JP2003508590A - 漂白洗剤組成物 - Google Patents

漂白洗剤組成物

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JP2003508590A JP2001520827A JP2001520827A JP2003508590A JP 2003508590 A JP2003508590 A JP 2003508590A JP 2001520827 A JP2001520827 A JP 2001520827A JP 2001520827 A JP2001520827 A JP 2001520827A JP 2003508590 A JP2003508590 A JP 2003508590A
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クリスチャン、グレータ、ゴバース
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ペルオキシ酸漂白剤前駆物質、過酸化物源、カーボネート源少なくとも15重量%(過酸化水素源またはその一部分を構成してもよい)、および有機カルボン酸少なくとも7重量%を含み、脱イオン水中の組成物の1%溶液はpH8.8〜9.9を与えることを特徴とする組成物に関する。組成物は、布帛の衛生化を与えるために、特に或る細菌群の活性を減少するために有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、特定の衛生化組成物および布帛の改良衛生化法を提供する。
【0002】
【背景技術】
伝統的には、硬質表面クリーナーは、クリーニング剤および消毒剤として漂白
剤を含有する。それらは、一般に、所要のクリーニングおよび消毒性を達成する
ために多量の塩素系漂白剤を含有する。
【0003】 研究により洗濯および皿洗い洗剤中の過酸化水素漂白剤も消毒作用を有するこ
とが示され、且つより最近、洗剤製造業者は、これらの洗剤の消毒性に興味を持
つようになってきた。ペルオキシ酸漂白剤前駆物質は、抗菌作用を与えることも
既知である。
【0004】 しかしながら、十分な消毒性を有するすべての漂白剤系が洗剤に好適であると
は限らない。漂白剤は、他の洗剤成分、例えば、酵素とは必ずしも相容性ではな
く、または更に、消毒を得るために必要とされる漂白剤の量は、余りに多く且つ
布帛を損傷することがある。
【0005】 本発明者等は、ペルオキシ酸漂白剤前駆物質が洗浄時に布帛の衛生化を与える
のに好ましい漂白剤種であり得ることを見出した。しかしながら、本発明者等は
、これらの漂白剤前駆物質の場合の問題は高いアルカリ性pHでペルオキシ酸漂白
剤を生成するが、このような高いアルカリ性pHにおいてはペルオキシ酸(衛生化
上の利益を与える活性種であることが見出されている)が不活性形に解離し、こ
のように減少された衛生化を生ずることであることを見出した。
【0006】 また、洗剤で好ましい漂白成分は、過炭酸塩である。ペルカーボネートは、溶
液を非常にアルカリ性にさせ、このことは多量の活性種、即ち、ペルオキシ酸自
体を保とうととうとし、およびこのようにその抗菌性能を保とうとする時には前
記のように望ましくない。また、多くのビルダーは、洗浄液中でアルカリ性pHを
与え、このことは効率的な衛生化を得ようとする時に望ましくない。
【0007】 更に、多くの洗剤成分は、洗浄液中で高いアルカリ性pH条件も必要とし、この
ことは多量のペルオキシ酸を有するために必要とされる洗浄液の好ましいpHと適
合しない。
【0008】 このように、好ましくは少量のペルオキシ酸漂白剤前駆物質が効率的な衛生化
を与えるのと同時に優秀なクリーニングが達成されるような方式で洗剤を処方す
ることが困難である。
【0009】 本発明者等は、漂白性しみと非漂白性しみとの両方の良好なクリーニングを達
成しながら、効率的な抗菌性能および/または衛生化を与えるべき方法を今や見
出した。本発明者等は、洗浄水中の洗剤のpHを制御する時、即ち、8.8〜9.
9、好ましくは9.0から、一層好ましくは9.2から9.85まで、一層好ま
しくは9.8までに制御する時に、特に特定量の酸およびアルカリ性成分および
場合によって緩衝剤を使用することによって達成される時に、優秀な衛生化およ
びクリーニングが達成される一方、限定量の前駆物質のみですみ、組成物をより
貯蔵安定にし且つ安全に使用できることを見出した。本発明者等は、これらの洗
剤組成物がペルカーボネート漂白剤を含有することさえできることを見出した。
【0010】 本発明の特定の組成物は、好ましくは、布帛の衛生化を有効に与え、または微
生物、特に不活性化することが困難である細菌、例えば、特にE.Hirae 、しかし
また黄色ブドウ球菌、大腸菌および緑膿菌を有効に不活性化するために使用され
る。
【0011】
【発明の開示】
本発明は、カーボネート源少なくとも15重量%およびペルオキシ酸漂白剤前
駆物質少なくとも2.5重量%および過酸化水素源を含有する漂白剤系(過炭酸
の塩を包含してもよく且つこのようにカーボネート源の一部分であってもよい)
、および、酸、好ましくは有機酸少なくとも7重量%(より好ましくは有機カル
ボン酸を包含)を含み、200rpm の速度で10分の攪拌後に得られる20℃の
温度の脱イオン水中のこの組成物の1重量%混合物がpH8.8〜9.9を与える
ことを特徴とする洗濯または皿洗い洗剤組成物に関する。
【0012】 また、本発明は、本発明の組成物の使用によって洗浄時に衛生化を与える方法
およびE.Hirae 、黄色ブドウ球菌、大腸菌および緑膿菌を不活性化するための方
法に関する。
【0013】 また、本発明者等は、本発明の洗濯および皿洗い組成物を自動洗濯法に使用す
る時に、布帛の改善された抗菌性能または衛生化は、組成物を例えば分与装置の
使用によって洗濯機のドラムに直接送達する時に達成されることを見出した。本
発明の1態様は、このように洗浄水の導入前に組成物を含む分与装置をドラムに
入れることによって本発明の組成物を洗濯機のドラムに導入することを特徴とす
る布帛を洗浄するための洗浄法に関する。
【0014】
【発明を実施するための最良の形態】
本発明の組成物は、好ましくは、200rpm の速度で10分の攪拌後に得られ
る20℃の温度の脱イオン水中の組成物の1%混合物が、pH9.0〜9.85、
一層好ましくは9.2から9.85まで、一層好ましくは9.8まで、一層好ま
しくは9.4〜9.8を与えるようなものである。pHは、混合物を通常のpH測定
法によって一定の温度で10分間攪拌した後に測定する。
【0015】 「1%混合物」なる用語は、脱イオン水99重量単位中の組成物1重量単位の
混合物、分散液または溶液を意味し且つこのように組成物が10分後に完全には
溶解されないならば、pHはこのような混合物または分散液に関して測定すること
を理解すべきである。
【0016】 ここで使用する時、「微生物の活性の減少」は、CEN法prEN1276,19
93(欧州工業標準化委員会)およびCEN法prEN1650に規定のような活性
の減少を包含する。そこでの減少は、好ましくは、少なくとも105 、より好ま
しくは少なくとも2×105 または一層好ましくは3×105 だけ特定の微生物
または細菌の減少によって表わされる。
【0017】 ここで使用する時の微生物の活性の減少は、生成物の分泌、しかし好ましくは
微生物の成長を含めて微生物によって行われるプロセスのいずれかの減少を包含
する。
【0018】 また、本発明は、前駆物質によって与えられるペルオキシ酸が106 個の微生
物当たり液中に少なくとも100ppm の量で存在するように、微生物を本発明の
組成物を含む水性液と接触させる工程からなる、微生物、好ましくは特定の細菌
の活性の減少法を提供する。
【0019】 好ましくは、組成物は、少なくともE.Hirae 、しかしより好ましくは黄色ブド
ウ球菌、大腸菌および緑膿菌の活性を前記CEN法によって測定して少なくとも
105 、好ましくは少なくとも2×105 または一層好ましくは3×105 だけ
減少するようなものである。
【0020】 特に、活性減少は、洗濯プロセス時に行う。それによって、本発明の組成物は
、固体形の特定の微生物と接触できるが、好ましくは、漂白剤は、微生物と接触
している液中に存在する。
【0021】 特定の微生物、好ましくは特定の細菌は、クリーニングし且つ衛生化すべき表
面または布帛上、例えば、洗濯法でクリーニングすべき布帛上に存在することが
ある。また、細菌は、クリーニングまたは衛生化法に使用される液中または方法
で使用する装置、例えば、洗濯機または分与装置中に存在することがある。
【0022】 本発明の組成物は、比較的多量のペプチドグリカンを含む細胞壁を有する微生
物、特にグラム陽性菌(布帛または表面上の汚れまたはしみ中、特に体の汚れ中
に存在することがある)を不活性化する際に特に有用である。
【0023】 特定の微生物の活性の有効な減少を得るのに必要とされる組成物の量は、各種
の因子、例えば、微生物の存在量、衛生化またはクリーニング法の条件、例えば
、存在する他の化合物およびクリーニング法の温度に依存する。
【0024】 本発明の方法においては、使用する液は、好ましくは、106 個の微生物当た
り少なくとも100ppm 、より好ましくは少なくとも200ppm 、一層好ましく
は250ppm のペルオキシ酸を含む。
【0025】 ペプチドグリカン含有細胞壁を有する特定の微生物の活性の減少は、JOAC
1981に記載のようにペトロッシ/クラーク法によって測定できるが、好まし
くは、本発明の目的で細菌の場合にはCEN法prEN1276,1993および酵
母の場合にはCEN法prEN1650によって測定する。
【0026】 このようなCEN法は、例えば、グラム陽性菌接種材料を調製し(CEN法第
7頁に準拠)、更に約250ppm の量の疎水性漂白剤を含む溶液を調製し、試験
をCEN法に従って行い、TSAプレートを36℃で24時間インキュベートし
た後、プレート上の細菌コロニーを計数することを包含する。
【0027】 これは、対照の結果と比較し且つ細菌成長の減少は規定の接触時間の場合に計
算する。
【0028】 組成物は、1種以上の酸、好ましくは有機酸、好ましくは、例えば、少なくと
も1種の有機カルボン酸少なくとも7重量%を含む。正確な量は、洗剤組成物の
他の成分およびそれらのアルカリ度に依存するであろうし、それゆえ酸の量は所
要のpHを与えるように調整する。
【0029】 好ましくは、酸は、組成物の少なくとも8重量%、一層好ましくは組成物の少
なくとも9重量%、一層好ましくは少なくとも10重量%の量で存在する。上限
は、好ましくは、組成物の30重量%、一層好ましくは20重量%の量である。
【0030】 ここで使用するのに好適な酸としては、処方物の所要のpHを与えるのを助長す
るだけではなく、組成物中で二次機能を有し、例えば、キレート化剤、ビルダー
および/または起泡源としても作用する物質が挙げられる。有用な無機酸として
は、ホウ酸、重亜硫酸塩および重亜硫酸塩、好ましくはそれらのナトリウム塩が
挙げられる。
【0031】 好ましくは、酸は、少なくとも1種の有機カルボン酸からなる。このような酸
としては、モノカルボン酸またはポリカルボン酸、好ましくはクエン酸、アジピ
ン酸、グルタル酸、3−ケトグルタル酸、シトラマル酸、酒石酸、マレイン酸、
フマル酸、リンゴ酸、コハク酸、マロン酸が挙げられるが、高分子またはオリゴ
マーポリカルボン酸、例えば、アクリル酸重合体またはマレイン酸重合体、また
はマレイン酸とアクリル酸との共重合体も挙げられる。
【0032】 最も好ましくは、本発明の有機カルボン酸は、組成物の少なくとも7重量%の
マレイン酸、リンゴ酸またはクエン酸、またはそれの混合物からなる。
【0033】 有機カルボン酸と無機酸との混合物は、例えば、1:1から10:1、一層好
ましくは2:1から5:1の比率で使用されることが好ましいことがある。
【0034】 酸は、別個の成分として存在してもよく、または本発明の固体組成物に存在し
てもよく、酸は他の洗剤成分と一緒に粒状物に配合してもよい。後者の場合には
、酸は、その少なくとも75容量%、好ましくは少なくとも85容量%、一層好
ましくは少なくとも90容量%、一層好ましくは少なくとも95容量%、一層好
ましくは少なくとも99容量%が粒径1〜500μm、より好ましくは1〜35
0μmを有する粒状物質であることが好ましいことがあり且つ少なくとも65%
、一層好ましくは少なくとも75%、一層好ましくは少なくとも85%は粒径1
.0〜250μm,一層好ましくは1.0〜150μmを有することが好ましい
ことがある。
【0035】 これらの粒径は、技術上既知の方法により、特にレーザー光線散乱または回折
技術、例えば、マルベム(Malvem)2600またはシムパテック・ヘロス(Symp
atec Helos)レーザー光線散乱装置(またはディフラクトメーター)で測定でき
る。
【0036】 酸が本発明の固体組成物に別個の粒子として存在する時には、粒径分布および
平均は、好ましくは、後述のような組成物の他の成分の粒径分布および平均と同
様である。
【0037】 無機酸の塩および/または有機カルボン酸の塩またはエステルも、追加の成分
として存在してもよい。その理由は、特に組成物を所要のpHにこのように緩衝す
ることが有益であることがあるからである。例えば、組成物は、クエン酸、マレ
イン酸、リンゴ酸、グルタル酸または酒石酸の塩またはホウ酸塩、またはそれら
の混合物を含むことが好ましいことがある。
【0038】カーボネート源 本発明の組成物は、カーボネート源少なくとも15重量%を含む。好ましいカ
ーボネート源としては、炭酸塩、重炭酸塩および過炭酸塩が挙げられ且つ好まし
くは、カーボネート源は3種の塩の混合物からなる。
【0039】 過炭酸塩は、存在する時には、ここに定義のようなカーボネート源と過酸化水
素源との両方の一部分を構成することを理解すべきである。このように、本発明
の好ましい態様においては、組成物は、過酸化水素およびカーボネートを与える
ために過炭酸塩を含む。例えば、組成物が過酸化水素源およびカーボネート源と
して過炭酸塩少なくとも10重量%を含む時には、組成物は、別のカーボネート
源少なくとも5重量%も含有する。
【0040】 カーボネート源の量は、洗剤の性状に依存するであろう。また、過炭酸塩を過
酸化水素源として使用するならば、他のカーボネート源の減少量のみですむこと
がある。好ましくは、組成物は、カーボネート源の混合物、好ましくは、例えば
、炭酸塩、重炭酸塩および過炭酸塩を含む。組成物は、好ましくは炭酸塩少なく
とも5重量%、重炭酸塩少なくとも2重量%および過炭酸塩少なくとも8重量%
、より好ましくは炭酸塩少なくとも7重量%、重炭酸塩少なくとも4重量%およ
び過炭酸塩少なくとも15重量%を含む。
【0041】 ここで使用するのに好適なカーボネート源としては、アルカリ土類金属または
アルカリ金属の炭酸塩および炭酸水素塩または重炭酸塩およびナトリウム塩およ
びカリウム塩が挙げられる。本発明者等は、重炭酸塩を組成物に配合することが
特に有用であることがあることを見出した。その理由は、重炭酸塩が後述のよう
な前駆物質、例えば、TAEDからペルオキシ酸を生成するのに必要とされるpH
値付近の緩衝pHを与えることが見出されたからである。
【0042】 本発明の好ましい態様においては、組成物は、組成物の少なくとも1重量%、
好ましくは少なくとも2重量%、一層好ましくは少なくとも4重量%の重炭酸の
アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、好ましくは重炭酸ナトリウムを含む
。この塩は、いかなる量まで、好ましくは組成物の20重量%まで、より好まし
くは組成物の15重量%まで、一層好ましくは10重量%までの量で存在しても
よい。
【0043】 本発明の炭酸塩、重炭酸塩および過炭酸塩は、別個の粒状成分として存在して
もよく、または他の洗剤成分と一緒に洗剤粒状物に配合してもよい。
【0044】 カーボネートおよびビカーボネート物質は、他の洗剤粒状物に存在する時には
、好ましくは、容量メジアン粒径1〜500μmを有し、好ましくは少なくとも
60容量%、好ましくは少なくとも70容量%、一層好ましくは少なくとも80
容量%、一層好ましくは少なくとも90容量%は粒径0.5〜1180μmを有
する。より好ましくは、炭酸塩または重炭酸塩は、容量メジアン粒径10〜37
5μmを有し、好ましくは少なくとも60容量%、一層好ましくは少なくとも7
0容量%、一層好ましくは少なくとも80容量%、一層好ましくは少なくとも9
0容量%は粒径1〜850μmを有し、または一層好ましくは、容量メジアン粒
径10〜250μmを有し、好ましくは少なくとも60容量%、好ましくは少な
くとも70容量%、一層好ましくは少なくとも80容量%、一層好ましくは少な
くとも90容量%は粒径5〜425μmを有する。
【0045】 炭酸塩および/または重炭酸塩の所要の粒径は、より大きい粒径の物質を粉砕
することによって得られ、場合によってその後に所要の粒径を有する物質を好適
な方法によって選ぶことによって得られることが好ましいことがある。
【0046】 好ましくは、カーボネート源は、水との接触時に起泡を与えるために酸と反応
できるような方法で組成物に配合する。
【0047】過酸化水素源 本発明の組成物は、過酸化水素源を含む。好ましくは、これは、過炭酸の塩、
過ホウ酸の塩、過リン酸の塩、ペルオキシモノ過硫酸の塩、過ケイ酸塩などの過
酸塩である。無機ペルハイドレート塩は、通常、アルカリ金属塩である。過炭酸
のアルカリ金属塩、過ホウ酸塩のアルカリ金属塩、またはそれらの混合物は、こ
こで使用するのに好ましい無機ペルハイドレート塩である。好ましいペルボレー
トは、それぞれ公称式 NaBO2 2 2 およびNaBO2 2 2 ・3H2 Oの1水和物または4水和物の形の過ホウ酸ナトリウムである。他の好適な酸素
系漂白剤としては、ペルサルフェート、特に過硫酸カリウムK2 2 8 および
過硫酸ナトリウムNa2 2 8 が挙げられる。
【0048】 過炭酸のアルカリ金属塩、好ましくは過炭酸ナトリウム(前記カーボネート源
の一部分も構成する)が、高度に好ましい。
【0049】 典型的には、本発明における組成物は、全組成物の5〜50重量%、好ましく
は10〜45重量%、より好ましくは15〜35重量%、一層好ましくは組成物
の17重量%から、一層好ましくは19重量%から30重量%まで、一層好まし
くは25重量%までの過酸化水素源を含む。
【0050】 過酸塩は、被覆物質(好ましくは硫酸塩、例えば、硫酸マグネシウムまたは好
ましくは硫酸ナトリウム、炭酸塩または重炭酸塩またはそれらの混合物からなる
)によって被覆してもよい。
【0051】 好ましい過酸塩およびその製法は、例えば、WO第97/35951号明細書
、WO第96/14388号明細書、WO第97/19890号明細書、WO第
94/02568号明細書、EP第891417−A号明細書、EP第6815
57A号明細書に記載されている。
【0052】漂白剤前駆物質 本発明の粒状組成物は、ペルオキシ酸漂白剤前駆物質を含む。好ましくは、ペ
ルオキシ酸漂白剤前駆物質は、組成物の3〜10重量%、一層好ましくは3.5
〜8重量%、一層好ましくは4〜6重量%の量で存在する。
【0053】 ペルオキシ酸漂白剤前駆物質は、過加水分解反応において過酸化水素と反応し
てペルオキシ酸を生成する化合物である。一般に、ペルオキシ酸漂白剤前駆物質
は、
【化1】 (式中、Lは離脱基であり、過加水分解時に生成するペルオキシ酸の構造が
【化2】 であるようにXは本質上いかなる官能性でもある) と表わしてもよい。
【0054】 好適なペルオキシ酸漂白剤前駆物質化合物は、典型的には、1個以上のN−ま
たはO−アシル基を含有する。前駆物質は、広範囲の種類から選ぶことができる
。好適な種類としては、無水物、エステル、イミド、ラクタム、およびイミダゾ
ールのアシル化誘導体およびオキシムのアシル化誘導体が挙げられる。これらの
種類の範囲内の有用な物質の例は、英国特許第1586789号明細書に開示さ
れている。好適なエステルは、英国特許第836988号明細書、第86479
8号明細書、第1147871号明細書、第2143231号明細書およびEP
−A第0170386号明細書に開示されている。
【0055】 離脱基(以下L基)は、過加水分解反応が最適の時間枠(例えば、洗浄サイク
ル)内で生ずるように十分な程反応性でなければならない。しかしながら、Lが
余りに反応性であるならば、この活性化剤は、漂白組成物で使用するために安定
化することが困難であろう。
【0056】 好ましいL基は、
【化3】 およびそれらの混合物からなる群から選ばれる(式中、R1 は炭素数1〜14の
アルキル、アリール、またはアルカリール基であり、R3 は炭素数1〜8のアル
キル鎖であり、R4 はHまたはR3 であり、YはHまたは可溶化基である)。R 1 、R3 およびR4 のいずれも、本質上いかなる官能基、例えば、アルキル、ヒ
ドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、アミン、ニトロシル、アミドおよびアンモニ
ウムまたはアルキルアンモニウム基で置換してもよい。
【0057】 好ましい可溶化基は、−SO3 - + 、−CO2 - + 、−SO4 - + 、−
+ (R3 4 - およびO←N(R3 3 、最も好ましくは−SO3 - +
および−CO2 - + (式中、R3 は炭素数1〜4のアルキル鎖であり、Mは溶
解度を漂白活性化剤に与える陽イオンであり、Xは溶解度を漂白活性化剤に与え
る陰イオンである)である。好ましくは、Mは、アルカリ金属、アンモニウムま
たは置換アンモニウム陽イオンであり、ナトリウムおよびカリウムが最も好まし
く、Xはハライド、ヒドロキシド、メチルサルフェートまたはアセテート陰イオ
ンである。
【0058】 このような化合物の好ましい例は、テトラアセチルエチレンジアミン(TAE
D)、3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、ペルオキシアジピン酸のノニルアミドおよびn−ノナノイルオキシベンゼン
スルホネート(NOBS)、デカノイロイルオキシベンゼンスルホネート、ドデ
カノイルオキシベンゼンスルホネートおよびアセチルトリエチルサイトレート
(ATC)、N−ノナノイル−6−アミノカプロン酸のフェノールスルホン酸エ
ステル、一般式 R−C(O)−O−O−(O)C−R1 (式中、RおよびR1
は同じであるか異なることができ、炭素数6〜20の線状または分枝脂肪族基で
ある)を有する脂肪族ジアシルペルオキシド(DAP)である。
【0059】 また、置換または非置換ベンゾイルカプロラクタム、オクタニルカプロラクタ
ム、ノナノイルカプロラクタム、ヘキサノイルカプロラクタム、デカノイルカプ
ロラクタム、ウンデカノイルカプロラクタム、ホルミルカプロラクタム、アセチ
ルカプロラクタム、プロパノイルカプロラクタム、ブタノイルカプロラクタム、
ペンタノイルカプロラクタムからなる群から選ばれるN−アシルカプロラクタム
が、特に好ましい。
【0060】 他の好適な化合物の例は、英国特許GB第1 586 769号明細書、GB
第2 143 231号明細書、米国特許第4 818 425号明細書および
米国特許第4 259 201号明細書に開示されている。
【0061】 アミド置換アルキルペルオキシ酸前駆物質化合物、例えば、下記の一般式
【化4】 (式中、R1 は炭素数1〜14のアルキル基であり、R2 は炭素数1〜14のア
ルキレン基であり、R5 はHまたは炭素数1〜10のアルキル基であり、Lは本
質上いかなる離脱基、好ましくはオキシベンゼンスルホネートであることができ
る) のものも、ここで好適である。この種のアミド置換漂白活性化剤化合物は、EP
−A第0170386号明細書に記載されている。ノナンアミドカプロイルオキ
シベンゼンスルホネート(好ましくはナトリウム塩の形、NACA−OBS)は
、この種の好ましい前駆物質である。
【0062】 ここで高度に好ましい漂白剤前駆物質は、TAED、NACA−OBS、DO
BSおよび/またはNOBSである。本組成物は、前記漂白活性化剤の混合物か
らなっていてもよい。その理由は、これが改善された衛生化を生ずることがある
ことが見出されたからである。TAEDとNOBS、DOBSまたはNACA−
OBSから選ばれる前駆物質との混合物が、高度に好ましい。更に改善された衛
生化は、このような混合前駆物質系を使用する時に、特にTAED対NOBS、
DOBSまたはNACA−OBSの比率が1:2から2:1である時に達成され
ることが見出された。
【0063】 前駆物質は、別個の洗剤粒状物の形(被覆してもよい)または他の洗剤活性成
分も含む洗剤粒状物の形であってもよい。それは、好ましくは、他の洗剤粒子と
同様の粒径分布および平均粒径を有する粒状成分の形で存在する。
【0064】 また、本発明者等は、前駆物質および過酸化水素源が互いに緊密に混合した状
態で存在し、例えば、粒状物に存在する時に有益であることがあることを見出し
た。この混合物または粒状物は、好ましくは、有機酸を実質上含まない。
【0065】 本発明の目的で、前駆物質から生成するペルオキシ酸は、本発明の組成物の酸
成分の一部分ではないことを理解すべきである。
【0066】洗濯および皿洗い法 本発明の機械洗濯法は、典型的には、汚れた洗濯物または皿類を、本発明に係
る有効量の洗剤が溶解または分与された洗浄機中で水性洗浄液で処理することか
らなる。特に、洗濯洗浄法が、ここで想定される。例えば、洗濯洗浄用の有効量
の洗濯洗剤組成物は、通常、通常の機械洗濯法で常用されている典型的な製品量
および洗浄液容量と同様に5〜65リットルの容量の洗浄液に溶解または分散さ
れた製品10g〜300gを意味する。投与量は、特定の条件、例えば、水硬度
および汚れた洗濯物の汚れ度に依存する。
【0067】 洗浄液中および汚れた布帛上に存在する微生物の活性の減少は、好ましくは、
洗浄法時、好ましくは自動または手洗濯時に60℃まで、一層好ましくは45℃
まで、一層好ましくは約30℃の低温で生ずる。
【0068】 洗剤組成物は、例えば、洗濯機の引出ディスペンサーから分与してもよく、ま
たは洗濯機に入れられた汚れた洗濯物上にふりかけてもよい。
【0069】 1つの高度に好ましい使用アスペクトにおいては、分与装置は、本発明の組成
物を洗濯機のドラムに直接導入するために洗浄法で使用される。改善された衛生
化は、次いで、達成されることが見出された。
【0070】 いかなる分与装置も好都合であり、例えば、本発明の組成物の場合に使用する
のに好ましい分与装置は下記の特許に記載されている:英国特許第2,157,
717号明細書、英国特許第2,157,718号明細書、EP−A第0201
376号明細書、EP−A第0288345号明細書およびEP−A第0288
346号明細書、WO第94/11562号明細書。
【0071】洗剤組成物 本発明の組成物は、異なる嵩密度、好ましくは300〜1200g/リットル
、好ましくは500〜1100g/リットル、一層好ましくは550g/リット
ル〜900g/リットルで調製できる。これらの組成物は、好ましくは、固体組
成物、好ましくは固体洗濯洗剤であり、技術上周知の各種の方法、例えば、乾式
混合、噴霧乾燥、押出、ローラーコンパクト化、凝集およびそれらの組み合わせ
によって調製できる。固体組成物は、いかなる形も有していてもよく、好ましく
は粒状またはタブレットまたは固形物の形であってもよい。
【0072】 組成物は、凝集または噴霧乾燥によって調製されるものを含めて粒状物のすべ
てまたは一部分を混合した後、バインダーを加え、粒状物およびバインダーを混
合するか凝集して好ましくは凝集洗剤粒状物を調製することによって調製するこ
とが好ましいことがある。これらは、所要の粒径を有していてもよく、または篩
分けして所要の大きさの粒子を得てもよい。
【0073】 高度に好ましい態様においては、酸またはその一部分、およびカーボネート源
またはその一部分は、互いに緊密な混合物に存在し、好ましくは粒状物に存在し
、このことは本発明の目的で酸およびカーボネート源が好ましくは均質に混合さ
れることを意味する。水性媒体中の最適の起泡のためには、緊密な混合物または
起泡性粒状物中の酸対カーボネート源の重量比は、好ましくは0.1〜10、好
ましくは0.5〜2.5、より好ましくは1〜2である。
【0074】 酸は、好ましくは、このような粒状物に全粒状物の5〜85重量%、好ましく
は10〜75重量%、より好ましくは15〜60重量%、最も好ましくは10〜
50重量%の量で存在する。
【0075】 カーボネート源は、好ましくは、このような粒状物に全粒状物の5〜90重量
%、好ましくは10〜80重量%、より好ましくは20〜75重量%、最も好ま
しくは30〜65重量%の量で存在する。
【0076】 粒状物は、好ましくは、水を実質上含まず、即ち、原料自体の水分以外には水
は加えないか存在しない。典型的には、水の量は、全緊密混合物または粒状物の
5重量%未満、好ましくは3重量%未満、より好ましくは1.5重量%未満であ
る。
【0077】 乾燥剤、例えば、過乾燥無機および有機塩、無水塩、特に過乾燥シリケートお
よびアルミノシリケート、無水シリケートおよび/または硫酸塩は、緊密な混合
物または粒状物に存在することが好ましいことがある。
【0078】 粒状物は、好ましくは、造粒工程を含む方法(好ましくは乾燥粉末コンパクト
化または圧力凝集の工程を含む)によって得ることができる。すべての結合機構
は、圧力凝集で生ずることができるが、固体粒子間、即ち、酸とカーボネート源
と場合によってバインダー(存在するならば)との間の接着力は、特に重要な役
割を果たす。これは、圧力凝集、特に高圧凝集が多少規定の嵩質量または容量を
緻密化し且つ固体粒子間の結合機構を生じて強度を新しいエンティティーに与え
るために外力を適用することによって新しいエンティティー(即ち、乾燥起泡性
粒状物)を固体粒子(即ち、酸、ビカーボネート、カーボネート源および場合に
よってバインダー)から調製する本質上乾式法であるからであり、即ち、適用さ
れる高い外力は固体粒子を一緒に密にさせる。
【0079】 起泡性粒状物は、場合によって、バインダーまたはその混合物を含んでもよい
。典型的には、粒状物は、全粒状物の50重量%まで、好ましくは35重量%ま
で、より好ましくは20重量%までのバインダーまたはその混合物を含む。ここ
で使用するのに好適なバインダーは、当業者に既知のものであり、それらとして
は陰イオン界面活性剤、例えば、C6 〜C20アルキルまたはアルキルアリールス
ルホネートまたはサルフェート、好ましくはC8 〜C20アルキルベンゼンスルホ
ネート、セルロース誘導体、例えば、カルボキシメチルセルロースおよび単独重
合体または共重合体ポリカルボン酸またはそれらの塩、非イオン界面活性剤、好
ましくはアルコール1モル当たり5〜100モルのエチレンオキシドを含有する
C10〜C20アルコールエトキシレート、より好ましくはアルコール1モル当たり
20〜100モルのエチレンオキシドを含有するC15〜C20第一級アルコールエ
トキシレートが挙げられる。これらのうち、アルコール1モル当たり25モルの
エチレンオキシドでエトキシ化されたタローアルコール(TAE25)またはア
ルコール1モル当たり50モルのエチレンオキシドでエトキシ化されたタローア
ルコール(TAE50)が好ましい。他の好ましいバインダーとしては、高分子
物質、例えば、平均分子量12000〜700000を有するポリビニルピロリ
ドンおよび平均分子量600〜10000を有するポリエチレングリコールが挙
げられる。無水マレイン酸とエチレン、メチルビニルエーテル、メタクリル酸ま
たはアクリル酸との共重合体は、高分子バインダーの他の例である。他のバイン
ダーとしては、更にC10〜C20モノおよびジグリセロールエーテル並びにC10〜
C20脂肪酸が挙げられる。
【0080】 起泡性粒状物は、いかなる粒径も有していてもよく、好ましい粒径は粒状物の
応用および成分に依存する。
【0081】 本発明者等は、衛生化およびクリーニング性能のためには本発明の酸を前駆物
質および好ましくは存在する他の漂白剤成分、例えば、過酸化水素源、例えば、
過炭酸塩(存在するならば)から分離することが有益であることがあることを見
出した。このように、前記起泡性粒状物は、好ましくは、カーボネート源として
ペルカーボネートを含まないが、好ましくは炭酸塩および/または重炭酸塩を含
む。
【0082】 好ましい態様においては、組成物は、好ましくは、その少なくとも60重量%
、より好ましくは少なくとも80重量%が重量で平均粒径400μm〜1400
μm、好ましくは500μm〜1100μm、一層好ましくは750μm〜10
00μmを有する粒状物を含む。組成物は、粒径300μm未満、一層好ましく
は425μm未満、一層好ましくは600μm未満の粒状成分20重量%未満、
一層好ましくは10重量%未満、一層好ましくは5重量%未満を含むことが好ま
しいことがある。また、組成物は、組成物の20重量%未満、一層好ましくは1
0重量%未満、一層好ましくは5重量%未満の粒径1700μm超、一層好まし
くは1400μm超、一層好ましくは1180μm超の粒状成分を含むことが好
ましいことがある。このように、組成物は、異なる粒状成分を含んでもよく、各
々は前記粒径要件を有し且つこのように同様の粒径分布および平均粒径を有する
【0083】 本発明者等は、組成物が高い布帛直接性を有する香料または香料成分を含有す
る時に、改善された衛生化が達成されることを見出した。このことは、洗浄され
た布帛の表面上に残り且つこのように布帛の爾後使用時に衛生化を与えることが
できる香料油のためであると考えられる。
【0084】 カプセル化香料油のこのような好ましい香料粒状物は、同時係属欧州特許出願
第98870137.1号明細書に記載されている。香料粒状物の好ましい量は
、そこでの香料油の量に依存するであろうが、一般に、量は、組成物の約0.0
5〜8重量%、一層好ましくは0.5〜5重量%、一層好ましくは0.8〜3重
量%である。更に、好ましくは、組成物は、カプセル化香料油粒状物の形ではな
い香料成分も含むが、好ましくは組成物の洗剤粒状物上に噴霧された香料成分の
形である。
【0085】 本組成物は、好ましくは、界面活性剤、漂白触媒、追加のビルダー、追加の有
機高分子化合物、酵素、抑泡剤、石灰石鹸分散剤、汚れ沈殿防止剤および再付着
防止剤、防汚剤、増白剤、光漂白剤および追加の腐食抑制剤から選ばれる1種以
上の追加の洗剤成分を含有する。
【0086】 洗剤成分の量は、脱イオン水中の組成物の1重量%のpHが上に規定の通りであ
るように選ぶべきであることを理解すべきである。例えば、結晶性層状シリケー
トまたは無定形シリケートを使用する時には、その量は、約12重量%まで、一
層好ましくは10重量%までであることが好ましいことがある。
【0087】界面活性剤 本発明の洗剤組成物は、好ましくは、1種以上の界面活性剤を含有する。界面
活性剤は、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両
性表面活性剤、両性界面活性剤、双性界面活性剤およびそれらの混合物から選ば
れる技術上既知の界面活性剤からなっていてもよい。
【0088】 本発明の目的で、洗剤組成物は、結晶性層状シリケートとの緊密な混合物では
存在しないが、他の洗剤成分に存在する界面活性剤を含んでもよいことを理解す
べきである。
【0089】陰イオン界面活性剤 本発明に係る組成物は、好ましくは、陰イオン界面活性剤を含む。洗剤目的で
有用な本質上いかなる陰イオン界面活性剤も、洗剤組成物に配合できる。これら
としては、硫酸、スルホン酸、カルボン酸およびサルコシンの塩(例えば、ナト
リウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、および置換アンモニウム塩、例えば、
モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩およびトリエタノールアミン塩
を含めて)の陰イオン界面活性剤が挙げることができる。陰イオンサルフェート
およびスルホネート界面活性剤が、好ましい。
【0090】 ここに記載のようなスルホネートおよびサルフェート界面活性剤、好ましくは
線状または分枝アルキルベンゼンスルホネートおよびアルキルエトキシサルフェ
ートを含む界面活性剤系(好ましくはここに記載のような陽イオン界面活性剤と
組み合わせる)が、高度に好ましい。
【0091】 陰イオンスルホネート界面活性剤が、ここで高度に好ましい。ここで使用する
のに特に好適なものとしては、C5 〜C20直鎖または分枝アルキルベンゼンスル
ホン酸、アルキルエステルスルホン酸、C6 〜C22第一級または第二級アルカン
スルホン酸、C6 〜C24オレフィンスルホン酸、スルホン化ポリカルボン酸、ア
ルキルグリセロールスルホン酸、脂肪アシルグリセロールスルホン酸、脂肪オレ
イルグリセロールスルホン酸の塩、およびそれらの混合物が挙げられる。C9
14直鎖アルキルベンゼンスルホネートが、最も好ましい。
【0092】 ここで使用するのに好適な陰イオンサルフェート界面活性剤としては、線状お
よび分枝第一級および第二級アルキルサルフェート、アルキルエトキシサルフェ
ート、脂肪オレオイルグリセロールサルフェート、アルキルフェノールエチレン
オキシドエーテルサルフェート、C5 〜C17アシル−N−(C1 〜C4 アルキル
)および−N−(C1 〜C2 ヒドロキシアルキル)グルカミンサルフェート、お
よびアルキル多糖類のサルフェート、例えば、アルキルポリグルコシドのサルフ
ェートが挙げられる(非イオン非硫酸化化合物はここに記載する)。
【0093】 アルキルサルフェート界面活性剤は、好ましくは、線状および分枝第一級C10 〜C18アルキルサルフェート、より好ましくはC11〜C15分枝鎖アルキルサルフ
ェートおよびC12〜C14線状鎖アルキルサルフェートから選ばれる。
【0094】 アルキルエトキシサルフェート界面活性剤は、好ましくは、1分子当たり0.
5〜20モルのエチレンオキシドでエトキシ化されたC10〜C18アルキルサルフ
ェートからなる群から選ばれる。より好ましくは、アルキルエトキシサルフェー
ト界面活性剤は、1分子当たり0.5〜7モル、好ましくは1〜5モルのエチレ
ンオキシドでエトキシ化されたC11〜C18、最も好ましくはC11〜C15アルキル
サルフェートである。
【0095】 本発明の特に好ましいアスペクトは、好ましいアルキルサルフェート界面活性
剤および/またはスルホネート界面活性剤とアルキルエトキシサルフェート界面
活性剤との混合物を使用する。このような混合物は、PCT特許出願第WO93
/18124号明細書に開示されている。
【0096】 式
【化5】 〔式中、この式の分枝第一級アルキル部分(R、R1 、およびR2 分枝を含めて
)中の炭素原子の合計数は13〜19であり;R、R1 、およびR2 は各々独立
に水素およびC1 〜C3 アルキル(好ましくはメチル)から選ばれ、但しR、R 1 、およびR2 はすべては水素ではなく、zが0である時には、少なくともRま
たはR1 は水素ではなく;wは0〜13の整数であり;xは0〜13の整数であ
り;yは0〜13の整数であり;zは0〜13の整数であり;w+x+y+zは
7〜13である〕 のアルキル鎖中鎖分枝界面活性剤化合物は、特に改善された界面活性剤性能を与
えるために、ここで高度に好ましい。
【0097】 本発明の洗剤組成物で使用するのに最も好ましい中鎖分枝界面活性剤化合物は
、中鎖分枝第一級アルキルスルホネート、一層好ましくはサルフェート界面活性
剤である。本発明の目的で、界面活性剤系は、2種以上の中鎖分枝第一級アルキ
ルサルフェートまたはスルホネート界面活性剤の混合物からなることが好ましい
ことがあることを理解すべきである。
【0098】 好ましい中鎖分枝第一級アルキルサルフェート界面活性剤は、式
【化6】 を有する。これらの界面活性剤は、線状第一級アルキルサルフェート主鎖(即ち
、硫酸化炭素原子を包含する最長線状炭素鎖)を有する。これらは、好ましくは
、12〜19個の炭素原子を有し且つそれらの分枝第一級アルキル部分は好まし
くは少なくとも合計14、好ましくは20個以下の炭素原子を有する。1より多
いこれらのサルフェート界面活性剤を含む界面活性剤系においては、分枝第一級
アルキル部分の炭素原子の平均合計数は、好ましくは、14.5より大きく約1
7.5までの範囲内である。このように、界面活性剤系は、好ましくは、12個
以上の炭素原子または19個以下の炭素原子の最長線状炭素鎖を有する少なくと
も1種の分枝第一級アルキルサルフェート界面活性剤化合物を含み、且つ分枝を
含めて炭素原子の合計数は少なくとも14でなければならず、且つ更に分枝第一
級アルキル部分の炭素原子の平均合計数は14.5より大きく約17.5までの
範囲内である。
【0099】 R、R1 、およびR2 は、各々独立に水素およびC1 〜C3 アルキル基(好ま
しくは水素またはC1 〜C2 アルキル、より好ましくは水素またはメチル、最も
好ましくはメチル)から選ばれ、但しR、R1 、およびR2 はすべては水素では
ない。更に、zが1である時には、少なくともRまたはR1 は、水素ではない。
【0100】 好ましいモノメチル分枝第一級アルキルサルフェートは、3−メチルペンタデ
カノールサルフェート、4−メチルペンタデカノールサルフェート、5−メチル
ペンタデカノールサルフェート、6−メチルペンタデカノールサルフェート、7
−メチルペンタデカノールサルフェート、8−メチルペンタデカノールサルフェ
ート、9−メチルペンタデカノールサルフェート、10−メチルペンタデカノー
ルサルフェート、11−メチルペンタデカノールサルフェート、12−メチルペ
ンタデカノールサルフェート、13−メチルペンタデカノールサルフェート、3
−メチルヘキサデカノールサルフェート、4−メチルヘキサデカノールサルフェ
ート、5−メチルヘキサデカノールサルフェート、6−メチルヘキサデカノール
サルフェート、7−メチルヘキサデカノールサルフェート、8−メチルヘキサデ
カノールサルフェート、9−メチルヘキサデカノールサルフェート、10−メチ
ルヘキサデカノールサルフェート、11−メチルヘキサデカノールサルフェート
、12−メチルヘキサデカノールサルフェート、13−メチルヘキサデカノール
サルフェート、14−メチルヘキサデカノールサルフェート、およびそれらの混
合物からなる群から選ばれる。
【0101】 好ましいジメチル分枝第一級アルキルサルフェートは、2,3−メチルテトラ
デカノールサルフェート、2,4−メチルテトラデカノールサルフェート、2,
5−メチルテトラデカノールサルフェート、2,6−メチルテトラデカノールサ
ルフェート、2,7−メチルテトラデカノールサルフェート、2,8−メチルテ
トラデカノールサルフェート、2,9−メチルテトラデカノールサルフェート、
2,10−メチルテトラデカノールサルフェート、2,11−メチルテトラデカ
ノールサルフェート、2,12−メチルテトラデカノールサルフェート、2,3
−メチルペンタデカノールサルフェート、2,4−メチルペンタデカノールサル
フェート、2,5−メチルペンタデカノールサルフェート、2,6−メチルペン
タデカノールサルフェート、2,7−メチルペンタデカノールサルフェート、2
,8−メチルペンタデカノールサルフェート、2,9−メチルペンタデカノール
サルフェート、2,10−メチルペンタデカノールサルフェート、2,11−メ
チルペンタデカノールサルフェート、2,12−メチルペンタデカノールサルフ
ェート、2,13−メチルペンタデカノールサルフェート、およびそれらの混合
物からなる群から選ばれる。
【0102】アルコキシ化非イオン界面活性剤 本質上いかなるアルコキシ化非イオン界面活性剤も、ここで好適である。エト
キシ化非イオン界面活性剤およびプロポキシ化非イオン界面活性剤が、好ましい
【0103】 好ましいアルコキシ化界面活性剤は、アルキルフェノールの非イオン縮合物、
非イオンエトキシ化アルコール、非イオンエトキシ化/プロポキシ化脂肪アルコ
ール、プロピレングリコールとの非イオンエトキシレート/プロポキシレート縮
合物、およびプロピレンオキシド/エチレンジアミン付加物との非イオンエトキ
シレート縮合物の種類から選ぶことができる。
【0104】 非イオン界面活性剤は、洗剤組成物に存在できる。緊密な混合物中のエトキシ
化非イオン界面活性剤の量は、混合物の10重量%未満、一層好ましくは5重量
%未満であることが好ましいことがある。
【0105】 脂肪族アルコールとアルキレンオキシド、特にエチレンオキシドおよび/また
はプロピレンオキシド1〜25モルとの縮合物は、ここで使用するのに好適であ
る。脂肪族アルコールのアルキル鎖は、直鎖または分枝第一級または第二級であ
ることができ且つ一般に6〜22個の炭素原子を有する。炭素数8〜20のアル
キル基を有するアルコールとアルコール1モル当たり2〜10モルのエチレンオ
キシドとの縮合物が、特に好ましい。
【0106】陽イオン界面活性剤 ここで使用するのに好適な陽イオン界面活性剤としては、第四級アンモニウム
界面活性剤が挙げられる。好ましくは、第四級アンモニウム界面活性剤は、モノ
6 〜C16、好ましくはC8 〜C14N−アルキルまたはアルケニルアンモニウム
界面活性剤(残りのN位はメチル、ヒドロキシエチルまたはヒドロキシプロピル
基で置換)である。モノアルコキシ化アミン界面活性剤およびビスアルコキシ化
アミン界面活性剤も、好ましい。
【0107】 本発明の洗剤組成物またはその成分で使用できる別の好適な群の陽イオン界面
活性剤は、陽イオンエステル界面活性剤である。陽イオンエステル界面活性剤は
、少なくとも1個のエステル(即ち、−COO−)結合および少なくとも1個の
陽荷電基を含む界面活性剤性を有する好ましくは水分散性化合物である。
【0108】 コリンエステル界面活性剤を含めて好適な陽イオンエステル界面活性剤は、例
えば、米国特許第4228042号明細書、第4239660号明細書および第
4260529号明細書に開示されている。
【0109】漂白触媒 本組成物は、遷移金属含有漂白触媒を含有できる。
【0110】 1つの好適な種類の漂白触媒は、米国特許第4,430,243号明細書に開
示されている。
【0111】 他の種類の漂白触媒としては、米国特許第5,246,621号明細書および
米国特許第5,244,594号明細書に開示のマンガンをベースとする錯体が
挙げられる。これらの触媒の好ましい例としては、MnIV 2 (u−O)3 (1,
4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン)2 −(PF6 2
MnIII 2 (u−O)1 (u−OAc)2 (1,4,7−トリメチル−1,4,
7−トリアザシクロノナン)2 (ClO4 2 、MnIV 4 (u−O)6 (1,4
,7−トリアザシクロノナン)4 (ClO4 2 、MnIII MnIV 4 (u−O) 1 (u−OAc)2 (1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノ
ナン)2 (ClO4 3 およびそれらの混合物が挙げられる。他のものは、欧州
特許出願公開第549,272号明細書に記載されている。ここで使用するのに
好適な他の配位子としては、1,5,9−トリメチル−1,5,9−トリアザシ
クロドデカン、2−メチル−1,4,7−トリアザシクロノナン、2−メチル−
1,4,7−トリアザシクロノナン、1,2,4,7−テトラメチル−1,4,
7−トリアザシクロノナン、およびそれらの混合物が挙げられる。
【0112】 ここで有用な漂白触媒は、本発明に適当なように選んでもよい。好適な漂白触
媒の例に関しては、米国特許第4,246,612号明細書および米国特許第5
,227,084号明細書参照。Mn(1,4,7−トリメチル−1,4,7−
トリアザシクロノナン)(OCH3 3 (PF6 )などの単核マンガン(IV)錯
体を教示している米国特許第5,194,416号明細書も参照。
【0113】 米国特許第5,114,606号明細書に開示のようななお別の種類の漂白触
媒は、マンガン(III)および/または(IV)と少なくとも3個の逐次C−OH基
を有する非カルボキシレートポリヒドロキシ化合物である配位子との水溶性錯体
である。好ましい配位子としては、ソルビトール、イジトール、ズルシトール、
マンニトール、キシリトール、アラビトール、アドニトール、メソ−エリトリト
ール、メソ−イノシトール、ラクトース、およびそれらの混合物が挙げられる。
【0114】 米国特許第5,114,611号明細書は、Mn、Co、Fe、またはCuを
含めた遷移金属と非(マクロ)環式配位子との錯体からなる漂白触媒を教示して
いる。前記配位子は、式
【化7】 (式中、R1 、R2 、R3 、およびR4 は各々各R1 −N=C−R2 およびR3 −C=N−R4 が5または6員環を形成するようにH、置換アルキルおよびアリ
ール基から選ぶことができる) を有する。前記環は、更に、置換できる。Bは、O、S、CR5 6 、NR7
よびC=O(式中、R5 、R6 およびR7 は各々H、アルキルまたはアリール基
、例えば、置換または非置換基であることができる)から選ばれるブリッジング
基である。好ましい配位子としては、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラ
ジン、イミダゾール、ピラゾール、およびトリアゾール環が挙げられる。場合に
よって、前記環は、アルキル、アリール、アルコキシ、ハライド、ニトロなどの
置換基で置換してもよい。配位子2,2′−ビスピリジルアミンが、特に好まし
い。好ましい漂白触媒としては、Co、Cu、Mn、Fe−ビスピリジルメタン
および−ビスピリジルアミン錯体が挙げられる。高度に好ましい触媒としては、
Co(2,2′−ビスピリジルアミン)Cl2 、ジ(イソチオシアナト)ビスピ
リジルアミン−コバルト(II)、トリスジピリジルアミン−コバルト(II)ペル
クロレート、Co(2,2−ビスピリジルアミン)2 2 ClO4 、ビス(2,
2′−ビスピリジルアミン)銅(II)ペルクロレート、トリス(ジ−2−ピリジ
ルアミン)鉄(II)ペルクロレートおよびそれらの混合物が挙げられる。
【0115】 他の例としては、N−四座配位子およびN−二座配位子と錯化された複核Mn
、例えば、N4 MnIII (u−O)2 MnIV4 + および〔ビピ2 MnIII
u−O)2 MnIVビピ2 〕−(ClO4 3 が挙げられる。
【0116】 他の漂白触媒は、例えば、欧州特許出願公開第408,131号明細書(コバ
ルト錯体触媒)、欧州特許出願公開第384,503号明細書および第306,
089号明細書(金属ポルフィリン触媒)、米国特許第4,728,455号明
細書(マンガン/多座配位子触媒)、米国特許第4,711,748号明細書お
よび欧州特許出願公開第224,952号明細書(アルミノシリケート上の吸収
マンガンの触媒)、米国特許第4,601,845号明細書(マンガン塩および
亜鉛塩またはマグネシウム塩を有するアルミノシリケート担体)、米国特許第4
,626,373号明細書(マンガン/配位子触媒)、米国特許第4,119,
557号明細書(第二鉄錯体触媒)、独国特許第2,054,019号明細書(
コバルトキレート化剤触媒)、加国特許第866,191号明細書(遷移金属含
有塩)、米国特許第4,430,243号明細書(マンガン陽イオンおよび非触
媒金属陽イオンを有するキレート化剤)、および米国特許第4,728,455
号明細書(グルコン酸マンガン触媒)に記載されている。
【0117】ビルダー物質 有機カルボン酸(ビルダーとして作用してもよい)および炭酸塩(ビルダーと
して作用してもよい)に加えて、本発明の洗剤組成物は、好ましくは、追加の水
溶性ビルダー物質および/または水不溶性ビルダー物質を含む。シリケート、ア
ルミノシリケート、結晶性層状シリケートおよびリン酸塩が、好ましい。
【0118】 組成物は、例えば、ホスフェート含有ビルダー物質を含んでもよく、好ましく
はピロリン酸四ナトリウム、一層好ましくは無水トリポリリン酸ナトリウム(0
.5%〜60%、より好ましくは5%〜50%、より好ましくは8%〜40の量
で存在)を含む。
【0119】 好適な水溶性ビルダー化合物としては、水溶性(ポリ)カルボン酸塩およびボ
レートが挙げられる。単量体ポリカルボキシレートが一般にコストおよび性能の
理由で好ましいが、カルボキシレートまたはポリカルボキシレートビルダーは、
種類が単量体またはオリゴマーであることができる。
【0120】 (ポリ)カルボキシレートおよび/または重合体またはオリゴマー(ポリ)カ
ルボキシレートは、組成物の5重量%未満、好ましくは3重量%未満、一層好ま
しくは2重量%未満、一層好ましくは0重量%の量で存在することが好ましいこ
とがある。
【0121】 大部分水不溶性ビルダーの例としては、アルミノケイ酸ナトリウムが挙げられ
る。
【0122】 好適なアルミノシリケートゼオライトは、単位セル式 Naz 〔(AlO2 z (SiO2 )y 〕・xH2 O(式中、zおよびyは少なくとも6であり、z対
yのモル比は1.0〜0.5であり、xは少なくとも5、好ましくは7.5〜2
76、より好ましくは10〜264である)を有する。アルミノシリケート物質
は、水和形であり且つ好ましくは結晶性であり、結合形の水10%〜28%、よ
り好ましくは18%〜22%を含有する。
【0123】 アルミノシリケートゼオライトは、天然産物質であることができるが、好まし
くは合成的に誘導する。合成結晶性アルミノシリケートイオン交換物質は、呼称
ゼオライトA、ゼオライトB、ゼオライトP、ゼオライトX、ゼオライトHSお
よびそれらの混合物で入手できる。ゼオライトAは、式 Na12〔AlO2 12(SiO2 12〕・xH2 O (式中、xは20〜30、特に27である) を有する。ゼオライトXは、式 Na86〔(AlO2 86(SiO2 106 〕・
276H2 Oを有する。
【0124】 別の好ましいアルミノシリケートゼオライトは、ゼオライトMAPビルダーで
ある。ゼオライトMAPは、EP第384070A号明細書(ユニリーバ)に記
載されている。それは、ケイ素対アルミニウムの比率1.33以下、好ましくは
0.9〜1.33、より好ましくは0.9〜1.2を有するゼオライトP型のア
ルカリ金属アルミノケイ酸塩と定義される。
【0125】 本組成物は、追加のシリケート物質、例えば、無定形シリケート物質、メタシ
リケート、好ましくは少なくとも結晶性層状シリケート物質、例えば、商品名S
KS−6で販売されているものも含んでもよい。シリケート物質は、好ましくは
、組成物の20重量%未満、好ましくは15重量%未満、一層好ましくは10重
量%未満の量で存在する。
【0126】重金属イオン封鎖剤 重金属イオン封鎖剤も、ここで有用な追加の成分である。重金属イオン封鎖剤
とは、ここでは重金属イオンを封鎖する(キレート化する)ように作用する成分
を意味する。これらの成分は、カルシウム/マグネシウムキレート化容量も有し
ていてもよいが、優先的に、鉄、マンガン、銅などの重金属イオンを結合するこ
とに対して選択性を示す。
【0127】 重金属イオン封鎖剤は、一般に、組成物の0.005〜10重量%、好ましく
は0.1〜5重量%、より好ましくは0.25〜7.5重量%、最も好ましくは
0.3〜2重量%の量で存在する。
【0128】 ここで使用するのに好適な重金属イオン封鎖剤としては、アミノアルキレンポ
リ(アルキレンホスホネート)、アルカリ金属エタン1−ヒドロキシジホスホン
酸塩、ニトリロトリメチレンホスホネートなどの有機ホスホネートが挙げられる
【0129】 前記種のうち、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホネート)、エチ
レンジアミントリ(メチレンホスホネート)、ヘキサメチレンジアミンテトラ
(メチレンホスホネート)およびヒドロキシ−エチレン−1,1−ジホスホネー
ト、1,1−ヒドロキシエタンジホスホン酸および1,1−ヒドロキシエタンジ
メチレンホスホン酸が好ましい。
【0130】 ここで使用するのに好適な他の重金属イオン封鎖剤としては、ニトリロ三酢酸
およびポリアミノカルボン酸、例えば、エチレンジアミノ四酢酸、エチレンジア
ミンジコハク酸、エチレンジアミンジグルタル酸、2−ヒドロキシプロピレンジ
アミンジコハク酸またはそれらの塩が挙げられる。
【0131】 ここで使用するのに好適な他の重金属イオン封鎖剤は、EP−A許第317,
542号明細書およびEP−A許第399,133号明細書に記載の2−ヒドロ
キシエチル二酢酸、グリセリルイミノ二酢酸などのイミノ二酢酸誘導体である。
EP−A許第516,102号明細書に記載のイミノ二酢酸−N−2−ヒドロキ
シプロピルスルホン酸およびアスパラギン酸−N−カルボキシメチルN−2−ヒ
ドロキシプロピル−3−スルホン酸金属イオン封鎖剤も、ここで好適である。E
P−A許第509,382号明細書に記載のβ−アラニン−N,N′−二酢酸、
アスパラギン酸−N,N′−二酢酸、アスパラギン酸−N−一酢酸およびイミノ
ジコハク酸金属イオン封鎖剤も、好適である。
【0132】 EP−A許第476,257号明細書は、好適なアミノをベースとする金属イ
オン封鎖剤を記載している。EP−A許第510,331号明細書は、コラーゲ
ン、ケラチンまたはカゼインから誘導される好適な金属イオン封鎖剤を記載して
いる。EP−A許第528,859号明細書は、好適なアルキルイミノ二酢酸金
属イオン封鎖剤を記載している。ジピコリン酸および2−ホスホノブタン−1,
2,4−トリカルボン酸も、好適である。グリシンアミド−N,N′−ジコハク
酸(GADS)、エチレンジアミン−N,N′−ジグルタル酸(EDDG)およ
び2−ヒドロキシプロピレンジアミン−N,N′−ジコハク酸(HPDDS)も
、好適である。
【0133】 ジエチレントリアミン五酢酸、エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸(E
DDS)および1,1−ヒドロキシエタンジホスホン酸またはそれらのアルカリ
金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、または置換アンモニウム塩、ま
たはそれらの混合物が、特に好ましい。
【0134】酵素 ここで有用な別の好ましい成分は、1種以上の追加の酵素である。
【0135】 好ましい追加の酵素物質としては、洗剤組成物に通常配合されている市販のリ
パーゼ、クチナーゼ、アミラーゼ、中性およびアルカリ性プロテアーゼ、セルラ
ーゼ、エンドラーゼ、エステラーゼ、ペクチナーゼ、ラクターゼおよびペルオキ
シダーゼが挙げられる。好適な酵素は、米国特許第3,519,570号明細書
および第3,533,139号明細書に論じられている。
【0136】 好ましい市販のプロテアーゼ酵素としては、ノボ・インダストリーズA/S
(デンマーク)によって商品名アルカラーゼ(Alcalase)、サビナーゼ(Savina
se)、プリマーゼ(Primase)、ドゥラザイム(Durazym)、およびエスペラーゼ
(Esperase)で販売されているもの、ギスト−ブロケーデスによって商品名マキ
サターゼ(Maxatase)、マキサカル(Maxacal)およびマキサペム(Maxapem)で販
売されているもの、ジェネンコア・インターナショナルによって販売されている
もの、およびソルベイ・エンザイムズによって商品名オプティクリーン(Opticl
ean)およびオプティマーゼ(Optimase)で販売されているものが挙げられる。プ
ロテアーゼ酵素は、本発明に係る組成物に組成物の0.0001〜4重量%の活
性酵素の量で配合してもよい。
【0137】追加の有機高分子化合物 追加の有機高分子化合物(本発明のカルボン酸ではない)は、本組成物または
本凝集体の好ましい追加の成分である(一緒に凝集体成分を結合するように作用
することがある場合に)。
【0138】 有機高分子化合物とは、洗剤組成物でバインダー、分散剤、および再付着防止
剤および汚れ沈殿防止剤として常用されている本質上いかなる高分子有機化合物
、例えば、ここで粘土凝集剤として記載の高分子量有機高分子化合物のいずれか
、例えば、本発明に係る第四級化エトキシ化(ポリ)アミン粘土汚れ除去/再付
着防止剤もここで意味する。
【0139】 有機高分子化合物は、典型的には、本発明の洗剤組成物に組成物の0.01〜
30重量%、好ましくは0.1〜15重量%、最も好ましくは0.5〜10重量
%の量で配合する。
【0140】 本発明の洗剤組成物への配合に好適な有機高分子化合物としては、メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体が挙げられる。
アミド変性カルボキシメチルセルロースおよび/またはアミド変性セルロース、
またはそれらの誘導体も、高度に好ましい。
【0141】 更に他の有用な有機高分子化合物は、ポリエチレングリコール、特に分子量1
000〜10000、より特に2000〜8000、最も好ましくは約4000
のものである。
【0142】抑泡系 本発明の洗剤組成物は、機械洗浄組成物で使用するために処方する時には、組
成物の0.01〜15重量%、好ましくは0.02〜10重量%、最も好ましく
は0.05〜3重量%の量で存在する抑泡系を含んでもよい。
【0143】 ここで使用するのに好適な抑泡系は、本質上いかなる既知の消泡剤化合物、例
えば、シリコーン消泡剤化合物および2−アルキルアルカノール消泡剤化合物を
含んでもよい。
【0144】粘土柔軟剤 本組成物は、洗浄を通して柔軟性を与える洗剤であってもよい。組成物は、粘
土柔軟剤、および好ましくはまた凝集剤を含むことが好ましいことがある。
【0145】 好適なスメクタイト粘土の特定例としては、モンモリロナイト、ヘクトライト
、ボルコンスコアイト、ノントロナイト、サポナイトおよびソーコナイトの種類
、特に結晶格子構造内にアルカリ金属イオンまたはアルカリ土類金属イオンを有
するものから選ばれるものが挙げられる。ナトリウムモンモリロナイトまたはカ
ルシウムモンモリロナイトが、特に好ましい。ベントナイト粘土が好ましい。
【0146】 平均分子量100,000〜10,000,000、好ましくは150,00
0〜5,000,000、より好ましくは200,000〜2,000,000
を有する有機高分子物質が、ここで粘土凝集剤として好ましい。
【0147】 好適な有機高分子物質は、アルキレンオキシド、特にエチレンオキシド、アク
リルアミド、アクリル酸、ビニルアルコール、ビニルピロリドン、およびエチレ
ンイミンから選ばれる単量体単位を含有する単独重合体または共重合体からなる
。特にエチレンオキシドの単独重合体、しかしまたアクリルアミドおよびアクリ
ル酸の単独重合体が、好ましい。
【0148】 欧州特許EP−A第299,575号明細書およびEP−A第313,146
号明細書(プロクター・エンド・ギャンブル・カンパニーの名で)は、ここで使
用するのに好ましい有機高分子粘土凝集剤を記載している。
【0149】他の任意成分 本発明の組成物への配合に好適な他の任意成分としては、香料、例えば、前記
カプセル化香料、増白剤、スペックル、例えば、着色剤または染料、充填剤塩が
挙げられ、硫酸ナトリウムが好ましい充填剤塩である。
【0150】 また、微量(例えば、約20重量%以下)の中和剤、追加の緩衝剤、相調整剤
、ハイドロトロープ、酵素安定剤、ポリ酸、泡調整剤、乳濁剤、酸化防止剤、殺
細菌剤および染料、例えば、1981年8月25日発行のバラット等への米国特
許第4,285,841号明細書(ここに参考文献として編入)に記載のものは
存在できる。
【0151】
【実施例】実施例で使用する略称 LAS: 直鎖C11〜13アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム TAS: タローアルキル硫酸ナトリウム CxyAS: C1x〜C1yアルキル硫酸ナトリウム C46SAS: C14〜C16第二級(2,3)アルキル硫酸ナトリウム CxyEzS: zモルのエチレンオキシドと縮合されたC1x〜C1yアルキル硫
酸ナトリウム CxyEz: 平均zモルのエチレンオキシドと縮合されたC1x〜C1y主として
線状の第一級アルコール QAS: R2 ・N+ (CH3 )2 (C2 H4 OH)(式中、R2 =C12〜C
14) QAS: R2 ・N+ (CH3 )2 (C2 H4 OH)(式中、R2 =C8 〜C
11) 石鹸: タローとココナツ脂肪酸との80/20混合物に由来する線状アルキ
ルカルボン酸ナトリウム STS: トルエンスルホン酸ナトリウム STPP: 無水トリポリリン酸ナトリウム ゼオライトA: 一次粒径0.1〜10μm(無水基準で表現した重量)を有
する式 Na12(AlO2 SiO2 )12・27H2 Oの水和アルミノケイ酸ナト
リウム NaSKS−6: 式 δ−Na2 Si2 O5 の結晶性層状シリケート、平均
粒径25μm カーボネート: 無水炭酸ナトリウム ビカーボネート: 無水重炭酸ナトリウム シリケート: 無定形ケイ酸ナトリウム(SiO2 :Na2 O=2.0:1) サルフェート: 無水硫酸ナトリウム 硫酸Mg: 無水硫酸マグネシウム サイトレート: クエン酸三ナトリウム2水和物 MA/AA: マレイン酸/アクリル酸1:4の共重合体、平均分子量約70
,000 AA: 平均分子量4,500のポリアクリル酸ナトリウム重合体 CMC: カルボキシメチルセルロースナトリウム セルロースエーテル: 信越化学から入手できる重合度650を有するメチル
セルロースエーテル プロテアーゼ: ノボ・インダストリーズA/Sによって商品名サビナーゼで
販売されている活性酵素3.3重量%を有するタンパク分解酵素またはジェネン
コア・インターナショナル・インコーポレーテッドによって販売されているWO
第95/10591号明細書に記載のような活性酵素4重量%を有するタンパク
分解酵素 アミラーゼ: ノボ・インダストリーズA/Sによって商品名ターマミル12
0Tで販売されている活性酵素1.6重量%を有するデンプン分解酵素 リパーゼ: ノボ・インダストリーズA/Sによって商品名リポラーゼで販売
されている活性酵素2.0重量%を有する脂質分解酵素またはノボ・インダスト
リーズA/Sによって商品名リポラーゼ・ウルトラで販売されている活性酵素2
.0重量%を有する脂質分解酵素 PB4: 公称式 NaBO2 ・3H2 Oの過ホウ酸ナトリウム4水和物を含
有する粒子(粒子は重量平均粒径950μmを有し、粒子の85%は粒径850
μm〜950μmを有する) PB1: 公称式 NaBO2 ・H2 O2 の無水過ホウ酸ナトリウム漂白剤を
含有する粒子(粒子は重量平均粒径800μmを有し、粒子の85%は粒径75
0μm〜950μmを有する) ペルカーボネート: 公称式 2Na2 CO3 ・3H2 O2 の過炭酸ナトリウ
ムを含有する粒子(粒子は重量平均粒径550〜850μmを有し、5%以下は
粒径300μm未満を有し且つ7%以下は粒径1180μm超を有する) NOBS: ナトリウム塩の形のノナノイルオキシベンゼンスルホネートを含
む粒子(粒子は重量平均粒径550μm〜900μmを有する) NAC−OBS: (6−ノナンアミドカプロイル)オキシベンゼンスルホネ
ートを含む粒子(粒子は重量平均粒径550μm〜900μmを有する) TAEDI: テトラアセチルエチレンジアミンを含有する粒子(粒子は重量
平均粒径550μm〜900μmを有する) DTPA: ジエチレントリアミン五酢酸 DTPMP: モンサントによって商品名デクエスト2060で市販されてい
るジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホネート) 光活性化漂白剤(1): デキストリン可溶性重合体にカプセル化されたスル
ホン化亜鉛フタロシアニン 光活性化漂白剤(2): デキストリン可溶性重合体にカプセル化されたスル
ホン化アルミノフタロシアニン 増白剤: 4,4′−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニル二ナトリウムま
たは4,4′−ビス(4−アニリノ−6−モルホリノ−1,3,5−トリアジン
−2−イル)アミノ)スチルベン−2:2′−ジスルホン酸二ナトリウム EDDS: ナトリウム塩の形のエチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸、
(S,S)異性体 HEDP: 1,1−ヒドロキシエタンジホスホン酸 PEGx : 分子量x(典型的には4,000)を有するポリエチレングリコ
ール PEO: 平均分子量50,000を有するポリエチレンオキシド TEPAE: テトラエチレンペンタアミンエトキシレート PVI: 平均分子量20,000を有するポリビニルイミダゾール PVP: 平均分子量60,000を有するポリビニルピロリドン重合体 PVNO: 平均分子量50,000を有するポリビニルピリジンN−オキシ
ド重合体 PVPVI: 平均分子量20,000を有するポリビニルピロリドンとビニ
ルイミダゾールとの共重合体 QEA: ビス((C2 H5 O)(C2 H4 O)n )(CH3 )−N+ −C6
12−N+ −(CH3 )ビス((C2 H5 O)−(C2 H4 O))n (式中、n
は20〜30である) SRP: 陰イオン末端キャップ化ポリエステル シリコーン消泡剤または抑泡剤: 制泡剤対分散剤の比率10:1から100
:1を有する分散剤としてシロキサン−オキシアルキレン共重合体と共のポリジ
メチルシロキサン制泡剤
【0152】 下記の実施例においては、すべての量は組成物の重量%として引用する。 表I 下記の組成物は、本発明に係るものであり且つここに規定の方法によって測定
して洗浄液中のpH約9.4〜9.85を有する。 A B C D E F G H I J K噴霧乾燥粒状物 LAS 8.0 10.0 15.0 5.0 5.0 10.0 - - - TAS - 1.0 - 0.5 0.5 - - - MBAS 4.0 - 5.0 - - - - C45AS - - 1.0 5.0 2.0 - - - C45AE3 S - - 1.0 1.0 - - - QAS 1.0 1.0 1.0 1.0 - - - DTPA、HEDPおよび 0.3 0.3 0.5 0.3 0.4 - - - - /またはEDDS MgSO4 0.5 0.5 0.1 0.1 0.1 - - - 炭酸ナトリウム 3.0 7.0 5.0 4.0 - 3.0 - - - 硫酸ナトリウム - - - - 5.0 3.0 - - - ケイ酸ナトリウム - - - 0.3 2.0 - - - 比率1.6 STPP - - - - - 16.0 ゼオライトA 16.0 18.0 20.0 20.0 10.0 - - - - SKS−6 8.0 - - 5.0 - - - - MA/AA またはAA 1.0 2.0 - - - 2.0 - - - PEG4000 - 2.0 - - 1.0 - - - QEA 1.0 - - 1.0 1.0 - - - - 増白剤 0.05 0.05 0.05 - 0.05 - - - - シリコーン油 0.01 0.01 0.01 - - 0.01 - - -凝集体 TAS 0.5 0.5 - 0.8 LAS 3.0 - - - - 6.0 2.0 8.0 - - MBAS - - - - 2.0 - 1.0 14.0 8.0 C45AS - - - - - 4.0 - - 4.0 C45AE3 - - - - 1.0 1.0 0.5 - 1.0 カーボネート 1.0 - - - - 6.0 7.0 5.0 - 3.0 クエン酸ナトリウ 2.0 - - - - - - 5.0 ム クエン酸 2.0 - - - - - - - 9.0 - QEA - - - - 2.0 1.0 - 1.0 - SRP - - - - 1.0 0.2 - - - ゼオライトA 2.0 - - - 20.0 15.0 18.0 15.0 25.0 ケイ酸ナトリウム - - - - - 0.5 0.5 - - PEG - - - - - - 2.0 - - - - MA/AA またはAA - - - - - - 3.0 4.0 1.0 1.0 0.8 ビルダー凝集体 SKS−6 6.0 - - - - 3.0 - 7.0 - - - LAS 4.0 - - - - 3.0 - 6.0 - - -乾式添加粒状成分 カーボネート/ビ 10.0 15.0 15.0 - - 12.0 2.0 - 15.0 12.0 カーボネート/ クエン酸1:1 :1の起泡性粒 状物 重炭酸ナトリウム - - 4.0 2.0 4.0 2.0 7.0 8.0 3.0 4.0 5.0 炭酸ナトリウム 3.0 - 2.0 2.0 - - - - - 5.0 NOBS 3.0 3.0 4.5 - - - - - 5.0 - - TAED 2.5 2.0 - 6.0 3.0 5.0 - 4.5 - 5.0 - NACA−OBS - - - - 2.5 - - - - 4.5 クエン酸 5.0 5.0 3.0 - 8.0 - 10.0 7.0 - 7.0 10.0 マレイン酸 - - - 10.0 10.0 サイトレート - - - - - - 3.0 - - - 2.0 ペルカーボネート 15.0 6.0 6.0 20.0 - - 14.0 18.0 20.0 10.0 16.0 PB1 および/また - 6.0 - - 10.0 18.0 - - - はPB4 光漂白剤 0.02 0.02 0.02 0.1 0.05 - 0.3 - 0.03 酵素(アミラーゼ、 1.3 - 0.5 0.2 0.8 2.0 0.8 1.0 0.2 0.7 - プロテアーゼ、 リパーゼ) 香料(カプセル化) - 0.5 0.5 - 0.3 0.8 0.2 0.5 - 1.0 2.0 抑泡剤 1.0 0.6 0.3 - 0.10 0.5 1.0 0.3 1.2 0.5 0.9 石鹸 0.5 0.2 0.3 3.0 0.5 - - 0.3 - - - SKS−6 - - - 4.0 - - - 6.0 - - - ベントナイト粘土 - - - - 8.0 - - - 10.0 - - 染色カーボネート 0.5 0.5 1.0 2.0 - 0.5 0.5 0.5 1.0 1.0 - (青色、緑色)スプレーオン 増白剤 0.2 0.2 0.3 0.1 0.2 0.1 - 0.6 0.3 染料 - - - 0.3 0.05 0.1 - - - C25AE5 - - - - - 0.5 - 0.7 - 香料 1.0 0.5 1.1 0.8 0.3 0.5 0.3 0.5 0.8 0.5 1.0 計 残部(100%とする)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/34 C11D 3/34 3/382 3/382 D06L 3/02 D06L 3/02 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 アシュリー、サザーランド、ベーカー ベルギー国ベー‐1000 ブリュッセル、リ ュー、ド、ラ、マドレーヌ、13 (72)発明者 クリスチャン、グレータ、ゴバース ベルギー国ベー‐2550、コンティヒ、グレ ーネ、ワンデリング、11 (72)発明者 ティファニー、アリス、ヘンズマン イギリス国ニューキャッスル、アポン、タ イン、ジェスモンド、セルボーン、ガーデ ンズ、ディーンサイド、コート、44 (72)発明者 ピーター、ジェラード、グレイ イギリス国キリングワース、アシュリー、 クロウス、27 Fターム(参考) 4H003 AB03 AB19 AB27 AB31 AE06 BA09 DA01 DA17 DA19 EA09 EA12 EA15 EA16 EA20 EA27 EA28 EB07 EB08 EB12 EB22 EB24 EB30 EB32 EB37 EB41 EC01 EC02 EC03 ED29 EE05 FA34 FA43 4H011 AA02 BA01 BB18 BC06

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過酸化水素源およびペルオキシ酸漂白剤前駆物質少なくとも2.5重量%を含
    有する漂白剤系、 過酸化水素源を包含してもよいカーボネート源少なくとも15重量%、 酸、好ましくは有機酸少なくとも7重量%を含み、 脱イオン水中のこの組成物の1重量%混合物は、pH8.8〜9.9を与える、 ことを特徴とする、洗濯または皿洗い洗剤組成物。
  2. 【請求項2】 カルボン酸、好ましくはクエン酸、マレイン酸、リンゴ酸またはそれらの混合
    物から選ばれる酸少なくとも7重量%を含み、且つ、 カーボネート源が、組成物の少なくとも5重量%のアルカリ金属またはアルカリ
    土類金属の炭酸塩、組成物の少なくとも8重量%のアルカリ金属またはアルカリ
    土類金属の過炭酸塩、および組成物の少なくとも2重量%のアルカリ金属または
    アルカリ土類金属の重炭酸塩からなる、請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ペルオキシ酸漂白剤前駆物質が組成物の3〜10重量%、一層好ましくは4〜
    6重量%の量で存在し、且つ この組成物が、過酸化水素源、好ましくは過炭酸塩(ただし、存在する時にはカ
    ーボネート源の一部分を構成する)10〜45重量%、より好ましくは15〜3
    5重量%を含む、請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 pHが9.2〜9.85、一層好ましくは9.4〜9.8である、請求項1に記
    載の組成物。
  5. 【請求項5】 少なくとも2種のペルオキシ酸漂白剤前駆物質、好ましくはTAEDとNOB
    S、DOBSまたはNACA−OBSから選ばれる前駆物質を含む、請求項4に
    記載の組成物。
  6. 【請求項6】 前記前駆物質またはその一部および炭酸塩、過炭酸塩、および/または重炭酸
    塩、好ましくは、互いに緊密、均一混合物形態で含んでなり、実質的に酸を含ま
    ない粒状物を含む、請求項1に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 酸またはその一部およびカーボネート源に存在する炭酸塩および/または重炭
    酸塩、好ましくは、互いに緊密、均一混合物形態で存在する酸および炭酸塩およ
    び/または重炭酸塩を含有する粒状物を含む、請求項1に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 カプセル化剤でカプセル化された香料油混合物を含有する香料成分を含み、カ
    プセル化剤は好ましくはデンプンまたはデンプン誘導体を含む、請求項1に記載
    の組成物。
  9. 【請求項9】 汚れた布帛または表面の衛生化のための請求項1に記載の組成物の使用。
  10. 【請求項10】 微生物、特に細菌、好ましくは大腸菌、E.Hirae 、黄色ブドウ球菌、および緑
    膿菌の活性を減少させるための請求項1に記載の組成物の使用。
  11. 【請求項11】 大腸菌、E.Hirae 、黄色ブドウ球菌、および緑膿菌からなる群から選ばれてな
    る、少なくとも1つ、好ましくはすべての細菌の活性が、CEN法で測定して少
    なくとも10、一層好ましくは3×10だけ減少する、請求項10に記載の
    使用。
  12. 【請求項12】 細菌を、過酸漂白剤が少なくとも細菌10あたり液中に100ppm存在す
    るような組成物量を含む水性液に接触させる工程からなる、請求項10に記載の
    使用。
  13. 【請求項13】 少なくとも酸およびカーボネート源を、ペルオキシ酸漂白剤前駆物質、組成物
    の脱イオン水中1%混合物のpHが8.8〜9.9、好ましくは9.2〜9.8を
    与えることが可能なpH調整系を含有する洗浄組成物に含む、pH調整系の使用。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の組成物を分与装置に導入し、次いで、洗浄水への導入前に洗
    濯機のドラムに導入することを特徴とする、布類を洗濯機中で洗浄するための洗
    浄法。
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