JP2003501524A - アルファ−メチルスチレンのオリゴマーを製造するための触媒および方法 - Google Patents

アルファ−メチルスチレンのオリゴマーを製造するための触媒および方法

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JP2003501524A JP2001502479A JP2001502479A JP2003501524A JP 2003501524 A JP2003501524 A JP 2003501524A JP 2001502479 A JP2001502479 A JP 2001502479A JP 2001502479 A JP2001502479 A JP 2001502479A JP 2003501524 A JP2003501524 A JP 2003501524A
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ブライアン・エル・グッドール
ブライアン・エム・キング
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ザ ビー.エフ.グッドリッチ カンパニー
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    • C08F12/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2531/00Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
    • C07C2531/02Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides

Abstract

(57)【要約】 低分子量のα−メチルスチレンオリゴマーを、カチオン成分および弱配位アニオン成分を含む単一成分の開始剤錯体の存在下で、α−メチルスチレンをオリゴマー化することによって得る。開始剤錯体は非腐食性であり、中性にする必要がないか、または、得られる生成物から除去される必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、α−メチルスチレンをオリゴマー化するための方法およびその開始
剤に関する。より詳しくは、本発明は約5,000以下の数平均分子量(Mn)
を有するアルファ−メチルスチレンのオリゴマーを製造することに関する。
【0002】
【従来の技術】
アルファ−メチルスチレン(α−メチルスチレン)は、多くの重合過程でモノ
マーおよびコモノマーとして用いられてきた。このような過程の重合生成物は、
ポリマーの衝撃特性および耐熱性を改良する重合組成物中の助剤として用いられ
てきた。ポリ塩化ビニル(PVC)と混合した場合、低分子量のポリ(α−メチ
ルスチレン)は、PVC組成物の溶融時間および溶融粘度を低減させ、且つ、熱
的安定性を改良する。低分子量のα−メチルスチレンオリゴマーは、高いせん断
加工速度でのPVCの溶融破壊およびせん断耐燃性も改良する(Wilson
A.P.;Raimondi.V.V.: Polym.Eng.Sci.(1
978).18(11).887−92)。
【0003】 α−メチルスチレンのオリゴマーは、塩化ポリ塩化ビニル(CPVC)の加工
助剤としても用いられる。CPVCへのポリ(α−メチルスチレン)の組込みは
、ポリマー組成物の所望の特性に有害な影響を与えることなしに、溶融時間およ
び溶融粘度を低減させ、溶融、溶融流れおよび安定性を改良する(Raimon
di.V.;Wilson.Alfred P.:Soc.Plast.Eng
.Tech.Pap.(1978),24,747−9)。
【0004】 従来、低分子量のポリ(α−メチルスチレン)は、ハロゲン化アルミニウムな
どと組み合わせて、BF3,BCl3およびSbCl5の如きルイス酸開始剤の存
在下で、α−メチルスチレンを重合することによって製造されてきた。商業的に
は、低分子量のポリ(α−メチルスチレン)は、BF3/水の混合物存在下で、
α−メチルスチレンを重合することによって製造されてきた。しかし、このよう
な触媒系は高い腐食性を示し、製造プラントを結果として止めることになる多く
の機械的問題に帰する。BF3/水およびハロゲン化アルミニウムの混合物の腐
食性は、製造プラントの設計において高価な金属アロイの使用を必要としてきた
。このような処置がなされた場合であっても残存する触媒系の腐食性により、使
い尽くされた触媒系は中和され且つ得られる生成物から除去されなければならな
い。所望とされるのは、穏やかな反応条件および簡単な開始剤系を備えるオリゴ
マー化工程である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の全体を通じての目的は、α−メチルスチレンのオリゴマ
ー化のための方法を提供することにある。
【0006】 本発明の他の目的は、不活性反応媒体を用いるα−メチルスチレンのオリゴマ
ー化のための方法を提供することにある。
【0007】 また、本発明の他の目的は、中和される必要がなく且つオリゴマー化生成物か
ら除去される必要のない、開始剤系を提供することにある。
【0008】 さらに本発明の他の目的は、約5,000以下の数平均分子量を有するポリ(
α−メチルスチレン)生成物を提供することにある。
【0009】 本発明の他の目的は、約500〜5,000の数平均分子量を有するオリゴマ
ー化α−メチルスチレン生成物を提供することにある。
【0010】 本発明によれば、α−メチルスチレンが、約−15℃〜約40℃の範囲の温度
で、カチオンおよび弱配位アニオン(WCA)を含む、触媒量の単一成分の開始
剤と接触したとき、α−メチルスチレンがオリゴマー化されるということがわか
った。弱配位アニオンに関しては、アニオンがカチオン錯体に弱く配位されてい
るだけであることを意味する。アニオンは、モノマーによって置換されるような
化学反応を十分に起こしやすい。WCAはカチオン錯体に対する安定化アニオン
として作用し、中性錯体を形成するためにカチオン錯体へ移動することはない。
WCAは、非酸化性、非還元性および非求核性であるという点で比較的不活性で
ある。
【0011】 本発明の方法において有益な単一成分の開始剤についてのカチオン部分は、リ
チウムまたは下記式のカルボカチオンから選択される。
【0012】 C+(R1)(R2)(R3
【0013】 ここで、R1,R2およびR3は独立にヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビ
ルラジカルを表わす。
【0014】 本発明の方法において有益な単一成分の開始剤についてのWCA部分は、下記
式のボレートから選択される。
【0015】 B(R43(R5
【0016】 ここで、R4は独立にフッ素化アリールラジカルを表わし、R5はヒドロカルビ
ル、フッ素化ヒドロカルビルまたはフッ素化アリールから選択されるラジカルを
表わす。
【0017】 国際公開公報第WO95/29940号には、10,000Mnより上、最も
好ましくは100,000Mnより上の分子量を有する高ポリマーへオレフィン
性モノマーおよびスチレン性モノマーを重合するためのカチオン触媒系について
開示されている。該触媒系は、ヒドロカルビル置換カルボカチオンまたはシクロ
ペンタジエニル遷移金属カチオンおよびヒドロカルビル置換ボレートを含む非配
位アニオン錯体から選択されるカチオン成分を含む。該触媒系はスラリーまたは
溶液中のモノマーと結合し、そして約20℃より下の温度、より好ましくは−1
50と−20゜の間の温度で重合反応が行われる。α−メチルスチレンのオリゴ
マーを作るための方法については何ら開示されていない。
【0018】 T.D.ShafferおよびJ.R.AshbaughはJ.Poly.S
ci.,Part A,Vol.35,329−344(1997)(Tabl
eIX)において、リチウムn−ブチルトリスペンタフルオロフェニルボロンお
よび開始剤1,3−ビス(1−クロロ−1−メチルエチル)−5−t−ブチルベ
ンゼンからなる多成分触媒系の存在下で、Mn6,400に(α−メチルスチレ
ン)を重合することについて報告した。しかし、5,000以下(Mn)の分子
量を有するポリ(α−メチルスチレン)オリゴマーを作ることのできる単一成分
の触媒系については何ら開示されていない。
【0019】 本発明は、非腐食性の開始剤系および低分子量のポリ(α−メチルスチレン)
へ(α−メチルスチレン)をオリゴマー化する方法に関する。低分子量に関して
は、α−メチルスチレンオリゴマーが(ポリスチレン基準に比較して)5,00
0以下の数平均分子量(Mn)を有するということを意味する。本発明の1の面
においては、オリゴマー化α−メチルスチレンの分子量は500と4,500M
nの間の範囲にある。本発明の他の面においては、オリゴマー化α−メチルスチ
レンの分子量は1,000と4,000Mnの間の範囲にある。所望のオリゴマ
ーは従来技術の水および腐食性の化合物の不存在下で、不活性(非腐食性)媒体
中で作られ、これは、物理的なプラント内で高価なアロイの使用を必要とせず、
且つ、得られる化合物を中性にして触媒成分を除去する必要性を付随的に無くす
ものである。
【0020】 本発明の1実施の形態において、多分散度(Mw/Mn)は10以下である。
他の実施の形態においては、多分散度は5以下である。さらに他の実施の形態に
おいては1.5〜4の範囲にあり、別の実施の形態においては2〜3.5の範囲
にある。
【0021】 本発明の単一成分触媒系は、下記式によって表わされる。
【0022】 [M+][WCA-
【0023】 上記式において、Mはリチウムまたは下記式のカルボカチオンを表わす。
【0024】
【化1】
【0025】 ここで、R1,R2およびR3は独立にヒドロカルビルおよび置換ヒドロカルビ
ルラジカルを表わす。本発明の1の面においては、ヒドロカルビルおよび置換ヒ
ドロカルビルラジカルは独立に水素、直線状または分岐状(C1〜C20)アルキ
ル、(C5〜C10)シクロアルキル、(C6〜C14)アリールおよび(C7〜C24
)アラルキルから選択されるが、但し、いつでもR1,R2およびR3の1つのみ
が水素になることができるものとする。置換に関しては、ヒドロカルビルラジカ
ルが塩素原子、フッ素原子、臭素原子およびヨウ素原子から選択されるハロゲン
または(C1〜C10)アルキル、(C5〜C10)シクロアルキル、(C6〜C14
アリールおよび(C7〜C24)アラルキルから選択される別のヒドロカルビル基
と置換され得ることを意味する。別の面においては、本発明のカルボカチオンは
アリールラジカルを含み、R1,R2およびR3はフェニル、トリル、キシリルお
よびビフェニルから選択される。さらに別の面においては、カルボカチオンはト
リフェニルカルべニウムまたはトリチルから選択される。
【0026】 上記式において表わされる開始剤錯体のWCA成分は、下記式の化合物を含む
ホウ素である。 B(R43(R5
【0027】 ここで、R4は独立に置換(C6〜C14)アリールラジカルを表わし、アリール
ラジカル上の2以上の利用可能な原子価はフッ素原子、直線状および分岐状(C 1 〜C20)フルオロアルキル、フルオロフェニルおよびこれらの組合せによって
置換される。置換アリールラジカル上の他の置換基としては、直線状および分岐
状(C1〜C10)アルキル、直線状または分岐状(C2〜C20)アルケニル、(C 5 〜C10)シクロアルキル、(C6〜C14)アリール並びに(C7〜C24)アラル
キルが挙げられる。フルオロアルキルに関しては、アルキルラジカル上の少なく
とも1つの水素原子がフッ素原子に置換されることを意味する。フルオロフェニ
ルに関しては、フェニルラジカル上の少なくとも1つの水素原子がフッ素原子に
よって置換されることを意味する。フルオロアルキル基およびフルオロフェニル
基のフッ素化の程度は、アルキル基およびフェニル基上の1の水素原子がフッ素
原子によって置換される場合(例えば、モノフルオロメチル、モノフルオロフェ
ニル)からアルキル基およびフェニル基上のすべての利用可能な水素原子がフッ
素原子で置換される完全なフッ素化(過フッ素化)の場合(例えば、トリフルオ
ロメチル(パーフルオロメチル)およびペンタフルオロフェニル(パーフルオロ
フェニル))までの範囲をとり得る。R5は、上で定義したR4または水素原子、
直線状若しくは分岐状(C1〜C20)アルキル、直線状若しくは分岐状(C2〜C 20 )アルケニル、(C5〜C10)シクロアルキル、(C6〜C14)アリールおよび
(C7〜C24)アラルキルを含むヒドロカルビルラジカルを表わす。
【0028】 代表的なボレートアニオンとしては、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)
ボレート、テトラキス(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニルボレート
、テトラキス(3,5−ジフルオロフェニル)ボレート、テトラキス(2,3,
4,5−テトラフルオロフェニル)ボレート、テトラキス(3,4,5,6−テ
トラフルオロフェニル)ボレート、テトラキス(3,4,5−トリフルオロフェ
ニル)ボレート、メチルトリス(パーフルオロフェニル)ボレート、エチルトリ
ス(パーフルオロフェニル)ボレート、フェニルトリス(パーフルオロフェニル
)ボレートおよびテトラキス(パーフルオロビフェニル)ボレートが挙げられる
【0029】 本発明の好適な開始剤としては、リチウムテトラキス(パーフルオロフェニル
)ボレートおよびトリチルテトラキス(パーフルオロフェニル)ボレートが挙げ
られる。
【0030】 本発明の開始剤は、下記式の予備形成された単一成分の開始剤としての(α−
メチルスチレン)モノマーと結合することができる。
【0031】 [M+][WCA-
【0032】 ここで、MおよびWCAは前に定義した通りであるか、または、活性な開始剤
が元の位置に形成されるところのモノマー中のカチオンおよびアニオン前駆体化
合物を結合することによって形成され得る。
【0033】 本発明の1の面においては、本発明の方法で用いられる開始剤に対するモノマ
ーの比は、約2,000:1〜約1,000,000:1(モル:モル基準)の
範囲をとり得る。別の面においては、開始剤に対するモノマーの比は、約10,
000:1〜約20,000:1(モル:モル基準)の範囲をとり得る。
【0034】 該方法は、約−15℃〜約35℃の範囲の温度で、上で定義した開始剤の触媒
量とα−メチルスチレンを接触することを含む。別の面においては、反応温度は
約0℃〜30℃の範囲をとることができ、さらに別の面においては、5℃と25
℃の間をとることができる。驚くべきことに、α−メチルスチレンオリゴマーの
分子量は、−15℃と35℃の間の温度で反応を行うことによって、約5,00
0Mn未満に一定して保持することができる。
【0035】 反応は、バルク、スラリー中または溶液中で行われる。好適な希釈剤としては
炭化水素および芳香族炭化水素が挙げられる。好適な炭化水素希釈剤は、プロパ
ン、ブタン、ペンタン、ヘキサンおよびシクロヘキサンの如き直線状および分岐
状C3〜C6アルカンから選択され得る。好適な芳香族の希釈剤としては、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンおよびクメンが挙げられる。
【0036】 炭化水素希釈剤は、オリゴマー化生成物にとって非溶媒である。したがって、
α−メチルスチレンオリゴマー化生成物は該反応にしたがって溶液から沈殿し、
濾過の如き慣用の分離手段を介して生成物を容易に回収することができる。オリ
ゴマー化反応が芳香族の希釈剤中で行われる場合、生成物はα−メチルスチレン
オリゴマーおよび希釈剤を含むセメントである。希釈剤は、慣用の脱蔵押出し機
上にセメント組成物を押出すことによって除去することができる。
【0037】 溶液中において、希釈剤中のモノマーの重量%は好ましくは10〜80%の範
囲にあり、より好ましくは20〜70%にあり、そしてさらに好ましくは30〜
60%にある。
【0038】 本発明によって作られたオリゴマーは、当該技術分野において周知である多く
の目的、例えば化学的中間体として、並びにPVCおよびCPVCのための加工
および熱安定化助剤として使用され得る。
【0039】 以下の実施例は、専ら説明の目的で示したものであり、本発明の色々な面を例
示するのに役立つ。それらは添付したクレームの範囲に制限を加えるものではな
い。
【0040】
【実施例】
実施例1 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした20mlのガラス製血
清瓶に、3.2ppmの水分を含む脱気したα−メチルスチレン(5.15g,
43.6mmol)を添加した。モノマー中の水の濃度は、カール・フィッシャ
ー・クーロン滴定によって決定した。その後、ジクロロエタン(1.0ml)中
に溶かしたリチウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(14.6
mg,21.2μmol)を添加した。得られた溶液を22℃で撹拌し、塊状反
応を45分間続けた。得られたポリマーをトルエン(15ml)中に溶かし、素
早く撹拌しているメタノール(350ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによ
って単離した。次に、白色微粉末を濾過し、真空下60℃で一定の重量になるま
で乾燥させる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0041】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量3.18gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w4,800、Mn1,700および多分散度2.91になることがわかった。
【0042】 実施例2 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした20mlのガラス製血
清瓶に、3.2ppmの水分を含む脱気したα−メチルスチレン(5.07g,
42.9mmol)を添加した。モノマー中の水の濃度は、カール・フィッシャ
ー・クーロン滴定によって決定した。その後、ジクロロエタン(1.0ml)中
に溶かしたリチウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(3.1m
g,4.5μmol)を添加した。得られた溶液を22℃で撹拌し、塊状反応を
120分間続けた。得られたポリマーをトルエン(15ml)中に溶かし、素早
く撹拌しているメタノール(350ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによっ
て単離した。次に、白色微粉末を濾過し、真空下60℃で一定の重量になるまで
乾燥させる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0043】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量3.38gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w7,800、Mn3,000および多分散度2.58になることがわかった。
【0044】 実施例3 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした20mlのガラス製血
清瓶に、3.2ppmの水分を含む脱気したα−メチルスチレン(5.08g,
43.0mmol)を添加した。モノマー中の水の濃度は、カール・フィッシャ
ー・クーロン滴定によって決定した。その後、ジクロロエタン(1.0ml)中
に溶かしたリチウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(1.8m
g,2.6μmol)を添加した。得られた溶液を22℃で撹拌し、塊状反応を
全部で62時間続けた。得られたポリマーをトルエン(15ml)中に溶かし、
素早く撹拌しているメタノール(350ml)の中へトルエン溶液を注ぐことに
よって単離した。次に、白色微粉末を濾過し、真空下60℃で一定の重量になる
まで乾燥させる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0045】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量3.83gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w8,500、Mn2,600および多分散度3.22になることがわかった。
【0046】 実施例4 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした20mlのガラス製血
清瓶に、8.7ppmの水分を含む脱気したα−メチルスチレン(11.15g
,94.3mmol)を添加した。モノマー中の水の濃度は、カール・フィッシ
ャー・クーロン滴定によって決定した。次に、モノマーを含有する瓶に、開始剤
を添加する前に0℃の氷浴に浸漬した。その後、ジクロロエタン(1.0ml)
中に溶かしたトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト(0.8mg,0.87μmol)を添加した。得られた溶液を0℃に維持し
た氷浴中で撹拌し、塊状反応を全部で10分間続けた。得られたポリマーをテト
ラヒドロフラン(15ml)中に溶かし、素早く撹拌しているメタノール(35
0ml)の中へテトラヒドロフラン溶液を注ぐことによって単離した。次に、白
色微粉末を濾過し、真空下60℃で一定の重量になるまで乾燥させる前に、過剰
のメタノールで洗った。
【0047】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量5.95gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w8,200、Mn2,500および多分散度3.21になることがわかった。
【0048】 実施例5 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、8.7ppmの水分を含む脱気したα−メチルスチレン(11.05g
,93.5mmol)および乾燥トルエン(11.09g)を添加した。モノマ
ー中の水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次
に、モノマー溶液(トルエン中に50%AMS)を含有する瓶に、開始剤を添加
する前に0℃の氷浴に浸漬した。その後、ジクロロエタン(1.0ml)中に溶
かしたトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(0
.5mg,0.54μmol)を添加した。得られた溶液を全部で10分間0℃
に維持した氷浴中で撹拌した。得られたポリマーを素早く撹拌しているメタノー
ル(350ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによって単離した。次に、白色
微粉末を濾過し、真空下60℃で一定の重量になるまで乾燥させる前に、過剰の
メタノールで洗った。
【0049】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量4.74gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w10,500、Mn2,900および多分散度3.69になることがわかった
【0050】 実施例6 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした20mlのガラス製血
清瓶に、5.7ppmの水分を含む脱気したα−メチルスチレン(4.79g,
40.5mmol)を添加した。モノマー中の水の濃度は、カール・フィッシャ
ー・クーロン滴定によって決定した。その後、ジクロロエタン(0.5ml)中
に溶かしたリチウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(2.8m
g,4.1μmol)を添加した。得られた溶液を撹拌に骨を折るようになるま
で、22℃で撹拌した。得られたポリマーをテトラヒドロフラン(15ml)中
に溶かし、素早く撹拌しているメタノール(350ml)の中へテトラヒドロフ
ラン溶液を注ぐことによって単離した。次に、白色微粉末を濾過し、真空下60
℃で一定の重量になるまで乾燥させる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0051】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量3.42gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w9,700、Mn3,300および多分散度2.99になることがわかった。
【0052】 実施例7 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、5.7ppmの水分を含む脱気したα−メチルスチレン(11.05g
,9.35mmol)を添加した。モノマー中の水の濃度は、カール・フィッシ
ャー・クーロン滴定によって決定した。次に、モノマーを含有する瓶に、開始剤
を添加する前に0℃の氷浴に浸漬した。その後、ジクロロエタン(0.5ml)
中に溶かしたトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト(0.5mg,0.54μmol)を添加した。得られた溶液を0℃に維持し
た氷浴中で撹拌し、塊状反応を全部で10分間続けた。得られたポリマーをテト
ラヒドロフラン(15ml)中に溶かし、素早く撹拌しているメタノール(35
0ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによって単離した。次に、白色微粉末を
濾過し、真空下60℃で一定の重量になるまで乾燥させる前に、過剰のメタノー
ルで洗った。
【0053】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量1.00gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w6,400、Mn2,000および多分散度3.28になることがわかった。
【0054】 実施例8 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした20mlのガラス製血
清瓶に、4.5ppmの水分を含む脱気したα−メチルスチレン(4.94g,
41.8mmol)を添加した。モノマー中の水の濃度は、カール・フィッシャ
ー・クーロン滴定によって決定した。その後、ジクロロエタン(0.5ml)中
に溶かしたリチウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(14.2
mg,20.7μmol)を添加した。得られた溶液を22℃で撹拌し、塊状反
応を60分間続けた。得られたポリマーをトルエン(10ml)中に溶かし、素
早く撹拌しているメタノール(350ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによ
って単離した。次に、白色微粉末を濾過し、真空下60℃で一定の重量になるま
で乾燥させる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0055】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量2.64gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w3,800、Mn921および多分散度4.08になることがわかった。
【0056】 実施例9 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、4.5ppmの水分を含む脱気したα−メチルスチレン(10.16g
,86.0mmol)を添加した。モノマー中の水の濃度は、カール・フィッシ
ャー・クーロン滴定によって決定した。次に、モノマーを含有する瓶に、開始剤
を添加する前に0℃の氷浴に浸漬した。その後、ジクロロエタン(0.5ml)
中に溶かしたトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト(0.9mg,0.98μmol)を添加した。得られた溶液を0℃に維持し
た氷浴中で撹拌し、塊状反応を全部で30分間続けた。得られたポリマーをテト
ラヒドロフラン(20ml)中に溶かし、素早く撹拌しているメタノール(35
0ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによって単離した。次に、白色微粉末を
濾過し、真空下60℃で一定の重量になるまで乾燥させる前に、過剰のメタノー
ルで洗った。
【0057】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量7.58gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w2,200、Mn900および多分散度2.44になることがわかった。
【0058】 実施例10 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、4.5ppmの水分を含む脱気したα−メチルスチレン(10.67g
,90.3mmol)を添加した。モノマー中の水の濃度は、カール・フィッシ
ャー・クーロン滴定によって決定した。次に、モノマーを含有する瓶に、開始剤
を添加する前に0℃の氷浴に浸漬した。その後、ジクロロエタン(0.5ml)
中に溶かしたトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト(0.9mg,0.98μmol)を添加した。得られた溶液を0℃に維持し
た氷浴中で撹拌し、塊状反応を全部で30分間続けた。得られたポリマーをテト
ラヒドロフラン(20ml)中に溶かし、素早く撹拌しているメタノール(35
0ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによって単離した。次に、白色微粉末を
濾過し、真空下60℃で一定の重量になるまで乾燥させる前に、過剰のメタノー
ルで洗った。
【0059】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量6.60gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w2,400、Mn960および多分散度2.47になることがわかった。
【0060】 実施例11 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、11.6ppmの水分および乾燥トルエン(8.07g)を含む脱気し
たα−メチルスチレン(15.02g,127mmol)を添加した。モノマー
中の水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次に
、モノマー溶液(トルエン中に70重量%のAMS)を含有する瓶に、開始剤を
添加する前に0℃の氷浴に浸漬した。その後、ジクロロエタン(0.5ml)中
に溶かしたトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート
(1.3mg,1.4μmol)を添加した。得られたポリマー溶液をテトラヒ
ドロフラン(10ml)で希釈し、ポリマーを素早く撹拌しているメタノール(
500ml)の中へ溶液を注ぐことによって単離した。次に、白色微粉末を濾過
し、真空下60℃で一定の重量になるまで乾燥させる前に、過剰のメタノールで
洗った。
【0061】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量13.88gであった
。分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、
Mw14,300、Mn4,100および多分散度3.53になることがわかっ
た。
【0062】 実施例12 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした20mlのガラス製血
清瓶に、3.7ppmの水分および乾燥トルエン(5.51g)を含む脱気した
α−メチルスチレン(9.82g,83.1mmol)を添加した。モノマー中
の水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次に、
モノマー溶液(トルエン中に65重量%のAMS)を含有する瓶に、開始剤を添
加する前に−15℃に調節したアセトン浴に浸漬した。重合溶液の温度を使い捨
て熱電対の使用によって調節した。モノマー溶液が−15℃に達したならば、ジ
クロロエタン(0.5ml)中に溶かしたトリフェニルメチルテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレート(0.8mg,0.87μmol)の溶液を添加
した。得られたポリマー溶液をテトラヒドロフラン(5ml)で希釈し、ポリマ
ーを素早く撹拌しているメタノール(350ml)の中へ溶液を注ぐことによっ
て単離した。次に、白色微粉末を濾過し、真空下80℃で一定の重量になるまで
乾燥させる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0063】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量1.86gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w6,600、Mn3,000および多分散度2.21になることがわかった。
【0064】 実施例13 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、12.1ppmの水分および乾燥トルエン(4.01g)を含む脱気し
たα−メチルスチレン(10.00g,84.6mmol)を添加した。モノマ
ー中の水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次
に、モノマー溶液を含有する瓶に、開始剤を添加する前に−5℃に調節したアセ
トン浴に浸漬した。重合溶液(トルエン中に70重量%のAMS)の温度を使い
捨て熱電対の使用によって調節した。モノマー溶液が−5℃に達したならば、ジ
クロロエタン(0.5ml)中に溶かしたトリフェニルメチルテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレート(1.7mg,1.8μmol)の溶液を添加し
た。最初の発熱量が観察された後、得られた溶液をポリマー溶液の温度が−5℃
に低下するまで、−5℃に維持したアセトン浴中で撹拌した。得られたポリマー
溶液をテトラヒドロフラン(5ml)で希釈し、次に、ポリマーを素早く撹拌し
ているメタノール(350ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによって単離し
た。次に、白色微粉末を濾過し、真空下80℃で一定の重量になるまで乾燥させ
る前に、過剰のメタノールで洗った。
【0065】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量3.81gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w14,200、Mn3,600および多分散度3.94になることがわかった
【0066】 実施例14 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、5.3ppmの水分および乾燥トルエン(22.25g)を含む脱気し
たα−メチルスチレン(15.04g,127mmol)を添加した。モノマー
中の水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。その
後、ジクロロエタン(0.63μmol)中にトリフェニルメチルテトラキス(
ペンタフルオロフェニル)ボレートを含有する1.00mg/mlの溶液0.5
8mlを添加した。重合溶液(トルエン中の40重量%AMS)を周囲温度(2
2℃)で、30分間撹拌した。形成され、得られたポリマーを、次に素早く撹拌
しているメタノール(500ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによって単離
した。次に、白色微粉末を濾過し、真空下80℃で一定の重量になるまで乾燥さ
せる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0067】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量4.96gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w1,400、Mn670および多分散度1.99になることがわかった。
【0068】 実施例15 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、5.3ppmの水分および乾燥トルエン(22.50g)を含む脱気し
たα−メチルスチレン(14.94g,126mmol)を添加した。モノマー
中の水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。その
後、ジクロロエタン(0.26μmol)中にトリフェニルメチルテトラキス(
ペンタフルオロフェニル)ボレートを含有する1.00mg/mlの溶液0.2
4mlを添加した。重合溶液(トルエン中の40重量%AMS)を周囲温度(2
2℃)で、30分間撹拌した。形成され、得られたポリマーを、次に素早く撹拌
しているメタノール(500ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによって単離
した。次に、白色微粉末を濾過し、真空下80℃で一定の重量になるまで乾燥さ
せる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0069】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量1.18gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w3,300、Mn1,700多分散度1.92になることがわかった。
【0070】 実施例16 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、5.3ppmの水分および乾燥トルエン(22.37g)を含む脱気し
たα−メチルスチレン(15.08g,128mmol)を添加した。モノマー
中の水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。その
後、ジクロロエタン(0.17μmol)中にトリフェニルメチルテトラキス(
ペンタフルオロフェニル)ボレートを含有する1.00mg/mlの溶液0.1
6mlを添加した。重合溶液(トルエン中の40重量%AMS)を周囲温度(2
2℃)で、30分間撹拌した。形成され、得られたポリマーを、次に素早く撹拌
しているメタノール(500ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによって単離
した。次に、白色微粉末を濾過し、真空下80℃で一定の重量になるまで乾燥さ
せる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0071】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量0.89gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w3,600、Mn1,800および多分散度1.97になることがわかった。
【0072】 実施例17 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、5.3ppmの水分および乾燥トルエン(22.47g)を含む脱気し
たα−メチルスチレン(15.00g,127mmol)を添加した。モノマー
中の水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。その
後、ジクロロエタン(0.13μmol)中にトリフェニルメチルテトラキス(
ペンタフルオロフェニル)ボレートを含有する1.00mg/mlの溶液0.1
2mlを添加した。重合溶液(トルエン中の40重量%AMS)を周囲温度(2
2℃)で、30分間撹拌した。形成され、得られたポリマーを、次に素早く撹拌
しているメタノール(500ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによって単離
した。次に、白色微粉末を濾過し、真空下80℃で一定の重量になるまで乾燥さ
せる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0073】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量0.23gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w3,800、Mn1,900および多分散度2.03になることがわかった。
【0074】 実施例18 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした100mlのガラス製
血清瓶に、13.7ppmの水分と無水シクロヘキサン(50.91g)を含む
脱気したα−メチルスチレン(11.07g,93.7mmol)を添加した。
モノマー中の水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定し
た。次に、モノマー溶液(シクロヘキサン中に20重量%)を含有する瓶に、開
始剤を添加する前に0℃の氷浴に浸漬した。重合溶液の温度を使い捨て熱電対の
使用によって調節した。急速に撹拌しているモノマー溶液が0℃に達したならば
、ジクロロエタン中のトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル
)ボレート(2.73mg/mlの原液の0.28ml,0.83μmol)を
添加した。重合混合物を0℃で120分間撹拌した。形成され、得られたポリマ
ーを、次に素早く撹拌しているメタノール(500ml)の中へシクロヘキサン
溶液を注ぐことによって単離した。次に、白色微粉末を濾過し、過剰のメタノー
ルで洗った。次に、白色微粉末を真空下80℃で乾燥させる前に、過剰のメタノ
ールで洗った。
【0075】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量10.22gであった
。分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、
Mw3,300、Mn650および多分散度5.06になることがわかった。
【0076】 実施例19 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、13.7ppmの水分と乾燥ヘキサン(20.55g)を含む脱気した
α−メチルスチレン(5.03g,42.6mmol)を添加した。モノマー中
の水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次に、
モノマー溶液(ヘキサン中に20重量%)を含有する瓶に、開始剤を添加する前
に0℃の氷浴に浸漬した。重合溶液の温度を使い捨て熱電対の使用によって調節
した。急速に撹拌しているモノマー溶液が0℃に達したならば、ジクロロエタン
中のトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(2.
73mg/mlの原液の0.14ml,0.41μmol)を添加した。重合混
合物を0℃で120分間撹拌した。沈殿し、得られたポリマーを、次に濾過によ
って集め、過剰のメタノールで洗った。次に、白色微粉末を真空下80℃で乾燥
させる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0077】 乾燥したα−メチルスチレンポリマーは、重量2.52gであった。分子量を
(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、Mw5,6
00、Mn1,800および多分散度3.10になることがわかった。
【0078】 実施例20 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、13.7ppmの水分と乾燥ヘキサン(20.62g)を含む脱気した
α−メチルスチレン(5.31g,44.9mmol)を添加した。モノマー中
の水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次に、
モノマー溶液(ヘキサン中に20重量%)を含有する瓶に、開始剤を添加する前
に0℃の氷浴に浸漬した。重合溶液の温度を使い捨て熱電対の使用によって調節
した。急速に撹拌しているモノマー溶液が0℃に達したならば、ジクロロエタン
中のトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(2.
73mg/mlの原液の0.08ml,0.24μmol)を添加した。重合混
合物を0℃で120分間撹拌した。沈殿し、得られたポリマーを、次に濾過によ
って集め、過剰のメタノールで洗った。次に、白色微粉末を真空下80℃で乾燥
させる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0079】 乾燥したα−メチルスチレンポリマーは、重量2.54gであった。分子量を
(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、Mw9,0
00、Mn3,100および多分散度2.93になることがわかった。
【0080】 比較例1 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、3.0ppmの水分と乾燥トルエン(5.02g)を含む脱気したα−
メチルスチレン(10.04g,85.0mmol)を添加した。モノマー中の
水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次に、モ
ノマー溶液を含有する瓶を、開始剤を添加する前に−35℃に調節したアセトン
浴中に浸漬した。重合溶液の温度を使い捨て熱電対の使用によって調節した。モ
ノマー溶液が−35℃に達したならば、ジクロロエタン(0.5ml)中に溶か
したトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(1.
6mg,1.7μmol)を添加した。最初の発熱量が観察された後、得られた
溶液をポリマー溶液の温度が−35℃に低下するまで、−35℃に維持したアセ
トン浴中で撹拌した。得られたポリマー溶液をテトラヒドロフラン(5ml)で
希釈し、次に、得られたポリマーを素早く撹拌しているメタノール(500ml
)の中へトルエン溶液を注ぐことによって単離した。次に、白色微粉末を濾過し
、真空下80℃で一定の重量になるまで乾燥させる前に、過剰のメタノールで洗
った。
【0081】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量8.81gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w57,700、Mn10,200および多分散度5.64になることがわかっ
た。
【0082】 比較例2 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、12.1ppmの水分と乾燥トルエン(4.13g)を含む脱気したα
−メチルスチレン(10.19g,86.2mmol)を添加した。モノマー中
の水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次に、
モノマー溶液を含有する瓶を、開始剤を添加する前に−35℃に調節したアセト
ン浴中に浸漬した。その後、ジクロロエタン(0.5ml)中に溶かしたトリフ
ェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(1.6mg,1
.7μmol)の溶液を添加した。得られた溶液を−35℃に維持したアセトン
浴中で60分間撹拌した。得られたポリマー溶液をテトラヒドロフラン(5ml
)で希釈し、次に、ポリマーを素早く撹拌しているメタノール(350ml)の
中へトルエン溶液を注ぐことによって単離した。次に、白色微粉末を濾過し、真
空下80℃で一定の重量になるまで乾燥させる前に、過剰のメタノールで洗った
【0083】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量9.89gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w51,300、Mn9,800および多分散度5.24になることがわかった
【0084】 比較例3 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、12.1ppmの水分と乾燥トルエン(3.89g)を含む脱気したα
−メチルスチレン(9.84g,83.3mmol)を添加した。モノマー中の
水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次に、モ
ノマー溶液を含有する瓶を、開始剤を添加する前に−25℃に調節したアセトン
浴中に浸漬した。重合溶液の温度を使い捨て熱電対の使用によって調節した。モ
ノマー溶液が−25℃に達したならば、ジクロロエタン(0.5ml)中に溶か
したトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(1.
5mg,1.6μmol)を添加した。最初の発熱量が観察された後、得られた
溶液をポリマー溶液の温度が−25℃に低下するまで、−25℃に維持したアセ
トン浴中で撹拌した。得られたポリマー溶液をテトラヒドロフラン(5ml)で
希釈し、次に、ポリマーを素早く撹拌しているメタノール(350ml)の中へ
トルエン溶液を注ぐことによって単離した。次に、白色微粉末を濾過し、真空下
80℃で一定の重量になるまで乾燥させる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0085】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量8.98gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w34,600、Mn7,400および多分散度4.66になることがわかった
【0086】 比較例4 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした100mlのガラス製
血清瓶に、4.9ppmの水分と乾燥トルエン(41.36g)を含む脱気した
α−メチルスチレン(10.24g,86.7mmol)を添加した。モノマー
中の水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次に
、モノマー溶液を含有する瓶を、開始剤を添加する前に−20℃に調節したアセ
トン浴中に浸漬した。重合溶液の温度を使い捨て熱電対の使用によって調節した
。モノマー溶液が−20℃に達したならば、ジクロロエタン(0.5ml)中に
溶かしたトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(
0.3mg,0.33μmol)の溶液を添加した。重合混合物を−20℃に維
持しながら120分間撹拌した。形成され、得られたポリマーを、次に、素早く
撹拌しているメタノール(500ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによって
単離した。次に、白色微粉末を濾過し、真空下80℃で一定の重量になるまで乾
燥させる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0087】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量3.22gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w23,700、Mn7,400および多分散度3.19になることがわかった
【0088】 比較例5 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、4.9ppmの水分と乾燥トルエン(22.81g)を含む脱気したα
−メチルスチレン(5.03g,42.6mmol)を添加した。モノマー中の
水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次に、モ
ノマー溶液を含有する瓶を、開始剤を添加する前に−55℃に調節したアセトン
浴中に浸漬した。重合溶液の温度を使い捨て熱電対の使用によって調節した。モ
ノマー溶液が−55℃に達したならば、ジクロロエタン(0.5ml)中に溶か
したトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(0.
8mg,0.87μmol)の溶液を添加した。重合混合物を−55℃に維持し
ながら120分間撹拌した。形成され、得られたポリマーを、次に、素早く撹拌
しているメタノール(500ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによって単離
した。次に、白色微粉末を濾過し、真空下80℃で一定の重量になるまで乾燥さ
せる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0089】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量1.86gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w150,500、Mn33,600および多分散度4.47になることがわか
った。
【0090】 比較例6 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、4.9ppmの水分と乾燥トルエン(8.63g)を含む脱気したα−
メチルスチレン(5.74g,48.6mmol)を添加した。モノマー中の水
の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次に、モノ
マー溶液を含有する瓶を、開始剤を添加する前に−20℃に調節したアセトン浴
中に浸漬した。重合溶液の温度を使い捨て熱電対の使用によって調節した。モノ
マー溶液が−20℃に達したならば、ジクロロエタン(0.5ml)中に溶かし
たトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(1.0
mg,1.08μmol)を添加した。重合混合物を−20℃に維持しながら1
20分間撹拌した。形成され、得られたポリマーを、次に、素早く撹拌している
メタノール(500ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによって単離した。次
に、白色微粉末を濾過し、真空下80℃で一定の重量になるまで乾燥させる前に
、過剰のメタノールで洗った。
【0091】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量5.65gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w31,700、Mn7,500および多分散度4.22になることがわかった
【0092】 比較例7 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、4.9ppmの水分と乾燥トルエン(12.63g)を含む脱気したα
−メチルスチレン(5.36g,45.3mmol)を添加した。モノマー中の
水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次に、モ
ノマー溶液を含有する瓶を、開始剤を添加する前に−40℃に調節したアセトン
浴中に浸漬した。重合溶液の温度を使い捨て熱電対の使用によって調節した。モ
ノマー溶液が−40℃に達したならば、ジクロロエタン(0.5ml)中に溶か
したトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(0.
4mg,0.43μmol)を添加した。重合混合物を−40℃に維持しながら
120分間撹拌した。形成され、得られたポリマーを、次に、素早く撹拌してい
るメタノール(500ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによって単離した。
次に、白色微粉末を濾過し、真空下80℃で一定の重量になるまで乾燥させる前
に、過剰のメタノールで洗った。
【0093】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量5.06gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w152,200、Mn44,500および多分散度3.42になることがわか
った。
【0094】 比較例8 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、4.9ppmの水分と乾燥トルエン(12.58g)を含む脱気したα
−メチルスチレン(5.41g,45.8mmol)を添加した。モノマー中の
水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次に、モ
ノマー溶液を含有する瓶を、開始剤を添加する前に−40℃に調節したアセトン
浴中に浸漬した。重合溶液の温度を使い捨て熱電対の使用によって調節した。モ
ノマー溶液が−40℃に達したならば、ジクロロエタン(0.5ml)中に溶か
したトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(0.
4mg,0.43μmol)を添加した。重合混合物を−40℃に維持しながら
120分間撹拌した。形成され、得られたポリマーを、次に、素早く撹拌してい
るメタノール(500ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによって単離した。
次に、白色微粉末を濾過し、真空下80℃で一定の重量になるまで乾燥させる前
に、過剰のメタノールで洗った。
【0095】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量3.95gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w162,600、Mn72,300および多分散度2.25になることがわか
った。
【0096】 比較例9 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした100mlのガラス製
血清瓶に、脱気したα−メチルスチレン(16.08g,136mmol)およ
びトルエン(39.91g)を添加した。乾燥した全モノマー溶液は、カール・
フィッシャー・クーロン滴定によって決定した通り、6.0ppmの水を含んで
いた。次に、モノマー溶液を含有する瓶を、開始剤を添加する前に−35℃に調
節したアセトン浴中に浸漬した。重合溶液の温度を使い捨て熱電対の使用によっ
て調節した。モノマー溶液が−35℃に達したならば、ジクロロエタン(0.5
ml)中に溶かしたトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)
ボレート(1.0mg,1.08μmol)の溶液を添加した。重合混合物を−
20℃に維持しながら120分間撹拌した。形成され、得られたポリマーを、次
に、素早く撹拌しているメタノール(500ml)の中へトルエン溶液を注ぐこ
とによって単離した。次に、白色微粉末を濾過し、真空下80℃で一定の重量に
なるまで乾燥させる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0097】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量0.71gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w136,500、Mn58,100および多分散度2.35になることがわか
った。
【0098】 比較例10 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、7.0ppmの水分と乾燥トルエン(15.51g)を含む脱気したα
−メチルスチレン(10.31g,87.2mmol)を添加した。モノマー中
の水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次に、
モノマー溶液を含有する瓶を、開始剤を添加する前に−45℃に調節したアセト
ン浴中に浸漬した。重合溶液の温度を使い捨て熱電対の使用によって調節した。
モノマー溶液が−45℃に達したならば、ジクロロエタン中のトリフェニルメチ
ルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(0.98mg/mlの原液
の0.40ml,0.42μmol)を添加した。重合混合物を−45℃に維持
しながら120分間撹拌した。形成され、得られたポリマーを、次に、素早く撹
拌しているメタノール(500ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによって単
離した。次に、白色微粉末を濾過し、真空下80℃で一定の重量になるまで乾燥
させる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0099】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量1.34gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w188,600、Mn77,300および多分散度2.44になることがわか
った。
【0100】 比較例11 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、4.9ppmの水分と乾燥トルエン(15.94g)を含む脱気したα
−メチルスチレン(10.36g,87.7mmol)を添加した。モノマー中
の水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次に、
モノマー溶液を含有する瓶を、開始剤を添加する前に−55℃に調節したアセト
ン浴中に浸漬した。重合溶液の温度を使い捨て熱電対の使用によって調節した。
モノマー溶液が−55℃に達したならば、ジクロロエタン(0.5ml)中に溶
かしたトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート(0
.4mg,0.43μmol)を添加した。重合混合物を−55℃に維持しなが
ら120分間撹拌した。形成され、得られたポリマーを、次に、素早く撹拌して
いるメタノール(500ml)の中へトルエン溶液を注ぐことによって単離した
。次に、白色微粉末を濾過し、真空下80℃で一定の重量になるまで乾燥させる
前に、過剰のメタノールで洗った。
【0101】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量1.50gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w146,100、Mn49,600および多分散度2.95になることがわか
った。
【0102】 比較例12 マグネティック・スタラーバーを備え、隔膜シールした50mlのガラス製血
清瓶に、7.0ppmの水分と乾燥トルエン(14.86g)を含む脱気したα
−メチルスチレン(9.73g,82.3mmol)を添加した。モノマー中の
水の濃度は、カール・フィッシャー・クーロン滴定によって決定した。次に、モ
ノマー溶液を含有する瓶を、開始剤を添加する前に−20℃に調節したアセトン
浴中に浸漬した。重合溶液(トルエン中の40重量%AMS)の温度を使い捨て
熱電対の使用によって調節した。モノマー溶液が−20℃に達したならば、ジク
ロロエタン中のトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート(0.98mg/mlの原液の1.55ml,1.65μmol)を添加し
た。重合混合物を−40℃に維持しながら120分間撹拌した。形成され、得ら
れたポリマーを、次に、素早く撹拌しているメタノール(500ml)の中へト
ルエン溶液を注ぐことによって単離した。次に、白色微粉末を濾過し、真空下8
0℃で一定の重量になるまで乾燥させる前に、過剰のメタノールで洗った。
【0103】 乾燥した、白色のα−メチルスチレンポリマーは、重量8.21gであった。
分子量を(ポリスチレン基準に比較して)GPC法を用いて測定したところ、M
w23,400、Mn1,200および多分散度19.32になることがわかっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ブライアン・エム・キング アメリカ合衆国 テネシー州 37660 キ ングスポート、ジョン・ビー・デニス・ハ イウェイ 2601、アパートメント 109 Fターム(参考) 4J015 DA12 DA33 EA02 EA08 4J100 AB03P CA01 DA01 FA08 FA18 FA19 FA28 JA00 JA15

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 5,000(Mn)以下の分子量を有するα−メチルスチレ
    ンのオリゴマーを製造するための方法であって、 少なくとも−15℃の温度で式 [M][WCA] ここで、Mはリチウムまたは式C+(R1)(R2)(R3)ここでR1,R2およ
    びR3は独立に置換および非置換ヒドロカルビルラジカルを表わす、のカルボカ
    チオンであり、そしてWCAは弱配位ボレートアニオンを表わす、 の開始剤でα−メチルスチレンを反応させることを含む前記方法。
  2. 【請求項2】 R1,R2およびR3は独立に水素、置換および非置換の直線
    状および分岐状(C1〜C20)アルキル、(C5〜C10)シクロアルキル、(C6
    〜C14)アリール並びに(C7〜C24)アラルキルを表わす、但し、R1,R2
    よびR3の1つのみが水素を表わすことができるものとする、請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 R1,R2およびR3が独立にフェニル、ビフェニル、トリル
    およびキシリルである、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 R1,R2およびR3が各々フェニルである、請求項2に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 前記弱配位ボレートアニオンが、式 B(R43(R5) ここで、R4の各々は独立に置換アリールラジカル、ここで該置換基の少なく
    とも2つはフッ素、直線状および分岐状C1〜C20フルオロアルキル、フルオロ
    フェニル並びにこれらの組合せから選択される、を表わし、R5はR4と同じであ
    るか、または、水素、直線状若しくは分岐状C1〜C20アルキル、直線状若しく
    は分岐状C2〜C20アルケニル、C5〜C10シクロアルキル、C6〜C14アリール
    およびC7〜C24アラルキルである、 によって表わされる、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ボレートアニオンが、テトラキス(ペンタフルオロフェ
    ニル)ボレート、テトラキス(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニルボ
    レート、テトラキス(3,5−ジフルオロフェニル)ボレート、テトラキス(2
    ,3,4,5−テトラフルオロフェニル)ボレート、テトラキス(3,4,5,
    6−テトラフルオロフェニル)ボレート、テトラキス(3,4,5−トリフルオ
    ロフェニル)ボレート、メチルトリス(パーフルオロフェニル)ボレート、エチ
    ルトリス(パーフルオロフェニル)ボレート、フェニルトリス(パーフルオロフ
    ェニル)ボレートおよびテトラキス(パーフルオロビフェニル)ボレートから選
    択される、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記開始剤が、リチウムテトラキス(パーフルオロフェニル
    )ボレートおよびトリチルテトラキス(パーフルオロフェニル)ボレートから選
    択される、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記温度が約−15℃〜約35℃の範囲にある、請求項1に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記温度が約0℃〜約30℃の範囲にある、請求項8に記載
    の方法。
  10. 【請求項10】 前記温度が約5℃〜約25℃の範囲にある、請求項9に記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 単一成分開始剤に対するα−メチルスチレンモノマーの比
    が約2,000:1〜約1,000,000:1(モル対モル基準)の範囲にあ
    る、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 単一成分開始剤に対するα−メチルスチレンモノマーの比
    が約10,000:1〜約20,000:1(モル対モル基準)の範囲にある、
    請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 α−メチルスチレンが炭化水素または芳香族の希釈剤の存
    在下で前記開始剤で反応される、請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記希釈剤がベンゼン、トルエン、キシレン、クメン、プ
    ロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサンおよびシクロヘキサンから選択される、請
    求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 希釈剤がポリ(α−メチルスチレン)についての非溶媒で
    ある、請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記希釈剤が直線状または分岐状C3〜C6アルカンから選
    択される、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記反応がバルクで行われる、請求項1に記載の方法。
  18. 【請求項18】 約500〜約5,000(Mn)の範囲にある分子量を有
    するα−メチルスチレンのオリゴマーを製造するための方法であって、 テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、テトラキス(3,5−ビス
    (トリフルオロメチル)フェニルボレート、テトラキス(3,5−ジフルオロフ
    ェニル)ボレート、テトラキス(2,3,4,5−テトラフルオロフェニル)ボ
    レート、テトラキス(3,4,5,6−テトラフルオロフェニル)ボレート、テ
    トラキス(3,4,5−トリフルオロフェニル)ボレート、メチルトリス(パー
    フルオロフェニル)ボレート、エチルトリス(パーフルオロフェニル)ボレート
    、フェニルトリス(パーフルオロフェニル)ボレートおよびテトラキス(パーフ
    ルオロビフェニル)ボレートから選択されるボレートアニオンのリチウムまたは
    カルボカチオン塩から選択される開始剤で、約−15℃〜約35℃の温度範囲で
    、α−メチルスチレンモノマーを反応させることを含む前記方法。
  19. 【請求項19】 前記カルボカチオンが、式 C+(R1)(R2)(R3) ここでR1,R2およびR3は独立に置換および非置換ヒドロカルビルラジカル
    を表わす、 によって表わされる、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 R1,R2およびR3は独立に水素、置換および非置換の直
    線状および分岐状(C1〜C20)アルキル、(C5〜C10)シクロアルキル、(C 6 〜C14)アリール並びに(C7〜C24)アラルキルを表わす、但し、R1,R2
    よびR3の1つのみが水素を表わすことができるものとする、請求項19に記載
    の方法。
  21. 【請求項21】 R1,R2およびR3が独立にフェニル、ビフェニル、トリ
    ルおよびキシリルである、請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記カルボカチオンがトリフェニルカルベニウムである、
    請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記開始剤が、リチウムテトラキス(パーフルオロフェニ
    ル)ボレートまたはトリチルテトラキス(パーフルオロフェニル)ボレートから
    選択される、請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記反応が炭化水素または芳香族希釈剤から選択される希
    釈剤中で行われる、請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記希釈剤がベンゼン、トルエン、キシレン、クメン、プ
    ロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサンおよびシクロヘキサンから選択される、請
    求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 希釈剤がポリ(α−メチルスチレン)についての非溶媒で
    ある、請求項24に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記希釈剤が直線状または分岐状C3〜C6アルカンから選
    択される、請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記反応がバルクで行われる、請求項18に記載の方法。
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