JP2003510115A - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP2003510115A
JP2003510115A JP2001526070A JP2001526070A JP2003510115A JP 2003510115 A JP2003510115 A JP 2003510115A JP 2001526070 A JP2001526070 A JP 2001526070A JP 2001526070 A JP2001526070 A JP 2001526070A JP 2003510115 A JP2003510115 A JP 2003510115A
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JP
Japan
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chair
support portion
sheet material
seat
bead
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Application number
JP2001526070A
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English (en)
Inventor
グレゴリー、ピーター、ジョージ、ゴードン
Original Assignee
グレゴリー、ピーター、ジョージ、ゴードン
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    • A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00—Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/02—Seat parts
    • A47C7/14—Seat parts of adjustable shape; elastically mounted ; adaptable to a user contour or ergonomic seating positions
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C31/00—Details or accessories for chairs, beds, or the like, not provided for in other groups of this subclass, e.g. upholstery fasteners, mattress protectors, stretching devices for mattress nets
    • A47C31/02—Upholstery attaching means
    • A47C31/023—Upholstery attaching means connecting upholstery to frames, e.g. by hooks, clips, snap fasteners, clamping means or the like
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
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    • A47C5/06—Special adaptation of seat upholstery or fabric for attachment to tubular chairs
    • A—HUMAN NECESSITIES
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    • A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00—Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/02—Seat parts
    • A47C7/28—Seat parts with tensioned springs, e.g. of flat type
    • A47C7/282—Seat parts with tensioned springs, e.g. of flat type with mesh-like supports, e.g. elastomeric membranes

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Special Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来技術の不利点を少なくとも１つは克服または改善すること、または有用な代替案を提供することである。 【解決手段】本発明により、座アセンブリ（１２）および背中支持アセンブリ（１４）を有する椅子（１０）が得られ、座アセンブリ（１２）は座フレーム（４４）を含み、シート材料（３２）は伸張されこのフレームに対して固定され、シート材料（３２）は前方支持部分（３４）と後方支持部分（３６）とを画定し、前方支持部分（３４）の耐弾性変形性は比較的高く、後方支持部分（３６）の耐弾性変形性は比較的低く、その結果椅子に座る人に体重により前方部分と後方部分が異なって変形し、前方支持部分よりも後方支持部分の方が大きく変形し、前方部分と後方部分の変形の異なりによって着席者の坐骨の隆起が前方支持部分の後ろに位置付けられ、それによって着席者が椅子から前方向へ動くのを阻み、着席者は正しい着席位置に保たれる。本発明により、シート材料（３２）を座フレーム（４４）に固定し支持部分（３４、３６）を形成する方法もまた得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は椅子に関し、特に、着席者が正しい姿勢で座ることができる椅子に関
する。本発明はまた、新奇な椅子の組立て方法も提供する。
【０００２】
【従来の技術】
椅子に正しい姿勢で座った着席者の背中は、背骨の下部分が僅かに曲がった状
態で比較的真直ぐであるべきである。正しい姿勢は、背中の痛みを防ぎまた和ら
げる。このために、椅子のデザインは、着席者が正しい姿勢で座り、背中の痛み
を最小限にし、望ましくは痛みを無くすことを確実にするために絶えず改良され
てきた。完璧な椅子はこれから発明されなければならないが、かなりの進歩が遂
げられ、また進歩し続けていく。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
正しい姿勢を確実にする椅子をデザインするための様々な試みがなされ、その
ような椅子が本発明の発明者によって発明され、米国特許第４，８８９，３８７
号に開示されている。当該椅子は実に申し分のないものであるが、十分高価であ
って、マスマーケットに普及するほど十分安価な椅子に使用し、所望の利益を幅
広い消費者に提供するのには向いていない。本質的に、着席者が所望の正しい姿
勢を保ち、着席者が座部から前方に動かないようにする比較的安価な椅子を提供
することが長年必要とされてきた。
【０００４】 したがって本発明の目的は、従来技術の不利点を少なくとも１つは克服または
改善すること、または有用な代替案を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明にしたがって、椅子に座る人を支持するための座アセンブリを有する
椅子が得られ、この座アセンブリは、 座フレームと、 伸張され上記フレームに対して定位置に固定され、前方支持部分および後方支
持部分を画定するシート材料と、を含み、 上記前方支持部分の耐弾性変形性は比較的高く、上記後方支持部分の耐弾性変
形性は比較的低く、その結果椅子に座る人に体重により異なって変形し、したが
って上記前方支持部分よりも上記後方支持部分の方が大きく変形し、前方部分と
後方部分の異なる変形によって着席者の坐骨の隆起が前方支持部分の後ろに位置
付けられ、それによって着席者が椅子から前方向へ動くのを阻み、着席者は正し
い着席位置に保たれる。
【０００６】 好ましくは、後方支持部分のコンプライアンスは前方支持部分よりも１５〜２
０％大きい。
【０００７】 好ましくは、座フレームはシート材料が定位置に固定されるくぼみを画定する
押出成形部分を含む。この部分はアルミニウムまたはアルミニウム合金から押出
成形されるのが好ましい。
【０００８】 好ましくは、シート材料は少なくとも１対の対向する縁に沿ってビードを含み
、ビードは押出成形部分のくぼみに配置されて保持され、上記フレームに対して
適当にシート材料を固定する。好ましくは、ビードはくぼみ内に定着するのに適
した凸縁（tongue）を含み、それによってビードをくぼみ内に保持する保持部材
によってくぼみ内に保持される。好ましくは、保持部材は実質的にＴ字型の部材
を具備する。
【０００９】 本発明の可能な一実施態様において、前方支持部分は後方支持部分よりも伸張
され、その結果前方支持部分のコンプライアンスは後方支持部分よりも小さい。
【００１０】 本発明の可能な一実施態様において、前方支持部分および後方支持部分は単一
のシート材料から形成されている。
【００１１】 好ましくは、シート材料は織物である。好ましい一実施態様において、前方支
持部分の１インチあたりのファイバ数は、上記後方支持部分よりも多く織られて
いる。好ましい一実施態様において、シート材料はポリエステルエラストマーフ
ァイバの織物である。
【００１２】 本発明のさらなる態様により、シート材料を座フレームに固定し支持部分を形
成する方法が得られ、 上記シート材料は少なくとも１対の対向する縁に沿ってビードを含み、 上記座フレームは上記シート材料が定位置に固定されるくぼみを画定する押出
成形部分を含み、 上記方法はシート材料を所望の長さに伸張するステップと、そのビード部分を
上記くぼみに配置するステップと、ビードを保持部材によって上記くぼみに固定
するステップとを含む。
【００１３】 好ましくは、ビードはくぼみ内に定着するのに適した凸縁を含み、それによっ
てビードをくぼみ内に保持する保持部材によってくぼみ内に保持される。好まし
くは、保持部材は実質的にＴ字型の部材を具備する。
【００１４】 好ましくは、シート材料は一連のクランプに配置され、続いてビード部分をく
ぼみに配置するために所望の長さに伸張される。
【００１５】 文脈上別に明確に要求されない限り、明細書および請求の範囲全体を通して、
「含む」「含んでいる」などの用語は、限定的な意味と相対する包括的あるいは
総括的な意味として解釈されるべきである。すなわち「含むが限定されない」と
いう意味である。
【００１６】 本発明により、座部の高さ、および背もたれと座部が同時に調節できる傾斜調
節部を含む全ての所望の動きが可能であり、姿勢をサポートする新奇な座部構造
を含む新奇な椅子の構造が得られる。座部の支持部分は、前方支持部分の耐変形
性が後方支持部分よりも大きいシート（好ましくは織物またはメッシュの材料）
からなる。一実施態様において、前方部分はより密集した構造でありより多くの
ファイバからなる織物構造である一方で、後方部分のファイバは少ない。一実施
態様において、所望の二重コンプライアンスのシートは、共に織られて一つの布
帛を形成するファイバの別個の部分で形成される。座フレームに取り付ける前に
、シートは伸張され、伸張された状態で座フレームのくぼみに挿入され、好適な
保持部材によって伸張状態で維持される。
【００１７】
【発明の実施の形態】
添付の図面を参照して、実施例によって本発明の好ましい実施態様を説明す
る。
【００１８】 図１を参照すると、本発明を含む椅子１０の斜視図が示されており、示されて
いる椅子は本発明の新規な座の構造を用いる椅子の単なる見本であることに注意
されたい。様々な調節の特徴が開示され、言及されるこれらの特徴はこのタイプ
の椅子には一般に共通するものであり本発明に必須のものではない。このような
特徴は、椅子の操作および構造および本発明が使用される環境を完全に理解する
ために説明され図示されているのである。
【００１９】 図１の椅子１０は、人が椅子に座った時その人を支持するための座アセンブリ
１２、背もたれ部分１４、および背もたれ部分１４のための背もたれ支持体１６
を含む。座アセンブリ１２に対して背もたれ部分１４および背もたれ支持体１６
の動きに備える調節可能な連結部１７がある。座部支持体構造１８は、管状支持
体２２中に配置される座支柱２１に対応する座アセンブリ１２、背もたれ部分１
４、および背もたれ支持体１６を支持する。管状支持体２２は、車輪２４上に支
持されている脚アセンブリ２３を含む基材に付けられている。座部支持体構造は
背もたれ部分１４および背もたれ支持体１６のための張力調節部２０、高さ調節
装置２５、および座部傾斜装置２６も含む。
【００２０】 背もたれ部分１４は、背もたれフレーム３０と椅子に座ったときにその人の背
中を支持するようにフレーム３０にぴんと張って適当に好適に固定された背もた
れ布帛２８とからなる。背もたれ部分１４は、図５に示される連結部３１によっ
て背もたれ支持体１６に連結される。
【００２１】 図２および図３は、適所にあるシート３２とその構造とを示し、図６および図
７は、シート３２が座フレーム４２にどのようにして定位置に固定されているか
を詳述している。一実施態様において、シート３２は、ヒートシールまたはその
他の好適な方法でともに固定されている２つの部分でできた織物の単一のシート
である。シート３２は前方座部布帛部分３４と後方座部布帛部分３６とからなり
、後方座部布帛部分のコンプライアンスの方が前方座部布帛部分よりも１５％〜
２０％大きい。シート３２の織目構造の違いが図３に示されており、前方座部布
帛部分３４の方が後方座部布帛部分３６よりも1 インチあたりの糸の数が多い。
代わりに、前方座部布帛部分３４の方が後方座部布帛部分３６を形成するものよ
りも太くかつ／または強いファイバで織られている。
【００２２】 好ましい一実施態様において、シート３２はポリエステルエラストマーファイ
ファイバで織られており、前方部分３４は二重張力(dual tension)の高弾性メッ
シュで織られている一方で、後方部分３６は低弾性メッシュでできている。前方
部分３４は後方部分３６よりも重みによって伸張しにくく、よってコンプライア
ンスが小さい。シート材料３２は予め伸張された後に前方座フレーム４２に定位
置に固定される。この組み立て方法に関しては、図６および図7 と関連してより
詳細に説明する。
【００２３】 本発明の別の実施態様において、座部の前方部分３４は２層以上のシート材料
からなっていてもよいが、後方部分３６は１層のシート材料からなる。例えば、
前方部分３４の第１の層は伸張されたシート材料であり、その上に座部の前方部
分および後方部分の両部分にわたるシート材料のさらなる層があってもよい。好
適な材料でシート材料を作り、かつ／または伸張することによって、前方支持部
分のコンプライアンスは後方部分３６よりも小さくなる。
【００２４】 本発明の好ましい実施態様において、座部の支持部分は前方支持部分と後方支
持部分とを有する単一シート３２を含み、後方支持部分のコンプライアンスは前
方支持部分よりも大きい。しかしながら、別の可能な実施態様において、座部の
支持部分は１層以上のシート３２から形成されてもよい。
【００２５】 ２つの領域間で織り方を変えることによって、あるいは材料のタイプを変える
ことによって座部の支持部分における弾性が異なる領域を作り出すことができる
。代わりに、座部の前方部分は座部の後方部分よりも伸張されてもよく、それに
よって耐弾性変形性が高まる。
【００２６】 座部構成を参照して、図４に示されるように、フレーム４２はアルミニウムま
たはアルミニウム合金から押出成形されており、これは一般に布帛がぴんと張ら
れて固定されたＵ字型であって、このU 字型押出成形部分は端部分４３によって
包囲されている。支持棒４４、４６によって座フレーム４２はさらに支持される
。
【００２７】 図４において、同時角度調節部４８が示されている。この調節の間、背もたれ
は座部の約２倍動く。
【００２８】 図５は、上述の座部および背もたれの調節に加えて主要な座部下側フレーム構
造に対応する背もたれアセンブリを支持する支持構造５０を含む椅子の下側構造
を詳細に説明している。図５の椅子は調節可能なアーム支持体５２を含むことに
も注目されたい。
【００２９】 図６および図７は、調節可能なアーム支持体５２を詳述しており、最も重要な
ことに前方座フレーム４２に伸張して保持されている座部布帛の組み立てを詳述
している。
【００３０】 フレーム部分４２は、座フレーム部材４４、４６に好適に固定されこれら部材
によって支持されるアルミニウムまたはアルミニウム合金の押出成形部分である
。押出成形部分４２は、座部布帛が所望の長さに伸張された後に固定されている
長手方向に延在するくぼみ５６を含む。シート３２は、少なくとも１対の対向す
る縁に沿ってビード５８を含み、ビードは押出成形部分４２のくぼみ５６内に配
置され保持されて、フレームに対して適当にシート材料を固定する。好ましい実
施態様において、ビード５８の断面は実質的に円形であり、シート３２の少なく
とも１対の対向する縁に沿って延びる継目に位置する。好ましい一実施態様にお
いて、ビード５８はシート３２の外縁全体の周りに延在する。くぼみ５６内にビ
ード５８があり、ビード６０を固定するために長手方向に延びる保持部材６０が
くぼみ５６内に押込まれ、それによってぴんと伸張された状態のシート３２が着
席者の正しい姿勢を支持する座部を形成し、一方では着席者が椅子から前方向へ
動くのを阻む。これは前方部分３４が後方部分３６よりも耐変形性であるシート
３２を形成することによって達成される。
【００３１】 図８は、座フレーム部材を形成する１本の押出成形部分４２の断面を示してい
る。フレーム部材４２は、その中にシート３６のビードが配置されているくぼみ
５６を含む。フレーム部材４２とくぼみ５６の断面の形が異なっていることを理
解されたい。
【００３２】 図９および図１０は、ビード６０をくぼみ５６内に保持するのに使用される保
持部材６０を示している。保持部材６０は、図６に示されるように、くぼみ内に
定着しビードをしっかりと保持するような形および大きさの凸縁６１を含む。好
ましくは、保持部材６０の断面は実質的にＴ字型であるが、図９および図１０に
示されるように、保持部材の断面はくぼみ５６およびビード５８のそれぞれの大
きさおよび形によって様々な形状であり得る。好ましくは、保持部材は押出成形
され、全長にわたってその断面は一定である。好ましくは、保持部材は好適なポ
リマーから押出成形されている。
【００３３】 肘掛５４が座部に対してアームの位置を選択できるようにするアーム支持体開
口部６２を含むことにも注意されたい。アームが適切に位置決めされた後で、締
結具６４を使用して肘掛を定位置に固定する。
【００３４】 特定の実施例を参照して本発明を説明してきたが、本発明はその他多くの形態
で例示され得ることは当業者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明を含む椅子の斜視図である。
【図２】 椅子の正面図である。
【図３】 図２の丸で囲まれた部分の布帛の構造を示す。
【図４】 座部および背もたれ部分のフレームの構造を示す。
【図５】 椅子の下側部分を示す。
【図６】 図５の線６−６に沿って切り取った図である。
【図７】 図５の線７−７に沿って切り取った図である。
【図８】 座フレームを形成する１本の押出成形部分の断面斜視図である。
【図９】 １本の保持部材の一実施態様の斜視図である。
【図１０】 １本の保持部材の別の実施態様の斜視図である。
【符号の説明】
１０…椅子 １２…座アセンブリ １４…背中支持アセンブリ ３２…シート材料 ３４…前方支持部分 ３６…後方支持部分 ４４…座フレーム
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１３年４月１９日（２００１．４．１９）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正の内容】
【０００５】
【課題を解決するための手段】 本発明にしたがって、椅子に座る人を支持するための座アセンブリを有する椅
子が得られ、この座アセンブリは、 座フレームと、 伸張され上記フレームに対して定位置に固定され、椅子に座る人の体重をその
張力によって支持し、前方支持部分および後方支持部分を画定するシート材料と
、を含み、 上記前方支持部分の耐弾性変形性は比較的高く、上記後方支持部分の耐弾性変
形性は比較的低く、その結果椅子に座る人に体重により上記前方支持部分と上記
後方支持部分が異なって変形し、したがって上記前方支持部分よりも上記後方支
持部分の方が大きく変形し、前方支持部分と後方支持部分の変形の異なりによっ
て着席者の坐骨の隆起が前方支持部分の後ろに位置付けられ、それによって着席
者が椅子から前方向へ動くのを阻み、着席者は正しい着席位置に保たれる。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正の内容】
【０００６】 好ましくは、後方支持部分のコンプライアンスは前方支持部分よりも１５〜２
０％大きい。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【補正の内容】
【０００７】 好ましくは、座フレームはシート材料が定位置に固定されるくぼみを画定する
押出成形部分を含む。この部分はアルミニウムまたはアルミニウム合金から押出
成形されるのが好ましい。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正の内容】
【０００８】 好ましくは、シート材料は少なくとも１対の対向する縁に沿ってビードを含み
、ビードは押出成形部分のくぼみに配置されて保持され、上記フレームに対して
適当にシート材料を固定する。好ましくは、ビードはくぼみ内に定着するのに適
した凸縁（tongue）を含み、それによってビードをくぼみ内に保持する保持部材
によってくぼみ内に保持される。好ましくは、保持部材は実質的にＴ字型の部材
を具備する。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００９
【補正方法】変更
【補正の内容】
【０００９】 本発明の可能な一実施態様において、前方支持部分は後方支持部分よりも伸張
され、その結果前方支持部分のコンプライアンスは後方支持部分よりも小さい。
【手続補正７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１０
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００１０】 本発明の可能な一実施態様において、前方支持部分および後方支持部分は単一
のシート材料から形成されている。
【手続補正８】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００１１】 好ましくは、シート材料は織物である。好ましい一実施態様において、前方支
持部分の１インチあたりのファイバ数は、上記後方支持部分よりも多く織られて
いる。好ましい一実施態様において、シート材料はポリエステルエラストマーフ
ァイバの織物である。
【手続補正９】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１２
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００１２】 本発明のさらなる態様により、シート材料を座フレームに固定し支持部分を形
成する方法が得られ、 上記シート材料はその縁に沿ってビードを含み、 上記座フレームは上記ビードがその中に配置されるくぼみを有する押出成形部
分を含み、 上記方法は上記ビードが上記くぼみに配置されてもいいようにシート材料を所
望の長さに伸張するステップと、上記ビードを上記くぼみに配置するステップと
、ビードを保持部材によって上記くぼみに固定するステップとからなり、上記シ
ート材料を伸張した状態で上記座フレームに固定する。
【手続補正１０】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１３
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００１３】 好ましくは、ビードはくぼみ内に定着するのに適した凸縁を含み、それによっ
てビードをくぼみ内に保持する保持部材によってくぼみ内に保持される。好まし
くは、保持部材は実質的にＴ字型の部材を具備する。
【手続補正１１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１４
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００１４】 好ましくは、シート材料は一連のクランプに配置され、続いてビード部分をく
ぼみに配置するために所望の長さに伸張される。
【手続補正１２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２０
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００２０】 背もたれ部分１４は、背もたれフレーム３０と椅子に座ったときにその人の背
中を支持するようにフレーム３０にぴんと張って適当に好適に固定された背もた
れ布帛２８とからなる。背もたれ部分１４は、図５に示される連結部３１によっ
て背もたれ支持体１６に連結される。
【手続補正１３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２１
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００２１】 図２および図３は、適所にあるシート３２とその構造とを示し、図６および図
７は、シート３２が座フレーム４２にどのようにして定位置に固定されているか
を詳述している。一実施態様において、シート３２は、ヒートシールまたはその
他の好適な方法でともに固定されている２つの部分でできた織物の単一のシート
である。シート３２は前方座部布帛部分３４と後方座部布帛部分３６とからなり
、後方座部布帛部分のコンプライアンスの方が前方座部布帛部分よりも１５％〜
２０％大きい。図２に示されるように、前方支持部分と後方支持部分との境界は
座部の幅を横切り、その結果境界は、人が椅子に座っているときその大腿部の長
手方向軸に対して実質的に横方向である。シート３２の織目構造の違いが図３に
示されており、前方座部布帛部分３４の方が後方座部布帛部分３６よりも1 イン
チあたりの糸の数が多い。代わりに、前方座部布帛部分３４の方が後方座部布帛
部分３６を形成するものよりも太くかつ／または強いファイバで織られている。
【手続補正１４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２２
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００２２】 好ましい一実施態様において、シート３２はポリエステルエラストマーファイ
ファイバで織られており、前方部分３４は二重張力(dual tension)の高弾性メッ
シュで織られている一方で、後方部分３６は低弾性メッシュでできている。前方
部分３４は後方部分３６よりも重みによって伸張しにくく、よってコンプライア
ンスが小さい。シート材料３２は予め伸張された後に前方座フレーム４２に定位
置に固定される。この組み立て方法に関しては、図６および図7 と関連してより
詳細に説明する。
【手続補正１５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２９
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００２９】 図６および図７は、調節可能なアーム支持体５２を詳述しており、最も重要な
ことに前方座フレーム４２に伸張して保持されている座部布帛の組み立てを詳述
している。
【手続補正１６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３０
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００３０】 フレーム部分４２は、座フレーム部材４４、４６に好適に固定されこれら部材
によって支持されるアルミニウムまたはアルミニウム合金の押出成形部分である
。押出成形部分４２は、座部布帛が所望の長さに伸張された後に固定されている
長手方向に延在するくぼみ５６を含む。シート３２は、少なくとも１対の対向す
る縁に沿ってビード５８を含み、ビードは押出成形部分４２のくぼみ５６内に配
置され保持されて、フレームに対して適当にシート材料を固定する。好ましい実
施態様において、ビード５８の断面は実質的に円形であり、シート３２の少なく
とも１対の対向する縁に沿って延びる継目に位置する。好ましい一実施態様にお
いて、ビード５８はシート３２の外縁全体の周りに延在する。くぼみ５６内にビ
ード５８があり、長手方向に延びる保持部材６０がくぼみ５６内に押込まれてビ
ード６０を固定する。保持部材６０の断面は実質的にＴ字型であり、くぼみ５６
内に定着できビード５８をしっかりと保持できる形と大きさの凸縁６１を含む。
Ｔ字型の保持部材６０は、図６および図７に示されるように、くぼみ５６の口を
覆いシートが固定されている座フレームの外縁の周りを滑らかな外面にするヘッ
ド部分も含む。それによってぴんと伸張された状態のシート３２が着席者の正し
い姿勢を支持する座部を形成し、一方では着席者が椅子から前方向へ動くのを阻
む。これは前方部分３４が後方部分３６よりも耐変形性であるシート３２を形成
することによって達成される。
【手続補正１７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３１
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００３１】 図８は、座フレーム部材を形成する１本の押出成形部分４２の断面を示してい
る。フレーム部材４２は、その中にシート３６のビードが配置されているくぼみ
５６を含む。フレーム部材４２とくぼみ５６の断面の形が異なっていることを理
解されたい。
【手続補正１８】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３２
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００３２】 図９および図１０は、ビード６０をくぼみ５６内に保持するのに使用される保
持部材６０を示す。保持部材６０は、くぼみ内に定着しビード５８をくぼみ５６
内にしっかりと保持するような形および大きさの凸縁部分６１と、くぼみ５６の
口を覆うヘッド部分とを含む。好ましくは、保持部材６０の断面は実質的にＴ字
型であるが、図９および図１０に示されるように、保持部材の断面はくぼみ５６
およびビード５８のそれぞれの大きさおよび形によって様々な形状であり得る。
好ましくは、保持部材は押出成形され、全長にわたってその断面は一定である。
好ましくは、保持部材は好適なポリマーから押出成形されている。
【手続補正１９】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３３
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００３３】 肘掛５４が座部に対してアームの位置を選択できるようにするアーム支持体開
口部６２を含むことにも注意されたい。アームが適切に位置決めされた後で、締
結具６４を使用して肘掛を定位置に固定する。
【手続補正２０】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３４
【補正方法】変更
【補正の内容】
【００３４】 特定の実施例を参照して本発明を説明してきたが、本発明はその他多くの形態
で例示され得ることは当業者には明らかであろう。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ， ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ， ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＢＺ，Ｃ Ａ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ， ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，Ｋ Ｅ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ， ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ， ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】椅子に座る人を支持するための座アセンブリを有する椅子であっ
    て、該座アセンブリは、 座フレームと、 伸張され前記フレームに対して定位置に固定され、前方支持部分と後方支持部
    分とを画定するシート材料と、を含み、 前記前方支持部分の耐弾性変形性（resistance to resilient deformation ）
    は比較的高く、前記後方支持部分の耐弾性変形性は比較的低く、その結果椅子に
    座る人の体重によって前記前方支持部分と前記後方支持部分の変形が異なり、し
    たがって前記後方支持部分は前記前方支持部分よりも大きく変形し、前記前方支
    持部分と前記後方支持部分の異なる変形が、着席者の坐骨の隆起を前方支持部分
    の後ろに位置付けし、それによって着席者が椅子から前方向へ動くのを阻み、着
    席者が正しい着席位置に保たれるようにする、椅子。
  2. 【請求項２】前記後方支持部分のコンプライアンスが、前記前方支持部分より
    も１５〜２０％大きい、請求項１に記載の椅子。
  3. 【請求項３】前記座フレームが、前記シート材料がその中に定位置に固定され
    ているくぼみを画定する押出成形部分を含む、請求項１に記載の椅子。
  4. 【請求項４】前記部分が、アルミニウムまたはアルミニウム合金から押出成形
    される、請求項３に記載の椅子。
  5. 【請求項５】前記シート材料が、少なくとも１対の対向する縁に沿ってビード
    を含み、該ビードが前記押出成形部分の前記くぼみに配置され保持されて前記フ
    レームに対して前記シート材料を定位置に固定する、請求項３に記載の椅子。
  6. 【請求項６】前記ビードが、１つ以上の実質的にＴ字型の部材によって前記く
    ぼみに保持される、請求項５に記載の椅子。
  7. 【請求項７】前記前方支持部分が、前記後方支持部分よりも伸張される、請求
    項１に記載の椅子。
  8. 【請求項８】前記前方支持部分および前記後方支持部分が、単一のシート材料
    から形成されている、請求項１に記載の椅子。
  9. 【請求項９】前記シート材料が、織物である、請求項１に記載の椅子。
  10. 【請求項１０】前記前方支持部分の１インチあたりのファイバ数が、前記後方
    支持部分よりも多い織物である、請求項９に記載の椅子。
  11. 【請求項１１】前記シート材料が、ポリエステルエラストマーファイバで織ら
    れている、請求項９に記載の椅子。
  12. 【請求項１２】シート材料を座フレームに固定し、支持体部分を形成する方法
    であって、 前記シート材料は１対の対向する縁に沿ってビードを含み、 前記座フレームはその中に前記シート材料を定位置に固定するくぼみを画定す
    る押出成形部分を含み、 前記シート材料を所望の長さに伸張するステップと、 ビード部分を前記くぼみ内に配置し、該ビードを保持部材によって前記くぼみ
    に固定するステップと、を含む方法。
  13. 【請求項１３】前記ビード部分を前記くぼみ内に固定するための前記保持部材
    が、長手方向に延びるＴ字型の部材を具備する、請求項１２に記載の方法。
  14. 【請求項１４】前記シート材料が、一連のクランプに配置され、続いて前記ビ
    ード部分を前記くぼみに配置するために所望の長さに伸張される、請求項１２ま
    たは１３に記載の方法。
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