1219、1135、1034、820cm−1
MS(ESI,m/z)321.1[M+H]
HRMS 計算値[C1211S+H]:321.0521、測定値:321.0520。
参考例18 1−(4−メトキシフェニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
参考例1と同じ方法で1−(4−メトキシフェニル)−3−メチル−5−ピラゾロン(244.9mg、1.20mmmol)、TTBP(356.3mg、1.44mmol)及びTfO(221μl、1.32mmol)を無水EDC(3ml)中で反応し、目的物の1−(4−メトキシフェニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(362.1mg、収率90%)を無色透明液体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=7.41(d,J=6.9Hz,2H)、6.98(d,J=6.9Hz,2H)、6.11(s,1H)、3.85(s,3H)、2.33(s,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−72.6(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl,150.9MHz)δ=14.5、55.5、96.0、114.5、118.5(q,321.6Hz)、125.6、129.8、140.9、148.8、159.6ppm。
IR(neat)3144、2937、1518、1435、1221、1135、1028、834cm−1
MS(ESI,m/z)337.4[M+H]
HRMS 計算値[C1211S+Na]:359.0289、測定値:359.0287。
実施例1 エチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
窒素気流下、−78℃とした参考例1で調製したエチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート(269.6mg,0.80mmol)のTHF(8ml)溶液に、LDA(0.44ml、2.0Mヘキサン溶液、0.88mmol)をゆっくり滴下した後、同温度で2時間攪拌し、次いで室温まで昇温した。反応終了後、飽和塩化アンモニウム水溶液で加え、エーテルで抽出した。抽出した有機層は合わせて水洗、硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残渣はシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、目的物のエチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラート(203.8mg、収率76%)を白色固体として得た。
融点:>250℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=7.64(d,J=8.1Hz,1H)、7.30(d,J=7.8Hz,1H)、6.96(t,J=7.5Hz,1H)、6.86(t,J=7.5Hz,1H)、4.33(q,J=7.2Hz,2H)、3.39(s,1H)、1.33(t,J=7.2Hz,3H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−79.9(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=14.2、62.0、73.8、113.1、114.9、120.0、121.6(q,J=330.6Hz)、122.8、127.2、129.8、151.7、161.7ppm。
IR(KBr)3538、2987、1718、1607、1330、1198、1001、776cm−1
MS(ESI,m/z)336.2[M−H]
HRMS 計算値[C1210NOS−H]:336.0154、測定値:336.0171。
実施例2 tert−ブチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
実施例1と同じ方法で、参考例2で調製したtert−ブチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート(365.1mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物のtert−ブチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラート(354.2mg、収率97%)を白色固体として得た。
融点;>250℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=7.56(d,J=7.8Hz,1H)、7.29(d,J=7.2Hz,1H)、6.93(t,J=7.2Hz,1H)、6.84(t,J=7.8Hz,1H)、3.37(s,1H)、1.56(s,9H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−79.8(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=27.9、73.8、82.2、112.9、114.8、119.8、121.6(q,J=330.5Hz)、122.5、127.0、129.8、150.2、161.7ppm。
IR(KBr)3445、2981、1710、1608、1332、1205、980、751cm−1
MS(ESI,m/z)364.2[M−H]
HRMS 計算値[C1414NOS−H]:364.0467、測定値:364.0472。
実施例3 メチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
実施例1と同じ方法で、参考例3で調製したメチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート(323.0mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物のメチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラート(202.9mg、収率63%)を白色固体として得た。
融点:>250℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=7.66(d,J=8.4Hz,1H)、7.28(d,J=7.5Hz,1H)、6.94(t,J=7.5Hz,1H)、6.84(t,J=7.5Hz,1H)、3.85(s,3H)、3.39(s,1H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−79.9(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=52.9、73.6、112.9、114.8、119.8、120.6(q,J=330.2Hz)、122.8、127.3、129.9、152.4、161.1ppm。
IR(KBr)3441、1731、1594、1444、1344、1202、1099、750cm−1
MS(ESI,m/z)321.6[M−H]
HRMS 計算値[C11NOS−H]:321.9997、測定値:322.0010。
実施例4 1−メチル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オールの調製
実施例1と同じ方法で、参考例4で調製した1−メチル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(251.1mg、0.90mmol)のTHF(9ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.5ml、2.0Mヘキサン溶液、1.00mmol)を添加し反応を行い、目的物の1−メチル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール(184.5mg、収率74%)を白色固体として得た。
融点:200−202℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=7.23(d,J=7.8Hz,1H)、6.81−6.79(m,3H)、3.48(brs,1H)、3.18(s,3H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−79.7(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=25.6、72.7、106.2、114.7、119.2、119.5、121.9(q,J=331.5Hz)、126.2、134.1、164.1ppm。
IR(KBr)3442、2928、1698、1600、1306、1198、1086、749cm−1
MS(ESI,m/z)277.7[M−H]
HRMS 計算値[C10NOS−H]:278.0099、測定値:278.0102。
実施例5 1−エチル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オールの調製
実施例1と同じ方法で、参考例5で調製した1−エチル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(293.0mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の1−エチル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール(171.6mg、収率59%)を白色固体として得た。
融点:208−210℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=7.22(d,J=6.9Hz,1H)、6.81−6.75(m,3H)、3.74(q,J=7.2Hz,2H)、3.36(s,1H)、1.11(t,J=7.2Hz,3H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−79.7(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=11.8、33.2、72.4、106.0、114.7、119.0、119.1、121.9(q,J=331.4Hz)、126.4、133.1、163.6ppm。
IR(KBr)3446、2980、1598、1376、1196、1090、974、751cm−1
MS(ESI,m/z)291.8[M−H]
HRMS 計算値[C1110NOS−H]:292.0255、測定値:292.0255。
実施例6 1−iso−プロピル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オールの調製
実施例1と同じ方法で、参考例6で調製した1−iso−プロピル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(276.3mg、0.90mmol)のTHF(9ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.50ml、2.0Mヘキサン溶液、1.00mmol)を添加し反応を行い、目的物の1−iso−プロピル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール(187.1mg、収率68%)を白色固体として得た。
融点:213−215℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=7.26−7.23(m,1H)、7.00−6.98(m,1H)、6.77−6.75(m,2H)、4.79−4.69(m,1H)、3.40(s,1H)、1.38(d,J=6.6Hz,6H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−79.7(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=20.0、41.4、72.5、107.7、114.9、118.8、118.9、121.9(q,J=333.5Hz)、126.5、133.3、163.6ppm。
IR(KBr)3446、2981、2119、1595、1364、1194、1089、753cm−1
MS(ESI,m/z)306.0[M−H]
HRMS 計算値[C1212NOS−H]:306.0412、測定値:306.0419。
実施例7 1−フェニル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オールの調製
実施例1と同じ方法で、参考例7で調製した1−フェニル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(225.1mg、0.66mmol)のTHF(6.6ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.36ml、2.0Mヘキサン溶液、0.72mmol)を添加し反応を行い目的物の1−フェニル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール(199.7mg、収率89%)を白色固体として得た。
融点:210−212℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=7.53−7.32(m,6H)、6.87−6.71(m,3H)、3.52(brs,1H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−79.7(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=72.8、106.8、115.1、119.3、120.3、121.9(q,J=333.2Hz)、126.3、126.6、127.0、129.0、133.4、136.5、163.3ppm。
IR(KBr)3566、2319、1602、1312、1194、1084、983、752cm−1
MS(ESI,m/z)340.0[M−H]
HRMS 計算値[C1510NOS−H]:340.0255、測定値:340.0255。
実施例8 1−p−トリル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オールの調製
実施例1と同じ方法で、参考例8で調製した1−p−トリル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(319.5mg、0.90mmol)のTHF(9ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.50ml、2.0Mヘキサン溶液、1.00mmol)を添加し反応を行い、目的物の1−p−トリル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール(298.8mg、収率93%)を白色固体として得た。
融点:220−222℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=7.31−7.24(m,5H)、6.81(t,J=7.5Hz,1H)、6.74(t,J=7.5Hz,1H)、6.66(d,J=7.5Hz,1H)、3.38(brs,1H)、2.36(s,3H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−79.7(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=20.7、72.6、106.7、114.9、119.1、120.0、121.9(q,J=330.3Hz)、126.5、126.8、129.4、133.6、133.9、135.5、163.5ppm。
IR(KBr)3446、2321、1589、1312、1192、1082、982、750cm−1
MS(ESI,m/z)354.3[M−H]
HRMS 計算値[C1612NOS−H]:354.0412、測定値:354.0424。
実施例9 1−(4−メトキシフェニル)−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オールの調製
実施例1と同じ方法で、参考例9で調製した1−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(371.0mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の1−(4−メトキシフェニル)−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール(199.6mg、収率54%)を白色固体として得た。
融点:208−210℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=7.33−7.28(m,3H)、7.05(d,J=8.4Hz,2H)、6.84(t,J=7.2Hz,1H)、6.77(t,J=7.2Hz,1H)、6.64(d,J=7.2Hz,1H)、3.86−3.75(brs,4H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−79.7(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=55.3、73.1、106.9、114.3、115.1、119.4、120.2、121.8(q,J=330.9Hz)、126.2、128.4、129.0、133.9、157.7、163.3ppm。
IR(KBr)3446、2320、1598、1514、1316、1197、1083、751cm−1
MS(ESI,m/z)370.0[M−H]
HRMS 計算値[C1612NOS−H]:370.0361、測定値:370.0359。
実施例10 1−(4−クロロフェニル)−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オールの調製
実施例1と同じ方法で、参考例10で調製した1−(4−クロロフェニル)−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(375.0mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の1−(4−クロロフェニル)−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール(307.2mg、収率82%)を白色固体として得た。
融点:219−221℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=7.54(d,J=8.4Hz,2H)、7.45(d,J=8.4Hz,2H)、7.32(d,J=7.2Hz,1H)、6.85−6.76(m,3H)、3.46(brs,1H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−79.7(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=72.8、106.8、115.1、119.3、120.5、121.9(q,J=330.6Hz)、126.7、128.5、129.0、130.3、132.9、135.4、163.1ppm。
IR(KBr)3567、2320、1618、1496、1314、1195、1079、751cm−1
MS(ESI,m/z)374.0[M−H]
HRMS 計算値[C15ClFNOS−H]:373.9866、測定値:373.9868。
実施例11 tert−ブチル 2−ヒドロキシ−5−メトキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
実施例1と同じ方法で、参考例11で調製したtert−ブチル 5−メトキシ−2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート(158.0mg、0.40mmmol)のTHF(4ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.22ml,2.0Mヘキサン溶液、0.44mmol)を添加し反応を行い、目的物のtert−ブチル 2−ヒドロキシ−5−メトキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラート(126.6mg、収率80%)を白色固体として得た。
融点:>250℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=7.47(d,J=8.7Hz,1H)、6.86(s,1H)、6.41(d,J=8.4Hz,1H)、3.67(s,3H)、3.35(s,1H)、1.54(s,9H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−79.8(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=27.9、55.0、74.0、81.7、100.8、104.8、113.4、121.6(q,J=331.2Hz)、124.0、128.3、150.1、155.4、161.8ppm。
IR(KBr)3446、2980、1713、1580、1325、1202、1013、843cm−1
MS(ESI,m/z)394.3[M−H]
HRMS 計算値[C1516NOS−H]:394.0572、測定値:394.0571。
実施例12 6−クロロ−1−フェニル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−オールの調製
実施例1と同じ方法で、参考例12で調製した6−クロロ−1−フェニル−1H−インドール トリフルオロメタンスルホナート(375.0mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の6−クロロ−1−フェニル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−オール(340.8mg、収率91%)を白色固体として得た。
融点:>250℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=7.54−7.39(m,5H)、7.27(d,J=8.1Hz,1H)、6.88(d,J=7.5Hz,1H)、6.65(s,1H)、3.38(brs,1H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−79.9(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=72.7、106.6、115.8、119.9、121.7(q,J=330.3Hz)、123.6、125.3、126.9、127.1、129.2、134.4、135.8、163.6ppm。
IR(KBr)3446、2319、1619、1470、1311、1197、989、722cm−1
MS(ESI,m/z)374.1[M−H]
HRMS 計算値[C15ClFNOS−H]:373.9866、測定値:373.9871。
実施例13 3−メチル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オールの調製
実施例1と同じ方法で、参考例13で調製した3−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(306.0mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の3−メチル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オール(251.7mg、収率84%)を白色固体として得た。
融点:215−217℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=10.45(brs,1H)、7.77(d,J=8.7Hz,2H)、7.44−7.39(m,2H)、7.24−7.19(m,1H)、2.25(s,3H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−80.4(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=14.0、87.6、120.5、120.6(q,J=325.6Hz)、125.4、128.9、137.9、148.8、159.5ppm。
IR(KBr)3432、2792、1647、1501、1362、1194、840、742cm−1
MS(ESI,m/z)304.8[M−H]
HRMS 計算値[C11S−H]:305.0208、測定値:305.0219。
実施例14 3−n−プロピル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オールの調製
実施例1と同じ方法で、参考例14で調製した3−n−プロピル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(334.1mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却した後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の3−n−プロピル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オール(289.6mg、収率87%)を白色固体として得た。
融点:>250℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=7.95(d,J=8.4Hz,2H)、7.44−7.39(m,2H)、7.06−7.01(m,1H)、4.32(brs,1H)、2.49(t,J=7.5Hz,2H)、1.68−1.60(m,2H)、0.92(t,J=7.5Hz,3H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−80.1(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=14.0、21.0、30.2、84.0、118.6、120.5(q,J=326.5Hz)、123.3、128.5、139.9、151.1、162.0ppm。
IR(KBr)3390、2968、1613、1506、1335、1206、1075、767cm−1
MS(ESI,m/z)333.2[M−H]
HRMS 計算値[C1313S−H]:333.0521、測定値:333.0533。
実施例15 3−tert−ブチル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オールの調製
実施例1と同じ方法で、参考例15で調製した3−tert−ブチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(348.1mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却した後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の3−tert−ブチル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オール(302.7mg、収率87%)を白色固体として得た。
融点:198−200℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=8.01(d,J=8.1Hz,2H)、7.31(t,J=7.5Hz,2H)、7.02(t,J=7.2Hz,1H)、3.43(brs,1H)、1.33(s,9H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−78.4(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=29.1、34.5、82.8、117.9、121.3(q,J=329.0Hz)、124.6、128.4、140.4、156.4、164.0ppm。
IR(KBr)3419、2970、1607、1505、1329、1200、1070、767cm−1
MS(ESI,m/z)347.3[M−H]
HRMS 計算値[C1415S−H]:347.0677、測定値:347.0681。
実施例16 1,3−ジフェニル−4−トリフルオロメチルスルホニル−1H−ピラゾール−5−オールの調製
実施例1と同じ方法で、参考例16で調製した1,3−ジフェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(331.2mg、0.90mmol)のTHF(9ml)溶液を−78℃に冷却した後、次いでこれにLDA(0.50ml、2.0Mヘキサン溶液、1.00mmmol)を添加し反応を行い、目的物の1,3−ジフェニル−4−トリフルオロメチルスルホニル−1H−ピラゾール−5−オール(237.9mg、収率72%)を白色固体として得た。
融点:209−211℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=8.05(d,J=8.4Hz,2H)、7.56−7.53(m,2H)、7.37−7.33(m,5H)、7.08(t,J=7.2Hz,1H)、3.45(brs,1H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−79.6(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=83.7、118.3、121.1(q,J=330.6Hz)、123.2、127.3、128.0、128.4、129.1、133.9、140.3、149.7、162.8ppm。
IR(KBr)3406、1614、1494、1494、1337、1204、1073、975、767cm−1
MS(ESI,m/z)367.3[M−H]
HRMS 計算値[C1611S−H]:367.0364、測定値:367.0356。
実施例17 3−メチル−1−p−トリル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オールの調製
実施例1と同じ方法で、参考例17で調製した3−メチル−1−p−トリル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(304.2mg、0.95mmmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、これにLDA(0.52ml、2.0Mヘキサン溶液、1.04mmol)を添加し反応を行い、目的物の3−メチル−1−p−トリル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オール(229.8mg、収率72%)を白色固体として得た。
融点:>250℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=7.85(d,J=7.8Hz,2H)、7.10(d,J=7.5Hz,2H)、3.39(brs,1H)、2.26(s,3H)、2.10(s,3H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−80.4(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=15.1、20.5、83.4、117.8、121.2(q,J=328.2Hz)、128.8、131.3、138.2、146.8、162.4ppm。
IR(KBr)3282、1605、1523、1346、1205、1080、816、735cm−1
MS(ESI,m/z)319.0[M−H]
HRMS 計算値[C1211S−H]:319.0364、測定値:319.0379。
実施例18 1−(4−メトキシフェニル)−3−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オールの調製
実施例1と同じ方法で、参考例18で調製した1−(4−メトキシフェニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(336.0mg、1.0mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、これにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の1−(4−メトキシフェニル)−3−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オール(254.5mg、収率76%)を白色固体として得た。
融点:>250℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=7.77(d,J=9.0Hz,2H)、6.91(d,J=9.0Hz,2H)、4.29(brs,1H)、3.74(s,3H)、2.15(s,3H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−80.4(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=14.7、55.2、84.8、113.7、120.6、121.0(q,J=325.5Hz)、132.9、147.1、155.7、161.1ppm。
IR(KBr)3431、2841、1604、1515、1332、1207、1076、767cm−1
MS(ESI,m/z)335.1[M−H]
HRMS 計算値[C1211S−H]:335.0313、測定値:335.0326。
参考例19 ピリジン−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
0℃としたピリジン−2−オール(190.2mg、2.00mmol)のピリジン(4ml)溶液に、TfO(0.42ml、2.50mmmol)を滴下した後、室温で一晩攪拌した。反応終了後、水を添加し、ジクロロメタンで抽出、抽出液を合わせて水洗、硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、粗製物を得た。得られた粗製物はシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=5/1 vol/vol)で精製し、目的物のピリジン−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(357.8mg、収率79%)を無色透明液体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=8.42(d,4.8Hz,1H)、7.94−7.88(m,1H)、7.40(dd,J=7.2,4.8Hz,1H)、7.19(d,J=8.1Hz,1H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−73.7(s,3F)ppm。
MS(ESI,m/z)228.1[M+H]
参考例20 キノリン−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
ピリジン(3ml)中、キノリン−2−オール(217.7mg、1.50mmol)とTfO(0.34ml、2.00mmol)を反応させ、キノリン−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(344.2mg、収率83%)を無色透明液体として得た。
H−NMR(CDCl,300MHz)δ=8.35(d,J=8.7Hz,1H)、8.06(d,J=8.7Hz,1H)、7.90(d,J=8.1Hz,1H)、7.80(dd,J=8.1,6.9Hz,1H)、6.44(t,J=7.8Hz,1H)、7.25(d,J=8.7Hz,1H)ppm。
19F−NMR(CDCl,282.3MHz)δ=−73.4(s,3F)ppm。
MS(ESI,m/z)278.2[M+H]
実施例19 3−(トリフルオロメチルスルホニル)ピリジン−2−オールの調製
実施例1と同じ方法で、参考例19で調製したピリジン−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(227.0mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、これにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の3−(トリフルオロメチルスルホニル)ピリジン−2−オール(135.6mg、収率60%)を白色固体として得た。
融点:238−240℃。
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=12.96(brs,1H)、8.38(d,J=7.2Hz,1H)、8.10(d,J=4.8Hz,1H)、6.53(t,J=6.9Hz,1H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−76.4(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=105.4、118.0、119.6(q,J=327.2Hz)、147.8、151.0、157.1ppm。
IR(KBr)3219、3106、1694、1541、1353、1232、1031、790cm−1
MS(ESI,m/z)225.6[M−H]
HRMS 計算値[CNOS−H]:225.9786、測定値:225.9790。
実施例20 3−(トリフルオロメチルスルホニル)キノリン−2−オールの調製
実施例1と同じ方法で、参考例20で調製したキノリン−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(277.0mg,1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78ト℃に冷却の後、これにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の3−(トリフルオロメチルスルホニル)キノリン−2−オール(114.2mg、収率41%)を白色固体として得た。
融点:>250℃
H−NMR(DMSO−d,300MHz)δ=12.73(brs,1H)、9.14(s,1H)、8.06(d,J=7.8Hz,1H)、7.79(t,J=7.2Hz,1H)、7.40(d,J=8.7Hz,1H)、7.33(t,J=7.2Hz,1H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d,282.3MHz)δ=−75.4(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d,150.9MHz)δ=115.8、117.1、119.5(q,J=327.8Hz)、122.0、123.3、131.5、136.3、142.3、152.2、156.1ppm。
IR(KBr)3001、2887、1665、1362、1210、1122、974、760cm−1
MS(ESI,m/z)275.6[M−H]
HRMS 計算値[C10NOS−H]:275.9942、測定値:275.9948。
実施例21 tert−ブチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
実施例2のLDAの使用量を1.10モル比より1.50モル比に変更した以外、実施例2と同じ操作を行い、目的物tert−ブチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートを収率75%で得た。
実施例22 tert−ブチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
実施例21のLDAをPBuに替えた以外、実施例21と同じ操作を行い、目的物tert−ブチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートを収率48%で得た。
本発明の一般式(1)又は一般式(2)で表されるトリフルオロメチルスルホニル基含有化合物は医農薬の合成中間体として用いられる有用な化合物である。

Claims (1)

  1. 下記一般式(1)

    (式中、Aは炭素原子又は窒素原子を示し、R は水素原子、メチル基、エチル基、炭素数3〜10の直鎖、分岐若しくは環式のアルキル基、フェニル基、置換フェニル基、炭素数1〜4の直鎖又は分岐若しくは環式のアルキルオキシカルボニル基を示し、Aが炭素原子の場合はR 及びR は縮環したベンゼン環又は置換基が導入されたベンゼン環を示し、Aが窒素原子の場合、R は存在せず、R は水素原子、メチル基、エチル基、炭素数3〜10の直鎖、分岐若しくは環式のアルキル基、フェニル基又は置換フェニル基を示す)、又は
    下記一般式(2)

    (式中R 及びR は各々独立して、水素原子、メチル基、エチル基又は炭素数3〜4の直鎖分岐若しくは環式のアルキル基を示し、R とR は縮環してベンゼン環を形成しても良い)
    で表されるトリフロン誘導体の製造方法であって、
    下記一般式(3)

    (式中、A、R、R及びRは前記に同じ)
    で表されるトリフルオロメタンスルホン酸エステル誘導体を塩基で処理すること、又は
    下記一般式(4)


    (式中、R 及びR は前記に同じ)
    で表されるトリフルオロメタンスルホン酸エステル誘導体を塩基で処理することを含む、前記一般式(1)又は前記一般式(2)で表されるトリフロン誘導体の製造方法。
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