JP2003508578A5 - - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】
ａ）不飽和オリゴマー液体樹脂と
ｂ）式 ＣＨ₂＝Ｃ（Ｒ^１）−ＣＯＯ−Ｒ^２−Ｏ−Ｃ（Ｏ）−ＣＲ^３Ｒ^４−ＣＲ^５Ｒ^６（−ＣＲ^７Ｒ^８）_n−ＣＯＯＨ
（式中、Ｒ^１は水素原子又はメチル基、Ｒ^２は炭素数２から６の置換又は非置換アルキレン基、Ｒ^３、Ｒ^４、Ｒ^５、Ｒ^６、Ｒ^７及びＲ^８は、それぞれ、水素原子及び炭素数１から２０の直鎖又は分枝鎖の飽和もしくは不飽和脂肪族、環状脂肪族又は脂肪族多環式基からなる群から選択され、ただし、少なくともＲ^３、Ｒ^４、Ｒ^５、Ｒ^６、Ｒ^７、Ｒ^８の基の１つは水素原子以外であり、かつｎは０又はｌである。）
で示される粘着促進剤と、
天然テルペン類、合成テルペン類、フェノール型テルペン類、トール油、ガムロジン、ウッドロジン、ロジンのグリセロールエステル、ロジンのペンタエリスリトールエステル、ポリビニルシクロヘキサン、ポリ（ｔ−ブチルスチレン）からなる群から選択される粘着付与剤とを含むエネルギー線硬化型ポリマー形成組成物。
【請求項２】
Ｒ^１がメチル基である請求項１の組成物。
【請求項３】
Ｒ_２が−ＣＨ₂ＣＨ₂−である請求項１の組成物。
【請求項４】
Ｒ_２が−ＣＨ₂Ｃ（ＣＨ₃）Ｈ−である請求項１の組成物。
【請求項５】
ａ）不飽和オリゴマー液体樹脂と
ｂ）式 ＣＨ₂＝Ｃ（Ｒ^１）−ＣＯＯ−Ｒ^２−Ｏ−Ｃ（Ｏ）−ＣＲ^３Ｒ^４−ＣＲ^５Ｒ^６（−ＣＲ^７Ｒ^８）_n−ＣＯＯＨ
（式中、Ｒ^１は水素原子又はメチル基、Ｒ^２は炭素数２から６の置換又は非置換アルキレン基、Ｒ^３、Ｒ^４、Ｒ^５、Ｒ^６、Ｒ^７及びＲ^８は、それぞれ、水素原子及び炭素数１から２０の直鎖又は分枝鎖の飽和もしくは不飽和脂肪族、環状脂肪族又は脂肪族多環式基からなる群から選択され、ただし、少なくともＲ^３、Ｒ^４、Ｒ^５、Ｒ^６、Ｒ^７、Ｒ^８の基の１つは−Ｃ₈Ｈ₁₅であり、かつｎは０又はｌである。）
で示される粘着促進剤とを含むエネルギー線硬化型ポリマー形成組成物。
【請求項６】
Ｒ^１が水素原子、Ｒ_２が−ＣＨ₂ＣＨ₂−である請求項５の組成物。
【請求項７】
Ｒ^１が水素原子、Ｒ_２が−ＣＨ₂Ｃ（ＣＨ₃）Ｈ−である請求項５の組成物。
【請求項８】
Ｒ^１がメチル基、Ｒ_２が−ＣＨ₂ＣＨ₂−である請求項５の組成物。
【請求項９】
Ｒ^１がメチル基、Ｒ_２が−ＣＨ₂Ｃ（ＣＨ₃）Ｈ−である請求項５の組成物。
【請求項１０】
ａ）不飽和オリゴマー液体樹脂と
ｂ）式 ＣＨ₂＝Ｃ（Ｒ^１）−ＣＯＯ−Ｒ^２−Ｏ−Ｃ（Ｏ）−ＣＲ^３Ｒ^４−ＣＲ^５Ｒ^６（−ＣＲ^７Ｒ^８）_n−ＣＯＯＨ
（式中、Ｒ^１は水素原子又はメチル基、Ｒ^２は炭素数２から６の置換又は非置換アルキレン基、Ｒ^３、Ｒ^４、Ｒ^５、Ｒ^６、Ｒ^７及びＲ^８は、それぞれ、水素原子及び炭素数１から２０の直鎖又は分枝鎖の飽和もしくは不飽和脂肪族、環状脂肪族又は脂肪族多環式基からなる群から選択され、ただし、少なくともＲ^３、Ｒ^４、Ｒ^５、Ｒ^６、Ｒ^７、Ｒ^８の基の１つは−Ｃ₁₂Ｈ₂₃であり、かつｎは０又はｌである。）
で示される粘着促進剤とを含むエネルギー線硬化型ポリマー形成組成物。
【請求項１１】
Ｒ^１が水素原子、Ｒ^２が−ＣＨ₂ＣＨ₂−である請求項１０の組成物。
【請求項１２】
Ｒ^１が水素原子、Ｒ^２が−ＣＨ₂Ｃ（ＣＨ₃）Ｈ−である請求項１０の組成物。
【請求項１３】
Ｒ^１がメチル基、Ｒ_２が−ＣＨ₂ＣＨ₂−である請求項１０の組成物。
【請求項１４】
Ｒ^１がメチル基、Ｒ_２が−ＣＨ₂Ｃ（ＣＨ₃）Ｈ−である請求項１０の組成物。
【請求項１５】
ａ）不飽和オリゴマー液体樹脂と
ｂ）式 ＣＨ₂＝Ｃ（Ｒ^１）−ＣＯＯ−Ｒ^２−Ｏ−Ｃ（Ｏ）−ＣＲ^３Ｒ^４−ＣＲ^５Ｒ^６（−ＣＲ^７Ｒ^８）_n−ＣＯＯＨ
（式中、Ｒ^１は水素原子又はメチル基、Ｒ^２は炭素数２から６の置換又は非置換アルキレン基、Ｒ^３、Ｒ^４、Ｒ^５、Ｒ^６、Ｒ^７及びＲ^８は、それぞれ、水素原子及び炭素数１から２０の直鎖又は分枝鎖の飽和もしくは不飽和脂肪族、環状脂肪族又は脂肪族多環式基からなる群から選択され、ただし、少なくともＲ^３、Ｒ^４、Ｒ^５、Ｒ^６、Ｒ^７、Ｒ^８の基の１つは水素原子以外であり、かつｎは０又はｌである。）
で示される粘着促進剤と、
炭化水素樹脂からなる粘着付与剤とを含むエネルギー線硬化型ポリマー形成組成物。
【請求項１６】
不飽和オリゴマー液体樹脂がニ官能性芳香族ウレタンアクリレートである請求項１〜１５のいずれか１つの組成物。
【請求項１７】
さらに重合開始剤を含む請求項１〜１６のいずれか１つの組成物。
【請求項１８】
重合開始剤が２−ヒドロキシ−２−メチル−１−フェニル−１−プロパノン、ベンジルジメチルケタール、２，２−ジエトキシ−１，２−ジフェニルエタノン、１−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニルケトン、ｌ−（４−イソプロピルフェニル）−２−ヒドロキシ−２−メチル−プロパン−１−オン、１−［４−（２−ヒドロキシエトキシ）フェニル］−２−ヒドロキシ−２−メチル−プロパン−１−オン、２−メチル−１−［４−（メチルチオ）フェニル］−２−モルホリノ−プロパン−１−オン、２−ベンジル−２−ジメチルアミノ−１−（４−モルホリノフェニル）−ブタン−１−オン、３，６−ビス（２−メチル−２−モルホリノ−プロパノニル）−９−ブチル−カルバゾール、４，４‘−ビス（ジメチルアミノ）ベンゾフェノン、２−クロロチオキサントン、４−クロロチオキサントン、２−イソプロピルチオキサントン、４−イソプロピルチオキサントン、２，４−ジメチルチオキサントン、２，４−ジエチルチオキサントン、４−ベンゾイル−Ｎ，Ｎ−ジメチル−Ｎ−［２−（１−オキソ−２−プロペニル）オキシ］エチルベンゼンメタアナミニウムクロリド、メチルジエタノールアミン、トリエタノールアミン、エチル４−（ジメチルアミノ）ベンゾエート、２−ｎ−ブトキシエチル４−（ジメチルアミノ）ベンゾエートそしてそれらの化合物からなる群から選択される光開始剤であることを特徴とする請求項１７の組成物。
【請求項１９】
重合開始剤が２−ヒドロキシ−２−メチル−ｌ−フェニル−１−プロパノン及び２−ベンジル−２−ジメチルアミノ−１−（４−モルホリノフェニル）−ブタン−１−オンからなる群から選択される光開始剤である請求項１８の組成物。