JP2003511304A - 安全ベルトの上部取り付け位置の高さ調節の構造および方法 - Google Patents
安全ベルトの上部取り付け位置の高さ調節の構造および方法Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、垂直方向に、バネを用いて装着された車両の座席とともに、車両内に配置された、安全ベルトの上部取り付け位置の高さ調節の構造および方法に関する。上部取り付け位置(2)は、該車両の本体上で垂直方向に移動可能に配置され、かつ、移動伝達手段(17、18、19、20;27;33、34、35)を介して該車両の座席(3)に接続され、これにより、該車両の座席(3)のバネの移動が、該上部取り付け位置(2)の対応した移動をもたらす、安全ベルト(1)の上部取り付け位置(2)の高さ調節の構造。
Description
【0001】
(技術分野)
本発明は、垂直方向にバネが取り付けられた車両座席を備える車両に配置され
る、安全ベルトの上部取り付け点の高さを調節する構成および方法に関する。
る、安全ベルトの上部取り付け点の高さを調節する構成および方法に関する。
【0002】
(背景技術)
車両における安全ベルトの上部取り付け点の高さ調節構成は公知である。米国
特許第5,102,166号から、例えば、安全ベルトの上部取り付け点の高さ
調節構成が公知であり、取り付け点の移動は、車両に配置された座席が車両の長
手方向に移動する機能である。座席の移動は、ワイヤを介して、車両の車体に配
置される垂直誘導溝において延びる滑走部に伝達され、座席に座る人の肩の高さ
において位置決めされる。誘導溝は、上部端位置止めおよび下部端位置止めを含
み、これらの止めは、座席が後部位置に配置されているか、または前部位置にそ
れぞれ構成されている場合に、安全ベルトの上部取り付け点が過度な高さで終わ
るか、または過度な低さで終わることを防止する。したがって、上述の配置は、
例えば、背の高い人が適切な運転位置に到達するために座席を後方に移動する場
合、上部取り付け点は上方へ変位し、かつこの方法で、垂直方向に位置を定める
ことがこの背の高い人にとって最適であるということを意味する。
特許第5,102,166号から、例えば、安全ベルトの上部取り付け点の高さ
調節構成が公知であり、取り付け点の移動は、車両に配置された座席が車両の長
手方向に移動する機能である。座席の移動は、ワイヤを介して、車両の車体に配
置される垂直誘導溝において延びる滑走部に伝達され、座席に座る人の肩の高さ
において位置決めされる。誘導溝は、上部端位置止めおよび下部端位置止めを含
み、これらの止めは、座席が後部位置に配置されているか、または前部位置にそ
れぞれ構成されている場合に、安全ベルトの上部取り付け点が過度な高さで終わ
るか、または過度な低さで終わることを防止する。したがって、上述の配置は、
例えば、背の高い人が適切な運転位置に到達するために座席を後方に移動する場
合、上部取り付け点は上方へ変位し、かつこの方法で、垂直方向に位置を定める
ことがこの背の高い人にとって最適であるということを意味する。
【0003】
しかしながら、この公知の高さ調節構成は、安全ベルトの上部取り付け点の移
動が、車両の長手方向に座席を移動させる機能としてのみ行なわれるという不利
な点を有する。一般的に知られているように、特に、大型トラック、バスおよび
様々な型の実用車において、車両座席の高さもまた、車両の乗員の快適性を向上
させるために車両座席に垂直方向のバネの取り付けを提供するためには、安全ベ
ルトの上部取り付け点の十分な調節を考慮しなければならない。
動が、車両の長手方向に座席を移動させる機能としてのみ行なわれるという不利
な点を有する。一般的に知られているように、特に、大型トラック、バスおよび
様々な型の実用車において、車両座席の高さもまた、車両の乗員の快適性を向上
させるために車両座席に垂直方向のバネの取り付けを提供するためには、安全ベ
ルトの上部取り付け点の十分な調節を考慮しなければならない。
【0004】
欧州特許第447,364号から、垂直方向にバネが取り付けられた車両座席
を有する車両において、安全ベルトの上部取り付け点を車両座席の背もたれに配
置することが公知であり、この結果、取り付け点は、車両座席のバネ運動とは関
係なく正確に位置決めされる。
を有する車両において、安全ベルトの上部取り付け点を車両座席の背もたれに配
置することが公知であり、この結果、取り付け点は、車両座席のバネ運動とは関
係なく正確に位置決めされる。
【0005】
公知の配置は、車両座席のバネ運動中の安全ベルトの上部取り付け位置の良好
な適応を提供するが、これは、特定の不利な点を被る。1つの不利な点は、強い
強化が提供される必要があるので、車両座席の構造が比較的複雑であるというこ
とである。別の不利な点は、通常、例えば、車両に激しいブレーキがかけられる
場合に、バネ運動を制限するために、例えば、車両座席と車両の床との間に延び
るワイヤ等の手段が車両座席に供給される必要がある。さらに、上述の配置手段
は、車両の床が強化される必要があるということを意味し、これは、車両の重量
を増加させる。
な適応を提供するが、これは、特定の不利な点を被る。1つの不利な点は、強い
強化が提供される必要があるので、車両座席の構造が比較的複雑であるというこ
とである。別の不利な点は、通常、例えば、車両に激しいブレーキがかけられる
場合に、バネ運動を制限するために、例えば、車両座席と車両の床との間に延び
るワイヤ等の手段が車両座席に供給される必要がある。さらに、上述の配置手段
は、車両の床が強化される必要があるということを意味し、これは、車両の重量
を増加させる。
【0006】
(発明の開示)
従って、本発明の主な目的は、安全ベルトの上部取り付け点の高さ調節のため
の配置および方法を提供することであり、垂直方向にバネが取り付けられる車両
座席を有する車両において配置され、上部取り付け点は、車両座席のバネ運動が
垂直方向に進むように配置される。これは、序文において参照された型の配置お
よび方法の手段によって達成される。この手段の特性は、従属請求項1および1
1から明らかである。
の配置および方法を提供することであり、垂直方向にバネが取り付けられる車両
座席を有する車両において配置され、上部取り付け点は、車両座席のバネ運動が
垂直方向に進むように配置される。これは、序文において参照された型の配置お
よび方法の手段によって達成される。この手段の特性は、従属請求項1および1
1から明らかである。
【0007】
本発明のさらなる利点および目的は、上記の請求項および以下の説明の支援に
よって理解され得る。
よって理解され得る。
【0008】
本発明は、好適な例示的実施形態および添付の図と関連付けて、以下に説明さ
れる。
れる。
【0009】
(本発明を実行するモード)
図1は、車両座席3上の安全ベルト1の上部取り付け点2の高さ調節構成を示
し、この高さ調節構成は、車両内に配置され、背もたれ4、および座席のアンダ
ーフレーム6に取り付けられる座面5を含む。車両座席3は、交差点7aおよび
7bにおいて関節様式で相互に連結される2対の交差するリンクアーム8a、8
bおよび8c、8dを有する取り付け構成によって、バネで取り付けられる。リ
ンクアームの対8a、8bおよび8c、8dは、車両座席の座面5の両側に配置
され、車両座席3が車両床9に対して垂直方向に移動可能な様態で、座席のアン
ダーフレーム6および車両床9にそれぞれの端が連結される。それに加えて、バ
ネ手段(図示せず)は、車両床9に向かう方向の車両座席3の移動を抑制するよ
うに構成される。上記の構成による車両座席は、スウェーデン特許明細書SE
366 505内に記載され、本明細書によって援用される。
し、この高さ調節構成は、車両内に配置され、背もたれ4、および座席のアンダ
ーフレーム6に取り付けられる座面5を含む。車両座席3は、交差点7aおよび
7bにおいて関節様式で相互に連結される2対の交差するリンクアーム8a、8
bおよび8c、8dを有する取り付け構成によって、バネで取り付けられる。リ
ンクアームの対8a、8bおよび8c、8dは、車両座席の座面5の両側に配置
され、車両座席3が車両床9に対して垂直方向に移動可能な様態で、座席のアン
ダーフレーム6および車両床9にそれぞれの端が連結される。それに加えて、バ
ネ手段(図示せず)は、車両床9に向かう方向の車両座席3の移動を抑制するよ
うに構成される。上記の構成による車両座席は、スウェーデン特許明細書SE
366 505内に記載され、本明細書によって援用される。
【0010】
図1はさらに、安全ベルト1が、前述の上部取り付け点2において構成される
上部変向手段11を介して、ベルトリール10からどのように送り出されるかを
示す。ベルトは、変向手段11から、仮想的な乗員の肩を越えて、座面5に対し
て固定された様態で構成される付属ベルトロッキング13を有する第2の下部変
向手段12に伸び、そして、仮想的な乗員の腰を越えて、座面に対して固定され
た様態で配置される下部取り付け点14に伸びる。
上部変向手段11を介して、ベルトリール10からどのように送り出されるかを
示す。ベルトは、変向手段11から、仮想的な乗員の肩を越えて、座面5に対し
て固定された様態で構成される付属ベルトロッキング13を有する第2の下部変
向手段12に伸び、そして、仮想的な乗員の腰を越えて、座面に対して固定され
た様態で配置される下部取り付け点14に伸びる。
【0011】
好適な実施形態によって、上部変向手段11およびベルトリール10は、ガイ
ドレール16の上に置換可能に構成されるスライド15の上に固定された様態で
取り付けられる。スライド15は、スライドジョイント15aおよび15bを用
いて、矩形断面のガイドレール16を取り囲む。これらのスライドジョイント1
5aおよび15bは、ガイドレール16を実質的に取り囲むように形成され、従
って、対応する矩形の断面に設計される。
ドレール16の上に置換可能に構成されるスライド15の上に固定された様態で
取り付けられる。スライド15は、スライドジョイント15aおよび15bを用
いて、矩形断面のガイドレール16を取り囲む。これらのスライドジョイント1
5aおよび15bは、ガイドレール16を実質的に取り囲むように形成され、従
って、対応する矩形の断面に設計される。
【0012】
第1のリンクアーム17は、座席のアンダーフレーム6に固定して取りつけら
れ、リンクアーム関節18を介して第2のリンクアーム19に結合され、この第
2のリンクアーム19も、同様に、関節結合20によってスライド15に結合さ
れる。次いで、車両座席3のバネが動くと、スライド15の変位が生じ、従って
、上部取り付け点2に構成される変向手段11の変位が生じる。
れ、リンクアーム関節18を介して第2のリンクアーム19に結合され、この第
2のリンクアーム19も、同様に、関節結合20によってスライド15に結合さ
れる。次いで、車両座席3のバネが動くと、スライド15の変位が生じ、従って
、上部取り付け点2に構成される変向手段11の変位が生じる。
【0013】
図2、3、および4は、特に好適な実施形態を示し、ここで、上部変向手段1
1は、スライド15に対して垂直方向に調節可能に配置される。図示の実施形態
において、上部変向手段11は、スライド15の上に置換可能に配置される第2
のスライド22に、ねじ結合21によって取り付けられる。前述の第2のスライ
ド22に、関節25において旋回可能に取り付けられる操作レバー24によって
作動するロッキングピン23を含むロッキングメカニズムが設けられる。レバー
がバネ手段(図示せず)に逆らって動作すると、ロッキングピン23は、スライ
ド15に構成される係合しているロッキングホール26から外され、次いで、ス
ライド15に対するスライド22の移動が可能になる。結果として、座面5の上
の荷重(乗員の体重)および乗員の身長に応じて、上部取り付け点2を所望の高
さに調節することが可能となる。
1は、スライド15に対して垂直方向に調節可能に配置される。図示の実施形態
において、上部変向手段11は、スライド15の上に置換可能に配置される第2
のスライド22に、ねじ結合21によって取り付けられる。前述の第2のスライ
ド22に、関節25において旋回可能に取り付けられる操作レバー24によって
作動するロッキングピン23を含むロッキングメカニズムが設けられる。レバー
がバネ手段(図示せず)に逆らって動作すると、ロッキングピン23は、スライ
ド15に構成される係合しているロッキングホール26から外され、次いで、ス
ライド15に対するスライド22の移動が可能になる。結果として、座面5の上
の荷重(乗員の体重)および乗員の身長に応じて、上部取り付け点2を所望の高
さに調節することが可能となる。
【0014】
図5を参照すると、本発明による安全ベルトの上部取り付け点2に、車両座席
3のバネ運動を伝達するための別の有利な実施形態が説明される。この実施形態
において、外装28およびワイヤ29からなり、張力と圧縮力との両方を伝達可
能なケーブル(プッシュプルケーブル27として公知)が、上部取り付け点2に
車両座席のバネ運動を伝達するように構成される。ワイヤ29の一端は、車両床
9に対して固定された様態で構成されるワイヤ取り付け装置30に取り付けられ
、ワイヤ29のもう一方の端は、スライド15に取り付けられる。それに加えて
、外装28の一端は、座席のアンダーフレーム6に対して固定された様態で構成
される取り付け装置31にしっかりと取り付けられ、外装28のもう一方の端は
、ガイドレール16に対して固定された様態で構成される取り付け装置32に取
り付けられる。
3のバネ運動を伝達するための別の有利な実施形態が説明される。この実施形態
において、外装28およびワイヤ29からなり、張力と圧縮力との両方を伝達可
能なケーブル(プッシュプルケーブル27として公知)が、上部取り付け点2に
車両座席のバネ運動を伝達するように構成される。ワイヤ29の一端は、車両床
9に対して固定された様態で構成されるワイヤ取り付け装置30に取り付けられ
、ワイヤ29のもう一方の端は、スライド15に取り付けられる。それに加えて
、外装28の一端は、座席のアンダーフレーム6に対して固定された様態で構成
される取り付け装置31にしっかりと取り付けられ、外装28のもう一方の端は
、ガイドレール16に対して固定された様態で構成される取り付け装置32に取
り付けられる。
【0015】
図5はさらに、本発明による安全ベルトの上部取り付け点2の有利な別の実施
形態を示し、図5において、安全ベルト1は、ベルトリール10から送り出され
、仮想的な乗員の肩を越えて、すでに上で述べたように、第2の下部変向手段1
2に伸びる。この結果、上部変向手段は必要なく、安全ベルト1の全体の長さは
短くされ得る。
形態を示し、図5において、安全ベルト1は、ベルトリール10から送り出され
、仮想的な乗員の肩を越えて、すでに上で述べたように、第2の下部変向手段1
2に伸びる。この結果、上部変向手段は必要なく、安全ベルト1の全体の長さは
短くされ得る。
【0016】
図6は、本発明による安全ベルトの上部取り付け点2に、車両座席3のバネ運
動を伝達するためのさらに別の有利な実施形態を示す。この実施形態において、
第1のハイドロリックピストン/シリンダアセンブリ33が座席のアンダーフレ
ーム6と車両床9との間に構成され、第2のハイドロリックピストン/シリンダ
アセンブリ34がスライド15とガイドレール16との間に構成される。前述の
第1および第2のハイドロリックピストン/シリンダアセンブリ33および34
が、ハイドロリックパイプ/チューブによって互いに結合するため、第1のハイ
ドロリックピストン/シリンダアセンブリが圧縮されると、第2のハイドロリッ
クピストン/シリンダアセンブリの対応する線膨張が生じ、従って、スライド1
5の位置がずれる。
動を伝達するためのさらに別の有利な実施形態を示す。この実施形態において、
第1のハイドロリックピストン/シリンダアセンブリ33が座席のアンダーフレ
ーム6と車両床9との間に構成され、第2のハイドロリックピストン/シリンダ
アセンブリ34がスライド15とガイドレール16との間に構成される。前述の
第1および第2のハイドロリックピストン/シリンダアセンブリ33および34
が、ハイドロリックパイプ/チューブによって互いに結合するため、第1のハイ
ドロリックピストン/シリンダアセンブリが圧縮されると、第2のハイドロリッ
クピストン/シリンダアセンブリの対応する線膨張が生じ、従って、スライド1
5の位置がずれる。
【0017】
本発明は、上記において説明および図示した例示的実施形態に限定されないが
、本明細書中の特許請求の範囲内での改変が可能である。例えば、車両座席のバ
ネ運動を、電気センサによって感知し、次いで、電気モータによって、安全ベル
トの上部取り付け点において再現してもよい。さらに、前述のガイドレールおよ
びスライドを、例えば、円形などの異なる断面によって設計してもよい。
、本明細書中の特許請求の範囲内での改変が可能である。例えば、車両座席のバ
ネ運動を、電気センサによって感知し、次いで、電気モータによって、安全ベル
トの上部取り付け点において再現してもよい。さらに、前述のガイドレールおよ
びスライドを、例えば、円形などの異なる断面によって設計してもよい。
【図1】
図1は、本発明による、第1の好適な実施形態によって確認される車両座席を
示す図である。
示す図である。
【図2】
図2は、本発明の高さ調節可能なデフレクション手段を示す図である。
【図3】
図3は、解放位置において関連するロッキングピンを備える操作レバーを部分
的に断面で示す図である。
的に断面で示す図である。
【図4】
図4は、ロック位置におけるロッキングピンを備える操作レバーを部分的に断
面で示す図である。
面で示す図である。
【図5】
図5は、本発明の有利な代替的実施形態を有する車両座席の図である。
【図6】
図6は、本発明による、さらなる有利な代替的実施形態によって理解される車
両座席の図である。
両座席の図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML,
MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K
E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG
,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,
RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,
AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C
A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM
,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,
GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K
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,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,
MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R
U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM
,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,
YU,ZA,ZW
Claims (12)
- 【請求項1】 バネを用いて装着された車両の座席(3)に垂直方向に配置
された、安全ベルト(1)の上部取り付け位置(2)の高さ調節の構造であって
、該上部取り付け位置(2)は、該車両の本体上で垂直方向に移動可能に配置さ
れ、かつ、移動伝達手段(17、18、19、20;27;33、34、35)
を介して該車両の座席(3)に接続され、これにより、該車両の座席(3)のバ
ネの移動が、該上部取り付け位置(2)の対応した移動をもたらす、安全ベルト
(1)の上部取り付け位置(2)の高さ調節の構造。 - 【請求項2】 前記移動伝達手段(17、18、19、20;27;33、
34、35)は、前記車両の座席(3)と前記上部取り付け位置(2)との間に
配置されたリンクアームの構造(17、18、19、20)を含む、請求項1に
記載の安全ベルト(1)の上部取り付け位置(2)の高さ調節の構造。 - 【請求項3】 前記移動伝達手段(17、18、19、20;27;33、
34、35)は、前記車両の座席(3)に取り付けられ、かつ、リンクアームの
接合部(18)を介して、前記上部取り付け位置(2)に接続された第2のリン
クアーム(19)に接続された第1のリンクアーム(17)を含む、請求項2に
記載の安全ベルト(1)の上部取り付け位置(2)の高さ調節の構造。 - 【請求項4】 前記移動伝達手段(17、18、19、20;27;33、
34、35)は、プッシュ−プルケーブル(27)と、前記車両の座席(3)に
接続された第1の端部(30、31)と、前記上部取り付け位置(2)に接続さ
れた第2の端部(32)とを含む、請求項1に記載の安全ベルト(1)の上部取
り付け位置(2)の高さ調節の構造。 - 【請求項5】 前記移動伝達手段(17、18、19、20;27;33、
34、35)は、前記車両の座席(3)に配置された第1のハイドロリック構造
(33)と、前記上部取り付け位置(2)に配置された第2のハイドロリック構
造(34)と、該第1および該第2のハイドロリック構造(33、34)を相互
接続するハイドロリック回路(35)とを含む、請求項1に記載の安全ベルト(
1)の上部取り付け位置(2)の高さ調節の構造。 - 【請求項6】 前記第1のハイドロリック構造は、前記車両の座席(3)に
配置されたハイドロリックピストン/シリンダーアセンブリ(33)を含む、請
求項5に記載の安全ベルト(1)の上部取り付け位置(2)の高さ調節の構造。 - 【請求項7】 前記第2のハイドロリック構造は、前記上部取り付け位置(
2)に配置されたハイドロリックピストン/シリンダーアセンブリ(34)を含
む、請求項5または6に記載の安全ベルト(1)の上部取り付け位置(2)の高
さ調節の構造。 - 【請求項8】 前記上部取り付け位置(2)は、ガイドレール(16)上で
移動可能に配置されたスライド(15)上に固定された方法で配置される、請求
項1〜7に記載の安全ベルト(1)の上部取り付け位置(2)の高さ調節の構造
。 - 【請求項9】 ベルトリール(10)が、前記上部取り付け位置(2)に配
置された、請求項1〜8に記載の安全ベルト(1)の上部取り付け位置(2)の
高さ調節の構造。 - 【請求項10】 前記上部取り付け位置(2)は、前記安全ベルト(1)の
ねじれ手段(11)を含む、請求項1〜9に記載の安全ベルト(1)の上部取り
付け位置(2)の高さ調節の構造。 - 【請求項11】 バネを用いて装着された車両の座席とともに車両内に垂直
方向に配置された、安全ベルトの上部取り付け位置の高さ調節の方法であって、
該高さ調節は、該車両の座席の垂直なバネによる移動の機能として生じる、安全
ベルトの上部取り付け位置の高さ調節の方法。 - 【請求項12】 前記高さ調節は、該車両の座席のバネによる移動の直線的
機能として生じる、請求項11に記載の安全ベルトの上部取り付け位置の高さ調
節の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE9903690-7 | 1999-10-12 | ||
SE9903690A SE521991C2 (sv) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | Anordning och förfarande för höjdomställning av ett säkerhetsbältes övre fästpunkt |
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